JPS5927433A - シヤドウマスクの製造方法 - Google Patents

シヤドウマスクの製造方法

Info

Publication number
JPS5927433A
JPS5927433A JP13572082A JP13572082A JPS5927433A JP S5927433 A JPS5927433 A JP S5927433A JP 13572082 A JP13572082 A JP 13572082A JP 13572082 A JP13572082 A JP 13572082A JP S5927433 A JPS5927433 A JP S5927433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annealing
shadow mask
crystal grains
alloy
iron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13572082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS643022B2 (ja
Inventor
Masaharu Kanto
関東 正治
Hidekazu Akiyoshi
穐吉 英一
Yasuhisa Otake
大竹 康久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13572082A priority Critical patent/JPS5927433A/ja
Priority to EP83107286A priority patent/EP0101919B1/en
Priority to DE8383107286T priority patent/DE3366460D1/de
Publication of JPS5927433A publication Critical patent/JPS5927433A/ja
Priority to US06/818,269 priority patent/US4708680A/en
Publication of JPS643022B2 publication Critical patent/JPS643022B2/ja
Priority to HK1092/90A priority patent/HK109290A/xx
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/02Manufacture of electrodes or electrode systems
    • H01J9/14Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes
    • H01J9/142Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes of shadow-masks for colour television tubes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/07Shadow masks
    • H01J2229/0727Aperture plate
    • H01J2229/0733Aperture plate characterised by the material

