JPS5925958A - 一方向性珪素鋼板およびその製造方法 - Google Patents
一方向性珪素鋼板およびその製造方法Info
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- JPS5925958A JPS5925958A JP57135128A JP13512882A JPS5925958A JP S5925958 A JPS5925958 A JP S5925958A JP 57135128 A JP57135128 A JP 57135128A JP 13512882 A JP13512882 A JP 13512882A JP S5925958 A JPS5925958 A JP S5925958A
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- annealing
- silicon steel
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄損の優れた高磁束密）Ｗ−一方向性珪素鋼板
よびその製造方法に関するものである。
よびその製造方法に関するものである。
一方向性珪素鋼板は軟磁性Ｈ料として主にトランス、そ
の他の電気機器の鉄心拐料として使用されるもので磁気
特性として励磁特性と鉄損特性が良好でなくてはならな
い。磁気特性の優れた拐料を得るには磁化容易軸である
〈００１〉１抽が圧延方向に高度に揃うことが市−要で
あるが、この他に結晶粒度、固有抵抗、表面皮膜等が大
きくは？響してくる。方向性の程度は田口悟等による特
公昭４ｎ−１５６４４号公報で示された一回冷延法の開
発で大巾に向上し、現在では磁束密度が理論値の９６係
程度のものまで製造されるようになって来ている。これ
に伴なって鉄損特性も大巾に向上したが、今後更に改善
していくにはこの方向性の向上だけでは解決出来ず、固
有抵抗の増力０及び成品の二次再結晶粒の微細化を図る
製造技術が必要となって来ている。中でも最終冷延時の
強圧下を特徴とする高磁束密度一方向性珪素鋼板の場合
には、磁束密度の向上に伴なって成品の二次再結晶粒が
大きくなる方向にあシ、折角の方向性の向上にょる鉄１
ｈの改善が打ち消される。そこで結晶粒径を微細化する
技術開発が待たれていた。
の他の電気機器の鉄心拐料として使用されるもので磁気
特性として励磁特性と鉄損特性が良好でなくてはならな
い。磁気特性の優れた拐料を得るには磁化容易軸である
〈００１〉１抽が圧延方向に高度に揃うことが市−要で
あるが、この他に結晶粒度、固有抵抗、表面皮膜等が大
きくは？響してくる。方向性の程度は田口悟等による特
公昭４ｎ−１５６４４号公報で示された一回冷延法の開
発で大巾に向上し、現在では磁束密度が理論値の９６係
程度のものまで製造されるようになって来ている。これ
に伴なって鉄損特性も大巾に向上したが、今後更に改善
していくにはこの方向性の向上だけでは解決出来ず、固
有抵抗の増力０及び成品の二次再結晶粒の微細化を図る
製造技術が必要となって来ている。中でも最終冷延時の
強圧下を特徴とする高磁束密度一方向性珪素鋼板の場合
には、磁束密度の向上に伴なって成品の二次再結晶粒が
大きくなる方向にあシ、折角の方向性の向上にょる鉄１
ｈの改善が打ち消される。そこで結晶粒径を微細化する
技術開発が待たれていた。
ところで、ＡｔＮを二次再結晶の発生に必要な析出物と
して用い、最終冷延時の強圧下をｌ特徴とする市、磁束
密度一方向性珪素鋼板の製造方法において、成品結晶粒
径を小さくする製造工程Φ件を採用すると二次再結晶不
良が多発し、工業的安定生産が不可能であった。例えば
、素材中の酸可溶性Ａｔ ｆ−を増やすこと、熱延嵩度
を下げること、および熱延板焼鈍後の冷却時の冷却速度
を速くすること等が成品結晶粒の微細化に特に効果があ
るが、いずれの腸合も二次再結晶不良の発生頻度が増加
する。
して用い、最終冷延時の強圧下をｌ特徴とする市、磁束
密度一方向性珪素鋼板の製造方法において、成品結晶粒
径を小さくする製造工程Φ件を採用すると二次再結晶不
良が多発し、工業的安定生産が不可能であった。例えば
、素材中の酸可溶性Ａｔ ｆ−を増やすこと、熱延嵩度
を下げること、および熱延板焼鈍後の冷却時の冷却速度
を速くすること等が成品結晶粒の微細化に特に効果があ
るが、いずれの腸合も二次再結晶不良の発生頻度が増加
する。
本発明は成品結晶粒径の微細化を図る製造工程条件下で
発生する二次再結晶不良が溶鋼中にｃｒを添加する仁と
Ｋよって解消することを見い出したものである。ところ
がＣｒ添加による問題は成品の表面皮膜の劣化である。
発生する二次再結晶不良が溶鋼中にｃｒを添加する仁と
Ｋよって解消することを見い出したものである。ところ
がＣｒ添加による問題は成品の表面皮膜の劣化である。
周知の如く、一方向性珪素飛板の表面には ９％、鈍分
離剤として塗布したＭｇＱと鋼板中の８１を主成分とし
たフォルステライト系の皮膜を存在させることが一般的
に行なわれている。この表面皮膜は珪素鋼板をトランス
等に１１１層しＣ使用する場合の絶縁皮膜として重要な
役割を果すばかりでなく、鋼板と皮Ｂａの膨張係数の差
