JPS5925771B2 - 高融点化合物の精製法 - Google Patents

高融点化合物の精製法

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JPS5925771B2
JPS5925771B2 JP54100546A JP10054679A JPS5925771B2 JP S5925771 B2 JPS5925771 B2 JP S5925771B2 JP 54100546 A JP54100546 A JP 54100546A JP 10054679 A JP10054679 A JP 10054679A JP S5925771 B2 JPS5925771 B2 JP S5925771B2
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範生 小寺
正俊 上垣
隆 宮岡
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
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    • B01D3/103Vacuum distillation by using a barometric column
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高融点かつ高沸点の有機化合物を蒸留法により
精製する方法に関する。
従来より高融点かつ高沸点有機化合物を精製する手段と
しては、昇華、抽出、晶析等の方法が知られているが、
これらの方法は精製効率、適用範囲、処理工程数等の面
から経済性、操作性の点で多くの問題があり、実用的に
有利な方法とは言えなかつた。
一方、従来よりの一般的精製手段としての精留法は広く
知られており、この精留法を高融点かつ高沸点有機化合
物の精製に応用することも知られている。
このような高融点かつ高沸点有機化合物を蒸留する場合
には、通常回分式もしくは連続式で、3〜300111
1H9の減圧条件下における減圧蒸留が実施されるが、
工業的に有利な連続法による場合には目的化合物よりも
高沸点の不純物を多く含む缶出液を、蒸留系の圧力バラ
ンスを崩すことなく、しかも蒸留系内より連続的に抜き
出すことは操作的、技術的に非常に困難であつた。
このような問題を解決するものとしては、たとえば特開
昭53−25547号分報に示されるように、減圧条件
下にある精留系より精留系外の常圧系への缶出液の抜き
出しを、結晶化スクリユ一を用いて行なう方法が知られ
ているが、この方法は、その抜出したあたつて厳密な温
度コントロールを必要とし、高度のテクニツクを必要と
するものであつた。
このようなことから、本発明者らはかかる欠点を改良し
、操作が容易で、しかも精留系の圧力バランスを何ら崩
すことなく、連続的に安定して缶出液を精留系から抜き
出し、高融点かつ高沸点有機化合物を精製すべく検討の
結果、大気脚を利用することにより上記諸問題が解決さ
れ、その目的が達成されることを見出した。
また、1−アミノアントラキノン、1−ニトロアントラ
キノン、アントラキノンのような高融点、高沸点化合物
は熱に敏感であつて、高温融解状態では温度が高い程熱
分解速度が増加し、しかも、実質的に工業的操作が不可
能な程の激しい熱分解 jを起こす温度と融点とが比較
的近接しているために、前述の缶出液の安定抜き出しと
は別の面での装置面、操作面で特別の技術的手段を講じ
る必要があり、この技術的困難性の故に、これらの有機
化合物の精留による精製が試みられた例は極めて 5少
ない。
この少ない例としては、たとえば前記特開昭53−25
547号公報に示される方法があるが、この方法では留
出してきた精製物の蒸気の全てを凝縮させ液化させてい
るため、該凝縮液を精留塔への還流部と製品として抜き
