JPS5928227B2 - 含ハロゲン樹脂用安定剤 - Google Patents

含ハロゲン樹脂用安定剤

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JPS5928227B2
JPS5928227B2 JP50052219A JP5221975A JPS5928227B2 JP S5928227 B2 JPS5928227 B2 JP S5928227B2 JP 50052219 A JP50052219 A JP 50052219A JP 5221975 A JP5221975 A JP 5221975A JP S5928227 B2 JPS5928227 B2 JP S5928227B2
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salts
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忠 松本
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KATSUTA KAKO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は含ハロゲン樹脂に対して有害金属を含まない新
しい安定剤を用いることにより、透明性、表面固着現象
(プレートアウト現象)、熱安定性の改良された低毒性
含ハロゲン樹脂安定化組成物を提供するとともに、上記
安定剤を有機溶剤に溶解することによりその貯蔵安定性
を著しく向上させることに成功したものである。
前記一般式を有するポリエトキシ燐酸は陰イオン界面活
性剤であり、従来含ハロゲン樹脂に対しては乳化重合法
および懸濁重合法に使用されているが、懸濁重合法にお
いては主たる添加剤ではなく、懸濁剤と称せられるポリ
ビニルアルコール等との併用である。
また、乳化重合法において使用される界面活性剤は乳化
剤と称されアニオン型、カチオン型、非イオン型が使用
されている。
この場合の界面活性剤は水と相溶しない塩化ビニルもし
くは塩化ビニル70%以上と30%以下の塩化ビニルと
共重合し得るエチレン系不飽和化合物と重合開始剤その
他を乳化せしめて重合反応を均質化させる目的のために
使用される。この乳化剤の残存は生成物である含ハロゲ
ン樹脂の熱、光に対する安定性を低下させるために乳化
剤は充分な水洗によつて除去される。含ハロゲン樹脂に
対して直接添加される界面活性剤の公知例は、滑剤とし
てのアルキレングリコール、グリセリンなどの多価アル
コールと脂肪酸との完全エステルまたは不完全エステル
であり、無滴剤もしくは防曇剤としてのスパン型、ツイ
ン型と称されるグリセリンモノ脂肪酸エステルもしくは
ゾルビタン不完全脂肪酸エステルで、これらの多くは非
イオン型であるがアニオン型、カチオン型も含まれる。
これらは滑剤、無滴剤もしくは防曇剤、静電防止剤、粘
度低下剤として夫々の性能を発揮するためのものであり
、アニオン型による安定化の例としては特公昭37−1
0571号があり、アルカリ性金属のアルキルおよびア
ルケニル硫酸塩またはスルホン酸塩が記載されているが
、この方法では後述する如く本発明の目的を達成できな
い。含ハロゲン樹脂製品の透明性を向上させる方法とし
ては、有機錫化合物からなる安定剤を主体として使用す
るか、もしくはこれを他の金属石鹸または金属塩安定剤
に少量追加して併用するほかに、金属石鹸または金属塩
安定剤と有機亜リン酸エステルを併用する手段が提案さ
れている。
本発明の第1の目的は無毒あるいは低毒性の含ハロゲン
樹脂用安定剤を提供するにある。
この目的のためには、アルカリ土類金属脂肪族カルボン
酸塩(以下Ca塩で説明する)とカルボン酸亜鉛との組
