JPS592798Y2 - ミシンキヤビネツト - Google Patents

ミシンキヤビネツト

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Publication number
JPS592798Y2
JPS592798Y2 JP13274578U JP13274578U JPS592798Y2 JP S592798 Y2 JPS592798 Y2 JP S592798Y2 JP 13274578 U JP13274578 U JP 13274578U JP 13274578 U JP13274578 U JP 13274578U JP S592798 Y2 JPS592798 Y2 JP S592798Y2
Authority
JP
Japan
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plate
legs
sewing machine
leg
table board
Prior art date
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Application number
JP13274578U
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JPS5548495U (ja
Inventor
真守 大野村
幹芳 飯田
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はミシンの格納及び縫製作業に使用するミシン
キャビネットに関するものであって、その目的とすると
ころはキャビネジ1〜本体の天板を側方へ突出させ、そ
の突出部には前記天板と同一平面を形成する使用位置と
、そこから垂下される不使用位置とに配置可能なテーブ
ル板を螺着し、そのテーブル板の使用状態においてはテ
ーブル板の開放端を支持し不使用状態においては垂下位
置にあるテーブル板とキャビネット本体との間に配置さ
れる脚体を設けることもに、脚体とキャビネット本体と
を連結する連結板を折畳み可能に設け、さらに脚体の移
動を案内する案内手段を設けることにより、脚体の移動
操作を円滑に行うことができてテーブル板の使用状態ま
たは不使用状態へのセットを容易に行い得るとともに、
その使用状態に確実に保持でき、そしてその使用状態に
おいては広い作業平面と足置き空間を確保して作業を能
率よく行うことができ、また不使用状態においては体裁
よくコンパクトにし得て保管に便利なものとなるミシン
キャビネットを提供することにある。
以下、この考案を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明すると、図面中1はキャビネット本体、2はそのキ
ャビネット本体1の両側面を形成する側板、3は第3図
に示すように、同じく後面を形成する後側板である。
4はミシンの頭部等を格納するために、キャビネット本
体1の下部に前方側へ開口するように設けられた下部収
納部であつて、第5図及び第6図に示すように、その底
部位置には前記両側板2の下端間にスライド可能に支持
されて前面開放部から突出可能な載置板5が設けられ、
この載置板5に前記ミシン頭部が載置されて下部収納枠
4内に格納されるようになっている。
6は下部収納部4の前面開放部を開閉する扉である。
7はキャビネット本体1の底面後部両側に取付固定され
た一対の車輪、8は同じ、くキャビネット本体1の底面
前部に固定された支持脚である。
9は前記載置板5の前端部下面に固定された車輪であっ
て、載置板5の出し入れにともなって床面上を転動する
10は載置板5の後端に立設固定された規制板であって
、ミシンの頭部が載置板5の後端から落ちないようにす
るためのものである。
11は前記下部収納部4の上部に設けられたひき出しで
あって、小物等を収納するためのものである。
12は第3図、第5図及び第6図に示すように、前記両
側板2の中央上端部間に固定された隔壁板、13はその
隔壁板12の後側に設けられた上部収納部であって、前
記隔壁板12の下端に配設された底板14と前記隔壁板
12、両側板2及び後側板3によって上方側へ開口する
ように形成され、縫製用部品、アイロン等を収納し得る
ようになっている。
15は一方の側板2の上端に固定金具16によって固定
