JPS592516B2 - 原点復帰機能を備えた自動ミシン - Google Patents

原点復帰機能を備えた自動ミシン

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JPS592516B2
JPS592516B2 JP52020630A JP2063077A JPS592516B2 JP S592516 B2 JPS592516 B2 JP S592516B2 JP 52020630 A JP52020630 A JP 52020630A JP 2063077 A JP2063077 A JP 2063077A JP S592516 B2 JPS592516 B2 JP S592516B2
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code
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sewing
sewing machine
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鷹男 真鍋
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Toshiba Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、所望の縫製用プロファイルに関するデータが
メモリ手段好ましくはROM、PROMなどの如き不揮
発性のランダムアクセスメモリに予じめそのアドレスに
対応させてメモリされており、同メモリ手段(以下記憶
媒体と称す)から逐次縫製の動作の各ステップに必要な
データが読み出され同データにもとづいてミシンテーブ
ル上で布を挟持している布押え板の移動を制御するよう
にした自動ミシンに係り、特に前記布押え板のプログラ
ム原点からの各軸方向への移動量を計数記憶する絶対値
計数手段を設けこれにより縫製途上又は縫製終了点から
前記プログラム原点への布押え板の移動を行うようにし
た原点復帰機能を備えた自動ミシンに関する。
最近に到り、ワイシャツのエリや両ブタ、ポケットなど
の縫製のためにそのプロファイルに関するデータを予じ
め記憶媒体にメモリさせておき、同記憶媒体のデータを
逐次読み出して縫製を行うようにした自動ミシン(ある
いはプロファイルシ−マ 術革新を担うものとして注目されつつある。
本出願人はこうした技術分野に貢献すべく先に特願昭5
0−125671号「自動ミシン」を出願した。
この出願にて提案されている技術思想においては、記憶
媒体中に布押え板のX.Y方向における移動量データお
よび移動方向と共に回数データを有しており、縫製用プ
ロファイル曲線上において、各針落ち位置が同じ間隔で
且つ同じ方向に配列される場合には各軸方向のパルスモ
ータに対する指令値は最初の間隔を移動させるデータを
与え更にこれを要求される回数だけくり返すようにすれ
ばよく従ってすべての針落ち位置の間隔を指定するため
に記憶媒体中のアドレスを各間隔に対応させる必要がな
く、それ故1つのプロファイルを縫製スルための記憶媒
体中のアドレスの数を大巾に減少させるものである。
本発明は上記出願の技術思想を受継いだ自動ミシンにお
いて例えばプロファイルの縫製途上で下糸が切れた場合
に一旦原点へ戻すとが又縫製プロファイルの縫製終了位
置から原点へミシン針を戻すとかの必要がありこれを自
動的に行わしめるものである。
更に又本発明においては上記原点復帰動作を行う上記自
動ミシンがいわゆる縫製プロファイルの経路中央で対称
となるようなプロファイルについてこれを効果的に縫製
することを可能にする制御装置を提案している。
以下にこうした制御装置の特徴を述べると、 その第1は、前記記憶媒体の各アドレスに対応して制御
の種類(INDEX 0F CONTROL)と称するコード領域が設けてあり、今
あるアドレスA D R(i)における制御の種類を示
すコードがミラーコード(M−CODE)を意味する場
合には記憶媒体のアドレスADR(i)を指定するアド
レス計数器に対してその計数状態をそれまでと逆にする
ように指令する。
即ちアドレスがADR(1,)、A D R<2)、・
・・・・・・・・ADR(i−1)、ADR(i殿如く
順次増していきアドレスA D R(i)でミラーコー
ドがあると次からはADR(i〜1)、ADR(i−2
)、・・・・・・・・・ADR(2)、ADR(1)の
如くアドレス計数器の計数動作を制御するものである。
第2は、前記第1の条件のもとで前記記憶媒体の各アド
レスに対応して、各移動軸の移動量のみでなくその移動
量が幾回くり返されるのかを示す回数データを与えるコ
ード領域を設けたことである。
第3は、前記第1の条件のもとて1つの記憶媒体中に相
異なる複数個のプロファイルパターンがメモリされてい
る場合、各パターンの先頭アドレスを外部より前記アド
レス計数器に対し指定することによって上述の各パター
ンを任意に指定できるものであってそのためにアドレス
選択スイッチを設けたことである。
第4は、上記第2と第3の技術思想を組み合せた技術思
想を提案するものである。
第5は、同一のパターンが1つの布押え板に複数個配置
されている場合(すなわち多数個取り)のメモリの節約
に関する技術思想であり、この場合には上述のミラーコ
ードを用いる場合と用いない場合のそれぞれについての
典型的な例が示される。
その他本願においてはプロファイルシーマに適した布押
え板の構造や同布押え板をミシンテーブル上で移動する
ためのパルスモータを含む駆動機構に関して慣性の少い
索条機構に関する詳細が示されており全体として自動ミ
シン(プロファイルシーマ)の重要な構成をなしている
以下本発明の実施例について説明しよう。
尚本発明の詳細な説明を図面により行っているが図面の
数が比較的多い(第1図〜第41図)ため各要素の番号
を以下のように区分けしである。
(I) 布押え板の駆動機構 (第1図〜第4図) 101〜119 (II) 布押え板の構造 (第5図〜第11図) 201〜243 σ旬 制御装置関係 (第12図〜第14図) 301〜501尚、第15図
以後に示されるところの第14図の各ブロックの詳細説
明においては次のような記号を用いることにする。
例えば第14図のブロック302(アドレスカウンタ)
の詳細説明であるところの第15図においては各要素記
号は02−1.02−2、の如くである。
すなわち数字302の3を除いている。(第15図参照
)又第13図以後の各図(第14図を除く)において記
号名の近くに丸で囲んだ数字の意味するところはその信
号名が入力される場合にはその信号が形成された回数の
図面番号を示し、その信号名が出力される場合にはその
信号が入力される回路の図面番号を意味しており、これ
によって各回路図の信号を関連づけるのを容易ならしめ
ている。
1駆動機構の説明 第1図は自動縫製機を示す斜視図で図中101は断面矩
形の中空なYテーブルで、このYテーブルの下面には軸
方向に切欠した開口101−1を設けている。
またこのYテーブル1010両端には一対の脚102を
下方へ突設し、この脚102の下端にそれぞれ摺動子1
03を設けている。
この摺動子103は図示しない固定部材に取着して平行
に配設した一対のYレール104に摺動自在に貫装し、
このYレール104の軸方向(第1図矢示Y)へ進退自
在に設けている。
そして105は上記Yテーブル101の中空部にローラ
106を介して進退自在(第1図矢示X)に設けられた
Xテーブルである。
即ち、このXテーブル1050両側には回転自在にロー
ラ106を設けてYテーブル101の上、下側内壁に当
接するようにし、かつ上面には一対のプーリ107を回
転自在に軸支している。
そして、このXテーブル105の下面をYテーブル10
1の下面の開口101−1から突出するようにし、この
突出部にヘッド108を取着している。
このヘッド108は一端側を上記Xテーブル105の突
出部に取着し、他端側で縫製すべき布109を挾持する
布おさえ板110′を保持するようにしている。
なおこの布おさえ板110′には縫製すべきパターンに
従って予めミシン穴用溝1io−i’が切欠しである。
なお、第2図に示す裁断面図のようにYテーブル101
および布おさえ板110′の下面には図示破線で示すミ
シンテーブル111が上記布おさえ板110′の下面が
摺接する高さに位置し、またこのミシンテーブル111
は脚102が貫通するY方向に延びる一対の平行なスリ
ットを設けている。
なおこのミシンテーブル111および縫い針、糸等を駆
動するミシン頭部112は図示しない固定部材によって
保持するようにしている。
そして、113はミシンテーブル111の下向に設けた
Yテーブル1駆動用モータ、114は図示しない固定部
材に回転自在に軸支して各Yレール1140両端部付近
に配置した4個のY軸圧プーリである。
そしてこの4個のY軸周ブー9114間に第3図に示す
平面図のように8字形に索条115を架装し、かつ対称
な位置で摺動子103に連結し、かつその途中をYテー
ブル駆動用モータ113の回転軸に巻装している。
さらに116はミシンテーブル111の下面に設けたX
テーブル駆動用モータ、117は介Yレールの端部付近
に対称に配置した一対のX軸周の第1のプーリである。
そして118は各摺動子103にそれぞれ一対づつ回転
自在に枢支した4個のX軸周の第2のプーリ、119は
Yテーブル1010両端に一対うつ回転自在に枢支した
4個のX軸周の第3のプーリである。
そして第4図に示す平面図のように一条の索条115の
一端を固定部材に連結し他端を第2のプーリ118、第
3のプーリ119を介してXテーブル105のプーリ1
07に折りかげ、さらに第3のプーリ119、第2のプ
ーリ118および第1のプーリ117を介してXテーブ
ル駆動用モータ116に巻装する。
さらにこの他端を反対方向へ導き第1のプーリ117、
第2のプーリ118、第3のプーリ119を介してプー
リ117に折りかけ第3のグー1J119、第2のプー
リ118を介して固定部材に連結するようにしている。
なおミシン頭部112およびX−Yテーブル駆動用の各
パルスモータ116,113は図示しない制御装置によ
って予め設定された所定の縫製パターンに従って駆動制
御されることは勿論である。
このような構成であればYテーブル駆動用モータ113
の回転によって索条115を介して各摺動子103には
同方向へ平行な力を与えYテーブル101をYレール1
04に沿って(第1図矢印Y)進退自在に駆動すること
ができる。
なおこのようなYテーブル101の移動時、Xテーブル
105はその第1のプーリ117と固定部材間に張設さ
れた索条の長さが変化しないので移動することはない。
またXテーブル駆動用モータ116の回転によってXテ
ーブルの一方のプーリ107側の索条115の伸退量に
等しいだけ他方のプーリ107側の索条115を退伸さ
せることができる。
したがってXテーブル105はその伸退量に応じてYテ
ーブル101の中空部内で進退駆動される。
なおこの場合もYテーブル105が駆動されることはな
い。
従って布おさえ板110′に所定の形状に裁断した布を
挾持してヘッド108によって保持する。
そしてミシン頭部112およびX、Yテーブル駆動用の
各パルスモータ116,113を所定の縫製パターンに
従って図示しない制御装置で制御して作業を行うことが
できる。
そしてミシンテーブル111の上面に露出するのはYテ
ーブル101およびヘッド108のみにすることができ
被駆動部材の重量を軽減し、駆動モータ等の形格を小型
化できる。
また、Xテーブル105はYテーブル101の中空部を
移動するようにしているので作業者の安全をはかること
ができ、しかもX、Y各テーブル1駆動用パルスモータ
116,113を固定部材に確実に固定できるために保
守、整備も容易で信頼性も高く、慣性を少くすることが
できる。
なお各パルスモータ113,116と各テーブル101
,105を連結するために用いる索条としてはワイヤロ
ープ、チェーン、ベルト等を適宜用いることができる。
以上に説明した布押え板110′の駆動機構においては
ミシンテーブル111の上面にYテーブル101および
Xテーブル105を設け、このX、Y各テーブルを1駆