出す部分にわ 4ける必要があり、また同時に精留系よ
りの抜き出しについても結晶化スクリユ一を用いなけれ
ばならない。その結果、該凝縮液が融点以上の高温に長
時間保持されることになつて熱分解(熱劣化)が大きな
問題となる。また目的化合物が昇華性である場合には凝
縮器以降への昇華物の流出傾向が大きくなり、その後部
にトラツプの設置が必要となる。このトラツプに於ては
、低温冷媒により昇華物を冷却面へ固化付着させる事に
なる為、2基以上設置して、昇華物の冷却固化と付着物
の加熱融解との切替え操作が必要となり、かなり繁雑な
操作を必要とする等の問題があつた。また、上記方法に
よれば、被処理物質である高融点、高沸点化合物中に含
有されるそれよりも高沸点の不純物は缶出液として除け
たとしても、それよりも低沸点の化合物は目的化合物と
共に留出し、その全量が目的物と共に凝縮して充分な精
製効果が得られないことになり、かかる精留以前にあら
かじめ低沸点分を除去するための別の精製処理が必要と
なる。
本発明者らは、このような精製蒸気の取り出し処理に関
する諸問題をも同時に解決すべく、更に検討を続けた結
果、精留塔内からの精製蒸気を還流凝縮器に導いてその
一部を凝縮させ、該凝縮液の全量を蒸留塔内に流下、還
流させ、未凝縮蒸気を分縮器に導いてその一部または大
部分を凝縮させ、該凝縮液を大気脚を利用して精留系外
へ連続的に抜き出すことにより、上記諸問題もなく、極
めて安定した操作で精製処理を行なうことができること
を見出し、本発明に至つた。
すなわち、本発明は、融解された高融点かつ高沸点有機
化合物を、減圧条件下におかれた精留系に連続的に供給
し、塔頂部よりの精製蒸気をあらかじめ還流凝縮器に導
いてその一部を凝縮させ、該凝縮液の全量を蒸留塔内に
流下、還流させたのちの未凝縮蒸気を分縮器に導いて、
その一部または大部分を凝縮させ、凝縮液は分縮器の凝
縮液排出口に接続した垂直管により大気脚を成立させて
連続的に蒸留系外へ抜きとり、一方低沸点成分を多く含
む未凝縮蒸気は真空回転冷却機に導くか、もしくは全縮
器に導いて回収すると共に、塔下部の蒸発機より排出さ
れる目的成分より高沸点および/または不揮発性不純物
を含む缶出液を、蒸発機の缶出液排出口に接続した垂直
管により大気脚を成立させて、連続的に蒸留系外へ抜き
出すことを特徴とする高融点化合物の精製法である。
本発明の第2は、上記本発明の方法を工業的精留法の一
貫作業として、より有利に実施すべく開発したものであ
る。すなわち、常温もしくは予熱器で融点近くまで予熱
された粉体もしくは粒状の高融点かつ高沸点有機化合物
を融解槽に供給して融解させ、得られた融解物を融点以
上の温度に保持されたギヤーポンプまたはスクリユ一式
ポンプにより減圧条件下におかれた精留系に連続的に供
給し、塔頂部よりの精製蒸気をあらかじめ還流凝縮器に
導いてその一部を凝縮させ、該凝縮液の全量を蒸留塔内
に流下、還流させたのちの未凝縮蒸気を分縮器に導いて
、その一部または大部分を凝縮させ、凝縮液は分縮器の
凝縮液排出口に接続した垂直管により大気脚を成立させ
て連続的に蒸留系外へ抜きとり、一方低沸点成分を多く
含む未凝縮蒸気は真空回転冷却機に導くか、もしくは全
縮器に導いて回収すると共に、塔下部の蒸発機より排出
される目的成分より高沸点および/または不揮発性不純
物を含む缶出液を、蒸発機の缶出液排出口に接続した垂
直管により大気脚を成立させて、連続的に蒸留系外へ抜
き出すことを特徴とする高融点化合物の精製法である。
以下、本発明を具体的に説明する。
先ず、本発明の最も重要な部分である缶出液および留出
分縮液の大気脚方式による減圧系より常圧系(場合によ
つては、精留系より低い減圧度の減圧系であつてもよい
)への連続的抜き出しについて説明する。
尚、本発明における缶出液排出口あるいは凝縮液排出口
