JPS5926645Y2 - インピ−ダンス変換器 - Google Patents

インピ−ダンス変換器

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Publication number
JPS5926645Y2
JPS5926645Y2 JP13482781U JP13482781U JPS5926645Y2 JP S5926645 Y2 JPS5926645 Y2 JP S5926645Y2 JP 13482781 U JP13482781 U JP 13482781U JP 13482781 U JP13482781 U JP 13482781U JP S5926645 Y2 JPS5926645 Y2 JP S5926645Y2
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JP
Japan
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line
branch
circuit
short circuit
metal conductor
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Expired
Application number
JP13482781U
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English (en)
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JPS57133104U (ja
Inventor
勲 上田
Original Assignee
日本電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインピーダンス変換器に関し、特にUHF帯の
整合器に関する。
従来この周波数帯では50Qの特性インピーダンスをも
つ同軸線路による2スタブまたは3スタブの整合器(チ
ューナ)が用いられている。
この整合器の可変短絡子をもつ分岐回路(スタブ)は、
内外導体間を誘電体で充填することができないので、長
さは短縮されず、半波長可変の場合500 MHzにお
いて30cmの長さが必要であり、2スタブまたは3ス
タブ整合器としては非常に大きくなる欠点があった。
本考案の目的は、従来より遥かに小型で、かつ大電力マ
イクロ波管の空胴と結合して、補助空胴またはフィルタ
回路として用いることが出来るように耐電力を大きくし
た整合器を提供することである。
以下図面に従って本考案について説明する。
第1図は本考案の基本的マイクロストリップ線路の構成
を断面にて示すものであるが、銅またはアルミニウムか
らなる金属導体1は大地線路であると共に容器を形成し
、これには矩形の溝2が彫られ、第1図の紙面と垂直方
向に延長している。
溝の底面1′の幅より狭く、溝2の深さより充分低い、
例えばアルミナセラミックの絶縁物3が底面1′のほぼ
中央に接着剤等により取付けられており、更に絶縁物3
の上面に銅箔を接着し、またはセラミックにメタライズ
した後に銅箔をろう付する方法で、マイクロストリップ
線路導体4が形成されている。
更に金属導体1に形成されたマイクロストリップ線路導
体を含む溝2は、全体として金属の蓋5で覆われている
絶縁物3の誘電率、高さ及び幅、線路導体4の厚さ幅等
によってこの線路の特性インピーダンスが決まる。
この特性インピーダンスは同軸線路との結合のため50
.Qにすることが望ましい。
溝2の幅及び高さは、溝の側面及び上面が、このス)
IJツブ線路の特性インピーダンスに事実上影響しない
程度の寸法に選ぶことが望ましい。
第1図の実施例では、溝2の幅25mm、高さ15mm
、絶縁物3として比誘電率約9のアルミナセラミックを
用い、セラミックの幅7 mm、高さは4mm、ス)
IJツブ線路導体の幅3mm、厚さ0.5mmであった
このマイクロストリップ線路上の波長λmは、絶縁物の
比誘電率が9の場合自由空間の波長λOの約2に短縮さ
れるので、半波長の分岐線路に必要な有効長は500
MHzで約12cmとなる。
このストリップ線路の可変短絡分岐(スタブ)となる線
路は、第2図に示した逆回型の金属短絡子7が、溝側面
と線路導体の空隙をほぼ充す形状で挿入され、この金属
短絡子7のス)−1Jツブ線路導体4及び溝底面1′に
接する面には、バネ性のコンタクトフィンガ8,8′が
つけられている。
この短絡子7の厚さは、本実施例においては約12mm
であった。
溝の蓋5に切られた幅3mmのスリット6を通じて外部
に延長した絶縁物つまみ9を動かすことにより、ストリ
ップ導体4→コンタクトフインガ8→短絡子7→コンタ
クトフインガ8′→溝底面1′によって形成されるスト
リップ線路の短絡点を、線路に沿って移動させることが
出来る。
短絡子7と外囲容器とは摺動に支障がなく、かつ線路の
