JPS5926397B2 - ア−ク溶接棒被覆用材料 - Google Patents
ア−ク溶接棒被覆用材料Info
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- JPS5926397B2 JPS5926397B2 JP13629478A JP13629478A JPS5926397B2 JP S5926397 B2 JPS5926397 B2 JP S5926397B2 JP 13629478 A JP13629478 A JP 13629478A JP 13629478 A JP13629478 A JP 13629478A JP S5926397 B2 JPS5926397 B2 JP S5926397B2
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- Japan
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- coating material
- welding rod
- arc welding
- wollastonite
- welding
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は改良された珪灰石組成のアーク溶接棒被覆材
料に関する。
料に関する。
アーク溶接棒被覆剤はアーク発生材、ガス発生材、スラ
グ形成材、流動性増加材、脱酸材、合金材および固着材
などの種々の素材より組成されており、その主たる機能
としては、溶着金属の酸化や窒化を防止すると共に脱酸
を行つて機械的性質をよくすることおよびアークの発生
を安定させることにあろ。従来より、この目的のため、
アーク溶接棒被覆材の代表的なものの1つに珪灰石があ
り、天然品又は合成品がそれぞれ適宜必要に応じて該被
覆剤中に5〜60%の割合で使用されている。
グ形成材、流動性増加材、脱酸材、合金材および固着材
などの種々の素材より組成されており、その主たる機能
としては、溶着金属の酸化や窒化を防止すると共に脱酸
を行つて機械的性質をよくすることおよびアークの発生
を安定させることにあろ。従来より、この目的のため、
アーク溶接棒被覆材の代表的なものの1つに珪灰石があ
り、天然品又は合成品がそれぞれ適宜必要に応じて該被
覆剤中に5〜60%の割合で使用されている。
しかしながら従来の珪灰石において、天然品の場合は鉱
脈が変り易く又良質のものが得られなくなつてきており
、現状では組成が不安定であり品質的に劣化の傾向にあ
る。そのうえ最近の公害や労災問題で入手も困難となつ
てきている。従つて最近は合成品が使用されるようにな
つてきた。この合成品はCa原料とSiO2原料とを高
温で焼結反応させて得られる結晶質の珪灰石であるが、
その性質上、遊離石灰の発生が避け難く又前者と同様組
成も一定し難いなどの理由から溶接時のアークの安定性
に欠ける欠点があるといわれている。本発明は叙上の問
題に鑑み、種々の研究を重ねたところ非晶質の合邦珪酸
カルシウムが極めて良好なアーク溶接棒被覆用材料とし
て適用できることを知見して本発明を完成した。すなわ
ち本発明の要旨とするところは、アーク溶接棒被覆用材
料において、造滓剤として、モル比組成が一般式;〔(
1−n)CaO+nMg0〕・xSi02・yF(式中
n二0−0.3、x=0.77〜1.0及びy=0.0
5〜0.3を示す)で表わされる非晶質の合邦珪酸カル
シウム又は合邦・含苦土珪酸カルシウムの粉末を前記材
料あたり10〜70重量%配合してなることを特徴とす
るアーク溶接棒被覆用材料(以下被覆材料という)にか
かる。以下、本発明について詳述する。
脈が変り易く又良質のものが得られなくなつてきており