に接続された垂直管とは、必ずしも正確な意味での垂直
である必要はないが、大気脚を成立させるための高さを
有するための最短距離という点からできるだけ垂直に設
けるのが好ましい。また該垂直管の形状としては特に限
定されないが、通常第1図に示されるような変形U字管
が採用される。
第1図において、精留系内の圧力をP1〔?Hg−Ab
〕、液抜き出し側の圧力をP2〔?Hg−Ab〕、融解
液の比重をρ〔9/d〕とすると、定常状態に於ては、
U字管の上部精留系側に成立した大気脚の液柱の高さH
Cm〕は、下記の数式で与えられる高さに於てU字管に
より精留系側に上記のHCm]の高さの液柱が成立する
だけの液を溜める事により特に他の抜出し装置を使用す
る事無く、流出して来た液の分だけ、配管中の溜り液が
出口側へ押し出される形で流出する。
この場合、大気脚による抜き出し配管の配管径はできる
だけ細くして、大気脚の部分での滞留時間をできるだけ
短かくするとともに、配管を保温している熱媒体の温度
を融点以上で、できる限り低く温度制御を実施し、大気
脚上部での凝縮液の再蒸発を防ぐ事が好ましい。
本発明において、精留塔上部よりの精製蒸気はあらかじ
め還流凝縮器に導かれ、その一部を凝縮させて、凝縮液
の全量を塔内へ流下、還流させたのち、分縮器へ導かれ
る。
尚、この場合、還流凝縮器中での蒸気の固化を防ぐ為、
冷媒として留出物の融点以上の温度に加熱された媒体を
通す必要がある。
還流量の制御は、通常は冷媒として用いる媒体の温度に
よつて実施され、たとえば媒体の凝縮器入口および出口
での温度測定値と媒体流量により還流量が間接的に把握
される。また、還流比(還流液量/全留出物量の比)は
精留塔の必要理論段数と関係づけて、精製すべき物質の
分離条件によつて決定される。還流凝縮器からの未凝縮
蒸気は次いで分縮器に導かれ、その一部又は大部分が凝
縮される。分縮した凝縮液は、凝縮液排出口に接続した
垂直管を流下し、大気脚を成立させて、連続的に精留系
外へ抜き出される。精留系外へ抜き出された凝縮液は、
水平ベルト型フレーカ一あるいはドラム型フレーカ一等
を用いる事により固化、造粒した後、製品として取得す
る。この場合の分縮比(分縮液量/非分縮蒸気量の比)
は、全留出物中への目的成分より低沸点な成分の含有率
と、より高純度な要求される製品中の低沸点成分の含有
許容値により決定される。分縮器の冷媒は、還流用凝縮
器の場合と同様に、融点以上に加熱された媒体が使用さ
れ、分縮量の制御も同様に行なわれる。一方、分縮器か
らの低沸点成分を多く含む未凝縮蒸気は、真空系で連続
的に運転される真空回転冷却機に導入して直接固化、造
粒するか、次の全縮器に導入して全量凝縮させ、たとえ
ば先の分縮器における凝縮液の場合と同様にして取り出
されるが、前者の方法によるのが好ましい。
この場合、回転冷却機による固化、造粒物は、回転冷却
機の下部に設置された貯留槽(複数)にため込み、貯留
槽を切換え使用する事により一定時間毎に固化マスを排
出し、最終留出マスを回収する方式を採用する事が重要
であり、この事により、切替え操作を必要とする本格的
なトラツプ(複数)の設置が不要となり、操作を簡単化
する事ができる。尚、本発明による方法を工業的に有利
に実施するには、精留塔に供給する精製すべき高融点か
つ高沸点有機化合物をあらかじめ融解し、液状とするこ
とが必要であるが、この方法としては粉状もしくは粒状
(小片状を含む)の該有機化合物をそのまま、或は、場
合により、スクリユ一・フイーダ一型の予熱器で、融点
近く迄予熱した後、攪拌槽式の融解機に連続的に供給し
て融解槽に於て連続的に融解させる事が好ましい。この
方法により、被精製物を連続的にかつ短時間に、熱劣化
の進行を抑制しながら融解する事ができる。尚、本発明
に使用される精留塔には特に制限はなく、従来より公知
の種々のものが適用可能であり、その必要理論段数は原