合わせ(以下Ca−Zn系という)が好適であるが、C
a−Zn系は相当するカドミウム゛、バリウムの脂肪酸
塩の組合わせ(以下Cd一Ba系という)に比し成形物
の透明性において劣るばかりでなく、加工に際して樹脂
組成物が装置の表面にプレートアウトを生ぜしめて長時
間運転を拒否し、または製品の外観を汚染する等商品価
値を著しく低下させる欠点を有している。
このプレートアウトは含ハロゲン樹脂加工業界において
、加工速度を低下せしめるだけでなく、ひいては加工の
停滞をももたらすことになるので極力回避されねばなら
ない。
従つて、低毒性のCa−Zn系安定剤の使用に当つては
透明性の改良とともに、プレートアウトの排除について
配慮しなければならない。
つぎに、樹脂の熱安定性についても、Ca−Zn系はC
d−Ba系に比して劣つている。
元来、Ca塩は熱安定性の向上に有効であるが、Ca−
Zn系においてCa成分を増加すると、プレートアウト
またはブルーミング現象、初期着色現象の増大を来たす
ので好ましくない。また、反面これらの欠点を除くため
にZn成分を増加するとプレートアウト、初期着色は改
善されるが熱安定性の低下を来たす。
.そしてCa−Zn系における成分の量比の調節はCd
−Ba系のそれに比して非常に難しい。有機亜燐酸エス
テルの添加は、Ca−Zn系の初期着色、熱安定性を向
上せしめるが、プレートアウトの改善は期待できない。
また、酸化防止剤も熱安定性を向上せしめるがプレート
アウト性の改良機能は有していない。プレートアウトの
改良の方法としてはステアリン酸のごとき遊離高級脂肪
酸、有機亜燐酸エステルの加水分解生成物、ステアリン
酸鉛、メチレンビスステアロアマイドなどの添加が提案
され実用化されているがこれらの中ステアリン酸鉛は有
害重金属を含まないという本発明の意図に反する。ステ
アリン酸は無毒あるいは低毒のCa−Zn系に使用され
てプレートアウト防止効果もあり透明性も改良されるし
、コストも安いがCa−Zn系は上述した欠点のほかに
ブルーム現象を起しやすい性質を有するのでその添加量
の調節は非常に難しい。
さらに液状の安定剤を得ようとする場合有効必要量のス
テアリン酸の溶解は中々困難であり、かりにペースト状
化しても粘度を上昇させてペースト状安定剤の秤量をさ
らに困難にさせてしまう。有機亜燐酸エステルの加水分
解生成物は、特公昭39−14514号によれば有機亜
燐酸エステルを含む含金属液状安定剤に極少量の水を滴
下することによつて有機亜燐酸エステルの加水分解生成
物を得ることによつて目的を達成している。しかしなが
らこの方法をCa−Zn系液状安定剤に適用するときは
、目的の有機亜燐酸エステルの加水分解生成物のみでな
く例えば他のカルシウム塩までも影響させて含ハロゲン
樹脂に対する熱安定効果を低減させるばかりでなく、さ
らにその液状安定剤の貯蔵安定性をも低下させてしまう
。本発明者らは上述した種々の欠点のすべてを改良すべ
く鋭意検討を重ねた結果、液状安定剤の貯蔵安定性を著
しく向上せしめ、透明性、プレートアウト、熱安定性の
改良された低毒あるいは無毒の含ハロゲン樹脂用安定剤
を提供することに成功した。
で示されるポリエトキシ燐酸およびアルカリ土類金属脂
肪族カルボン酸塩ならびにカルボン酸亜鉛を有機溶剤に
溶解してなる含ノ叩ゲン樹脂用液状安定剤を要旨とする
ものである。
本発明における上記ポリエトキシ燐酸は、他の安定剤成
分であるアルカリ土類金属脂肪族カルボン酸塩およびカ
ルボン酸亜鉛の液状化を補助するのみならずその貯蔵安
定性向上に寄与し、プレートアウトを低減し、透明性を
向上しかつ熱安定性を改良する有力な一成分であるが、
その使用量が0.01部より少ないときは、透明性、プ
レートアウト低減の効果が少なく、また0.5部をこえ
て使用するときは熱安定性を低下させるので上記範囲と
することが必要である。
