JPS5927653B2 - ロ−ル成形用縦型ロ−ル - Google Patents
ロ−ル成形用縦型ロ−ルInfo
- Publication number
- JPS5927653B2 JPS5927653B2 JP12533179A JP12533179A JPS5927653B2 JP S5927653 B2 JPS5927653 B2 JP S5927653B2 JP 12533179 A JP12533179 A JP 12533179A JP 12533179 A JP12533179 A JP 12533179A JP S5927653 B2 JPS5927653 B2 JP S5927653B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- vertical
- rolls
- forming
- stand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はロール成形用縦型ロールの改良に係る。
例えば断面丸形のパイプの縦型ロールによる成形におい
ては各ロールスタンドに取付けられた左右1対の対向す
るロール間を被成形材が順次通過するうちに次第に丸形
に成形されるが、各ロールスタンドごとに、換言すれば
1対の成形ロールに対し一組のロール位置変更装置が設
けられていて、0−ル位置の変更が必要な場合にはそれ
ぞれロールスタンドごとに、従つてロールの対の数だけ
調整することが必要で、而も各スタンドの調整量は作業
者の経験に頼るところが多く、作業の合理化が困難であ
つた。
ては各ロールスタンドに取付けられた左右1対の対向す
るロール間を被成形材が順次通過するうちに次第に丸形
に成形されるが、各ロールスタンドごとに、換言すれば
1対の成形ロールに対し一組のロール位置変更装置が設
けられていて、0−ル位置の変更が必要な場合にはそれ
ぞれロールスタンドごとに、従つてロールの対の数だけ
調整することが必要で、而も各スタンドの調整量は作業
者の経験に頼るところが多く、作業の合理化が困難であ
つた。
本考案はロールの位置調整を容易にした縦型ロールを提
供することを目的とし、ロールスタンドの中央線から左
右対称の位置に上下並びに水平方向に位置調整可能に設
けられた縦軸のそれぞれに、水平方向に揺動自在に取付
けられた上下二枚の揺動板があり、該二枚の揺動板に挾
まれて前記縦軸中心を頂点とする三角形の他の二つの頂
点の位置にそれぞれロール軸が縦に設けられ、該ロール
軸に成形用縦ロールが回転自在に取付けられているパイ
プ成形用縦型ロールに係る。
供することを目的とし、ロールスタンドの中央線から左
右対称の位置に上下並びに水平方向に位置調整可能に設
けられた縦軸のそれぞれに、水平方向に揺動自在に取付
けられた上下二枚の揺動板があり、該二枚の揺動板に挾
まれて前記縦軸中心を頂点とする三角形の他の二つの頂
点の位置にそれぞれロール軸が縦に設けられ、該ロール
軸に成形用縦ロールが回転自在に取付けられているパイ
プ成形用縦型ロールに係る。
次に添付図面に示す実施例について説明する。
なお本考案の装置はロールスタンド中心線を挾んで左右
対称の構造であるから特に指示しない場合は説明を簡単
にするため中心線より片側について説明することとする
。ロールスタンド1の中央線CCに対して左右対称の位
置に、ロールスタンド1の上梁3、下梁4にそわぞれ水
平方向へ摺動可能に、かつ外れないように設けられたブ
籠ノク5、6に支持されて縦軸2が設けられている。
対称の構造であるから特に指示しない場合は説明を簡単
にするため中心線より片側について説明することとする
。ロールスタンド1の中央線CCに対して左右対称の位
置に、ロールスタンド1の上梁3、下梁4にそわぞれ水
平方向へ摺動可能に、かつ外れないように設けられたブ
籠ノク5、6に支持されて縦軸2が設けられている。
上ブロック5には軸2との間にナットTが回転自在に、
かつ抜け出さないように嵌装され、ナット□の内側に切
られた雌ねじと軸2の雄ねじが螺合していて、ナット5
を回転させると軸2は下ブロック6との間に打ちこまれ
たキー8によつて回転することなしに上下動するように
してある。またブロック5はロールスタンド1の側柱I
T上部に固設されたナット9の雌ねじに螺合する雄ねじ
の切つてある調節棒10の一方の端部に調節棒が自在に
回転できるように係合してあつて、調節棒10の他端の
ハンドルによつて調節棒10を回せばブロック5はロー
ルスタンド1の上梁3に案内されて水平左右方向へ移動
するようにしてある。同様に下ブロック6はロールスタ
ンド側柱IT下部に固定されたナット9bの雌ねじに螺
合したねじの切つてある調節棒10bの端部に係合して
あつて、上記と同様に調節棒10bをまわせばロールス
タンドの下梁4に案内されて左右水平方向に移動するよ
うにしてある。
かつ抜け出さないように嵌装され、ナット□の内側に切
られた雌ねじと軸2の雄ねじが螺合していて、ナット5
を回転させると軸2は下ブロック6との間に打ちこまれ
たキー8によつて回転することなしに上下動するように
してある。またブロック5はロールスタンド1の側柱I
T上部に固設されたナット9の雌ねじに螺合する雄ねじ
の切つてある調節棒10の一方の端部に調節棒が自在に
回転できるように係合してあつて、調節棒10の他端の
ハンドルによつて調節棒10を回せばブロック5はロー
ルスタンド1の上梁3に案内されて水平左右方向へ移動
するようにしてある。同様に下ブロック6はロールスタ
ンド側柱IT下部に固定されたナット9bの雌ねじに螺
合したねじの切つてある調節棒10bの端部に係合して
あつて、上記と同様に調節棒10bをまわせばロールス
タンドの下梁4に案内されて左右水平方向に移動するよ