料有機化合物中の不純物の種類、その含量等により適宜
決定される。
同様に、精留塔下部に設けられる蒸発機も特に制限は受
けないが、薄膜蒸発機を用いることが最も有効であり、
この場合精製原料の供給は該蒸発機に直接もしくは精留
塔に回収部を設けてその上位に行なうのが好ましい。本
発明は、融点100〜350℃程度の比較的高融点の有
機化合物を精製処理するのに好適であり、特に融点20
0〜300℃の高融点有機化合物を対象とする場合に非
常にすぐれた結果が得られる。
本発明の方法によつて精留精製する事に適する比較的高
融点の有機物としては、たとえばアントラキノン、1−
アミノアントラキノン、1−ニトロアントラキノン等の
アントラキノン類が挙げられるが、特にアントラキノン
、2−アミノアントラキノン、ジアミノアントラキノン
類などを含む粗1−アミノアントラキノンを精留分離す
る場合に有利である。尚、本発明を実施するにあたり、
対象とする高融点かつ高沸点有機化合物の熱劣化を抑制
するために、精留系における高温下での滞留時間をでき
る限り短かくするために、各々の装置における容量をで
きる限り小さくし、併せて接続配管のレイアウトをでき
るだけ短かく、かつ単純化することが好ましい。
次に本発明の代表的実施態様を第2図に基いて説明する
精製すべき粉状もしくは粒状(小片状を含む)の高融点
有機物を一定量ずつ連続的に予熱用スクリユーフイーダ
一1に供給して該有機物を融点近く迄予熱した後、その
まま連続的攪拌槽式融解槽2に供給する。
この融解槽は、有機物の融解に必要な熱を与える目的で
、熱媒体を通す為の外套部を設け、槽内に加熱コイルを
設置している。槽内は常に攪拌されており、融解液のみ
が、融解槽底部に設置されたスクリユ一部(攪拌軸と連
結されている。)を通過して、受器3に入る。この受器
3は、その滞留時間をできるだけ短かくする為に、操業
上可能な限り小さな容量とする事および攪拌を実施する
事か好ましい。融解した有機物は、フイードポンプ4に
よつて精留塔8へ連続的かつ定量的に供給される。
このフイードポンプ4は本体の完全保温が可能な外套部
を有し、耐高温性を有する材質および構造を持つた機種
を使用し、ポンプのタイプとしては、融解液供給の定量
性を要求される事からギヤーポンプ又はスクリユーポン
プが好ましい。精留塔のリボイラーのタイプとしては、
薄膜蒸発機5を採用する事が、リボイラー中での滞留時
間を減少させる上で特に好ましく、かつ、その内部壁面
を掻き取る様に回転する攪拌翼を備えている事が好まし
い。
この撹拌翼により、蒸発機加熱面での有機物の薄膜形成
を保証し、かつ伝熱効率を増加させる。薄膜蒸発機より
排出される高沸点不純物を多く含んだ缶出液は、蒸発機
の缶出液排出口に接続した缶出液抜き出し配管6を流下
し、該配管の部分で大気脚を成立させて連続的に常圧側
へ抜き出される。
尚、この場合の配管の高さ(第1図におけるHに相当す
る部分)は精留系の減圧度、流出液の比重等によつて変
更可能であるが、通常は10m以上となるように設置さ
れる。
この場合、抜き出した缶出液用の受器を減圧(但しP2
〉P1)にすることによりその高さを短かくすることは
可能である。連続的に抜き出された缶出液は任意の方法
で処理され、たとえば、冷却水攪拌槽7へ流下させて分
散固化させたり、直接小型の受器に受けて空冷固化させ
たり、或いは水平ベルト型フレーカ一により固化、造粒
することができる。
薄膜蒸発機5中で生ずる蒸気は、精留塔8中を通過する
この場合、精留が高沸点有機物を対象としている為、精
留系内は比較的高減圧下(通常3〜300顛Hg、好ま
しくは10〜25W1H9)に保持する必要がある。但
し、精留系内の圧力は、原料高融点有機物の融点に於け
る飽和蒸気圧より高くとる必要がある。その為、精留塔
8は、低圧力損失充填物を充填した充填精留塔を使用す
る事がより好ましい。