動するパルスモータ116゜113などの駆動部をミシ
ンテーブル111の下面に設けてその間を索条によって
連結するようにしたものである。
したがって、構成が簡単で被駆動部材を軽量化すること
ができるものである。
布押え板の構造 第5図は本発明による布押え板の平面図である。
第1図においては布押え板110′については単に溝1
10−1′を有するものとして示した。
従って第1図においてはヘッド108と布押え板との相
対的配置や取付部の構造に関しては何ら特定されてはい
ない。
第5図〜第11図にて示される布押え板110はグレー
ディング可能な機能を有するものであり、縫い線の途中
の一部を長くしたり短か(したりする。
(例えばワイシャツのエリの形状は同じでも各種のサイ
ズ変化がある場合など)ことを要求される場合に特に適
し布押え板に関する。
第5図において201は上側の固定板、201Aは下側
の固定板、203は結合用フレームであって第1図のヘ
ッド108と図示しない取付手段により固定されるのに
用いられる。
布押え板110には上方の板材と下方の板材があり、各
々は丁番を介して片開きできるようになっており又各板
材の構成は同じようになっているので説明の都合上以下
主として上方の板材に関して説明をするものとする。
さて第5図のZ部詳細を示すところの第7図イを参照す
ると移動板204と固定板201の摺動部近傍には固定
板201上面にサラネジ205で下方より固定された長
穴部210を有するガイド部材206が配設されている
一方移動板204の摺動部近傍には前記長穴部210を
摺動する摺動部材207が取付固体され、同摺動部材2
07の上面には締付板208がサラネジ209で2ケ所
係合されている。
摺動部材207の上面はガイド部材206の上面より少
し低くなっており従ってサラネジ209を締めると締付
板208の下面がガイド部材206の上面を押圧し緊締
するようになっている。
同第7図の饋ま下方の布押え板材における移動板204
Aと固定板201Aと締緩する部分の詳細であって同図
イに対応する部分に同番号を符し且つ記号Aをつけであ
る。
同図ハは図イのD−D線断面図であって同図矢印で示す
ように締付板208とステンレス製のガイド部材206
との接触面の摩擦力を増大させる締付板208に紙やす
り211を貼りつげである。
この紙やすり211はガイド部材206の側に貼りつけ
てもよいし更に又両方の面に貼りつけてもよ(要は両接
触面の摩擦抵抗が大きくなるようにすることにある。
同図二は同図口のE−E線断面図であり同様にして紙や
すり211Aが締付板208Aの面に貼りつけである。
212はスペーサである。以上図イ220、ハ二で説明
したようにすることにより比較的薄い板と板の間の接触
面のずれに抗する力をサラネジの径は小さくても接触面
の摩擦を大きくすることによって大きくさせることがで
きる。
第5図に戻って更に説明する。第5図の220.221
は固定板201と移動板2040間の間隔板であってそ
の詳細をB−B線およびC−C線断面拡大図の第8図・
第9図にて示す。
第8図イにおいて222,226は間隔板本体であり一
体のものでもよい。
同本体222゜226の上面には本体222.226の
左右に延設した部分(以下耳部と称す)を有する結合板
224がサラネジ230にて下方より固定されており更
に前記耳部の下面には面フアスナ−227が貼りつげら
れている。
一方固定板201.移動板204の上面にも面フアスナ
−228,229が貼りつげられており両方の面フアス
ナ−227と229.227と229の結合によって間
隔板本体222,226は移動板204、固定板201
に対しずれないように結合されることになる。
同図口はイと同様な構成を示している。対応するものは
同番号を符し且つ記号Aを符しである。
第9図イにおいて間隔板本体226.234の下面には
磁気シート片232.233がそれぞれ貼りつけられて
おりその下には縫合される一方の側の布235が示され
ている。
線りは針の中心を示す。
236は針落ち用の溝であって、間溝は間隔板本体22
6、および磁気シート片232と、間隔板本体234お
よび磁気シート片233とで形成されている。
Npには磁気シート片233A、232A上に他の布2
35Aが示されている。
再び第5図に戻って説明する。
同図において丁番237,238などの断面がA−A線
断面拡大図を示す第6図イに示される。
第6図イにおいて丁番237には上側の固定板201が
サラネジ204aにより図示のように締結され結合用フ
レーム203がサラネジ203b、ナラ)203aによ
って固定されている。
同様に下側の固定板201Aがスペーサ201bを介し
てサラネジ201aにより締結されている。
201cはスペーサである。
第6図口は縫い始めのスタート点位置確認を行う場合に
用いられる小穴240(第5図、第10図口参照)とミ
シン本体に取付けたピン244との関係を示すものであ
る。
すなわち縫い始めのスタート位置(第5図の5TART
−P)にミシン針245を位置決めする場合針245を
溝236の幅方向と縫い線方向に関して設定するために
針245と一定の距離に設けたピン244が布押え板1
10上の小穴240へ挿入されたとき針245が溝23
6の5TART−P直上に位置されるように小穴240
の位置が選ばれている。
この詳細については後に動作説明のところで述べる。
再び第5図に戻って説明する。溝236、小穴240を
囲む点線は磁気シート片242であって布235.23
5Aの縫い線付近を上下から押圧している。
溝236の外側にある小穴239は予じめ縫合用に裁断
された布235.235Aを簡単に所定の位置へ置くた
めの位置決め用ピン穴であり、又小穴240は前述した
縫い始め位置確認用の穴であってその詳細をそれぞれF
−F線およびC,−G線断面拡大図を示す第10図口参
照にて説明する。
第10図イにおいて布押えの下側の固定板201A、磁
気シート片242Aに瞬間接着剤で固着したピン251
は上側の固定板201、磁気シート片242に孔けられ
た小穴239へ突出しており布235゜235Aを図の
如く位置決めしている。
同図口においては固定板201、磁気シート片242に
孔げられた小穴240へは布押えのミシンテーブル上で
の始点をチェックするために用いられることは第6図口
で既に説明した。
第10図は第5図における間隔板本体226゜234の
長さが零の場合であってこの場合には結合板241の下
面には全面にわたり面ファスナーが貼りつげられている
間隔板220.221を上述のように面ファスナーによ
り構成することによってその取りつげ取りはすしの作業
が容易になりそれに要する時間も極めて短時間で済むこ
とになる。
以上説明したように移動板に固定されている締付板と固
定板に固定されているガイド部材とをサラネジを離脱さ
せることなく単に緩めるだけで摺動可能にできるので作
業が従来の方式に比べ大巾に向上する。
更に又締付板とガイド部材の接触面に紙やすりを介在さ
せて接触面の摩擦を増大しているのでサラネジの締付力
が少なくても「ずれ」に対しては大きな抵抗を生ずるよ
うになっている。
制御装置 第12図に示す表は記憶媒体としてPROM(Prog
rarnmable Read 0nly Memor
y )を用いた場合間FROMヘメモリされているデー
タの名称、その配置を示すものである。
すなわち、FROMを3個用いそれぞれ FROM(1)、(2)、(3)とし各FROMのビッ
ト数は8ビツトでありFROM(1)のビット番号1〜
4の領域を制御の種類(INDEX 0F CONTROL)と称する。
さらにFROM(1)のビット番号5,6の領域をコン
トロール信号と称する。
同様にしてFROM(1)のビット番号1はX方向の移
動の「向き」を示す。
FROM(1)のビット番号8とPROM(2)のビッ
ト番号1〜3はX方向の移動量データを2進数で示しこ
の4ビツトにより最大15パルスまでメモリされること
が可能である。
さらにFROM(2)のビット番号4はY方向の移動の
「向き」を示し、5〜8はY方向の移動量データを示す
P ROM(3)のビット番号1〜8には回数データが
メモリされ、ビット1〜4と5〜6とを区分することに
よってB CD (B 1nary CodeDeci
mal )形式で最大99までメモリ可能である。
以上各FROM(1)、(2)、(3)の各ビット番号
に対応した出力信号名をD11〜D18.D21〜D2
8.D31〜D38で示しである。
以上の出力信号群D11〜D38は、FROM(1)、
(2)、(3)が1つのアドレスに対応して読み出し可
能な状態されるようになっているので結局1つのアドレ
スを指定することによって出力信号群D11〜D38が
与えられることになる。
上記の制御の種類は備考欄に示すようにDll。
D12.D13.D14のビット状態はすなわち制御の
種類のコードがooooの場合はD17〜D38にある
テークをよみ出す(Read 0ut)ように指示する
又コードが0001〜1101の場合は、後述するミラ
ーコード(M−CODE)を意味しており、あるアドレ
スiにおいて同コードがよまれるとD17〜D38は読
み出されることなくアドレスi−1が指定されアドレス
の進みを逆転させるようになっている。
Dl5.Dl6は同コードの場合いづれか1方を1にし
ておく。
こうすることによって糸切りをさせない。
前記コードが1110の場合はオプショナルストップコ
ードと称し、このとき操作盤上のオプショナルストップ
スイッチがONのときにはアドレスの進みを停止させて
マニュアル操作に切換えられる。
前記オプショナルストップスイッチがOFFの場合は次
のアドレスに進められる。
前記コードが1111の場合はスI・ツブを意味してお
り、例えば1つの縫製パターンの縫製終了位置を指令す
るアドレスのところに用いる。
更にコントロール信号D15=1はミシン針の高速縫い
、D16=1は低速縫いを示しDl5−〇で且つDl
6=0のときはミシン針の上死点停止を指令するもので
あり糸切り信号5C(−〇)を与えるものである。
第13図にはFROM(1)、(2)、(3)の入力ア
ドレスと出力信号群の関係が示されている。
さて第14図は本発明による自動ミシンの制御装置のブ
ロック図である。
同図において301はアドレス選択スイッチであってア
ドレスカウンタ302に対し任意のアドレスを与えるよ
うになっている。
即ちSLO〜SL7なる8つのビットによってアドレス
カウンタ302の出力であるビットAO、AI 、A
3 、A4 、A5 、A6 、A7を設定するもので
ある。
307はアドレスゲートであって、アドレス選択スィッ
チ3010ビツト信号SLO〜SL7をアドレスカウン
タ302ヘセツトする指令信号AC3を発する。
303はFROMであって3つのPROM(1)、(2
)、(3)から形成されておりアドレスカウンタ302
の8ビツトの出力AO〜AIによって各FROMのアド
レスが指定され同アドレスにメモリされている出力信号
群D11〜D38が外部へ読み出し可能な状態にされる
ようになっている。
304はミラーコード(同コード)を設定するMコード
選択スイッチであって、この場合0001〜1101で
最大13種類までの同コードを設定可能である。
305は同コードを設定するミラーコード選択スイッチ
304で設定された同コードの各ビットとPROM30
3の制御の種類を示すコードのピッ)−Dl 1 、D
l 2 、Dl3 、Dl4との一致をとる一致回路で
あって一致がとれた時、ミラーコード一致信号Mをアッ
プダウン条件ケート306へ送り、同ゲート306から
はアドレスカウンタ302の計数動作を逆に、すなわち
ダウン側にするものである。
又タイミングパルス発生器308から与えられる信号T
1はアドレスカウンタ302がUP又はDWNの状態で
計数するときの計数パルスを形成するものである。
ここでアップ側とはアドレスカウンタ302の計数、す
なわち8この出力のビットをA7 、A6 、A5 、
A4 。
A3 、A2 、AI 、AOの順にして2進数表示し
た場合、その値が増大する計数動作をいい、又ダウン側
とはその値が減少するような計数動作をいう。
この切換操作は後にアドレスカウンタ302の具体的回
路(第15図)で示される。
それ故信号UP、DWNはアドレスカウンタ302の計
数動作をそれぞれアップ側、ダウン側の状態にあること
