JPS5926464A - ポリアミド繊維等の包装材 - Google Patents

ポリアミド繊維等の包装材

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JPS5926464A
JPS5926464A JP12837782A JP12837782A JPS5926464A JP S5926464 A JPS5926464 A JP S5926464A JP 12837782 A JP12837782 A JP 12837782A JP 12837782 A JP12837782 A JP 12837782A JP S5926464 A JPS5926464 A JP S5926464A
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JP
Japan
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yellowing
polyamide
fibers
polyamide fiber
packaging material
Prior art date
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Pending
Application number
JP12837782A
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English (en)
Inventor
古礒 廣幸
坂根 義之
川本 晴彦
幹夫 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリア用ド機維、用脂あるいはそれらの製品(
以下ポリアミド繊維等と称す。)の包装材に関するもの
であり、ポリアミド峨ffi等のNc2を防止すること
のできる包、装材に関するものである。ポリアミドず共
維を大気中に長時間放置【7た喝合、黄変しやすいとい
う現象は一般によく知られCいる。
この黄変の4稈はl’tl ’4であり、これを完全に
解明することは困難であるが、一般にその一因としてポ
リアミドの末端アミノ糸とブエニル塙等を有する酸化生
成物のラジカル連鎖反応によることが知られている。こ
のラジカルによる連瑣反応からピロール又はインドール
誘導体を生成することも一般によく知られている。上記
のような生成誘導体を確認する方法として次の方法が用
いられることが多い。rなわち、黄変したポリアミド繊
維等をニー/I/リツヒ試薬(11X酸酸1士、  N
、N“−ジメチルアミノベンズアMデヒド)にて反応さ
せ、その赤色の弔電を観察するか法である。この赤色の
呈色はピロール環の生成を示すものであり、全く黄変し
、ていないポリアミド繊維はこの呈色を示さないことも
判明し“Cいる。゛ このように黄変しやすい性質を持つポリアミド繊維等の
醒変防1ヒ手段として着色を牛ぜしめない1機あるいは
fil1%系の各RES加剤等をポリアミド繊維等の製
造時に添加処理する方法が用いられているつしかしこの
方法にて黄変防止されたポリ1ミド械維等においてさえ
も9紙製包装材で包装し特に高温高湿状fl(例えば4
0℃、80%RH)で保管あるいは輸送された場合、ポ
リアミド繊維等がかなり故変し商品価値が低下するとい
う問題が生じていた。また、現在一般にポリアミド繊維
等を包・装置る場合、直接包装材で包装するものではな
くポリアミド繊維等を厚さ約25μのポリエチレンフィ
ルム等で包装してから紙製の包装材で包装しているが、
なお黄変が発生している。この場合ポリアミド繊維等の
黄変を完全に防1ヒするためには使用されているポリエ
チレンフィルl、等の1¥さを現状よりも厚くするかも
しくはガスの透過性の低いフィルム等を使用すれば包装
されるポリアミド繊維等の黄変は効果的に防止可能であ
る。
しかしこのような対策はコストが高く不利である。
現状のポリエチレンフィルム等で包装する主たる目的は
、ポリアミド繊維等にかかる埃防1ヒ及び池のものとの
接触による汚水防止のために用いられている。また1段
ポール包装容器によるポリアミド(ナイロン)繊維の黄
変防117方法として特公昭56−48640号が梅実
されている。この方法は段ポール包装容器内側ヲ、イナ
ーの表面に一般式MIsCN又はJI(8ON)aで示
される化合物(一般式中Ml1MI[は1価、2価のア
ルカリ金属、アルカリ土類金属又はアンモニウム基を表
わ對つ )の希薄溶液を塗布した段ボール包装容器によ
るナイロン繊維の醒変防1ト方法である。また、ポリア
ミド繊維等の包装材による改変防止方法として特開昭5
3−146892号が提案されている。この方法は紙製
包装材に第1vkアミノ基を打釘る化合物やアンモニウ
ム塩を塗布あるいは含浸せしめることによりポリアミド
繊維等の製品の[有]変を防止するか法である。
これらの方法によるナイロン繊維等に対する効果(端変
防1F及び持続性)は実用的にはまだ不充分なものであ
る。
本発明は従来の黄変防止方法では得られなかったような
醒変防Iに効果が、その使用薬品敬が少通でも得られ、
かつ黄変防止に対して持続性(寿命)を有し、またコス
ト面でも利点があるポリアミド繊維m等の包装材を提供
するものである。
すなわち1本発明は紙製包装材内1111表面に一般式
R,R,NOHもしくは(RI Rs [0H)n−X
で示されるヒドロキシルアミン化合物とコーテイング材
を存在させたことを特徴とするポリアミド繊維等の包装
材〔一般式中R1,RxはH、KSOs 、  Na5
Os 9表わし少なくとも一つはKSOs又はNa5O
*である。nは1又は2であり、XはHtS、04. 
