JPS5926234B2 - 炉内燃焼監視装置 - Google Patents
炉内燃焼監視装置Info
- Publication number
- JPS5926234B2 JPS5926234B2 JP3222878A JP3222878A JPS5926234B2 JP S5926234 B2 JPS5926234 B2 JP S5926234B2 JP 3222878 A JP3222878 A JP 3222878A JP 3222878 A JP3222878 A JP 3222878A JP S5926234 B2 JPS5926234 B2 JP S5926234B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- furnace
- video signal
- signal
- output signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Combustion (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は炉内の異常燃焼を自動的に検出する炉内燃焼
監視装置に関する。
監視装置に関する。
従来、炉内の異常燃焼をテレビカメラを使用して自動的
に検出する手段として炉内の所定部分に対応する映像信
号を抽出し、この信号を正常燃焼状態の映像信号のゆら
ぎに対応した所定の時定数で積分して、この積分値から
所定の値を引いた値を基準値としてこの積分値と比較し
てこの差異が一定値以上の場合に警報を発する装置があ
る。
に検出する手段として炉内の所定部分に対応する映像信
号を抽出し、この信号を正常燃焼状態の映像信号のゆら
ぎに対応した所定の時定数で積分して、この積分値から
所定の値を引いた値を基準値としてこの積分値と比較し
てこの差異が一定値以上の場合に警報を発する装置があ
る。
しかしこの装置では一定燃焼状態において異常燃焼が生
じた場合に有効であるが炉の出力が変化する場合に誤警
報を発したり、異常燃焼を検出できない場合がある。
じた場合に有効であるが炉の出力が変化する場合に誤警
報を発したり、異常燃焼を検出できない場合がある。
これは次の理由による。
前記の装置において基準値を算出する場合、前記積分回
路の出力信号から所定の一定値を減算した値を基準値と
しているが、この一定値の設定はある一定燃焼状態にお
いて映像信号のゆらぎによる変化分より決定されるので
燃焼状態が変化すると映像信号のゆらぎによる変化分も
変化するため、この変化分が積分値と基準値の差より大
きくなりこの結果誤警報となる。
路の出力信号から所定の一定値を減算した値を基準値と
しているが、この一定値の設定はある一定燃焼状態にお
いて映像信号のゆらぎによる変化分より決定されるので
燃焼状態が変化すると映像信号のゆらぎによる変化分も
変化するため、この変化分が積分値と基準値の差より大
きくなりこの結果誤警報となる。
また、映像信号のゆらぎが小さくなった場合は、異常燃
焼の時の積分値の変動が小さくなるため逆に警報を発し
ない、ということになる。
焼の時の積分値の変動が小さくなるため逆に警報を発し
ない、ということになる。
この発明は以上の点に鑑みてなされたもので映像信号の
ゆらぎの変化分が映像信号のレベルに比例していること
に着目し、基準値を映像信号のレベルの変化に追従する
ように算出し、異常燃焼時のみ警報を発するようにした
炉内燃焼監視装置を提供するものである。
ゆらぎの変化分が映像信号のレベルに比例していること
に着目し、基準値を映像信号のレベルの変化に追従する
ように算出し、異常燃焼時のみ警報を発するようにした
炉内燃焼監視装置を提供するものである。
以下この発明について第１図に示す実施例にもとすいて
説明する。
説明する。
第１図において、１は標準方式のテレビカメラで炉内の
燃焼状態を撮像するもの、２は標準方式のテレビモニタ
で前記テレビカメラで撮像した炉内の状態を表示するも
の、３は抽出回路で前記テレビカメラの出力信号を選択
的に抽出するもの、４は積分回路で燃焼状態が正常な場
合に前記火災のゆらぎによって発生する前記映像信号の
ゆらぎに対応する所定の時定数で前記抽出回路３の出力
信号を積分するもの、５は平均値算出回路で前記積分回
路４の出力信号の平均値を求めるもの、６は係数乗算回
路で前記平均値に所定の係数を乗算するもの、７は基準
値算出回路で前記平均値と前記係数乗算回路の出力信号
から前記正常燃焼状態の火炎のゆらぎの大きさに対応し
た基準値を算出するもの、８は記憶回路で前記基準値を
記憶するもの、９は比較回路で前記積分回路４の出力信
号を前記記憶回路８に記憶された基準値と比較して、前
記積分回路４の出力信号が小さい時これを検出するもの
、１０は警報回路で前記比較回路９の出力信号により警
報を発するもの、である。
燃焼状態を撮像するもの、２は標準方式のテレビモニタ
で前記テレビカメラで撮像した炉内の状態を表示するも
の、３は抽出回路で前記テレビカメラの出力信号を選択
的に抽出するもの、４は積分回路で燃焼状態が正常な場
合に前記火災のゆらぎによって発生する前記映像信号の
ゆらぎに対応する所定の時定数で前記抽出回路３の出力
信号を積分するもの、５は平均値算出回路で前記積分回
路４の出力信号の平均値を求めるもの、６は係数乗算回
路で前記平均値に所定の係数を乗算するもの、７は基準
値算出回路で前記平均値と前記係数乗算回路の出力信号
から前記正常燃焼状態の火炎のゆらぎの大きさに対応し
た基準値を算出するもの、８は記憶回路で前記基準値を
記憶するもの、９は比較回路で前記積分回路４の出力信
号を前記記憶回路８に記憶された基準値と比較して、前
記積分回路４の出力信号が小さい時これを検出するもの
、１０は警報回路で前記比較回路９の出力信号により警
報を発するもの、である。
次に動作を説明する。
炉内の異常燃焼を効率良く検出するためにテレビカメラ
１で撮像された領域の内火炎の中心部分に対応する映像
信号を抽出回路３で選択的に抽出したうえ、火炎のゆう
ぎに対応した映像信号のゆらぎの時定数で前記映像信号
を積分回路４で積分して平均化を行う。
１で撮像された領域の内火炎の中心部分に対応する映像
信号を抽出回路３で選択的に抽出したうえ、火炎のゆう
ぎに対応した映像信号のゆらぎの時定数で前記映像信号
を積分回路４で積分して平均化を行う。
しかし正常な燃焼状態でも炉の出力が大きくなると共に
映像信号レベルも大きくなり前記積分回路４の出力に生
じるゆらぎの残留分も多くなる。