を示している。
又信号OIFはY座標軸方向の向き(D24’)を反転
させるために用いられる。
309はデコーダで゛あってPROM303中の制御の
種類のコードD11〜D14を解読(デコード)するも
のであって同コードが第1表の(1)の場合同信号oo
ooはタイミングパルス発生器308へ与えられ、つい
で、PROM303の出カビソトDI8〜D23 、D
25〜D28゜D31〜D38がそれぞれX指令カウン
タ311、Y指令カウンタ312、回数カウンタ313
へ設定されるためのセット用信号00・T2がタイミン
グパルス発生器308から与えられるようになっている
第1表の(2)の場合はオプショナルストップコード1
110を表わしており同コード信号1110はアドレス
ゲート307へ与えられている。
この場合オプショナルストップスイッチのON。
OFFの状態を示す信号O8によってアドレスを進める
か停止するかが定められる。
前記第1表の(3)の場合はストップコード1111を
示し、このストップコード信号は前記アドレスゲート3
07およびアップダウン条件ゲート306へ与えられて
おり同アドレスゲー1−307からはこのストップコー
ド信号1111によって信号CLST 、AC8が発せ
られ、信号CLSTはタイミングパルス発生器308と
アドレスカウンタ302へ、又信号AC8はアドレスカ
ウンタ302とアドレス条件ゲート310へ与えられる
ように址っている。
(但しAC8はAdressCounter S e
tの略、CLSTはC1earorStartの略)。
第1表の(4)の場合はミラーコードを示しておりこれ
によってアドレスゲート307から信号TOがタイミン
グパルス発生器308へ与えられるようになっている。
前記アドレスゲート307へは更にデコーダ309から
信号111が入力されている。
(111はオプショナルストップ又は1111の場合を
示す)以上の他にアドレスゲート307へは信号TCO
T(下糸完了信号)、ST(スタート押ボタンスイッチ
信号)、O3(オプショナルストップスイッチ信号)、
TC(糸切れ検知信号)、爾(糸切り待ち信号)、CL
(クリア信号)、5W1(テスト用駆動スイッチ信号)
が入力され、信号NC0T(、電磁カウンタ計数パルス
)、5TF(スタート押釦を押したときパルス状に出る
信号)およびテ「(クリアの反転信号)が出力されるよ
うになっている。
308はタイミングパルス発生器であって位相の異なる
クロックパルスCP1.CP2を発生すると共にアップ
ダウン条件ゲート306に信号T1を与える。
又信号TOをアドレスゲート307から受けている。
この信号TOは、今アドレスカウンタ302のアドレス
がiでその計数動作がUP側にある場合においてそのア
ドレスiにおける制御の種類を表わすコードが予じめミ
ラーコード設定スイッチ304に設定したMコード(0
001〜1101)の中の1つであるときに前記アドル
スの値をi−1へ戻すための計数指令を与える場合と、
前記スイッチ304に設定してない他のMコードのとき
は直ちに次のアドレスへと更にアドレスを進める(アッ
プ側、ダウン側いづれの場合にも)ための計数指令を与
える場合との両方の役目をしている。
この信号TOは第19図で信号T1を形成している。
但しT1はTO以外の信号によっても形成されており全
体としてアドレスを1つ進める指令信号となっている。
更にタイミングパルス発生器308へはアドレス条件ゲ
ート310からアドレスカウンタ302のアドレスを進
める(アドレスアップ状態、ダウン状態のいずれの場合
においても)指令用信号AUとアドレスを進めないでデ
ータをよみとる指令用信号DRが入力されている。
(AUはAdress Up、 DRはData Re
adである)今、制御の種類を示すコードがデータコー
ドがooo。
の場合において、信号AUが与えられるとタイミングパ
ルス発生器308は前記信号T1によってアドレスカウ
ンタ302のアドレスを進め、又信号DRが与えられる
と、はじめに信号T2・CPlが発せられてのち、次の
クロックCP2においてPROM303出力のテ゛−夕
D18〜D23゜D25〜D28すなわちX、Y方向の
移動量がカウンタ311,312ヘセツトされるための
セット信号00・T2(00・T2はデータコードoo
ooの状態で且つ時刻T2のときであり、T2はクロッ
クCP2と同期されている信号である)が与えられるよ
うになっている。
前記信号T2・CPlは後に詳しく述べるがここではカ
ウンタ311,312の計数をDDA(第14図)(D
igital Differential Ana
lyzer )を用いるときの最初のクロックパルスと
して用いられるという説明にとどめてお(。
310はアドレス条件ゲートであってタイミングパルス
発生器308からのクロックCP2の他に、アドレスゲ
ート307からパルス信号AC8が入力されている。
更に又、カウンタ311と312が共にカウントアウト
したとき1、となる信号coxyおよび回数カウンタ3
13がカウントアウトしたときの信号co 、coが入
力されている。
出力信号としては前述した信号AU 、DRの外に信号
NIMが回数カウンタ313へ与えられている。
この信号NIMはカウンタ311,312が共にカウン
トアウトしたとき与えられ(第18図参照)回数カウン
タ313を減算させるのに用いられている。
鎖線で囲まれた部分すなわちアドレスゲート307、タ
イミングパルス発生器308、アドレス条件ゲート31
0からなるGATEは結局のところその果す機能を次の
ように要約することができる。
(1)GATEにはデコーダ309により解読されたP
ROM303の制御の種類を示すコード(D11〜D1
4)とカウンタ31L312のカウントアウト信号co
xyおよび回数カウンタ313のカウントアウト信号c
o 、coがそれぞれ入力されている。
(2)GATEはアドレス選択スイッチ301のデータ
SLO〜SL7をアドレスカウンタ302ヘセツトする
信号すなわちアドレスカウンタセット信号AC8をその
外部へ与えている。
(3)GATEはアドレスカウンタ302の内容をリセ
ジトする信号CLSTを外部へ与えている。
(4)GATEはアドレスカウンタ302の計数を進め
る(UP、DWNのいづれの場合でも)ための信号T1
を与えている。
(5)GATEはカウンタ311,312に対し、デー
タD18〜D23、(Dl9.D20は無)D25〜D
28のセット指令用信号00・T2を与え、又回数カウ
ンタ313に対し減算パルスNIMを与える。
以上(1)〜(5)がGATEの主な機能である。
314はコントロール回路であってデータD15 、D
16が入力されており、又同コントロール回路314は
ミシンヘッド(第1図の112)およびその他のアクチ
ュエータを含む駆動部分315(但し布押え板110の
駆動系は除()と太い矢印で示すように相互に信号のや
りとりを行っている。
335はコントロール回路314と前記駆動部315の
インターフェイスを示すもので第27図にその詳細を示
す。
316は布押え板駆動用の送りパルスFPCの発生部で
あって、カウンタ311がカウントアウトしていないと
き、すなわちcox=oとき送りパルスFPCはケート
317を通ってオーバーフローパルス0VFXとなりゲ
ート320へ与えられると共に同パルス0VFXはカウ
ンタ311へも与えられカウンタ311の値を減するよ
うになっている。
同様にしてFPCはゲート318を介してカウンタ31
2に対してもオーバーフローパルス0VFYが入力され
ておりゲート321へは0VFYが与えられている。
上述した鎖線で囲まれた部分と同じ機能を行わせるため
第21図にはDDA方式で演算を行わせるための詳細回
路が示されている。
前記ゲート320にはデータD17(X方向の向きを示
す)が入力されX方向の+、−の2種類の送りパルスX
F P P 、 XFMP (X FeedPlus
Pu1se 、X Feed Minus pul
se )がゲ−1−328へ与えられている。
同パルスXFPP。XFMPはX方向のアブソリュート
カウンタ324にも入力されている。
同図ではXFPPはAXUPに又XFMPはAXDNに
対応している。
このカウンタ324は縫製動作が終了したとき又は縫製
途中で糸が切れた場合、PROM303の指令と関係な
くただちに布押え板110がプログラム原点へ戻ること
を可能ならしめるために縫製中の布押え板110のプロ
グラム原点からの移動量をアブソリュート方式で記憶す
るようになっている。
原点復帰指令用ゲート334は原点復帰指令信号ORG
又はストップ信号1111によって、前記ゲート320
への入力信号0VFX、Dl 7を阻止し代わりに信号
AXSGNと、信号XFPB 、ACOXをゲート32
2を介して入力させるようになっている。
ここで信号XFPBはX軸に関するプログラム原点復帰
用パルス発生器326からの送りパルスであり、信号A
COXはアブソリュートカウンタ324がカウントアウ
トしていないときACOX=1を意味する。
更に信号AXSGNはアブソリュートカウンタ324の
計数値の正、負を判別する信号である。
同様なことがY軸に関しても示される。
即ちゲート321はゲート320に対応しており、カウ
ンタ325はカウンタ324に、ゲート323はゲート
322に、パルス発生器327は326に、そして信号
AYSGNはAXSGNに、ACOYはACOXに、Y
FBPはXFBPにそれぞれ対応している。
尚ゲート333は排他的論理和 (EXCLUSIVEOR)であってMコードが与えら
れ一致信号Mが出たときPROM303にメモリされて
いるY方向のビットD24を逆にするようになっている
この意味は後に動作説明のところで明らかになろう。
ゲー)328.329はマニュアル操作スイッチ319
を介して与えられる送りパルスMFPと前記XFPP
、XFMP又はYFPP 、YFMPとを切り換えるも
のである。
330.331はX、Y軸用のパルスモータドライブ回
路、116,113はX、Y軸用のパルスモータである
336は送りパルス発生器、316,327゜332を
発生する回路を示しその詳細を第29図に示す。
尚原点復帰動作に関してY軸用とY軸用のパルス発生器
を326と327との如く分けであるのは第1図のプロ
ファイルシーマのX軸方向の方が一般に縫製距離が長い
ためにY軸方向より速いパルス周波数の送りパルスXF
PBによって布押え板110のX軸方向の移動を早める
ためでありXFPBをYFPBと同じにしてもよい。
339はクリア信号CLの発生部であり信号ACOUT
、σ[下が入力されている。
信号ACOUTはACOX=ACOY=Oすなわちアブ
ソリュートカウンタ324.325の内容が共に零にな
ったとき(原点復帰したとき)■、となる信号、CLB
はクリア押釦を押したときCLB=0となる信号である
以上で制御装置のブロック図(第14図)の説明を終え
たので次に各ブロックの詳細回路を順次説明する。
各ブロックの詳細回路 第15図はアドレスカウンタである。
同図において02−1.02−2は4ビツト2進カウン
タ(例えばTI社のSN74193 )である。
カウンタ02−1.02−2のロード端子LDには信号
AC8が接続されており、アドレス選択スイッチ301
の出力ビットSLO〜SL7が各A、B、C,D端子に
接続されている。
そして信号AC3−〇(常時は1)のパルスが与えられ
ているとカウンタ02−1の出力端子QA+QB +Q
c IQDにはSLO、SLl 、Sb2 、Sb3が
、又カウンタ02−2の出力端子QA 、QB 、Qc
QDにはSb4 、Sb5 、Sb2 、Sb2が現わ
れこれらがアドレスカウンタ302の出力ビツト信号A
O〜A7を形成している。
カウンタ02−1のカウントアツプ側端子UPには信号
UP(アップダウン条件ゲート306からの)が又カウ
ントダウン側端子DNには信号DWNがそれぞれ接続さ
れている。
又カウンタ02−1のボロ一端子BRがカウンタ02−
2の端子DNに、そしてキャリ一端子CRが端子UPに
それぞれカスケード結合されている。
カウンタ02−1.02−2のクリア端子CLには信号
CLSTが接続されており、信号CL又はスタート信号
5TARTが与えられるとクリアされAO〜A7はOと
なる。
信号DWN、UPは常時1であってカウンタ02−1.