用いられるポリエトキシ燐酸の代表例としては、イソま
たはn−オクチルオキシポリエトキシ燐酸、2−エチル
ヘキシルオキシポリエトキシ燐酸、ラウリルオキシポリ
エトキシ燐酸、トリデシルオキシポリエトキシ燐酸、ス
テアリルオキシポリエトキシ燐酸、オレイルオキシポリ
エトキシ燐酸、t−ブチルフエノキシポリエトキシ燐酸
、オクチルフエノキシポリエトキシ燐酸、ノニルフェノ
キシポリエトキシ燐酸、ジノニルフエノキシポリエトキ
シ燐酸、ドデシルフエノキシポリエトキシ燐酸、ジ一t
−ブチルフエノキシポリエトキシ燐酸、ジオクチルフエ
ノキシポリエトキシ燐酸、アミルフエノキシポリエトキ
シ燐酸などがあり、これらの製造法としては例えばノニ
ルフエノールにエチレンオキサイドを附加し、この反応
生成物に五酸化燐を反応させ製造する。これは特公昭3
8−12524号に開示されている。つぎに本発明にお
けるアルカリ土類金属脂肪族カルボン酸塩は、カルシウ
ム、マグネシウム、ストロンチウム、バリウムの脂肪族
カルボン酸塩で、酸性塩、中性塩、塩基性塩より撰択さ
れた1種または2種以上のアルカリ土類金属脂肪族カル
ボン酸塩を意味し、脂肪族カルボン酸の例としては、2
−エチルヘキソイン酸、特公昭45−32625号で示
されるネオ酸、ラウリン酸、ステアリン酸、リシノール
酸、ヒドロキシステアリン酸など炭素数6個乃至30個
の非置換、置換、飽和、不飽和の脂肪族カルボン酸で1
種に限定されるものではない。
また、カルボン酸亜鉛は、亜鉛の酸性塩、中性塩、塩基
性塩より撰択された1種または2種以上のカルボン酸亜
鉛塩であり、カルボン酸の例としては2−エチルヘキソ
イン酸、オクチル酸、イソオクチル酸、ネオ酸、ラウリ
ン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リシノール酸、
ヒドロキシステアリン酸、フエニルステアリン酸、安息
香酸、メチル安息香酸、t−ブチル安息香酸、桂皮酸、
サリチル酸、ナフテン酸、ピロリドンカルボン酸あるい
はロジン酸およびマロン酸、セバシン酸、フアゼライン
酸、アジピン酸、フタール酸などの二塩基酸と炭素数1
乃至18個の直鎖または側鎖の置換、非置換のアルキル
、アルコキシアルキル、合計炭素数5乃至18個のシク
ロアルキル、アリールアルキル、アリール、アルキルア
リールなどのセミエステル等がある。
またこれら以外のカルボン酸亜鉛としては、アクリル酸
、メタクリル酸の亜鉛塩およびこれらとビニルエーテル
、メチルメタクリレート、アクリロニトリル、スチレン
とのコーポリマ一等があり1種に限定されるものではな
い。これらアルカリ土類金属脂肪族カルボン酸塩および
カルボン酸亜鉛はその合計量が樹脂100重量部に対し
0.01重量部より少ないときは熱安定性への効果が少
なく、また2.0重量部より多く使用しても効果の増大
はみられない。
しかして両者の相対的比率は広い範囲にわたつて適宜撰
択されうるものである。
さらにアルカリ土類金属脂肪族カルボン酸塩およびカル
ボン酸亜鉛の合計量に対するポリエトキシ燐酸の比は1
:1が最高で、前者より多く使用してもそれ以上の効果
は期待できない。
本発明においては前記必要成分およびその他の添加剤を
有機溶剤例えば石油系溶剤、アルコール類、エーテル類
、アルコキシアルコール類等に溶解し液状安定剤組成物
とする。この液状安定剤組成物は後記実施例に示す如く
貯蔵安定性が著しく優秀で、これが本発明のすぐれた特
長の一つである。本発明の対象となる含ハロゲン樹脂と
しては、ポリ塩化ビニルならびに塩化ビニル70%以上
と30%以下の、塩化ビニルと共重合し得るモノマー、
例えばエチレン、プロピレンなどのオレフイン系不飽和
化合物、酢酸ビニル、ラウリン酸ビニル、メタクリル酸
メチルエステルなどの飽和酸ビニルエステル、不飽和酸
