JPS5927893A - パ−フルオロ三員環アミン化合物 - Google Patents
パ−フルオロ三員環アミン化合物Info
- Publication number
- JPS5927893A JPS5927893A JP13766382A JP13766382A JPS5927893A JP S5927893 A JPS5927893 A JP S5927893A JP 13766382 A JP13766382 A JP 13766382A JP 13766382 A JP13766382 A JP 13766382A JP S5927893 A JPS5927893 A JP S5927893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- perfluoro
- amine compound
- membered ring
- ring amine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は代用血、酸素運搬輸液における酸素運搬成分と
して有用なパーフルオロ三員環アミン化合物に関する、 更に詳しくは、本発明は一般式 で表わされ、その任意の位置がトリフルオロメチル基又
はペンタフルオロエチル基で置換されていてもよいパー
フルオロ三員環アミン化合物に関する。
して有用なパーフルオロ三員環アミン化合物に関する、 更に詳しくは、本発明は一般式 で表わされ、その任意の位置がトリフルオロメチル基又
はペンタフルオロエチル基で置換されていてもよいパー
フルオロ三員環アミン化合物に関する。
化合物(1)に関して置換基は複数個であってもよいが
、好ましくは2個以下であり、ペンタフルオロエチル基
の場合は、1個であることが好ましい。
、好ましくは2個以下であり、ペンタフルオロエチル基
の場合は、1個であることが好ましい。
化合物(1)の好ましい総炭素数は9〜11である。
化合物(1)は、たとえば化合物(1)に対応するパー
ヒドロ化合物を、フッ素化することによって製造するこ
とができる。そのフッ素化法としては、たとえば面接フ
ッ素化法、コバルトフッ素化法、電解フッ素化法などが
あげられる。
ヒドロ化合物を、フッ素化することによって製造するこ
とができる。そのフッ素化法としては、たとえば面接フ
ッ素化法、コバルトフッ素化法、電解フッ素化法などが
あげられる。
本発明化合物(I)の製造には電解フッ素化法を行物を
混合、溶解した後、電気分解に付すことによって行われ
、当該電気分解における電圧は通常4〜8■、陽極電流
密度は通常0.1〜30A/dcm^3、浴温は通常4
〜12℃である。
混合、溶解した後、電気分解に付すことによって行われ
、当該電気分解における電圧は通常4〜8■、陽極電流
密度は通常0.1〜30A/dcm^3、浴温は通常4
〜12℃である。
かくして生成した化合物(1)は無水フッ化水素酸に不
溶であるため電解槽の下層に沈澱する。
溶であるため電解槽の下層に沈澱する。
当該沈澱からの化合物(1)の単離、精製は、たとえば
次の様にして行われる。回収した沈澱に等溶量のアルカ
リ水溶液・アミン系化合物の混液を加え還流し部分フッ
素化合物を分解する。冷却後,最下層の化合物(1)を
分液し、これを適当量のヨウ化カリウム含有アセトン水
溶液で洗浄してちつ素原子にフッ素原子が結合した化合
物を除去した後、さらに分留して化合物(1)を分取す
る。
次の様にして行われる。回収した沈澱に等溶量のアルカ
リ水溶液・アミン系化合物の混液を加え還流し部分フッ
素化合物を分解する。冷却後,最下層の化合物(1)を
分液し、これを適当量のヨウ化カリウム含有アセトン水
溶液で洗浄してちつ素原子にフッ素原子が結合した化合
物を除去した後、さらに分留して化合物(1)を分取す
る。
本発明に係る化合物(1)は、大量の酸素を溶解するこ
とができるうえに代謝的に不活性であり、しかも速やか
に体外へ排泄されるところから、たとえば化合物(1)
の5〜50w/v%、好ましくは10〜40w/v%を
含む水性乳剤として調製することによって人を含む混血
動物(イヌ、ネコ、牛、マウス、ラット、モルモットな
ど)用の代用血、酸素運搬輸液などの酸素運搬体として
使用される。
とができるうえに代謝的に不活性であり、しかも速やか
に体外へ排泄されるところから、たとえば化合物(1)
の5〜50w/v%、好ましくは10〜40w/v%を
含む水性乳剤として調製することによって人を含む混血
動物(イヌ、ネコ、牛、マウス、ラット、モルモットな
ど)用の代用血、酸素運搬輸液などの酸素運搬体として
使用される。
上記乳剤の調整に当って、乳化剤としては、高分子系非
イオン性界面活性剤、リン脂質などが用いられ、その添
加量は1〜5w/v%である。
イオン性界面活性剤、リン脂質などが用いられ、その添
加量は1〜5w/v%である。
また、媒質としては生理的に許容される水溶液が用いら
れ、要すれば等張化量のグリセロールの如き等張化剤、
さらにコロイド浸透圧調整のためにHES、デキストラ
ンの様な血漿増量剤を添加してもよい。
れ、要すれば等張化量のグリセロールの如き等張化剤、
さらにコロイド浸透圧調整のためにHES、デキストラ
ンの様な血漿増量剤を添加してもよい。
而して、上述の如き諸成分を、たとえば高圧噴射式乳化
機により粒子径が0.05〜0.8μ、好ましくは0.