によって鋼板に張力を付与し鉄損低減に役立つものでこ
の効果は方向性の優れた材料程大きい。
離剤として塗布したＭｇＱと鋼板中の８１を主成分とし
たフォルステライト系の皮膜を存在させることが一般的
に行なわれている。この表面皮膜は珪素鋼板をトランス
等に１１１層しＣ使用する場合の絶縁皮膜として重要な
役割を果すばかりでなく、鋼板と皮Ｂａの膨張係数の差
によって鋼板に張力を付与し鉄損低減に役立つものでこ
の効果は方向性の優れた材料程大きい。
従って、Ｃｒ添加によって成品結晶粒の微細化を狙りた
製造工程条件を採用しても、一方では皮膜特性を劣化さ
せることになれば鉄損に対する微細化効果を充分に生か
しているとは言えない。
製造工程条件を採用しても、一方では皮膜特性を劣化さ
せることになれば鉄損に対する微細化効果を充分に生か
しているとは言えない。
本発明者等は゛こうした問題を解決するため、種種検討
した結果、珪素鋼溶鋼中にＣｕを添加することによって
優れた表面皮膜が形成されることを見い出した。このよ
うに本発明の一つの特徴は、溶鋼中に皮膜形成に有効な
元素を添加することにある。従来からの皮膜改善の方法
は仕上高温焼鈍前に塗布される焼鈍分離剤の性質の改良
、あるいは焼鈍分離剤への元素添加が主であった。とこ
ろがＣｒを含んだ材料では、焼鈍分離剤を塗布する前に
行なわれる脱炭焼鈍工程で形成される鋼板表面の酸化層
の生成状襲に影響が出てくるためこの様な方法だけでは
抜本的な改善につながらないと考え溶鋼中に元素を添加
し、この働きを利用する方法を試みたものである。この
様な溶鋼中への元素添加の方法は一般に二次再結晶への
影響が大きいためこれまでほとんど行なわれていなかっ
たが、本発明ではＣｒとＣｕの複合添加で各々の元素の
特徴を生かし得ることを見い出し、結果として結晶粒の
小さな成品を安定して製造し、かつその皮膜特性も良好
である、鉄損の良い一方向性珪素輪板の製造を可能にし
たものである。
した結果、珪素鋼溶鋼中にＣｕを添加することによって
優れた表面皮膜が形成されることを見い出した。このよ
うに本発明の一つの特徴は、溶鋼中に皮膜形成に有効な
元素を添加することにある。従来からの皮膜改善の方法
は仕上高温焼鈍前に塗布される焼鈍分離剤の性質の改良
、あるいは焼鈍分離剤への元素添加が主であった。とこ
ろがＣｒを含んだ材料では、焼鈍分離剤を塗布する前に
行なわれる脱炭焼鈍工程で形成される鋼板表面の酸化層
の生成状襲に影響が出てくるためこの様な方法だけでは
抜本的な改善につながらないと考え溶鋼中に元素を添加
し、この働きを利用する方法を試みたものである。この
様な溶鋼中への元素添加の方法は一般に二次再結晶への
影響が大きいためこれまでほとんど行なわれていなかっ
たが、本発明ではＣｒとＣｕの複合添加で各々の元素の
特徴を生かし得ることを見い出し、結果として結晶粒の
小さな成品を安定して製造し、かつその皮膜特性も良好
である、鉄損の良い一方向性珪素輪板の製造を可能にし
たものである。
以下本発明を詳細に述べる。
本発明において用いるＪｌ；素鋼索材の成分は次の通り
である。すなわち、Ｃ０，０２５〜０．１００％、Ｓｉ
２、５〜４．０％、 Ｍｎ ０．０ ：３〜０．１５％
、５ＯＯ１Ｏ〜０．０５０条、酸可溶性Ａｔ０．０１０
〜００５０条、 Ｎ Ｏ，（１０３０〜０．０１００係
を基本成分として、かつ本発明の特徴であるＣｒを０．
０３〜０．３０９６とＣｕを０．０２〜０．３０チおよ
び必要に応じてＳｎ ０．０２〜０．３０％を含むもの
である。
である。すなわち、Ｃ０，０２５〜０．１００％、Ｓｉ
２、５〜４．０％、 Ｍｎ ０．０ ：３〜０．１５％
、５ＯＯ１Ｏ〜０．０５０条、酸可溶性Ａｔ０．０１０
〜００５０条、 Ｎ Ｏ，（１０３０〜０．０１００係
を基本成分として、かつ本発明の特徴であるＣｒを０．
０３〜０．３０９６とＣｕを０．０２〜０．３０チおよ
び必要に応じてＳｎ ０．０２〜０．３０％を含むもの
である。
Ｃは０．０２５１未満では二次再結晶が不安定になり、
０．１００％を超すと脱炭焼鈍工程における焼鈍時間が
長くなり、好ましくな−。
０．１００％を超すと脱炭焼鈍工程における焼鈍時間が
長くなり、好ましくな−。
Ｓｌは２５チ未満では本発明の目的でおる低鉄損が得ら
れない。一方４．０チを超えると冷延時の割れ発生が著
るしくなり好ましくない。
れない。一方４．０チを超えると冷延時の割れ発生が著
るしくなり好ましくない。
酸可溶性ＡｔとＮは、最終冷延率８０チ以上の強圧下冷
延を基本工程条件とする本発明において、二次再結晶不
良須のＡｔＮを２形成させるために必要であシ、下限値
として酸可溶性Ａｔはｏ、ｏ ｉ ｏ％、ＮＯ，００３
０％で゛ある。そして酸可溶性ＡｔがＯｏ５゜チを超え
ると二次再結晶不良が増大する。Ｎは０．０１００％を
超えると成品鋼板表面にブリスターと呼ばれる膨れ状の
欠陥が発生し、好ましくない。
延を基本工程条件とする本発明において、二次再結晶不
良須のＡｔＮを２形成させるために必要であシ、下限値
として酸可溶性Ａｔはｏ、ｏ ｉ ｏ％、ＮＯ，００３
０％で゛ある。そして酸可溶性ＡｔがＯｏ５゜チを超え
ると二次再結晶不良が増大する。Ｎは０．０１００％を
超えると成品鋼板表面にブリスターと呼ばれる膨れ状の
