JPS5927816A - 殺菌剤入り皮膜形成組成物 - Google Patents

殺菌剤入り皮膜形成組成物

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JPS5927816A
JPS5927816A JP58120136A JP12013683A JPS5927816A JP S5927816 A JPS5927816 A JP S5927816A JP 58120136 A JP58120136 A JP 58120136A JP 12013683 A JP12013683 A JP 12013683A JP S5927816 A JPS5927816 A JP S5927816A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、皮膚科学的に許容される殺菌剤入り皮膜形成
組成物に関する。より特だ的には、本発明は皮膚を無菌
状態にするのに有用な皮膜形成組成物に1i5−J−る
。この組成物の1更用方法も本発明の範囲内である。
外科的切開部又は他の開口傷口を有する患者の感染予防
及び治癒促進をはかるため、傷口に殺菌剤を倫ずことは
、憬準的な臨床的処)首法となっている。また外科手術
中、殺菌剤を癩用して切開部位に1癖接する皮膚を殺菌
することも行われている。
手術領域の無菌状幅比をさらに促進するため、外科的切
開部を6困イ■で親むことも外科的手術でしばしば採用
されている。
殺菌剤を局ff15的に抽丁ことは、例えば手術前の皮
膚の準蘭処it Ill、外科用洗浄ガーゼ、洗剤、傷
口浄化剤、ローション及び軟膏を用いて行われてきた。
殺菌剤を初期に画しても倣生物がそれに耐えて生存する
iJ能性があるため、無菌状態が続くためには、薬剤を
再帰用しなくてはならないことがしばしばある。また、
殺菌剤は水溶性であることが多いので、傷口のスポンジ
処理、洗浄その他を行ったときに傷口部位から除去され
やすく、従って無菌状幅が絖〈ためには、殺菌剤の反r
M IfiQ用が必要である。
また殺菌剤の局部的確用は、殺菌剤含イ11盛圧接着剤
層からなる外科的切開部包みイf5(surgical
incise drape )を用いることによっても
行われた。
1タリえば米国特許第4.31 []、509号〔ベル
グランド(Berglund )ほか〕及び同第4,3
23,557号〔ロック(Rosso )ほか〕各明細
沓には、そのような接漸剤を含み、無菌状幅を連続的に
維持づ−る外科的切開部&み布が記載されている。より
特定的疋は、ベルグラン1の特許明細書には、クロール
へキシジンを含むか、又はポリビニルピロリドンと沃素
との錯体を含む感圧性の接着剤、I’、[1我物が記載
されているが、クロールへキシジン及び沃素は殺菌剤と
して特に有効な薬剤である。ロックの特許明細書には、
ポリマー主鎖中にn−ビニルピロリドン残基を含む感圧
性接着剤が記載されてぃろ。これらの残基と沃素とが錯
化される。
さらに、殺菌剤の局部的施用は、液体として皮1〜に塗
布される、殺菌剤を含む皮膜形成組成物を用いることに
よっても達成された。例えば米国特許第2,804,0
73号しガリエンヌ(Ga1lienne)ホカ〕、第
3.577.516号〔ゴウルド(Gould)ほか〕
、第3,608,070号〔ノウベル(Nouvel)
]及ヒ第3,975+550号〔ヒユージン(Hudg
in )ほか〕各明細−書を参照されたい。n−ビニル
ピロリドン残基含有ポリマーとの錯体の形の沃素を含む
皮膜形成組成物も当朶界で公知である。例えG了米国特
許第3,216,983号〔シエランスキー(5lxe
lanski )ほか〕明細四を参照されたい。シエラ
ンスキーの特許明細書には、f IJ ビニルe 。
リドン父はポリビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマ
ーとジイソシアネートとを反応させて得ら1  れる、
比較的水に不溶性の皮膜であると称されるものが記載さ
れている。得られたポリマー中に含まれているポリビニ
ルピロリドン単位と沃素との間で錯体が形成される。米
国特許第4,156.066号(コウルK ) 、第4
,156,067号(ゴウルド)及び第4,255,5
50号(ボウル)l’ )各明rM書には、主鎖内にラ
クトン基及びヒドロキシル基を含むポリウレタンポリマ
ーがS己載されている。ボウルげの特許明細書には、こ
れらのポリマーが火揚用包帝として有用であり、ポリビ
ニルピロリドン−沃素錯体を付加的に含むことができる
と記述されている。
使いやすさ、快感、安全性及び皮膚に対する無菌状態を
促進する効率を考えたときに完全に合格する皮膜形成組
成物を提供した従来技術は一つもない。良好な皮膜形成
組成物は、反J陶科学的に許容されるものでなくてはな
らす、そして皮膚科学的に許容される揮発性溶剤中の溶
液として、好都合に皮膚に塗布できるものでなくてはな
らない。
このような醪故塗布によって得られる皮膜は、細菌を通
すことなく、水に不溶性で、非粘層性であり、しかも水
蒸気がら(にその中を透過するものでなくてはならない
。適当な長時間に亘って無菌状態化を促進する間、皮膜
は好適に皮膚に接層し、そして皮膚に対して殺菌剤を放
出しつるものでなく′てはならない。さらにまた、得ら
れた皮膜は、錫の退縮(retraction ) J
υ」間中、その完全性が唯実に保たれるような程度の伸
び率を示1−べきである。外科的処置が冗了した後、皮
)模を除去するのに用いられる刷]離用溶液として、又
は該溶液の成分として用いられる皮膚科学的に許容され
る溶剤、例えば低級アルキルアルコールに皮膜は俗解す
るものでなくてはならない。
本発明の皮膜形成組成物は、前述した条件に元金に通合
する。ある独の皮1換形成組成物からは、強靭性とI”
J’ (N性とが適度に均衡化され、そのため外科的処
置が児了した後で皮膜を熱部(’in’baC1)で、
又は実質的に熱湯で取除くことが01′能な皮膜も得ら
れ、従って剥離用の溶液の使用が望ましぐなければ、そ
れを用いなくてもすむことになる。
本発明により、 a)(1)ポリイソシアネートと、該ポリイソシアネー
トに対する反応性を有する複数個の官能基を含むイソシ
アネート−反応性化合物との反応生成物である、複数個
のイソシアネート官IJヒ基を有するプレポリマーと、
(11)少なくともrl−ビニルピロリドンとビニル−
官能性化合物との遊離ラジカル重合反応生成物であるポ
リビニルピロリドンポリマーと、(lit) :亥プレ