反対側への結合がないよう空隙を狭くして充分低インピ
ーダンスで構成する必要がある。
金属短絡子7の形状は限定的ではなく、事実上短絡が完
全であれば、ストリップ線路溝断面を充実しなくてもよ
い。
またコンタクトフィンガは第2図に示す面以外の面につ
けてもよい。
金属短絡子の厚さは限定的でなく、また同軸の短絡子の
ように後部に対する漏洩を防ぐチョーク構造とすること
も出来る。
第3図は、本考案の一実施例の部分切欠き平面図で、同
軸接栓10,10’の間をストリップ線路11で接続し
、λm/8の間隔すなわち約39 mm (前掲の説明
のλm=24cmの場合)で、12,13.14の3本
のマイクロストリップ線路形の終端可変短絡分岐線路を
、一つの容器15に形成した込3スタブ整8ゝ 合器の構成図である。
同軸線路で構成した場合、可変短絡機構を含む分岐線路
長は60 cmにもなるが、第3図の実施例においては
、整合器の大きさを例えば長さ12 cnn、幅16c
m、厚さ2.5 crnに構成出来るので著しく小さく
なることがわかる。
第3図では3スタブ整合器の場合を示したが、λ/4の
2スタブチユーナに構成してもよい。
本発明の可変短絡構造のマイクロス) IJツブ線路を
、同軸構造の可変短絡線路の代わりにT字分岐によって
主線路に接続して整合器(チューナ)とすることも出来
る。
第3図に示すように各スタブのつまみは互いに近い位置
にあるので調整が容易であり、かつ固定することも容易
である。
絶縁物3は比誘電率が大きいことが望ましいが熱容量を
大きくさせるために熱伝導率の良いベリリアを用いるこ
とが出来る。
本考案の整合器は小形で大電力に耐え得るので、例えば
大電力マイクロ装置の附属空胴あるいはフィルタとして
用いることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の整合器に用いるマイクロス
トリップ線路の横断面図、第2図は同じくマイクロスト
リップ線路の短絡機構を示す横断面図、第3図は同じく
可変短絡ストリップ線路を使用した3スタブ整合器の部
分切欠き平面図である。 なお図面において、1はマイクロストリップ線路の大地
線路となる金属導体、2は金属導体1内に設けられた溝
、3は絶縁物、4はマイクロストリップ線路導体、5は
金属の蓋、6はスリット、7は短絡子、8はコンタクト
フィンガ、9はつまみ、10は同軸接栓、11はストリ
ップ線路、12,13.14は分岐線路、15は整合密
容器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属導体の一生面上に絶縁物が密着して設けられ、この
    絶縁物の前記金属導体に面する面とは反対の主面に主部
    および分岐部を有する導電線路が形成されたストリップ
    線路回路および分岐線路回路と、前記金属導体の前記−
    主面上に設けられ、該−主面と前記分岐導電線路とを前
    記−主面側で電気的に短絡せしめる短絡部と、該短絡部
    および前記ストリップ線路回路および前記分岐線路回路
    を内部に封入し、かつ前記金属導体と同電位に保持され
    た金属筐体と、前記短絡部を前記分岐線路の長手方向に
    移動可能とする可動部と前記ストリップ線路回路の両端
    に接続された同軸接栓とを有することを特徴とするイン
    ピーダンス変換器。
JP13482781U 1981-09-10 1981-09-10 インピ−ダンス変換器 Expired JPS5926645Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13482781U JPS5926645Y2 (ja) 1981-09-10 1981-09-10 インピ−ダンス変換器

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JP13482781U JPS5926645Y2 (ja) 1981-09-10 1981-09-10 インピ−ダンス変換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57133104U JPS57133104U (ja) 1982-08-19
JPS5926645Y2 true JPS5926645Y2 (ja) 1984-08-02

Family

ID=29928229

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JP13482781U Expired JPS5926645Y2 (ja) 1981-09-10 1981-09-10 インピ−ダンス変換器

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JPS57133104U (ja) 1982-08-19

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