JPS5927134Y2 - 靴の中敷 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は靴の内部に挿入する敷物にむいて、上層１と下層
２との外周を一体に接続３し、両層１゜２間に中空層４
を介在させ、上層１に中空層４に連通ずる多数の小透孔
５を穿設し、隣接小透孔５゜５間に中空層４を保持する
多数の支持材６全介在させてなる靴の中敷に関するもの
である。

上記敷物は合成樹脂製であれば良いし、上記小透孔５の
直径は約３關であれば良い。

小透孔５釦よび支持材６の数は無数又は多数であり、中
空層４は無数又は多数の支持材６によって保持される。

従って靴の内部に上記敷物を挿入し、靴の内部に足を挿
入しこれを履くと足の裏は上記上層１の上面に接し、足
の裏から発生する汗は上記小透孔５金通過して中空層４
内に入り、体温で蒸発して汗中塩が上記下層２の上面に
残留する。

蒸発水分は中空層４内から上記小透孔５を通過して上層
１の外部に排出される。

この排出は体重釦よび歩行運動による上記上層１の昇降
運動による中空層４の圧縮トよび膨張運動によって行わ
れ外気の中空層４内への吸引作用も行われる。

そして上記の汗による臭気が中空層４内へ蓄積した場合
は上記敷物を靴から分離して同敷物を水洗し同臭気およ
び残留塩を排出し乾燥させて上述同様に靴に挿入して用
いることができる。

従来の中敷では汗の残留蓄積臭が靴そのものに浸入蓄積
し易い欠陥があった。

本案は上記欠陥に鑑みなされたものであって、本案は上
述のように靴の内部に挿入する敷物に釦いて、上層１と
下層２との外周會一体に接続３し、両層１，２間に中空
層４金介在させ、上層１に中空層４に連通ずる多数の小
透孔５を穿設し、隣接小透孔５，５間に中空層４を保持
する多数の支持材６乞介在させて構成したので汗の残留
蓄積臭が上記敷物内に保持されて靴そのものに浸入蓄積
し難くかつ敷物の取替えが容易で、しかも敷物による靴
内の通気性金量上し得る便益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案の靴の中敷を示す平面図、第２図は第１図
Ａ−Ａ線による縦断面図である。 １・・・上層、２）・・下層、３・・・接続部、４・・
・中空層５・・・小透孔、６・・・支持材。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １）靴の内部に挿入する敷物に釦いて、上層１と１層２
   との外周會一体に接続３し、両層１，２間に中空層４を
   介在させ、上層１に中空層４に連通ずる多数の小透孔５
   を穿設し、隣接小透孔５．５間に中空層４を保持する多
   数の支持材６を介在させてなる靴の中敷。 ２）上記敷物が合成樹脂製である実用新案登録請求の範
   囲第１項記載の靴の中敷。 ３）上記小透孔５の直径が約３ｍｍである実用新案登録
   請求の範囲第１項記載の靴の中敷。