更に、この塔に充填される充填物については、塔の加熱
温度が高温にある為、耐熱性材料により製作されたもの
、好ましくは金属材料、特にステンレスにより製作され
たものを使用することが望ましい。精留塔8の必要高さ
は、必要とされる目的成分の精製の程度に依存するが、
必要理論段数が大きい場合には、特に圧力損失の小さな
精留塔を使用する事が好ましい。更に、精留塔8につい
ては、側面よりの放熱を完全に防止して、側壁部での蒸
気の凝縮および凝固物の形成を防ぐ為に、断熱材被覆を
十分に実施するか、又は好ましくは、塔側部全体に外套
部を設け、塔内の温度とほぼ同じ温度に温度制御された
熱媒体を通す事により、強制保温を実施することが望ま
しい。精留塔8より出た蒸気は、塔の上部に設置された
還流用凝縮器9に於て一部が分縮され、凝縮液は還流液
として精留塔内へ戻される。
還流用凝縮器9を出た未凝縮蒸気は、留出物分縮用凝縮
器10に入り、ここでその一部又は大部分が凝縮される
凝縮液は前述した方法により大気脚を成立させながら連
続的に精留系外へ取り出され、フレーカ一により固化、
造粒して製品とされる。留出物分縮用凝縮器10を出た
低沸点成分を多く含む未凝縮蒸気は、精留系内と同圧の
減圧下で運転される回転冷却機13へ導かれて、低速回
転(通常2〜10r5p.m.)している冷却ドラム上
で冷却固化される。
冷却ドラム上に薄層状態で付着した固化物は、スクレー
パ一により冷却ドラム表面から掻き落され、この際造粒
(鱗片状フレーク)される。造粒固化物は、回転冷却機
13の下部に設置された貯槽14中に貯め込まれる。貯
槽14は、通常2基以上並列に設置され、切替えて使用
される。貯槽14はその底部を粉粒体の排出に好都合な
様に、円錐状とする事が好ましく、貯留物排出の際は一
担その内部を常圧に戻した後、貯槽14の底部に設置さ
れたロータリーバルブ15により排出される。この場合
、回転冷却機13以降を複数系列にすることも有効な手
段である。尚、留出物分縮用凝縮器10による分縮操作
は、原料中に含まれる低沸点成分を分離することを目的
とするものであるから、原料中に目的成分より低沸点成
分が殆んど含まれないか、或いは含まれていても製品中
の不純物許容量などにより低沸点成分を厳密に分離する
必要がない場合などには実施の必要はなく、該凝縮器1
0で全量凝縮させて上述の大気脚を利用する方法で取り
出してもよく、或いは該凝縮器10を経由することなく
還流用凝縮器9より出た未凝縮蒸気を直接前述の回転冷
却機13に導入して製品としてもよく、これらの方法も
本発明の一実施態様として本発明に含まれる。
尚、本発明に用いる精留装置は、使用する有機化合物が
高融点である為に、融解液を取扱う全装置・配管部・そ
の他の付属品は、これらの温度を、融解液の融点よりも
高く保つ事ができる様に外套部を有し、高温熱媒体を導
通し加熱することが好ましい。尚、精留塔本体について
は、精留操作開始前の予熱終了後、熱媒体を外套部より
抜き去り、その後は外套部の外周に巻かれた断熱材によ
り、外気と熱的に絶縁する方式をとる事もできる。かく
して、本発明の方法によれば、従来その実施が非常に困
難であるとされていた高融点有機化合物を、低沸点成分
を除くための前処理等を必要とすることなく精留による
精製が可能となり、また各成分を精留系内の圧力バラン
スを崩すことなく、容易に安定して連続的に取り出すこ
とができるため、精製処理そのものを工業的に極めて有
利に行うことかできる。次に、本発明を、実施例により
具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定され
るものではない。
実施例 1 1.4重量70のアントラキノン、75.2重量?の1
−アミノアントラキノン、1.0重量70の2−アミノ
フントラキノン、6、O重量70の1.5−ジアミノア
ントラキノン、4,8重量%の1.8−ジアミノアント