欠陥が発生し、好ましくない。
ＭｎとＳは二次再結晶を一層安定させるに必要なＭｎＳ
を形成させるに必要な元素であＦ）、Ｍｎが０．ｏ３チ
未満、Ｓが０．０１０チ未満ではＭｎＳの缶が不足し、
そしてＭｎが０．１５チを超えるが、Ｓが０．０５０係
を超えるとＭｎＳの分散状態が不適切となり、いずれの
場合も二次再結晶不良が増大する。
を形成させるに必要な元素であＦ）、Ｍｎが０．ｏ３チ
未満、Ｓが０．０１０チ未満ではＭｎＳの缶が不足し、
そしてＭｎが０．１５チを超えるが、Ｓが０．０５０係
を超えるとＭｎＳの分散状態が不適切となり、いずれの
場合も二次再結晶不良が増大する。
本発明の特徴の一つであるＣｒの添加量は０．０３〜０
．３０％＋Ｃｕ（７）添加量は０．０２〜０．３０％の
範囲で複合添加する必要がある。
．３０％＋Ｃｕ（７）添加量は０．０２〜０．３０％の
範囲で複合添加する必要がある。
Ｃｒは前述した様に成品結晶粒の微細化を図る製造工程
条件を採用した場合に発生する二次再結晶不良を抑え、
結果として成品結晶粒の微細化を達成するものであシ、
０．０３チ禾満では効果が弱く、一方０．３０％を超す
と脱炭焼鈍工程において脱炭性が悪くなシＣを充分に下
げることが不可能になる。
条件を採用した場合に発生する二次再結晶不良を抑え、
結果として成品結晶粒の微細化を達成するものであシ、
０．０３チ禾満では効果が弱く、一方０．３０％を超す
と脱炭焼鈍工程において脱炭性が悪くなシＣを充分に下
げることが不可能になる。
第１図はＣ０，０６０％、８１３．１０ ％ ｐ Ｍｎ
Ｏ，０７％。
Ｏ，０７％。
８０．０２５％、酸可溶性Ａｚｏ、ｏ３２％、ＮＯ，０
０８５％。
０８５％。
ＣｕＯ，１０％を含有する含ｃｒ珪素鋼スラブ１１３８
０℃に加熱し、２°３箇厚まで熱延し、１，１２０℃Ｘ
２ｍＩｎの焼鈍をし、急冷し、０．３０＋ｏ＋厚まで冷
延し、８４０、℃で脱炭焼鈍し、焼鈍分離剤としてＭｇ
Ｏを塗布し、１２００℃’Ｘ２０ｈｒの仕上高温焼鈍を
行なって得た成品の′二次再結晶不良の発生率と鉄損に
及ぼす溶鋼中Ｏｒの影響を示す図である。Ｃｒ含有量が
多いほど二次再結晶不良の発生が少なくなり、０．０３
％以上は皆無である。・この時の鉄損ばＷｌ ７１５０
約１．０１ ｗ／ｋｇであった。この値は日本工業規格
（ＪＩＳ ）で規定されている最高級等級の１、０５
ｗ ／に９ （Ｇ６Ｈ）以下の範囲にあり、本発明条件
下では安定して最高級の鉄損が得られることを示してい
る。
０℃に加熱し、２°３箇厚まで熱延し、１，１２０℃Ｘ
２ｍＩｎの焼鈍をし、急冷し、０．３０＋ｏ＋厚まで冷
延し、８４０、℃で脱炭焼鈍し、焼鈍分離剤としてＭｇ
Ｏを塗布し、１２００℃’Ｘ２０ｈｒの仕上高温焼鈍を
行なって得た成品の′二次再結晶不良の発生率と鉄損に
及ぼす溶鋼中Ｏｒの影響を示す図である。Ｃｒ含有量が
多いほど二次再結晶不良の発生が少なくなり、０．０３
％以上は皆無である。・この時の鉄損ばＷｌ ７１５０
約１．０１ ｗ／ｋｇであった。この値は日本工業規格
（ＪＩＳ ）で規定されている最高級等級の１、０５
ｗ ／に９ （Ｇ６Ｈ）以下の範囲にあり、本発明条件
下では安定して最高級の鉄損が得られることを示してい
る。
第２図はＣ０，０６０％、 Ｓｉ３．１０％ 、 Ｍｎ
０．０７％ 。
０．０７％ 。
Ｓｏ、０２５％、酸可溶性Ａｔ０．０２３％、ＮＯ，０
０８５係。
０８５係。
Ｃｕ０．１０％を含有する珪素鋼スラブを１３８０℃に
加熱し、２．３關厚まで熱延し、１１２０℃Ｘ２ｍＩｎ
の焼鈍をし１．＠、冷し、０．３０膜厚まで冷延し、８
４０℃で脱炭焼鈍し、焼鈍分離剤としてＭｇＯを塗布し
、１２００℃Ｘ２０ｈｒの仕上高温焼鈍を行なって得た
成品の二次再結晶不良の発生率と鉄損に及ぼす溶鋼中Ｃ
ｒの影響を示す図であるＯ Ｃ＋Ｚ Ｉ ＩＡの場合は溶伊中の酸可溶性Ａｚｏ、０
３２％であるのに対し、第２図の場合はＱ、０２３チと
低いため二次再結晶不良はＣｒ量の低い場合でも発生し
ないが、鉄損はＷ で１．０６ｗ／ｋｇ前後であり、
７１５０ 最高級鉄損を安定して得るには間倣である。酸可溶性Ａ
ｔを増加させることによシ成品結晶粒は小さくなり、そ
して磁束密度が向上することになるが、二次再結晶不良
の発生が増えるので工業的な安定生産のだめには酸可溶
性Ａｔはあまり多く出来なかった。従って第２図で示す
ように、鉄損として最高級品を得ることが仲々困難であ
った。ところが、第１図に示すようＫＣｒを含有してい
る場合、酸可溶性ＡＺが高くても二次再結晶が安定して
いるだめ、工業的に安定して最高級品を製造出来る。酸
可溶性ＡＡ量を増加させることと同じような現象（成品
結晶粒が微細化するか、あるいは磁束密度が向上するが
、しかし限度を超すと二次再結晶不良の発生が増犬子ろ
という現象）は■熱延温度を下げる、■熱延板焼鈍後の
冷却速度を急冷にする、■冷延工程での複数パス間に行
なう時効の温度を不げる、■脱炭・暁鈍時の加熱速度を
上げるという条件を採用した場合に生ずる。なお、これ
らの条件を単独に採用することで結晶粒成長を小さくす
ること゛ができるが、各条件の適切な組合せでも同様な
効果を奏させることができる。従って、酸可溶性ＡＩの
添加時が、成品結晶粒の微細化を達成し得ない程度のり
