JPS5927550Y2 - マグネツトクラツチ - Google Patents

マグネツトクラツチ

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Publication number
JPS5927550Y2
JPS5927550Y2 JP8320579U JP8320579U JPS5927550Y2 JP S5927550 Y2 JPS5927550 Y2 JP S5927550Y2 JP 8320579 U JP8320579 U JP 8320579U JP 8320579 U JP8320579 U JP 8320579U JP S5927550 Y2 JPS5927550 Y2 JP S5927550Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input pulley
magnetic clutch
armature
spring
friction surface
Prior art date
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Expired
Application number
JP8320579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56926U (ja
Inventor
秀恭 竹蓋
利夫 山口
Original Assignee
株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ボッシュオートモーティブ システム filed Critical 株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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Publication of JPS56926U publication Critical patent/JPS56926U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍機の圧縮機と、エンジンとの動力伝達系路
中に組み込まれているマグネットクラッチの改良に関す
る。
従来、例えばバネの巻締力を利用してトルクの伝達を行
なうバネ式マグネットクラッチに於いては、励磁コイル
が通電されることにより駆動側である入力プーリの摩擦
面にアーマチュアが摩擦係合され、アーマチュアに係合
するコイルバネが入力プーリの軸部と出力ロータに巻き
付くことにより入力プーリと出力ロータが一体に回転す
る。
しかしながら前記アーマチュアあるいは入力プーリの摩
擦面に、たとえば外部から油類が付着すると、該摩擦面
の電磁摩擦面が低下し異常なすべりを生ずる。
従ってこの状態で継続して運転すると摩擦熱でコイルバ
ネが変形するだけでなく、入力プーリを支持するベアリ
ングのグリース流出を招き、該グリースが前記摩擦面に
付着するという悪循環によって前記ベアリングが焼付き
、マグネットクラッチは短時間で作動不能となる。
又、特に前記クラッチの入力プーリ部がWプーリである
場合、該プーリから他の駆動体、例えばパワーステアリ
ングのオイルポンプ等を駆動するようにしたものが既に
提供されているが前記ベアリングの表面焼き付きにより
その駆動さえも不能にする恐れがあった。
本考案は上述のような不具合を解消するため、特にマグ
ネットクラッチの入力プーリ部が「すべり」が続くこと
により異常発熱した際に、マグネットクラッチへの通電
を遮断させるようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面につ℃・て説明する。
第1図、第2図において、マグネットクラッチ1は冷凍
圧縮機2の端壁に、円筒体3の左端7ランジ4を当接さ
せ、該7ランジ4にあげられた孔4aより通しボルト5
を前記冷凍圧縮機2にねじ込むことにより取り付けが行
なわれている。
円筒体3には駆動体である入力プーリ6を支持するため
ベアリング7が取り付けられ、該ベアリング7は円筒体
3の右端部の座金8及びナツト9により円筒体3に支持
されている。
又、前記入力プーリ6の左端面には、断面コ字状の環状
溝10が形成され、該環状溝10内には7ランジ4に固
定された励磁コイル11が配されている。
前記環状溝10の形成されている部分は円板部12とさ
れ、該円板部120右端は摩擦面13とされている。
又円板部12の右側で、前記ベアリング7を支持するよ
う形成された軸部14にkL一端が抜は止めされたスリ
ップリング15が外装され、コイルバネ17の巻付面と
なる。
冷凍圧縮機2の回転軸2aと結合する出力ロータ16に
は、動力伝達用の一対のコイルバネ17ヲ配し、前記コ
イルバネ17のフックの一方を、アーマチュア18に設
けたバネ掛止用の切欠き18aに、他方を出力ロータ1
6に形成されたバネ掛止用の切欠き16aに掛止されて
いる。
又、前記出力ロータ16.コイルバネ17.アーマチュ
ア18を一体に支持する為カバー19が配され、該カバ
ー19は一端を出力ロータ16にリベット止めされ、他
端はアーマチュア18を支持している。
又、カバー19には孔19aがあけられ、該孔19a内
を通過し、前記アーマチュア18と一体に連動するピン
20が配されている。
ピン20には一端に板バネ21が取付けられ、該板バネ
21は、励磁コイル11に通電されたとき以外は、アー
マチュア18を前記入力プーリ6に形成された摩擦面1
3より離すよう構成されている。
又前記入力プーリ6の冷凍圧縮機側面には、ステー22
が結合され、該ステー22には入力プーリ6の摩擦熱を
感知する温度検出器23が配され該温度検出器23は、
第2図に示すように本体23a内の一端に熱溶融部材2
3b例えばポリエチレンを配し、中央に大径部を有し、
一端が本体23a外へ突出するピストン23cと、該ピ
ストン23cを押圧するスプリング23dとから構成さ
れてん・る。
次に冷凍圧縮機2の端面で、前記温度検出器23と同位
置に、回転ピックアップ装置24がねじ止めされ、該回
転ピックアップ装置24は、前記温度検出器23のピス
トン23cと、回転ピックアップ装置との間に適正ギャ
ップをもたせることで、入力プーリ6の1回転毎の出力
パルスが得られるよう構成されている。
次に上記構成の作動について説明する。
励磁コイル11が通電されると、入力プーリ6の摩擦面
