JPS5928225A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS5928225A JPS5928225A JP57137331A JP13733182A JPS5928225A JP S5928225 A JPS5928225 A JP S5928225A JP 57137331 A JP57137331 A JP 57137331A JP 13733182 A JP13733182 A JP 13733182A JP S5928225 A JPS5928225 A JP S5928225A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- resin
- parts
- weight
- antistatic agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/73—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録媒体に係り、磁性層と支持体との間に
、特定の帯電防止剤を含む樹脂層を設けておくことによ
り、磁性層の耐剥離性に極めて優れたものとなり、かつ
磁気記録媒体の帯電性も少なく、ゴミやホコリ等が付着
しにくいものであり、さらには磁束密度や感度も良好な
ものとなる磁気記録媒体を提供することを目的とする。
、特定の帯電防止剤を含む樹脂層を設けておくことによ
り、磁性層の耐剥離性に極めて優れたものとなり、かつ
磁気記録媒体の帯電性も少なく、ゴミやホコリ等が付着
しにくいものであり、さらには磁束密度や感度も良好な
ものとなる磁気記録媒体を提供することを目的とする。
磁気テープ等の磁気記録媒体は、例えばポリエステルフ
ィルム等の支持体上に、磁性粉末、・くインダー、その
他各種の添加物の混合物よりなる磁性層が形成されたも
のであって、絶縁性のものが主体となって構成されてい
る。特に、磁性層中のγ−Ｆｅ２０３等の磁性粉は電気
抵抗が高いので、磁気テープの電気抵抗は高く、従って
磁気ヘッド、ガイドピン等との摩擦によって磁気テープ
には静電気が極めて帯電しやすく、ゴミ、ホコリ等が付
着しやすい。
ィルム等の支持体上に、磁性粉末、・くインダー、その
他各種の添加物の混合物よりなる磁性層が形成されたも
のであって、絶縁性のものが主体となって構成されてい
る。特に、磁性層中のγ−Ｆｅ２０３等の磁性粉は電気
抵抗が高いので、磁気テープの電気抵抗は高く、従って
磁気ヘッド、ガイドピン等との摩擦によって磁気テープ
には静電気が極めて帯電しやすく、ゴミ、ホコリ等が付
着しやすい。
そこで、アニオン、カチオン、非イオン、両性系の界面
活性剤又はカーボンを磁性層中に添加することが行なわ
れているが、磁性層中に界面活性剤等を含む磁気テープ
は、充分に満足できる帯電防止効果が得られず、かつ磁
束密度及び感度の低下があり、それ程望ましいものでは
ないのが現状である。
活性剤又はカーボンを磁性層中に添加することが行なわ
れているが、磁性層中に界面活性剤等を含む磁気テープ
は、充分に満足できる帯電防止効果が得られず、かつ磁
束密度及び感度の低下があり、それ程望ましいものでは
ないのが現状である。
本発明は上記欠点を除去したものであり、すなわち支持
体と磁性層との間に、特定の帯電防止剤を含む樹脂層を
設けておくことにより、磁束密度、感度の低下がほとん
どなく、かつ充分満足できる帯電防止効果があり、さら
には磁性層が剥離しにくいものとなることを見い出した
のである。
体と磁性層との間に、特定の帯電防止剤を含む樹脂層を
設けておくことにより、磁束密度、感度の低下がほとん
どなく、かつ充分満足できる帯電防止効果があり、さら
には磁性層が剥離しにくいものとなることを見い出した
のである。
本発明において用いられる帯電防止剤を含む樹脂層の樹
脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ア
クリル樹脂、ニトリルゴム、ブチラール樹脂等が望まし
いものであって、例えば日本ポリウレタン社のＮ−２３
０４、東洋紡績社のバイロン２００，３００、日本ゼオ
ン社のハイカー１４３２Ｊ 。
脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ア
クリル樹脂、ニトリルゴム、ブチラール樹脂等が望まし
いものであって、例えば日本ポリウレタン社のＮ−２３
０４、東洋紡績社のバイロン２００，３００、日本ゼオ
ン社のハイカー１４３２Ｊ 。
セキスイ社のエスレックＢ等がある。
そして、このような樹脂を、例えばトルエン、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサノン等の有機溶剤で溶解した
溶液中に、所定量の特定の帯電防止剤を添加し、均一に
混合した後、この帯電防止剤及び樹脂を含む溶液をグラ
ビア塗布等の塗布手段によって、乾燥厚が０１〜１．０
μｍ程度となるよう支持体上に塗布し、乾燥後、磁性粉
末、バインダー、その他各種の添加剤を含む磁性塗料を
常法によって塗布し、磁性層を設けるのである。
チルケトン、シクロヘキサノン等の有機溶剤で溶解した
溶液中に、所定量の特定の帯電防止剤を添加し、均一に
混合した後、この帯電防止剤及び樹脂を含む溶液をグラ
ビア塗布等の塗布手段によって、乾燥厚が０１〜１．０
μｍ程度となるよう支持体上に塗布し、乾燥後、磁性粉
末、バインダー、その他各種の添加剤を含む磁性塗料を
常法によって塗布し、磁性層を設けるのである。
伺、支持体上に設けた特定の帯電防止剤を含む樹脂層上
