JPS5926917A - 洗剤配合用結晶性アルミノ珪酸塩スラリ−の製造方法 - Google Patents

洗剤配合用結晶性アルミノ珪酸塩スラリ−の製造方法

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JPS5926917A
JPS5926917A JP13709682A JP13709682A JPS5926917A JP S5926917 A JPS5926917 A JP S5926917A JP 13709682 A JP13709682 A JP 13709682A JP 13709682 A JP13709682 A JP 13709682A JP S5926917 A JPS5926917 A JP S5926917A
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sodium aluminate
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Tomoyuki Haishi
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Tsuneshi Takeda
竹田 常司
Masanobu Wakasa
正信 若狭
Yoshimasa Sasa
佐々 嘉正
Tadaaki Fujita
藤田 忠彰
Toshiji Maeda
利次 前田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は結晶性アルミノ珪酸塩の製造方法に関する。更
に詳しくは、洗浄剤ビルダーとして優れた性能を有する
結晶性アルミノ珪酸塩を濃厚スラリーとして製造する方
法に関する。
石鹸、LAS、AQ8  などのアニオン性界面活性剤
を基剤とする洗浄剤は、硬水中に含まれる2価金属カチ
オンと難溶性の塩を作り、洗浄力の低下、スケールの発
生などの問題を惹起すことが知られている。これを防止
し、洗浄効果を高めるために、いわゆるビルグー成分と
して各種の燐酸塩が用いられている。この燐酸塩は2価
カチオンをキレート化し、封鎖する能力を有しているが
、一方で、環境水域に対する富栄養化源のひとつとして
特に封鎖水域での開用が制限されつつある。
そのため、燐酸塩の機能を代替する物質として各種のキ
レート化剤や、アルミノケイ酸塩を用いる方法が提案さ
れ開示された(例えば特開昭50−12381号公報な
ど参照)0アルミノケイ酸塩については、そのカチオン
交換能力は古くより良く知られており、合成方法も、例
えば特許第257585  号などに見られるように公
知である。又その洗浄剤としての使用に関しても特公昭
26−1119号公報において開示されており基本的に
は公知である。
しかしながら、従来提案されている方法は、アルミノ珪
酸塩の製造プロセスと洗剤調造プロセスとを一体的に考
えていないため、アルミノ珪酸塩含有粉末洗浄剤の製造
という成魚からは決して満足すべきものであるとは言い
難い。ある場合にはプロセスが重複して冗長となシ、又
ある場合には最終洗剤の性能性質が非常に劣悪なものと
ならざるを得ないものであった。
そこで、本発明者らは、粉末洗浄剤製造の見地から見て
の理想的プロセスを開発すべく鋭意研究を行った。
粉末洗浄剤の製造プロセスと直結し得る、簡素化された
アルミノ珪酸塩の製造プロセスの究極は、洗浄剤スラリ
ーベース中に、アルミナ源及びシリカ源を加えて、その
中でイオン交換性アルミノ珪酸塩を生ぜしめることであ
るが、これには幾つかの難点がある。ひとつは、加えら
れたアルミナ源が洗浄剤のアニオン活性剤と塩を作るこ
とである。又、アルミナ源とシリカ源を通常温度で混合
しただけのアルミノ珪酸ゲルにはイオン交換能力がない
ため、結晶化のだめの加熱が必要であるが、洗浄剤スラ
リー・ベースで希釈された系の加熱・冷却を行うことは
効率的でないばかりか、このような多成分の系の加熱・
冷却挙動は相図上から見て極めて複雑となシ、制御が困
難となる。その上、加熱時、洗浄剤スラリーベース中の
無機塩類、例えば芒硝やソーダ灰などの共存によってイ
オン交換性の発現が著しく阻害される恐れがある。以上
のように、上記方法は技術的・経済的にみて効率的でな
い。
次に理想に近いのはアルミナ源とシリカ源を混ぜて、ア
ルミノ珪酸塩ゲルをつくり、これを結晶化させると同時
に粉末スラリーベース中に加え、これらを乾燥させるこ
とである。
この方法を行うためには、極めて高J腿のアルミノ珪酸