02−2がすなわちビットAO〜A7をA7 、A6
、A5 、A4 、A3 、A2 、AI 。
AOの順に並べこれを2進数表示とみなした場合にこの
値が増大するように計数を行わせるには信号UPが12
.から°“02.となるようなパルス状信号を与えれば
よく、又減少するように計数を行わせるには信号DWN
が“12.がら“′02.となるようなパルス状信号を
与えればよい。
第16図はデコーダ309、一致回路305の詳細回路
である。
同図の一致回路305において05−1は4ビット入力
信号の比較器(例えばTI社の5N7485)であって
端子AO〜A3とBO〜B3の各ビットが等しいとき一
致信号(A=B)がNANDゲート05−2へ与えられ
る。
304はミラーコード(Mコード;Ml 、M2゜M3
、M4 )選択スイッチでその出力が比較器05−1
のB側端子に接続されている。
A側端子AO〜A3にはPROM203の制御の種類を
示すコードのビットD14.D13゜Dl2 、Dl
1が接続されている。
前記NANDゲート05−2には更に PROM303のコードビットD11〜D14が000
1〜1101 (Mコード)なるときの信号が入力され
ていてインバータ05−3で反転され一致信号Mを形成
している。
更に、デコーダ309においてNANDゲート09−1
にはDll 、D12.D13が人力され出力信号11
1をつくる。
この信号111=0となるのはD11〜D14が111
0(オプショナルストップ)又は111.1 (ストッ
プ)のときである。
NORケ−1−012が成立するのはD11〜D14が
ooooであって、このときは移動量データD18〜D
23(D19.D20は無い)、D25〜D28、およ
び回数データD31〜D38を各カウンタ31L312
,313へ読み出させるための指令として用いられる。
09−3.09−4.091,09−9はインバータ、
09−5.016はNORゲート、09−7はNAND
ゲートグーある。
(尚以下NORゲート、NANDゲートという用語は単
にケートと称す)ストップコード信号1111、オプシ
ョナルストップコード信号1110、Mコード信号00
01〜1101、データコード信号ooooが上述の各
ゲートを経て与えられることは容易に明らかである。
第17図はアドレスゲート307の詳細回路である。
同図においてストップ信号5TP1は、ストップ押釦信
号STP又は糸切れが起きたときの信号TCがグー1−
07−1に入力されインバータ07−2を介してゲート
07−3への一方の入力となり、又信号11 ]、が同
同一−ト 7−3への他方の人力となり形成されている
信号「7丁−1は制御の種類のコードがストップコード
又はオプショナルストップコードでないときである。
スタートパルス信号STFは、ミシンの下糸完了信号T
COTがインバータ07−4で反転されスタート押釦信
号STを有効ならしめるべくゲート07−5へ人力され
ている。
ゲート07−7にはテスト用のスイッチ5W1(常時閉
)と信号ACOUTとが入力されており、今SW1を開
にしておくと、信号ACOUT (アブソリュートカウ
ンタ324゜325が共にカウントアウトしたとき12
.となる)−1となる毎にグー1−07−6出カー1と
なる。
(このときはスタート押釦は押さなくてもよい)ゲート
07−6の出力がOから1に変わる状態でグー1−07
−9の出力はインバータ07−8とそれに続く時定数回
路d(抵抗とコンデンサによる)とによってパルス状の
信号STFが与えられるようになっている。
信号STは押釦STBが押されたときのみ1となるので
信号STFは常時■であり5T=1のときにマイナスの
パルス波形となる。
前記パルス信号STFはインバータ07−10を通りゲ
ート07−11へ入力され、又オプショナルストップコ
ード信号1110が同ゲート07−11へ入力されてグ
ー1−07− 力を形成している。
同グー)0’1−24の他方の入力はゲート07−23
から与えられゲート07−24の出力とMコード信号(
0001〜1101)とがゲート07−25に入力され
て信号TOを形成している。
この信号TOは第19図の信号T1の一部を形成するも
のである。
又前記グー) 07− SCFは糸切り待ち信号であって、ミシンの針が上死点
に保持される必要がある場合、(例えば縫わないで布押
え板110を移動させるとき)糸切り(注:糸切れでは
ない)を行う間の一定時間を指定するものである。
信号O8はオプショナルストップスイッチがONのとき
’1..OFFのとき′02.となる信号でインバータ
07−19を通ってゲート07−23へ与えられる。
又1110はオプショナルストップコード信号でインバ
ータ07−20、時定数回路d、ゲート07−21、イ
ンバータ07−22を通ってグー)07−23へ与えら
れる。
従ってゲート07−23が成立するとオプショナルスト
ップコード1110が与えられたときゲート07−23
出力にマイナスのパルスが出るようにしである。
結局信号TOはオプショナルストップコードが与えられ
且つオプショナルストップスイッチがOFFのとき(O
8=0 )およびMコードが与えられたときにアドレス
カウンタ302の計数を1つだけ進めるためのパルス信
号T1を形成するために用いられる。
又布押え板110に対し、1回の縫製動作を始める毎に
信号匣下下がストップコード111.1−〇の状態でグ
ー)07−12へ与えられ更に単安定マルチ(Mono
−mul 1tivibrator)回路07−14
へ入力されており、同回路07−14の出力として信号
NC0Tが形成されている。
同信号は縫製の回数を計数する信号として用いられる。
前記ゲート07−12出力は又インバータ07−13を
通ってアドレスカウンタセット信号AC8となる。
その他アドレスゲート307の出力信号としてはクリア
信号CLの、インバータ07−15による反転信号CI
と、クリア又はストップコード信号のいづれかが与えら
れた場合1になる信号CLSTがゲート07−18から
与えられている。
インバータ07−16、時定数回路d、ゲート07−1
7はストップコード信号1111をパルス化するもので
グー+−07−18へ入力されている。
第18図はアドレス条件ケートの詳細回路である。
同図においてフリフロ10−1のクロック端子には信号
coxyが与えられている。
この信号は第14図に示されるようにX、Y軸方向のカ
ウンタ311,312が共にカウントアウトしたときに
与えられるものである。
フリフロ10−2の出力端子Qからの信号NIMは常時
1であって信号coxyがあるとマイナスのパルスが出
るものでありこの信号NIMは回数カウンタ313の減
算用パルスとして用いられる。
グー+10−3へは回数カウンタ313からのカウント
アウト信号COと信号coxyとが入力されインバータ
10−4、ケート10−7、ゲート10−11を経て信
号AUを形成している。
この信号AUは第19図に示すようにアドレスカウンタ
302のアドレスを1つ進めるよう指令するためのタイ
ミングパルス信号T1を形成するのに用いられている。
フリフロ10−14,10−15はフリフロ10−1、
10−2と同様に接続されており信号TSすなわち針落
ち検知信号があるとフリップフロップ10−15の端子
算からゲート10−16へはマイナスのパルスが与えら
れゲート1〇−16を経てゲート10−7、10−8へ
入力されている。
又信号NCTは信号下否と逆の状態を示すミシン針停止
信号であってミシン針の上下動が停止されている場合N
CT=Oである。
この信号NCTはゲート10−16、ゲート10−9,
10−10に与えられており、縫製(SEWING)L
ないで布押え板110を移動させる場合にも信号AU、
DRを発生させるために入力されているのである。
尚ミシン針停止のとき針は上死点にある。信号C石がC
Oと同様にグー1−10−5、インバータ10−6、ゲ
ート10−9、ゲート10−12を通り信号DR(Da
ta Read )を形成している。
この信号DRは回数カウンタ313がカウントアウトし
ていない状態でPROM303の出力データD18〜D
23 、D25〜D28をカウンタ31L312ヘセツ
トするように指示する信号である。
信号AC3=1は信号DRの成立条件の1つとなってい
る。
又信号UDPは布押え(ミシンヘッドに取付けられ布地
を押えるもので布押え板110とは別のもの)が上死点
停止しているときOとなる信号である。
更に信号SCFは糸切り待ち信号である。
第19図はタイミングパルス発生器308の詳細回路で
ある。
同図において発振回路08−19からのピルスがフリフ
ロ08−20に入りゲート08−22を経てクロックパ
ルスCPIが形成され又ゲート08−21、インバータ
08−23、グー)08−24を経てクロックパルスC
P2が形成されている。
又、上方のフリフロ08−L08−2によって信号TO
が、クロックパルスCP2と同期したパルス状信号に整
形されゲート08−6に与えられるとグー1−08−6
の出力信号T1がパルスとして現われる。
この信号TOによるパルス信号T1によってアドレスカ
ウンタ302がその計数状態を1つ進めることは前に述
べた。
又ゲート08−6には信号AUがゲート08−3フリフ
ロ08−4.08−5を経て入力されており同信号AU
によってアドレスカウンタ302の計数を進める信号T
1が形成されている。
信号ASPはストップ釦を押したとき又は位置制限スイ
ッチLSをONしたときに与えられる信号である。
信号CLEAR=OとなるのはCLST=1又はフリフ
ロ08−14がQ=1となりゲート08−7が成立し、
出力−〇となるときであり、このフリフロ08−14の
Q=1となるのはゲート08−12へパルス信号T1が
入ることによってインバータ08−13を経てクロック
入力するときで・ある。
尚このときゲート08−11はDR−〇 (AU=1
)ASP=Oであるのでゲート08−11の出力−1と
なってゲート08−120成立条件を形成している。
フリフロ08−15の出力T2はクロックパルスCP1
とゲート08−16へ入力され信号〒7てで1]−を形
成している。
この信号CLEAR−〇は第21図においてカウンタ3
7−2.37−15.37−6のクリアパルスとして用
いられる。
信号00・T2はデータコード信号ooooと、グー1
−0818の出力(T2)とが入力されるゲート08−
17の出力として与えられる。
第20図はアップダウン条件ゲート306の詳細回路図
である。
同図においてフリップフロップ06−1のJ、に端子に
はストップコード信号1111と第16図の一致回路3
05から与えられる一致信号Mとが入力されており出力
端子Qからはインバータ06−6を通して信号01Fが
出ている。
この信号01Fは第23図に示すように排他的論理和(
EXCLUSIVE OR)ゲート333への一方の
入力となっている。
ゲート06−3はアドレスカウンタ302の計数用信号
T1を、信号01F=Oの状態のときに通す(Q=0な
ので)ゲートであつは、反転ストップコート信号(IN
VER3E 5TOPCODE)1111=1の状態
でゲート06−5を通りアドレスカウンタ3020カウ
ントアツプ状態での計数パルス信号UPを形成している
又ゲート06−2はQ=Oの状態でパルス信号T1を通
し、インバータ06−4を通ってアドレスカウンタ30
20カウントダウンの状態での計数用パルス信号DWN
を形成している。
結局信号T1のアップ側からダウン側への切換えは、一
致回路305からの一致信号Mによって行われる。
第21図は第14図のDDA337の部分の詳細回路図
である。
同図において37−1.37−14は4ビツトバイナリ
全加算器(FULLADDER)、37−2.37−1
5は4ビツトパラレルアクセスシフトレジスタ(4BI
TPARALLEL ACCESS 5HIFTR
EGISTER)であってこれらは例えばTI社の5N
7483.5N74195により構成されることができ
る。
37−6は4ビツトアツプダウンカウンタ(4BIT
UP DOWN C0UNTER)であって例え
ばTI社の5N74193で構成されることができる。
同DDA337において、タイミングパルス発生器30
8からのクリア信号CLEAR=0が与えられるとカウ
ンタ37−6の出力ピットQA +QB IQc tQ
DはOになりグー)37−7の出力であるカウントアウ
ト信号coxy=1となる。
これによってゲート37−9の出力=0となり送りパル
スFPCはゲート37−9を通るのを阻止されている。
そして、上述のようにゲート37−9出カー〇であるの
でゲート37−10において信号T2・CP1=Oのパ
ルスがインバータ37−13を経てシフトレジスタ37
−2.37−15ヘクロツクとして与えられる。
次のクロックパルスCP2で信号00・T2−0がカウ
ンタ37−6のLOAD端子へ与えられると同カウンタ
37−6の端子A。
B、C,Dにはインバータ37−4を経て論理1がセッ
トされる。
この入力端子の論理状態は直ちに出力端子QA +QB
?QCIQDに反映されるのでゲート37−7の出
力coxy=oとなり、送りパルスFPCがグー) 3
7−9での阻止から解放されて通過し更にグー)37−
8を経てカウンタ37−6のダウン側DOWN端子へ入
力され減算が行われる。
又、パルス信号T2・CPlが1個与えられたあとはグ
ー)37−10はゲート37−9の出力(FPC)を通
しこれがシフトレジスタ37−2.37−15へのクロ
ック信号入力となる。
ゲート37−3.37−12は全加算器 (FULL ADDER)37−1.37−14のキ
ャリーを受けてそれぞれオーバーフローパルス信号0■
FX、0vFYとなる。
カウンタ37−6は結局そのカウントダウン端子DOW
Nへ15個のパルスが与えられるとカウントアウト信号
C0XY= 1を出す。
一方全加算器37−1 (以下37−14も同様)には
PROM303からのデータD18.D21゜D22.
