JPS5927970A - 電着塗料 - Google Patents

電着塗料

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JPS5927970A
JPS5927970A JP57137713A JP13771382A JPS5927970A JP S5927970 A JPS5927970 A JP S5927970A JP 57137713 A JP57137713 A JP 57137713A JP 13771382 A JP13771382 A JP 13771382A JP S5927970 A JPS5927970 A JP S5927970A
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JP
Japan
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water
mica
dispersed
varnish
deposited
Prior art date
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Pending
Application number
JP57137713A
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English (en)
Inventor
Hideki Chidai
地大 英毅
Aiichiro Hashizume
愛一郎 橋爪
Yukio Yamamoto
幸男 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電着塗料、さらに詳しくは無機絶縁物である
マイカと有機絶縁物である水分散ワニスを水中に分散さ
せた電着用塗料に関するものである。
無機絶縁物であるマイカ粉と有機、%7B縁物である水
分散ワニスを分散相どし、水を分散媒とした電着塗料を
用いた電着塗装法によって導体上Vこマイカとワニス粒
子との複合絶縁層を形成させる方法はすでに知られてい
るところである。ここで上記マイカ粉を水分散ワニスと
共に用いるのは、マイカだけの電着では電着析出層の強
度が乏しく(析出層のしまりが悪()被塗物を電着用塗
料液から取り出す際にマイカが流れ落ち、実際には均一
な絶縁皮膜が形成できないことによる。
従来、上記問題を解決するために上記の如くマイカ粉と
水分散形ワニスとを併用し、ワニスの樹脂分とマイカと
を目的の導体上に同時に′7■、着させて電着層を得、
ワニスの樹脂分がマイカのパインダとしての役割を果す
ようにし、比較的強固な電着析出層がイ!1られるよう
にしている。
しかしながら、この水分散型ワニスの添加量がρ・性が
低下するという傾向が出てくる。したがつそ、耐熱性を
要求される超1#1層を得るためには、乍11着#利中
の水分散型ワニスの樹脂分が少なくかつ強固な電着析出
層中形成する電着塗料が望まI−い。
本発明は上記の点を考慮して、マイカ含有率が高く、か
つ強固な電着析出層を形成さがる電着塗料を製造するこ
とにあり本目的を達成するために鋭Xη研究を重ねた結
果、本発明を完成するに屓っだもので七)る。
即ち本発明は、耐熱性もしくはすぐれた電気的特性の要
求される電気機器の絶縁コイルの製造に使用される電着
塗料□を提供するものであり、さらに詳しくは、前処理
した鱗片状マイカと水分散ワニスを(イオン交換)水中
に分散させた、塗料に関するものである。
本発明は、水を分散媒とし、水分散ワニス粒子及び表面
の少くとも一部にビニル重a体を沈着した鱗片状マイカ
を分散相とした分散系からl、(す、全不揮発分が左〜
2S″@計%である電着塗料に存する。
強固な電着析出層を得るためには上記鱗片状マイカへの
ビニル重合体の沈着処理(前処理と略記する)及び使用
する水分77>ワニスが重量である。
^1片状マイカの前処理は、水中又は有(’Q ?f!