アルキルエステル、ラウリルビニルエーテルのごときア
ルキルビニルエーテル、マレイン酸、アクリロニトリル
、スチレン、メチルスチレン、塩化ビニリデン、フツ化
ビニリデンなどから撰択された1種または2種とのラン
ダム、グラフトまたはプロツク共重合物およびポリ塩化
ビニルと、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン、
メタクリル酸メチルエステル−ブタジエンスチレンなど
の三元ポリマー、塩素化ポリエチレン、エチレン一酢酸
ビニル共重合物等とのポリマーブレンドを含むものであ
る。また、ポリ塩化ビニルのアルコールなどによる後処
理物、後塩素化物もまた含まれる。本発明の含ハロゲン
樹脂用安定剤を用いる際にはフタール酸エステル系可塑
剤もしくはその他のエステル系可塑剤またはポリエステ
ル系可塑剤、リン酸エステル系可塑剤、塩素系可塑剤そ
の他の可塑剤、さらにエポキシ系化合物が用途に応じて
適宜単独または併用して使用できる。エポキシ系化合物
としては例えばエポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油
のごときエポキシ化植物油、ブチルエポキシステアレー
ト、オクチルエポキシステアレート、エポキシトール油
酸のブチル、n−オクチル、イソオクチルおよび2−エ
チルヘキシルエステル、エポキシステアリルエポキシス
テアレート、エポキシ化テトラヒドロフタール酸ジオク
チルエステル、エポキシ化シクロヘキサンジカルボン酸
ジステアリルのごときエポキシエステル、2・2−イソ
プロピリデンジフエノールとエピクロルヒドリンとの重
縮合物のごときエポキシ樹脂等がある。
また、本発明の目的を阻害しない限り、アルカリ土類金
属脂肪族カルボン酸塩以外のアルカリ土類金属有機酸塩
も併用できる。
このような有機酸の例としてはナフテン酸、アセト酢酸
エステルおよびその縮合物、安息香酸、メチル安息香酸
、tブチル安息香酸、桂皮酸、サリチル酸、ロジン酸、
オクチルフエノール、ノニルフエノール、tブチルフエ
ノール、さらにはマレイン酸、マロン酸、アジピン酸、
セバシン酸、アゼライン酸、フタール酸、シクロヘキサ
ンジカルボン酸などの2塩基酸の炭素数1乃至18個の
直鎖または側鎖、置換または非置換、飽和または不飽和
のアルコール、アルコキシアルコールの残基もしくは合
計炭素数が5乃至18個のシクロアルキル、アリールア
ルキル、アリール、アルキルアリールのヒドロキシ化合
物残基とのセミエステルなどがあり、その有機酸塩は酸
性塩、中性塩、塩基性塩、過塩基性硫化物も含まれその
1種または2種以上を適宜撰択使用して使用できる。リ
チウム、ナトリウム、カリウムのアルカリ金属カルボン
酸塩も本発明の目的を阻害しない限りにおいて使用でき
る。カルボン酸は前述した脂肪族カルボン酸、有機酸を
意味する。本発明の安定剤を用いるに際し、酸化防止剤
を併用することは含・・ロゲン樹脂の熱安定性を増大さ
せるので使用目的に応じて適宜使用できる。
これらの酸化防止剤にはヒンダートフエノール、アルキ
レンまたはアルキリデンを介して結合するポリ(アルキ
ルフエノール)、イオウを介して結合するポリ(アルキ
ルフエノール)などのフエノール誘導体を含むフエノー
ル系酸化防止剤、イオウを介して結合しているアルカン
酸およびそのアルキルエステル、例えばチオジプロピオ
ン酸ラウリルステアリル、チオジプロピオン酸ジラウリ
ルなどの含イオウ化合物があり、さらに次の一般式を有
する化合物が含まれる。(1) 〔R1、R2、R3はそれぞれ同一または異なるアルキ
ル、アリール、アルケニル、アルキルアリール、アルア
ルキル、シクロアルキル基、または次式(R1/.R′
7は水素、または同一か異なるC1〜4のアルキル基で
それらの異性体の基を含む。
R7はイオウ、またはC1〜4のアルキレン基でイソア
