JPS5926305B2 - マツサ−ジ椅子 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマツサージ椅子、更に詳しくは、身体の背部に
もみ作用を与えるだめにバックシート前方にその外周縁
部を突出させて偏心回転するもみ輪がバンクシートの上
下に沿って移動するマツサージ椅子に関するものである
。

一般に、この種のマツサージ椅子は、もみ輪が上下動す
ることにより、腰から背中の上部に亘る部分にもみ動作
を与えるものであるが、肩上部のこりに対しては、もみ
輪が肩の上部布移動することができないだめ、殆んど効
果がないという問題があった。

本発明は上記の点に鑑みて為されたものであって、主な
目的とするところは腰から背中の上部に亘る部分をもむ
ことができると共に肩上部をもマツサージすることがで
きるマツサージ椅子を提供することにある。

以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。

本発明に係るマツサージ椅子は、椅子１のバックシート
２の上下に沿って移動自在に配設されたもみブロック３
と、もみブロック３の上限位置に対応するバックシート
２の上端部に先端をバックシート２前方に突出させて配
設でれた指圧アーム４とを備え、もみブロック３にはも
みブロック３内で水平に配設された駆動軸５上で偏心回
転を行うことによりその外周縁部のバックシート２前方
への突出量を変えながら回転して身体６の背部７にもみ
作用を施すもみ輪８が内蔵きれ、指圧アーム４の先端部
下面には身体６の肩９を押圧する押圧体１０が形成され
、指圧アーム４は長手方向の略中央部をバックシート２
上端部に枢支されると共に、指圧アーム４の後端部がも
みブロック３の上限位置で回転するもみ輪８の外周に当
接してもみ輪８の回転運動が指圧アーム４の上下の往復
運動に変換きれるものであって、本実施例にあって法も
み輪８が駆動軸５に直交する面内で回転する例を示す。

第１図乃至第３図に示すように、もみブロック３はモー
タ１１と、モータ台２５と、モータ１１の出力軸１２の
回転がベルト１３とプーリ１８を介して伝達されその回
転を減速するギアボックス１４と、ギアボックス１４の
出力である駆動軸５の回転に伴って偏心回転するもみ輪
８とから構成されるものであって、ギアボックス１４の
出力はもみ輪８を回転させると同時に、バンクシート２
裏面の左右に上下方向に亘って配設された一対のガイド
レール１５の内周面に設けたラック１６と噛合するピニ
オン１７を所定の減速比でもって回転式せもみブロック
３を上下に移動自在とするものである。

もみ輪８は略円盤状で回転中心が幾可学的中心とずれた
位置にあるため偏心回転しバックシート２前方への突出
量が変わって身体６の背部γにもみ作用を施すのである
。

もみ輪８は必ずしも円盤状である必要はなく外周縁が楕
円状であっても他の閉曲面であってもよいのは勿論のこ
とである。

ガイドレール１５は上端部が後方に折曲され、背部７に
下から上へのもみ作用を施したもみ輪８が背部７上端で
ガイドレール１５に沿って身体６より離脱するようにな
っているものである。

指圧アーム４は側面路２学状の屈曲体であって、一方の
折曲部がバックシート２上端部で枢支され一方の脚片１
９がバックシート２前方へ突出するど共にその先端部下
面に身体６の肩９を押圧する押圧体１０が固着きれてい
る。

また、他方の脚片２０の後端部は巾広となってもみ輪８
の外周縁が当接し易いようにしており、またばね２１に
よって枢支軸２２の回りで時計回り方向にばね付勢され
、これによってもみ輪８が背部７にもみ作用を施してい
る間は押圧体１０は肩９に触れないようになっている。

以上のように構成きれてし・ることにより、背部７にも
み作用を施しだもみ輪８は背部７上端で身体６より離脱
し、ガイドレール１５に沿って後退すると共に指圧アー
ム４の後端部に外周縁を当接させ、その偏心回転により
指圧アーム４の前端部を上下させて肩９の指圧を行ねう
のである。

図中２３はバックシート２に適当な弾性を持たせるだめ
のばね板である。

上記実施例では指圧アーム４が略Ｚ字状であつだが、第
４図及び第５図に示すように、側面−文字状にすると共
にガイドレール１５を後方に折曲せずもみ輪８が背部７
上端でそのまま回転するようにすると背部７上端部をも
み輪８によってもむと同時に肩部９の指圧を行なえるの
である。

ここで図中２４は第２図のばね２１に相当する復帰ばね
であって、第４図における指圧アーム４を枢支軸２２０
回りで時計方向に付勢するものである。

尚、以上二実施例においてもみ輪８は１駆動軸５に直交
する面内で回転するものであったが、必ずしもこれに限
定をれるものではなく駆動軸５に対して傾斜した面で回
動させることにより背部７を内外にもみほぐすこともで
きるものである。

本発明は以上のように、指圧アームの先端を椅子のバッ
クシートの上端部に突出きせ、バックシートの上下に沿
って移動するもみブロックのもみ輪を駆動軸の回りで偏
心回転し、もみ輪によって背部にもみ作用を施すと共に
指圧アームの後端をもみブロックの上限位置で回転する
もみ輪の外周に当接ζせてもみ輪の回転運動を指圧アー
ムの上下の往復運動に変換するようにしだので、身体の
腰から背中の上部に亘る部分にもみ作用を施すことがで
きると共に肩上部をもマツサージすることができ、マツ
サージ効果が向上するという利点があり、しかもこのよ
うな動作をする機構を一つのモータにて駆動することが
でき、簡単な機構で効率のよいマツサージ椅子が提供で
きるのである０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の外観を示す斜視図、第２図
は同上の要部側面図、第３図は同上の椅子内部の背面を
示す斜視図、第４図は同上の他の実施例の要部側面図、
第５図は第４図に示したマツサージ椅子に使用する指圧
アームの斜視図であり、１は椅子、２はバックシート、
３ばもみブロック、４は指圧アーム、５は駆動軸、６は
身体、７は背部、８はもみ輪、９は肩、１０は抑圧体で
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 椅子のバックシートの上下に沿って移動自在に配設
   をれたもみブロックと、もみブロックの上限位置に対応
   するバックシートの上端部に先端をバックノート前方に
   突出させて配設をれた指圧アームとを備え、もみブロッ
   クにはもみブロック内で水平に架設された駆動軸上で偏
   心回転を行うことによりその外周縁部のバックシート前
   方への突出量を変えながら回転して身体の背部にもみ作
   用を施すもみ輪が内蔵され、指圧アームの先端部下面に
   は身体の肩を押圧する押圧体が形６−ａれ、指圧アーム
   は長手方向の略中央部をバックシート上端部に枢支され
   ると共に、指圧アームの後端部がもみブロックの上限位
   置で回転するもみ輪の外周に当接してもみ輪の回転運動
   が指圧アームの上下の往復運動に変換されることを特徴
   とするマツサージ椅子。