塩スラリーが要求されるが、高濃度で且りビルダー性能
の優れ、更に粉末洗剤としたときに粉末物性の優れたア
ルミノ珪酸塩スラリーの製造法は従来知られていなかっ
た。そこで本発明者らは上記条件を満足するアルミノ珪
酸塩の製造方法を見出すべく鋭意研究した結果、遂に本
発明に到達した。
即ち、本発明はアルミン酸ナトリウム水溶液とケイ酸ナ
トリウム水溶液とを混合して熱水結晶化により結晶性゛
アルミノ珪酸塩を製造するに当り、該アルミン酸ナトリ
ウム水溶液として30〜70x量係の高濃度溶液を、又
ケイ酸す) IJウム水溶液として35〜50重ft%
の高濃度溶液を用い、且つ、混合溶液の組成がモル比;
1.5〜2.ONa2O: I AI、20. : 2
,0〜2.58in2:15〜30 H2O を有する様にしてアルミノ珪酸塩スラリーを生成せしめ
ることを特徴とする結晶性アルミノ珪酸塩の製造方法を
提供するものである。
本発明の製造方法においては、アルミン酸ナトリウム水
溶液及びケイ酸ナトリウム水溶液の濃度が上記範囲にあ
ることに加え、2液の混合溶液の組成が上述のモル比の
範囲にあることが特に重要な要件である。
上記水溶液の濃度が小さすぎると、製造されるスラリー
濃度も小さくなり本発明の目的が達成されず、大きすぎ
ると、製造されるアルミノ珪酸塩スラリーの結晶粒子が
粗大となシ、又洗浄剤に用いた時の粉末物性が低下する
。更に、ケイ酸ナトリウム水溶液は50重量%を超える
と、均質混合が不可能である。
又、混合溶液の組成に関しては、Na2Oの量が&#2
0.に対し1.5モル倍よυ少ないとアルミノ珪酸塩の
結晶化が遅くなシ、2.0モル倍よシ大きいと洗浄剤の
粉末物性を低下させ、洗濯性をも低下させる。又、51
02の量がA、#20.に対し2.0モノ・倍よυ少な
いと水性アルミニウム塩がアルミノ珪酸塩中に残存し、
洗浄剤成分である界面活性剤と相互作用を起し好ましく
なく、更に他のビルダーであるケイ酸ソーダとも反応し
不浴性ゲルを生じ洗濯中の衣類に付着するなどの現象を
生じるため好ましくない。又5102の量がA#20.
に対し2.5モル倍より大きすぎると製造されるアルミ
ノ珪酸塩のビルダーとしての性能が低下する。
本発明に用いられるアルミン酸ナトリウム水溶液は、ア
ルミン酸ナトリウムを水に溶解する方法、水酸化アルミ
ニウムを水酸化ナトリウム溶液中に溶解する方法等によ
って得られる。特に、水酸化アルミニウムを水酸化ナト
リウム水溶液中に溶解する方法は、極めて高濃度、特に
過飽和のアルミン酸ナトリウム水浴液を得ることができ
るため、この方法で得られたものを出発溶液とするのが
好ましい。過飽和水浴l没とした場合は一部微細な結晶
が析出する場合があるが、本発明の実施には特に支障は
ない。
本発明に用いられるケイ酸ナトリウムとしては、各種の
Si/N&比のものが使用できる。従って、市販の1号
珪留、2号珪留、5号珪留のいずれも、そのまま使用す
ることができる。但し全体のモル比から考えれば、2号
又は3号珪曹が優れている。
本発明の実施に当っては反応2液の混合は充分行うこと
が必要である。その為には、ラインミル、歯車ポンプ、
タービンポンプ、レデゲミキサー等の強力な攪拌混合機
を用いるのが好ましい。
反応に際してはアルミン酸ナトリウム水溶液を強攪拌下
にケイ酸ナトリウム溶液中に徐々に加える方法が好まし
い。又、予め調製したアルミノ珪酸塩スラリー中に反応
2液を同時に加える方法も好ましい。
反応温度は50〜90℃、好ましくは60〜80℃であ
る。低すぎると粗大粒子が生じ、高すぎると結晶化が起
シ、共に好ましくない。反応器内を50〜90℃に保ち
ながら常温のケイ酸す) IJウム水溶液と50〜90
℃の過飽和アルミン酸ナトリウム水浴液を同時添加した
場合に最も良い結果が得られた。反応はバッチ式でも連
続式のいずれでもよい。
添加に要する時間は、仕込量により異なるが、10〜1
80分、好ましくは15〜60分である。
添加終了後更に10〜60分間攪拌を続け、ゲルの均一
化を助けることが望ましい。ゲル化力(完了した時点で
70〜110℃、望ましくは80〜100℃に昇温しで
15〜120分間、望ましくは20〜60分間保持する
と、この間にアルミノ珪酸塩(ゼオライト4A)の結晶
化が起り、スラリーが生成する。この際結晶化の時間力
;長すぎたり、又温度が高すぎたりした場合、ゼオライ
1−4Aは、イオン交換性のないヒドロキシンーダライ
ト化する恐れがある。
上記の反応において、゛反応混合物の粘度を下げるだめ
、過当な分散剤、例えば分子数SOO〜10000のポ
リアクリル酸ポリマー、コポリマー等を加えてもよい。
