JPS5926222A - シート状の物体、例えばラベルをプラスチック製中空部材に取付ける方法およびこの方法を実施する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シート状の物体、例えばラベルをプラスチッ
ク製中空部拐に数句ける方法に関する。

熱可塑性グラスチックから成る中空部祠、例えばびん、
箱およびその他の物体を製造する際、表面の型押しによ
り銘文を・？Ｊけることは公知である。

そのため吹込成形用金型は適当な・彫刻部を有する。

しかしこのような銘文は、明暗または色のコントラスト
を持たないので、読みにくいという欠点がある。この欠
点を取除くため、多（の場合中空部材は、製造後にプリ
ントされる。しかしプリントに加えてこのことは、材料
の性質のため特殊な操作を必要とする。例えばプリント
の前に容器を加熱し、プリントインキを吸収するように
しなければならない。プリント後に容器は、乾燥トンネ
ルを通過させなければならない。従ってプリントは、比
較的高価であり、かつさらに加熱により容器の収縮が生
じることがあるという欠点を有する。さらにこの操作の
ため多くの製造空間が必要である。

吹込み作業または充てん操作の後に容器にラベルを備え
ることも公知である。この場合容器のラベル面の正確な
形成に非常に高度な要求が課されろ。すでにこれらの要
求のため容器の製造費用が増加することがある。ラベル
取付は機の場合によっては生じる機能障害により時間の
無駄が生じることは不利である。しばしばラベル取付け
は充てんの途中に行われるので、ラベル取付けに機能障
害があると、全製造ラインが停止することがある。

吹込成形用金型内において容器にラベｌしまたは画像を
有するプラスチックフィルムを取付けることも公知であ
るが、このことは、型の構成に高度な要求を課し、かつ
比較的狭い範囲内、すなわち所定のラベル面上でしか可
能でない。なぜならラベルを挿入するため、型に窓を設
けなければならないからである。必要な機構のための空
間も設けなければならない。さらにラベルの取（＝Ｊけ
により吹込みサイクルのため冷却時間が増加することも
不利である。冷却通路は、ラベル供給用の窓のため、最
適には配置できない。従って冷却サイクルが長（なる。

それにより製造コストか増加する。

ラベル用の窓を有する型のため工具のコストも増加する
ので、製造コストが増加する。多数の型により経済的に
製造できないことは不利である。

それ故に本発明の課題は、公知の方法の欠点を除去し、
かつ吹込みサイクル時間を増加することなくかつラベル
面を限定することなく、プラスチック製中空部材の製造
の際にシート状の物体、例えば紙またはプラスチック環
のラベルを取付ける方法を提供することにある。

本発明によればこの課題は次のようにして解決される。

１−なわち軟らかい累月であるプラスチックを吹込成形
用金型に挿入する前に、シート状物体を累月に押付ける
。

管片の形にして素材を押出す機械において本発明は次の
ことを利用することができる。すなわち押出し過程の開
始から、押出された管片の長さが容器製造に必要な長さ
になる時点までに、数秒を要する。この時にまだ可、塑
状態の管壁にシート状物体を軽く押付けるため、シート
状物体と管片の間で相対運動を行うことができる。この
ようにしてシート状物体は管壁に数句けられる。押出し
た直後に管は最高温度を有するので、シート状物体をま
だ粘着性の管表面に良好に取付ける最良の条件が得られ
る。

しかし型構造により生じるラベル面の限定はないので、
本発明による方法がシート状物体の取付けの際に大きな
自由度を提供するということは特に重要である。型に窓
はないので、ラベル面の限定、冷却の限定、吹込成形用
金型のコスト上昇のような窓の欠点は存在しない。シー
ト状物体を取付ける際の大きな自由度のため、例えば種
々のラベルを中空部材の種々の位置に取付けることもで
きる。例えばラベルをびんの反対側に取付けることもで
きる。

シート状物体について説明′１″る場合、この記載はラ
ベルだけを表わすわけではない。例えば球形のびんを作
る場合にこれらのびんは、底部に正紙、プラスチック等
のリングを有し、このリングはびんを直立させるために
使われる。このようなリング等はプリントされていても
よい。球形りひんは、大きな内部圧力に耐えることがで
き、かつ例えばビールのような炭酸を含んだ飲料のため
に使われる。

上記のようにシート状物体は、（＝Ｊ加的にラベルとは
異った機能を有することかできる。中空部材の壁とラベ
ルの密な結合のため、この壁の補強も行われる。それ故
に本発明による方法によれば、所定の状況におし・て中
空部材の壁の厚さは、シート状物体を取付けた場合、シ
ート状物体により補強が行われるので薄くすることがで
きるという利点が得られる。このようにして拐料が節約
できる。