されたテーブル支持板であって、前記キャビネット本体
1の天板の一部を構威し、その一側が前記側板2の左側
方へ突出している。
17は前記テーブル支持板15とともにキャビネット本
体1の天板を構成するように設けられた摺動板であって
、常にテーブル支持板15と同一平面を形成し、第1図
及び第2図に示すように、前記上部収納部13の上方開
口部を覆う閉塞位置と、その上面開口を開放するととも
にキャビネット本体1の手前側に突出して物品載置面を
形成する開放位置とに摺動可能である。
18.19は第5図〜第7図に示すように、前記摺動板
17の両側下面に固定された案内レールであって、一方
の案内レール18は側板2の内側面に形成した案内溝2
0に嵌入され、他方の案内レール19は前記テーブル支
持板15の下面に固定した案内部材21の案内溝22に
嵌入されていて、摺動板17の摺動を案内するようにな
っている。
また案内部材21の案内溝22前端には規制面22 a
が形成されていて、摺動板17が上部収納部13の上面
を完全開放した位置に摺動配置されると前記案内レール
19がその規制面22 aに係合して摺動板17のそれ
以上の前方摺動を阻止するようになっている。
23は第3図に示すように、左右両側の縦枠部23a、
23bと前後両側の横枠部23 C,23dによりほぼ
四角枠状に形成され、それらの内部にT形の桟23 e
を配設してなるテーブル支持枠であって、第5図及び第
8図に示すように、前記右方の縦枠部23 aが前記テ
ーブル支持板15の突出した一側部下面に適数個の蝶番
24で連結されて、水平位置と、そこから垂下した位置
との間を回動可能である。
25は前記テーブル支持枠23の上面前端右側寄りに固
定されるとともに、第9図及び第10図に示すように、
フリーアーム形ポータプルミシンMを載置するための載
置部を構成する載置板であって、第1図に示すように、
テーブル支持枠23が水平に位置した時前記テーブル支
持板15の上面と同一平面を形成するようになっている
なお、フリーアーム型ポータプルミシンMは実開昭51
11859号公報に示されるように筒状の下方アームM
3を備えるとともに、その下方アームM3の加工品支持
面M1を拡張するようにその下方アームに近接して支持
された加工品支持板(補助板)M2を備えている。
この加工品支持板M2はミシンがフリーアーム型ミシン
として使用される時には下方アームM3の下方に移動さ
れて支持されるようになっている。
26は前記載置板25の左側において、第11図及び第
12図に示すように、テーブル支持枠23の前方横枠部
23 Cに蝶番27によって取付けられた前側袖板であ
って、第1図及び第4図に示すように、載置板25の上
面と同一平面を形成する倒伏位置と、前記横枠部23
Cの前端から上方へ斜状する起立する起立位置とに回動
配置されるようになっている。
なお、この前側袖板26及び載置板25、テーブル支持
板15、摺動板17の前端は下方へ円弧状に垂下るよう
に形成されており、前側袖板26が前記倒伏位置にある
時には、それらの前端は連続するようになっている。
また、第3図、第11図及び第12図に示すように、前
記蝶番27は前方横枠部23Cの左側上面に形成した凹
部28に固定されていて、その蝶番27と前側袖板2.
6の下面とが干渉しないようになっている。
29は前記前側袖板26及び載置板25の後方に配置さ
れた平面はぼL形状をなす上側袖板であって、第11図
及び第12図に示すように、前方突出部29 aの前端
が前側袖板26の後端にヒンジ結合され、前側袖板26
が倒伏位置にある時には第9図に示すように前記ケーブ
ル支持枠23上の下方位置に配置されて、前側袖板26
、前記載置板25及びテーブル支持板15と連続した同
一平面を形成し、また前側袖板26が起立位置にある時
には上方水平位置に配置されて、載置板25に載置され
たフリーアーム型ミシンMの加工品支持面M1と同一平
面を形成するとともに、前方突出部29 a及び後方突
出部29 bがそれぞれ加工品支持面M1の後端縁及び
左端縁と連続するようになっている。
そして、この上側袖板29、前記前側袖板26、載置板
25及びテーブル支持枠23によってテーブル板30が
構成されている。
31は第11図及び第12図に示すように、前記前側袖
板26と上側袖板29とを連結する蝶番であって、その
一対の固定片31 aがそれぞれ前側袖板25及び上側
袖板29の下面に固定され、連結軸32が両袖板26.