2μ以下になるように均質化することによって乳剤が調
製される。
機により粒子径が0.05〜0.8μ、好ましくは0.
2μ以下になるように均質化することによって乳剤が調
製される。
なお、出発原料である化合物(1)に対応するパーヒド
ロ化合物は実質的に公知化合物である。
ロ化合物は実質的に公知化合物である。
実施例1
電解槽として、モネルメタル製容量1.5lであり、極
間距離1.7〜2.0mmで交互に配列されたニッケル
製の(純度99.6%以上)極板(陽極6枚、陰極7枚
)を有し、有効陽極面積10.5dm3で槽上部には銅
製の還流冷却器を備えたものを用いた。この電解槽に、
無水フッ化水素酸1.2lを導入し、予備電解により微
量の不純物(水分及び硫酸)を除去した。次いでl−ア
ザトリシクロ(5,2,1,02,6〕デカン、187
g〔1.0モル〕を無水フッ化水素師中に溶解し、ヘリ
ウムガスを流速100ml/minで槽下部より通じな
がら、陽極電流密度0゜4〜2.OA/dm2、電圧5
−9V、浴温7〜12℃で、900Ahrの電解を行な
った。無水フッ化水素酸は24時間につき250ml追
加した。電解中に生成した揮発性の裂断生成物の液化捕
集は行なわなかった。電解終了後、電解槽内は上層のフ
ッ化水素と下層のフルオロカーボン類に分かれているの
で、下層をドレインより分離捕集したところ、252g
(粗収率62%)であった。このフルオロカーボン類に
、70w/v%水酸化ナトリウム水溶液及びジイソブチ
ルアミンをそれぞれ等容量加え、約5日間の還流を行な
った。その後、等容量の氷水を加え、アイスバスで冷却
した後に、吸引ろ過した。フルオロカーボン類は最下層
に沈降するので、分液ロートで分散した後、希硫酸、濃
硫酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、3%ヨウ化カリ
ウムを含む90%アセトン水溶液、水の順に洗浄を行な
い、110gの透明なパーフルオロ体を得た。
間距離1.7〜2.0mmで交互に配列されたニッケル
製の(純度99.6%以上)極板(陽極6枚、陰極7枚
)を有し、有効陽極面積10.5dm3で槽上部には銅
製の還流冷却器を備えたものを用いた。この電解槽に、
無水フッ化水素酸1.2lを導入し、予備電解により微
量の不純物(水分及び硫酸)を除去した。次いでl−ア
ザトリシクロ(5,2,1,02,6〕デカン、187
g〔1.0モル〕を無水フッ化水素師中に溶解し、ヘリ
ウムガスを流速100ml/minで槽下部より通じな
がら、陽極電流密度0゜4〜2.OA/dm2、電圧5
−9V、浴温7〜12℃で、900Ahrの電解を行な
った。無水フッ化水素酸は24時間につき250ml追
加した。電解中に生成した揮発性の裂断生成物の液化捕
集は行なわなかった。電解終了後、電解槽内は上層のフ
ッ化水素と下層のフルオロカーボン類に分かれているの
で、下層をドレインより分離捕集したところ、252g
(粗収率62%)であった。このフルオロカーボン類に
、70w/v%水酸化ナトリウム水溶液及びジイソブチ
ルアミンをそれぞれ等容量加え、約5日間の還流を行な
った。その後、等容量の氷水を加え、アイスバスで冷却
した後に、吸引ろ過した。フルオロカーボン類は最下層
に沈降するので、分液ロートで分散した後、希硫酸、濃
硫酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、3%ヨウ化カリ
ウムを含む90%アセトン水溶液、水の順に洗浄を行な
い、110gの透明なパーフルオロ体を得た。
このようにしてプロトンを含む不純物等を除去したパー
フルオロ体を回転バンド式精沿分密装置で蒸留を行ない
、沸点が120−130°Cの化合物33g(収率8%
)を得た。このものを分取し赤外吸収スペクトル、19
F−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルなどにより
分析した結果、目的化合物(パーフルオロ−1−アザト
リシクロ〔5,2,1,02,6〕デカン)であること
が確認された。
フルオロ体を回転バンド式精沿分密装置で蒸留を行ない
、沸点が120−130°Cの化合物33g(収率8%
)を得た。このものを分取し赤外吸収スペクトル、19
F−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルなどにより
分析した結果、目的化合物(パーフルオロ−1−アザト
リシクロ〔5,2,1,02,6〕デカン)であること
が確認された。
実施例2〜27
その他の一連のパーフルオロ三員環アミンも全く同様の
方法にまって合成し、精製、分留後、分取し、赤外吸収
スペクトル、19F−核磁気共鳴スペクトル、マススペ
クトルなどにより分析し、目的化合物であることを確認
した。
方法にまって合成し、精製、分留後、分取し、赤外吸収
スペクトル、19F−核磁気共鳴スペクトル、マススペ
クトルなどにより分析し、目的化合物であることを確認
した。
各出発原料の名称、目的物の構造式及び沸点を実施例1
のそれと共に表に示した。
のそれと共に表に示した。
なお、たとえば表中の式
は正確には式
を表わす。
(以下余白)
特許出願人株式会社ミドリ十字
第1頁の続き
0発明者内藤洋一部
枚方市北中振1丁目24番地9号
0発明者須山忠和
京都府綴喜郡田辺町松井ケ丘4
丁目3番7号
手続補正書(自発)
昭和58+ト5月14日
昭和57年特許願@137663号
3補正をする者
7JVfl′&O関係特許出願人
6捕正により増加する発明の数
7、補正の対象
(1)用細書第3負、第3行にrdcyjJ’;zrd
m’Jに訂正テる。
m’Jに訂正テる。
手続hli市1!F(自売り
1・11イ11′の表示
11t)和5゛°7年特rF1M7第137663号”
2ヴ3Iy1の名称パーフルオロ三員環アミン化合物3
、1)lilFを−する71 +11111との関係特許出願人 ;tvt+、6((骨j1)株式会社ミトリ十字(11
1!i4店の「発明の名称」の憫欠別)9(1の」1)
1す(・−1,1止丁ゐ○ (2)すIill州の1−発1す]の名称」のil’?
