JPS5927852A - テレフタル酸ジクロライドおよび/またはイソフタル酸ジクロライドのフレ−ク化方法 - Google Patents

テレフタル酸ジクロライドおよび/またはイソフタル酸ジクロライドのフレ−ク化方法

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Publication number
JPS5927852A
JPS5927852A JP13665782A JP13665782A JPS5927852A JP S5927852 A JPS5927852 A JP S5927852A JP 13665782 A JP13665782 A JP 13665782A JP 13665782 A JP13665782 A JP 13665782A JP S5927852 A JPS5927852 A JP S5927852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dichloride
flaking
stainless steel
tpc
melting point
Prior art date
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Pending
Application number
JP13665782A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Mita
真司 三田
Hiroshi Masai
宏 正井
Yuichi Yoshimura
祐一 吉村
Rokuro Inoue
井上 六郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication of JPS5927852A publication Critical patent/JPS5927852A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Glanulating (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレフタル酸ジクロライド(以下、TPCと略
す)および/またはイソフタル酸ジクロライド(以下、
IPCと略す)のフレーク化方法に関する。
TPC及びIPCは、エンジニアリングプラスチックス
、耐熱高弾性繊維、農薬、医薬などの原料として使用さ
れる化合物である。ところでTPC及びIPCは融点が
それぞれ約82℃及び約44℃であり、一般には常温で
固体である。そこで使用に踪しては溶融されるが、TP
O及びIPCは溶融状態では昇華性を有すると共に、強
い刺激臭があり、特に工業的に大量に取り扱う上におい
て種々の困姉な問題が伴う。
したがつCTPC及びIPCの製品の形態としては小さ
く固形化することが望ましい。小さく固形化する方法と
して従来より一般に知られている技術は、たとえば、フ
レーク化する方法、大きな塊状の固形物を砕く方法ある
いは微粒状に造粒化する方法などがある。
フレーク化する方法は、フレーカ−あるいけスチールベ
ルト等により溶融状態の物質を7レ一カードラム表面あ
るいはスチールベルト上に薄い膜状に付着させこれを冷
却固化し、スクレーパーで該固化物をかき取る周知の方
法により得られる。
TPC及び/又はIPCをフレーク化するに際して、従
来市販のフレーク化装置を用し・た場合には得られるフ
レークはA P HA法によす測定した場合の色度が高
く、エンジニアリングプラスチックス、繊維用の原料と
して用いることができなくなるなど、商品価値が著しく
低下する欠点がある。
本発明者らは、」二記の事情Kgみ着色のないフレーク
を得るべく鋭意検討を重ねた結果、フレーカ−またはス
チールベル147おける接液部の金属の材質をニッケル
含有量1096以上のステンレス鋼、またはニッケル、
ニオブ、タンタル及び白金から選ばれた金属とすること
により着色が認められない良好なフレークが得られるこ
とが認められた。
すなわち、本発明は、テレフタル酸ジクロライド及び/
又はイソフタル酸ジクpライドをフレーク化スるに際し
、接液部かニッケル、ニオブ、タンタル及び白金から選
ばれた一種の金属、またはニッケル含有量1096以上
のステンレス鋼で構成されたフレーカ−ドラムまたはス
チールベルトを用いることを特徴とするフレーク化方法
に関する。
本発明において、フレーカ−′ドラムまたはスチールベ
ルトの接液部を構成するニッケル含有量10%以上のス
テンレス鋼としては、たとえば、5tJS316、SU
S 316L、NAS 175T、NAS204、NA
S 305、ハステロイB、ハステロイCなどが例示さ
れる。また上記の如きステンレス鋼以外に、ニッケル、
ニオブ、タンタルまたは白金から選ばれる一種の金属で
接液部を構成することができる。
フレーク化忙あたり、供給されるTPC又はIPCの溶
融液の温度は融点より30’C程度高め、好ましくは融
点より10〜20℃高めが良い。また、冷却面の温度は
理論的には融点以下の温度であれば良いが、好ましくけ
融点より60℃以下匠するのが好ましい。
また、スクレーパーの材質も、ニッケル含有量10%以
上のステンレス及びニッケル、ニオブ、タンタル、白金
といった金属、又は塩化ビニル樹脂、フェノール樹脂、
フラン樹脂を用いたものが好適である。
さらK、TPC及びIPClまたはこれらの混合物は水
と反応して容易に加水分解するのでフレーク化に際して
は装置内は窒素気流下、あるいけ乾燥空気気流下にし、
装置外の湿気を帯びた大気との接触を断つことが必要で
ある。
以上、本発明の方法によれば着色のない高品質のフレー
ク状TPC及び/又はIPCを得ることができ、本発明
は工業的に極めて意義の高いものである。
以下に実施例を示す。
実施例 1 95℃に加熱したときの色度10 (APHA法)のT
PC(純度 99.91%)をガラスライニング製の容
器に入れ、内面が35℃に冷却された1分間に2.5回
回転する接液部が、S t、I S 316製のフレー
カ−ドラムと接触させた。ドラムの周りに固化したTP
Oを塩化ビニル製スクレーパーでがき取りフレーク状の
TPCを得た。得られたフレークの純度は原料のそレト
変わラス、色度G’;j10〜l 5 (APHA法)
であった。
実施例2〜6および比較例1.2 ドラムの材質を5US316L、NAS204、ハステ
ロイC1ニッケル、タンタル、5US304、鉄とした
以外は実施例1と同様にしてフレーク状’I’ P C
を得た。結果を表1に示した。
実施例 7 55℃に加熱したときの色度10(APHA法)のIP
C(純度 99.90)をガラスライニング製の容器に
入れ、内面が15℃に冷された1分間に2.5回回転す
る5US316製フレーカ−ドラムと接触させた。冷却
固化され?、: I P Cを塩化ビニル製スクレーバ
ーでかき取りフレーク化されたIPCを得、色度を測定
した結果、色度はI O(APHA法)であった。
実施例8〜9、比較例3 ドラムの材質を5US316L1NAS204.5US
304とした以外は実施例7と同様にしてフレーク化し
た。その結果を表2に示した。
表  2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テレフタル酸ジクロライドおよび/またはイソフタル酸
    ジクロライドをフレーク化するに際し、接液部が、ニッ
    ケル、ニオブ、タンタル及び白金から選ばれた一種の金
    属、またはニッケル含有量10%以上のステンレス鍋で
    構成されたフレーカ−ドラムlたはスチールベルトを用
    いることを特徴とするフレーク化方法。
JP13665782A 1982-08-05 1982-08-05 テレフタル酸ジクロライドおよび/またはイソフタル酸ジクロライドのフレ−ク化方法 Pending JPS5927852A (ja)

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