29間の間隙内に位置するように両回定片31 aを上
方へ折曲げて形成されており、上側袖板29が前記上方
位置に配置されるとともに、前側袖板26が起立位置に
配置された時にはその両回定片31 aが互いに係合し
て上側袖板29のそれ以上の上方移動及び前側袖板26
の起立回動が阻止されるようになっている。
33.34はそれぞれ前側袖板26の後端面及び上側袖
板29の前端面に固定された掩蓋部材であって、それら
の上端にはそれぞれ両袖板26,29の上面と同一面を
有する延出部33 a 、34 aが一体形成されると
ともに、一方の延出部33 aの先端には前記蝶番31
の軸部を覆う円弧状部33 bが形成されていて、両袖
板26,29が同一水平面を形成している時には前記両
延出部33 a 、34 aの先端が互いに係合して両
袖板26,29の上面を連続させ、また上側袖板29が
上方位置にある時には前記円弧状部33 bが両延出部
33 a34 a間の間隙を塞ぐようになっている。
35は第13図、第14図及び第15図に示すように、
その上下両端に軸36で連結した固定片37がそれぞれ
上側袖板29の下面及びテーブル支持枠23の桟23
e上面に固定された左右一対の回動板であって、前側袖
板26の上下の前記蝶番31.27間の間隔とほは゛同
じ長さになっている。
従って、この回動板35、上側袖板29、前側袖板27
及びテーブル支持枠23によってそのテーブル支持板2
3を固定節とした4節リンクが構成されており、この回
動板35及び前側袖板26が可動節として左右いずれか
に回動することにより、上側袖板29を上方又は下方へ
移動させることができる。
また、下側の前記固定片37は前記柱23 eに形成し
た凹部38の底面に固定されていて、上側袖板29が下
方位置に配置された時に、その上側袖板29と固定片3
7とが干渉しないようになっている。
39は第15図に示すように、上部側の前記連結軸36
と下部側の固定片37先端に形成した掛止部40との間
に張設されたスプリングである。
そして、上側袖板29が下方位置から若干上動した位置
において、下部側の連結軸36と前記掛止部40とを結
ぶ線上に上部の前記連結軸36が位置し、上側袖板29
がその位置から上方へ移動されると、その上側袖板29
は前記スプリング39によって上方移動方向へ付勢され
、また上側袖板29が下方へ移動されると、その上側板
29はスプリング39によって下方移動方向へ付勢され
る。
なお、上側袖板29が下方位置に配置されてスプリング
39が回動板35にほぼ平行に沿った時、そのスプリン
グ39の伸張が妨害されないように、両回定片38には
透溝41が、回動板35には凹部42が、そして桟23
eの前記凹部38には、下部固定片38の透溝41と
対応するように溝状の四部43がそれぞれ形成されてい
る。
44は第13図及び第14図に示すように、前側袖板2
6と前記回動板35との間において、テーブル支持枠2
3の左方の縦枠部23 b下面に固定された断面はぼ逆
行形の案内具であって、その両垂直部44 aには中間
部を下方へ切下げるとともに、両端を斜伏にした長溝4
5が前後方向に透設されている。
46は第14図及び第16図に示すように、基端部にお
いて上側袖板29の下面に固定した取付筒47に回動可
能に支持されたクランク状をなす作動レバーであって、
その外端部が前記長溝45に前後動可能に支持されてい
る。
そして、この実施例では上側袖板29が下方作置に配置
されるとともに、前側袖板26が倒伏位置に配置された
時には、作動レバー45は倒伏してその外端部が長溝4
5の前端に位置し、また上側袖板29が上方位置に配置
されるとともに、前側袖板25が起立位置に配置された
時には作動レバー46は直立してその外端部が長溝45
の後端に位置するようになっている。
48は第16図に示すように、前記作動レバー46の外
端部に形成したねじ部46 aに螺合されたナツトであ
って、その外周には作動レバー46を移動操作するため
のハンドル49が固定されている。
50は前記案内具44の両垂直部44 a間において、
作動レバー46の小径部46 bに取付けられた締付リ
ングであって、前記ハンドル49を回動操作して前記ナ
ツト48を回動することによりそのナツト48と協働し