に設ける磁性層の成分については特に制限があるわけで
はなく、磁性粉末としては例えばγ−Ｆｅ２０３、Ｆｅ
３Ｏ４、Ｏｏ含有γ−Ｆｅ２ｏ３、メタル等が用いられ
、又、バインダーとしては例えば塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリウレタン樹脂
、ニトロセルロース、エポキシ樹脂等が用いられ、又、
磁性塗料の有機溶剤としては例えばトルエン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノ
ン、テトラヒドロフラン等が用いられる。
に設ける磁性層の成分については特に制限があるわけで
はなく、磁性粉末としては例えばγ−Ｆｅ２０３、Ｆｅ
３Ｏ４、Ｏｏ含有γ−Ｆｅ２ｏ３、メタル等が用いられ
、又、バインダーとしては例えば塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリウレタン樹脂
、ニトロセルロース、エポキシ樹脂等が用いられ、又、
磁性塗料の有機溶剤としては例えばトルエン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノ
ン、テトラヒドロフラン等が用いられる。
以下、本発明に係る磁気記録媒体の具体的な実施例を幾
つか述べる。
つか述べる。
実施例１
アミン塩（ライオン油脂社のエソばン’ｒ／１２）２０
重量部、メチルエチルケトン、トルエン及ヒメチルイソ
ブチルケトンの混合溶剤５００重量部、ポリウレタンニ
ジストマー１００重量部を、均一に混合溶解した後、こ
の溶液を、例えばポリエステルフィルム等の支持体上に
塗布し、乾燥後、さらにその上に磁性塗料を塗布し、カ
レンダー処理した後、約５５℃で約２０時間加熱し、所
定ｌ］にスリットして例えばビデオテープレコーダ用の
磁気テープを得る。
重量部、メチルエチルケトン、トルエン及ヒメチルイソ
ブチルケトンの混合溶剤５００重量部、ポリウレタンニ
ジストマー１００重量部を、均一に混合溶解した後、こ
の溶液を、例えばポリエステルフィルム等の支持体上に
塗布し、乾燥後、さらにその上に磁性塗料を塗布し、カ
レンダー処理した後、約５５℃で約２０時間加熱し、所
定ｌ］にスリットして例えばビデオテープレコーダ用の
磁気テープを得る。
実施例２
アルギルエステル型帯電防止剤（日本乳化剤社のＮｅｗ
ｃｏｌ １５０ ） １８重量部、メチルエチルケトン
、トルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５０
０重量部、ポリウレタンエラストマー１００重ｉ部の混
合溶液を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得
る。
ｃｏｌ １５０ ） １８重量部、メチルエチルケトン
、トルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５０
０重量部、ポリウレタンエラストマー１００重ｉ部の混
合溶液を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得
る。
実施例３
アルキルエーテル型帯電防止剤（丸菱油化工業社の工Ｉ
Ｊ ミナＮ）１８重量部、メチルエチルケトン、トルエ
ン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重量部
、ポリウレタンエラストマー１００重量部の混合溶液を
用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
Ｊ ミナＮ）１８重量部、メチルエチルケトン、トルエ
ン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重量部
、ポリウレタンエラストマー１００重量部の混合溶液を
用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
実施例４
アルキルスルホネート（バイエル社の５ｔａｔｅｘａｎ
ＫＩ）２０重量部、メチルエチルケトン、トルエン及び
メチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重量部、ポリ
ウレタンニジストマー１００重量部の混合溶液を用いて
、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
ＫＩ）２０重量部、メチルエチルケトン、トルエン及び
メチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重量部、ポリ
ウレタンニジストマー１００重量部の混合溶液を用いて
、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
実施例５
アルキルホスフェート（第１工業製薬社のニレノンＮ［
Ｌ１９’Ｍ ） ２２重量部、メチルエチルケトン、ト
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重
量部、ポリウレタンエラストマー１００重を部の混合溶
液を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
Ｌ１９’Ｍ ） ２２重量部、メチルエチルケトン、ト
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重
量部、ポリウレタンエラストマー１００重を部の混合溶
液を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