であっても、上記諸条件を採用することにより結晶粒成
長を小さくすることができる。これらの条件を採用した
場合に発生する二次再結晶不良の解消にもＣｒ添加は効
果がある。最近、成品板厚を０．３０覇より薄くして、
例えば０．２３ 、０．１５門にして、鉄損を向上させ
ることが行なわれつつあるが、薄手化すると二次再結晶
不良が増加し、成品結晶粒が大きくなるといった問題が
ある。この対策として本発明技術は特に有効である。
加熱し、２．３關厚まで熱延し、１１２０℃Ｘ２ｍＩｎ
の焼鈍をし１．＠、冷し、０．３０膜厚まで冷延し、８
４０℃で脱炭焼鈍し、焼鈍分離剤としてＭｇＯを塗布し
、１２００℃Ｘ２０ｈｒの仕上高温焼鈍を行なって得た
成品の二次再結晶不良の発生率と鉄損に及ぼす溶鋼中Ｃ
ｒの影響を示す図であるＯ Ｃ＋Ｚ Ｉ ＩＡの場合は溶伊中の酸可溶性Ａｚｏ、０
３２％であるのに対し、第２図の場合はＱ、０２３チと
低いため二次再結晶不良はＣｒ量の低い場合でも発生し
ないが、鉄損はＷ で１．０６ｗ／ｋｇ前後であり、
７１５０ 最高級鉄損を安定して得るには間倣である。酸可溶性Ａ
ｔを増加させることによシ成品結晶粒は小さくなり、そ
して磁束密度が向上することになるが、二次再結晶不良
の発生が増えるので工業的な安定生産のだめには酸可溶
性Ａｔはあまり多く出来なかった。従って第２図で示す
ように、鉄損として最高級品を得ることが仲々困難であ
った。ところが、第１図に示すようＫＣｒを含有してい
る場合、酸可溶性ＡＺが高くても二次再結晶が安定して
いるだめ、工業的に安定して最高級品を製造出来る。酸
可溶性ＡＡ量を増加させることと同じような現象（成品
結晶粒が微細化するか、あるいは磁束密度が向上するが
、しかし限度を超すと二次再結晶不良の発生が増犬子ろ
という現象）は■熱延温度を下げる、■熱延板焼鈍後の
冷却速度を急冷にする、■冷延工程での複数パス間に行
なう時効の温度を不げる、■脱炭・暁鈍時の加熱速度を
上げるという条件を採用した場合に生ずる。なお、これ
らの条件を単独に採用することで結晶粒成長を小さくす
ること゛ができるが、各条件の適切な組合せでも同様な
効果を奏させることができる。従って、酸可溶性ＡＩの
添加時が、成品結晶粒の微細化を達成し得ない程度のり
であっても、上記諸条件を採用することにより結晶粒成
長を小さくすることができる。これらの条件を採用した
場合に発生する二次再結晶不良の解消にもＣｒ添加は効
果がある。最近、成品板厚を０．３０覇より薄くして、
例えば０．２３ 、０．１５門にして、鉄損を向上させ
ることが行なわれつつあるが、薄手化すると二次再結晶
不良が増加し、成品結晶粒が大きくなるといった問題が
ある。この対策として本発明技術は特に有効である。
ところで、製造工程条件を成品結晶粒が微細化する方向
で選択する以外に、成品結晶粒を微細化する効果的な方
法は特ｊＥ昭５３−１３４７２２＠公報で示されるよう
に溶鋼中にＳｎを適当ｍ、だけ添加することである。し
たがってＳｎを添加した利料で、さらに製造工程条件と
して成品結晶粒が微イ１［１化する条件を選択し、その
時に発生する二次再結晶不良を解消するためＣｒを添加
した場合に得られるθづ、Ｊｊｌは極めて良好である。
で選択する以外に、成品結晶粒を微細化する効果的な方
法は特ｊＥ昭５３−１３４７２２＠公報で示されるよう
に溶鋼中にＳｎを適当ｍ、だけ添加することである。し
たがってＳｎを添加した利料で、さらに製造工程条件と
して成品結晶粒が微イ１［１化する条件を選択し、その
時に発生する二次再結晶不良を解消するためＣｒを添加
した場合に得られるθづ、Ｊｊｌは極めて良好である。
この時のＳｎは０．０３％未満では成品結晶粒の微細化
効果が小さく’、０．３０係を超すと冷延時の割れが著
るしくなるので、００３〜０３０係にする必要がある。
効果が小さく’、０．３０係を超すと冷延時の割れが著
るしくなるので、００３〜０３０係にする必要がある。
Ｃｕは成品表面の絶縁皮膜（焼鈍分離剤としてのＭｇＯ
と鎖中のＳｔを主成分とする酸化物）の形成には非常に
優れた元素で密着性、絶縁性の良い皮膜が得られ、さら
には密着性が良いため鋼板と皮膜の膨張係数の差によっ
て鋼板に付与される張力が大きくなるため鉄損低域の効
果がある。しがしながらＣｕ単独の添加では成品結晶粒
が粗大化して鉄損が劣化する。本発明はとのＣｕの皮膜
改善効果を、前記のＣｒ添加材に加え合せることによっ
て、鉄損の極めて良好な成品の製造を可能にしたもので
ある。すなわち、製造工程条件は成品結晶粒を微細化す
る方向を採用し、その時に発生する二次再結晶不良はＣ
ｒ添加で解消し、Ｃｒ添加による皮膜劣化けＣｕ添加で
改善し、Ｃｕ添加にょる成品結晶粒の粗大化は製造工程
条件の適切化で無くする、といっだ有機的な組合せを見
い出したものである。
と鎖中のＳｔを主成分とする酸化物）の形成には非常に
優れた元素で密着性、絶縁性の良い皮膜が得られ、さら
には密着性が良いため鋼板と皮膜の膨張係数の差によっ
て鋼板に付与される張力が大きくなるため鉄損低域の効
果がある。しがしながらＣｕ単独の添加では成品結晶粒
が粗大化して鉄損が劣化する。本発明はとのＣｕの皮膜
改善効果を、前記のＣｒ添加材に加え合せることによっ
