JPS592525A - 回路保護方式 - Google Patents

回路保護方式

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JPS592525A
JPS592525A JP10954282A JP10954282A JPS592525A JP S592525 A JPS592525 A JP S592525A JP 10954282 A JP10954282 A JP 10954282A JP 10954282 A JP10954282 A JP 10954282A JP S592525 A JPS592525 A JP S592525A
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JP10954282A
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功雄 一色
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、部位別に分けた負荷群に対し、過電流検知
回路を設け、過電流が流れると、以後、過電流の原因と
なった負荷に通電しないようにした回路保護方式にかか
る。
自動車内の各電装品間の配線(ワイヤハーネス)の保護
には、フユーズやサーキットブレーカが用いられている
フユーズ、サーキットブレーカなどの保護機構は、電装
品或はワイヤハーネスに於て短絡事故が発生した場合、
溶断或は作動して、電気回路を瞬時に遮断する。こうし
て、電装品、ワイヤハーネスが焼損し、あるいは火災事
故となるのを防止している。
カーエレクトロニクスの進展、電装品の増加にともない
、フユーズ、サーキットブレーカの数が増大してきた。
フユーズは溶断すると取替えなければならない。
サーキットブレーカはいったん遮断されると、リセット
しなければならない。
取替え作業、リセット作業を必要とするので、フユーズ
、サーキットブレーカの自動車内での設置場所は、おの
ずと定まってしまう。これが、ワイヤハーネスの肥大化
、複雑化をおし進める大きい要因となっている。
自動車の従来の配線方式を第9図に示す。
従来、負荷たる電装品の分類は、ワイパ系統、テール系
統、・・・・・・等と系統別になっていた。系統別にま
とめて、フユーズなどの保護機構を設ける。
バッテリー30から、フユージブルリンク31を経て、
系統別のフユーズF1. F2 、 F3 、・・・・
・・・・、又はサーキットブレーカCBI、・・・・・
・などの保護機構を介し、各系統内の負荷L1. L2
 、 L3・・・・・・・・へ電力が供給される。
負荷のオン、オフは、運転席の近くに設けられた操作ス
イッチSl 、 S2 、 Ss・・・・・・・・によ
って行う。
負荷は自動車内の様々な場所に分散しているが、フユー
ズ、サーキットブレーカのような保護機構は、取替作業
、リセット作業に便利な位置に集中して設けなければな
らない。
操作スイッチも同様で、運転席の前に集中して設けられ
ることが多い。
分散された負荷と、保護機構、操作スイッチを接続する
ために、各負荷ごとに長いワイヤハーネスが必要であっ
た。
ワイヤハーネスの量が増大すると、配線コストが上昇す
るし、車体の重量も増して好ましくない。
また、ワイヤハーネスを設けるためのスペースにも限り
がある。
このような難点を解決する有力な配線方式として、多重
伝送ハーネスシステムが提案されている。
多重伝送ハーネスシステムは、制御信号線と電力線とを
分離する。負荷の開閉動作を指示する制御信号は、スイ
ッチ操作盤から、末端のターミナルまで多重信号で情報
を伝達する。
多重信号は、末端で、並列信号に変換され、その系統に
含まれる複数個の負荷のオン・オフを指示する。
電力線は各系統別に1本ずつの配線でよい。
制御信号線も、多重信号を用いるので、各系統別に1本
ずつで足る。
多重伝送ハーネスシステムはワイヤハーネスの数を大幅
千削減する事ができるはすである。
しかし、保護機構の点で難点があった。
多重伝送ハーネスシステムにしても、各負荷ごとにフユ
ーズ、サーキットブレーカなど保護機構を設けるのが望
ましい。
末端のターミナルで、電力線から、各負荷へ分かれるの
であるから、保護機構は各ターミナルに設けなければな
らないことになる。
フユーズ、サーキットブレーカを分散配置すると、取替
作業、リセット作業などが著しく困難になる。電気回路
の保守が容易でない。
従来どおり、フユーズ、サーキットブレーカを、集中し
て、点検容易な場所に設けるとすれば、末端のターミナ
ルに属する全ての負荷群をひとつの保護機構で保護する