結晶化後のスラリーは、そのまま又は必要に応じて中和
を行った仮、粉末洗浄剤のスラリーベース中に添加する
こと75二できる。中和には炭酸ガスのほか、洗浄剤成
分であるアニオン活性剤の未中和化合物(S剤)(例エ
バ、未中和アルキルベンゼンスルホン酸)等が用いられ
得る。炭酸ガスは反応槽中に直接吹き込んでもよく、循
環させながらスタティックミキサー内で混合することも
できる。更に、炭酸ガスで一部中和したのち、更にS剤
で中和を完了させることもできる。
又、スラリーを乾燥粉末化して洗浄剤成分と配合しても
構わない。
本発明の方法を用いることにより、ビルダー性能に優れ
、良好な粉末物性を与えるアルミノ珪酸塩を、そのまま
洗浄剤スラリーの製造に用いられる濃厚スラリーとして
得ることができる。
本発明の方法で得られる結晶粒子の大きさは、平均7μ
8度であり、粗大粒子の割合も少ない。
その為、洗浄剤ビルダーとして衣類等を洗濯した際にも
衣類への付着の恐れはほとんどない。
勿論、必要ならばミルを用いて更に微細に粉砕すること
もできる。
以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこれ
ら実施例に限定されるものではない。
同、実施例中、カルシウムイオン父換能は10分後の値
である。又チは凡て重it係を示す。一実施例1 500ml丸底三つロフラスコに試薬、水酸化ナトリウ
ム107.2 tを7Ofの水に溶かし、50℃に昇温
後、水分8.8%、平均粒径50μmの水酸化アルミニ
ウム197.9 Fを加え、攪拌しながら昇温した。沸
点温度でリフラックスしながら20分保持し、全量の溶
解を確認したのち、90℃に温度を下げ、これに更に常
温の水202を追加して、均一で濃厚・粘稠なアルミン
酸ナトIJウムの過飽和溶液を得た。別の三つロセパラ
プルの1!平底フラスコに3号ケイ酸ナトリウム(Na
2o 9,42 %、5in228,99%、水分b1
,59 % ) 1sOtを予め入れておき、オイルバ
スにて80℃に昇温後、上述のアルミン酸ナトリウム過
飽和溶液全量と、3号ケイ酸ナトリウム650fの夫々
をマイクロチューブポンプによシ、60分間一定速度で
同時添加した。この間rpmで攪拌を続けた。除却する
アルミン酸ナトリウム水溶液の温度は70℃〜80℃、
3号ケイ酸ナトリウムの温度は常温であった。
生成するアルミノケイ酸ナトリウムゲルは、ゲル化の途
中、一時、攪拌困難となるほど硬化するが、添加と攪拌
を続けることによシ、最終的処は均一で白色の濃厚なス
ラリーを得ることができた。癌加終了後、そのまま30
分間保温・攪拌を続け、その後100℃に昇温し、60
分間攪拌保持した。その後攪拌を止め、常温の水中に容
器のまま浸し急冷した。同混合溶液の組成はNa2O:
 AA、、O,: Bib2: H2O= 1,69 
: 1 : 2 : 23であった。
得られたスラリーは、白色で濃厚ではあるが。
流動性の良いものであった。得られた結晶のX線回折パ
ターンはゼオライト4Aと同じであった。結晶化度i1
t、d=2.98Aの回折線(hll=410 、52
2 )において、標準結晶(Linda −4A)に対
する相対強直として計算して94チであつた。このもの
のイオン’!12:換能は276.6 (tNjoao
o、/無水ゼオライトt)であり、市販の洗浄剤用ゼオ
ライトの271..6に比べ遜色のないものであったO 水ふるいによる分級では200mθsh 、onの粒子
が9.2チあった。
得られたスラリーをに、オン活性剤系の無燐粉末洗剤生
地中に20%混合し乾燥した所、粉末物性、洗浄性共、
良好な洗浄剤を得ることができた。
実施例2 実施例1と同じ容器に、予め実施例1において得られた
ゼオライト4Aのスラ’)−1sorをしいておき、こ
れに実施例1と全く同様にして得たアルミン酸ナトリウ
ム水溶液395.I Fと、3号ケイ酸ナトリウム50
0fを夫々マイクロチューブポンプを用いて、同時添加
した。この間、80℃に保ち、実施例1と同じ攪拌菖に
よ如500rpmで攪拌した。添加終了後更に20分間
攪拌を続け、その後100℃に昇温して45分間300
rpmにて攪拌を継続した。結晶化終了後容器のまま冷
水中罠入れて急冷した。これによシ流動性のある濃厚な
白色スラリーを得ることができた。この結晶のa = 
2,9 s Aにおける相対回折強度は標準試料の88
.7チを示した。又、イオン交換能は272.0 (w
JOaOO,/ を無水ゼオライト)であった。水ふる
いによる分級では200mesh Onの粒子は15.