ポリマー及び該ポリビニルピロリドンポリマーに対1−
る連′dIIL 長剤との反応生成物であって、しかも
該ビニル−官能性化合物が、プレポリマー(1)のイソ
シアイード官j止基の有する連鎖延長剤(++:)に対
する反応性と実質的に当量であるような、連鎖延長剤に
対する反応性を有する官能基を含むことによってさらに
特徴づけられているものである皮膜形成ポリマー、及び b)殺菌剤として、皮膜形成ポリマーとの錯体を形成し
ている沃素 からなる、皮屑科学的に許容される皮膜形成組成り吻が
提供される。消失性の溶剤(fugitivesolv
ent )から塗布された際、本組成物は、実質的に水
に平俗性であり、不粘着性であって可焼性を有する被膜
を形成することができ、核皮+9は皮j〜と連成してい
る間、皮INに接着し、殺菌剤を放出fろ。この皮膜は
、低級アルキルアルコールのような皮屑科学的に許容さ
れる溶剤に可溶性であり、そのため該溶剤を用いて皮膚
から除去することができる。また皮膜は、少なくとも約
150%(そして約1000%未満)の伸び率を示′1
−0より好ましくは、皮膜は少なくとも約200係(そ
して約jouoz未鉤)の伸び率を示す。最も好ましく
は、皮膜は少なくとも約250%(そして1000%未
満)の伸び率を示す。
剥離用浴液を用いなくても無傷で、又は実質的に熱湯で
取除くことができる皮膜を形成しうる本発明の好ましい
組成物は、さらに少なくとも約150、0 psiの引
張り強度を示す。そのような皮膜を形1戎できる好まし
い組成物は、少なくとも約2000 psiの引張り強
度と、少なくとも約200%(そして約i ooo%未
満)の伸び率とを示す。
そのような皮膜を形成できる最も好ましい組成物は、少
なくとも約2500 psiの引張り強度と、少なくと
も約250%(そして約1000%未#)の伸び率とを
示す。
殺菌作用を示す皮膜で皮膚を慎いかぐし、それによって
無凶状態化を促進する目的で本発明の組成物を用いる方
法は、 a)皮膚に組成物を塗り、そして b)組成物を乾燥させて皮膜を形成する、上記の工程か
らなる。その後、剥離用浴液を用いて皮膚から皮膜を好
都合に除去してもよいし、あるい(・工単に皮膜の自然
消耗に任せてもよい。別法として、少なくとも約150
0 psiの引張り強度及び約150%ないし1000
%の伸び率を示す皮膜であれば、皮膚から皮膜を単に剥
ぎとることにより、実質的に無傷のまま皮膚から除去で
きる。
本発明は、下記のごとき特徴を示す皮膜形成組成物を提
供することにより、従来技術による7);l↓成物に付
随する諸問題を解決するものである。不皮膜形成組我物
は皮屑科学的に許容されるものであり、そして皮屑科学
的に許容される揮発性のm M’j。
例えばエタノール又はイソプロパツール中の溶成として
、好都合に皮膚に適用することかできる。
皮膜形成ポリマーの性質に起因し、本発明の組成物には
、消失性の可塑剤を含ませる必要がない。
組成物を塗布して得られる皮膜は、細菌を通すことなく
、そして実質的に水に不溶性であり、非粘M性である。
また、皮膜と皮膚とが接触すると、皮膜は適当に皮膚に
接着し、そして中に含まれている殺菌剤が皮膚に対して
放出される。皮膜は、皮膚科学的に許容される低級アル
キルアルコールにaJ溶性であるため、この種のアルコ
ールが含まれている剥離用溶成を用いて好都合に除去す
ることができる。また、本発明のある種の組成物からは
、強靭性と可撓性とが過度に均衡化されているために、
外科的処置が児了した後、もし剥離用溶液の使用が望ま
しくなければそれを用いないで皮膜を患部から無傷で、
又は実質的に無傷で除去できるような皮膜も祷られる。
本発明の皮膜形成組成【吻は溶故から皮膚に拙されるの
で、生成皮膜は完全に患部の輪郭に順応することができ
る。この特徴は、従来の切開部包み布の代りに組成物を
外科的処置に用いる際に特に望ましい。本発明の組成物
は、手術前の皮膚の準備処置剤として用いるのに特に好
適である。また本組成物は、注射又はカテーテル挿入部
位のごとき穿刺湯口の内部父は周辺の無菌状態化促進に
も適している。
本発明の組成物は皮膚科学的に許容されるものであり、
乾′kfることにより、実質的に水に不溶性の皮1漠を
特徴する特許請求の範囲の欄を含めて本明細書中で用い
る[皮膚科学的に許容される]という用語は、組成物に
触れても実質的な刺激か起こらないことを特徴する特許
請求の軸IJI」のイ閲を含めて本明細書中で用いる「
実質回に水に不溶性である」という語句は、本発明の組
成物から形成された皮膜が体液、洗浄液等に触れてもそ
の完全性が保持されることを意味している。
特、PF請求の範囲の欄を初め本明雅書で述べる引張り
強度及び伸び率は、「シラスチックの引張り性状用の標
準試験法J (5tandard Te5t Meth
odF’or Ten5ile Propert、ie
s of Plastics )という標題でAsTM
−D −638−80として表示されるASTM試験法
で測定された値である。付定的には、試験手順はAST
M −D −638−80の中の「非ex分u4標本り
イプIV J (Non−rigid C1ass −
1fication Specimen Type I
V )についての手順に拠る。供試皮膜は、剥離紙〔例
えば、H,P、スミス社(Sm1th Co、 )製の
haボリスリク(poxys1i7)S−80041上
に溶剤流延され、そして乾燥時の厚さが約1ミル(0,
0025cm)のものである。
試験に用いるジョー引はなし速度は毎分20インチであ
る。
適当なプレポリマー(りは、多官能性のインシアネート
と、この多官能性インシアネートに対する反応性を有し
、かつ、ヒドロキシ基、第一アミン基、第二アミン基、
チオール及びこれらのうちの2棟以上の組合せからなる
群から選ばれた、複数個の官能基を含むイソシアネート
−反応性化合物との反応によって得られる。ヒドロキシ
基、第一アミン基、第二アミン基及びこれらのうちの2
棟以上の組合せからなる群から選ばれた、複数個の官能
基を有するイソンアネートー反応性化合物&工、本発明
を実施するうえにおいて好ましい化合物である。
本発明を実施するのに最も好ましいものは、ヒドロキシ
基及び第一アミン基がそれぞれ化合物の末端部に位置し
ているジオール及びジアミン(2個の第一アミン基を有
するもの)である。2I1.!ilよりも多い官能基を
含むイソシアネート−反応性化合物を用いることは可能
であるが、このような化合物しま、大割合量の二官能性
化合物と組合せて用いるのが好ましい。2個よりも多い