、現状では組成が不安定であり品質的に劣化の傾向にあ
る。そのうえ最近の公害や労災問題で入手も困難となつ
てきている。従つて最近は合成品が使用されるようにな
つてきた。この合成品はCa原料とSiO2原料とを高
温で焼結反応させて得られる結晶質の珪灰石であるが、
その性質上、遊離石灰の発生が避け難く又前者と同様組
成も一定し難いなどの理由から溶接時のアークの安定性
に欠ける欠点があるといわれている。本発明は叙上の問
題に鑑み、種々の研究を重ねたところ非晶質の合邦珪酸
カルシウムが極めて良好なアーク溶接棒被覆用材料とし
て適用できることを知見して本発明を完成した。すなわ
ち本発明の要旨とするところは、アーク溶接棒被覆用材
料において、造滓剤として、モル比組成が一般式;〔(
1−n)CaO+nMg0〕・xSi02・yF(式中
n二0−0.3、x=0.77〜1.0及びy=0.0
5〜0.3を示す)で表わされる非晶質の合邦珪酸カル
シウム又は合邦・含苦土珪酸カルシウムの粉末を前記材
料あたり10〜70重量%配合してなることを特徴とす
るアーク溶接棒被覆用材料(以下被覆材料という)にか
かる。以下、本発明について詳述する。
本発明に係る被覆材料において、基材である造滓剤の前
記組成は厳密な分子相を意味するものではないが、主成
分となるCaO及びSiO2の含有量及びそのモル比は
溶融特性、粘性および表面張力などの基本的物性を与え
るものであり、かつFはそれらに微妙な影響を与え、安
定に存在して珪酸分子が適当な結合数で結合するための
量的関係を示すもので、少量といえども、他の成分が不
純分として影響するのとは別に、必要な成分であるため
に一定の化学量論的関係を持たせることが不可欠である
ことによる。
記組成は厳密な分子相を意味するものではないが、主成
分となるCaO及びSiO2の含有量及びそのモル比は
溶融特性、粘性および表面張力などの基本的物性を与え
るものであり、かつFはそれらに微妙な影響を与え、安
定に存在して珪酸分子が適当な結合数で結合するための
量的関係を示すもので、少量といえども、他の成分が不
純分として影響するのとは別に、必要な成分であるため
に一定の化学量論的関係を持たせることが不可欠である
ことによる。
本発明に係る被覆材料は、非晶質の合邦珪酸カルシウム
を基本とするが、この系において、MgOがある場合、
特に融点降下をもたらし、その他の物性にも影響を与え
るもので必要に応じ被覆材料としての適用性の拡大のた
め適宜CaOと一部置換することができる。
を基本とするが、この系において、MgOがある場合、
特に融点降下をもたらし、その他の物性にも影響を与え
るもので必要に応じ被覆材料としての適用性の拡大のた
め適宜CaOと一部置換することができる。
被覆材料として使用する非晶質の含弗(含苦う珪酸カル
シウムにおいて上記の組成に限定した理由を図と共に次
に説明する。
シウムにおいて上記の組成に限定した理由を図と共に次
に説明する。
第1図は、珪酸カルシウムの融点を弗素の含有量の関係
でみたグラフであり、第2図は、同様にして粘度、第3
図は表面張力、第4図はそれらの表面張力と粘度との関
係を表わしたグラフである。
でみたグラフであり、第2図は、同様にして粘度、第3
図は表面張力、第4図はそれらの表面張力と粘度との関
係を表わしたグラフである。
まず、X,yについてみると、グラフに示すようにXが
0.77以下7(モル比CaO/SiO2が1.3以上
)ではJiP時に被覆剤溶融物の粘性が低下し、表面張
力が上昇して好ましくなく、一方1.0以上(モル比C
aO/SiO2が1以下)では粘性が増加し、表面張力
が低下するため好適な溶接作業が行なえないからである
。更に、本発明の含弗珪灰石は、溶接棒心線金属中に不
可避的に混在する微量のPを溶滓中に移行させ、Pによ