D23がそれぞれA4、A3、A2、A1端子に与えら
れており、前述した如く最初クリア信号CLEAR=0
によってシフトレジスタ37−2の出力端子QA +Q
B IQc 7QDが0にされた状態でクロックパルス
T2・CPlによって全加算器37−1の出力Σ1.Σ
2.Σ3゜Σ4がシフトレジスタ37−2の端子A、B
、C。
Dヘシフトされる。
以下クロックパルスがゲート37−10から与えられる
ごとにその直前の全加算器37−1の出力Σ1〜Σ4が
シフトレジスタ37−2の端子A、B、C,Dへ入力さ
れるようになっている。
結局信号CLFAR=0以後最大で16個のクロックが
シフトレジスタ37−2へ入力されるとD18〜D23
02進数値の個数のキャリーがゲート37−3へ与えら
れることになる。
(ここで最大のときとはD23=D22=D21 =D
18=1のときである。
)今、例えばDi 8=0、D21=1、D22=0、
D23=1とするとA1−1、A2−0、A3−1、A
4−0で2進数表示の数はA4.A3.A2.A1−0
101で5である。
この数値5に対しキャリーが5個でることを示すと次の
ようになる。
丸印で囲んだのはキャリーである。
以上のようにしてY軸方向に関しても全加算器37−1
4、シフトレジスタ37−15を演算させているので、
結局各軸毎最大]5までの任意の数値が移動量データビ
ットD18〜D23゜D25〜D28によって与えられ
るとその数値に対応した個数のオーバーフローパル70
VFX。
0VFYが与えられるわけである。
又信戻OXYはオーバーフローパルスが出なくなったと
き1となるわけである。
インバータ3γ−11は信号00・T2を反転し第22
図におけるLOAD信号として用いられる。
第22図は回数カウンタ313の詳細回路図である。
同図において13−1.13〜2は4ビツトアツプダウ
ンカウンタ(4BIT UPDOWN C0UNT
ER)で例えばTI社の5N74192を用いている。
同カウンタ13−1には回数データのうちデータピッ)
D31〜D34すなわちBCD表示における2ケタの数
値(00〜99まで)のうち10のくらいの数値が各端
子り、C,B、Aへ入力され、又カウンタ13−2には
1のくらいの数値を与えるデータピッH)35〜D38
が各端子り。
C2B、Aへ人力されている。
又信号CLSTがクリア端子へ入力されている。
又カウンタ13−2のダウン側端子DWNにはアドレス
条件ゲート310からの減算パルス信号NIMが入力さ
れており、更に又カウンタ13−1のダウン側端子DW
Nがカウンタ13−2のボロ一端子BRにカスケード結
合されている。
ゲート1:3−3,13−4は各カウンタ13−1.1
3−2の出力がOになったとき出力1となるものでその
ときグーN3−5が成立しインバータ13−6を経てカ
ウントアウト信号COが与えられている。
ゲート13−7は各カウンタ13−1、13−2の入力
端子へ与えられているデータビットD31〜D34 、
D35〜.D38をローディングする信号を与えるもの
でカウントアウト信号COと信号00・T2によりそれ
ぞれ入力されている。
第23図は第14図のゲート320,32L334の詳
細回路である。
同図においてゲート34−1にはストップコード信号1
111と原点復帰信号ORGとが入力されインバータ3
4−2を経て2つの信号をゲート320.321および
ゲート222,223へ与えている。
従って、信号0RG=1の場合だけでなくゲート34〜
1へのストップコード信号1111−]、 (1つのパ
ターンの縫製が終了すると与えられるようになっている
)によっても原点復帰が行われる。
ゲート320において、ゲート20−1はX軸方向の移
動の1向き」を示すビットD17によって負の方向指令
を与えるゲートである。
ゲート20−2はX軸層パルスモータ116が正の方向
へ1駆動されるべ(オーバーフローパルス0VFXを与
えるものでありグー) 20−5を経てゲート20−8
へ入力されている。
同ゲート20−8の出力は2つに分けられ、信号XFP
P(X FEED PLUS PULSE)は第
25図に示すようにX軸パルスモータ116を正方向に
回転させる。
又信号AXUPは第24図のアブソリュートカウンタ3
24のアップ側へ入力されている。
グー)20−3はX軸層パルスモータ116が負の方向
へ駆動されるべくオーバーフローパルス0VFXを与え
るものでありゲート20−6,20−7を経てゲート2
0−9へ入力されている。
同グー) 20−9の出力は2つに分けられ、信号XF
MP(X FEED MINTJSPULSE)は
第25図に示すようにX軸パルスモータ116を負方向
に回転させる。
又信号AXDNは第24図のアブソリュートカウンタ3
24のダウン側端子DNへ入力されている。
ゲート222はインバータ34−2の出力と原点復帰動
作時のX軸周送りパルス信号XFPB・X軸用アブソリ
ュートカウンタ3240カウントアウト信号ACOXが
入力されている。
同ゲート222の出力1となるのは原点復帰信号0RG
−1のとき又はストップコード信号1111=1の場合
であって且つACOX=1すなわちアブソリュートカウ
ンタ324がカウントアウトしていないときに送りパル
スXFPBをグー)20−12゜2(1−11へ与える
ようになっている。
信号AXSGNは第24図に示すようにアブソリュート
カウンタ324の最高位の出力ビットであってアブソリ
ュートカウンタ324の値が正のときO1負のとき1で
ある。
この信号AXSGNはゲート20−12と、インバータ
20−10を経てゲート20−11へ入力され同ゲート
20−11゜20−12の出力がゲート201,20−
9へ与えられ信号XFPP 、AXUPおよびXFMP
AXDNが与えられるようになっている。
Y軸関係のグー)321.223も上述のX軸関係と同
じ構成であって、ただ異なる点はY軸方向の移動の「向
き」を示すデータビットI)24が信号01Fと排他的
論理和ゲート333へ入力されている点である。
同ゲート333の出力は信号01 F=Oのときすなわ
ち第20図で一致信号M−1が発生するまでは信号D2
40ビットと同じであり信号M=1が与えられた以後は
信号D240ビットを逆にするようになっている。
すなわちミラーコードにより一致信号が発せられるとそ
れ以後のY軸方向のPROM303のデータD24のビ
ットを逆にする作用をしている。
第24図はX軸、Y軸用のアブソリュートカウンタ32
4,325の詳細回路図である。
同図において24−1,24−2.24−3はカスケー
ド結合された4ビツトアツプダウンカウンタ(4BIT
’UP DOWN C0UNTER)で例えばTI
社の5N74193で構成されている。
ゲート24−4.24−5.24−6は各カウンタ24
−1.24−2.24−3の出力ビットにより人力され
ておりゲート2j$−7からは信号ACOXが出力され
ている。
グー) 24−7が成立する(ACOX=0 )のは各
カウンタ24−1〜24−3がカウントアウトした状態
のときである。
同様なことがY軸に関してもカウンタ24−8〜24−
10ゲート24−11〜24−13ゲート24−14に
よって構成されており、ゲート24−16には信号AC
OX、ACOYが入力されて信号ACOUTを形成して
いる。
従って信号ACOUT=1となるのはカウンタ324゜
325が共にカウントアウトしたときである。
又、カウンタ24−1.24−11には第23図の出力
信号AXUP 、AXDNとAYUP 、AYDNが入
力されている。
第25図はグー)328.329の詳細回路図である。
同図においてマニュアル操作部319からは各軸の正、
負指令信号とマニュアル送りパルスMFPがそれぞれゲ
ート281.28−3゜29−1.29−3へ入力され
ている。
ゲート28−2.28−4には第23図のゲート320
からの正負の送りパルスXFPP、XFMPがそれぞれ
入力されており出力パルス信号xpp(xPLUS
PULSE)、XMP(X MINtJSPULSE
)を形成している。
同様にしてY軸に関してもゲート29−2,29−4か
らの出力パルス信号YPP、YMPが形成されている。
第26図はクリア信号CLを形成するイニシアライズ3
39の詳細回路である。
同図においてクリア信号CLはゲート39−7出力であ
り同ゲート39−7にはアブソリュートカウンタ324
゜325のカウントアウト信号ACOUTがインバータ
39−1 、時定数回路d、ゲート39−2を経てパル
ス化された後入力されている。
又クリア押釦信号CLBがインバータ39−3を経て一
方は更にインバータ39−5に到り、又他方はモノマル
チ39−4に入力され一定時間の後インバータ39−6
を経てゲート39−7に入力されている。
すなわちクリア信号CL=1となるのは信号ACOUT
=1のときとCLB=Oのときである。
前記モノマルチ39−4は例えばTI社の5N7412
3で構成されている。
第27図、第28図は第14図のコントロール回路31
4を含むインタフェイス部335の詳細回路である。
第27図においてゲート35−1にはミシン針停止運転
切換スイッチ(ミシン針運転のとき0となりミシン針が
上下動される)信号NSTとフリフロ35−7のセット
信号Qすなわち原点復帰信号ORGとが入力されている
今前記切換スイッチをミシン針停止側にするとN5T−
1となり、信号ORGの有無にか又わらずグー)35−
1の出力−〇はインバータ35−2、ゲート35−3を
通りゲート35−4の出力は1となる。
従ってミシン針停止信号NCT=0が与え −られ同時
にNCT=1がアクチュエータに与えられる。
この信号NCT=0はミシン針停止を意味し第18図の
アドレス条件ゲート310へ入力され信号AU、DRを
形成している。
同様にして原点復帰信号0RG=1のときもNCT=0
となる。
ゲート35−3へは他にインバータ39−49を経て自
動サイクル信号AUTOが入力されている。
前記ゲート35−3の出力=1となるのは自動サイクル
であり信号0RG=O且つ信号N5T=0(ミシン針運
転;針は上下動する)の場合であつて前記ゲート35−
4は上記ゲート35−3の出力−1のときグー)35−
11、インバータ35−12を経て与えられるコントロ
ール信号のピッ)Dl5.Dl6を有効ならしめている
以上を要約すると原点復帰信号ORG又はミシン針停止
信号NSTが1のときにはグー) 35−3出カー〇で
あるのでインバータ35−12の出力−1すなわちD1
5=1、又はD16=1の如何を問わずミシン針停止信
号NCT=0が与えられる。
又信号N5T=O(ミシン針運転の状態で)且つ0RG
=00場合にはゲート35−3出カー1となるので、イ
ンバータ35−12出力=1すなわちDl5.Dl6の
いづれかが1のときに、ゲート35−4が成立しNCT
=0.NCT=1でミシン針運転状態となる。
通常の自動縫製のときにはN5T=0 (ミシン針運転
)にされる。
次に、前記原点復帰信号0RG=1となるのは、グー)
35−5への入力信号のうち原点復帰押釦からの信号0
RGR=1のときで且つ反転(INV ER3E)ス
トップコード信号1111−1、フリフロ35−36の
Q=1のときである。
すなわちオプショナルストップやストップコードがない
ときで、原点復帰押釦を押したとき0RG=1となる。
又信号i 11 i=oの場合にはフリフロ35−1の
Q=0で0RG=0であるが第23図に示すように信1
111=1のときには0RG=Oであっても自動的に原
点復帰動作指令が与えられることはすでに述べたとおり
である。
更にゲート35−34にはインバータ35−49の出力
と信号111が入力されており、従って自動サイクルA
UTO=1であればゲート35−34の出力−1であっ
てグー)35−35へのストップ信号5TP1 =0を
有効ならしめている。
尚この信号5TP1 =0となるのは第17図に示され
るように111=1すなわちストップコード信号又はオ
プショナルストップコードでなくて、糸切れが起きたと
き(TC=1)あるいはストップ押釦により信号5TP
=1の場合である。
フリフロ35−36は同ゲート35−35の出力−1に
より出力Q=1となりゲート35−5、インバータ35
−6を経てフリフロ35−7のセット条件を形成してい
る。
又フリフロ35−36の入力端子Kにはグー)35−4
0を経てスタート押釦を押したとき与えられるスタート
信号5TF=’0が入力されており、これによってフリ
フロ35−36の出力Q=1となりゲート35−43に
入力され同様にしてフリフロ35−42の出力Q−1も
ゲート35−43に入力されている。
ゲート35−43の出力=Oはフリフロ35〜45のJ
端子へ、又インバータ35〜44を経てに端子に与えら
れ同フリフロ35 i 5の出力Qがフリフロ35−4
6の端子Jと排他的論理和ゲート35−47とに与えら
れている。
従って同ゲート35−47の出力にはスタートパルス信
号S T F = 1から5TF=0となるときにクロ
ックCP2と同期した1個のパルスが生じ同様に5TP
l=1から5TP1=0となるとき又は信号LS=1の
とき1個のパルス発生する。
これらのパルスがモノマルチ35−48へ入力されると
その出力Q=1が一定時間持続されるようになっている
モノマルチ35−48の出力Qはゲート35−27で信
号D15を通す。
又その間出力Qはゲート35−37を成立させフリフロ
35−38の端子に=1とする。
従って同フリフロ35−38の出力Q=1はゲート35
−22およびゲート35−24,35−25の成立条件
を形成している。
これらフリフロ35−38、モノマルチ35−48の役
割は次のようである。
即ち信号N5T=0であってミシン針がDl5−1、D
l 6=oで高速縫いが指令されている場合スタート押
釦からの信号5TF=0が与えられるとモノマルチの(
フリフロ)35−48の出力Q=1が一定時間持続され
この間ゲート35−27が成立し同グー) 35−27
の出力=Oとなりゲート35−22出カー1、グー)3
5−14出カー〇、ゲート35−16出カー1、インバ
ータ35−17出力L1−0となりミシン針高速指令H
NSPはOとならない。
(第28図参照)そして、その代わりゲート35−29
出力=1、ゲート35−30出カー〇、インバータ35
−31出力=1、ゲート35−32出カー〇、インバー
タ35−19出力LNS=1となりミシン針低速指令が
与えられることになる。
上記持続時間が経過したときには信号L1−1、LNS
=OとなりDl 5=1が有効になるのである。
以上のことはミシン針高送運転状態においてストップ信
号5TP1=0、又はLS=1が与えられた場合に信号
L1−1、信号LSN=Oの状態からLl−0、LSN
=1の状態に移り一定時間経過後ミシン針は停止する。
すなわちミシン針の運転をスロースタート、スローダウ
ンを行わしめるものである。
ミシン針高速指令ビット信号D15=1が与えられると
同時量はゲート35−11、インバータ35−12を経
て(NST = 01oic=oのときゲート35−3
出カー1であるので)信号NCT=1となると共に、ゲ
ート35−27が成立しく=0)ゲート35−22の出
力−1、ゲート35−14の出カー〇ゲート35−16
の出力−1、インバータ35−17の出力信号L1−0
、LNS=1となって前述した如く一定時間、低速運転
後L1=1、LNS=0となり第28図のミシン針高速
運転駆動信号HN S P =Oを与える。
但し信号APDは布押えの下降限(縫製時APD=1)
信号である。
この状態ではインバータ35−18の出力信号5C=1
である。
(信号5C=Oのとき糸切り指令を出す) 同様にして信号DI5=1(ミシン針低速指令)の場合
にはグー1−35−11を経てNCT=1となり、ゲー
ト35−25出カー〇、ゲート35−26出カーl、イ
ンバータ35−28出カー〇、ゲート35−29出力=
1、ゲート35−30出カー〇、インバータ35−31
出カー1、ゲート35−32出カー0、インバータ35
−19出力信号LNS=1となりミシン針低速指令とな
る。
ゲート351.35−10はそれぞれミシン針が高速、
低速時の針落ち検知信号でミシン針が布から抜き出て直
後に与えられる信号TSH。
TSLによって入力されグー)35−9を経て第18図
のアドレス条件ゲート310への針落ち検知信号TS=
Oを形成している。
又前記グー)35−15出力は時定数回路dを経てモノ
マルチ35−39へ入力されており、その端子Q、Qか
ら糸切り待ち信号SCF、SCFが与えられている。
又ゲート35−33、インバータ35−61を経て信号
L2が与えられる。
同信号L2は布押えを上昇させる信号APP−〇を形成
する。
(第28図)更に又、スイッチSW2はONにされると
グー)35−20出カー1となり信号D15=1であっ
ても低速指令となる。
(テスト用に用いる)第28図はインタフェイス部33
5のパワ出力回路の詳細である。
同図において信号’14Nsp=00ときミシン針は高
速運転を行う。
35−50゜35−53.35−56はフォトカプラー
(PHOTOC0UPLER)と称される絶縁方式のゲ
ートで信号L1−00ときトランジスタ35−51を導
通させオープンコレクタ方式のトランジスタ35−52
のコレクタの論理ビットを1すなわちHNSP=1とす
る。
信号L2−0あるいはNC0T=1の場合も同様でそれ
ぞれAPP=1、CPL=1を与える。
信号NC0T=1は縫製作業が1回終了する毎に与えら
れ、電磁カウンタの計数用パルスCPLを形成している
又35−59はパワICでストロークエンド信号LS(
第27図)が与えられるとストロークエンド表示信号L
SLを形成する。
同様に下糸完了信号TCOTが与えられ石と下糸完了表
示信号TLを形成している。
第29図は各送りパルスFPC、YFPB。
MFPの発生回路の詳細である。
同図においてカウンタ36−3,36−6.36−8.
