JPS592707A - 椅子付き学生机 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は学校の教室において使用される椅子付きの学生
机に関する。

従来、この種の椅子付き学生机は種々用いられているが
、その多くは机と椅子とを固定的に一体化したもので折
９畳みが不可能で折り畳むことができず、教室内などに
おいて寄せ集めて片付ける場合には広いスペースを必要
としている。また、なかには折９畳みを可能にした構造
の椅子付き学生机が開発されているが、しかしそれは机
同志を前後に連結して使用するもので単独では使用でき
ず、しかも寄せ集めて片付ける場合に作業が面倒である
などの問題を残している。

本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、椅子を机に
対して折シ畳み前後方向の長さを縮少することにより、
狭いスペースで寄せ集めて片付けることができ、また単
独で使用できるとともに、寄せ集めて片付ける場合の作
業が便利である椅子付き学生机を提供するものである。

従って、本発明の椅子付き学生机は、天板を起立可能に
支持した一対の机脚の下端部に後側へ向けて八字形に広
げて配した机接地枠を連設し、且つ座板を取付は下側に
向はノ（字形に広げて配した一対の椅子脚の下端部に前
側に向けて椅子接地枠誉連飯し、椅子接地枠の前端部と
机接地枠の後端部を枢着した構成とし、接地枠同志の枢
着部を中心として椅子を机の内側へ前倒しできるように
したものである。

以下本発明を図面で示す一実施例について説明する。

図面は本発明の学生机の一実施例を示し、第１図ないし
第４図は夫々使用状態を示し、第５図および第６図は夫
々連結した使用状態を示し、第７図および第８図は夫々
折り畳み状態を示している。

図中１は机、２は椅子を夫々示し、机１は机脚３，３と
机接地枠４，４を有し、椅子２は椅子脚５，５と椅子接
地枠６，６を有している。

机１に設けられる机脚３．３は例えば金属製の角形パイ
プからなるもので、稍々後側へ傾けて上下方向に浴い平
行に配置され、連結枠７により互に連結固定されている
。机脚３，３の上端部には後側へ向は水平に突出するよ
うに机脚３゜３を延長して机腕８，８が一体に連設され
、こ゛の机腕８，８に天板９が天板支持具１０．１０に
より支持して設けられている。天板支持具１０．１０は
前端部がヒンジ部１１．１１を介して机腕８，８に前、
上側に向は起立回動できるように枢着され、これに設け
たスト２１４’　ｊ　３　。

１２を机腕８，８上に当接することにより水平に停止し
ている。天板支持％１０．１０を机脚３．３に取付ける
ヒンジ部１１の構造は例えば第９図で示す構造をなして
いる。すなわち、図中１１ｍは机脚３，３に取付けたね
じ、１１ｂは支持具ノ０の前端部に形成されたねじｌ１
ｍが挿通する円弧孔、Ｉｌｅは押え板、ノＪｄはねじｌ
１ｍに螺合するナツトである。このため、天板９は水平
に支持されるとともに、前上側へ向けはね上げ可能とな
っている。なお、図中１３は天板９の下部に取付けた棚
で、学用品等を収納することができる。机接地枠４９．
４は机脚°３，３を延長して机脚３，３の下端部に後側
へ向けて水平に一体に連設したもので、これら机接地枠
４，４は相互の間隔が前端部から後端部に向けて広がる
ように八字形状に配置されている。また、机接地枠４，
４゜の前端部には移動用のロー２１４，１４が回転自在
に取付けである。机接地枠４．４０前端部には、三角形
の連結孔１６を有する連結用の連結！レート１５゜１５
が外側へ向けて突設しである。この連結プレート１５．
１５と机接地枠４，４後端部の下部にはメＡに接する接
地部品１７．１７が取付けである。なお、机接地枠４，
４の後端部は椅子接地枠６，６の前端部を上側から受は
止める受は部Ｊ８が形成されている。このようにして机
ｌが構成されている。一方、椅子２に設けた椅子脚５，
５は例えば金属製の丸形パイプからなるもので、梢々前
側へ傾けて起立して設けられ、相互の間隔が上端部から
下端部にかけて外側へ広がるように八字形状に配されて
いる。この実施例では椅子脚５，５の上端部は連結枠ノ
９によシ一体に連結されている。椅子接地枠６．６は椅
子脚５，５を延長して椅子接地枠６゜６の下端部に前側
へ向は水平にして一体に連設したもので、平行に並べて
配されている。椅子接地枠６，６の前端部は移動用のロ
ー２２１゜２ノが回転自在に取付けてあシ、このローラ
２１．２１よシ後部の個所が軸２０．２０によ９机接地
枠４，４の後端部の受は部１８．１８に枢着して前上側
へ起立回動できるように連結しである。このため、椅子
接地枠６，６が水平位置にある時に椅子脚５．５が立上
り位置にあり、椅子接地枠６，６が前上側に立上り回動
すると椅子脚５，５は一体に移動して前倒し位置となる
。椅子接地枠６，６の前端部は椅子接地枠６，６を床Ａ
上に水平にして値いた時に、ローラ２１，２１と一緒に
机接地枠４，４の受は部１８．１８内に下側から入ｐ受
は部ノ８．−１８によシ上側への移動を阻止される構成
となっている。椅子接地枠６，６の前端部側と後端部の
下部には夫々接地部品２３．２３が取付けてあシ、且つ
後端部の下部には連結用の連結ピン２２　、２１！が取
付けである。また、椅子脚５゜５の上端部を連結する連
結枠１９の中央部には座板固定具２４が固定してあり、
この座板固定具２４には座板２５が略水平に取付けであ
る。

