JP3057135B2 - 製筒装置 - Google Patents

製筒装置

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JP3057135B2
JP3057135B2 JP6055133A JP5513394A JP3057135B2 JP 3057135 B2 JP3057135 B2 JP 3057135B2 JP 6055133 A JP6055133 A JP 6055133A JP 5513394 A JP5513394 A JP 5513394A JP 3057135 B2 JP3057135 B2 JP 3057135B2
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Inventor
泰孝 菅
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茨木精機株式会社
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状の包装材料を長手
方向に沿い且つ被包装物の回りで連続的にチューブ化す
る製筒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】縦列等間隔で移動する多数の被包装物の
回りで帯状のフイルムをチューブ化する場合、一般には
断面筒形の製筒装置を用いるが、フイルム交換時、前記
装置の狭いトンネル内側でフイルムを取り替えなければ
ならず、使い勝手の悪さから製筒装置の天板を開放した
ものの出現が望まれていた。実開昭58−103704
号公報には図5及び図6に示すように、2個のL字形の
側板1を両側に溝型に配置して上面を開放すると共に、
前記側板に傾斜状に形成した隙穴2に可動ブロック3を
スライド自在に設け、側板1に支持したピニオン5とそ
れに噛むラック歯6との作用により可動ブロッ3と案内
バー4とを一体に隙穴2の傾斜に沿って上下に変位さ
せ、チューブフイルム8の高さを変化させるもが開示さ
れている。
【0003】案内バー4の先端鈎部7によって押さえら
れるフイルム9は、この鈎部の高さがチューブの天井面
8のレベルを決定するから、案内バー4を斜め上下方向
に調整することによってフイルムのチューブの高さを自
由に変化させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来例は、両側
のピニオン5の回転操作で、ラック歯6を備えるブロッ
ク6を溝2に沿って変位すると、案内バー4は斜めに上
下動し、鈎形部7はチューブフイルム8の高さを変化さ
せるが、側板1が横方向に変位しないので、チューブフ
イルムの横幅を調整できないという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、チューブフイ
ルムの高さを変化させる場合のダンサロールの変位をな
くすために、フイルム押えロールを円弧軌道に沿って変
位させる。
【0007】
【発明の実施形態】対向する一対のベース部材10の間
にフイルム誘導スリット11を形成し、該スリットの先
端それぞれの傾斜でV字型のフイルム誘導傾斜縁12を
形成すると共に、これらベース部材の上に一対のL字形
材25を溝形に配置し且つこれらL字形材先端にそれぞ
れ前記V字型フイルム誘導傾斜縁と面一状に傾斜縁28
を形成してフイルム横幅規制手段を構成する。結果的に
は後述の2個のフイルム押えロールを経由して送られて
くる帯状フイルムはこの横幅規制手段の内面に沿ってチ
ューブ化される。また前記両L字形材の両外側面にそれ
ぞれ軸受け30を介して操作ねじ棒32を回転自在でか
つ平行状に支持すると共に、前記各操作ねじ棒に係合し
た雌ねじ部材33にそれぞれピン34を介して一端を支
持した案内棒35と、前記両L字形材の垂直な壁26に
フイルムの移動方向に向けてそれぞれ下降傾斜する案内
スリット40を形成すると共に、先端にフイルム押えロ
ール36を支持しかつ該押えロールをフイルム供給方向
に指向した前記フイルム案内棒35を、その中間点に設
けたピン41が前記案内スリット40に係合するように
構成する。
【0008】前記両操作ねじ棒32の回転で雌ねじ部材
33を同操作ねじ棒32に沿って変位させると、この雌
ねじ部材に一端を支持した案内棒35の中間は案内スリ
ット40に沿って傾斜状に変位する。つまり案内棒の一
端を直線移動させると、その中間部は斜め変位する結
果、案内棒他端つまり案内棒先端のフイルム押さえロー
ル36は円弧軌道に沿って変位する。
【0009】前記両ベース部材10それぞれの下側に両
フイルム誘導傾斜縁12の傾斜と平行になるように一対
の第2ねじ棒16をV字形にそれぞれ回転自在に支持す
ると共に、前記両第2ねじ棒に係合した変位ナット27
にそれぞれ前記L字形材25を固定しかつ前記両第2ね
じ棒それぞれの回転でL字形材をV字軌道に沿って変位
させるように構成する。1対のベース部材10の間のフ
イルム誘導スリット11の先端に形成したV字形のフイ
ルム誘導縁12の傾斜角度は、帯状のフイルムの端を角
筒形に丸めたとき、該フイルム両側縁が形成するV字角
度と同一であり、このフイルム誘導傾斜縁12と平行な
2本のねじ棒16に沿ってフイルム案内棒35を変位さ
せるから、形成されるチューブフイルムの横幅は支障な
く変位する。
【0010】前記両第2ねじ棒16におけるフイルム供
給方向の端にそれぞれユニバーサルジョイント17を介
して傘歯車18を固定する一方、両案内棒35の下側で
横方向に架設した伝導軸19の2個のピニオン歯車20
と前記両傘歯車18とを係合して構成する。前記伝導軸
19の操作で一対のL字形材の間隔は同時に変化してフ
イルムの横幅を調整できるので、障害物のない上面完全
開口形の製筒装置を提供できる。
【0011】
【実施例】図1及び図2に示すように、プレートをL字
型に折り曲げて形成した左右一対のベース部材10を突
合わせ状に設け、その突合わせ部間に直線状のフイルム
誘導スリット11を形成し且つ当該スリツトの端で前記
両ベース部材の先端を傾斜させてV字形のフイルム誘導
縁12を形成する。
【0012】前記両ベース部材10の両側からそれぞれ
フレーム13を突き出し、該フレームに形成した軸受け
14と、ベース部材に形成した軸受け15とにねじ棒1
6を回転自在に支持する。図1では当該部分を片側のみ
しか図示していないので、図3でこれを詳しく説明する
と、左右のねじ棒16の軸線をそれぞれフイルム誘導縁
12の傾斜角と平行に配置するとともに、両ねじ棒16
の先端にそれぞれユニバーサルジョイント17を介して
傘歯車18をそれぞれ固定する一方、両側のフレーム1
3間に架設状に支持した伝導軸19に設けた2個のピニ
オン歯車20と、前記両傘歯車18とをそれぞれ係合す
る。そこでハンドル21をもつて伝導軸19を回転さ
せ、その動力をピニオン20及び傘歯車18を介して両
ねじ軸16に伝えると、ねじ軸のスクリュー作用でもつ
てねじ軸に係合したナツト22は、フイルム誘導縁12
の傾斜角と平行な軌道を矢印23のごとく往復動する。
【0013】一方各ベース部材10の上にはそれぞれ断
面L字形のL字材25を溝形に対向するように配置してい
る。図2に示すように前記各L字形材25の垂直面外側
にそれぞれ補強板26を固定すると共に、該各補強板の
下縁を水平に折り曲げて形成したフランジ27を、前に
述べた変位ナット22に固定することにより、前述のナ
ット22のねじ棒16に沿った変位によって、両L字形
材25の間隔は斜め横方向に変化する。この場合L字形
材の先端傾斜縁28は、ベース部材におけるV字形のフ
イルム誘導傾斜縁12の線上に沿った変位であり、この
L字形材の変位でもつて製筒中のチユーブフイルムの口
径を横方向に変化させるフイルム横幅規制手段を構成す
る。
【0014】図4のごとくL字形材25のそれぞれの垂
直面に形成した軸受け30,31にねじ棒32を回転自
在に支持し、該各ねじ棒にそれぞれ係合した雌ねじ部材
33の側面のピン34に案内棒35の一端を枢支すると
共に、両案内棒の他端に設けたフイルム押えローラ36
をフイルム供給側に突き出すように延長する一方、前記
補強板26にフイルムの移動方向に向けて下降傾斜する
案内スリット40を形成し、前記案内棒35の中間に設
けたピン41を前記案内スリット40に係合する。
【0015】そこでハンドル42でもつてねじ棒32を
回転し、例えば雌ねじ部材33を矢印43の方向に移動
させると、ピン41は矢印44のように案内スリット4
0に沿って下降し、フイルム押さえロール36を矢印4
5のように仮想線36aの位置まで変位させる。反対に
ピン41を案内スリット40に沿って上方向に変位させ
た場合、ロール36は円弧に沿って持ち上げられる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部を切り欠いた平面図
【図2】 前図のII-II線における断面図
【図3】 ねじ棒を回転させる手段の説明図
【図4】 側面図
【図5】 従来例の側面図
【図6】 従来例の平面図