実施例６
第４級アンモニウム塩（アメリカンシアナミド社の０Ａ
ＴＡＮＡＯ５Ｎ）１８重量部、メチルエチルケトン、ト
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重
量部、ポリウレタンニジストマー１００重量部の混合溶
液を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
ＴＡＮＡＯ５Ｎ）１８重量部、メチルエチルケトン、ト
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重
量部、ポリウレタンニジストマー１００重量部の混合溶
液を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
実施例７
ソルヒタン誘導体（東邦化学社のツルポン５）２０重量
部、メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブチ
ルケトン５００重量部、ポリウレタンエラストマー１０
０重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様にして磁
気テープを得る。
部、メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブチ
ルケトン５００重量部、ポリウレタンエラストマー１０
０重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様にして磁
気テープを得る。
実施例８
ベタイン型帯電防止剤（日本乳化剤社のチクスツールＲ
２）１５重量部、メチルエテルケトン、トルエン及びメ
チルイソブチルケトンの混合溶剤５００重量部、ポリウ
レタンエラストマ−１ｏｏ重量部の混合溶液を用いて、
実施例１と同様にして磁気テープを得る。
２）１５重量部、メチルエテルケトン、トルエン及びメ
チルイソブチルケトンの混合溶剤５００重量部、ポリウ
レタンエラストマ−１ｏｏ重量部の混合溶液を用いて、
実施例１と同様にして磁気テープを得る。
実施例９
イミダシリン型帯電防止剤（ライオン油脂社のＩＪ ホ
ミンＬＨ） １５重量部、メチルエチルケトン、トルエ
ン及びメチルイソブチルケトンの混合ｍ剤５００重量部
、ポリウレタンエラストマー１００重量部の混合溶液を
用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
ミンＬＨ） １５重量部、メチルエチルケトン、トルエ
ン及びメチルイソブチルケトンの混合ｍ剤５００重量部
、ポリウレタンエラストマー１００重量部の混合溶液を
用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
実施例１０
アばン塩（ライオン油脂社のエソミンＴ／１２）８重量
部、アルキルホスフェート（第１工業製薬社のニレノン
Ｎα１９Ｍ ） ８重量部、メチルエチルケトン、トル
エン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重量
部、ポリウレタンエラストマー１００重量部の混合溶液
を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
部、アルキルホスフェート（第１工業製薬社のニレノン
Ｎα１９Ｍ ） ８重量部、メチルエチルケトン、トル
エン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重量
部、ポリウレタンエラストマー１００重量部の混合溶液
を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
実施例１１
アルキルエーテル型帯電防止剤（丸菱油化工業社のエリ
ミナＮ）１０重量部、第４級アンモニウム塩（アメリカ
ンシアナミド社の０ＡＴＡ、ＮＡＯ５Ｎ）１０重量部、
メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケ
トンの混合溶剤５００重量部、ポリウレタンエラストマ
ー１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様に
して磁気テープを得る。
ミナＮ）１０重量部、第４級アンモニウム塩（アメリカ
ンシアナミド社の０ＡＴＡ、ＮＡＯ５Ｎ）１０重量部、
メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケ
トンの混合溶剤５００重量部、ポリウレタンエラストマ
ー１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様に
して磁気テープを得る。
実施例１２
アルキルスルホネート（バイエル社の５ｔａｔｅｘａｎ
ＫＩ）３重量部、第４級アンモニウム塩（アメリカンシ
アナミド社の０ＡＴＡＮＡＯ５Ｎ）１５重量部、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体１００重
量部、メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブ
チルケトンの混合溶剤５００重量部の混合溶液を用いて
、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
ＫＩ）３重量部、第４級アンモニウム塩（アメリカンシ
アナミド社の０ＡＴＡＮＡＯ５Ｎ）１５重量部、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体１００重