て一方の垂直部44 aを締付け、作動レバー46をそ
の締付位置で1定できるようになっている。
51は第17図に示すように、前記テーブル支持枠23
の後方横枠部23 d下面に固定した支持金具52によ
って回動可能に支持された補助レバーであって、テーブ
ル支持枠23外方の一端部にはハンドル部51 aが折
曲形成されるとともに、他端部にはほぼ逆U字形の圧接
部51 bが形成され、その圧接部51 bには摩擦係
数の大きな柔軟性材よりなる係合筒53が取付けられて
いて、前記ハンドル部51 aを回動操作して前記圧接
部51 bを起立回動させることにより、前記係合筒5
3が上方位置にある上側袖板29の下面に圧接係合して
、その上側袖板29を上方位置で補助的に保持し得るよ
うになっている。
54はテーブル支持枠23の左方縦枠部23 b下面に
固定した後述の脚受け60の側面に突設された受板であ
って、上側袖板29が下方位置にある時に、前記補助レ
バー51のハンドル部51 aを受けてその補助レバー
51をほぼ水平状態で保持し得るようになっている。
55は前記テーブル支持板15の突出部下方位置と、水
平位置にあるテーブル支持枠23の左方縦枠部23 b
下方作置との間を移動配置可能に設けられた脚体であっ
て、前後一対の脚56.57の上下間に補強枠58.5
9を設けて構成されている。
60は左方縦枠部23 bの下面前後位置に固定された
一対の脚受けであって、第19図に示すように、前記脚
体55がその縦枠部23 bの下方位置に配置された時
に脚体55の上部側の前記補強枠58を係合し得るよう
になっている。
従って、脚体55をテーブル支持板15の下方位置に配
置してテーブル支持枠23を垂下させれば、その脚体5
5をテーブル支持枠23とキャビネット本体1の側板2
との間に配置でき、またテーブル支持枠23を水平にし
て脚体55を前記縦枠部23 bの下方位置に配置し、
前記脚受け60を脚体55の上部に係合させると、その
脚体55がテーブル支持枠23、すなわちテーブル板3
0の脚になって、テーブル板30をその開放端の前後位
置で下方から水平状態に保持することができる。
61.62は前部脚56及び後部脚57の下端にそれぞ
れ取付けられた車輪であって、後部の車輪62はその向
きを自在に変えられるようになっている。
63は第19図及び第21図に示すように、前記後部脚
57の上端に形成した挿入孔64に挿入され、スプリン
グ65によって上方へ付勢された突出片であって、その
上端部に形成された小径の案内部63 aが前記テーブ
ル支持枠23の後方横枠部23d下面及びテーブル支持
板15の下面に固定された案内板66に連続するように
形成された案内溝67内を脚体55の移動にともなって
移動されるようになっており、これにより、脚体55の
使用位置と不使用位置との間の移動をテーブル支持枠2
3の下面を外れないように最短距離をもって行ない得る
ようになっている。
68は前記突出片63が挿入孔64から離脱しないよう
にするための固定板である。
なお、前部脚56は脚体55を移動させる時にテーブル
支持枠23と衝突しないように後部脚57より若干短く
なっている。
70は第18図〜第20図に示すように、キャビネット
本体1の前記側板2後端上部及び前記面補強枠58.5
9間における後部脚57の前面に蝶番71゜72によっ
てそれぞれ取付けた連結片70 aを蝶番73によって
互いに連結して構成された連結板であって、脚体55を
テーブル板30を支持する位置に配置した時には伸張さ
れ、また脚体55をテーブル支持板15の突出部下面位
置に配置した時には連結片70 aが互いに重合されて
前部脚56と後部脚57との間に折畳み配置されるよう
になっている。
なお、前記蝶番72は、第18図に示すように2個の枢
軸72 a 、72 bを持っているものである。
次に、このように構成されたミシンキャビネットの作用
を説明する。
さて、第2図及び第5図は脚体55を不使用位置に配置
してテーブル板30を垂下させたそのテーブル板30の
不使用状態を示すものである。
この状態からテーブル板30を使用状態にするには、テ
ーブル板30を上方へ回動させ、脚体55をその連結板
70を拡げながら外方へ移動してその上部補強枠58上
にテーブル支持枠23の開放端側下面に設けられた脚受
