JPS5927563Y2 - 緊締具 - Google Patents
緊締具Info
- Publication number
- JPS5927563Y2 JPS5927563Y2 JP1980109750U JP10975080U JPS5927563Y2 JP S5927563 Y2 JPS5927563 Y2 JP S5927563Y2 JP 1980109750 U JP1980109750 U JP 1980109750U JP 10975080 U JP10975080 U JP 10975080U JP S5927563 Y2 JPS5927563 Y2 JP S5927563Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- pair
- clamping members
- clamping
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は緊締具に関し、すなわち一対の挟圧部材の挟圧
力により緊締ロープを簡単に挟持緊締し、しかも緊締後
は弛緩する虞れがない緊締具に係るものである。
力により緊締ロープを簡単に挟持緊締し、しかも緊締後
は弛緩する虞れがない緊締具に係るものである。
従来、たとえばコンテナー船等において、その船底に運
搬物を固定する場合にはロープを緊締し固定するが、船
の揺動のたびに弛みやすくなり、また緊締作業において
ロープを緊張しておく必要があり、極めて煩雑であった
。
搬物を固定する場合にはロープを緊締し固定するが、船
の揺動のたびに弛みやすくなり、また緊締作業において
ロープを緊張しておく必要があり、極めて煩雑であった
。
本考案はかかる点に鑑みなされたもので、以下図面に示
す実施例にもとづいて説明すると、第1図はロープの中
間部を省略して示した一部切欠正面図、第2図は同じく
一部切欠平面図、第3図は挟圧部材の拡大平断面図であ
る。
す実施例にもとづいて説明すると、第1図はロープの中
間部を省略して示した一部切欠正面図、第2図は同じく
一部切欠平面図、第3図は挟圧部材の拡大平断面図であ
る。
図中1は基板、2.2は該基板1の上面に後記緊締ロー
プと直交する方向に対設される一対の挟圧部材であり、
該挟圧部材2,2は後記円筒軸を回動自在に嵌合する孔
3を設けるとともに、該孔3の下部に後記ストッパーピ
ンの案内用長溝4を連成上た後記コイルバネの受容溝5
を連通して形成している。
プと直交する方向に対設される一対の挟圧部材であり、
該挟圧部材2,2は後記円筒軸を回動自在に嵌合する孔
3を設けるとともに、該孔3の下部に後記ストッパーピ
ンの案内用長溝4を連成上た後記コイルバネの受容溝5
を連通して形成している。
また該挟圧部材2,2の対向側面は後記ロープの引出側
、すなわち後記ストッパーピンの存在する側において最
も狭く、かつ緊締゛ロープの直径より中挟であり、スト
ッパーピンの反対側に行くにしたがって徐々に拡がるよ
うに湾曲せられ、かつ鋸歯状掛止爪6が刻設されている
。
、すなわち後記ストッパーピンの存在する側において最
も狭く、かつ緊締゛ロープの直径より中挟であり、スト
ッパーピンの反対側に行くにしたがって徐々に拡がるよ
うに湾曲せられ、かつ鋸歯状掛止爪6が刻設されている
。
7は該挟圧部材2゜2の挟圧力を解除するために挟圧部
材2,2の側面における所要箇所に突設された挟圧解除
レバーである。
材2,2の側面における所要箇所に突設された挟圧解除
レバーである。
8は前記基板1の上面に植立されたストッパーピンであ
り、すなわち一対の挟圧部材2゜2の回動支点を結ぶ線
X−Xよりもロープの引出側に寄った位置に植立されて
いる。
り、すなわち一対の挟圧部材2゜2の回動支点を結ぶ線
X−Xよりもロープの引出側に寄った位置に植立されて
いる。
9は拡圧コイルバネであり、中間部を後記円筒軸に嵌合
し、その一端部を前記ストッパーピン8に当接させると
ともに他端部を挟圧部材2,2のストッパーピン8と反
対側の受容溝5に当接させている。
し、その一端部を前記ストッパーピン8に当接させると
ともに他端部を挟圧部材2,2のストッパーピン8と反
対側の受容溝5に当接させている。
したがってかかるコイルバネ9によって一対の挟圧部材