官能基を含むイソ・シアネート−反応性化合物のみを用
いると、皮膜形成組成物の過度の架橋が起こる原因とな
り、必要な伸び率を示さない皮膜が生じるので、実質的
に無傷で皮膚から除去できる皮膜を得るために皮膜形成
ポリマーを用いる場合には、前記の粂件を順守すべきで
ある。
一般には、イソシアネート−反応性化合wJは、約75
0ないし25000分子量を有すべきである。分子量が
約750未満のイソシアネート−反応性化合物のみを用
いると、好適な可撓性を示さない皮膜が生じる。分子量
が約2500よりも大きいイソシアネート−反応性化合
物のみを用いると、望ましくない粘着性を示1−皮膜が
生じる。従って、もし約750未講又は約2500をこ
える分子量を有1−るイソシアネート−反応性化合物を
用いるときには、分子量が約750ないし2500であ
るイソシアネート−反応性化合物の大割合量(重量基準
で)と組合せて用いるのが望ましい。
実質的に無傷で除去できる皮膜が得られる皮膜形成ポリ
マーを用いるとすれば、イソシアネート−反応性化合物
の分子量が約800ないし2000であるのが望ましい
。分子量が約800未満のイソシアネート−反応性化合
物のみを用いると、無傷又は実質的に無傷で皮膚から除
去しうるのに必要な可撓性又は伸び率を示さない皮膜か
生じる。
分子量が約20UOをこえるイソシアネート−反応性化
合物のみを用いると、実質的に無傷で除去しりるりに必
要な引張り強度を示さない皮膜が生じる。従って、もし
約800未満又は約2000をこえる分子量を有するイ
ソシアネート−反応性化合物を用いるとすれば、約80
0ないし2000の分子量を有するイソシアネート−反
応性化合物の大割合量(重量基準で)と共に用いるのが
望ましい。
2個の末端ヒドロキシ基を有する好適なポリオールの例
には、ポリエステルジオール、例工ば77L/ )−5
f y (Mu工trathan。)R−14■〔エイ
イ。
ケミカル社(Mobay Chemical Corp
、)から市販されている分子量約2000のポリエステ
ル〕、ナ■ イアツクス(Niax)ポリオールpcPO210及び
0230[ユニオン・カーバイr社(UnionCar
bide Corp、)から市販されている分子量がそ
れぞれ約800及び1240のポリカテロラクトン〕、
ならびにポリエーテル ジオール、汐し工ばナイアツク
ス PPG −1025及びナイアックスPPG −2
025(ユニオン・カーバイド社から市販されている分
子量がそれぞれ約1000及び2000のポリエーテル
ジオール)がある。好ましいポリオールは、前記のナイ
アツクスPPG 1025である。2個の末端第一アミ
ン基を有する好適なポリアミンの例+’z、rシェフア
ミン(Jeffamine)D−20DOJ [ジエフ
ァソン・ケミカル社(Jefferson Chemi
cal )から市販されている約2000の分子量を有
するポリオキシプロピレンアミン〕である。2個の末端
第二アミン基を有する好適なポリアミンは、上記に特定
したポリアミンを出発原料とし、常法によって第二アミ
ンを有するように変換されたポリアミンである。好適な
ポリチオールの例は、ポリエチレングリコールジメルカ
ゾトアセテート〔例えば、工/マンス・ケメチツクス社
(Evans Chemetics )カ\らfli販
されている約750の分子量を有する一ポリエチレング
リコールジメルカプトアセテート〕及びポリエチレング
リコールジメルカゾトデロビオネート(例えば、エバン
ス・ケメチツクス社から市販されている分子量約775
のポリエテレングリコールジメルカグトプロビオネート
)である。プレポリマー、(I)を製造するのに、単一
タイプのイソシアネート−反応性化合物を用いることも
できるし、あるいは異なるタイプのイソシアネート−反
応性化合物の混合物を用いてもよいことを理解すべきで
ある。
プレポリマー(1)を製造するのに好ましい多官Wb性
イソシアネートはジイソシアネートである。2個をこえ
る官能基を有するイソシアネートを用いることもできる
が、そのようなイソシアネートは大割合計のジイソシア
ネートと組合せて用いるのが一般に好ましい。2個より
も多くの官能基を有するイソシアネートの大割合量を用
いることは、皮膜形成ポリマーが過度の架橋を起こす原
因となるし、必要な伸び率を示さない皮膜が生じるので
、皮膜を皮膚から無傷で除去したいときには特にこれを
避けるべきである。好適なジイソシアネートの特定的な
例は、ジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシア
ネート〔例えば、モベイ・ケミカル社から商標[デスモ
ジュール(Desmodur ) W Jとして市販の
ものL4.4’−ジフェニルメタンジイソシアネート〔
例えば、モベイ・ケミカル仕から商標[モンジュール(
Mondur ) MJとして市販のもの1.2.4−
及び2,6−トルエンジイソシアネート(例えば、モペ
イ・ケミカル社から商標「モンジュ−ル80」として市
販されている2種異性体の混合物)、6−イツンアナト
メチル−3 、5 、5−1−リメテルシクロヘキシル
イソシアネート〔例えば、トルセン・ケミカル社(’I
horsenChemical )からnjj像[IP
DI J として市販のもの]及びトリメチルへキサメ
チレンジイソシアネート(例えば、トルセン・ケミカル
社から藺標「TmD工jとして市販のもの)である。異
なるタイプの多官能性イソシアネートの混合物を用いる
こともできる。好ましいジイソシアネートは、前記の脂
肪族ジイソシアネートのジシクロヘキシルメタン−4゜
4′−ジイソシアネートである。
フ0レボリマ−(+)を製造する際の多官能性イソシア
ネートの使用址ハ、イソシアネート−反応性化合物に含
まれる官能基が1−べてイソシアネート官能基に完全に
変換されるのが保証されるのに充分であるのが望ましい プレポリマー(1)を形成するためのイソシアネート−
反応性化合物と多官能性インシアネートとの反応は、常
用の技法を用いて実砲される。例えば、インシアネート
−反応性化合物と、多官能性イソシアネートと、ジプチ
ル錫ジラウレートのような触媒とを組合せ、得られた混
合物を乾燥窒素のような不活性であって乾・繰した雰囲
気の存在下で100℃に数時間加熱することにより、プ
レポリマー(1)を製造することができる。
ポリビニルピロリドンポリマー(11)は、少なくとも
n−ビニルピロリドンとビニル−官能性化合物との遊離
ラジカル重合反応生成物であり、該ビニル−官能性化合
物には、プレポリマー(1)に含まれるイソシアネート