て、鉄損の極めて良好な成品の製造を可能にしたもので
ある。すなわち、製造工程条件は成品結晶粒を微細化す
る方向を採用し、その時に発生する二次再結晶不良はＣ
ｒ添加で解消し、Ｃｒ添加による皮膜劣化けＣｕ添加で
改善し、Ｃｕ添加にょる成品結晶粒の粗大化は製造工程
条件の適切化で無くする、といっだ有機的な組合せを見
い出したものである。
第３図はＣ０，０６０％ 、 Ｓｌ ３．１５％ 、
Ｍｎ Ｏ，０７％。
Ｍｎ Ｏ，０７％。
８０．０２５％、酸可溶性Ａｔ０．０３１％ 、Ｎ Ｏ
，００８５％。
，００８５％。
Ｓｎ ０．１０％ 、 Ｃｒ Ｏ，１５％を含有する含
Ｃｕ珪素鋼スラブを１３５０℃に加熱し、２．３ｍｍ厚
まで熱延し、１１２０℃Ｘ２ｍ１ｎの焼鈍をし、急冷し
、０．３０ ｍｍ厚まで冷延し、８４０℃で脱炭焼鈍し
、焼鈍分離剤としてへ・１ｇｏを塗布し、１２００℃Ｘ
２０ｈｒの仕上高温焼鈍を行なって得た成品の表面皮膜
の張力、及び鉄損に対するＣＵの影響を示したものであ
る。
Ｃｕ珪素鋼スラブを１３５０℃に加熱し、２．３ｍｍ厚
まで熱延し、１１２０℃Ｘ２ｍ１ｎの焼鈍をし、急冷し
、０．３０ ｍｍ厚まで冷延し、８４０℃で脱炭焼鈍し
、焼鈍分離剤としてへ・１ｇｏを塗布し、１２００℃Ｘ
２０ｈｒの仕上高温焼鈍を行なって得た成品の表面皮膜
の張力、及び鉄損に対するＣＵの影響を示したものであ
る。
ここで皮膜の張力は仕上高温焼鈍後の板にリン酸、無水
クロム酸、リン酸アルミニウムを主成分とするコーテイ
ング液を塗布し平板化焼鈍を行なった後の鋼板め片面の
皮膜を酸により除去することによって生じる彎曲敗から
１算で求めたものである。この図から皮膜張力が安定し
て大きいＣｕ量の範囲鵜００２〜０３０係であり、鉄損
も安定して良好である。
クロム酸、リン酸アルミニウムを主成分とするコーテイ
ング液を塗布し平板化焼鈍を行なった後の鋼板め片面の
皮膜を酸により除去することによって生じる彎曲敗から
１算で求めたものである。この図から皮膜張力が安定し
て大きいＣｕ量の範囲鵜００２〜０３０係であり、鉄損
も安定して良好である。
Ｃｕが成品表面に良質な皮膜を形成させる効果を持つ理
由については明らかではないが、次のように推察してい
る。成品表面に良質な皮膜を形成させるには、その下地
となる脱炭焼５鈍後の酸化層が適切でなければならない
。実験結果から見るとＣｕを添加したものはＣｒ単独添
加したものに比べて、切れ目のない均一な厚みの酸化層
が形成されている。この酸化層はＦｅ 、 Ｓｉ 、
Ａｔの酸化物を主成分とし、さらにＣｒ 、 Ｃｕが混
在していると考えられるが、Ｃｕの存在がこの酸化層を
成品表面の絶縁皮膜の形成に適切な状態にしていると考
えられる。
由については明らかではないが、次のように推察してい
る。成品表面に良質な皮膜を形成させるには、その下地
となる脱炭焼５鈍後の酸化層が適切でなければならない
。実験結果から見るとＣｕを添加したものはＣｒ単独添
加したものに比べて、切れ目のない均一な厚みの酸化層
が形成されている。この酸化層はＦｅ 、 Ｓｉ 、
Ａｔの酸化物を主成分とし、さらにＣｒ 、 Ｃｕが混
在していると考えられるが、Ｃｕの存在がこの酸化層を
成品表面の絶縁皮膜の形成に適切な状態にしていると考
えられる。
上舵の如き成分を有する珪素含有溶鋼は如イｉ４１なる
溶解法を用いても良く、又鋳造法についても方法を問わ
ない。次いでこの珪素鋼スラブを熱延により熱延板とし
、引き続いて１回の冷延、あるいは中間焼鈍を含む複数
回の冷延により最終板厚とする。本発明では高磁束密度
一方向性電磁鋼板を得ることを目的としておるので、最
終冷延時の圧下率として８０係以上のり・σ圧下が必要
である。そしてとの強圧下冷延の前に行なわれる焼鈍と
しては（１回冷延法では熱延板焼鈍、複数回冷延法では
中間焼鈍に対応する）９５０〜１２００℃で３０ ｓｅ
ｃ〜３０ｍ１ｎの焼鈍を行ない急冷によシＡｔＮの析出
状態を制御する。
溶解法を用いても良く、又鋳造法についても方法を問わ
ない。次いでこの珪素鋼スラブを熱延により熱延板とし
、引き続いて１回の冷延、あるいは中間焼鈍を含む複数
回の冷延により最終板厚とする。本発明では高磁束密度
一方向性電磁鋼板を得ることを目的としておるので、最
終冷延時の圧下率として８０係以上のり・σ圧下が必要
である。そしてとの強圧下冷延の前に行なわれる焼鈍と
しては（１回冷延法では熱延板焼鈍、複数回冷延法では
中間焼鈍に対応する）９５０〜１２００℃で３０ ｓｅ
ｃ〜３０ｍ１ｎの焼鈍を行ない急冷によシＡｔＮの析出
状態を制御する。
かくして最終板厚に冷延した板に脱炭焼、鈍を施す。脱
炭焼鈍は脱炭及び−次男結晶を行なわせると同時に成品
表面の絶縁皮膜の形成に必要な酸化層を生成させる役割
を持っている。脱炭焼鈍後の！７１１Ｎ板表面には仕上
高温焼鈍時における焼付防止及び成品表面の絶縁皮膜形
成のために焼鈍分離剤を冷血する。焼鈍分離剤としては
ＭｇＯを主成分とし、その他目的に応じてＴｌＯ２ｒ
Ａｔ２０．、 ＣａＯ、Ｂ化合物、Ｓ化合物、Ｎ化合物
を添加したものを用いることが出来る。この脱炭焼鈍に
引き＃；ｅいて仕上高温焼鈍を行なう。この焼鈍は、二
次再結晶、純化および成品表面にＭｇＯと５ｌｏ２の混