21であった。このスラリーは粉末洗浄剤スラリーベー
ス中にそのまま添加し得るものであった。向、混合溶液
の組成はNa O: A、60  : 5in2: H
20=1.69 : 1:2:2      2 5 23であった。
実施例3 水酸化アルミニウム197.9 vを、48%水酸化ナ
トリウム水浴液216fに溶解させる以外は実施例1と
全く同じ条件でゼオライトを調製したところ、結晶化度
96.8%、イオン交換能276、1 my/ tt、
粒度200 mesh on 10,8 tipのゼオ
ライトスラリーを得た。このものは粉末洗浄剤スラリー
ベースにそのまま添加し得るものであつた。同、混合溶
液の組成はNa2O: A、420.:SiO□:H2
0=1,71 : 1 : 2 : 2 s、sであっ
た。
実施例4 アルミン酸ナトリウムとケイ酸ナトリウムの混合に要す
る時間を15分に変更する以外は実施例2と全く同様に
ゲル化及びゼオライト化を行なった。得られたゼオライ
トのX線回析による結晶化度は97.9%、イオン交換
能279.5mg711粒度200 mesh on 
8.6 %であった。このスラリーは、そのまま粉末洗
浄剤スラリーベース中に添加し得るものであった。尚、
混合溶液の組成はNa2O:A、420. : 5in
2:H2O= 1,69 : 1 :2:25であった
実施例5 アルミノケイ酸ゲル調製の際、アルミン酸ナトリウム、
ケイ酸ナトリウム及びアルミノケイ酸ゲルスラリーの温
度を夫々80℃、100℃。
80℃に保持した以外は、実施例1と全く同様にしてゲ
ル化及びゼオライト化を行なった。得られたゼオライト
のX線回析による結晶化度は85.5%1粒度は200
 mesh onの粒子が16.1チであった。同、混
合溶液の組成はNa2O: An、、 O,:SiO2
:H,、O=:1,6 q : 1 : 2 : 23
であった。
実施例6 水分4.3チの水酸化ナトリウム245.1fを158
.7 Fの水に溶解される。この水溶液に水分4.76
チ、平均粒径55μmの水酸化アルミニウム448.7
 fを投入し、105℃に昇温後、約20分保持した所
、発泡と共に黄色透明で粘稠なアルミン酸ナトリウム水
溶液を得た。
別に、予め調製しておいたアルミノケイ酸塩ゲル198
.4 Fを器底に敷き、これに激しく攪拌しつつ6号ケ
イ酸ナトリウム(Na 209.50’%。
510229.00チ)113j8Fと、先に調製した
アルミン酸ナトリウム水溶液の全量とを60分間で同時
滴下した。添加終了後のアルミノケイ酸ゲル200 f
を次回の合成のためにとりわけ、残υを更に15分攪拌
し、その後昇温して105℃で20分間保持した。
得られたスラリーを水で急冷し、ヒドロキシソーダライ
ト化を防いだ。このようにして濃度58%のゼオライト
4Aスラリーを得ることかでをた。X線回析による結晶
化度は96%、イオン交換能は277 、 Omy /
 tであった。
このものは、そのまま、又は中和後、粉末洗浄剤スラリ
ーベース中に加えることのできる優れたスラリーであっ
た。伺、混合溶液の組成はNa2O: An20. :
 8i0□: H2O= 1,70 : 1 :2.D
O:22.1  であった。
実施例7 \分4.3チの水酸化ナトリウム64.5 Fをイオン
交換水42.Ofにとかし、これに水分4.3係平均粒
子径55μmの水酸化アルミニウム118.7Vを加え
、沸点温度まで上昇後15分間保持し完全溶解させた。
これを室温まで放冷したところ、微かに白濁した粘稠液
が得られた。
別に6号ケイ酸ナトリウム(Na 20 9 、42 
% 。
E]10228.99 % 、1水分69.57 % 
) 300 Fを1!フラスコに入れ、これに上記アル
ミン酸ナトリウム懸濁液を滴下ロートによシ約50分に
わたりて徐々に加え、この間、攪拌を続けた。得られた