ルキレン基を含む。)の完全エステル化または水酸基を
残した残基、Aは酸素もしくはイオウでいずれか単独で
も良いし、酸素とイオウが任意に共存してもよい。
Aが酸素の場合R1、R2、R3の内任意の2つまでは
水素すもよい。〕(2) 〔R1、R2、R4、R6およびR7は同一または異な
る水素、アルキル、アリール、アルケニル、アルキルア
リール、アルアルキル、シクロアルキル基、R3および
R5はポリアルキレングリコ※ミ ール、アルキリデン
ビスフエノール、水添アルキリデンビスフエノールから
誘導された二価基、nは0〜15の整数〕(3) 或は 〔Rはアルキル、アリール、アルアルキル基および(
−CH2)NCOOR3R3はアルキル、アリール、ま
たはアルアルキル基、 nは1、2 qは2〜4 m1ま0〜8 R1およびR2はなしか水素、または低級アルキル基で
ある。
〕(4) 〔Rは2価の脂肪族炭化水素基または脂環族炭化水素ま
たは1個の酸素原子により中断されたアルキレン基であ
り、R1は炭素原子数1〜20のアルキル基である。
nは0または1〕 (5) 〔Rl,R2は同一かまたは異なる水素、アルキル、ア
リール、アルケニル、アルキルアリール、アルアルキル
、シクロアルキル、アルコキシアルキル基、Aは多価ア
ルコール残基を示す。
〕で表わされる有機亜燐酸エステルであり、これらの例
としては、トリフエニルホスフアイト、トリクレジルホ
スフアイト、トリイソオクチルホスフアイト、トリデシ
ルホスフアイト、トリ− 2 −エチルヘキシルホスフ
アイト、トリスノニルフエニルホスフアイト、トリ(オ
クチルフエニル)ホスフアイト、トリシクロヘキシルフ
エニルホスフアィト、トリスシクロヘキシルホスフアイ
ト、トリデシルチオホスフアイト、トリイソデシルチオ
ホスフアイト、フエニル・ジ一 2 −エチルヘキシル
ホスフアイト、フエニル・ジイソデシルホスフアイト、
フエニル・シンクロヘキシルホスファイト、フエニル・
ジイソオクチルホスフアイト、フエニル・ジ(トリデシ
ル)ホスフアイト、フエニル・ジーシクロヘキシルホス
フアイト、ジフエニル・イソオクチルホスフアイト、ジ
フエニル・2−エチルヘキシルホスフアイト、ジフエニ
ル・イソデシルホスフアイト、ジフエニル・シクロヘキ
シルフエニルホスフアイト、ジフエニル・トリデシルチ
オホスフアイト、ノニルフエニル・ジ(トリデシル)ホ
スフアイト、フエニル・P−ターシヤリーブチル・ドデ
シルホスフアイト、ジイソプロピルホスフアイト、モノ
イソプロピルホスフアイト、ジイソデシルホスフアイト
、ジイソオクチルホスフアイト、モノイソオクチルホス
フアイト、ジドデシルホスフアイト、モノドデシルホス
フアイト、モノフエニルホスフアイト、ジフエニルホス
フアイト、シンクロヘキシルホスファイト、モノシクロ
ヘキシルホスフアイト、シクロヘキシルフェニルホスフ
ァイト、モノジシクロヘキシルフエニルホスフアイト、
ジ(P−ターシヤリーブチルフエニル)ホスフアイト、
テトラ(トリデシル) −4・4’ −イソプロピリデ
ンジフエノールージホスフアイト、テトラ(トリデシル
)−4・4′−ブチリデンビス(2−ターシヤリーブチ
ル−5−メチルフエニル)ジホスフアイト、テトライソ
オクチル〔4・4′−チオビス(2−ターシヤリーブチ
ル5−メチルフエノ一ル)〕ジホスフアイト、テトラノ
ニルフエノ一ル−ポリプロピレングリコールージホスフ
アイト、テトラ(トリデシル)ジプロピレングリコール
ジホスフアィト、テトラトリデシル−4・4′−イソプ
ロピリデンシクロヘキシルジホスフアイト、ペンタキス
(ノニルフエニル)ビスポリプロピレングリコールトリ
ホスフアイト、ヘプタキス(ノニルフエニル)テトラキ
スポリプロピレングリコール)ぺンタホスフアイト、ヘ
プタキス(ノニルフエニル)テトラキス(ビスフエノ一