映像信号レベルも大きくなり前記積分回路４の出力に生
じるゆらぎの残留分も多くなる。
一般にこのゆらぎの残留分は映像信号のレベルに比例し
て大きくなるので前記積分回路４の出力信号を平均値算
出回路５で平均値を求めこの平均値に係数乗算回路６で
一定係数ａ （ａ＜１ ）を乗算する。
て大きくなるので前記積分回路４の出力信号を平均値算
出回路５で平均値を求めこの平均値に係数乗算回路６で
一定係数ａ （ａ＜１ ）を乗算する。
なお、こ＼でａは前記ゆらぎの残留分の１／２のレベル
と前記平均値の比である。
と前記平均値の比である。
次に基準値算出回路７で前記平均値から、前記係数乗算
回路６の出力信号と一定しきい値△Ｅを減算して基準値
を求める。
回路６の出力信号と一定しきい値△Ｅを減算して基準値
を求める。
第２図はこのようにして得られた積分回路４の出力信号
、平均値および基準値の時間的推移を示す。
、平均値および基準値の時間的推移を示す。
第２図かられかるように平均値の増大と共にゆらぎの残
留分 も太くなり基準値もそれに追従しているのがわか
る。
留分 も太くなり基準値もそれに追従しているのがわか
る。
尚第２図Ｐ付近は異常燃焼により前記積分回路４の出力
信号が異常に低下していることを示す。
信号が異常に低下していることを示す。
次に前記基準値算出回路７で算出された基準値を所定の
時間記憶回路８で記憶し前記積分回路４の出力信号と比
較回路９で比較する。
時間記憶回路８で記憶し前記積分回路４の出力信号と比
較回路９で比較する。
異常燃焼の時は前記積分回路出力が急激に低下するので
比較回路９で検出され警報回路１０により警報を発する
ことができる。
比較回路９で検出され警報回路１０により警報を発する
ことができる。
このようにこの発明による炉内燃焼監視装置では炉の正
常な燃焼時の火炎のゆらぎの大きさに追従するように基
準値を設定しているのでロードアップ、ロードダウン時
燃焼状態が変化しても基準値を再設定する必要がなく異
常燃焼時のみ警報を発する効果を有する。
常な燃焼時の火炎のゆらぎの大きさに追従するように基
準値を設定しているのでロードアップ、ロードダウン時
燃焼状態が変化しても基準値を再設定する必要がなく異
常燃焼時のみ警報を発する効果を有する。
第１図はこの発明に係る炉内燃焼監視装置の一実施例を
示すブロック図、第２図は第１図の炉内燃焼監視装置の
各部信号を説明する図で、Ａは積分回路４の出力信号、
Ｂは基準信号、Ｃは平均値信号を示す。 １・・・・・・テレビカメラ、２・・・・・・テレビモ
ニタ、３・・・・・・抽出回路、４・・・・・・積分回
路、５・・・・・・平均値算出回路、６・・・・・・係
数乗算回路、７・・・・・・基準値算出回路、８・・・
・・・記憶回路、９・・・・・・比較回路、１０・・・
・・・警報回路。
示すブロック図、第２図は第１図の炉内燃焼監視装置の
各部信号を説明する図で、Ａは積分回路４の出力信号、
Ｂは基準信号、Ｃは平均値信号を示す。 １・・・・・・テレビカメラ、２・・・・・・テレビモ
ニタ、３・・・・・・抽出回路、４・・・・・・積分回
路、５・・・・・・平均値算出回路、６・・・・・・係
数乗算回路、７・・・・・・基準値算出回路、８・・・
・・・記憶回路、９・・・・・・比較回路、１０・・・
・・・警報回路。
Claims (1)
- １ 炉内の燃焼状態を監視するテレビカメラ、このテレ
ビカメラの出力信号から前記炉内の所定部分に対応する
映像信号を抽出する抽出回路、この抽出回路からの映像
信号を前記炉内の燃焼状態が正常な場合に発生する前記
映像信号のゆらぎに対応した所定の時定数で積分する積
分回路、この積分回路の出力信号の平均値を算出する平
均値算出回路、前記平均値に前記積分回路出力信号に比
例した所定の係数を乗算した値と前記積分回路出力信号
とを比較してこれらの間に所定値以上の差異が発生した
場合、この差異の発生を検出して警報を発する警報回路
を備えた炉内燃焼監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3222878A JPS5926234B2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 炉内燃焼監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3222878A JPS5926234B2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 炉内燃焼監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54124332A JPS54124332A (en) | 1979-09-27 |
| JPS5926234B2 true JPS5926234B2 (ja) | 1984-06-25 |
Family
ID=12353102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3222878A Expired JPS5926234B2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 炉内燃焼監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5926234B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62203011U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-24 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7208829B2 (ja) * | 2019-03-04 | 2023-01-19 | 日立造船株式会社 | 情報処理装置、焼却制御装置、情報処理方法、および情報処理プログラム |
-
1978
- 1978-03-20 JP JP3222878A patent/JPS5926234B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62203011U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54124332A (en) | 1979-09-27 |
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