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対のベース部材10の間にフ
    イルム誘導スリット11を形成し、該スリットの先端そ
    れぞれの傾斜でV字型のフイルム誘導傾斜縁12を形成
    すると共に、これらベース部材の上に一対のL字形材2
    5を溝形に配置し且つこれらL字形材先端にそれぞれ前
    記V字型フイルム誘導傾斜縁と面一状に傾斜縁28を形
    成したフイルム横幅規制手段と、前記両L字形材の両外
    側面にそれぞれ軸受け30を介して操作ねじ棒32を回
    転自在でかつ平行状に支持すると共に、前記各操作ねじ
    棒に係合した雌ねじ部材33にそれぞれピン34を介し
    て一端を支持した案内棒35と、前記両L字形材の垂直
    な壁26にフイルムの移動方向に向けてそれぞれ下降傾
    斜する案内スリット40を形成すると共に、先端にフイ
    ルム押えロール36を支持しかつ該押えロールをフイル
    ム供給方向に指向した前記フイルム案内棒35を、その
    中間点に設けたピン41が前記案内スリット40に係合
    するように構成した製筒装置。
  2. 【請求項2】 両ベース部材10それぞれの下側に両フ
    イルム誘導傾斜縁12の傾斜と平行になるように一対の
    第2ねじ棒16をV字形にそれぞれ回転自在に支持する
    と共に、前記両第2ねじ棒に係合した変位ナット27に
    それぞれL字形材25を固定しかつ前記両第2ねじ棒そ
    れぞれの回転でL字形材をV字軌道に沿って変位させる
    ように構成した請求項1に記載の製筒装置。
  3. 【請求項3】 両第2ねじ棒16におけるフイルム供給
    方向の端にそれぞれユニバーサルジョイント17を介し
    て傘歯車18を固定する一方、両案内棒35の下側で横
    方向に架設した伝導軸19の2個のピニオン歯車20と
    前記両傘歯車18とを係合した請求項2に記載の製筒装
    置。
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