媒〔剤)中に鱗片状マイカを分散さぜ、少量のビニルモ
ノマを適当な開始剤の存在下で重合当せてマイカ表面の
少くとも一部に重合体を沈着させ、次いで水洗する処理
である。
ここで使用される有機溶剤としては、エチル】′ルコー
ル、メタノールなどのアルコール項、ジメチルホル11
アミド4ジメチルアセトアミドなどのアミド類などの親
水性の溶剤が好適なものとしてあげられる。−またここ
で使用されるピ、=ル七ツマとしてはメチルメタクリレ
−1・、スチし/ン、メタクリル酸などが単独または併
用で好適に使用され、その量はマイカ粉に対して7〜7
0重量%、好まシ<ハ、t = s 重量%である。ビ
ニルモノマの使用量が1%未満であれば前処理効果が少
なく実際の電着析出層のしまりが悪く、70重量%を越
えて使用すると、マイカ表面に沈着もしくレマ吸着しな
いで単独粒子として存在するので、後の取扱℃・などの
点で好ましくない。またここで使用される開始剤として
は、有機溶剤中でビニルモノマを重合させる場合は過酸
化ベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリルなどの油溶
性の過酸化物が好適であり、水中で重合させる場合は過
硫酸カリウム。
過硫酸アンモニウムなどが好適に使用される次にここで
使用される水分散ワニスの種類をまエポキシエステル水
分散ワニス、アク1ノル系水分散フェス、ポリエステル
系水分散ワニス25:特51Jのfli11限なく使用
されるが、ここで重要となるの&ま、水分散ワニスの液
抵抗である。水分散ワニス(固形分lS%)の液抵抗は
2θOθΩ以上が好適である。
2000Ω以下であれば、電着析出層中のマイカ分率が
電着塗料中のマイカ分率より少なくなり、実質的な電解
析出層中の水分散ワニス樹脂の量が多くなり耐熱性が低
下することになり、かつ連続使用の際電着塗料中のマイ
カ分率が高くなり、結果として強固な電着層が得られな
(なるという欠点が生じる。
上記の如く処理したマイカと水分散ワニスを混合して電
着塗料とする場合、耐熱性、!気的特性の点から、塗料
中のマイカがit〜93重量%が好適であり マイカ量
が65重量%未満であれ&f絶縁皮膜の耐熱性及び電気
特性例えば絶縁破壊電圧(BDV)、誘電正接(tan
δ)等が悪くなる。また、95重量%を越えると電着析
出層のしまりが悪く、電着後電着槽から取り上げる際、
流れ落ち・るなどにより均一な電着析出層が得られな〜
・と〜・う欠点を生じる。
次に本発明による電着塗料を用いて絶縁コイルを製造す
る例を述べる。第1図に示すように本発明によるマイカ
粉及び水分散ワニスを含ON、着塗料を電解槽/に仕込
み、電解槽/を対向電極λとして電着液を攪拌する。次
j(電着するコイル導体3を電着槽の中心に入れ、コイ
ルと対向電極間に直流電子6−0〜/θOVを印加17
、マイカ粉、ワニス粒子、水分を含む電着析出層グを得
る。続いて得られた電着析出層をiso℃で、70分間
加熱してその水分を揮発させてマイカ粉、ワニス樹脂を
含む乾燥した電着析出層Sを有する白コイル6(含浸前
)を得る。次いで第2図のように白コイル6に含浸レジ
ンを含浸させた後、加pH化させて絶縁皮膜gを施され
た絶縁コイル7を得る。
次に本発明に使用する水分散形ワニスの製造例について
述べる。
水分散ワニスAの製造例 エピコート/θθ/(商品名、シェル化学社製)700
0部、テトラヒドロ無水フタル酸2!rθ部、エチレン
グリコール6θ部、キシレボ20θ部を四つ目フラスコ
に仕込み、/410〜/左0 ’Cで約/時間反応させ
て、酸価lSのエポキシエステル樹脂を得る。次いで温
度をgO℃に下げてアセトンjt00部を加えてエポキ
シエステル溶液を得る。
次にこの溶液を02%アンモニアを含fh40〜tθ℃
の温水中に攪拌しながら加えて分散させた後、窒素ガス
を注入しながら、過剰のアンモニア溶剤を揮発させ、p
H7,5、不揮発分/S%の水分散ワニスを得た。この
−ワニスの液抵抗は7SOQ口でおった。
水分散ワニスBの製造例 ラウリルエステルソーダ10部、イオン交換水rtvo
o部を四つ目フラスコに仕込み窒素ガスを通じながら3
0分間攪拌し、次いでアクリロニトリル’700部、ス
チレン、2fθ部、エチルアクリレートざ0部及びグリ
シジルメタクリレ−ドグ0部を加え、さらに過硫酸アン
モニウム4部、亜硫酸水素ナトリウムl2部をイオン交
換水700部に溶解させた液を加え、70℃でグ時間反
応させてpH約友θ、不揮発分/S%の水分散ワニスを