ゲルを15分間攪拌し、その後90℃に昇温して60分
保持した。得られたスラリーのX線回析はゼオライ)4
Aの回折線のみからなシ、イオン交換能は265 rn
t/ tを示した。伺、混合溶液の組成はNa2O: 
A720. : 5in2: H20=1,70:1:
 2 : 22,1であった。
実施例8 実施例1において、アルミン酸ナトリウムを調製時に追
加して加えた水量を20tから13Ofに変更する以外
は全く同じ条件でゼオライトスラリーの合成を行ない、
結晶化度86俤、イオン交換能249 my / tの
ゼオライトスラリーを得た。混合溶液の組成はNa2O
: &#20. : EliO2:H20=1.69:
1:2:28,0であった。
実施例9 アルミン酸ナトリウム(An20. S 5,9% 。
Na 2024 、4%1. H2O39,7% ) 
57.2 Fをイオン交換水27,1 fに溶かし、こ
れを予め100Vの2号ケイ酪7トリウム(Na 20
 14 、5 ’i” +5in255.0 % 、 
H2O50,59f)を底部に敷いである500d三つ
ロフラスコ中に攪拌しながら添加した。白色アルミノ珪
酸ナトリウムゲルの生成後15分間をおき、105℃に
昇温して50分保持した。得られたスラリーは、結晶化
度のよいゼオライ)4AであることがX側回析により確
められた。混合溶液の組成tI′1NazO: A40
s =SiO2:H20= 1,84 : 1 : 2
,1:26,6  テあった。
実施例10 2号ケイ酸ナトリウム125f中にアルミン酸ソーダ6
4.47 f /水241の溶液を加える以外は、実施
例9と同様の方法によって、白色濃厚スラリーを合成す
ることができた。このものはX線回析により、結晶性の
良好なゼオライト4Aであることが確認できた。混合溶
液の組成はNa O:AI/20. : 5in2:H
2O=2.0 : 1 : 2.5 : 29.4であ
った。
次に比較例を示すが、括弧内に示したのは混合溶液の組
成である。
比較例1< Na2O: ht、2o、 : sto□
: H20= 1,55 :500−三つロフラスコ中
で水分4.5係の水酸化ナトリウム120゜3fを16
1.6fの水に溶かし。
50℃に昇温した。これに水分4.7俤の水酸化アルミ
ニウム252.4 Fを加え、攪拌しながら昇温した。
沸点温度で20分間リフラックスし、全緻の溶解を確認
の後90’Cに冷やし、均一でa厚・粘稠なアルミン酸
ナトリウム過飽和溶液を得た。
別の容器に150fの3号ケイ酸ナトリウム溶液(Na
2O9,42% 、 5in228,99 % 、残部
H20)を予め入れておき、80℃に昇温後上述のアル
ミン酸ナトリウム過飽和溶液と、3号ケイ酸ナトリウム
350fを60分間にわたシ同時に添加した。この間、
実施例1と全く同様にして攪拌した。得られたゲル状組
成物を攪拌しながら30分間エイジングした後、105
℃で60分間保持した。この閣も攪拌を続けた。攪拌を
止め常温の水中に容器のまま浸し、急冷した。得られた
スラリーのX線回折パターンはゼオライ)4Aの良好な
る結晶であることを示していた。
このもののイオン交換能は、水洗・ろ過後で280 、
0 (W Oa OO5/ f無水ゼオライト)であっ
た。
しかし、このスラリーを、アニオン界面活性剤を主剤と
する無燐粉末洗剤生地中に20%混合し、乾燥して得た
洗剤を用いて衣料を洗(44したところ、粗大な不溶性
ゲルが衣類K(=t!しているのが見られ、洗剤として
用いるには不適なものであった。
比較例2 (Na O:A720. : EIiO2:
)120 : 1,33 :1:2.11=24.0) 比較例1と同じ原料を用い、同様な方法でアルミノケイ
酸ナトリウムの合成を試みた。65.6fの水酸化ナト
リウムを10ofの水に溶かし、これに水酸化アルミニ
ウム187.4 Fを加えて沸点まで加熱した。そのま