2.2が常時は挟圧方向に回動附勢せしめられていると
ともに挟圧力の解除方向(第2図上矢標A方向)に回動
させられた時には原位置への復帰回動力を蓄勢される。
2.2が常時は挟圧方向に回動附勢せしめられていると
ともに挟圧力の解除方向(第2図上矢標A方向)に回動
させられた時には原位置への復帰回動力を蓄勢される。
10は一対の挟圧部材2,2の孔3に回動自在に嵌合す
る円筒軸11,11を下面に垂設した上板であり、かつ
該円筒軸11゜11の中空部11a、Ilaと連通する
孔12゜12が貫設されている。
る円筒軸11,11を下面に垂設した上板であり、かつ
該円筒軸11゜11の中空部11a、Ilaと連通する
孔12゜12が貫設されている。
13は該上板10,10の孔12,12および円筒軸i
i、i1の中空部11a、11aを貫通して前記基板1
の上面に螺着されるネジであり、該ネジ13を以て上板
10および円筒軸11,11を基板1上に固設するもの
である。
i、i1の中空部11a、11aを貫通して前記基板1
の上面に螺着されるネジであり、該ネジ13を以て上板
10および円筒軸11,11を基板1上に固設するもの
である。
14,14は前記一対の挟圧部材2゜2を挟んで基板1
上に立設されるロープ案内枠であり、ロープを確実に挟
圧部材2,2間を通過せしめるものである。
上に立設されるロープ案内枠であり、ロープを確実に挟
圧部材2,2間を通過せしめるものである。
15は緊締ロープであり、中間部15aは前記基板1の
下面に固定部材16゜16により固定され、一側端部1
5bにはフック17を結着し、他側15cはフック付滑
車18に掛回して一対の挟圧部材2,2間を通過させ、
引出しており、その際ロープ案内枠14,14内を潜通
する。
下面に固定部材16゜16により固定され、一側端部1
5bにはフック17を結着し、他側15cはフック付滑
車18に掛回して一対の挟圧部材2,2間を通過させ、
引出しており、その際ロープ案内枠14,14内を潜通
する。
なお滑車18として本実施例ではフック付滑車を示して
いるが、これに限られるものではない。
いるが、これに限られるものではない。
本考案は上記のとうり構成されるので、たとえばまずロ
ープ15の一端側15bを被固定物品(図示せず)の一
側の船底等に配設された掛止部材(図示せず)に掛止す
るとともに他側15cを掛回したフック付滑車18を被
固定物品の反対側の船底等に掛止する。
ープ15の一端側15bを被固定物品(図示せず)の一
側の船底等に配設された掛止部材(図示せず)に掛止す
るとともに他側15cを掛回したフック付滑車18を被
固定物品の反対側の船底等に掛止する。
しかる後ロープの引出側端部15cを引っ張ると一対の
挟圧部材2,2はコイルバネ9の作用に抗して挟圧解除
方向(第2図上矢標A方向)に回動してロープの挟圧力
を弱める。
挟圧部材2,2はコイルバネ9の作用に抗して挟圧解除
方向(第2図上矢標A方向)に回動してロープの挟圧力
を弱める。
したがってロープ15の引出側部分は一対の挟圧部材2
,2の鋸歯状掛止爪6,6に摺接しながら引出される。
,2の鋸歯状掛止爪6,6に摺接しながら引出される。
これに伴いロープの一側端部15bと基板1との間隔は
不動であるためにロープの他側、すなわち基板1から滑
車18を掛回して一対の挟圧部材2,2に至るまでの長
さが端部15cの引出し長さに対応して短かくなり、し
たがって被固定物品はロープ15により緊締され、この
状態において挟圧部材2,2は挟圧方向に附勢されてい
るのでロープは挟圧部材2,2の対向側面により挟持固
定され弛緩する虞れがない。
不動であるためにロープの他側、すなわち基板1から滑
車18を掛回して一対の挟圧部材2,2に至るまでの長
さが端部15cの引出し長さに対応して短かくなり、し
たがって被固定物品はロープ15により緊締され、この
状態において挟圧部材2,2は挟圧方向に附勢されてい
るのでロープは挟圧部材2,2の対向側面により挟持固
定され弛緩する虞れがない。
なおおのおのの対向側面には鋸歯状掛止爪6,6が刻設
されていて、これがロープに食い込むから、さらに緊締
は確実となる。
されていて、これがロープに食い込むから、さらに緊締
は確実となる。
つぎにロープの緊締を解く場合には挟圧解除レバー7.