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はカラー受像管用シャドウマスクの製造方法に関
するものである。
発明の技術的背景と問題点 一般のカラー受像管は第1図に示すように、電子銃(図
示せず)から射出された赤線及び青に対応する3本の電
子ビーム(1) 、 (2)及び(3)がシャドウマス
ク(4)の規則正しく配列された微細な開孔(5)を介
してパネル(6)の内面に被着された赤、緑及び青に発
光する蛍光体(力、(8)及び(9)に正しく対応射突
発光させることによってカラー映像を映出する構成を有
している。
このようなカラー受像管のシャドウマスクは、規則正し
く配列される微細な開孔を正確に穿設すること、パネル
内面と相似の曲面状に形状歪のないように成形すること
及びパネル内面との間隔(以下q値と称す)を所定の値
に正しく保持すること等が要求される。このようなシャ
ドウマスクの素材としては一般に高純度の鉄を主成分と
する、例えば0.10m乃至0,3u程度の厚さのアル
ミキルド脱炭鋼が用いられている。これは素材の供給能
力。
コスト、加工性及び強度等から総合的に決定されるもの
である。
ところがカラー受像管のシャドウマスクは管内組み込み
迄の各工程で上記の条件を全て許容範囲内に管」」シて
も、尚いくつかの問題点を有している。その内の一つに
シャドウマスクの温度上昇に伴う加熱膨張の問題がある
。即ちカラー受像管を動作させた場合、シャドウマスク
の開孔を通過する電子ビームは全体の1/3以下であり
、残りの電子ビームはシャドウマスクに射突し、シャド
ウマスクは時として80°0にも達する程加熱される。
1この結果シャドウマスクは熱膨張を生じ正しいq値か
らずれてしまう、いわゆるドーミング現像を生じ色純度
を劣化させる。従来一般に用いられている鉄を主成分と
する素材はその膨張係数がO〜100’0で約12 X
 10−6/degと相当大であるタメ、このドーミン
グ現象を生じ易く重要な問題となっている。そこで従来
からこのドーミング現象によるビユリティドリフト、即
ち色純度の劣化を軽減するためにイ1々の提案がなされ
ているが、特に管の動作初期及び局部的なドーミングに
対しては有効な手段は見出されていない。そこでシャド
ウマスクの素材自体に熱膨張係数の小さいもの、例えば
鉄−ニッケル系合金を用いる例が特公昭42−2544
6号公報、特開昭50−58977号公報及び特開昭間
−68650号公報で提案されているが末だ実用条件を
満足するには到っていない。この原因の一つとし・て鉄
−ニッケル合金からなる金属板の加工の困難さが挙げら
れる。即ちq値を許容範囲内とするた゛めにはシャドウ
マスクの曲面は高精度が要求され、1000mの曲率半
径向に対し許容公差は±511IIと非常に厳しいもの
である。しかし乍ら鉄−ニッケル系合金は従来の鉄を主
成分とするものに比べて焼鈍にかなりの弾性が残るため
プレス等による球面成形性が劣る欠点を有している。例
えば第2図に示すように厚さ0.2mtnの鉄−ニッケ
ル板を球面成形時に標準几に対して局部的な凹みを生じ
た場合、この凹み量(d)は加μm以下であれば実質的
に色純度の劣化は許容し得ることが確認されている。そ
してこの凹みi (d)とシャドウマスク素材の降伏点
強度について、例えば14吋型のシャドウマスクの場合
第3図に示すような特性を示す。即ち凹み量を加μm以
下とするためには降伏点強度は20 Kp /−以下に
抑える必要がある。しかし乍ら、鉄−ニッケル系合金を
素材とするシャドウマスクを従来のアルミキルド脱炭鋼
を素材とするシャドウマスクと同様に水素中のマスクア
ニール炉で焼鈍した場合の降伏点強度は第4図に示すよ
うに、アルミキルド脱炭鋼の特性(a)に比べて鉄−ニ
ッケル系合金の特性(b)は非常に高い。即ち900°
0もの高温で焼鈍しても降伏点強度は尚四〜30峙/−
までにしか低下しない。尚、第3図において、鉄−ニッ
ケル系合金の降伏点強度は明確な境界が得られないため
、0.2−伸びた時の引張強度を対応するものとして代
用している。このように鉄−ニッケル系合金を素材とす
るシャドウマスク杖特に有効部周辺の変形と凹みが大き
いため、膨張素数が小さいことによるマスクの加熱膨張
から生ずる色純度の劣化は殆んど問題ないが、変形によ
る色純度劣化が大きな問題とされている。
発明の目的 本発明は鉄−ニッケル系合金を主成分とするシャドウマ
スクの曲面成形性を向上し、変形を防止した高精度のシ
ャドウマスクの製造方法を得ることを目的とする。
発明の概要 本発明は鉄−ニッケル系合金を主成分とする金属板に多
数の開孔を設は真空中(減圧を含む)で焼鈍し、しかる
後成形することによって、降伏点強度を低下させ変形の
ない高精度のシャドウマスクとし色純度の劣化を防止す
るものである。
発明の実施例 鉄−ニッケル系合金を主成分とするシャドウマスク用素
材としてアンバー合金を用いた実施例について以下説明
する。第1表に実施例として用いたアンバー合金と従来
のアルミキルド脱炭鋼の重量組成比を示す。
上記組成の36Niアンバ一合金を素材とするシャドウ
マスクについて、談ず従来の水素雰囲気中でのマスクア
ニール炉の焼鈍工程の温度を上げた時の降伏点強度を第
5図に示す。図から明らかなように、1200°Cもの
高温度で焼鈍しても降伏点強度は2AKy/−までしか
低下しない。従って降伏点強度を成形性に問題のない2
0Kp / rad以下とするには第5図から外挿して
焼鈍温度を1500’0−1700°Cとする必要があ
る。しかし乍らこのアンバー合金の融点は1440°0
〜1455℃であるので、単純に温度のみを上げる方法
は実行不可能である。
第6図乃至第8図は上記焼鈍温度が夫々1000°0゜
1100°C及び1200℃とした時の試料の結晶組織
構造を示す顕微鏡写真である。尚、第6図乃至第8図に
おいて、(a)は断面を、(b)は表面の結晶組織構造
を夫々示す。
第6図乃至m8図から明らかなように焼鈍温度の上昇に
伴い結晶粒の成長も進んでいることが判る。しかし乍ら
断面の結晶粒は大きく成長しているのに対し、表面の結
晶粒は殆んど成長していない。
即ち、この表面結晶粒の成長不足は降伏点強度と関連が
あり、この結晶成長の偏倚は合金板厚さ方向の特に表面
近傍とその内側間の不純物の微妙な偏析と考えられる。
そこで本実施例において、焼鈍雰囲気を大気排気による
真空中での焼鈍を実施した。真空度1O−3Torrで
夫々1000’0 、1100℃及び1200℃で10
分間焼鈍した場合の結晶組織構造を示す顕微鏡写真を第
9図乃至第11図に夫々示す。薄板厚は0.2賭である
尚、第9図乃至第11図において、(a)は断面を、(
b)は表面の結晶組織構造を夫々示す。第9図乃至第1
1図から明らかなようにこの焼鈍により断面のみならず
表面の結晶粒もよく成長した。第12図は上記真空中で
の焼鈍を実施したシャドウマスクの降伏点強度を示すも
ので、成形性に問題のない降伏点強度20 Ky / 
rtrtlは1000℃以上の焼鈍によって得られる。
ここで表面の結晶粒の成長を阻害していると考えられる
表面(厚さの1/20以下のノー)の不純物について分
析した結果を第2表に示す。
第2表 焼鈍前後の組成(重量比) 第2表から明らかなように真空中焼鈍後の鉄−ニッケル
以外の不純物は概ね減少しており、特にマンガン(Mn
)は約1/10に燐(P)及び硫黄(8)は検出不能な
レベルに彼で低下している。
これは真空中で焼鈍することにより、蒸気圧の高いMn
 、P 及びS等が結晶粒界より蒸発して結晶粒の成長
を容易にしたため、また大気中での焼鈍で生じがちな2
等不純物の酸化物等が表面層内に形成されにくいためと
考えられる。
以上の真空中の焼鈍により得られたアンバー合金を素材
とし降伏点強K 20 Ky / m−以下のシャドウ
マスクを所定の曲面状に成形した場合、曲面品位に全く
問題のないものが得られた。このようにして得られたシ
ャドウマスクを組み込んだカラー受像管は、アンバー合
金の熱膨張率が0〜100℃で1〜2 X 10 ’/
 degと非常に小さいためシャドウマスクの熱膨張に
よる色純度の劣化は問題なく、又シャドウマスクの機械
的変形による色純度の劣化も全く問題のないものが得ら
れた。
以上の実施例では1O−3Torrの真空中で焼鈍した
例について説明したが、真空度は1.0 ’Torr以
下であれば同様の効果を奏することが確認された。この
真空度では残存ガスは酸化、還元、また不活性ガスのい
ずれでもよい。これ以上圧力金玉げると不純物の蒸発が
充分に行なわれなくなり効果は薄くなる。またこの焼鈍
工程はシャドウマスクの多数の開孔を穿設する前に行な
ってもよい。また本発明に適用されるシャドウマスク素
材は36NNアンバ一合金に限られるものではなく、4
1N1合金他鉄−ニッケル系合金を主成分とするもので
あれば同様に適用し得ることは言うまでもない。
尭明の効果 以上のように本発明によれば、鉄−ニッケル系合金を主
成分とするシャドウマスクの曲面成形性を向上し変形を
防止した高精度の曲面品位とすることができ、色純度の
問題のないカラー受像管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカラー受像管の動作を説明するための模式図、
第2図はシャドウマスクの変形を説明するための要部の
概略図、第3図はシャドウマスク素材の変形量と降伏点
強度との関係を示す特性図、第4図及び第5図はシャド
ウマスクの焼鈍温度と降伏点強度との関係を示す特性図
、第6図乃至第8図及び第9図乃至第11図は従来及び
本発明の実施例の夫々焼鈍温度によるシャドウマスク素
材の金属結晶組織構造を顕微鏡写真により表わした図で
第6図乃至Ml1図の(a)は断面を(b)は表面を夫
々示す図、第12図は本発明の実施例の焼鈍温度と降伏
点強度との関係を示す特性図である。 (4)・・・シャドウマスク  (5)・・・開孔代理
人弁理士 則近憲佑(ほか1名) 152− rq軍綱概