ま約1時間リフラックスを行なったが、一部は未溶解の
t−i:であった。
この一部懸濁したアルミン酸ナトリウム過飽和溶e、を
実施例1と同じ条件で、計5009の3号ケイ酸ナトリ
ウムと混合して白色ゲルを得た。
これを実施例1と同様な方法で結晶化・急冷を行ない、
粘稠で粗粒の多い結晶性スラリーを得た。このものを、
アニオン界面活性剤系の無燐粉末洗剤生地中に20%混
合し乾燥させたところ、得られた粉末洗浄剤は粉末流動
性が悪く、洗浄力も劣悪なものとなシ、使用に耐えない
ものであった。
比較例3 (Na2O: AA20. : 5in2:
 H2O== 2,01 :1: s、as : 29
,8 ) 実施例1と同じ原料によシ水50.Of、水酸化ナトリ
ウム67.2 f、水酸化アルミニウム136.4tを
用いて、実施例1と同一条件でアルミン酸ナトリウムを
調製し、透明粘稠溶液を得た。これを実施例1と同じ条
件の下に3号ケイ酸ナトリウム500fと混合し、結晶
化することによ)、結晶性アルミノケイ酸ナトリウム濃
厚スラリーを得ることができた。これをアニオン界面活
性剤系の無燐粉末洗剤生地中に20多混合し、乾燥させ
たところ、粉末物性の良好なる粉末洗浄剤を得ることが
できたが、洗浄力不充分であシ、使用に耐えなかった。
比較例4 (Na2O: A720. : 810□:
 H2O= 2,27 :i : 2,45 : 2B
、3 ) 比較例1と同じ原料・同じ条件下で水103.8r1水
酸化ナトリウム119,01.水酸化アルミニウム17
0,2 fを混合溶解させ、透明なアルミン酸ナトリウ
ム過飽和溶液を得た。これを実施例1と同じ方法で、5
号ケイ酸ナトリウム500fと混合ゲル化し、結晶化を
行なって、結晶性アルミノケイ酸ナトリウムの濃厚スラ
リーを得だ。このものをそのままアニオン界面活性剤系
無燐洗浄剤生地に20%混ぜたものは、著しく劣悪な粉
末物性を示した。又、このスラリーを炭酸ガス又は洗剤
生地中に含まれる塩を構成する酸根による中和を行なっ
た後、四洗浄剤生池中に20チ混ぜたものは、粉末物性
は向上するものの、洗浄能力の低下があり、いずれも1
吏用に耐えないものであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルミン酸ナトリウム水溶液とケイ酸ナトリウム水
    溶液を混合して熱水結晶化によ#)結晶性アルミノ珪酸
    塩を製造するに当って、該アルミン酸ナトリウム水溶液
    として30〜70重量係の高濃度溶液を、又ケイ酸ナト
    リウム水溶液として35〜50重X−%の高a度溶液を
    用い、且つ、混合溶液の組成がモル比;1.5〜2.O
    Na2O: IA7,05: 2,0〜2.58in2
    :15〜50 H2O を有する様にしてアルミノ珪酸塩スラリーを生成せしめ
    ることを特徴とする結晶性アルミノ珪酸塩の製造方法。 2 アルミン酸す) IJウム水溶液が過飽和溶液であ
    る特許請求の範囲第1項記載の結晶性アルミノ珪酸塩の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016469A1 (en) * 1996-10-17 1998-04-23 Exxon Chemical Patents Inc. Synthesis of large crystal zeolites

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WO1998016469A1 (en) * 1996-10-17 1998-04-23 Exxon Chemical Patents Inc. Synthesis of large crystal zeolites

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