官能基と連鎖延長剤(lli)との反応性と実質的に当
量である、連鎖延長剤に対する反応性を有する官能基が
含まれていなくてはならない。「実質的に当量である反
応性」というのは、プレポリマー(I)、ポリビニルピ
ロリドンポリマー(11)及び連鎖延長剤(lit)か
ら製造された皮膜形成ポリマーに、プレポリマー(1)
及びポリ−ニルピロすプレポリマー(11)によっても
たらされた実質的な数のセグメントが含まれるような反
応性をポリビニルピロリドンポリマー(II)の官能基
が有しているという意味である。
好ましいポリビニルピロリドンポリマー(II)は、少
なくともn−ビニルピロリドンと、イソシアネート基及
びアズラクトン基からなる群から選ばれた官能基を有す
るビニル−官能性化合物との遊離ラジカル重合生成物で
ある。
イソシアネート基を含み、ポリビニルピロリプレポリマ
ー(4)を製造するのに適したビニル−官能性化合物の
例は、イソシアネート−官能性アクリレート及びメタク
リレートである。好ましいビニル−官能性化合物はイソ
シアナトエチルメタクリレート〔ダウ・ケミカル社(D
ow Chemical Co、 )から得られる〕で
ある。他の好適なビニル−官能性化合物(工、ヒ10キ
シエチルアクリレートと前記の6−イソシアナトメチル
ー3.5.5−)リメテルシクロヘキシルイソシアネー
トとの反応生成物である。
アズラクトン基を含むビニル−官能性化合物の例は、本
明細書の一部として参照すべき米国特許第4,304,
705号〔バイルマン(Heilman )ほか〕明細
書に記載されている。好ましいアズラクトンは2−ビニ
ル−4,4−ジメチル−2−オキサゾリン−5−オンで
あり、その製法は前記の米国特許明細書に開示されてい
る。
ポリビニルピロリドンポリマー(II)を製造するのに
、連鎖延長剤0ii)に対して反応性の官能基を含む、
2棟又はそれ以上の異なるタイプのビニル−官能性化合
物を用いうろことを理解すべきである。例えば、ポリビ
ニルピロリドンポリマー(II)は、イソシアネート官
能基とアズラクトン官能基との両者を含むことができる
また、ポリビニルピロリドンポリマー(ト)を製造1−
るのに、小割合量の他の遊離ラジカル重合性モノマー、
例えばエチルアクリレート、インオクチルアクリレート
等を用いうることも理解丁べきである。n−ビニルピロ
リドンのみと、連鎖延長剤(iil)に対して反応性の
官能基を有する1種又はそれ以上のビニル−官能性化合
物とを原料に用いて製造されたポリビニルピロリドンポ
リマー(11)が最モ好ましい。
ポリビニルピロリドンポリマーは、連鎖延長剤(il+
)に対して反応性のunn目金含むビニル−官能性化合
物の残基を合計約10重量%よりも多くは含まないのが
望ましい。n−ビニルピロリドンのみと、連鎖延長剤(
+ii)に対して反応性の官能基を含むビニル−官能性
化合物とを出発原料として製造される好ましいポリビニ
ルピロリドンzW ’) マー(It) ヲ製造するた
めには、n−ビニルピロリドンのKr 対イソシアネー
ト又はアズラクトン官能基を含むビニル−官能性化合物
の使用敏の重量比が、約99:1ないし90:10であ
るのが望ましい。ビニル−官能性化合物の量をそれより
も多くすると、皮膜形成ポリマーの架橋が過度となり、
皮膜が適当な伸び率を示さなくなる。約99=1ないし
97:6の重量比におけるn−ビニルピロIJ )l”
ン及ヒイソンアナトエチルメタクリレートから製造した
ポリビニルピロリドンポリマー(ti)は、本発明の実
砲に特に通していることが認められた。また、97:3
の重量比におけるn−ビニルピロリドン及ヒ2−ビニル
−4,4−ジメチル−2−オキサシリ/−5−センから
製造したポリビニルビl:llJトンポリマー(11)
も特に好適であることが認められた。
ポリビニルピロリドンポリマ−(11)を製造するのに
用いる遊離ラジカル重合反応は、慣用技法を用いて実姉
される。好ましい遊離ラジカル発生源物質はア・戸ビス
イソブチロニトリルである。所望により、t−ドデシル
ノルカフ0タンを連鎖イ多動削として用いることができ
る。一般に、反応は不活性雰囲気内において、アセトン
のような不活性有機M剤中で実姉される。
皮膜形成ポリマーを製造するには、プレポリマー(1)
及びポリビニルピロリドンポリマー(il)に対して反
応性の複数個の官能基を含む連鎖延長剤(111)を用
い、プレポリマー(1)とポリビニルピロリドンポリマ
ー(11)との連鎖延長を行う。由られる皮膜形成ポリ
マーは、プレポリマー(1)及びポリビニルピロリドン
ポリマー(11)のそれぞれによってもたらされる、ラ
ンダムに分布したセグメントからなるものと考察される
連g延長剤In)は、ヒドロキシ基、第一アミン基、第
二アミン基、チオール及びそれらの2 <1以上の組合
せからなる群から選ばれた複数個の官能基を含んでいる
。好ましい連鎖延長剤(lti)は、ヒドロキシ基、第
一アミン基、第二アミン基及びそれらの2種以上の組合
せからなる群から選ばれた複数個の官能基を含んでいる
好ましい連鎖延長剤はジオール及びジアミンである。連
鎖延長反応をエタノール又はイソゾロパノール中で行う
ことができ、そしてこれらの溶剤は、本発明の組成物を
皮屑に塗布する際に用いる消失性の溶剤として役立つ関
係上、連鎖延長剤としては脂肪族アミンが最も好ましい
。官能基が2個よりも多い連鎖延長剤を本発明の実施v
=用いることはできるが、そのような化合物は大割合量
の二官tie性の連鎖延長剤と組合せて用いるのが望ま
し^。皮膜を皮膚から実質的に無傷で除去したいときに
は、このことを特に守るべきである。なぜならば、官能
基が2個をこえる連鎖延長剤のみを用いると、皮膜形成
ポリマーの架橋が過度となり、得られる皮1摸が所要の
伸び率を示さないためである。好適なジオールの特定的
な例は1,4−ブタンジオール、エチレングリコール及
ヒジエチレングリコールである。好適なジアミンの特定
的な圀は6−アミノメチル−3,5,5−)リメチルン
クロヘキシルアミン(例工ば、トルセン・クミヵル社か
らイソホロンジアミンとして市販のもの)、「シェフア
ミンD−230J (ジェファソン・ケミカル社カら市
販のポリエーテルジアミン)、エチレンジアミン、テト
ラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、4 、
4’−ジアミノシンクロヘキシルメタン、1.4−ジア
ミノシクロヘキザン、4,4′−ジアミノ−6,3′−
ジメチルジシクロヘキシルメタン、ビペラゾン、トリメ