る溶接強度の低下を改善する効果がある事が見出された
。
0.77以下7(モル比CaO/SiO2が1.3以上
)ではJiP時に被覆剤溶融物の粘性が低下し、表面張
力が上昇して好ましくなく、一方1.0以上(モル比C
aO/SiO2が1以下)では粘性が増加し、表面張力
が低下するため好適な溶接作業が行なえないからである
。更に、本発明の含弗珪灰石は、溶接棒心線金属中に不
可避的に混在する微量のPを溶滓中に移行させ、Pによ
る溶接強度の低下を改善する効果がある事が見出された
。
この場合にxが1.0以上ではその効果が激減する傾向
があるばかりでなく、かえつて被覆剤中のPが溶着金属
中に溶入するので、この点からもxは1,0以下でなけ
ればならないまた、yの値が0.05〜0.3範囲外で
は溶融温度が高すぎたり低すぎたりして均一な組成の含
弗珪灰石が得られぬばかりでなく、yが0,05以下の
弱塩基性珪酸カルシウムは、第1図に示す様に、溶融温
度が1500℃を越えるので、工業的に製造する場合、
熱エネルギーを多量に消費し経済上不利である。
があるばかりでなく、かえつて被覆剤中のPが溶着金属
中に溶入するので、この点からもxは1,0以下でなけ
ればならないまた、yの値が0.05〜0.3範囲外で
は溶融温度が高すぎたり低すぎたりして均一な組成の含
弗珪灰石が得られぬばかりでなく、yが0,05以下の
弱塩基性珪酸カルシウムは、第1図に示す様に、溶融温
度が1500℃を越えるので、工業的に製造する場合、
熱エネルギーを多量に消費し経済上不利である。
更に溶融時の融液の粘性が高く急冷非晶化作業が困難と
なり、急冷時に少量の結晶質ウオラストナイトが析出し
て非晶質になり難いことなどに基づくものであり、一方
、yの上限を0.30としたのは、これ以上含有させる
と、溶融時にFとSiとの反応が起こり、SiF4その
他の含弗素ガスを発生して、作業環境汚染などの原因に
なるからである。又、yがこの範囲であると適度な珪酸
分子鎖長のガラス質となるため溶融物の表面張力が好適
で、かつ粘性が均質なものとなつて、被覆材料の性能上
および溶接作業の点からも適切である。即ち、溶接作業
時、スラグ溶融物のノ溶着金属へのぬれや流れの現象は
その表面張力と粘性に関連する。
なり、急冷時に少量の結晶質ウオラストナイトが析出し
て非晶質になり難いことなどに基づくものであり、一方
、yの上限を0.30としたのは、これ以上含有させる
と、溶融時にFとSiとの反応が起こり、SiF4その
他の含弗素ガスを発生して、作業環境汚染などの原因に
なるからである。又、yがこの範囲であると適度な珪酸
分子鎖長のガラス質となるため溶融物の表面張力が好適
で、かつ粘性が均質なものとなつて、被覆材料の性能上
および溶接作業の点からも適切である。即ち、溶接作業
時、スラグ溶融物のノ溶着金属へのぬれや流れの現象は
その表面張力と粘性に関連する。
第4図に見られる如く、含弗珪酸カルシウムは低粘度お
よび低表面張力の物性を有し、従来のCaO−SiO2
系では得られぬ優れた作業性を示し、特にこの図におい
て点A(粘度1.6ボィズ;表面張力410ダイン/C
m),B(粘度1.8ボイズ;表面張力438ダイン/
Cm),C(粘度2.8ボイズ;表面張力406ダイン
/Cm)及びD(粘度1.8ボイズ;表面張力378ダ
イン/Cm)で囲まれた部分は、被覆材料の特性上およ
びその製造上の面からみて好適な範囲を示すものである
。更に第5図は含弗珪酸カルシウムにおけるCaOに代
つて、一部MgOを置換させた場合の溶融温度との関係
を示すものであるが、前記したように、MgOの置換と
共に弗素と同様に著しい融点降下を示すもので被覆材料
の特性を害さない程度に所望によりMgOの添加を行う
ことができ、多くの場合その限度は前記の式中n=0.