36−9は10進カウンタであって、例えばTI社の5
N7490で構成されている。
グー)36−4にはクロックパルスCP1とカウンタ3
6−3には1/10に分間されたパルスが入力されイン
バータ36−5を経てさらにカウンタ36−6で1/1
0に分周されゲート36−7を経てそのパルス信号(ゲ
ート36−1の出力)がカウンタ36−8とグー)36
−12へ人力されている。
カウンタ36−8ではさらに1/10に分周したパルス
がカウンタ36−9で更に1/loK分周されグー)3
6−11へ人力されている。
今、信号DFB=Oであるとゲート36−12は成立せ
ず又、インバータ36−10の出力−1であるのでゲー
ト36−11の出力パルスがゲート36−13を通って
送りパルス信号FPCとなる。
送りパルスFPCの周波数はクロックパルスCPIのパ
ルス周波数をfとすると(1/10000)fである。
信号DFB=1の場合にはケート36−11は成立せず
逆にグー)36−12が成立するのでゲート36−7か
らのパルスが送り・SルスFPCとなる。
このときのパルス周波数は(1/100)fである。
この信号DFB=00ときには布押え板110’(第1
図)又は110(第5図)の溝110−1’(第1図)
又は236(第5図)をFROM303にメモリされて
いるX、Y軸に関する移動量データさらにX、Yの移動
の向きのビットD17.D24を読み出すことによって
例えば溝の切削加工を行うための送りパルスとして用い
られる。
このときミシンヘッド112(第1図)には工具例えば
エンドミルやモータを取付げて溝加工するようにしてい
る。
この実施例の更に詳細については特願昭51−1961
9号、名称「布押え板の加工部を備えた自動縫製機」を
参照されたい。
更に第29図のグー) 36−2はカウンタ36−8か
らの計数出力とインバータ36−1出力(AUTO)と
テスト用スイッチSW2からの信号が入力されている。
従って、マニュアル操作による送りパルスMFPはスイ
ッチSW2がOFFでAUTO=Oの場合に発生される
又原点復帰動作の際のY軸方向送りパルスYFPBが前
記カウンタ36−8からの1/2計数出力として与えら
れている。
このときの周波数は(1/200)fでありMFPの周
波数も同じである。
スイッチSW2がONの場合又はAUTO=1の場合に
は信号MFP=1でパルスは出ない。
上記スイッチSW2は第27図のSW2と同一のもので
あり説明の都合上第29図にも記載したものでありその
機能については第27図のところで説明した。
尚第29図には原点復帰動作させる場合のX方向の送り
パルス発生部326(第14図)が無いが、その理由は
本実施例においては第1図に示されるX、Y座標系を有
する自動ミシンにおいてX方向の原点復帰動作をY軸方
向のそれより速く行わせるため別のパルス発振回路を備
えているからであって、同回路は図示しないが例えば第
19図の08−19と同様な無安定マルチ(ASTAB
LE MULTIBIVERATER)で構成しその
発振周波数を抵抗、コンデンサで適宜設定しである。
第30図は第19図に示すタイミングパルス発生器30
8の主な信号のタイムチャートを示す。
第31図は縫製プロファイルの対象がワイシャツのエリ
である場合の例であってプロファイルラインと直交する
短かい線分は針落ち位置を示す。
又説明の都合上例えば点P1から点P5に到る針落ちの
数は実際の場合より少なくした。
同図において、点POはプログラム原点の位置で、この
位置は第1図又は第5図の布押え板110′又は110
がミシンテーブル上でミシンヘッドと干渉しない位置と
なるよう選定されこの位置で縫製用布の布押え板110
への取りつげ、取りはずし作業が行われる。
点P1は縫製の開始点であり同じプロファイルを縫製す
る際、初回の縫い始めにおいてミシン針が点P1の直上
に位置されるよう第6図口で説明された操作を行う。
点P9.P11.P13はその点位置のアドレスにおい
てミラーコードが設定されるものである。
実際の縫製は矢印αの方向に進められるものとする。
又第1図の座標系X、Yと対応するように第31図には
X、Y方向が図示の如く定められている。
又右側の点P 1’、 P 4’、 P 5’、 P
7’などは左側の位置P1 、P4.P5.P7などに
対応している。
点P1からP4までと点P4からP7までおよび点P7
からPI3までは直線とし、点P1〜P3の間はミシン
針に対し布押え板110の移動を−X方向に4パルス+
Y方向に12パルス(但し1パルスは0.2 mmとす
る)の合成量として縫いピッチが定められているものと
する。
以下同様にして点P3とP4の間の縫いピッチは である。
父上記各点間の縫いピッチのくり返し回数は図中の短い
線分で分割された間隔の数である。
第32図は第31図に示されたプロファイルを縫うため
にPROM303にメモリされているデータを示す。
同図の詳細な説明は次の動作説明のところで行う。
動作の説明 次に主として、第1図〜第11図、第14図、第31図
、第32図を参照して動作の説明をする。
令弟2図に示されるミシンテーブル111上には第31
図のプロファイルを縫製すべく第5図に示す布押え板1
10が移動可能にヘッド108へ取付げられているもの
とし、同布押え板110には布が配置され第31図に示
すようなプロファイルを縫製するものとする。
第5図の布押え板1100間隔板本体226の長さは金
弟31図に示す場合に対応した長さのものが結合されて
いるものとする。
(すなわち点P13までの場合) 最初の布押え板110への布の挟持作業はミシン針が第
31図のプログラム原点PO近傍に位置する状態で行わ
れる。
布押え板110への布の取付が終了したらクリア押釦を
押すと制御装置がイニシャライズされる。
(CL=1のパルスが与えられる) 令第14図でアドレス選択スイッチ301にはアドレス
1が設定されており、又ミラーコード設定スイッチ30
4には第31図の点P13に対応するミラーコード00
11が設定されている。
スタート押釦によりスタートパルス信号5TF=0が与
えられるとアドレスカウンタ302は信号CLSTによ
り一旦リセットされる。
これによりアドレスカウンタ302の出力ビットAO〜
AIはOにされる。
従ってPROM303は0番地が指定され、第32図の
アドレスO番地のデータD11〜D38をよみ出し可能
な状態にする。
デコーダ309により制御の種類DIl〜D14がスト
ップコード1111であることがデコードされると第1
7図に示すように信号AC8=0が与えられアドレスカ
ウンタ302はアドレス選択スイッチ301に設定され
ているアドレス1をセットする。
従ってPROM303に対するアドレス指定はアドレス
1となる。
この状態でアドレスカウンタ302への信号DWN、U
Pをみると、第20図に示すように前のストップコード
1111が与えられた状態ではフリフロ06−1のQ=
1(従って01F=O)Q=0なのでゲート06−2、
従ってインバータ06−4出力である信号DWN=1(
T1の有無にか〜わらず)、ゲート06−5の出力信号
UPは、1111=Oであるのでグー)06−3へのT
1の有無にカーわらず1である。
次にアドレスカウンタ302にはアドレス選択スイッチ
301からの設定値1が与えられるとアドレス1の制御
の種類はooooであるので前記ゲート06−5への信
号1111=1となり信号Tl (T2・CPl)が与
えられるとゲート06−3の出力はT2・0210間だ
げ1となりグー)06−5が成立し、信号UPはそのと
き負のパルス波形となる。
これによってアドレスカウンタ302はアップ側へ1つ
進められる。
以後同様にして信号Mが来るまで信号T1によりアップ
側へ計数パルスが与えられることになる。
第32図に示すようにPROM303のアドレス1には
制御の種類ooooであるのでデコーダ309からタイ
ミングパルス発生器308へノデータコード信号000
0によって同パルス発生器308からはカウンタ311
,312,313へ信号00・T2が与えられる。
又DDA337には信号T2・CPlが与えられる。
一方FROM303には、D24=1、D25〜D2B
=1111、D31〜D34=OO11、D35〜D3
8=0000であるので−Yの方へ15パルス移動する
パターンを30回くり返すためのデータがメモリされて
いるのでこの場合カウンタ311には01カウンタ31
2には15、カウンタ313には30がそれぞれセット
されることになる。
従って布押え板110はミシンテーブル111上でミシ
ン針に対し相対的に負の方向(−Y)すなわち点POか
ら点P1の方へ移動される。
回数カウンタ313がカウントアウトすると(CO=1
)7ドレスがアップ側に1つ進められアドレスカウンタ
302は2を指定する。
アドレス2には制御の種類1 ]−10であってこれは
オプショナルストップコードである。
初回の縫製のときはオプショナルストップスイッチがO
Nにしであるのでミシンは停止し手動操作によりミシン
針が始点P1の直上に位置するように操作を行う。
この操作を容易にするために第6図口に示すように布押
え板110上の縫製開始点確認用穴240ヘピン244
を挿し込むと、ミシン針245は縫製開始点P1の直上
に位置付げされている。
次いでオプショナルストップスイッチをOFFにする。
再びスタート釦を押すとアドレス3に進められる。
アドレス3ではD11〜D14はO,D16=1、D3
8=1であるので布押え板110は移動せず低速でミシ
ン針245が1回−上下動する。
次いで針落ち検知信号TS=0がミシン針245が布か
ら抜は出た直後に与えられ、アドレスが1つ進められる
アドレス4ではD15=1、−Xの方へ4パルス、十Y
の方へ12パルスの移動パターンを14回くり返す指令
が与えられているのでミシン針245は高速縫いであり
点P3まで縫う。
点P3の位置で針245が布から抜は出た直後に針落ち
検知パルス信号TS−〇が与えられアドレスが更に1つ
進められる。
アドレス5にはD15=1、D17=1、−X−2パル
ス、+Y=6パルスの移動パターンヲ1回行うよう指令
される。
以下同様にしてアドレス8まで来る。
アドレス8には+X−15、Y=O1の移動パターンを
6回くり返す指令が与えられている。
これによって点P9まで縫製が行われると次にアドレス
9が指定される。
アドレス9にはD11〜D14は0001のMコードが
ある。
今ミラーコード設定スイッチ304には0011なるコ
ードが設定されているので一致信号Mは出す従ってアド
レスは更に1つアップ側へ進められる。
このアドレスを進めるのは第17図、第19図における
パルス信号TOによって与えられるパルス信号T1であ
る。
次のアドレス10では+X=8、Y=0なる移動パター
ンが3回くり返すよう指令される。
点P11が縫い終ると信号〒悶−0により次のアドレス
11へ進ム。
アトし/ス11はMコード0010であってやはり一致
信号Mは出ず従って更にアドレスが進められる。
次のアドレス12には→−X=8パルス、Y−〇、の移
動パターンを5回(り返すよう指令される。
点P13の縫いが終り信号TS=Oが与えられるとアド
レスが1つ進められアドレス13となる。
同アドレス13にはMコード0011があるので一致信
号Mが与えられアップダウン条件ゲート306の計数出
力はUPからDWNに変わり、又信号01FはOから1
になる。
従って次のアドレスは再びアドレス12が指定される。
信号01F=Oの状態の場合、すなわちアドレス1→1
3へと進められていたときには第14図の排他的論理和
ゲート333の出力論理はD240ビット記号と同じで
ありFROM303にメモリされている指令どおりの「