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)鉄及びニッケルを主成分とする薄板状金属板に多数
    の開孔を設ける工程と、前記多数の開孔を有する金属板
    を焼鈍する工程と、前記焼鈍された金属板を成形する工
    程とを少くとも備えたシャドウマスクの製造方法におい
    て、前記焼鈍を真空中で行なうことを特徴とするシャド
    ウマスクの製造方法。 2)前記焼鈍が10 ”Torr以下の圧力の真空中で
    行なわれることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のシャドウマスクの製造方法。 3)前記焼鈍が1000℃以上の温度で行なわれること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載のシャドウマス
    クの製造方法。
JP13572082A 1982-08-05 1982-08-05 シヤドウマスクの製造方法 Granted JPS5927433A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13572082A JPS5927433A (ja) 1982-08-05 1982-08-05 シヤドウマスクの製造方法
EP83107286A EP0101919B1 (en) 1982-08-05 1983-07-25 Color picture tube and method for manufacturing the same
DE8383107286T DE3366460D1 (en) 1982-08-05 1983-07-25 Color picture tube and method for manufacturing the same
US06/818,269 US4708680A (en) 1982-08-05 1986-01-13 Color picture tube and method for manufacturing the same
HK1092/90A HK109290A (en) 1982-08-05 1990-12-27 Color picture tube and method for manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13572082A JPS5927433A (ja) 1982-08-05 1982-08-05 シヤドウマスクの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5927433A true JPS5927433A (ja) 1984-02-13
JPS643022B2 JPS643022B2 (ja) 1989-01-19