チルへキサメチルジアミン、ヘキサメチルジアミン、1
゜3−プロパンジアミン、1,2−プロパンジアミン及
びメチレンジアニリンである。好ましいアミンは、上記
の3−アミノメチル−3,5,5−)リメテルシクロヘ
キシルアミンである。異なるタイプの連鎖延長剤の混合
物を用いてもよい。
皮膜形成ポリマーを形成する方法は、使用される連鎖延
長剤(11)の性質によっである程度変わる。
一般には、連鎖延長剤(+ti)が脂肪族ポリアミンで
あれば、次に述べるように連鎖延長反応を室温で行うの
が好都合である。イソシアネート−官能性のプレポリマ
ー(1)とポリビニルピロリドンポリマー(11)とを
組合せる。ポリビニルピロリげンボリマー(II) 6
Xアセトン中で侠造するのが好都合であり、従ってアセ
トン中の溶液としてプレポリマー(1)と組合せるのが
よい。次に、このプレポリマー(1)とポリビニルピロ
リドンポリマー(11)と9混合物を攪拌しながら、こ
れに脂肪族アミン連鎖延長剤のイソゾロパノール浴液を
加えて皮膜形成ポリマーを生成する。一般には、連鎖延
長剤(ili)が芳香族のポリアミン又はポリオールで
あれば、連鎖延長反応を次のように行うのが好都合であ
る。イソシアネート−′自NU性プレポリマー(1)と
ポリビニルピロリドンポリマー(II)とをアセトンに
溶解する。しかしこの場合には、芳香族ポリアミン又は
ポリオールは、溶剤を加えない生(き)の液体として、
又はアセトンのような不活性な溶剤に溶解した溶液とし
て上記の溶液に加え、そして反応混合物を加熱する。
組成物が、実質的に水不溶性の、実質的に不粘着性の、
可続性を有する、皮膚に接着する皮++=を形成しうる
ものである限り、皮膜形成ポリマーの製造に用いられる
イソシアネーーー官能性プレポリマー(1) 、ポリビ
ニルピロリドンポリマー(4)、及び連鎖延長剤(ll
i)の相対的な量を変えることができる。皮膜形成ポリ
マーを製造するには、ポリビニルピロリドンポリマー(
II)の使用量対イソンアネ−1・−官能性プレポリマ
ー(1)の1史用瀘の重量比を2:98ないし2[]:
80とするのが望ましい。もし、ポリビニルピロリドン
ポリマー(il)対イソシアネートー官能性グレボリマ
−(1)の重量比が20二80をこえるならば、得られ
る皮1換形成ポリマーの水に対する不溶性が好適でなく
なる。ポリビニルピロリーンポリマー(11)対イソシ
アネーh −’M 化性ゾレボリマー(1)の重量比は
、約5:95ないし15:85であるのがさらに好まし
く、7:96ないし12:88であるのが最も好ましい
。無傷で、又は実質的に無傷で除去しうる皮膜が形成さ
れるような皮膜形成ポリマーを用いたければ、前述した
性状のほかに、さらに毎分20インチのジョー引きはな
し速度を用いたASTM −D −638−80で試験
した引張り強度が少なくとも約1500psiであり、
沖び率が約150チないし1000%である皮膜を形成
しうる能力を組成物が保持しつづける範囲内において、
イソシアネート−官能性プレポリマー(1)、ポリビニ
ルピロリドンポリマー(il)、及び連鎖延長剤(ll
l)の相対的使用破を変えることができる。
連鎖延長剤(ill)の使用量は、インシアネート−官
能性プレポリマー(:)の製造に使用される多官能性イ
ソシアネートの反応性及び官能性、連鎖延長剤(lll
)の反応性及び官能性、それに皮膜形成ポリマー内に連
鎖延長剤残基によってもたらされるセグメントの硬度を
、視含する槙々の事情によって変動する。一般には、連
鎖延長剤(iii)の使用量は、インシアネート−官能
性プレポリマー(1)及びポリビニルピロリドンポリマ
ー(11)に含まれる反応性官能基の合計1当量に対し
て約0.4〜1.0当量であろう。
インシアネート−官能性プレポリマー(1)及びポリビ
ニルピロリげンボリマー(11)の反応性官能基の合計
1当量当り約0.4当債未満の連鎖延長剤(ii+)を
用いると、望ましくない水準の粘着性を示す皮j模が生
じうる。1当量をこえて連鎖延長剤を用いると、遊離の
連鎖延長剤を含む皮膜が生じ、従って連鎖延長剤(tl
i)の種類によっては皮膚科学的に許容されなくなる恐
れがある。皮膜を実質的に無傷で除去したく、インシア
ネート−官能性プレポリマー(1)の製造に用いられる
イソシアネートが脂肪族であり、そして連鎖延長剤(+
ii)が脂肪族アミンであるときには、イソシアネート
−官能性ポリアミン(,1)及びポリビニルピロリドン
ポリマー(11)に廿まれる反応性官能基の合計1当量
当り、約0.8〜1.0当債の量でアミンを用いるのが
望ましい。
本発明の組成物に宮ませる広汎スペクトル的な殺菌剤は
沃素である。沃素が皮膜形成ポリマー中のn−ビニルピ
ロリドン残基との間で錯体を形成1−ること、及び本発
明の組成物から得られた皮膜からの沃素放出が、皮膜形
成ポリマー中のこの種のn−ビニルピロリドン残基の含
有量の関数であることか考えられる。
一般論として、皮膜形成ポリマーの重量基準で約1〜6
重は係の沃素を含む皮1漠形成物から、好適な殺菌作用
を示1−皮1摸の得られることが見いだされた。皮暎形
1戊組成物中に含ませる沃素の量は、皮膚上に形bkさ
れるべき皮膜の最終ノ享さに一部依存してきまる。所与
の沃素含有率を有する皮膜形成組成物から形成された比
較的薄い皮膜に含まれる沃素が、同じ皮膜形成組成物か
ら形成された比較的厚い皮膜に含まれるものよりも少な
いことはもちろんである。もし剥離用溶液を用いて皮膜
を皮1〜から取除くならば、皮膜は比較的薄くてよいが
(例えば約0.5ミル未満)、剥離剤を用いないで皮1
]Wから剥が′1−皮1摸であれば、比較的厚口にすべ
きである(例えば約1〜6ミル)。剥離用m液を用いて
除去する皮膜形成用に好ましい皮膜形成組成物は、皮膜
形成ポリマーの重量基準で約5.2iM%の沃素を含む
。一方、皮膚から剥がして除去する皮膜形成用に好まし
い皮膜形成組成物は、皮膜形成ポリマーの重量基準で約
2重量係の沃素を含む。いずれの場合にも、一般的に云
って皮膜形成組成物に含ませる沃素の量は、一定の持続
期間中(例えば60分又はそれ以上)、皮1摸から沃素
が実質的に連続して、かつ、実質的に均一に放出される
ような量であるのが望ましい。
エタノールのような溶剤中の溶液として、沃素を皮膜形
成ポリマーに加えるのが望ましい。1.9[FMにより
、この溶液に無機の沃化物(例えば沃化ナトリウム又は
カリウム)を含ませることもできる。
好適な沃素含有溶液は、0.5 : 1ないし4:1の
モル比における沃化物:沃素を含む。好ましいモル比は