ことになる。きめこまかな、負荷、配線の保護ができな
い、という欠点がある。
このような理由で、多重伝送ノ\−ネスシステムは、未
だ実用的でなかった。
本発明は、このような難点を解決する事を目的とする。
本発明の回路保護方式は、 (1)  部位別に複数個の負荷をまとめて、一本の電
力線により、各負荷に給電する事とし、(2)電力線に
過電流検知素子を介装し、その部位の負荷群に過電流が
流れた場合、これを検出する事とする。
(3)  J2J、後、負荷、配線が補修されるまで、
過電流の原因となった負荷の駆動を禁止する事、とした
ものである。
フユーズ、サーキットブレーカが回路を遮断するより前
に、過電流検知素子で、すばやく短絡事故の前兆たる過
電流を検出し、疑わしい負荷の連動を禁止する。
フユーズ、サーキットブレーカが働く前に、短絡事故の
原因となるものを排除している。従って、フユーズ、サ
ーキットブレーカは殆ど必要でないようになる。末端の
ターミナルには設けなくてよい。
ワイヤハーネスの配線数を削減でき、配線の自由度も増
える。多重伝送ハーネスシステムを採用する上で、妨げ
となっていた難点を除くととができる。
以下、実施例を示す図面によって、本発明の詳細な説明
する。
第1図は本発明の実施例に係る回路保護方式の全体回路
図である。
従来の回路保護の分類は、系統別であったが、本発明で
は、エンジンルーム内、車室内、トランクルーム内とい
うふうに部位別の分類とする。
各部位を、さらに細く、系統別に細分することもできる
゛部位別に分類するのは、電力線を、各負荷に対し共通
化するためである。
第1図に於て、バッテリー1は、フユージブルリンク2
を経て、部位別の負荷へ接続される。
各部位には、1或は2以上の過電流検出回路3゜3と、
ひとつの制御回路4が設けられる。
この部位には、負荷Ll、、 Lz 、・・・・・・・
・、 Le カ例えば存在する、とする。
負荷は、運転席に設けられた操作スイッチS1゜S2 
、・・・・・・、 Ssによって駆動されるが、第9図
の従来例のように、直接、操作スイッチSl、・・・・
・・。
S6 に接続されているのではない。
操作スイッチSt 、・・・・・・・・は、制御回路4
を介【7、スイッチ素子Rr、・・・・・・・・を開閉
することにより、負荷を操作する。
スイッチ素子Ri は、電磁的リレー、又は半導体リレ
ーなどで、対応する負荷Li と直列につながれている
電力線7は、バッテリー1から分岐し、各部位ごとに1
本設けられ、各部位に於て、分かれて、スイッチ素子、
負荷へとつながる。
負荷はさらに、いくつかに分けられ、過電流検出回路3
を直列に接続するようになっている。
この例では、負荷L1〜L3と、L4〜L6ニ分ケ、そ
れぞれ過電流検出回路3.3を設けている。
過電流検出回路3は、過大な電流が流れた事を検出し、
制御回路4へ過電流信号を送る。
ひとつの部位に、制御回路4、電力線7はひとつあれば
良い。過電流検出回路3も、ひとつあれば十分である事
がある。しかし、2J21.上に分けた方が良い場合も
ある。
負荷LX 、・・・・・・・・は、最大定格が異なる。
従って、過電流といっても、一定値に定められない場合
がある。そこで、最大定格電流が接近した値をとる負荷
どおしを集める。
過電流検出素子の臨界電流値Icは、負荷群L1% L
3又はL4〜L6の最大定格などを考慮して、決定する
必要がある。負荷の定格電流が異なれば、これに接続さ
れた配線の直径なども異なるから、過電流の臨界値Ic
の決定には、注意を払わなけれは゛ならない。
このように、負荷の最大定格電流が多様である時、2以
上の過電流検出回路3を、ひとつの部位について必要と
する。
制御回路4の機能について述べる。
運転席にある操作スイッチSl 、・・・・・・・・と
、各部位にある制御回路4とは、制御信号線8によって
連絡される。
この例では、制御信号線8は、負荷の数だけ、独立に、
設けられている。
しかし、操作スイッチの開閉状態を多重化信号で伝送す
る多重化伝送ハーネスシステムを採用することとすれば
、制御信号線を、各部位ごとに1本に減すことができる
操作スイッチSiが閉じられたとする。平常時は、制御
回路4をそのまま通り、対応するスイッチ素子Ri を
閉じるよう制御回路4は機能する。
平常時、操作スイッチSiを投入すると、対応する負荷
Liが駆動されるわけである。
過電流が流れた時は、過電流検出回路3が働いて、過電
流信号を制御回路4へ送る。
制御回路4は、過電流を検出した過電流検出回路に関係
していた負荷Lkを記憶し、以後、この負荷Lkの駆動
を禁止する。操作スイッチSkが再び投入されても、ス