l’=)−Flil、’U)11!19に訂1[アリ。
2ヴ3Iy1の名称パーフルオロ三員環アミン化合物3
、1)lilFを−する71 +11111との関係特許出願人 ;tvt+、6((骨j1)株式会社ミトリ十字(11
1!i4店の「発明の名称」の憫欠別)9(1の」1)
1す(・−1,1止丁ゐ○ (2)すIill州の1−発1す]の名称」のil’?
l’=)−Flil、’U)11!19に訂1[アリ。
「パーフルオロ三環式アミノ化g!17/J、、1(3
)1す]細Wのr’Srs’l’iii¥求の範囲」の
11711;f別m’h曲9に削止丁め〇 (4)l’1itll+41jlifi1頁、1”カ、
Q>4イ’T<j同its!第、’Z、、C’>(1,
’、1’刀・し1−1行及び同■第6頁、)IL力’;
(:31)l↑すσ月−□・、’−+、1員J!a’J
俊[゛、三環式・」に泪・」■−1町。
)1す]細Wのr’Srs’l’iii¥求の範囲」の
11711;f別m’h曲9に削止丁め〇 (4)l’1itll+41jlifi1頁、1”カ、
Q>4イ’T<j同its!第、’Z、、C’>(1,
’、1’刀・し1−1行及び同■第6頁、)IL力’;
(:31)l↑すσ月−□・、’−+、1員J!a’J
俊[゛、三環式・」に泪・」■−1町。
(別紙〕
2、rr、yir悄求の範囲
で表わ畜れ、その任意の位置がトリフルオロメチル基又
はペンタフルオロエチル基で置換もれてぃヤもよいパー
ンルΔ°ロ三環武アミン化@似)。
はペンタフルオロエチル基で置換もれてぃヤもよいパー
ンルΔ°ロ三環武アミン化@似)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 で表わされ、その任意の位置がトリフルオロメチル基又
はペンタフルオロエチル基で置換されていてもよいパー
フルオロ三員環アミン化合物。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13766382A JPS5927893A (ja) | 1982-08-07 | 1982-08-07 | パ−フルオロ三員環アミン化合物 |
DE8383303509T DE3366683D1 (de) | 1982-08-07 | 1983-06-17 | Perfluoro-1-azatricyclic amine compound |
US06/505,322 US4542147A (en) | 1982-08-07 | 1983-06-17 | Perfluoro-1-azatricyclic amine compound |
EP83303509A EP0103358B1 (en) | 1982-08-07 | 1983-06-17 | Perfluoro-1-azatricyclic amine compound |
CA000430842A CA1219258A (en) | 1982-08-07 | 1983-06-21 | Perfluoro-1-azatricyclic amine compound |
US06/751,850 US4605650A (en) | 1982-08-07 | 1983-07-05 | Perfluoro-1-azatricyclic amine compounds useful as oxygen carriers in artificial blood and infusion fluids |
US06/751,851 US4604385A (en) | 1982-08-07 | 1985-07-05 | Perfluoro-1-azatricyclic amine compounds useful as oxygen carriers in artificial blood and infusion fluids |
US06/751,880 US4654337A (en) | 1982-08-07 | 1985-07-05 | Perfluoro-1-azatricyclic amine compounds useful as blood substitutes or in infusion fluids |
US06/751,948 US4613605A (en) | 1982-08-07 | 1985-07-05 | Perfluoro-1-azatricyclic amines as blood substitutes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13766382A JPS5927893A (ja) | 1982-08-07 | 1982-08-07 | パ−フルオロ三員環アミン化合物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927893A true JPS5927893A (ja) | 1984-02-14 |
Family
ID=15203904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13766382A Pending JPS5927893A (ja) | 1982-08-07 | 1982-08-07 | パ−フルオロ三員環アミン化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927893A (ja) |
-
1982
- 1982-08-07 JP JP13766382A patent/JPS5927893A/ja active Pending
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