量部、メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブ
チルケトンの混合溶剤５００重量部の混合溶液を用いて
、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
実施例１３
第４級アンモニウム塩（アメリカンシアナミド社の０Ａ
ＴＡＮＡＯ５Ｎ）２０重量部、メチルエチルケトン、ト
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重
量部、ポリエステル樹脂１００重量部の混合溶液を用い
て、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
ＴＡＮＡＯ５Ｎ）２０重量部、メチルエチルケトン、ト
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重
量部、ポリエステル樹脂１００重量部の混合溶液を用い
て、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
比較例１
実施例１においてアミン塩を含むポリウレタンニジスト
マ一層を設けず、ポリエステルフィルム等の支持体上に
直接磁性塗料を塗布して、磁気テープを得る。
マ一層を設けず、ポリエステルフィルム等の支持体上に
直接磁性塗料を塗布して、磁気テープを得る。
比較例２
カーボンブラック２０重量部、メチルエチルケトン、ト
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重
量部、ポリウレタンニジストマー１００重量部の混合溶
液を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重
量部、ポリウレタンニジストマー１００重量部の混合溶
液を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
比較例３
カーボンブラック２０重量部、メチルエチルケトン、ト
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重
量部、ポリエステル樹脂１００重量部の混合溶液を用い
て、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤５００重
量部、ポリエステル樹脂１００重量部の混合溶液を用い
て、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
上記のようにして得られた磁気テープについて、その帯
電防止効果（温度２５℃、湿度４０％にて測定、帯電圧
（Ｖ）、半減期（秒）、初朋と５０回繰り返し走行後の
静摩擦係数（μ、））、及び磁性層の耐剥離性（磁性層
表面に粘着テープを貼り付け、はがす時の耐久度）を測
定すると、表に示す通りである。
電防止効果（温度２５℃、湿度４０％にて測定、帯電圧
（Ｖ）、半減期（秒）、初朋と５０回繰り返し走行後の
静摩擦係数（μ、））、及び磁性層の耐剥離性（磁性層
表面に粘着テープを貼り付け、はがす時の耐久度）を測
定すると、表に示す通りである。
（１１）
上記の結果かられかるように、本発明に係る磁気テープ
は、湿度４０係といったように静電気の発生しやすい環
境下において用いても、帯電圧は５７０〜６２０Ｖと低
く、かつ半減期も１０〜１５秒と短かく、さらには初期
のμＳと５０回の繰り返し走行後のμＳとの間にはそれ
程差がなく、磁気テープは繰り返し走行によってもほと
んど悪影響が起きないのに対ｌ〜、比較例の磁気テープ
は、帯電圧が１０５０〜１１００ Ｖと高く、かつ半減
期も１６０〜２５０秒と長く、さらには５０回繰り返し
走行後のμＳは初期のμＳに比べて著しく大きくなって
おり、従って比較例の磁気テープは、テープ走行時にお
ける磁気ヘッド、ガイドピン等との摺接によって静電気
が発生しやすく、帯電現象が起きやすく、ゴミ、ホコリ
等を付着しやすいものであるのに対し、本願発明の磁気
テープは、テープ走行時における磁気ヘッド、ガイドピ
ン等との摺接によっても帯電現象は起きにくく、ゴミ、
ホコリ等を付着しにくいものであり、さらには走行性も
良好なものであることがわかる。
は、湿度４０係といったように静電気の発生しやすい環
境下において用いても、帯電圧は５７０〜６２０Ｖと低
く、かつ半減期も１０〜１５秒と短かく、さらには初期
のμＳと５０回の繰り返し走行後のμＳとの間にはそれ
程差がなく、磁気テープは繰り返し走行によってもほと
んど悪影響が起きないのに対ｌ〜、比較例の磁気テープ
は、帯電圧が１０５０〜１１００ Ｖと高く、かつ半減
期も１６０〜２５０秒と長く、さらには５０回繰り返し
走行後のμＳは初期のμＳに比べて著しく大きくなって
おり、従って比較例の磁気テープは、テープ走行時にお
ける磁気ヘッド、ガイドピン等との摺接によって静電気
が発生しやすく、帯電現象が起きやすく、ゴミ、ホコリ
等を付着しやすいものであるのに対し、本願発明の磁気
テープは、テープ走行時における磁気ヘッド、ガイドピ
ン等との摺接によっても帯電現象は起きにくく、ゴミ、
ホコリ等を付着しにくいものであり、さらには走行性も
良好なものであることがわかる。
（１２）
又、本発明の磁気テープは、アミン塩等の帯電防止剤を
磁性層中に添加しているものでは々いので、磁束密度の
低下、さらには感度の低下といった磁気特性の劣下もな
く、極めて優れたものである。
磁性層中に添加しているものでは々いので、磁束密度の
低下、さらには感度の低下といった磁気特性の劣下もな
く、極めて優れたものである。
又、本発明の磁気テープは、支持体と磁性層との間に、