ルA)ぺンタホスフアイト、デカキス(ノニルフエニル
)ヘプタキス(ジプロピレングリコール)オクタホスフ
アイト、デカフエニルヘプタジプロピレングリコールオ
クタホスフアイト、テトラキス(イソオクトキシカルボ
メチレンチオ)1・2オキシカルボニルメチレンチオエ
チレンジホスフアイト、ジブトキシカルボエチレンチオ
(ぺンタエリスリトールテトラチオグリコール)ジホス
フアイト、ジイソオクトキシカルボメチレンチオ(ぺン
タエリスリトールテトラチオグリコール)ジホスフアイ
ト、テトラキス(メルカプトラウリル)1・2−ジメル
カプトーエチレンジホスフアイト、テトラキス(メルカ
プトラウリル)1・6−ジメルカプトヘキシレンジホス
フアイト、テトラキス(イルカプトラウリル)β・β7
−ジメルカプトーエチルエーテルジホスフアイト、ペン
タキス(ドデシルメルカプト)ビス(1・6−ヘキシレ
ンジメルカプト)トリホスフアイト、ジブチルペンタエ
リスリトールジホスフアイト、ジオクチルペンタエリス
リトールジホスフアイト、ジデシルペンタエリスリトー
ルジホスフアイト、ジオクタデシルペンタエリスリトー
ルジホスフアイト等があり1種または2種以上の使用も
差支えない。
他の安定剤、例えばモノまたはジ有機錫脂肪酸塩、モノ
またはジ有機錫マレート系、モノまたはジ有機錫メルカ
プタイド系化合物なども目的に応じて適宜使用できる。
本発明の含ハロゲン樹脂用安定剤に純有機安定化助剤と
称される有機化合物またはそれらの塩も安定化効果を更
に向上させるので併用し得る。この例としては2−フエ
ニルインドール、ジフエニルチオ尿素、セチルおよびス
テアリルβ−アミノクロトン酸エステル、1・3および
1・4−ブタンジオールビスβ−アミノクロトン酸エス
テル、チオジエチレングリコールビスβ−アミノクロト
ン酸エステル、硼酸エステル、あるいはアセチルアセト
ン、ジベンゾイルメタン、ベンゾイルアセトン等のβ−
ジケトンおよびその金属塩、アセト酢酸エステル、デヒ
ドロ酢酸又はそのエステルないしは金属塩、さらにぺン
タエリスリトール、マンニトール、ソルビトールなどの
多価アルコール、安息香酸、トルイル酸、桂皮酸、パラ
ターシヤリーブチル安息香酸、イソシアヌール酸の誘導
体例えばトリス(2−ヒドロキシエチル)シアヌレート
、トリフエニルシアヌレート、トリス(オクチルフエニ
ル)イソシアヌレート、トリス(オクチルフエニル)イ
ソシアヌレートなどがある。本発明の含ハロゲン樹脂用
安定剤と紫外線吸収剤を併用すれば耐候(光)性を向上
させうるので使用目的に応じて適宜単独または併用して
使用できる。
これらにはベンゾフエノン系、ベンゾトリアゾール系、
サリシレート系、シアノアクリレート系、各種の金属塩
または金属キレート特にニツケル、クロムの塩またはキ
レート類、トリアジン系などが含まれる。その他必要に
応じて、例えば通常使用される顔料、発泡剤、帯電防止
剤、防曇剤、滑剤、表面処理剤、難燃剤、螢光剤、防ば
い殺菌剤、プレートアウト防止剤、光劣化剤、加工助剤
、離型剤、粘度低下剤、補強剤などを包含させることが
できる。
つぎに実施例にもとづいて本発明を具体的に説明する。
上記組成物を約60℃の温度で混合して均一な透明液体
となし、常温で放置することによつて界面活性剤の可溶
化能を液性状態によつて調べた。
界面活性剤を添加しない時あるいは比較例で使用した界
面活性剤の多くは均一な液体になり得なかつた。78〕 実施例 2 配合 ポリ塩化ビニル樹脂(PlO5O) ジオクチルフタレート エポキシ化大豆油 下記配合組成物(1〜3) 100重量部 50〃 3 〃 3 〃 上記配合組成物を良く混合した後170℃で試験用混練
ロールにより5分間混練し厚さ0.6m77!の試,験
シートとしギヤー式老化試験機にて設定温度175゜C
で加熱老化させてその変色度を比較した。