ラキノン、8.7重量?のその他のジアミノアントラキ
ノン類及び2.9重量?の不明分よりなるアミノアント
ラキノン類混合物を、10Ky/時間の供給速度で連続
的に攪拌槽式融解槽2に仕込んで融解する。
融解物はフイードポンプ4により、精留塔8の最下部に
供給する。塔底部に接続された薄膜蒸発機5に於て、精
留塔8よりの戻り液とともに、一部が蒸発され、薄膜蒸
発機5の底部より下記組成の缶出液を、蒸発機下部に大
気脚を成立させる事により、大気圧下に2.9K′/時
間の排出速度で連続的に抜き出し、水面を十分良好な攪
拌状態に維持した冷却水攪拌槽7に導き、水懸濁粒子に
固化せしめた。14.6重量7。
の1−アミノアントラキノン、1.7重量%の2−アミ
ノアントラキノン、20.5重量?の1.5−ジアミノ
アントラキノン、16.3重量%の1.8−ジアミノア
ントラキノン、29.5重量?のその他のジアミノアン
トラキノン類、17.4重量%の不明成分及び熱劣化物
塔頂操作圧は、絶対圧15論H9で実施し、薄膜蒸発機
5の加熱温度は330℃である。
薄膜蒸発機5中で生ずる蒸気は、精留塔8にて精留する
。この精留塔は低圧力損失充填物を3.0mの高さに充
填してあり、かつ、約10理論段数の効率を有している
。この塔の側部には外套を設け、熱媒体により強制保温
した。塔頂温度は275℃であり、還流用凝縮器9には
、255℃の熱媒体を通して、蒸気の一部を分縮させ塔
へ流下させた。
推定還流比は1.5/1.0である。還流用凝縮器9を
出た蒸気は、更に、留出物分縮用凝縮器10に於て、や
はり255℃の熱媒体を通して蒸気の一部を分縮させ、
下記組成の分縮凝縮液を3.7Kf/時間の流出速度で
大気脚抜出し方式により、連続的に大気圧下に流出させ
、水平ベルト型フレーカ一12により固化造粒する事に
より回収した。
0.8重量?のアントラキノン、98.2重量7。
の1−アミノアントラキノン、1.0重量?の2−アミ
ノアントラキノン、ジアミノアントラキノン類は実質的
に含有せず。最終的な真空回転冷却機13は、冷却ドラ
ムに20℃の冷水を通す事により冷却し、結果的に、下
記の組成の固化粉体を平均排出速度3.4Ky/時間で
得た。
3.1重量%のアントラキノン、96.6重量?の1−
アミノアントラキノン、0.3重量?の2−アミノアン
トラキノン、ジアミノアントラキノン類は実質的に含有
せず。
尚、精留装置全系について、融解液の通過する部分は、
285℃以上の熱媒体により加熱保温を施した。
実施例 2 2.0重量?のアントラキノン、75.9重量?の1−
アミノアントラキノン、3.2重量?の2−アミノアン
トラキノン、4.4重量?の1.5−ジアミノアントラ
キノン3.3重量%の1.8−ジアミノアントラキノン
、8.1重量?のその他のジアミノアントラキノン類及
び3.1重量?の不明分よりなるアミノアントラキノン
類混合物を、12Kf/時間の供給速度で、連続的に予
熱用スクリユーフイーダ一1に供給して、原料を200
℃迄予熱した後、連続的に排出して攪拌槽式融解槽2に
仕込み融解させる。
融解物はフイードポンプ4により、融解液受器3より精
留塔8の下方に供給する。
塔底部に接続された薄膜蒸発機5に於て、精留塔8より
の戻り液とともに、その一部が蒸発され、薄膜蒸発機5
の底部より、下記組成の缶出液を、蒸発機下部に大気脚
を成立させる事により大気圧下に3,9Kf/時間の排
出速度で連続的に抜き出し、実施例1の場合と同様に、
水面を十分良好な撹拌状態に維持した冷却水攪拌槽7に
導き、水懸濁粒子に固化せしめた。22,5重量%の1
−アミノアントラキノン、7.1重量?の2−アミノア
ントラキノン、12.9重量%の1.5−ジアミノアン
トラキノン、9.7重量?の1.8−ジアミノアントラ
キノン、23.7重量7。
のその他のジアミノアントラキノン類、24.1重量?