座板固定具２４の後部にはＵ字形をなす背凭れ枠２６の
下部に取付けた枠支え典２７が軸２８により回動可能に
枢着しており、背凭れ枠２６の両側部上端には板当て体
２９．２９が僅かな角度で前後側に揺動するように軸３
０．３０によシ取付けてあり、板当て体２９．２９には
背凭れ板３ノが固定しである。背凭れ枠２６は図示しな
いストッパによｐ後側へ倒れないようにして背凭れ板３
ノを含む自重により起立状態を保つとともに前下側へ倒
すことが可能で、これにより背凭れ板３ノを座板２５上
に重ねることができる。板当て体２９．２９は背凭れ枠
２６の両側上端部によシ前側および後側へ倒れることを
阻止されて揺動するもので、これにより背凭れ板３ノは
僅かな角度で前後側に揺動できる。

このようにして椅子２が構成される。

このように構成された椅子付き学生机を使用する場合に
は、椅子２の椅子接地枠６，６を水平にしてその前端部
をローラ２１，２１とともに机接地枠４，４の受は部ｉ
ｓ　、ｉｓ内に挿入１７た状態にして、椅子接地枠６，
６と机１の机接地枠４，４を床Ａ上に配置する。この場
合、机接地枠４，４の接地部品１４．１４と椅子接地枠
６，６の接地部品２３．２３が原人面上に直接当接し、
これら接地部品Ｊ４．ｊ４および２３．２３が各接地枠
４，４および６，６を床Ａ面から浮かすようにして支持
する。なお、各接地枠４，４および６，６に設けたロー
２ノ４゜１４および２１．２１は床Ａ上に軽く接触する
か、あるいは床Ａから離れている。机１においては机接
地枠４，４が机脚３，３を安定して支え、且つ天板支持
具１０．１０を支持腕８，８上に載せることにより天板
９を水平に支持する。

椅子２においては椅子接地枠６，６が水平位置にあるた
めに椅子脚５，５が起立してその上端部に設けた座板固
定具２４で座板２５を水平に支持しているので、学生な
どの使用者が座板２５に腰掛けることができ、また座板
支持具２４に設けた背凭れ枠２６が起立して背凭れ板３
ノを支持しているので、使用者が背凭れ板３ノに背中を
当てて凭れることができる。この場合、椅子接地枠６，
６により椅子脚５，５が安定して支えることができると
ともに、椅子接地枠６，６の前端部が机接地枠４，４の
受は部１８．１８により上側への移動を阻止されている
ので、使用者が背凭れ板３ノに凭れて後側へ必要以上に
荷重を加えても、椅子接地枠６，６が回動して椅子２が
後側に倒れることがない。

このようにしてこの椅子２は、椅子脚５，５と椅子接地
枠６，６とを組合せた椅子フレームがそれ自身で自立す
ることができるために、他の部材の助けを借りることな
く独立して椅子２としての機能をもたせることができる
。従って、本発明の椅子付き学生机は机１と椅子２を組
合せて単独で使用することができる。

また、この椅子付き学生机は、第５図および第６図で示
すように複数組前後方向に列状に並べ相互に連結して使
用することができる。すなわち、机１の机脚３，３と机
接地枠４．４の前部を、前側に並べである学生机におけ
る椅子２の椅子脚５，５と椅子接地枠６，６の後部内側
に組入れ、机接地枠４．４に突設した連結グレートノ５
，１５の連結孔１６．１６に、前側に並べた学生机の椅
子接地枠６，６に取付けた連結ピン２２．２２を上側か
ら挿通して係合する。

第１０図で示すように半円形の頭部をもった連結ピン２
２を三角形の連結孔１６に上側から挿通し、連結ピン２
２０頭部を連結孔Ｊ６の下側に出して連結孔Ｊ６の角部
に係合するととにより、連結−ン２２が連結孔１６から
抜出することを防止している。また、同様にして机接地
枠６．６に取付けた連結ピン２２を、後側に並んでいる
学生机における机接地枠４，４に突設した連結グレート
１５．１５の連結孔１６．１６に挿通して係合する。こ
のようにして学生机を前後に並べた他の学生机と相互に
連結する。なお、最前部の学生机における机１には幕板
３２を取付ける。