またこのシート2枚を重ねて170゜C、100k9/
Cdの圧でプレスし1mmのプレス板としてその透明性
を比較した。その結果を表2に示す。亜鉛およびカルシ
ウム石鹸の単品は本発明の併用系より初期着色性が悪く
また熱安定性も劣つた。なお、実施例中に用いた評価の
数値は次表のとおりである。? 耐熱性 (変色度) 透明性 フν一トアウト 変色なし ガラス状透明 発生なし 微黄色 普通の透明 僅かにする 黄色 僅かに濁る 中程度 褐色 やや濁る ややはげしい 黒色 濁る はげしい 実施例2と同様な方法により−H記配合による変色度、
透明性を比較した。
この結果を表3に示す。上記組成物を良く混合した後1
50℃で試験用混練ロールにより5分間混練し、厚さ0
.871tmの試験シートとし、ギヤー式老化試験にて
設定温度175℃で加熱老化させその変色度を比較した
。またこのシート2枚を重ねて170℃、100kg/
Cdの圧で1.5m1のプレス板としその透明度を比較
した。試験結果を表4に示す。実施例 5 実施例3の配合にウオツチングレツド顔料を1.0重量
部含有するように混合した。
ロールからシートを取り出した後、チタンを含有するク
リーナー配合を実施例2と同一条件でロールにかけ、ロ
ール上にプレートアウトしたすべての顔料を被着し、ク
リーナー配合シートの赤い着色の程度により界面活性剤
のプレートアウトに及ぼす影響を評価した。試験結果を
表5に示す。実施例 6 実施例4の配合にウオツチングレツド顔料を1.0重量
部含有するように混合し実施例5と同様な方法でプレー
トアウト試験を行なつた。
試験結果を表5に示す。実施例 7 実施例1におけるネオ酸カルシウムの代りにオクチル酸
バリウムを、亜燐酸イソデシルの代りに亜燐酸モノ(ノ
ニルフエニル)ジ(トリデシル)を使用し実施例2およ
び実施例5と同様に変色度、透明性、プレートアウトを
比較した。
その結果を表6に示す。なお、貯蔵安定性については2
週間後において本発明に用いられた安定剤組成物には何
らの変化も見られなかつたが比較例ではいずれも白濁を
生じた。実施例 8 実施例1でネオ酸カルシウムの代りにオレイン酸カルシ
ウムを、塩基性オクチル酸亜鉛の代りにt−ブチル安息
香酸亜鉛を使用し実施例2および実施例5と同様な方法
によつて変色度、透明性およびプレートアウトを比較し
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔RO(C_2H_4O)_n_−_1C_2H_4O
    〕_mP(O)(OH)_3_−_mここに、Rは、ア
    ルキル、アルケニル、アルキルアリール基を、nは、2
    〜20を、 mは、1または2を表わす で示されるポリエトキシ燐酸およびアルカリ土類金属脂
    肪族カルボン酸塩ならびにカルボン酸亜鉛を有機溶剤に
    溶解してなる含ハロゲン樹脂用液状安定剤。
JP50052219A 1975-04-30 1975-04-30 含ハロゲン樹脂用安定剤 Expired JPS5928227B2 (ja)

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NL171815B (nl) * 1977-12-18 1982-12-16 Nautamix Bv Werkwijze ter bereiding van droge, poedervormige mengsels uit polyvinylchloride, glijmiddelen en stabilisatoren en werkwijze ter vervaardiging van voorwerpen daaruit.

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