うにしてある。
縦軸2には上下の揺動板11,11bが間隔をおいて揺
動自在に支持されており、該土下揺動板11,11bに
は縦軸2の位置を頂点とする三角形の他の二つの頂点の
位置にそれぞれロール軸12,13が挟持されており、
該ロール軸12,13にはそれぞれ縦ロール14,15
が回転自在に軸支されている。
動自在に支持されており、該土下揺動板11,11bに
は縦軸2の位置を頂点とする三角形の他の二つの頂点の
位置にそれぞれロール軸12,13が挟持されており、
該ロール軸12,13にはそれぞれ縦ロール14,15
が回転自在に軸支されている。
第2図に示すロール14,15はそれぞれ半円形プロフ
イルをしており、左右対称位置に対向し7て設けられた
縦ロールと共に円形カリバ一を構成しているが、半円形
プロフイルには限定されず、被成形機16′の形状によ
つては例えば第4図に断面を示すような形状のロール1
8とすることもできる。上記のような構造をしているの
で調節棒10および10bによつて縦軸2を左右ロール
の中心から所定間隔のところに保持したのち、ナツト7
をまわして縦軸2を上下させてロール14,15の高さ
を所定高さに調節しておく。
イルをしており、左右対称位置に対向し7て設けられた
縦ロールと共に円形カリバ一を構成しているが、半円形
プロフイルには限定されず、被成形機16′の形状によ
つては例えば第4図に断面を示すような形状のロール1
8とすることもできる。上記のような構造をしているの
で調節棒10および10bによつて縦軸2を左右ロール
の中心から所定間隔のところに保持したのち、ナツト7
をまわして縦軸2を上下させてロール14,15の高さ
を所定高さに調節しておく。
被成形材料16を左右対称位置に設けられた一対のロー
ル14,14間のカリバ一内へ押しこめば被成形材16
の先端は入側の第1の左右一対のロール14,14に接
触し、ロールに外方向へ向う力をかけ、左右ロール14
の間隔を広げるように上下揺動板11,11bが回動す
る。
ル14,14間のカリバ一内へ押しこめば被成形材16
の先端は入側の第1の左右一対のロール14,14に接
触し、ロールに外方向へ向う力をかけ、左右ロール14
の間隔を広げるように上下揺動板11,11bが回動す
る。
更に被成形材16が前進してその先端が第2の左右一対
のロール15,15に接触して噛みこまれると第2の左
右一対のロール15,15は外方へ向う力を受け、ロー
ル15,15の間隔は広がるように、第1の一対のロー
ル14,14の間隔は狭くなるように左右上下の揺動板
11,11bが回動し、各対のロール14,14および
15,15は被成形材に成形力を加えるようになる。被
成形材16の先端が第2の一対のロール15,15の間
を通過したのちは、第1の対のロール14,14、第2
の対のロール15,15が被成形材16に加える成形力
をそれぞれPl,P2とし、4P1,P2の作用線に縦
軸2の軸心からおろした垂線の長さを11,12とすれ
ばP1×11−P2×12となり、縦軸2を中心とする
モーメントが釣合う位置で左右上下の揺動板11,11
bは停止する。
のロール15,15に接触して噛みこまれると第2の左
右一対のロール15,15は外方へ向う力を受け、ロー
ル15,15の間隔は広がるように、第1の一対のロー
ル14,14の間隔は狭くなるように左右上下の揺動板
11,11bが回動し、各対のロール14,14および
15,15は被成形材に成形力を加えるようになる。被
成形材16の先端が第2の一対のロール15,15の間
を通過したのちは、第1の対のロール14,14、第2
の対のロール15,15が被成形材16に加える成形力
をそれぞれPl,P2とし、4P1,P2の作用線に縦
軸2の軸心からおろした垂線の長さを11,12とすれ
ばP1×11−P2×12となり、縦軸2を中心とする
モーメントが釣合う位置で左右上下の揺動板11,11
bは停止する。
この際縦軸5を中心としたロール14とロール15が挟
む角度θが鋭角すぎると揺動板11,11bは縦軸2を
中心にして被成形材料進行方向へ回転してしまつて、被
成形材に成形力が加わらなくなるから、実用上は約60
に以上の角度とすることが必要である。縦軸2と両ロー
ル軸11,12との軸心位置を頂点とする三角形は必ず
しも二等辺三角形でなくともよいが、両ロール14,1
5の成形量をほぼ同じにするのには縦軸2から両ロール
軸11,12までの距離を等しくすることが望ましく、
必要によつて同一距離にできないときはその差は50%
程度以下とする。
む角度θが鋭角すぎると揺動板11,11bは縦軸2を
中心にして被成形材料進行方向へ回転してしまつて、被
成形材に成形力が加わらなくなるから、実用上は約60
に以上の角度とすることが必要である。縦軸2と両ロー
ル軸11,12との軸心位置を頂点とする三角形は必ず
しも二等辺三角形でなくともよいが、両ロール14,1
5の成形量をほぼ同じにするのには縦軸2から両ロール
軸11,12までの距離を等しくすることが望ましく、
必要によつて同一距離にできないときはその差は50%
程度以下とする。
以上説明したように本発明の縦型ロールでは−基のロー
ルスタンド内に二対のロールを組込むことができ、運転
中は二対のロールは自動的にその位置を選ぶので、ロー
ル位置調整は揺動板を取付けた縦軸の位置を調整するだ
けでよく、従つて従来のロール一対分の調整で二対のロ
ールの調整ができることになり、またその調整量も経験
に頼るところが少ない。
ルスタンド内に二対のロールを組込むことができ、運転
中は二対のロールは自動的にその位置を選ぶので、ロー
ル位置調整は揺動板を取付けた縦軸の位置を調整するだ
けでよく、従つて従来のロール一対分の調整で二対のロ