13にアーマチュア18が吸着され、コイルバネ17は
入力プーリ6の軸部14に取付けられたスリップリング
15及び出力ロータ16の外周上に強く巻きつけられる
ことで前記入力プーリから出力ロータ16ヘトルクが伝
達され冷凍圧縮機は駆動されるが、前述入力ブーりの摩
擦面に異常なすべりが生ずると、入力プーリ部6が発熱
するのであるが、該発熱する過程で前記温度検出器23
のポリエチレン23bが溶け、ピストン23cはスプリ
ング23dにより図示右側へ移動する。
これにより回転ピックアップ装置24と、温度検出器2
3のピストン23cとの適正ギャップが解除されるため
いままで維持されてL・た回転ピックアップ24の出力
がなくなり図示しない励磁コイル11への通電回路が遮
断され、入力プーリは空転状態となる。
次に本考案の第2実施例について説明する。
第3図において、前記入力プーリ6の冷凍圧縮機側面に
ブツシュ25が係合され、該ブツシュ25には、温度収
縮部材例えば板状バイメタル26が係合され、該板状バ
イメタル26の一端はリベット27が取り付けられてい
る。
24は回転ピックアップ装置である。
次に上記構成の作動を説明する。
本実施例も上述第1実施例と同様で、入力プーリ6が発
熱すると、前記板状バイメタル26は入力プーリ6側へ
撓む為、回転ピックアップ装置24と板状バイメタル2
6のリベット27との適正ギャップが解徐される。
このことにより回転ピックアップ24の出力が遮断され
るため、図示しないコイル11への通電が解徐され入力
プーリは空転状態となる。
本考案は上述のように、入力プーリの摩擦面と出力ロー
タのアーマチュアとの接合面にすべり現象を来たしても
、入力プーリに伝達される熱を利用して、該入力プーリ
に設けた温度検出器の温度収縮部材を収縮させる事で、
冷凍圧縮機端面に設けた回転ピックアップ装置の出力を
遮断させたことにより回転ピックアップ装置からの出力
が解徐される為励磁コイルへの通電が遮断され、入力プ
ーリは空転する。
このように本考案は入力プーリに温度検出器を設けたこ
とにより応答性、正確性に秀れ、且つマグネットクラッ
チの異常すべりによる焼き付きが完全に防止される為、
品質保証上方れた効果を有するものである。
尚上述実施例を利用すれば■ベルトのすべりも検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の第1実施例を示し、第3図は
本考案の第2実施例を示す。 1・・・・・・マグネットクラッチ、2・・・・・・冷
凍圧縮機、4・・・・・・7ランジ、6・・・・・・入
力プーリ、11・・・・・・励磁コイル、13・・・・
・・摩擦面、14・・・・・・軸部、16・・・・・・
出力ロータ、17・・・・・・コイルバネ、18・・・
・・・アーマチュア、22・・・・・・ステー 23・
・・・・・温度検山谷、 トン、 23b・・・・・・温度収縮部材、23c・・・・・・
ビス23d・・・・・・スプリング、24・・・・・・
回転ピックアップ装置、 25・・・・・・ブツシュ 26・・・・・・板状 バイメタル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力プーリに温度検出部材を設け、該温度検出部材と対
    向する位置に回転ピックアップ装置を設け、プーリ温度
    上昇によりマグネットクラッチへの通電回路を遮断する
    ように横取したことを特徴とするマグネットクラッチ。
JP8320579U 1979-06-18 1979-06-18 マグネツトクラツチ Expired JPS5927550Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8320579U JPS5927550Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 マグネツトクラツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8320579U JPS5927550Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 マグネツトクラツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56926U JPS56926U (ja) 1981-01-07
JPS5927550Y2 true JPS5927550Y2 (ja) 1984-08-09

Family

ID=29316415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8320579U Expired JPS5927550Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 マグネツトクラツチ

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JP (1) JPS5927550Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8235196B2 (en) 2008-06-18 2012-08-07 Ogura Clutch Co., Ltd. Electromagnetic clutch

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035040U (ja) * 1983-08-17 1985-03-11 株式会社 東光 運搬箱用保持具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8235196B2 (en) 2008-06-18 2012-08-07 Ogura Clutch Co., Ltd. Electromagnetic clutch
DE102009024868B4 (de) * 2008-06-18 2016-03-31 Ogura Clutch Co., Ltd. Elektromagnetische Kupplung

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56926U (ja) 1981-01-07

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