3までである。
よび低表面張力の物性を有し、従来のCaO−SiO2
系では得られぬ優れた作業性を示し、特にこの図におい
て点A(粘度1.6ボィズ;表面張力410ダイン/C
m),B(粘度1.8ボイズ;表面張力438ダイン/
Cm),C(粘度2.8ボイズ;表面張力406ダイン
/Cm)及びD(粘度1.8ボイズ;表面張力378ダ
イン/Cm)で囲まれた部分は、被覆材料の特性上およ
びその製造上の面からみて好適な範囲を示すものである
。更に第5図は含弗珪酸カルシウムにおけるCaOに代
つて、一部MgOを置換させた場合の溶融温度との関係
を示すものであるが、前記したように、MgOの置換と
共に弗素と同様に著しい融点降下を示すもので被覆材料
の特性を害さない程度に所望によりMgOの添加を行う
ことができ、多くの場合その限度は前記の式中n=0.
3までである。
これ以上は、融点降下はせずむしろ又E昇する傾向にあ
ると共に、凝固時にジオプサイトの初晶析出を起すなど
して含弗珪酸カルシウムの基本的性質がなくなり好まし
い結果が得られなくなるからである。従つて、前記のよ
うに第4図は含弗珪酸カルシウムを基本とするものであ
り、その点ABCDで囲まれた領域が好ましい特性であ
るが、CaOに代りMgOが一部置換しても、この範囲
内にあることが望ましい。本発明に係る被覆材料の他の
特色の一つとしていずれも非晶質であることが必要であ
る。
ると共に、凝固時にジオプサイトの初晶析出を起すなど
して含弗珪酸カルシウムの基本的性質がなくなり好まし
い結果が得られなくなるからである。従つて、前記のよ
うに第4図は含弗珪酸カルシウムを基本とするものであ
り、その点ABCDで囲まれた領域が好ましい特性であ
るが、CaOに代りMgOが一部置換しても、この範囲
内にあることが望ましい。本発明に係る被覆材料の他の
特色の一つとしていずれも非晶質であることが必要であ
る。
この理由は、被覆材料としての品質の安定性を保証する
ことは勿論、操作上の作業環境や溶解に際しての組成の
移動、溶解性などの諸点からみていずれも結晶質より優
れている。又同一組成であつても結晶性のものは、Ca
siO3,ca2siO2F2,ca3si2O7など
の混晶があつて不均質であり、物性も非晶質と異なり前
記の如き脱燐作用は起さない。
ことは勿論、操作上の作業環境や溶解に際しての組成の
移動、溶解性などの諸点からみていずれも結晶質より優
れている。又同一組成であつても結晶性のものは、Ca
siO3,ca2siO2F2,ca3si2O7など
の混晶があつて不均質であり、物性も非晶質と異なり前
記の如き脱燐作用は起さない。
これはSiO2分子の結合がランダム配置となるため、
溶接時の心線および母材中の燐分が−Si−0−Si−
の網状分子に捕束され易いからであろう。急冷による非
晶質の含弗珪灰石と徐冷による結晶質の同一組成のそれ
とを実際に溶接作業性で比較するとアークの発生および
保持は前者の方が優れている。本発明にかかる被覆材料
は含弗(含苦土)珪灰石の組成が前記組成となるように
石灰源、珪酸源及び弗素源を所定敞配合し、その際必要
に応じ、苦土含有の石灰源、苦土源を混合した後、これ
を加熱溶融後、急冷乾燥および所望の粒度に粉砕するこ
とにより製造される。
溶接時の心線および母材中の燐分が−Si−0−Si−
の網状分子に捕束され易いからであろう。急冷による非
晶質の含弗珪灰石と徐冷による結晶質の同一組成のそれ
とを実際に溶接作業性で比較するとアークの発生および
保持は前者の方が優れている。本発明にかかる被覆材料
は含弗(含苦土)珪灰石の組成が前記組成となるように
石灰源、珪酸源及び弗素源を所定敞配合し、その際必要
に応じ、苦土含有の石灰源、苦土源を混合した後、これ
を加熱溶融後、急冷乾燥および所望の粒度に粉砕するこ
とにより製造される。