イッチ素子Rkは閉じない。
ここで過電流検出回路に[関係していた負荷Lk Jの
意味をさらに説明する。
いくつかの段階がありうる。
第1図に於て、負荷L1〜L3の方の過電流検出回路3
が過電流を検出したとする。関係していた負荷Lkを、 (1)  その過電流検出回路3と直列につながれてい
る全ての負荷を指すものとする。Ll、 L2 。
L3の全てである。最も単純である。
(2)過電流が流れた時に、現にオン状態にあった負荷
のみを指す。例えば、オン状態にあったのがLl、 L
zとすると、このLt 、 L2のみを[関係していた
負荷Lk J  とする。
過電流の原因となったのは、オン状態にあった負荷に限
られるからである。オン状態の負荷は、操作スイッチS
iの開閉状態を見ることによって、容易に検出できる。
(1)より合理的である。駆動されている負荷が、殆ど
1個である場合なら、最適であるといえよう。
しかし、駆動されている負荷が2以上ある場合、常に最
良であるということができない。
オン状態にあった負荷がLl、 L2の2らで、過大電
流が発生したとする。
この場合、いずれの負荷にもなんらかの故障があって、
過大電流が流れたとは考えにくい。いずれか一方が短絡
等の故障を起した、考えるほうが確率的に正しい。
すると、駆動中の負荷を全て、以後駆動禁止する事とす
るのは、最良の制御法ではない。
故障したひとつの負荷のみを駆動禁止するのが望ましい
(3)過電流が流れた直前にオンされた負荷だけを指す
例えば、負荷L2 、 Llの順でオンされた後、過電
流が検出されたとする。負荷L1だけを以後駆動禁止す
る。
負荷Llが過電流の原因として、最も疑わしいからであ
る。
制御回路4は、上記の(1)〜(3)のいずれかの段階
で過電流関係負荷Lkを決定し、以後、その負荷の駆動
を禁止する。
過電流検出回路について説明する。
過電流検出素子として、半導体素子だけで構成すること
もできる。
ここでは、磁性体コアを用いた過電流検出素子を一例と
してあげる。
第2図は過電流検出素子の回路側図である。
フェライトコアなどの強磁性体のコア10に、負荷巻線
11と、検出巻線12が巻回しである。
検出巻線12には、高周波発振器13、抵抗14が接続
しである。
抵抗14と検出巻線12の接続点15の電圧eを測定す
る。
第3図は磁性体コア10のBH凸曲線示す。
磁性体のBH凸曲線カーブは、Hが小さい時に、勾配が
大きい。Hが大きくなると、勾配が小さくなり、やがて
飽和する。
検出巻線12の自己インダクタンスLaは、磁性体の透
磁率に比例する。微分透磁率は、バイアスとして与えら
れる直流電流による磁場Haの函数とみる事ができる。
Haが大きくなると、微分透磁率は減少し、自己インタ
リタンスLaは減少する。
磁場Haは、負荷巻線11の巻数と、負荷電流の積とし
て与えられる。
正常な状態で、負荷電流が小さい時、第3図中のPI点
にバイアス点がある。Haを中心として、大きい勾配の
ヒステリシスループを描き、微分透磁率は大きい。自己
インダクタンスLa も大きい。
負荷に過電流が流れると磁場Haが急増し、12点にバ
イアスが移る。12点では、飽和に近いので、微分透磁
率が小さい。自己インダクタンスLa  も小さくなる
検出巻線12のリアクタンスは、高周波発振器13の発
振角周波数ωと、自己インダクタンスLaの積で与えら
れる。
負荷巻線11に、過電流が流れると、検出巻線12のリ
アクタンスが下るから、接続点15の検出電圧eも下る
結局、負荷の過電流状態は、検出電圧eの振幅の低下に
より、検出できる。
第4図は過電流検出回路3のみの回路図である。
第1図に対応し、2以上の過電流検出回路3,3゜・・
・・・・を設けである。
磁性体コア10の負荷巻線11は、バッテリー1と、負
荷Liにつながるスイッチ素子Riの間に接続しである
抵抗14と、検出巻線12の間から、検出電圧ea 。
eb 、・・・・・・・・をとり出す。
検出電圧ea 、 eb 、・・・・・・は、発振器1
3の発振周波数を有する交流である。ea 、 eb 
、・・・・・・から、過電流信号を取出す回路が必要で
ある。
検出電圧ea 、 ebは、第5図falに示すような
、振幅の変動する交流波形をとる。振幅の大きい領域は
、負荷電流の値が正常である状態に対応する。
振幅の小さい領域は、過電流である事を示す。
しかし、一過的な過電流と、真の過電流状態を区別しな
ければならない。
負荷のラッシュカレントによる一過的な過電流状態Wc
は除かなければならない。持続する真の過電流状態Uc
のみを検出するようにしなければならない。
第6図に於て、検出電圧ea 、 ebは、二値化処理