合物であるフォルステライトを主成分とする（鋼中のＣ
ｒ 、 ＡＬ。
炭焼鈍は脱炭及び−次男結晶を行なわせると同時に成品
表面の絶縁皮膜の形成に必要な酸化層を生成させる役割
を持っている。脱炭焼鈍後の！７１１Ｎ板表面には仕上
高温焼鈍時における焼付防止及び成品表面の絶縁皮膜形
成のために焼鈍分離剤を冷血する。焼鈍分離剤としては
ＭｇＯを主成分とし、その他目的に応じてＴｌＯ２ｒ
Ａｔ２０．、 ＣａＯ、Ｂ化合物、Ｓ化合物、Ｎ化合物
を添加したものを用いることが出来る。この脱炭焼鈍に
引き＃；ｅいて仕上高温焼鈍を行なう。この焼鈍は、二
次再結晶、純化および成品表面にＭｇＯと５ｌｏ２の混
合物であるフォルステライトを主成分とする（鋼中のＣ
ｒ 、 ＡＬ。
Ｃｕ 、あるいは焼鈍分離剤に添加したＴＩ 、 ｒｌ
、等の元素を混入している）絶縁皮膜を形成させるこ
とを目的としておシ、通常１１００℃以上で５時間以上
水素又は水素を含んだ混合写囲気中で行なう。
、等の元素を混入している）絶縁皮膜を形成させるこ
とを目的としておシ、通常１１００℃以上で５時間以上
水素又は水素を含んだ混合写囲気中で行なう。
仕上高温焼鈍後に例えばリン酸、無水クロム酸。
リン酸アルミニウムを主成分としたコーテイング液（張
力コーティング）を塗布し、平坦化を目的とした連続焼
鈍を行ない製品とする。このコーティングで表面皮膜は
一段と強固でかつ張力の大きい皮膜として完成する。
力コーティング）を塗布し、平坦化を目的とした連続焼
鈍を行ない製品とする。このコーティングで表面皮膜は
一段と強固でかつ張力の大きい皮膜として完成する。
以下、本発明を実施例にもとづいて説明する。
実施例Ｉ
Ｃ０，０７０％、 Ｓｉ ３．０８％、 Ｍｎ ０．０
７５％、 Ｓ Ｏ〔＋２５係、酸可溶性Ａｔ０．０３０
％ 、ＮＯ，００８５％ 、Ｃｕ００８チを含む溶鋼を
二本の鋼塊に分注し、Ｃｒ、Ｍをそれぞれ０．（１１％
、 ０．０８％とした。次いで、２．３胴厚丑で熱延
し、これを１１３０’ＣＸ２ｍＩｎの焼鈍をした後、６
０℃の湯の中に急冷する析出焼鈍を行なった。次いで酸
洗し、０３０Ｍまで１０−やスで冷延した。この冷延時
の各〕やス間に２５０℃×５ ｒｎｌｎの時効処理を行
なった。次いで脱炭焼鈍を８５０℃で１ ”２０ ｓｅ
ｃ間、湿水素中で行なった。
７５％、 Ｓ Ｏ〔＋２５係、酸可溶性Ａｔ０．０３０
％ 、ＮＯ，００８５％ 、Ｃｕ００８チを含む溶鋼を
二本の鋼塊に分注し、Ｃｒ、Ｍをそれぞれ０．（１１％
、 ０．０８％とした。次いで、２．３胴厚丑で熱延
し、これを１１３０’ＣＸ２ｍＩｎの焼鈍をした後、６
０℃の湯の中に急冷する析出焼鈍を行なった。次いで酸
洗し、０３０Ｍまで１０−やスで冷延した。この冷延時
の各〕やス間に２５０℃×５ ｒｎｌｎの時効処理を行
なった。次いで脱炭焼鈍を８５０℃で１ ”２０ ｓｅ
ｃ間、湿水素中で行なった。
次いでＭｇＯとＴｌＯ２を混合した焼鈍分離剤を塗布し
、１２００℃Ｘ２０ｈｒの仕上高温焼鈍を行なった後、
張力コーティングを施しだ。この成品の磁気特性と二次
再結晶不良率は第−表の通りである。
、１２００℃Ｘ２０ｈｒの仕上高温焼鈍を行なった後、
張力コーティングを施しだ。この成品の磁気特性と二次
再結晶不良率は第−表の通りである。
第−表
実施例２
Ｃ０，０６５％、 Ｓｉ ３．１０％ 、 Ｍｌ ０．
０７５％、Ｓｏ、０２５ａり、酸可溶性ＡｔＯ，０３１
％、ＮＯ，０８５％。
０７５％、Ｓｏ、０２５ａり、酸可溶性ＡｔＯ，０３１
％、ＮＯ，０８５％。
Ｃｒ０．１１％を含′む溶鋼を二本の鋼塊に分注し、Ｃ
ｕ量をそれぞれ０．０１％、０．１０％とした。次いで
２．３胴厚まで熱延し、これを１１３０℃×２ｍ１ｎの
焼鈍をした後、６０℃の湯の中に急冷する析出焼鈍を行
なった。吹込で酸洗し、０．３０ ｍｍ ｉでｌＱノ？
スで冷延した。この冷延時の各パス間に２５０℃×５ｒ
ｎｌｎの時効処理を行なった。次いで脱炭焼鈍を８５０
℃で１２０ ｓｅｃ間、湿水素中で行なった。
ｕ量をそれぞれ０．０１％、０．１０％とした。次いで
２．３胴厚まで熱延し、これを１１３０℃×２ｍ１ｎの
焼鈍をした後、６０℃の湯の中に急冷する析出焼鈍を行
なった。吹込で酸洗し、０．３０ ｍｍ ｉでｌＱノ？
スで冷延した。この冷延時の各パス間に２５０℃×５ｒ
ｎｌｎの時効処理を行なった。次いで脱炭焼鈍を８５０
℃で１２０ ｓｅｃ間、湿水素中で行なった。
次いでＭｇＯとＴｌＯ２を混合した焼鈍分離剤を４Ｅ布
し、１２００℃Ｘ ２０ ｈｒの仕上高温焼鈍を行なっ
た後、張力コーティングを施した。この成品の磁気特性
と皮膜張力は第二表の通りである。
し、１２００℃Ｘ ２０ ｈｒの仕上高温焼鈍を行なっ
た後、張力コーティングを施した。この成品の磁気特性
と皮膜張力は第二表の通りである。
第二表
実施例３
Ｃ０，０８０％ 、 Ｓｔ ３．２５％ 、 Ｍｎ ０
．０７５％、ＳＯ，（１２５％、酸可溶性ＡＡ ０．０
２８’％ 、 Ｎ Ｏ，００８５％。
．０７５％、ＳＯ，（１２５％、酸可溶性ＡＡ ０．０
２８’％ 、 Ｎ Ｏ，００８５％。
Ｃｒ Ｏ，１００％ 、 Ｃｕ Ｏ，０８％、 Ｓｎ
０．０４ｑ６を含んだ鋼塊を熱延し、２．０ｍｍの熱延
板を得た。これに１１３０℃Ｘ ７ ｍｉｎの焼鈍を施