、2:1の沃化物:沃素である。
本発明の、41151!:物は、組5X、物が皮膚に接
触すると、適当な速度で揮発するような消失性の溶剤中
の溶液として皮膚に塗布されるのが望ましい。皮;漠形
成ポリマーを溶解し、かつ、好適な揮発性を示す適当な
溶剤の例は、エタノール及びイソプロパツールである。
またアセトンも用^ることができ、その場合には、前述
した溶剤のうちの1棟と組合せることにより、皮膜形成
ポリマーを9浴化する溶剤系を得る。例1に記載の好ま
しい組成物を固形公約25&It%の敏で含むイソゾロ
パノール浴液は、外科的処置が終わった後、実質的に無
傷で除去できる皮膜を塗布するのに特に適していること
が見いだされた。約1ミル(0,0025Crn)の均
一な厚さを有1−る皮膜が、皮膚から皮膜をただ剥がし
とるだけで皮膚から実質的に無傷で除去しうろことが認
められた。
例6に記載の好ましい組成物を固形公約11重量係の畦
で含むエタノールーインゾロパノール溶液は、皮jh科
学的に許容される低級アルキルアルコールを用いて皮屑
から除去される皮膜の塗布に特に逸していることが見い
だされた。固形分含有量カ比較的低い、このようなエタ
ノール−イソプロパノール溶液を用いると、剥離用mg
を用いずに無傷で除去すべき厚手の皮膜よりも、不粘着
時間が短かくてすむ薄手の皮膜が祷られる。好ましい剥
離用浴剤はイソプロパツールからなる。
以下、非限定的な例によって本発明をさらに詳しく貌明
する。一般に、例1〜4に記載の引張り強度及び伸び率
についての値は、独立に8〜1゜回行った試験の平均値
である。
組成物から得られる皮膜が粘着を示すか否が測定する一
つの方法は次の通りである。各組成物を73ツーf−2
、−Ell (5cotchpar■brand ) 
L)) 、IJ −f−スf 、/I/ フィルム(3
M社の市販品)に≠26ワイヤ巻き塗装用ロンド〔ニュ
ーヨーク州ウェブスターのR,D、スペシャルティズ(
5pecialties )の市販品〕で塗布した。7
3′F及び相対湿度15係の粂件下で15分間、各塗膜
を乾燥させた。ジョンソン・アンド・ジョンソン社(J
ohnson andJohnson Company
 )から市販のレットクロス・コドン(Red Cro
ss Cotton ) (米41楽局法による長い繊
維のバージン稍装綿)の2″X2“片を谷塗膜の上にの
せ、その上に合計重量102Iの金属プレートとおもり
をのせた。60秒経過後、金属プレート、おもり及び綿
の中綿(cotton batting )を取除き、
綿の繊維が塗膜に付着しているか古かを塗膜ごとに肉眼
で慣査した。不粘着状態に好適に乾燥する塗膜には、そ
れに刺着した目視しうる繊維が本質的に皆無である。
試験方法B−水不溶性 組成物から得られる皮膜の水に対する不溶性が適切であ
るか否かを測定する一つの方法は次の通りである。やは
り谷組成物を試験方法Aで述べたようにスコッチパー印
のポリエステルフィルムに塗布し、試験方法Aにおける
ごとく乾燥させた。
40X32構成のグレード80の漂白粗綿亜〔ミネソタ
州セントボウルのツイン・シティ・ジャニター6サフ0
ライ?f (’I’win C1ty Janitor
 5upplyCo、)の市1m品〕の8″×10“片
を約65°〜70智の水道水でひたし、2”X2“のパ
ッドに折りたたんだ。塗膜ごとに新しく作ったパッドを
用い、各塗膜をパッドでごしごしとこすった。こする速
度は、60秒間に塗膜の上を約100回シンク゛ル/々
スするようにした。塗膜をすっかり洗い流すのに必要な
パス(各塗膜の上を通過した)の回数を記録した。水に
対する好適な不溶性を有する皮膜は、洗い流されること
なしに少なくとも約100回のシングルパスに耐えるで
あろう。
例  1 sooIIのナイアツクスPPG −1025(ユニオ
ン・カーバイド社製の分子量約1000のポリプロピレ
ングリコール)、270.61のジシクロヘキシルメタ
ン−4,4′−ジイソシアネート及び0.239.9の
ジブチル錫ジラウレートをレジンフラスコ内で組合せ、
得られた混合物を窒素の乾燥不活性算囲気下において1
00℃で4時間加熱することによってゾレボリマーを得
た。
200gの無水アセトンに、194jjO)n−ビニル
ピロリ「ン、6gのインシアナトエチルメタクリレート
、0.1’のアゾビスイソブチロニトリz+4ヒ0−4
#のt−vデシルメルカプタンを加えた。この混合物を
556Cに加熱し、望素雰囲気下においてその温度に1
6時間保ってポリビニルピロリrンボリマーを得た。
アセトンに溶解した1009σ〕上記プレボIJマー及
び27.2gの上Htポリビニルピロ1ノドンボ1ツマ
−と、イソゾロパノール650I中イソホロンジアミン
11.2.!i’の浴液とを混合したO混合物を26°
Cで15分間混合し、次いで70°Cに保った水浴を用
い、減圧下で浴剤を除去した。祷ら′itだ固形の皮膜
形成ポリマーをイソゾロ/fノールに再度M解し、固形
分25重敗%を含む溶液を得た。
工程り、沃素の添今 20.9の結晶沃素及び24gの沃化ナト;ノウムを5
6.9のエタノールに溶解した。固ノ杉分含有量25係
の皮1漠形1戊ポリマーの溶液ioo、pに前i己の沃
素−沃化物溶Q 2.5 、?を加えた。完全に溶解す
るまで混合物を混合し、得られた溶液を下i己の実験に
供した。
上記の組1戊物を皮膚に頭布したところ、4分出1の不
粘着時間が観察され、得られた皮膜をま適当に皮膚に接
着した。
厚さ約1ミルの皮膜の5“×8“の/(ツテh′−皮膚
から無傷で除去される。
剥離紙上に溶剤流延され、乾燥時の厚さが約1ミル(o
、oo25cIn)の皮膜は、3500 psiの引張
り強度及び300%の伸び率を示した。
剥離紙上に溶剤流延され、乾燥時の厚さが1.2ミ”(
0,003cm)の皮膜は、皮膜の両側で80係の相対
湿度差があるようにして40℃で測定し、1500 g
/m2/24時の水蒸気透過率を示した。
本例における液体組成物及びそれから得られる硬化皮膜
は、いずれも沃素を好適に保留した。水流吸引器による
減圧下60℃で2日後に、皮膜は(目視で測定して)沃
素を保留していた。
本発明の組成物を用いて得られた厚さ1ミル(0,00
251厚)の殺菌用皮膜、及び上記の皮膜形成ポリマー
を含むが沃素を含まない同じ厚さの対照皮膜を1インチ
平方に切断した。方形の皮膜を含湿チャンバーの底部に
おき、S、ファエカリス(Faecalis )の食塩
水懸濁液0.05 mlを塗布した。60.45及び9
0分後に、皮膜を取出し、0.1%のチオ硫酸ナトリウ