7を以て一対の挟圧部材2,2を挟圧解除方向、すなわ
ち第2図上矢標A方向に鋸歯状掛止爪6,6とロープ1
5が接触しない程度の位置まで回動させればロープ15
は挟圧を解除されて緩めることができる(第3図参照)
。
7を以て一対の挟圧部材2,2を挟圧解除方向、すなわ
ち第2図上矢標A方向に鋸歯状掛止爪6,6とロープ1
5が接触しない程度の位置まで回動させればロープ15
は挟圧を解除されて緩めることができる(第3図参照)
。
本考案は上記のとうり構成されるので、ロープによる緊
締ならびにその解除の作業が極めて簡単に、かつ正確に
なし得るものであって、その実用的効果は極めて犬であ
る。
締ならびにその解除の作業が極めて簡単に、かつ正確に
なし得るものであって、その実用的効果は極めて犬であ
る。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第1図はロ
ープの中間部を省略して示した一部切欠正面図、第2図
は同じく一部切欠平面図、第3図は挟圧部材の拡大平断
面図である。 1・・・・・・基板、2,2・・・・・・挟圧部材、3
・・・・・・孔、4・・・・・・案内用長溝、5・・・
・・・受容溝、6・・・・・・鋸歯状掛止爪、7・・・
・・・挟圧解除レバー 8・・・・・・ストッパービン
9・・・・・・拡圧コイルバネ、10・・・・・・上
板、11.11・・・・・・円筒軸、11a、11a・
・・・・・中空部、12・・・・・・′:f−L 13
・・・・・・ネジ、14,14・・・・・・ロープ案内
枠、15・・・・・・緊締ロープ、16,16・・・・
・・固定部材、17・・・・・・フック、18・・・・
・・フック付滑車。
ープの中間部を省略して示した一部切欠正面図、第2図
は同じく一部切欠平面図、第3図は挟圧部材の拡大平断
面図である。 1・・・・・・基板、2,2・・・・・・挟圧部材、3
・・・・・・孔、4・・・・・・案内用長溝、5・・・
・・・受容溝、6・・・・・・鋸歯状掛止爪、7・・・
・・・挟圧解除レバー 8・・・・・・ストッパービン
9・・・・・・拡圧コイルバネ、10・・・・・・上
板、11.11・・・・・・円筒軸、11a、11a・
・・・・・中空部、12・・・・・・′:f−L 13
・・・・・・ネジ、14,14・・・・・・ロープ案内
枠、15・・・・・・緊締ロープ、16,16・・・・
・・固定部材、17・・・・・・フック、18・・・・
・・フック付滑車。
Claims (1)
- 基板上に回動自在に軸支され、かつ挟圧方向に回動附勢
するとともに前記基板上に植立したストッパーピンを介
して挟圧状態に保持される一対の挟圧部材を後記ロープ
と直交する方向に対設し、該一対の挟圧部材をそれぞれ
の対向側面がロープの引出側の端部において対向側面間
の間隔が最も狭く反対側に行くにしたがって広がるよう
に形成するとともに対向側面間の最も狭い部分において
ロープを挟持するに適した間隔とし、さらにロープを基
板の下面に固定するとともに一側端部に掛止具を取り付
け、他側を滑車に掛回した後、その端部を一対の挟圧部
材間を通過させて引出して構成したことを特徴とする緊
締具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980109750U JPS5927563Y2 (ja) | 1980-08-04 | 1980-08-04 | 緊締具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980109750U JPS5927563Y2 (ja) | 1980-08-04 | 1980-08-04 | 緊締具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5733341U JPS5733341U (ja) | 1982-02-22 |
JPS5927563Y2 true JPS5927563Y2 (ja) | 1984-08-09 |
Family
ID=29470926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980109750U Expired JPS5927563Y2 (ja) | 1980-08-04 | 1980-08-04 | 緊締具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927563Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS438867Y1 (ja) * | 1964-03-23 | 1968-04-18 | ||
JPS4729886U (ja) * | 1971-04-26 | 1972-12-05 |
-
1980
- 1980-08-04 JP JP1980109750U patent/JPS5927563Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS438867Y1 (ja) * | 1964-03-23 | 1968-04-18 | ||
JPS4729886U (ja) * | 1971-04-26 | 1972-12-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5733341U (ja) | 1982-02-22 |
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