しだ後、１００℃の湯の中に急冷する析出焼鈍を行なっ
た。次いで酸洗し、次いで２５０℃Ｘ５ｍ１ｎの時効処
理を施しながら０．２２鴫まで冷間圧延した。
０．０４ｑ６を含んだ鋼塊を熱延し、２．０ｍｍの熱延
板を得た。これに１１３０℃Ｘ ７ ｍｉｎの焼鈍を施
しだ後、１００℃の湯の中に急冷する析出焼鈍を行なっ
た。次いで酸洗し、次いで２５０℃Ｘ５ｍ１ｎの時効処
理を施しながら０．２２鴫まで冷間圧延した。
次いで脱炭焼鈍を８５０℃で、１２０ ｓｅｅ間湿水湿
水素雰囲気中なっ−た。続いてＭｇＯとＴｌＯ２を混合
した焼鈍分離剤を塗布し、１２００℃Ｘ２０ｈｒの仕上
高温焼鈍を行なった後、張力コーティングを施しだ。こ
の成品の磁気特性と結晶粒度は次の通りである。
水素雰囲気中なっ−た。続いてＭｇＯとＴｌＯ２を混合
した焼鈍分離剤を塗布し、１２００℃Ｘ２０ｈｒの仕上
高温焼鈍を行なった後、張力コーティングを施しだ。こ
の成品の磁気特性と結晶粒度は次の通りである。
第１図はＣＯ，０６０％ ｒ Ｓｉ ３．１０％ １Ｍ
ｎ Ｏ，０７％。 Ｓ Ｏ，０２５％ 、 ５ｏｔＡｔ０．０３２％ 、
Ｎ Ｏ，００８５％ 、 ＣｕＯ，１０％を含有する含
Ｃｒ珪素鋼スラブからの成品の二次再結晶不良の発生率
と鉄損に及ぼす溶鋼中Ｃｒの影響を示す図、第２図は５
ｏＡＡｌＯ，０３２％で他の化学成分は第１図の場合と
同一である含Ｃｒ珪素鋼スラブからの成品の二次再結晶
不良の発生率と鉄損に及ぼす溶鋼中ＣＦの影響を示す図
、第３図はＣ０，０６０％ 、 Ｓｉ ３．１５％ 、
％４ｎ Ｏ，０７％、ＳＯ，０２５％、 ５ｏｔＡｔ
Ｏ，（１３１％ 、 Ｎ Ｏ，００８５％ 、 Ｓｎ
０．１０％、 Ｃｒ ０．１５％を含有する含Ｃｒ珪素
鋼スラブからの成品の表面皮膜の張力および鉄損に対す
るＣｕの影響を示す図である。
ｎ Ｏ，０７％。 Ｓ Ｏ，０２５％ 、 ５ｏｔＡｔ０．０３２％ 、
Ｎ Ｏ，００８５％ 、 ＣｕＯ，１０％を含有する含
Ｃｒ珪素鋼スラブからの成品の二次再結晶不良の発生率
と鉄損に及ぼす溶鋼中Ｃｒの影響を示す図、第２図は５
ｏＡＡｌＯ，０３２％で他の化学成分は第１図の場合と
同一である含Ｃｒ珪素鋼スラブからの成品の二次再結晶
不良の発生率と鉄損に及ぼす溶鋼中ＣＦの影響を示す図
、第３図はＣ０，０６０％ 、 Ｓｉ ３．１５％ 、
％４ｎ Ｏ，０７％、ＳＯ，０２５％、 ５ｏｔＡｔ
Ｏ，（１３１％ 、 Ｎ Ｏ，００８５％ 、 Ｓｎ
０．１０％、 Ｃｒ ０．１５％を含有する含Ｃｒ珪素
鋼スラブからの成品の表面皮膜の張力および鉄損に対す
るＣｕの影響を示す図である。
Claims (4)
- （１） Ｓｌ ２．５〜４．０ ％ 、 Ｍｎ Ｏ，
０３〜０．１５％ 。 Ｃｒ Ｏ，０３〜０．３０％、 Ｃｕ Ｏ，０２〜０．
３ Ｌ１％ 、残部Ｆｅおよび不可避的不純物よシなる
一方向性珪素鋼板。 - （２） Ｓｔ ２．５〜４．０ ％ 、 Ｍｎ Ｏ，
（１３〜０．１５ ％ 。 Ｃｒ Ｏ，０３〜０．３０％、 Ｃｕ Ｏ，０２〜０．
３°％ 、 ５ｎ（１，０２〜０．３０％、残部Ｆｅお
よび不可避的不純物よりなる一方向性珪素中板。 - （３） Ｃ（１０２５〜０．１００％、Ｓｔ２．５〜
４０チ。 Ｍｎ ０．０３〜０．１５％、 Ｓ Ｏ，０１０〜０．
０４０％、酸可ｎ′１性ＡｔＯ，０１０〜０．０５０％
、 Ｎ Ｏ，００３０〜０．０１°０φを基本成分と
する珪素鋼素材にＣｒ０．０３〜０．３（１チとＣｕＯ
，０２〜０，３０チを複合添加した珪素鋼鋼塊を熱延し
、析出焼鈍をし、最終冷延率８０チ以上の冷延と脱炭焼
鈍で最終板厚となった鋼板に焼鈍分離剤を塗布し、さら
に仕上高温焼鈍することを特徴とする一方向性珪素鋼板
の製造方性。 - （４） Ｃ０，０２５〜０．１００チ＋ ｓｔ ２．
５〜４，０チ。 Ｍｎ ０．０３〜０．１５％、 Ｓ Ｏ，０１０〜０．
０４０９Ｊ 、酸可溶性Ａ／、０．０１０〜０．０５０
チ 、ＮＯ，００３Ｑ〜０．０１０ （１チを基本成分
とする珪素鋼素材にＳｎ０．０２〜０．３０％を含み、
更にＣｒ０．０３〜０３０％とＣｕ Ｏ，０２〜０．３
０チを複合添加した珪素鋼価塊を熱延し、析出焼鈍をし
、最終冷延率８０％以上の冷延と脱炭焼鈍で最終板厚と
なった鋼板に焼鈍分離剤を塗布し、更に仕上高温焼鈍す
ることを特徴とする一方向性珪素鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57135128A JPS5925958A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 一方向性珪素鋼板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57135128A JPS5925958A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 一方向性珪素鋼板およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5925958A true JPS5925958A (ja) | 1984-02-10 |
| JPS6254846B2 JPS6254846B2 (ja) | 1987-11-17 |