得た。このワニスの液抵抗はgOθΩ儂であった。
以下に本発明を実施例及び参考例に基き詳細に説明する
比較例 イオン交換水で水洗した3タメツシュ通過のマイカ粉g
5部、前記水分散ワニスAをその固形分として15部を
混合し、全不揮発分が75%となるようにイオン交換水
を加えて、攪拌し、均一に分散した電着量)1を得る。
上記電着塗料液中にユ!;mmXgθ朋の平角銅線を成
形したコイルを浸漬し、極間距離Sθαで対向電極との
間に左ovtr秒間印加し、電着析出層を形成させた。
次いでこれを73θ℃で1時間加熱乾燥させて膜厚θ/
 mMの皮膜を得た。
得られた皮膜を切り出して、るつぼに取り、乙0θ℃で
ユθ時間焼成してマイカ分率を測定したところ、マイカ
分率が55%と非常に低かった。
↓ 上記の電着、乾燥したコイルグ本束ねて対地絶縁として
、ノメツクス(Nomex)シート(商品名、デュポン
社製)(厚さo、 / mM (!; ミル))をグ回
巻とした後、無溶剤形エポキシレジンを含浸させ、/、
tO℃で/り時間加熱硬化して電機子コイルを得た。特
性は表に示す。
実施例 3左メツシュ通過のマイカ粉/θOO部をラウリル硫酸
エステルソーダθり部を含むイオン交換水30θO部中
に分散し、攪拌しながら窒素ガスを3θ分間通じた後、
メチルメタクリレート30部、メタクリル酸2部を加え
、さらに過硫酸アンモニウム03部、亜硫酸水素ナトリ
ウム01部をイオン交換水30部に溶解した液を加え、
70℃でS時間反応させる。次に祠られた液をビー力に
入れ、上澄液を除き水洗して前処理した鱗片状マイカg
左部、前記水分散ワニスAを透析チューブ(商品名、ビ
スキング社製シームレスセルローズチューブ)に入れ、
純水中で靴イオンを除いて比抵抗的3000だ。
このもののマイカ含有率けに30%とほぼ塗料中のマイ
カ分率と同等であった。また比較例と同様に電機子コイ
ルを得た。
実施例 −〜6 表に示した電着塗料を用いて比較例1と同様にして試料
を作製して各種特性を測定した。測定したl特性の結果
は表の通りである。
実施例で明らかなように、本発明の塗料を用いて製作し
た絶縁コイルはきわめて優れた絶R特性を有して(・る
ことがわかる。
マイカ粉に沈着若しくは吸着することによりマイカ粉の
電荷が無処理のマイカ粉と異なることにより水分散ワニ
ス粒子と共電着が容易になること、及び水分散ワニス粒
子となじみやすくなるため、しまりの良い電着析出層が
得られると考えられろ。
また、熱劣化での絶縁特性が良℃・のは、前処理するこ
と眞よりマイカ粉と含浸レジンとが有機物を界して硬化
するため、マイカ粉界面とレジンとの接着力が良くなり
、熱劣化時、マイカ粉界面でハガレなどを生じ難いため
と推定されろ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電着塗料を用いてコイルに電着析
出層を施す工程の概略図、第2図は第1図で得たコイル
に絶縁皮膜を施す工程の概略図である。図中、 /・・電解槽、2・・対向電析、3・・コイル導体、り
・・電解析出層、S・・乾燥した電解析出層、L・・白
コイル、7・・絶縁コイル、3・・絶縁皮膜。 代理人 葛 野 信 − 焔1図 上 幣2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)水を分散媒とし、水分散ワニス粒子及び表面の少
    くども一部にビニル重合体を沈着した鱗片状マイカを分
    散相とした分散系からなり、全不揮発分が5〜23重量
    %であることを特徴とする電着塗料。 (−2+  M片状マイカが電着塗料全固形分のAS〜
    9!r重刊%である特許請求の範囲第1項記載の電。 着塗料。 (3)鱗片状マイカに水中又は有機溶媒中でビニル重合
    体を沈着させた特許請求の範囲第1項記載の電着塗料。 闇%である特許請求の範囲第7項記載の電着塗料。 (−1>  水分散ワニス粒子がエポキシエステル水分
    散ワニスである特許請求の範囲第1項記載の電着塗料。
JP57137713A 1982-08-06 1982-08-06 電着塗料 Pending JPS5927970A (ja)

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JP57137713A JPS5927970A (ja) 1982-08-06 1982-08-06 電着塗料

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