Family

ID=15158300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13572082A Granted JPS5927433A (ja) 1982-08-05 1982-08-05 シヤドウマスクの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5927433A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS643022B2 (ja) 1989-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007231423A (ja) 鉄/ニッケル合金のシャドーマスクの製造方法
US4536226A (en) Method of manufacturing a shadow mask for a color cathode ray tube
US4612061A (en) Method of manufacturing picture tube shadow mask
US4427396A (en) Method of manufacturing a color selection electrode for a color display tube
KR0135060B1 (ko) 새도우마스크 판소재 및 그를 이용한 새도우마스크
US4708680A (en) Color picture tube and method for manufacturing the same
JPS5927435A (ja) カラ−受像管
JPS5927433A (ja) シヤドウマスクの製造方法
US4872924A (en) Method of producing shadow mask of color cathode ray tube
KR960010427B1 (ko) 칼라 음극선관용 구멍난 섀도우 마스크 어닐링방법 및 이에 따라 제조된 마스크
JPS6231925A (ja) カラ−ブラウン管
US6130500A (en) Doming effect resistant shadow mask for cathode ray tube and its fabricating method
JPS5927434A (ja) カラ−受像管
JPH0222495B2 (ja)
JPS6142838A (ja) カラ−受像管
JPH0222496B2 (ja)
JPH10214578A (ja) ヒートシュリンクバンド
JPS61218050A (ja) カラ−受像管及びその部品用素材及びその製造法
JPS60251253A (ja) カラ−受像管
JPH1017998A (ja) 打ち抜き性良好な電子銃部品用Fe−Ni系合金素材及びその製造方法並びに加工部品
JPH07166298A (ja) 管内部品
JPH0676645B2 (ja) 管内部品用素材とその製造方法
JPH0727760B2 (ja) カラ−受像管
JPS6148523A (ja) シヤドウマスクの製造方法
JPH088073B2 (ja) カラーブラウン管