け60を係合させる。
この場合、後部脚57上端の突出片63がテーブル支持
枠23及び案内板66下面の案内溝67内を移動するの
で、脚体55をテーブル支持枠23の下面位置から外れ
ることなく最短距離を移動させることができる。
従って、第1図に示すように、テーブル板30は脚体5
5によってキャビネット本体1の天板と同一平面を形成
する位置で安定して保持されて、そのテーブル板30と
キャビネット本体1の天板とで大きな作業平面が形成さ
れ、裁断、アイロンかけ等の作業を能率よく行なうこと
ができる。
次に、載置板25にフリーアーム型ポータプルミシンM
を載置して通常の縫製作業を行なうには、第14図に示
すように、上側袖板29を若干持上げて回動板35を回
動させた後、スプリング39の付勢力により前側袖板2
6を斜状に起立させるとともに、上側袖板29をミシン
Mの加工品支持面M1と同一高さに配置させ、ミシンM
の加工品支持面M1の後端及び左側端と上側袖板29の
前方突出部29a及び後方突出部29 bとを連通させ
る。
そして、作動レバー46のハンドル49を回動させて、
ナツト48と締付リング50とで案内具44の垂直部4
4aを締付け、その作動レバー46及び両袖板26.2
9を固定し、さらに補助レバー51を上方へ回動させて
その補助レバー51に取付けられた係合筒53を上側・
袖板29の下面に圧接係合させる。
従って、加工品支持面M1が実質的に拡大されたことに
なり、加工布が大きなものでも布送りを円滑に行なうこ
とができて縫製を容易に行ない得る。
また、第9図に示すように、ミシンMの加工品支持板M
2を下方へ折畳んで下方アームM3をフリーにした状態
で環状部分の縫製等を行なうには、補助レバー51を下
方へ回動させるとともに、作動レバー46の固定を解除
して前側袖板26.上側袖板29をそれぞれ倒伏回動さ
せるとともに、下方へ移動させ、その前側袖板26及び
上側袖板29を載置板25及びキャビネット本体1の天
板と同一平面上に配置し、スプリング39の付勢力によ
りその状態を保持させる。
このため、前記下部アームM3の周囲が開放されて環状
部分の縫製等を支障なく行なうことができる。
このようにして縫製作業の終了時にはミシンを下部収納
部4内に格納した後、脚体55を脚受け60から外し、
連結板70を前方へ折畳みながら脚体55をキャビネッ
ト本体1側へ移動させて、そのキャビネット本体1の側
板2に沿わせるとともに、連結板70を脚体56の上下
補強枠58.59間に折畳む。
この場合も前記突出片63及び案内溝67の作用によっ
て脚体55の移動をキャビネット本体1に向かって円滑
に行なうことができる。
そして、テーブル板30を下方に垂下すれば、第2図に
示すように、このミシンキャビネットをコンパクトな箱
状のものにし得るとともに、このテーブル板30によっ
て脚体55及び連結板70を隠蔽できる。
このためキャビネット全体を小型にし得てその外観も体
裁がよい。
また、このミシンキャビネットにおいては脚体55とキ
ャビネット本体1とを連結する連結板70を2分割して
折畳むようにしたことにより、第20図に示すようにそ
の格納状態において夫々の連結板70 aを脚体55の
前部脚56と後部脚57との間の長さまで延ばすことが
できるのでその連結板70の全長を長くし得る。
このため、このテーブル使用時においては脚体55をテ
ーブル板30の開放端側まで移動し得て脚体55とキャ
ビネット本体1との間隔を大きくし得る。
従って、テーブル板30の面積を大きくし得るとともに
、テーブル板30下方の足置き空間を広くし得て、作業
を一層能率よく行なうことができるものとなる。
なお、第22図に示すように、前記突出片63として、
後部脚57の上端に固定される固定板74にかしめ付は
等により固定されるとともに、その上端に大径状の案内
部63 bが形成されたものを使用してもよい。
この場合は、案内溝67の両側位置に前記案内部63
bがその案内溝67から離脱するのを防止する固定板7
5を設ける。
以上実施例で例示したように、この考案はキャビネット
本体の天板を側方へ突出させ、その突出部には前記天板
と同一平面を形成する使用位置と、そこから垂下される
不使用位置とに配置可能なテーブル板を螺着し、そのテ
ーブル板の使用状態においてはテーブル板の開放端を支
