JPS5928087A - 回転形圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば、冷蔵庫や空気調和機等に組込まれる
２圧縮装置を備えた回転展圧縮機に関する。

〔発明の技術的背景〕

一般に、回転展圧縮機の回転軸には、ロータ部が一体的
に研削仕上されているけれども、２圧縮装置を備えたも
のにおいては、両方の圧縮装置を組立てるためには電動
機回転子の軸装着孔をロータ部の外接円（外径用こ相当
するように大きく穿設することを余儀なくされるため、
電動機の出力効率を低下させるおそれがある。

又一方、予め、回転軸の中間部を２分割しておき、組立
時、２分割された回転軸の両者を接合して一体化するこ
とも考えられるけれども、継ぎ部の加工及び組立に難点
がある。

第１図及び第２図は、従来の単一の圧縮装置を備えたロ
ーラピストンタイプの回転展圧縮機であって、この圧縮
機は、主軸受ａに電動機すの回転子Ｃと一体をなす回転
軸ｄを回転自在に軸装し、この回転子Ｃの外がゎに上記
電動機すの回定子ｅを配設し、他方、上記回転軸ｄの一
端部に、この回転軸ｄと一体のロータ部ｆを成形し、こ
のロータ部ｆｌこローラｇを嵌装し、とのローラｇの外
周がわに位置し、しかも、上記主軸受ａの一１１１ｔｌ
　ｌこシリンダーｈを設け、このシリンダーｈの傍らに
副軸受１を上記回転軸ｄの端部を支承するように付設し
たものである。

従って、上記電動機ｂ＃こ通電して回転子Ｃを回転する
ことにより、この回転子Ｃと一体の回転軸ｄが共に回転
するから、この回転軸ｄのロータ部ｆは、上記ローラｇ
と共に偏心回転して、このローラｇとこのローラｇの外
周にばねｊで圧接するブレードにとの共働作用で上記シ
リンダーｈの吸込口ｌから流入した冷媒を圧縮して吐出
口（図示されず）から加圧した状態で冷凍サイクルへ圧
送されて仕事をするようになっている。

〔背景技術の問題点〕

しかしながら、上述した単一の圧縮装置を備えた回転膨
圧縮機は、回転軸ｄに１個のロータ部ｆを設けている関
係上、２組の圧縮装置を１台の電動機の両側に配設した
とき、組立が面倒であると共に、回転のアンバランスを
生じて運転効率を低下させるおそれがある。

〔発明の目的〕

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、２圧縮装置を備えた圧縮機において、回転の均衡を維
持し易く組立るようζこすると共に、併せて、運転効率
の向上を図ることを目的とする冷媒圧縮機を提供するも
のである。

〔発明の概要〕

本発明は、２圧縮装置を備えた圧縮機において、この圧
縮機の回転軸に一方のロータ部を一体に成形し、他方の
ロータ部を上記回転軸とは別体に成形し、組立時、上記
他方のロータ部を上記回転軸ζこ均衡を保持するように
して軸着して構成したものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を図示の一実Ｍｉ例について説明する。

第３図及び嬉４図において、符号１は、主軸受であって
、この主軸受１には、電動機２の回転子３と一体をなす
回転軸４が回転自在１こ軸装されており、この回転子３
の外がわζこは、上記電動機２の固定子２５が配設され
ている。他方、上記回転軸４の中程１こは、この回転軸
４と一体をなすロータ部５が成形されており、このロー
タ部５にはローラ６が嵌装されている。又、このローラ
６の外がわに位置し、しかも、上記主軸受１の一側には
、シリンダー７が設けられており、このシリンダー７の
傍には、中間軸受８が上記回転軸４を支承するようにし
て付設されている。さらに、この中間軸受８の外がわに
位置する上記回転軸４ζこは、この回転軸４とは別体に
成形されたロータ部９が組立時に軸着するようにして設
けられており、このロータ部９にはローラ１０が嵌装さ
れている。さらに又、このローラ１０の外がわに位置し
、しかも、上記中間軸受８の一側には上記シリンダー７
と同形等大のシリンダー１１が設けられており、このシ
リンダーＩＩの肪らζこは、副軸受１２が上記回転軸４
の一端部を支承するようにして付設されている。