ムを含むデレンダ−内に入れて残留沃素を中和し、そし
て5分間浸軟処理(maceration )を行った
。各ホモジネートの小試料を系統的に希釈し、1Qcc
のM−エンテロコツカス(enterococcus 
)媒質[ジフコ・メジア(DlfさoMedia)67
85J Cジフコ・ラボラトリ−(Difco’Lab
oratory )の市販品〕を含む培養寒天中で前記
の希釈液の平板培養を行った。37℃で48時間培養し
た後で平板コロニーを数えた。殺菌剤入り皮膜の試験平
板から数え上けたコロニーと、対照皮膜の試験平板から
数え上げたコロニーとの間の数の差を計真することによ
り、1flll凶コロニー数のlog 10減少度を測
定した。
前記の方法で試験した際、殺菌剤入り皮膜は、30、ロ
ニー数の減少が5 logであることを示した。
また、本例の組成物を用いて得られた殺菌剤入りの皮1
yAは、前もってヒトの皮j1ifに植えつけておして
もすぐれた殺菌作用を示した。
例  2 例1の工程Bの手j原に従い、n−ビニルピロリドンと
2−ビニル−4,4−ジメチル−2−オキサゾリン−5
−オンとの遊離ラジカル重合を行っテホリマーを製造し
た。n−ビニルピロリドン、アゾビスイソブチロニトリ
ル及びt−ドデシルメルカプタンの量は例1に示した通
りであり、そして2−ビニル−4,4−ジメチル−2−
オキサ・戸リンー5オンの使用量は6gとした。
I+01の工程Aにおけるゾレボリマー1ooy及び上
記のポリビニルピロリドンポリマー含有m(&24.6
 &を270gのイソゾロパノール、!:、−111f
lc混合した。この得られた溶液に、イソゾロパノール
50g中6−アミノメチル−3,5,5−)リメチルシ
クロヘキシルアミン11gの浴液を約2分以内で加えた
し01の工程りの手法にならって沃素を組成物に添合し
たが、本例においては、例1における2、5gに代えて
2.7Iの沃素−沃化物溶液を用いた。
得られたMi我物を下記の実験に供した。
剥離紙上に流延され、約1ミル(0,0025cm)の
厚さを有する皮膜は、2500psiの引張り強度及び
660%の伸び率を示した。
例6〜4 例10手法に従って皮膜形成ポリマーを製造した。記載
のlヨでF記成分を用い(次の表1)、各皮膜形成ポリ
マーの固形分25チの溶液を得た二表  I 例3 100  5.5  10.8 例4   100    21.3     10.8
例6及び例4の各固形分25%溶液100gに、列1(
工程D)の沃素−沃化物m液をそれぞれ5.6及び5.
8g加えた。
上記の組成物から紙の上に流延され、乾燥時の厚さが約
1ミル(0,0025C771)の皮膜の引張り強度及
び伸び率は次の通りであった(次の表11)二表  ■ 例60組成物       5700       3
50係例4の l       3100      
320%例  5 例1(工程A)のゾレボリマー150g及び例1(工程
B)で調製したポリビニルピロリドンポリマーのアセト
ンi@041.7 Q 、9と、イソゾロパノール66
0.9中イソホロンジアミン17.07.9の溶液とを
混合した。この混合物を26℃で15分間混合した。
上記の固形分21%の皮膜形成ポリマーの溶液868.
77.9に、例1(工程D)の沃素−沃化物m液54.
63 l!とエタノール1009.50..9との混合
物を徐々に加えた。完全に溶解するまでこの混合物を混
合し、得られた固形分11%の溶液を−F記の実験に供
した。
剥離紙上に流延され、乾燥時の厚さが約1ミル(0,0
025C7n)の皮膜は、毎分20インチのジョー引き
はなし速度でASTM −D −638−80を用いて
測定した引張り強度が3900 psiであり、伸び率
が220%であった。
本例における皮膜形成組成物の殺菌作用を次のように測
定した。トリジトン大豆寒天上で1夜培養したS、ファ
エカリスを、660nmにおいて40%Tの密度となる
ように殺菌食塩水(0,,85係)に@l蜀させた。ナ
ルジエ(Nalge )分析用フィルターユニットタイ
プA (0,2μ)のフィルター上に、前記懸濁g!L
2 mlを均一に分散させ、次いで2分間吸引した。減
圧を保ちながら、皮膜形成組成物0.4mlをフィルタ
ー表面に塗布し、イソゾロパノール中で前もって浄化し
ておいた画家用の天然剛毛刷毛〔グルムバツへル エテ
ルナ(Grum−bacher etern& ) +
 101を用いて均一に分散させた。フィルター表面に
試料を均一に分布させるのに約10秒かかった。処理の
すんだ各フィルターを1分、2分、60分又&’!、9
0分間の暴露にイl、した。次に使いすて式のフィルタ
ーユニットウテ取外し、各フィルターを無菌的に取出し
、0.1%のチオ硫酸ナトリウム100m1を含むプレ
ンダー内に入れ、5分間の浸軟処理を行った。約2分間
吸引した接種ずみのフィルターユニットを歳生物負荷指
数(1ndex of m1crobial 1oad
 )として用いたが、これは特定の微生物処理への零時
間暴露(zero−t、ime exposure )
を表わす。準備した平板培養基を67°Cで48時間培
養し、コロニーを確実に増殖させた。約2.64〜2.
86メガラドにおけるr−線照射の前後における、本発
明の皮膜形成組成物の1分、2分、60分及び90分経
過時のS、ファエカリスのコロニー数のlog低減度を
次の表■に示す。また衣用には、ベタジン■ (Betadine) [:パージュ・7レデリツク社
(Purdue−Fredericlr ) ’JJの
ポリビニルピロリドン−沃素錯体の10%水溶液〕につ
いてのコロニー数のlog低減度も示しである。
表   ■ 峙 10j   煕射前の本例σ〕  戸呉射候の不汐
1」の4        7.3         8
      0.92     5.8      8
    2.760     餓足せず    8B 90         8          8  
     8本例の皮膜形成組成物を用いて1分及Oミ
2分後:・乞親祭されたコロニー数の低減度を工、沃素
自体+(よるほか、組5y、JyJ中(C言まれていr
ニアルコールンてよるものと考察されろ。
下記の成分を記載された愈(下記の表1〜′)で用い、
f+U 5の手法:(従ってイ重々の皮膜形成ボ1ツマ
−及び沃素を含む組5y、物を製造した:例6〜8及び
比較例への各組成物100gを、25.8.9のイソゾ
ロパノールと54.3.9のエタノールとの混合物でさ
らに希釈して固形分10.9重量%を含む溶液を傅た。
例9〜11及び比較例B〜Cは、製造時にすでに10.