本発明の打利な実施形によれば、素材が内部にガス圧を
受は又いる時にだけ、シート状物体が素材に押倒けられ
る。この場合中空部桐は、押倒けの際管段階よりはもは
や最終的な形に近いので、シート状物体に大きな張力は
加わらない。

なるべく素材が押出しノズルまたは保持装置につるされ
ている時に、シート状物体は累月に押向けられる。押出
し装置の近くには、ａ常、シート状物体を保持しかつ累
月に押向ける装置を設けるため十分な孕間がある。この
時素４Ｊの温度がいせんとして最も良好にシート状物体
に付着する程度に高いことはさらに有利である。

シート状物体は、素材である管片の押出しの際にこの素
材に押付けることができる。この場合シート状物体は、
押付けの時管片と同じ方向に動くようにするだけでよい
。この方法の利点は、ラベル取付けのために付加的な時
間が全（不要であり、かつラベル取付は装置が他の装置
を決してじゃましないという点にある。

多くの場合シート状の物体を管片に押付ける前に、肯の
自由端を閉じ、かつ管片の表面がシート状物体を取付け
るのに適した寸法を有するようになるまで、管片をふく
らますと有利である。シート状物体を素材の小さな面範
囲だけに接続し、かつ中空部材に対するシート状物体の
完全な取イ」けを、型内における次の吹込み作業の際だ
けに行うようにしてもよい。この時ラベルが過剰に引延
ばされる危険はない。

多くの場合被数のシート状物体を中空部材に取付けるこ
とは有利である。従来こりことは、型に多数の窓を設け
ることができなかったので、実質的に不可能であった。

本発明は、この方法を実施する装置にも関する。

この装置には、グリッパを有する少なくとも１つの供給
装置が設けられており、このグリッパが、素材を吹込成
形用金型に供給する前に、シート状物体を準備し、かつ
供給装置と素材の間の相対運動の間に、このシート状物
体を素材に押付ける。

この装置は、藺単に製造でき、かつ簡単に既存の吹込成
形機に取イ」けることができる。グリッパが吸引ヘッド
を有し、シート状物体をつかみかつ保持すると有利であ
る。吸引ヘッドは、非常に信頼すべき動作を行う。

押出しノズルまたは保持装置にグリッパを配置すること
は有利である。累月が押出しノズルから離れる時、いぜ
んとして非常に熱（、かつ粘着力を有し、それ故にラベ
ルが確実に付着する。

グリッパが、押出しノズルの軸線に対して鋭角をなしま
たは平行に配置されており、それによりシート状物体を
素材に押付ける際に、押出しの間に素材が動く方向と同
じ方向にシート状物体を動かすようにすることができる
。この装置は、非常に信頼できる点で優れており、かつ
それによりラベルを何けるために押出し時間を良好に利
用できる。

本発明の実施例を以下図面によって説明する。

第１図に、吹込成形機の管ヘッド■１、吹込みピン１３
および吹込成形用金型■５が示されている。符号１７に
よって、概略的に示した平らな物体、例えばラベルの取
利は装置が示されている。この装置は、基本的にシート
状物体２３ンつかみかつ保持する吸引ヘッド２１を有す
るグリッパ１９かも成る。符号２５は、単一のシート状
物体２３をつかむように負圧を供給する負圧ダクトを示
して（・る。負圧は、ラベル２３が素材に接触するまで
維持されている。

素材２６は、ノズル２７から押出され、かつ底を絞るこ
とによって閉じられている。ダクト２９を介して素材２
６は、ガス、例えば圧縮空気によって直径がノズル２７
の直径より大きい図示された形になるまでふくらまされ
ている。

第１図において素材２６は、直前に吹込成形用金型１５
に挿入されており、かつ吹込みピンがちょうどびん２６
°の吹込みを開始したところである。完全にふくらんだ
びんは第２図に示されている。吹込４中にラベル２３は
、吹込成形用金型の内壁３１に押倒けられる。このよう
にしてう゛ベル２３は、負圧を受けてびんの壁に至る所
で強力に接触する。従って強力な接着か行われる。吹込
成形用金型１５は、いせんとして熱いびん２６を冷却１
″る冷却ダクト３３を有する。

さらに第２図に示すように、びん２６１が吹込成形用金
型１５内でふくらまされる時間中に、グリツバ１９は、
素材２６に回って動かされ、ここにラベル２３を取利け
る。それからグリッパ１９は、再び初めの位置に戻され
るので、２４１５を開きかつでき上ったびん２６　　を
取出した後に、新たに成形される素材２６をラベル２３
と共に吹込成形用金型■５内に挿入できる。