Family
ID=15144462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57135128A Granted JPS5925958A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 一方向性珪素鋼板およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5925958A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009299634A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Hitachi Appliances Inc | 電動送風機及びこれを備えた電気掃除機 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0545559Y2 (ja) * | 1987-12-26 | 1993-11-22 | ||
| WO1995013401A1 (en) * | 1993-11-09 | 1995-05-18 | Pohang Iron & Steel Co., Ltd. | Production method of directional electromagnetic steel sheet of low temperature slab heating system |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5015727A (ja) * | 1973-05-07 | 1975-02-19 | ||
| JPS5021928A (ja) * | 1973-06-28 | 1975-03-08 | ||
| JPS5224116A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-23 | Nippon Steel Corp | Material of high magnetic flux density one directionally orientated el ectromagnetic steel and its treating method |
| JPS53134722A (en) * | 1977-04-28 | 1978-11-24 | Nippon Steel Corp | Material for high magnetic flux and uni-directional magnetic steel plate |
| JPS5745818A (en) * | 1980-07-25 | 1982-03-16 | Bush Sydney J | Infant loading apparatus |
-
1982
- 1982-08-04 JP JP57135128A patent/JPS5925958A/ja active Granted
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5015727A (ja) * | 1973-05-07 | 1975-02-19 | ||
| JPS5021928A (ja) * | 1973-06-28 | 1975-03-08 | ||
| JPS5224116A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-23 | Nippon Steel Corp | Material of high magnetic flux density one directionally orientated el ectromagnetic steel and its treating method |
| JPS53134722A (en) * | 1977-04-28 | 1978-11-24 | Nippon Steel Corp | Material for high magnetic flux and uni-directional magnetic steel plate |
| JPS5745818A (en) * | 1980-07-25 | 1982-03-16 | Bush Sydney J | Infant loading apparatus |
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|---|---|---|---|---|
| JP2009299634A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Hitachi Appliances Inc | 電動送風機及びこれを備えた電気掃除機 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6254846B2 (ja) | 1987-11-17 |
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