回路20、低域フィルタ21、二値処理回路22によっ
て処理される。
二値化処理回路20は、検出電圧ea 、 ebを一定
電圧と比較し、その電圧以上であれば1に、以下であれ
ばOに対応させる。第5図fblに示すパルス波形に変
換される。
パルスの存在する部分は、正常電流状態に対応する。
パルスを欠く部分は、過電流状態に対応する。
一過性の過電流状態Wcと、真の過電流状態Ucとを区
別しなければならない。
低域フィルタ21はこのために設けられる。低域フィル
タ21は積分回路として機能する。第5図fclは低域
フィルタ21の出力波形図である。
入力パルスが持続している間、低域フィルタ21の出力
は一定のレベルを保つ。入力パルスが速断えると、出力
電圧は低下しはじめる。低域フィルタの時定数より長い
時間、入力パルスが存在しない時、図中の状態Ucに対
応する時、出力電圧は0に降下する。
入力パルスが一時的に欠けただけの、一過性過電流状態
Wcの時は、低域フィルタの出力電圧は降下し切らない
内に、再びパルスが到来する。出力電圧は再び一定のレ
ベルに達する。
二値化処理回路22は、低域フィルタ21の出力を、一
定電圧で上下に分け、パルス整形する。第5図(dlは
二値化処理回路22の出力波形を示す。
正常電流状態に対応する部分は′1′′に、真の過電流
状態に対応する部分は′0″になる。一過性過電流状態
は正常電流状態に含まれる。WcとUcを区別できたわ
けである。
二値化処理回路22の出力で、記憶回路23をセットす
る。
過電流状態Ucになると、記憶回路23の出力QはII
 I 11になる。記憶回路の出力Qa + Qb +
・・・・・・で論理和をとり、警告ランプ5を点灯する
。ゲート24は、論理和演算を行う。
第7図は制御回路4の内部を示す回路図である。
負荷Liを駆動するためのパワーリレーなどのスイッチ
素子Riには、それぞれゲートGiが接続されている。
ゲー)Giの入力の内、1本は 対応する操作スイッチ
Si に接続される。
ゲートGi の他の入力は、駆動禁止選択回路25につ
ながっている。
駆動禁止選択回路25は、第6図の過電流検出信号Qa
 l Qb +・・・・・・を受けて、ゲートGiを制
御する。
過電流検出信号Qa l Qb +・・・・・・がOで
あれば、つまり正常状態であれば、ゲートは開いており
、操作スイッチSi を投入すると、スイッチ素子Ri
 は閉じる。
万一、過電流信号Qaが°′1″であるとする。
対応する過電流検出器3aの関係する負荷がLl。
Ll 、 Laであったとする。この場合、駆動禁止選
択回路25は、ゲートGl、 G2 、 G3を遮断す
る。
操作スイッチSl、 S2 、53を投入しても、負荷
は駆動されない。
この例では、負荷Ll −R3に対し、ひとつの過電流
検出素子が設けられ、これが過電流状態を検出すると、
全ての関係負荷L1〜L3を、駆動禁止することとして
いる。
すでに述べた、「過電流検出回路に関係していた負荷L
k  Jというものを最も広く解釈するものである。(
1)のケースに対応する。
しかし、駆動禁止選択回路25を工夫すれば、より詳細
に過電流関係負荷Lkを限定する事ができる。(2)の
ように、過電流になった瞬間にオン状態にあった負荷の
みを駆動禁止することもできる。
(3)のように、直前にオンした負荷のみを駆動禁止す
ることもできる。
(2)のケースのようにする為には、制御回路4は、操
作スイッチS1.・・・・・・・・の内、どれが投入さ
れているかを刻々記憶し、過電流信号を受けた時に投入
されているスイッチSkを検出し、以後スイッチ素子R
kを閉じることのないように保つ。
(3)のケースのようにする為には、操作スイッチの内
、最後に投入されたものがどれであるかを制御回路が記
憶しておく。過電流信号が発生した時、直前にオン操作
されたスイッチSkを検出し、これを記憶する。以後負
荷Lkの駆動を禁止する。
負荷を新しいものに取替え、補修がなされると、記憶リ
セット用スイッチ6を押し、制御回路4の記憶をリセッ
トする。
以上、詳しく説明したように、負荷に過−大な電流が流
れると、過電流を検出する素子に関係する負荷の駆動を
禁止する事によって、回路保護ができる。
自動車の正常な走行がなされている場合、以上の回路保
護方式で十分である。
自動車が衝突事故を起した場合、これらの電気回路系も
同時に故障する惧れがある。
衝突時の火災防止のため、最終的な回路保護を行う必要
がある。
このため、プリント基板上の回路導体をフユーズに等価
なものとして設けておく。
第8図はそのような例を示すプリント基板パターンの一
部平面図である。