第３図に示す実施例においてラベル２３は、管片あの押
出しの間に取付けられる。そのためグリッパ１９は、押
出しノズル２７の軸線に対して鋭角をなして配置されて
いる。その結果ラベル２３は、素材２６に押付ける間に
素材２６が押出し中に動（方向と実質的に同一の方向に
動く。その他に吹込成形機は、前記のものと同様に動作
する。しかし素材２６は吹込成形用金型１５に挿入する
前にはふくらまされないので、ダクト２９を介してガス
は供給さＪｔない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、吹込成形機におけるびんの製造およびラベル
取付けを示す図であり、その際ラベル取付は装置は、ラ
ベルを素材に押イ」ける準備をされており、かつ同時に
びんは吹込成形用金型内でふくらまされ、第２図は、ラ
ベルを素材に取付けかつ型内のびんが完成する時の第１
図による吹込成形機を示す図、第３図は、第２図と同様
な吹込成形機を示すが、その際ラベルが管状片の押出し
中に管状片に取付けられるところを示す図である。 １１・・・管ヘッド、１３・・・吹込みピン、１５・・
・吹込成形用金型、１７・・・取付は装置、１９・・・
グリッツ（，２１・・・吸引ヘッド、２３・・・シート
状物体、２６・・・素材、２７・・・押出しノズル Ｗ出願人　ソプラー、ソシエテ、アノニム代理人弁理士
田代恣治

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （リプラスチックの（軟らかい）素材を吹込成形用金型
   に挿入する前に、シート状の物体（２３）を素材に押付
   けることを特徴とする、シート状の物体（２３）をプラ
   スチック製中空部材（２６）に数句ける方法。 （２）素１（２６）が内部に作用するガス圧を受けてい
   る時に、この素材（２６）にシート状物体（２３）を押
   付ける、特許請求の範囲第１項記載の方法。 （３）素材（２６）が押出しノズル（２７）または保持
   装置につるされている時に、この素材＜２６）Ｋシート
   状物体（２３）を卯月ける、特許請求の範囲第１項また
   は第２項記載の方法。 （４）素材（２６）となる管片を押出す際に、この素材
   （２６）にシート状物体（２３）を押付ける、特許請求
   の範囲第３項記載の方法。 （５）管片（２６）にシート状物体（２３）を押付ける
   前に、管（２６）の自由端（２８）を閉じ、かつ管片の
   表面がシート状物体（２３）を取付けるのに適した寸法
   を有するようになるまで、管片（２６）をふくらます、
   特許請求の範囲第１項ないし第４項の１つに記載の方法
   。 （６）シート状物体（２３）が、素材（２６）の小さな
   面範囲だけに接続されており、かつ中空部材（２６’）
   に対するシート状物体の完全な数句けが、型（１５）内
   における次の吹込み作業の際だけに行われる、特許請求
   の範囲第１項ないし第５項の１つに記載の方法。 （７）複数のシート状物体（２３）を中空部拐（２６°
   ）に取付ける、特許請求の範囲第１項ないし第６項の１
   つに記載の方法。 （８）プラスチックの（軟らかい）素材を吹込成形用金
   型に挿入する前に、シート状の物体を素材に押付ける、
   シート状の物体ンプラスチック製中空部材に取付ける方
   法を実施する装置において、グリッパ（１９）を有する
   少なくとも１つの供給装置（」７）が設けられており、
   このグリッパが、素材（２６）を吹込成形用金型（Ｉ５
   ）に供給する前に、シート状物体（２３）を準備し、か
   つ供給装置（１７）と素材（２６）の間の相対運動の間
   に、このシート状物体を素８’　（２６）に押付けるこ
   とを特徴とする、シート状の物体をプラスチック製中空
   部材に取付ける装置。 （９）グリッパ（１９）が、吸引ヘッド（２１）を有し
   、シート状物体（２３）をつかみかつ保持する、特許請
   求の範囲第８項記載り装置。 ００グリツパ（■９）が、押出しノズル（２７）の近く
   または保持装置の近くに配置されている、特許請求の範
   囲第８項または第９項記載の装置。 ０］）グリッパ（ｊ９）が、押出しノズル（２７）の軸
   線に対して鋭角をなしまたは平行に配置されており、そ
   れによりシート状物体（２３）を累Ｕ（，２６）に押付
   ける際に、押出しの間に累８（２ｂ）が動く方向と同じ
   方向にシート状物体（２３）を動かすようにした、特許
   請求の範囲第」０項記載の装置。