JPS5925178Y2 - 魚釣用スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置 - Google Patents
魚釣用スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置Info
- Publication number
- JPS5925178Y2 JPS5925178Y2 JP4145379U JP4145379U JPS5925178Y2 JP S5925178 Y2 JPS5925178 Y2 JP S5925178Y2 JP 4145379 U JP4145379 U JP 4145379U JP 4145379 U JP4145379 U JP 4145379U JP S5925178 Y2 JPS5925178 Y2 JP S5925178Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bail arm
- arm
- tip
- spring
- pivoted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
魚釣用スピニングリールのベールアームを釣糸繰出位置
から釣糸捲取位置に反転復帰せしめる場合にその衝撃が
少ないのは所謂内げり反転方式である。
から釣糸捲取位置に反転復帰せしめる場合にその衝撃が
少ないのは所謂内げり反転方式である。
しかしながら従来の内げり反転方式は、筐体に突出され
た反転用ボスに衝接する作動レバーとベールアームに連
結してこれを押送する作動杆とを係合連結せしめている
ため、両者の保合連結部や夫々の軸受部が使用中に摩耗
したり、製造時の寸法誤差によってベールアールの反転
角度が変化し易く、作動不良を来したり更には衝撃音も
大きい等の欠陥がある。
た反転用ボスに衝接する作動レバーとベールアームに連
結してこれを押送する作動杆とを係合連結せしめている
ため、両者の保合連結部や夫々の軸受部が使用中に摩耗
したり、製造時の寸法誤差によってベールアールの反転
角度が変化し易く、作動不良を来したり更には衝撃音も
大きい等の欠陥がある。
これらの欠陥を防止するため、ローター底面に一個のＬ
型レバーを軸着して一個のレバーで作動するようにする
ことが実開昭５３〜１２１３９１号公報で知られている
が、この従来のＬ型しバ一方式は軸支点がローターの底
部であるため、その軸支点と筐体に突設した反転用ボス
との間の距離が短かく、逆に軸支点とベールアーム係合
部との距離が大きくなっているため、反転復帰時の衝撃
が極めて大きく、内げり方式の折角の特徴を減殺する結
果となっている。
型レバーを軸着して一個のレバーで作動するようにする
ことが実開昭５３〜１２１３９１号公報で知られている
が、この従来のＬ型しバ一方式は軸支点がローターの底
部であるため、その軸支点と筐体に突設した反転用ボス
との間の距離が短かく、逆に軸支点とベールアーム係合
部との距離が大きくなっているため、反転復帰時の衝撃
が極めて大きく、内げり方式の折角の特徴を減殺する結
果となっている。
本考案はこのような欠陥を改善するようにしたもので、
ローター両側に設けた取付腕に夫々ベールアームの先端
部と基端部を軸着し、ベールアーム先端部を軸着した取
付腕にはベールアームを死点を境にして釣糸捲取位置と
釣糸繰出位置の反対方向に弾発附勢する発条を装着する
と共にベールアーム基端部を軸着した取付腕の略中央部
には先端部を折曲して筐体前面に突出せしめたＬ型レバ
ーをその長手方向に沿う長孔を介して軸支し、該り型レ
バーの他端をベールアーム基端軸着部に係合して発条で
ベールアームを釣糸捲取位置方向に弾発附勢し、更に筐
体前面にはＬ型レバー先端に係合するボスを突設したこ
とを要旨とするものである。
ローター両側に設けた取付腕に夫々ベールアームの先端
部と基端部を軸着し、ベールアーム先端部を軸着した取
付腕にはベールアームを死点を境にして釣糸捲取位置と
釣糸繰出位置の反対方向に弾発附勢する発条を装着する
と共にベールアーム基端部を軸着した取付腕の略中央部
には先端部を折曲して筐体前面に突出せしめたＬ型レバ
ーをその長手方向に沿う長孔を介して軸支し、該り型レ
バーの他端をベールアーム基端軸着部に係合して発条で
ベールアームを釣糸捲取位置方向に弾発附勢し、更に筐
体前面にはＬ型レバー先端に係合するボスを突設したこ
とを要旨とするものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、スピニング
リールのローター１の両側にはスプール２方向に向は一
対の取付腕３，４が一体に突設形成され、該取付腕３，
４にはベールアーム５の先端取付金具６と基端取付金具
７が夫々軸着されており取付腕３内にはベールアーム５
を死点を境にして釣糸捲取位置方向と釣糸繰出位置方向
に弾発附勢する発条８が装着されている。
リールのローター１の両側にはスプール２方向に向は一
対の取付腕３，４が一体に突設形成され、該取付腕３，
４にはベールアーム５の先端取付金具６と基端取付金具
７が夫々軸着されており取付腕３内にはベールアーム５
を死点を境にして釣糸捲取位置方向と釣糸繰出位置方向
に弾発附勢する発条８が装着されている。
前記取付腕４の略中央部に設けられた支持軸９にはＬ型
レバー１０が長孔１１を介して嵌合軸支されると共に該
り型□レバー１０の折曲された先端部は取付腕４の基部
に穿設された窓孔１２から筐体１３の前面上に延設され
ており、また基端に突設された保合ピン１４はベールア
ーム５の基端取付金具７に穿設されて溝孔１５に嵌合し
、更に軸支部には該り型レバー１０を第７図において左
廻り方向に回動附勢しかつ前記発条８より弱い発条１６
が装着され係合ピン１４が溝孔１５を介して基端取付金
具７を釣糸捲取位置方向に附勢しており、更に筐体１３
の前面には円周方向にボス１７か゛突設されている。
レバー１０が長孔１１を介して嵌合軸支されると共に該
り型□レバー１０の折曲された先端部は取付腕４の基部
に穿設された窓孔１２から筐体１３の前面上に延設され