Y方向の向き」が指令される。
しかし01F=1になるとD24のビットすなわちY軸
の移動方向に逆にされてパルスモータ113へ指令され
る。
さて前記アドレス12が指定されると点P11′まで前
述と同じ縫製が行われ点P11′を縫い終えると信号T
S=0によりアドレスが1つ進められる(12かも11
になる)。
同様にしてアドレス8までの指令による縫製が行われる
点P13からPγ′に到るY軸の移動データはD24=
0、D25〜D28=0であるのでD24=0が信号0
1F=1により反転されても影響しない。
点P7’でTS=0になるとアドレス7が指定されメモ
リの十X=7パルス、−Y=1パルスがよみ出される。
しかし乍らこのときD24−1且つ01F=1なのでY
軸に関しては−Yは+Yに変換される。
以下同様にして点P6′→P4’→P3’→P2’→P
1′にまでいたる。
点P1′での針落ち検知信号TS=0が与えられるとア
ドレスは3になり低速でその位置でもう1回針落ちが行
われる。
これによってアドレスが2となるがオプショナルストッ
プスイッチOFFにされているので更にアドレス1とな
る。
同アドレス1にはD5−D16=0であるのでミシン針
は上死点に停止したま又でY方向に−Y−15、X−0
の移動パターンを30回くり返す指令が与えられる。
このとき01F=1により−Yは+Yに変換される。
従って布押え板110はミシン針に対し+Yの方へすな
わち点P1′から点PO’へ移動する。
点PO′の位置で回数カウンタ313がカウントアウト
信号COを与えるとアドレスが更に1つ進められる。
従ってアドレス0となり同アドレス0ではストツプコー
ド1111である。
従って第23図に示すようにゲート34−1出カー〇、
インバータ34−2出カー1となりゲート320,32
1は原点復帰用の送りパルスXFPB、YFPBを通し
出力パルスAXDNを与えて点POへ布押え板110を
ミシン針に対し相対移動させる。
アブソリュートカウンタ324.325はプログラム原
点POからの送りパルスXFPP、XFMP。
YFPP、YFMPを逐次弁別計数しており点PO′に
到るまでのその計数値は次のようになる。
点P13から点PO′に到る経路の合計は点POから点
P13へY方向のみ逆にすればよいから結局点PO’(
X、Y)=(+271+271、−277+277)=
(+542.0)となる。
従って点PO′の位置ではアドレスカウンタ324は+
542、アドレスカウンタ325はOとなっている。
点PO′まで移動して前述したようにストップコード1
111がよみ出されると第23図のゲート34−1の出
力=0、インバータ34−2の出力−1であり、更にA
COX=1(カウンタ324は0でないので)ACOY
=0 (カウンタ325はOである)且つAXSGN=
Oであるのでゲート222(第23図)が成立(−原点
復帰用の送りパルスXFPBが与えられグー)20−1
2を通ってゲート20−9の出力即ちパルス信号AXD
N。
XFMPが与えられる。
これにより布押え板110は点po’から点POへ移動
されACOX=Oとなるとこの移動は停止される。
尚Y方向に関してはゲート323が成立しない(ACO
Y=0)ので送りパルスは与えられない。
ACOY=ACOX=Oになると信号ACOUT=1に
なり第27図に示すようにフリフロ35−7をリセット
にしその出力Q=0となる。
又、アドレスカウンタ302は前記点PO′でのストッ
プコード1111によりリセットされる。
プログラム原点POに戻ると縫合された布がとり出され
2回目の縫製のため別の布が挿入される。
実際の作業では布押え板110を少(ともA、Bの2個
用いてAで縫製している間に他のBに布を挟着しておい
て、縫製が終ったらBをAと取り換えるようにして作業
をす又めている。
上述した縫製動作の例ではミラーコード選択スイッチ3
04にMコード0011をセットした場合を示したがM
コードを0001又は0010をそれぞれセットした場
合にはアドレスカウンタ302はそれぞれアドレス9又
はアドレス11で折り返すことは容易に理解されよう。
又上述した動作例では点PO′まですなわちアドレスが
0→13→0まで経過した場合には自動的にプログラム
原点P〇−戻るようになっているが、例えば任意の縫製
位置で下糸が切れたりした場合にはその位置で布押え板
110およびミシン針の上下動が停止される。
この場合にすみやかにグロダラム原点へ戻すためには原
点復帰用押釦を押すと信号0RGR=1 (第27図)
が与えられ0RG=1となり第23図のゲート34−1
がストップコード1111の場合と同様に成立し原点復
帰動作が行われる。
この場合はその停止位置から点POへ直接移動する。
又この移動中において第27図のゲート35−1出力は
0RG=1のためグー) 35−4出力NCT=1とな
りミシン針は上死点停止である。
尚第32図においてアドレスカウンタは他のプロファイ
ル用のデータであってもしアドレス選択スイッチ301
をアドレス15に設定されると信号にσ茗=0のときア
ドレス0から直接アドレス15へ移される。
第33図は本発明の基本的技術思想すなわちアドレスの
数を少なくすることを更に拡張した場合に適用される縫
製対称の例である。
同図においてイ〜へはポケットの縫製プロファイルであ
って各各は同一の形状のものとする。
二、ホ、へはX方向に同一間隔lで配置されているもの
とし、Y方向には変化ない。
イ220、ハ同−間隔1′であるがハがY方向にずれて
いるとする。
(1〆■′とする)このような場合において今もし二、
ホ、へのみを縫製する場合であれば点Q1からQ2、Q
2からQ3、Q3からQ4、Q4からQ5までの経路に
関するデータをFROM203へメモリしておいて点Q
5でミラーコードを設けておけば点Q5からQ6.Q7
.Q8までの縫製が可能である。
但し点Q3とQ4の間はD15=D16=0としミシン
針を上死点にしたま又移動させるようにしである。
しかるにイ220、ハ二、ホ、へを1つの縫製パターン
例えば二の点Q1からQ2を経てQ3に到る第1のデー
タと点Q3〜Q4、点Q6〜Q7、点Q8〜Q14、点
Q13〜Q12および点Q11〜QIOの各スキップ(
SKIP)部分の移動データで構成される第2のデータ
とによって行うことは第32図の方式ではできなかった
がこれを可能にしようとするものである。
又更に上記第1のデータをミラーコードを用いて点QI
からQ2までのデータとしてもよい。
第34図はそのための制御ブロックが第14図の一部を
追加修正することによって実現されていることを示す。
同図において304′は第14図のミラーコード設定ス
イッチ304,305’は一致回路305にそれぞれ対
応しており、401はスキップコード設定レジスタ、4
02は一致回路、403は切換回路であって、同切換回
路403は今あるプロファイルを縫製する場合、同プロ
ファイルに対応するPROM中のアドレスの中にミラー
コードが1つでも含まれていてミラーコード設定スイッ
チ304′でその中の1つが設定された場合にはスキッ
プコードD11〜D14とが一致し且つそのときのアド
レスカウンタ302の計数状態がダウン側にあるときの
みスキップ一致信号SKを出すようになっており、アッ
プ側にあるときには信号SKは出ない。
逆に又、そのプロファイルに対応するPROM中のアド
レスの中にミラーコードがない場合、従ってミラーコー
ド設定スイッチ304′を設定しない場合にはスキップ
コードとD11〜D14が一致し且つアドレスカウンタ
302の計数状態がアップ側にあるときのみスキップ一
致信号SKを出す。
信号MLはミラーコードが設定されているとき“′15
.である。
切換回路403からの出力信号U1はアドレスカウンタ
302の計数状態がアップ側のとき1、ダウン側のとき
Oである。
同様に出力信号D1はアドレスカウンタ302の計数状
態がアップ側のときO、ダウン側のとき1である。
さて第34図の一致回路402には制御の種類を示すコ
ードD11〜D14が一致回路305′と同じように与
えられており前記切換回路403からの信号U1又はD
lによってスキップ一致信号SKの発生が支配される。
一致回路402からのスキップ一致信号SKはスキップ
コード設定レジスタの内容を加算する(減算する)よう
になっている。
第35図には第34図の一致回路402、切換回路40
3の実施例を示す。
同図においてレジスタ401にはDll。
Dl2 、Dl3 、Dl4に対応した順にS K 1
SK2 、SK3 、SK4の各ピットからなるスキッ
プコードが設定される。
一致回路402において比較器402−1(これは第1
6図の05−1と同じものでよい)の入力端子A3〜A
Oには前記スキップコードSK1〜SK4が入力され、
又入力端子B3〜BOには制御の種類のコードD11〜
D14が入力されている。
比較器402−1の出力COMは入力端群A、Bの各端
子の対応するビットが全て同じとき信号COM=1とな
る。
インバータ402−2とS−Rフリフロ402−3のセ
ット側入力には、ミラーコード設定スイッチ304′に
一つのミラーコードが設定されているときML=1とな
る信号がそれぞれ入力されている。
又ANDゲート402−4にはフリフロ402−3の出
力Q、切換回路403からの信号D1および比較器40
2=1の出力COMが入力されている。
又、ゲート402−5にはフリフロ402−3の出力頁
、切換回路403からの信号U1および比較器402−
1の出力COMが人力されている。
ゲート402−4,402−5の各出力はORゲート4
02−6へ人力されスキップ一致信号SKとなる。
切換回路403において、アップダウン条件ゲート30
6からアドレスカウンタ302(第14図、第15図、
第20図参照)への信号DWN、UPがそれぞれインバ
ータ403−1,403−3を経てフリフロ4012゜
403−4の入力端子Jへ入力されている。
又各フリフロ402−3,403−2,403−4はア
ドレスカウンタセット信号AC3によってリセットされ
るようになっている。
前記スキップコードSKI 、SK2 、SK3 。
SK4はこの実施例では例えば次のように定めるものと
する。
即ち制御の種類を示すコードの中でミラーコードは第1
2図に示すように0001〜1101013種類である
今説明の都合上、上記コードのうち7つのコード をスキップコードとして用いるものとし のみをミラーコードとして用いるものとする。
全信号ML=00場合にはゲート402−5が成立する
ので、切換回路403への最初のパルス信号UPによっ
てフリフロ4014はセントされ信号U1−1となり比
較器4021からの一致信号COM=1が与えられると
グー)402−5の出力ば1となりスキップ一致信号5
に=1となる。
尚レジスタ401にはスタート信号STFが入力されて
おりこのパルス信号STFによりその内容が加算される
ようになっている。
ML=1の場合にはゲート402−4が成立し、やはり
スキップ一致信号SK1が与えられるようになっている
スキップコードは第33図中の各同−パターンイ〜への
間の部分の移動を指令する(ミシン針は上死点停止)も
のであるのであるアドレスにおいてスキップコードのあ
とに続くビットはD15=0、Dl 6=0 (ミシン
針上死点指示)、DI7〜D38にはX、Yの移動量や
回数データがメモリされており、従ってスキップコード
はデータコゝ−ドooooと同じようにデコーダ309
で処理されなげればならない。
第36図には上記したことを実現するため第16図のデ
コーダ309の一部を変えた回路詳細を示す。
同図において、上の図は第16図のデコーダ309のミ
ラーコード信号およびデータコード信号の発生部、下の