石灰源としては、石灰石、生石灰、消石灰、珪酸カルシ
ウム又はそれらを主成分とする各種電熱冶金スラグなど
であり、珪酸源としてはケイ岩、ケイ砂フライアツシユ
など弗素源としてはホタル石、氷晶石などがあげられる
。又他の原料として、ドロマイト、蛇紋岩、ガンラン岩
など苦土含有物を用いることもできる。かくして製造さ
れた非晶質の粉末はその主組成が前記式に示される範囲
のものであるがこれを百分率で表わすと、原料事情によ
り、不純物の影響で多少の変動はみられるが多くの場合
、CaO:45〜55%,SlO2:40〜50q6,
F:1〜5%.MgO:0〜10%の範囲にある。本発
明にかかるアーク溶接棒被覆用材料において、上記造滓
剤、即ち、非晶質の含弗(含苦土)珪酸カルシウムの粉
末を前記材料中に配合させる割合は該粉末の物性、溶接
棒の種類、他の溶接材料の種類と配合量、溶接条件等に
よつて変化しうるものであるが、多くの場合従来の結晶
質合成珪灰石等よりもやや高い配合が可能であり、特に
10〜70重量%の範囲で用いられる。
ウム又はそれらを主成分とする各種電熱冶金スラグなど
であり、珪酸源としてはケイ岩、ケイ砂フライアツシユ
など弗素源としてはホタル石、氷晶石などがあげられる
。又他の原料として、ドロマイト、蛇紋岩、ガンラン岩
など苦土含有物を用いることもできる。かくして製造さ
れた非晶質の粉末はその主組成が前記式に示される範囲
のものであるがこれを百分率で表わすと、原料事情によ
り、不純物の影響で多少の変動はみられるが多くの場合
、CaO:45〜55%,SlO2:40〜50q6,
F:1〜5%.MgO:0〜10%の範囲にある。本発
明にかかるアーク溶接棒被覆用材料において、上記造滓
剤、即ち、非晶質の含弗(含苦土)珪酸カルシウムの粉
末を前記材料中に配合させる割合は該粉末の物性、溶接
棒の種類、他の溶接材料の種類と配合量、溶接条件等に
よつて変化しうるものであるが、多くの場合従来の結晶
質合成珪灰石等よりもやや高い配合が可能であり、特に
10〜70重量%の範囲で用いられる。
この理由は、それが10重量%未満の場合は溶接により
生ずるスラグ剥離性が悪くなる傾向となり、一方70重
量%をこえるとアーク安定性が悪くなる傾向になるから
である。
生ずるスラグ剥離性が悪くなる傾向となり、一方70重
量%をこえるとアーク安定性が悪くなる傾向になるから
である。
本発明において、上記造滓剤は従来の一般的に使用され
ている他のアーク溶接棒被覆材料に配合して所望に従い
組成されるが、特に他の材料に限定されることなく使用
できる。
ている他のアーク溶接棒被覆材料に配合して所望に従い
組成されるが、特に他の材料に限定されることなく使用
できる。
従つて、他の材料、Fe,Mn,Cu,Cr,MO,T
i等の如き合金剤、氷晶石、ソーダ灰、炭酸マンガン等
の如き溶滓化剤、鉄、ケイ素、チタン、マンガン等の酸
化物や、フエロマンガン、フエロクロム、フエロシリコ
ンなどのフエロアロイ等を適宜配合してアーク溶接棒被
覆用材料の組成物を構成し、少量の珪酸アルカリ又はC
MC、小麦粉等の結合剤と共に混練後、アーク溶接棒心
線に所望の塗装機にて圧着被覆して用いられる。
i等の如き合金剤、氷晶石、ソーダ灰、炭酸マンガン等
の如き溶滓化剤、鉄、ケイ素、チタン、マンガン等の酸
化物や、フエロマンガン、フエロクロム、フエロシリコ
ンなどのフエロアロイ等を適宜配合してアーク溶接棒被
覆用材料の組成物を構成し、少量の珪酸アルカリ又はC
MC、小麦粉等の結合剤と共に混練後、アーク溶接棒心
線に所望の塗装機にて圧着被覆して用いられる。
かくして、本発明にかかるアーク溶接棒被覆用材料は良
好なアーク安定性とアーク溶接の際のスラグ剥離性がよ
く、溶接の作業性にすぐれ、かつ溶接性もすぐれている
ものである。実施例 1 第1表に示す石灰石、ケイ岩、ホタル石を3〜5能φに