ており、また基端に突設された保合ピン１４はベールア
ーム５の基端取付金具７に穿設されて溝孔１５に嵌合し
、更に軸支部には該り型レバー１０を第７図において左
廻り方向に回動附勢しかつ前記発条８より弱い発条１６
が装着され係合ピン１４が溝孔１５を介して基端取付金
具７を釣糸捲取位置方向に附勢しており、更に筐体１３
の前面には円周方向にボス１７か゛突設されている。
本考案実施例は上記のように構成されているから、ベー
ルアーム５が釣糸繰出位置の状態でローター１を釣糸捲
取方向に回動すると、支持軸９に支承されたＬ型レバー
１０の先端は筐体１３に突設したボス１７に当接して回
動し発条８が死点を超えるまでベールアームの基端取付
金具７を回動押送し、次いでベールアーム５は発条８に
よって釣糸捲取位置に弾発附勢されるものである。
ルアーム５が釣糸繰出位置の状態でローター１を釣糸捲
取方向に回動すると、支持軸９に支承されたＬ型レバー
１０の先端は筐体１３に突設したボス１７に当接して回
動し発条８が死点を超えるまでベールアームの基端取付
金具７を回動押送し、次いでベールアーム５は発条８に
よって釣糸捲取位置に弾発附勢されるものである。
また釣糸を繰出す場合には釣糸捲取位置にあるベールア
ーム５を発条８に抗して回動し釣糸繰出位置に反転する
ものである。
ーム５を発条８に抗して回動し釣糸繰出位置に反転する
ものである。
本考案はベールアーム基端軸着部と係合するＬ型レバー
を取付腕の略中央部を軸支してその折曲先端部を筐体に
突設したボスに衝接するようにしたのでＬ型レバーの軸
支部とボス衝接部との距離は大きく、Ｌ型レバーの軸支
部とベールアーム係合部との距離が小さくなってベール
アーム反転復帰時の衝撃は一層軽減され、この棟内げり
反転方式の特性を更に向上できると共にその構成も極め
て簡易で、しかも作動も円滑確実に行われる優れた特徴
と実用性を有するものである。
を取付腕の略中央部を軸支してその折曲先端部を筐体に
突設したボスに衝接するようにしたのでＬ型レバーの軸
支部とボス衝接部との距離は大きく、Ｌ型レバーの軸支
部とベールアーム係合部との距離が小さくなってベール
アーム反転復帰時の衝撃は一層軽減され、この棟内げり
反転方式の特性を更に向上できると共にその構成も極め
て簡易で、しかも作動も円滑確実に行われる優れた特徴
と実用性を有するものである。
第１図は本考案の一部切欠正面図、第２図及び第３図は
夫々本考案の縦断側面図、第４図は同要部の断面図、第
５図及び第６図は夫々同要部の平面図、第７図及び第８
図は夫々同要部の底面図、第９図は本考案の分解斜面図
である。 １・・・・・・ローター、３，４・・・・・・取付腕、
５・・・・・・ベールアーム、６・・・・・・先端取付
金具、７・・・・・・基端取付金具、８・・・・・・発
条、９・・・・・・支持軸、１０・・・・・・Ｌ型レバ
ー、１３・・・・・・筐体、１６・・・・・・発条、１
７・・・・・・ボス。
夫々本考案の縦断側面図、第４図は同要部の断面図、第
５図及び第６図は夫々同要部の平面図、第７図及び第８
図は夫々同要部の底面図、第９図は本考案の分解斜面図
である。 １・・・・・・ローター、３，４・・・・・・取付腕、
５・・・・・・ベールアーム、６・・・・・・先端取付
金具、７・・・・・・基端取付金具、８・・・・・・発
条、９・・・・・・支持軸、１０・・・・・・Ｌ型レバ
ー、１３・・・・・・筐体、１６・・・・・・発条、１
７・・・・・・ボス。
Claims (1)
- ローター両側に設けた取付腕に夫々ベールアームの先端
部と基端部を軸着し、ベールアーム先端部を軸着した取
付腕にはベールアームを死点を境にして釣糸捲取位置と
釣糸繰出位置の反対方向に弾発附勢する発条を装着する
と共にベールアーム基端部を軸着した取付腕の略中央部
には先端部を折曲して筐体前面に突出せしめたＬ型レバ
ーをその長手方向に沿う長孔を介して軸支し、該り型レ
バーの他端をベールアーム基端軸着部に係合して発条で
ベールアームを釣糸捲取位置方向に弾発附勢し、更に筐
体前面にはＬ型レバー先端に係合するボスを突設した魚
釣用スピニングリールのベールアーム反転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4145379U JPS5925178Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 魚釣用スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4145379U JPS5925178Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 魚釣用スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55140368U JPS55140368U (ja) | 1980-10-07 |
| JPS5925178Y2 true JPS5925178Y2 (ja) | 1984-07-24 |
Family
ID=28912079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4145379U Expired JPS5925178Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 魚釣用スピニングリ−ルのベ−ルア−ム反転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5925178Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-30 JP JP4145379U patent/JPS5925178Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55140368U (ja) | 1980-10-07 |
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