ールの調整ができることになり、またその調整量も経験
に頼るところが少ない。
その土二対のロールを一基のスタンドに組込むので成形
機のライン長さが短かくなる利点もある。このタイプの
ロールは成形ロールのみならずガイドロールとしても利
用することができ、限られたスタンド間隔の中に、一層
幅広く被成形材を拘束することができ、ロール調整も容
易である。
機のライン長さが短かくなる利点もある。このタイプの
ロールは成形ロールのみならずガイドロールとしても利
用することができ、限られたスタンド間隔の中に、一層
幅広く被成形材を拘束することができ、ロール調整も容
易である。
第1図は本発明の実施例を示す一部破断平面図、第2図
は同じく一部破断正面図、第3図は本発明のロールの作
動を説明するための要部平面図、第4図は成形ロールの
他の例を示す断面図である。 1・・・・・・ロールスタンド、C−C・・・・・・ス
タンド中心線、2・・・・・・縦軸、3・・・・・・ス
タンド上梁、4・・・・・・スタンド下梁、5・・・・
・・土プロツク、6・・・・・・下プロツク、7・・・
・・・調整ナツト、8・・・・・・キー、9・・・・・
・固定ナツト、10,10b−・・・・・調整棒、11
,11b・・・・・・揺動板、12,13・・・・・・
ロール軸、14,15・・・・・・縦ロール、16,1
6′・・・・・・被成形材、17・・・・・・スタンド
側柱、18・・・・・・ロール。
は同じく一部破断正面図、第3図は本発明のロールの作
動を説明するための要部平面図、第4図は成形ロールの
他の例を示す断面図である。 1・・・・・・ロールスタンド、C−C・・・・・・ス
タンド中心線、2・・・・・・縦軸、3・・・・・・ス
タンド上梁、4・・・・・・スタンド下梁、5・・・・
・・土プロツク、6・・・・・・下プロツク、7・・・
・・・調整ナツト、8・・・・・・キー、9・・・・・
・固定ナツト、10,10b−・・・・・調整棒、11
,11b・・・・・・揺動板、12,13・・・・・・
ロール軸、14,15・・・・・・縦ロール、16,1
6′・・・・・・被成形材、17・・・・・・スタンド
側柱、18・・・・・・ロール。
Claims (1)
- 1 ロールスタンドの中央線から左右対称の位置に上下
並びに水平方向に位置調整可能に設けられた縦軸のそれ
ぞれに、水平方向に揺動自在に取付けられた上下二枚の
揺動板があり、該二枚の揺動板に挾まれて前記縦軸中心
を頂点とする三角形の他の二つの頂点の位置にそれぞれ
ロール軸が縦に設けられ、該ロール軸に成形用縦ロール
が回転自在に取付けられているロール成形用縦型ロール
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12533179A JPS5927653B2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | ロ−ル成形用縦型ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12533179A JPS5927653B2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | ロ−ル成形用縦型ロ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5650724A JPS5650724A (en) | 1981-05-08 |
JPS5927653B2 true JPS5927653B2 (ja) | 1984-07-07 |
Family
ID=14907458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12533179A Expired JPS5927653B2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | ロ−ル成形用縦型ロ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927653B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6181246U (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-29 | ||
JPS6217260U (ja) * | 1985-07-17 | 1987-02-02 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011117166A1 (de) * | 2011-10-05 | 2013-04-11 | Sms Meer Gmbh | Anlage und Verfahren zum kontinuierlichen Einformen längsgeschlitzter Rohre |
-
1979
- 1979-10-01 JP JP12533179A patent/JPS5927653B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6181246U (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-29 | ||
JPS6217260U (ja) * | 1985-07-17 | 1987-02-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5650724A (en) | 1981-05-08 |
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