粉砕後、石灰石82.8部ケイ岩44.7部ホタル石6
.6部(いずれも重量)を混合後、電気炉で溶融し水冷
して、第2表に示す組成の非晶質の含弗珪灰石を得た。
好なアーク安定性とアーク溶接の際のスラグ剥離性がよ
く、溶接の作業性にすぐれ、かつ溶接性もすぐれている
ものである。実施例 1 第1表に示す石灰石、ケイ岩、ホタル石を3〜5能φに
粉砕後、石灰石82.8部ケイ岩44.7部ホタル石6
.6部(いずれも重量)を混合後、電気炉で溶融し水冷
して、第2表に示す組成の非晶質の含弗珪灰石を得た。
これを乾燥後粉砕し比表面積2800crii/tの粉
末60部、氷晶石15部、イルメナイト5部、二酸化マ
ンガン5部及び鉄粉10部を配合して溶接棒被覆用材料
とし、これに少量の結合剤を用いて市販の軟鋼用溶接棒
心線(神戸製鋼所(株)社製、軟鋼用B−17溶接棒用
心線)に圧着被覆して被覆溶接棒を得た。
末60部、氷晶石15部、イルメナイト5部、二酸化マ
ンガン5部及び鉄粉10部を配合して溶接棒被覆用材料
とし、これに少量の結合剤を用いて市販の軟鋼用溶接棒
心線(神戸製鋼所(株)社製、軟鋼用B−17溶接棒用
心線)に圧着被覆して被覆溶接棒を得た。
該被覆溶接棒と母材として6.4rrIn1t×150
1rIr11w×600n1111Lの一般構造用圧延
鋼材(SS4l)を用いて、溶接電流150〜160A
で溶接作業を行い、そのときの溶接作業性を実験した結
果を第3表に示す。更に溶着金属のP,S分を分析した
結果を第4表に示す。なお第3表および第4表において
結晶質含弗珪灰石は前記の溶融体を徐冷して結晶化させ
たものである。実施例 2上記第1表に示す石灰石、ケ
イ岩、ホタル石と第5表に示すドロマイトを3〜5wn
φに粉砕し、石灰石68.7部、ケイ岩42.4部、ホ
タル石7.9部、ドロマイト15.4部(いずれも重量
)を混合後、電気炉で溶融し、水冷して第6表に示す組
成の非晶質の含弗・含苦土珪灰石を得た。
1rIr11w×600n1111Lの一般構造用圧延
鋼材(SS4l)を用いて、溶接電流150〜160A
で溶接作業を行い、そのときの溶接作業性を実験した結
果を第3表に示す。更に溶着金属のP,S分を分析した
結果を第4表に示す。なお第3表および第4表において
結晶質含弗珪灰石は前記の溶融体を徐冷して結晶化させ
たものである。実施例 2上記第1表に示す石灰石、ケ
イ岩、ホタル石と第5表に示すドロマイトを3〜5wn
φに粉砕し、石灰石68.7部、ケイ岩42.4部、ホ
タル石7.9部、ドロマイト15.4部(いずれも重量
)を混合後、電気炉で溶融し、水冷して第6表に示す組
成の非晶質の含弗・含苦土珪灰石を得た。
これを乾燥後、実施例1と同じ程度に粉砕した粉末50
部にイルメナイト15部、二酸化マンガン10部、氷晶
石20部及び鉄粉5部および少量の結合剤を混合してな
るアーク溶接棒被覆用材料を実施例1と同様の市販の溶
接棒心線に圧着被覆し、実施例1と同様の母材を用いて
溶接作業性を実験した結果、上記第3表の含弗珪灰石と
ほとんど同じであつた。
部にイルメナイト15部、二酸化マンガン10部、氷晶
石20部及び鉄粉5部および少量の結合剤を混合してな
るアーク溶接棒被覆用材料を実施例1と同様の市販の溶
接棒心線に圧着被覆し、実施例1と同様の母材を用いて
溶接作業性を実験した結果、上記第3表の含弗珪灰石と
ほとんど同じであつた。
又、溶着金属の機械的強度を測定したところ、降伏点は
42〜43kg/I,引張強さは44〜47kg/ml
及び衝撃値は11〜13kg−mの範囲にあり、市販品
と同等以上であつた。測定方法は引張強さはJISZ2
24l、衝撃値はJISZ2242及び降伏点は引張強
さの試験から各々求めた。
42〜43kg/I,引張強さは44〜47kg/ml
及び衝撃値は11〜13kg−mの範囲にあり、市販品