アミン塩等の帯電防止剤を含むパインダーツ層を設けて
いるので、磁性層の耐久性に優れており、すなわち磁性
塗膜が極めて剥れにくいものとなっている。
アミン塩等の帯電防止剤を含むパインダーツ層を設けて
いるので、磁性層の耐久性に優れており、すなわち磁性
塗膜が極めて剥れにくいものとなっている。
伺、上記実施例において、帯電防止剤を含むバインダー
樹脂の層には、コロネートＬ（日本ポリウレタン製）等
のポリイソシア坏−１・等を加えていないものであるが
、このようなインシアネート系硬化剤を５〜１００重量
部加えておき、帯電防止剤、バインダー、硬化剤、溶剤
の混合溶液を塗布後、５５℃程度で２４〜７２時間加温
した後、磁性塗料を塗布して磁気テープを得るようにし
てもよい。
樹脂の層には、コロネートＬ（日本ポリウレタン製）等
のポリイソシア坏−１・等を加えていないものであるが
、このようなインシアネート系硬化剤を５〜１００重量
部加えておき、帯電防止剤、バインダー、硬化剤、溶剤
の混合溶液を塗布後、５５℃程度で２４〜７２時間加温
した後、磁性塗料を塗布して磁気テープを得るようにし
てもよい。
又、このような帯電防止剤は、磁性層と支持体との間の
層に介在させられるものであるが、磁性層中に含まれて
いる磁性粉１００重量部に対して約３〜４０重量部あれ
ば帯電防止効果は充分にあり、又、このような帯電防止
剤を含む樹脂層が約０１〜１．０μｍ厚あれば磁性層の
耐剥離強度も充分に大きく、磁性層の剥離の起きにくい
ものである。
層に介在させられるものであるが、磁性層中に含まれて
いる磁性粉１００重量部に対して約３〜４０重量部あれ
ば帯電防止効果は充分にあり、又、このような帯電防止
剤を含む樹脂層が約０１〜１．０μｍ厚あれば磁性層の
耐剥離強度も充分に大きく、磁性層の剥離の起きにくい
ものである。
Claims (1)
- 磁性層と支持体との間に、アミン塩、アルキルエステル
型、アルキルエーテル型、アルキルスルホネート、アル
キルホスフェート、第４級アンモニウム塩、ソルビタン
誘導体、ベタイン型、又はイミダシリン型の帯電防止剤
の少なくとも一種類を含む樹脂層を設けたことを特徴と
する磁気記録媒体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57137331A JPS5928225A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 磁気記録媒体 |
| DE19833328595 DE3328595A1 (de) | 1982-08-09 | 1983-08-08 | Magnetaufzeichnungsmaterial |
| US06/904,842 US4664975A (en) | 1982-08-09 | 1986-09-05 | Magnetic recording media comprising an antistatic agent-containing resin layer provided between a support and a magnetic recording layer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57137331A JPS5928225A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5928225A true JPS5928225A (ja) | 1984-02-14 |
Family
ID=15196159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57137331A Pending JPS5928225A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928225A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59175024A (ja) * | 1983-03-23 | 1984-10-03 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
| JPS61204827A (ja) * | 1985-03-06 | 1986-09-10 | Tdk Corp | 磁気記録媒体用ベ−スフイルムおよび磁気記録媒体 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53116113A (en) * | 1977-03-18 | 1978-10-11 | Hitachi Maxell | Undercoating agent for magnetic recording medium |
| JPS5528520A (en) * | 1978-08-17 | 1980-02-29 | Tdk Corp | Magnetic recording medium |
| JPS5760536A (en) * | 1980-09-29 | 1982-04-12 | Victor Co Of Japan Ltd | Magnetic recording medium |
-
1982
- 1982-08-09 JP JP57137331A patent/JPS5928225A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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