 (COOHh (7) イずれかを表わす。〕である
木発明の包装材で包装する対象物はナイロン−6、ナイ
ロン−6,6,ナイロン6.10等からなるV&維、樹
脂あるいはそれらの製品であり、$&維としての形朗は
捲糸、織編物、その能の繊維製品の未染色物であり、樹
脂としての形傳はチップ及びそれを溶融成型して得られ
た成型品である。
また、使用するヒドロキシルアミン化合物としては硫酸
ヒドロキシルアミン((NHzOH)t・IIa30a
 )シュウ酸ヒドロキシルアミン((NHI!OH)・
(C0OH)a )ヒドロキシ〜アミンニスルホン酸ナ
トリウム〔(NZ’LSO% )dJOH) 、  ヒ
ドロキシルアミンニスルホン酸カリウム((KSO% 
)2NOH)が挙げられる。これらはいずれもほぼ同等
の黄変防止効果を示すが経済性等を考慮すると硫酸ヒド
ロキシルアミンが好ましbl。
また、コーテイング材としては禮粉、カゼインにかわ等
の天然物、ポリビニ・−ルアルコール、酢酸ビニールX
脂、アクリル系樹脂等の合成物が用いられるが、経済性
及び作業性を考慮するとポリビニールアルコールが好ま
しい。
木発明における紙製包装材として11段ボール。
クラフト紙等が挙げられる。例身ば繊維の場合。
垂常段ボールからなる容器内に1糸等の形蝮として、ポ
リエチレンフィルム等で包装されたうえ収納される。樹
脂の当合、チップ等の形qすとして最 ゛内肩がポリエ
チレンフィルムでその外側にクラフト紙が積層されてい
る袋状容器に収納される。このような紙製包装材の内側
表面にヒドロキシルアミン化合物及びコーテイング材を
存在させる方法としては、ヒドロキシルアミン化合物0
.2〜4.0wt%、コーディング材0.1〜3.Ow
t%を含む希薄水溶液、好ましくはヒドロキシルアミン
化合物0.5〜2.Owt%、コーチ、イング材0.5
〜2.Owt%を含む希薄水溶液を紙製包装材内側表面
に1d当り6〜709.  好ましくは10〜409の
ヒドロキンルアミン化合物とコーテイング材を塗布ある
いは噴霧するのが好ましい方法である。
なす61本発明の範囲を外れると効果が希薄になるかあ
るいは効果は変らないがコストが高くなったりする。
本発明は従来のように段ポール包装材で包装する際あら
かじめポリエチレンフィルム・等でポリアミド繊維を包
装する必要がない程の黄変防止幼果が得られ、またその
効果を長時間持続し、なおかつそのポリアミド繊維の特
性をもそこなうことなく維持しうるものである。
次に本発明を実施例によって具体的に述べるが本発明に
よるポリアミド繊維の黄変防止効果は。
次の試験方法によって薬品無塗布によるものと比較検討
を行った。比較薬品として用いた薬品は前述特公昭56
−48640号に記載されているNH4SCN及び特開
昭55−146892号に記載されているNHzOH・
TlCl 、  また一般に用いられている酸化防止剤
HsPO3を比較試料とした。この試験においてはポリ
アミド繊維をポリエチレンフィルム等で包装しないで直
接段ボール包装材で作られた容器に収納することの可能
性を検討する目的のためにすべてポリエチレンフィルム
等をライナーとポリアミド繊維との間に介在させないで
試験したものである。
試験方法 ガラス板(厚さ511層、大きさ200闘xsoofl
)の−(二に段ポールライナー板(段ポール原紙のJI
S規格品Aplう2イナー、大きさ150 n x 2
5[1絹)を表面すなわち薬品存在面をトにして置き、
そのうえに黄変の度合が九ハリ断面糸に比べ顕著にあら
れれる酸化チタンを含まない異型断面(トリローバル)
のポリアミド繊維シート(ナイロン−6繊維、銘柄70
d/34f糸を丸編にしたシート、大きさ100闘X1
50騎)を配置しその上に前述段ボールライナー板を表
面すなわち薬品存在面を下にし、その上にガラス板を配
置した。このように配置したもの数組を積み重ね最−H
部のガラス板上に5 kgの重錘をのせた。この状態で
恒温t’it N情の中に入れ通常考えられる高温、高
湿条件(rM度40℃、湿度80%)で処理を行い、薬
品の幼果の持続性(W命)を見るため50時時間位で繊
維シートの醒変度合を丁巳判定へ準で確認し、八からB
へ移qした時の処理・時間を効果の持続性(青金)とし
た。また200時間処理後ポリアミド繊維シートを敗り
出しおのおのの項目につい゛C比較険討を行った。
黄変度合!’JI定 記号      黄変度合 A       ?Fつたく醒変していないB    
  かすかに14′変しているC      少し黄変
している D      仏変している E      かなり黄変している この度合は次に述べる相対粘度、アミノ末端基の値とか
なりの精度で一致釘る。
相対粘度測定方法(JIS、に−6810)2〔)0時
間処1里後のポリアミド(a帷シートを熱水抽出(10
0℃、1時間)処理し、乾燥(95℃。
30分熱風乾燥後、65℃1.2時間減圧乾燥)後0.