と同等以上であつた。測定方法は引張強さはJISZ2
24l、衝撃値はJISZ2242及び降伏点は引張強
さの試験から各々求めた。
第1図はCaO−XsiO2●YF系のxとyの変化に
伴う溶融温度の関係を示す曲線図、第2図は1550℃
における同じくX,yの変化に伴う粘度の関係を示す曲
線図、第3図は1550℃における同じくX,yの変化
に伴う表面張力の関係を示す曲線図、第4図はX,yの
変化に伴う表面張力と粘度の関係を示す曲線図及び第5
図は含弗珪酸カルシウムにMgOを置換させた場合の溶
融温度の変化図である。
伴う溶融温度の関係を示す曲線図、第2図は1550℃
における同じくX,yの変化に伴う粘度の関係を示す曲
線図、第3図は1550℃における同じくX,yの変化
に伴う表面張力の関係を示す曲線図、第4図はX,yの
変化に伴う表面張力と粘度の関係を示す曲線図及び第5
図は含弗珪酸カルシウムにMgOを置換させた場合の溶
融温度の変化図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アーク溶接棒被覆用材料において、造滓剤として、
モル比組成が一般式;〔(1−n)CaO+nMgO〕
・xSiO_2・yF(式中n=0〜0.3、x=0.
77〜1.0及びy=0.05〜0.3を示す)で表わ
される非晶質の含弗珪酸カルシウム又は合弗・含苦土珪
酸カルシウムの粉末を前記材料あたり10〜70重量%
配合してなることを特徴とするアーク溶接棒被覆用材料
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13629478A JPS5926397B2 (ja) | 1978-11-07 | 1978-11-07 | ア−ク溶接棒被覆用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13629478A JPS5926397B2 (ja) | 1978-11-07 | 1978-11-07 | ア−ク溶接棒被覆用材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5564995A JPS5564995A (en) | 1980-05-16 |
| JPS5926397B2 true JPS5926397B2 (ja) | 1984-06-27 |
Family
ID=15171804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13629478A Expired JPS5926397B2 (ja) | 1978-11-07 | 1978-11-07 | ア−ク溶接棒被覆用材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5926397B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102179643A (zh) * | 2011-04-20 | 2011-09-14 | 荆巍 | 电焊条药皮用氧化镁粉的制备方法 |
-
1978
- 1978-11-07 JP JP13629478A patent/JPS5926397B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102179643A (zh) * | 2011-04-20 | 2011-09-14 | 荆巍 | 电焊条药皮用氧化镁粉的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5564995A (en) | 1980-05-16 |
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