従って、本発明は、電動機２の回転軸４上に圧縮装置Ｉ
・…を並設したものであり、この２圧縮装置■・■を組
立てる場合には、最初に、上記主軸受１４Ｃ％動機２の
回転軸４を軸装し、しかる後、この回転軸４のロータ部
５と上記シリンダー７との間の位置決めを行い、しかる
後、上記シリンダー７を固定する。次に、上記回転軸４
に中間軸受８を挿入して、これを所定の位置に保持する
。さらに、上記回転軸４に別体１こ成形されたロータ部
９を圧入して軸着し、このロータ部９にローラ１０を嵌
装する。しかして前述したシリンダー７と同様に、上記
ロータ部９とシリンダー１１との間の位置決めを行い、
しかる後、上記シリンダー１１を固定し、このシリンダ
ーＩＩの一側に副軸受１２を添設して、この副軸受１２
に上記回転軸４を軸装するようになっている。

このように、本発明の他方のロータ部９は、回転軸４と
別体に成形しであるから、組立が容易となる。

次に、第５図及び第６図に示される実施例は、本発明の
他の実施例であって、これは、一対の主軸受１，１にｔ
＠機２の回転軸４を回転自在に軸装し、この回転軸４の
両端部に第６図に示すローラピストンタイプの圧縮装置
１−ＨＯ）谷ロータ部５（！：９を設けたものであって
、この圧縮装置Ｍ、　Ｉの一方のロータ部５を回転軸４
と一体的に成形し、他方のロータ部９は、回転子３の回
転軸４に軸着した後に、圧入して軸着するようにしたも
のである。

なお、第６図中、Ｒ’Ｆ号１３は、冷媒の吸込［」であ
り、シリンダー７で圧縮された冷媒は吐出口１４から連
管を通して隣設する圧縮装置−１１へ移送され、こＮで
さらに加圧された峰、冷凍り゛イクル（図示されず）へ
送出されるようζこな−）　’（’おり、上記ローラ６
の外周にはブレード１５が伸張性のばね１６のり１ｐ力
によって、圧接され７ている。

また、第６図に示すローラビスＩ・ンタイブに代えて第
７図に示されるスライディングベーンタイプの圧縮装置
Ｉ′・■′を有するもの１ども本発明１ま適用できる。

これは、ロータ６′に複数の）゛レードＧ （ベーン）梼を傾斜し°Ｃ挿入したもの−ごある。さら
に、圧縮装置の一方をローラピストンタイプ、他方をス
ライディングベーンタイプとしても良ｌ／）。

次に、第８図に示される実施例は、本発明の他の実施例
であって、これは、鴎５図１こ示される実力１！１例の
他の変形例であり、低圧側の圧縮装置Ｉを回転軸４の一
側に設置し、この低圧側（７−）ｌ五縮装置逍Ｉで加圧
された冷媒を高圧側の圧縮装置■ζこ高圧側吸込口１５
を通して供給し、さらζこ、この高圧４Ｊｌの圧縮装置
■で加圧されたＲｕを高圧側吐出口１４から冷凍→ノ°
イクルヘ供給するようにしノこものである。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれは、２圧縮装置夏弓を備
えた圧ａ機において、この圧＋ｆＪ　４ｉｋの回転軸に
一方のロータ部５を一体に成形し、他方のロータ部９を
上記回転軸４（！：は別体に成形し、組立時、上記他方
のロータ部９を上記回転軸４１こ軸着するように構成し
たものであるから、回転のバランスを組立時に調整し易
くすることができると共に、運転効率を向上することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の回転展圧縮機の断面図、第２図は、第
１図中の鎖線Ａ−Ａに沿う拡大断面図、第３図は、本発
明による回転展圧縮機の断面図、第４図は、第３図中の
鎖線Ｂ−Ｂに沿う断面図、第５図乃至第８図は、本発明
の他の実施例を示す各図である。 １・・・主軸受、２・・・Ｘ動機、３・・・回転子、４
・・・回転軸、５・・・ロータ部、６・・・ローラ、７
・・・シリンダー、８・・・中間軸受、９・・・ロータ
部、］０・・・ローラ、１１・・・シリンダー、１２・
・・副軸受。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．２圧縮装置を備えた圧縮機において、この圧縮機の
   回転軸１こ一方のロータ部を一体に成形し、他方のロー
   タ部を上記回転軸とは別体に成形し、組立時、上記他方
   のロータ部を上記回転軸に軸着したことを特徴とする回
   転展圧縮機。 ２、回転軸の両端部に設けられるロータ部の一方を、電
   動機の回転子を軸着した後に圧入して軸着するよう１こ
   したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の回転
   展圧縮機。 ３、電動機の回転軸の片がわに２圧縮装置を設け、上記
   電動機から遠い側の圧縮装置のロータ部を、中間軸受を
   挿入した後、上記回転軸に軸着するようにしたことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の回転展圧縮機。