の不明成分及び熱劣化物塔頂操作圧は、絶対圧102H
9で実施し、薄膜蒸発機5の加熱温度は320℃である
薄膜蒸発機5中で生ずる蒸気は、精留塔8にて精留する
。この精留塔は、やはり低圧力損失充填物を、濃縮部側
2.0m・回収部側1.0mの高さに充填してあり、そ
の場合の推定理論段数は濃縮部6段、回収部2段である
。この塔の側部もやはり外套を設け、熱媒体により強制
保温した。塔頂温度は266゜Cであり、還流用凝縮器
9には、252℃の熱媒体を通して、蒸気の一部を分縮
させ、還流として塔へ流下させた。
推定還流比は1.0/1.0であつた。還流用凝縮器9
を出た蒸気は、そのまま全量真空回転冷却機9に導き、
冷媒ドラムに70℃の温水を通す事により冷却し、下記
の組成の固化粉粒体を平均排出速度8.1Kf1/時間
で得た。
2.8重量?のアントラキノン、96,2重量?の1−
アミノアントラキノン、1.0重量%の2−アミノアン
トラキノン、ジアミノアントラキノン類は実質的に含有
せず。
尚、精留装置全系については、融解液の通過する部分は
やはり、28、5℃以上の熱媒体により加熱保温を施し
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は大気脚による液連続抜き出しの装置概念図であ
り、第2図は本発明方法の代表的フローシートを示した
ものである。 図中の記号は以下を表わす。 1・・・・・・予熱用スクリユーフイーダ一、2・・・
・・・攪拌槽式融解槽、3・・・・・・融解液受器、4
・・・・・・フイード・ポンプ、5・・・・・・薄膜蒸
発機、6・・・・・・缶出液抜出し配管(大気脚用)、
7・・・・・・冷却水攪拌槽、8・・・・・・精留塔、
9・・・・・・還流用凝縮器、10・・・・・・留出物
分縮用凝縮器、11・・・・・・留出側分縮液抜出し配
管(大気脚用)、12...・・・水平ベルト型フレー
カ一、13・・・・・・真空回転冷却機、14・...
..貯槽、15.・・・・・ロータリー・バルブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 融解された高融点かつ高沸点有機化合物を減圧条件
    下におかれた精留系に連続的に供給し、塔頂部よりの精
    製蒸気をあらかじめ還流凝縮器に導いてその一部を凝縮
    させ、該凝縮液の全量を蒸留塔内に流下、還流させたの
    ちの未凝縮蒸気を分縮器に導いて、その一部または大部
    分を凝縮させ、凝縮液は分縮器の凝縮液排出口に接続し
    た垂直管により大気脚を成立させて連続的に蒸留系外へ
    抜きとり、一方低沸点成分を多く含む未凝縮蒸気は真空
    回転冷却機に導くか、もしくは全縮器に導いて回収する
    と共に塔下部の蒸発機より排出される目的成分より高沸
    点および/または不揮発性不純物を含む缶出液を、蒸発
    機の缶出液排出口に接続した垂直管により大気脚を成立
    させて、連続的に蒸留系外へ抜き出すことを特徴とする
    高融点化合物の精製法。 2 常温もしくは予熱器で融点近くまで予熱された粉体
    もしくは粒状の高融点かつ高沸点有機化合物を融解槽に
    供給して融解させ、得られた融解物を融点以上の温度に
    保持されたギヤーポンプまたはスクリュー式ポンプによ
    り減圧条件下におかれた精留系に連続的に供給し、塔頂
    部よりの精製蒸気をあらかじめ還流凝縮器に導いてその
    一部を凝縮させ、該凝縮液の全量を蒸留塔内に流下、還
    流させたのちの未凝縮蒸気を分縮器に導いて、その一部
    または大部分を凝縮させ、凝縮液は分縮器の凝縮液排出
    口に接続した垂直管により大気脚を成立させて連続的に
    蒸留系外へ抜きとり、一方低沸点成分を多く含む未凝縮
    蒸気は真空回転冷却機に導くか、もしくは全縮器に導い
    て回収すると共に、塔下部の蒸発機より排出される目的
    成分より高沸点および/または不揮発性不純物を含む缶
    出液を、蒸発機の缶出液排出口に接続した垂直管により
    大気脚を成立させて、連続的に蒸留系外へ抜き出すこと
    を特徴とする高融点化合物の精製法。
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