導体パターン27はバッテリー1につながり、過電流検
出回路3に接続される。
導体パターン28 、29はスイッチ素子R1,・・・
・・・、。
R4・・・・・・・につながるパターンで、過電流検出
回路3の他端か接続される。
バッテリー側導体パターン27又は負荷側の導体パター
ン28 、29の一部を細<シて、パターンフユーズ2
6としている。ここでは負荷側の導体パターン28 、
29にパターンフユーズ26を設けている。
効果を述へる。
(1)各負荷ことに、サーキットブレーカ、フユーズを
直列に接続する必要かない。過電流を検出すると、自動
的に、過電流の原因となった負荷を駆動停止するからで
ある。
(2)電力線と制御信号線とを分離する事かできる。径
の太い電力線は、部位ことにまとめられた負荷群″につ
いて1本で済む。
ワイヤハーネスの数、重量を減することかできる。
(3)−一キットブレーカ、フユーズか各負荷ことに必
要でなく、かつ電力線と制御信号線とを分離できるから
、多重伝送ハーネスシステムを実現する事かできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る回路保護方式の全体回路
図。 第2図は磁性体コアを用いた過電流検出素子の回路図。 第3図は磁性体コアのBH曲線図。 第4図は過電流検出回路図。 第5図は検出巻線の波形を整形し、過電流検出信号Qを
得るまでの波形図。fa+は検出巻線の圧力電圧eの波
形、lblはこれを二値化処理したものの波形、(CI
は低域フィルタを通した後の波形、jdiは二値化処理
したものの波形、ie)は記憶回路の出力波形を示す。 これか過電流検出信号Qである。 第6図は検出巻線の電圧ea 、 ebを整形して、過
電流検出信号Qa 、 Qbを得るだめの電気回路のブ
ロック叉。 第7父は′=1!狸回路の具体例を示す回路又ユ第8図
はパターンフユーズを設けたプリント基板上の導体パタ
ーン一部拡大平面図。 第9図は従来例に係る回路保護方式の略回路図。 1・・・・・・バッテリー 2・・・・・・フユージブルリンク 3・・・・・・過電流検出回路 4・・・・・・制御回路 5・・・・・・警告ランプ 6・・・・・・記憶リセット用スイッチ7・・・・・・
電 力 線 8・・・・・・制御信号線 10・・・・・・磁性体コア 11・・・・・・負荷巻線 12・・・・・・検出巻線 13・・・・・・発 振 器 14・・・・・・抵  抗 15・・・・・・抵抗と検出巻線の接続点20・・・・
・・二値化処理回路 21・・・・・・低域フィルタ 22・・・・・・二値化処理回路 23・・・・・・・記憶回路 25・・・・・・駆動禁止選択回路 26・曲・パターンフユーズ L1〜 ・・・・・・負   荷 R1〜 ・・・団スイッチ素子 51〜 ・・・閉操作スイッチ 01〜 旧・・・ゲ − ト Wc・・・・・・一過性過電流状態 Uc・・・・・・真の過電流状態 発  明  者        −色  功  雄特許
出願人  住友電気工業株式会社 出願代理人 弁理士 川 瀬 茂 樹 第2図 3 第3図 第4図 1〜 第7図 第6図 eaeb 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)部位別に分けられた各部位の複数個の負荷に対し
    て1或は1以上設けられる過電流検出回路と、過電流検
    出回路が過電流を検出すると、以後該過電流検出回路に
    関係する負荷を駆動禁止選択回路とより成る事を特徴と
    する回路保護方式。
  2. (2)過電流を検出した後、駆動禁止選択回路がリセッ
    トされるまで警告ランプを点灯する仁ととした特許請求
    の範囲第(17項記載の回路保護方式。
  3. (3)過電流検知回路は、磁性体コアに負荷巻線と検出
    巻線とを巻回し、検出巻線には抵抗を介して高周波発振
    器を接続し、負荷巻線は、バッテリーと負荷とに接続し
    たものである特許請求の範囲第(1)項記載の回路保護
    方式。
JP10954282A 1982-06-25 1982-06-25 回路保護方式 Pending JPS592525A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008246899A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Kuraray Co Ltd ホットランナ金型およびこの金型を用いた板状成形品の製造方法

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