5gを96.0%硫酸50s+/に溶解し、ウベローデ
粘度管を用いて25℃での相対粘度を求めた。
アミノ末端基の測定方法 200時間処理後のポリアミ1゛識維シートを熱水抽出
(1t+(1’C,1時間)処理し、乾燥(95℃。
30分熱風乾燥後、65℃、2時間減圧乾燥)後m−ク
レゾール溶液に一定量のポリアミド4I&維シートを溶
解し、p−トルエンスルホン酸にて滴定し、アミノ末端
基を求めた。
染色性の1′(1定 200時間処理後のポリアミド繊維シートを晴棟削アク
グーノールR−TOO(模本油脂KKりI!りを用いて
処理(60℃、20分)シ、その後トリフェニール系酸
性染料(5uoranol Cyanine−G )と
硫酸化油均染剤(Lyogen−p (5andozT
ldl ) )及び酢酸を含む染浴にてポリアミド酸維
シートを染色し。
その染色度合を交遊用グレースケール法(JIS L−
0804)にて判定した。
実施例及び比較例 ト記拭@か法で種々の薬品及びその晴を変えた水溶液を
段ボールフィナーに刷毛で塗布したものの結果を表−1
に示す。ただし、/に1はグフンクであり、未処理のn
++ n己ポリアミ1゛!哉半(tシートで7らる。
表−1 (+A理条件40℃、  80 *RIl、  200
時間)N山SCNはnl述特公昭56−48640 @
に記載されている化合物であるが、黄変防止効果はほと
んどみもれなかった6また、特開昭5!l−14689
2号記載の+JHI!0II−+IC1,はライナーの
薬品存在版が少ないと黄変防止効果はとぼしいものであ
るが、≧1(品暇がS(J X 1(]−’ q/c−
位になると緯度防止幼果は認められる。7Fだ、一般に
酸化防止剤として用いられているII s )’Osは
表−1のごとくほとんど効果はなかつ lこ ◇ 以上実施例に示したとおり9本発明は段ボール包装材内
1111ライナー表面1こ比較的少量の硫酸ヒドロキシ
ルアミン、修酸ヒドロキシルアミン等と少量のコーディ
ング材(ポリビニルアルコールあるいはアクリル樹脂等
)を存在させることにより充分その黄変防止幼果の目的
を瑚することができた。
また、特に本発明のポリアミド繊維の黄変防止に使用す
る段ボール包装材内側ライナー表面の薬品量は実施例中
速−6〜13のごとく舊品歌が5〜+ 5 ’j/n/
で比較側層−24の1/6〜1/2稈度の承で黄変防止
に対する良好なる結果が得られ効果は顕著なものであっ
た。
なお、黄変度合がBとなっているものは実害があるよう
に考えられるが、実際の包装形態においては段ポール内
壁(ライナー)と捲糸は空間を介在して直接接触してお
らず、黄変することは無く問題にはならないのである。
特許出願人 ユニチカ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙製包装料内側表面に一般式T?+ R1N0T
    (もしくは(R8RIINOH)n−xで示されるし′
    ドロキシルアミン化合物とコーテイング材を存在させた
    ことを特徴とするポリアミド繊#笠の包装材。〔一般式
    中■≧l+R1はH−、KSOs 、 Na5Osを表
    わし、少なくとも1づはKSOs又はNa5O,である
    。nは1又は2であり、XはH*SO+ 、’ (CO
    OH)t ノイずれかを表わす。〕
JP12837782A 1982-07-22 1982-07-22 ポリアミド繊維等の包装材 Pending JPS5926464A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000024963A1 (en) * 1998-10-22 2000-05-04 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Inhibition of pulp and paper yellowing using hydroxylamines and other coadditives

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000024963A1 (en) * 1998-10-22 2000-05-04 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Inhibition of pulp and paper yellowing using hydroxylamines and other coadditives

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