9重量%の固形分を含んでいたので、別設希釈を行わな
かった。
前掲の試験方法Aで試験したところ、例6〜11の組成
物から形成された塗膜は、塗膜に付着する、綿繊維のな
いことかられかる通り、不粘着状態に好適に乾燥した。
これらの皮膜は、すべて約150%以上の伸び率を示す
&まずである。
試験方法Bで試験したところ、例6〜11の組成物から
得られる塗膜は、いずれも完全性において目視可能な変
化を起こさずに100回のパスに耐えたことに鑑み、好
適な水不溶性を有するものであった。
比較例への組成物は、目視可能な完全性の変化なしに1
00回をこえるパスに耐える塗膜(試験方法Bにより測
定)を与えたが、この塗膜は、試験方法Aで試験した際
、綿繊維が付着することによって判断される通り、不粘
着状態に好適に乾燥することはなかった。一方比較例B
及びCの組成物は、不粘着状態に好適に乾燥する塗膜(
試験方法Aで測定)を呈したが、これらの塗膜は、試験
方法Bで測定した水不溶性が不適当であった。詳しく云
うと、比較例B及びCの組成物は、それぞれ1回及び6
0回のパスで完全に洗い流されてしまった。
ペンタジンから得られた皮膜について試験方法A及びB
で試験したところ、不粘着性Q工好適であったが、1回
のパスで浴解してしまった。
50011(1)ナイフ”)り7.PPc+−4Q25
(ユ、=オンカーバイド社製の分子量約4000のポリ
プロピレングリコール)、67.3.?のジシクロヘキ
シルメタン−4,4′−ジイソシアネート及び0.26
Iのジブチル錫ジラウレートをレジンフラスコ内で組合
せ、得られた混合物を窒素の乾燥不活性雰囲気下で4時
間、100℃において加熱すること釦よってプレポリマ
ーを製造した。
下記の成分をRe載の量(次の表V)で用い、例5の手
順に従って種々の皮膜形成ポリマー(上記のプレポリマ
ーから製造したもの)及び沃素を含む組成物をJM造し
た。
25.8 、?のインプロパツールと54.3 &のエ
タノールとの混合物を用いて比較例D −Fの各組成物
10Djjを希釈し、固形分10−9Mm%を含む溶液
を慴だ。
試験方法Bで試験したところ、比較914 D及びEの
組成物からの塗膜は、洗いびLされずに100回のパス
に劇え、たことで判断される通り、好適な水不溶性を具
えていた。これに反し、比較例Fの組成物からは、わず
かに約40回のパスで洗い流されてしまう塗膜が生じた
。また、前掲の試験方法人で試験したところ、塗膜に対
する綿繊維の付着から判断される通り、比較例D−Fの
組成物はいずれも不粘着状態に乾燥しなかった。
レシンフラスコ内で500gのナイアツクスPPG −
6025(ユニオン・カーパイr社製の分子量約500
0のポリプロピレングリコール)、88.3.9のジシ
クロヘキシルメタン−414’ −ジイソシアネート及
び0.24.9のジプチル錫ジラウレートを組合せ、祷
られた混合物を窒素の乾燥雰囲気下100°Cで4時間
加熱してプレポリマーを製造した。
下記の成分を記載の量(次の表W )で用い、例5の手
法に従って種々の皮膜形成ポ゛リマ−(上記のプレポリ
マーからR造したもの)及び沃累を含む組成物を製造し
た: 25.8gのインプロパツールと54.3 、!i’の
エタノールとの混合物を用い、比較例G〜工σ)各組成
物100gをさらに希釈して固形分10.9 M祉%の
溶液を得た。
試験方法Bで試験したところ、各皮膜す玉洗いがtされ
ずに100回のパスに耐えた事実から実証されるように
、水に対する不溶性が好適である皮膜が比較例G〜工の
組成物から得らhた。しめ)しながら、試験方法Aで試
験したところ、綿繊維の付着によって実証されろ通り、
比較例G〜工の糸且成物は、い、ずれも不粘着状態に好
適に乾燥することが不可能であった。
代理人  浅 村   皓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 fl) a) (1)ポリイソシアネートと、該ポリイ
    ソシアネートに対する反応性を有する複数個の官能基を
    含むイソシアネート−反応性化合物との反応生成物であ
    る、複数個のイソシアネート官能基を有するプレポリマ
    ーと、(11)少なくともn−ビニルピロリドンと、ビ
    ニル−官U 性化合物との遊離ラジカル重合反応生成物
    であるポリビニルピロリドンポリマーと、(ili)該
    プレポリマー及び該ポリビニルピロリドンポリマーに対
    する連鎖延長剤との反応生成物であって、しかも該ビニ
    ル−官能性化合物が、該プレポリマーのインシアネート
    官能基の有する該連鎖延長剤に対する反応性と実質的に
    当量であるような、該連鎖延長剤に対する反応性を有す
    る官能基?含むことによってさらに特徴づけられている
    ものである皮膜形成ポリマー、及び b)殺菌剤として、該皮膜形成ポリマーとの錯体を形成
    している沃素 を含む組成物であって、消失性の浴剤から該ホ11成物
    を皮膚に塗布した際、該組成物から実質的に水に不溶性
    であり、実質的に不粘着の可撓性皮膜を形成することが
    でき、そして該皮膜は皮膚に廣触している間、皮膚に接
    着し、該殺菌剤を放出するものであり、かつ、約150
    %ないし1000%の伸び率を示すものであることを特
    徴とする、皮膚科学的に許容される皮膜形成組成物。 (2)  消失性の溶剤から皮膚に塗布した際に、前記
    組成物が少なくとも約1500 psiの引張り強度を
    示す皮膜を形成しうるものである、特許請求の範囲(1
    )に記載の組成物。 (3)  消失性の溶剤から皮膚に塗布した際に、前記
    組成物が少なくとも約2500 psiの引張り強度 
    ・及び約250%ないし1000%の伸び率を示す皮膜
    を形成しうるものである、特許請求の範囲(1)に記載
    の組成物。
JP58120136A 1982-07-02 1983-07-01 殺菌剤入り皮膜形成組成物 Granted JPS5927816A (ja)

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