持し不使用状態においては垂下位置にあるテーブル板と
キャビネット本体との間に配置される脚体を設けるとと
もに、脚体とキャビネット本体とを連結する連結板を折
畳み可能に設け、さらに脚体の移動を案内する案内手段
を設けたことにより、脚体の移動操作を円滑に行なうこ
とができテーブル板の使用状態または不使用状態へのセ
ットを容易に行ない得るとともに、その使用状態に確実
に保持でき、そしてその使用状態においては広い作業平
面と足置き空間を確保して作業を能率よく行なうことが
でき、また不使用状態においては体裁よくコンパクトに
し得て保管に便利なものとなる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案を具体化したミシンキャビネットを示す
ものであって、第1図はテーブル板の使用状態を示す全
体斜視図、第2図はテーブル板の不使用状態を示す全体
斜視図、第3図は蝶番を省略して示す分解斜視図、第4
図は通常の縫製作業を行なう状態の全体斜視図、第5図
はテーブル板の不使用状態における第2図の■−V線断
面図、第6図は第4図のVI−VI線断面図、第7図は
キャビネット本体を示す一部破断平面図、第8図はテー
ブル板を使用状態にした状態を示す平面図、第9図及び
第10図はそれぞれミシンの下方アームをフリーにして
行なう縫製状態及び通常の縫製状態を示す作用説明図、
第11図及び第12図はそれぞれ前記第9図及び第10
図の状態における前側袖板と上側袖板、テーブル支持枠
との連結部を示す一部省略左側面図、第13図及び第1
4図はそれぞれ前記第9図及び第10図の状態における
テーブル板の作動生態を示す一部破断左側面図、第15
図は回動板を示す断面図、第16図は作動レバーとその
関連機構を示す断面図、第17図は補助レバーとその関
連機構を示す断面図、第18図はテーブル板の使用状態
における脚体と連結板を示す一部切断平面図、第19図
は同じく一部切断正面図、第20図はテーブル板の不使
用状態における脚体と連結板を示す断面図、第21図は
後部脚を案内する機構を示す断面図、第22図は同じく
その別の実施例を示す断面図である。 キャビネット本体・・・・・・1、側板・・・・・・2
、下部収納部・・・・・・4、載置板・・・・・・5、
テーブル板・・・・・・30、脚体・・・・・・55、
突出片・・・・・・63、案内溝・・・・・・67、連
結板・・・・・・70゜

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内部にミシン頭部等を格納するための収納部を有し
    、少なくとも天板の一側が側板から外方へやや突出する
    ように形成されたキャビネット本体と、 前記天板の外方に突出した一側縁に螺着され、天板の上
    面と同一平面になる使用状態と、天板に対して下方に垂
    下する不使用状態とに配置可能なテーブル板と、 そのテーブル板の不使用状態においてテーブル板とキャ
    ビネット本体の側板との間に形成される空間中に配置さ
    れ、かつテーブル板の使用状態においてそのテーブル板
    の開放端を少なくとも前後の二位置で下方から支持する
    ようにその支持位置に移動配置可能な脚体と、 前記テーブル板の後方側において本体と脚体とを連結す
    るように両端が本体の側板及び脚体にそれぞれ回動可能
    に取付けられ、テーブル板の不使用状態においては中間
    部で折り畳まれて脚体とともに前記空間中に配置される
    連結板と、 前記本体の太根下面及びテーブル板の後側下面に設けら
    れ、前記脚体の一部に係合してその脚体の移動を案内す
    る案内手段と、 よりなることを特徴とするミシンキャビネット。 2 前記案内手段は、脚体の後側上部に突設された突出
    片が係合する案内溝であることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載のミシンキャビネット。
JP13274578U 1978-09-27 1978-09-27 ミシンキヤビネツト Expired JPS592798Y2 (ja)

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