そして、この椅子付き学生机を格納する場合には、第７
図および第８図で示すように背凭れ枠２６を軸２８ケ中
心として前側へ回動させて則し、背凭れ板３ノを座板２
５上に重ねて載せる。この状態にして座板２５または椅
子脚５゜５を持ち前側へ持ち上げることにまり、椅子接
地枠６，６を机接地枠４，４との枢着軸２０゜２０を中
心として前上側へ回動して立上がらせる。このため、椅
子脚５，５は椅子接地枠６゜６と一体となって前上側に
移動し、倒れた状態で机脚３，３に接近して机接地枠４
，４の上側に位置する。また、座板２５と背凭れ板３ノ
も椅子脚５，５と一緒に前上側へ移動し机脚３゜３の後
部に重なって当接する。このようにして椅子２を机１に
対して折９畳むことにより、椅子脚５，５と椅子接地枠
６，６からなる椅子フレームを前側に回動させ、て机脚
３，３と机接地枠４，４との間のスペース内に格納する
ことができる。このため、机１の後側における椅子２に
要するスペースを無くして机１のスペースのみとするこ
とによシ、学生机全体の前後方向の長さを小さくできる
。また、椅子接地枠６，６金上側に回動させると、机接
地枠４，４の受は部１８．１８内にめった椅子接地枠６
，６の前端部が軸２０を中心として下側へ回動してロー
２２１．２１が床Ａ上に当接する。これに伴い椅子接地
枠６，６の前端部とローラ２１，２１が梃子作用により
机接地枠４，４の後端部を持上げるので、机接地枠４，
４の接地部品１２゜１７が床Ａから離れて代りにローラ
１４，１４が床Ａ上に接触する。このため、机接地枠４
゜４のローラ１４，１４と椅子接地枠６．６のロー２２
１，２１が床Ａに接触して折シ畳んだ学生机全体を支え
ることになり、このローヲノ４゜１４．２１．２１ｆ床
Ａ上で回転させることによシ学生机を容易に必要とする
場所へ移動することができる。そして、折９畳んだ学生
机を寄せ集めて片付ける場合には、学生机を前後に配置
して重ね合せる。なお、天板支持具ｉｏ。

１０を前上側に回動させて天板９をはね上げておく。こ
の場合、後側の学生机の机接地枠４゜４は前側の学生机
の机接地枠４，４に対して後側から押し込みその後内側
に重ね合せる。すなわち、机接地枠４．４は相互の間隔
が後側に向けて広がるように八字形状に配しであるため
に、一方の机接地枠４，４と他方の机接地枠４，４を前
後側から容易に組合せることができるとともに前後方向
に並べて平行に重ね合せることができる。また、後側の
学生机の机脚３，３を前側の学生机の椅子脚５，５に対
して後側から押し込んでその後内側に重ね合せる。すな
わち、椅子脚５，５は下側に向は間隔が広がるように八
字形に配したものであるが、折り畳んだ時には横に倒れ
るために机接地枠４，４と同様に後側に向は間隔が広が
る八字形状に位置するので、机脚３，３を椅子脚５．５
に対し後側から容易に前側に向けて挿入できるとともに
その後内側に位置させて組合せることができる。このよ
うにして各学生机を前後に列状並べて寄せ集めることが
できる。従って、各学生机をａせ集める場合に学生机を
前後に組合せるために左右方向にずらして並べるという
面倒な手間を必要としない。

なお、各接地枠に設けるロー２や椅子に設ける背凭れ板
などは必ずしも特定されない。また、学生机同志を連結
する構造も特定されない。

本発明の椅子付き学生机は以上説明したように、折ｐ畳
みが可能で椅子を机の後部に格納して仕舞うことができ
るとともに、寄せ集めて片付ける場合のスペースを縮小
でき、また寄せ集めて片付ける場合に相互に簡単に組合
せて作業を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の学生机の一実施例を示すもので、第１図
は使用状態を示す斜視図、第２図ないし第４図は使用状
態を示す側面図、平面図および正面図、第５図および第
６図は夫々連結状態を示す側面図および平面図、第７図
および第す分解斜視図、第１０図（ａ）　（ｂ）は夫々
接地枠同志の連結に用いる連結ピンと連結プレートを示
す分解斜視図および組立図である。 １・・・机、２・・・椅子、３・・・机脚、４・・・机
接地枠、３・・・机腕、６・・・椅子接地枠、（・・・
ａｆｔ’ＩＮ、９・・・天板、１０・・・天板支持具、
）４・・・ローラ、Ｊ５・・・連結プレート、１７・・
・接地部品、１８・・・受は部、２ノ・・・ローラ、２
２・・・連結ビン、２３・・・接地部品、２４・・・座
板固定具、２５・・・座板、２６・・・背凭れ枠、２７
・・・背凭れ板。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第４図 丁／、：ｌ！３　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　１７．２３第７図 ９ 第８図 ３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上端部に天板を前側へはね上げ可能に設ゆた一対の机脚
   と、この各机脚の下端部に連設して後側へ向は八字形状
   に広げて配された一対の机接地枠と、上端部に座板を略
   水平に取付は下引１１に向は八字形状に広げて配された
   一対の椅子脚と、この各椅子脚の下端部に前側へ向けて
   連設され前端部が前記各机接地枠の後端部に前側へ立上
   シ可能に枢着された一対の椅子接地枠とを具備したこと
   を特徴とする椅子付き学生机。