図は上の図へグー)Gl、G2゜G3を追加した図であ
る。
インバータ09−9の出力はミラーコード信号0001
〜1101を示しており(上の図)、これをゲートG1
ヘビシト信号D11と共に入力することにより同ゲート
G1の出力はミラーコードの最初のビットDI 1=1
であるとき0となりインバータG2を経てミラーコード
信号(1000〜1101)となり、又グー)G3には
上図のデータコードooooの他にスキップ一致(コー
ド)信号5K(0001〜0111)が与えられたとき
にもデータを読む指令信号となる。
第37図は第33図の如く1つの布押え板501上で多
数個の同一パターン縫製をする場合にプログラム原点復
帰動作が最後のパターンを終了したときのみ行わせるよ
うにした回路であって第23図の原点復帰指令用ゲート
3340部分へ信号1111に関するゲート回路を付加
したものである。
同図において401は第34図の設定レジスタである。
34A−1はスキップコード0001〜0111のうち
実際にFROM303にメモリされているコードの最後
のものより1多いデータすなわち第38図のアドレス1
7のコード0101+1即ち0110を設定するレジス
タ、34A−2はレジスタ401と設定レジスタ34A
−1との比較器、34A−4,34A−6はJ−にフリ
フロである。
信号MULTiは布押え板501が第5図の如き1つの
パターンのみを縫製するものである場合O1第33図の
如く多数個取りする場合MULTi=1を示す信号であ
る。
比較器34A−2の出力はインバータ34A−3を経て
フリフロ34 A−4の端子にへ、又信号MULTiは
インバータ34A=5を経てフリ7034A〜6の端子
にへ入力されている。
フリフロ34A−4,34A−6の各出力Qはゲート3
41−7を通ってゲート34−8からゲート34A−9
へ与えられている。
上述の回路構成により第33図のような多数個取りの場
合、フリフロ34A−6の出力Q=1となっておりレジ
スタ401のスキップコードがアドレス17で示される
最後のスキップコード0101(第38図のアドレス1
7のDll。
DI2 、DI3 、DI 4に対応)より1多いコー
ドすなわち0110になったとき、比較器34A−2出
カー1となりフリフロ34A−4の出力Q=1となるの
でANDケート34A−1が成立しその出力−1がOR
ゲート34A−8を経てグー)34A−9へ与えられて
いる。
最後のスキップコードに対応するアドレスの次のアドレ
スにはストップコードがあるのでストップコード信号1
111=1となりゲート34A−9の出力=1がゲート
34A−10(これは第23図のゲート34−1に対応
している)へ入力されている。
又信号MULTi =0のときにもゲート34A−8出
力=1となるので信号1111がゲート34A−10に
与えられる。
MULTi=1であってレジスタ401の内容がレジス
タ34A−1と不一致のときにはゲート34A−9は成
立せず、従って原点復帰信号0RG(押釦によって与え
る)−1を与えなければ布押え板501は移動しないで
停止したま又となる。
このことは第33図でミシン針が点Q1からG4に達し
てポケット二を縫製し第1番目のスキップ(、、壱、G
3からG4まで)を終えたところで停止していることを
示す。
第38図には第33図のパターン縫製に関してFROM
303にメモリされている内容を示す。
同図ではミラーコードを用いていない場合を示し第39
図ではミラーコードを用いる場合を示す。
縫製は第33図二の点Q1を縫い始めの位置とし、以下
二→ホ→へ→イ→ロ→ハの点Q14で終了しプログラム
原点QOへ戻るものとする。
今回の主な各点位置の距離は次のようである。
(数値はパルス数で示す) 次に第38図についてその内容を説明する。
このメモリプログラムを実行するときにはアドレス選択
スイッチ301をはじめ1にセットしアドレスカウンタ
の計数値1に対応させる。
又このプログラムにおいてはミラーコードがないので第
34図の信号ML=0である。
又、スキップコード設定レジスタ401には最初111
1を設定する。
この4つのビットは第35図のレジスタ401において
次のように対応している。
さて令弟33図に示す5個のポケットパターンの溝を有
する布押え板501をミシンテーブル上に配置し第1図
のX、Yパルスモータ116゜113により移動される
ようにする。
同布押え板501の各ポケットパターンイル二への縫製
布を5組挟着するため布押え板501はミシン針がプロ
グラム原点QO近傍に位置するように移動させ、上記布
の挟着作業を行う。
次いでオプショナルストップスイッチをONにしクリア
押釦CLBにより制御装置の各素子をクリアする。
スタート押釦によりパルス信号U〒丁=0が与えられる
と、上述したレジスタ(第35図の401)の内容はo
oooとなる。
又アドレスカウンタ302は一旦リセットされ、そのと
きのアドレスはOである。
そし、てFROM303の各アドレスには金弟37図の
データがメモリされているものとするとアドレスOはス
トップコード1111であるのでこの信号1111によ
りアドレスカウンタ302は信号AC8=0 (アドレ
スゲート307から与えられる)によってアドレス選択
スイッチ301の設定値1がシフトされセットされる。
FROM303のアドレス1にはX=0、+Y方向に1
5パルスの移動パターンを8回(り返すよう指定されて
いるので(制御の種類はoooo)布押え板501は図
の座標系においてミシン針に対し点QO近傍から+Yの
方へ120パルス分だけ移動する。
(15パルス×8回−120) 回数カウンタ313がカウントアウト信号C〇−1を出
すとアドレスカウンタ302のアドレスがアップ側へ1
つ進められるので次のアドレス指定は2となる。
FROM303のアドレス2はオプショナルストップコ
ード1110であり、今オプショナルストップスイッチ
ONにしであるのでミシンは停止し、第6図口で説明し
たようにミシン針の直下へ縫い始めの点Q1が位置する
よう、布押え板501上に設げた小孔Hヘピン244(
第6図口参照)を挿入して始点位置の確認を行う。
次いでオプショナルストップスイッチをOFFにし、ス
タート押釦を押して信号5TF=0を与えるとアドレス
カウンタ302のアドレスは信号TO(第17図)によ
り更に1つ進められ3となる。
この時レジスタ401のスキップコードはスタートパル
ス信号5TF=0によって0000から0001となる
FROM203のアドレス3ではデータコード0000
であって更にD16=1.D38=1、他はOであるの
で点Q1を低速で縫う。
このときは布押え板501の移動はX=Y=0である。
次いでr’4Q1での針落ち検知信号によりTS−0が
与えられると同信号TS=0によりアドレスが更に1つ
進められ4となる。
アドレス4ではDl 5=1で高速縫いでありX=O1
”−Y=10パルス(1パルスは0.2 mm、)の移
動パターンを6回くり返す。
この指令により第33図において点a1から点a6まで
縫製が進む。
以下同様にしてアドレス12までの指定により点Q3ま
で縫製が進められる。
次いでaQ3での針落ち信号TS=Oが与えられるとア
ドレスは13となる。
今、アドレス13には制御の種類を示すコードが000
1になっているので第35図のレジスタ401にセット
されているスキップコードSKI 、SK2 、SK3
.5に4=o o o 1と一致し比較器402−1の
出力COM=1となる。
又、同第35図でフリフロ403−4は今アドレスカウ
ンタ302がアップ側に計数されており、少くとも上述
の説明中アドレス1のときにはアドレス0でのストップ
コード信号1111によりパルス信号UPが出され(第
20図参照)フリフロ403−4はQ=1になっている
従って、U1=1、D1=0又は、フリフロ402−3
はML=Oである(ミラーコードが設定していない)の
でQ=0、q=1となり信号COM=1となった時点で
ゲート402−5が成立し、スキング一致信号5に=1
が与えられる。
デコーダ309では第36図に示すようにゲートG3に
スキップ一致信号SKが入力されているので同ゲートG
3出力=1がテータコード信号ooooとみなされて信
号00・T2゜ T2・CPlを形成する。
従って第38図のアドレス13のデータ+X=10パル
ス、Y=Oの移動パターンが5回(り返される。
このデータにより点Q3からQ4へ布押え板501が移
動され、ミシン針は点Q4の位置となる。
尚この場合D15=D16=oであるので上記点Q3か
らQ4への移動中ミシン針は上死点に保たれている。
次いで回数カウンタ313のカウントアウト信号C0=
1によりアドレスが14となる。
このアドレス14の制御の種類を示すコードは0010
であって、そのときのスキップコード設定レジスタ40
2−1の内容0001とは一致せず信号COM=0であ
る。
第17図に示されるように上記コード信号0010はコ
ード信号0001〜1101の中の1つであるので信号
TOば1→0に変化し、第19図においてパルス信号T
1を1つ発生させる。
この信号によって第20図に示す如くゲート06−3の
出力が成立し、グー) 06−5も成立し、マイナスの
パルス信号UPを1つ発生させてアドレスを1つアップ
側へ進める。
(信号MはOのままである) 尚、このアドレス14においてはX、Yのデータ及び回
数データは読み出されない。
アドレスカウンタ302によってアドレスが15を指定
されると第37図のアドレス15には制御の種類を示す
コードは0011であり前のアドレス14の場合と同じ
ように、スキップ一致信号5に=0であって出ないので
更にアドレスが1つ進められ同様にしてアドレス17ま
で進み、同アドレス17でもやはりスキップコード一致
信号5に=0であり、アドレス18へ進められる。
アドレス18にはストップコード1111があるので布
押え板501は停止される。
このときミシン針は第33図の点Q4直上にある。
第37図に示すようにアドレス17での最後のスキップ
コード0101をデコードした状態ではレジスタ34A
−1の内容は0110に設定されているがレジスタ40
1は0001であって一致しないので第37図のゲート
34A−9は出力−〇である。
従って原点QOへの復帰動作は行われない。
次にアドレス選択スイッチ301を2にセットし、スタ
ート釦を押すとパルス信号5TF=Oによりレジスタ4
01は1を加算されて0010となる。
同時にアドレス2が指定されてオプショナルストップコ
ード1110がデコードされるがオプショナルストップ
スイッチはOFFにされているのでアドレスは1つ進め
られアドレス3からアドレス12の指定に対応するデー
タが遂行されると第33図の点Q2からQ5を経て点Q
6まで縫製が進められる。
次のアドレス13はスキップコード0001であるが前
述したように第34図のレジスタはスタート信号5TF
=0により0010となっているのでスキップコード一
致信号SKは出ないのでアドレスが更に進められ次のア
ドレス14になると信号5に=1となり、同アドレス1
4でのデータ+X=10、Y=0、回数5が読み出され
布押え板501の移動が遂行される。
その後、アドレス15,16,17はすべて5に=0で
あるので前述と同じようにしてアドレス18に到る。
アドレス18はストップコード1111であるがレジス
タ401=OO10、レジスタ34A−1=0110
(最後のスキップコード+1)であって一致せず、従っ
て原点復帰せず、このときミシン針は第33図の点Q7
直上にある。
以下同様にして各スキップコード15,16゜17によ
ってミシン針が点Q13まで到り更に縫製開始から7回
目(オプショナルストップの再始動も含め)のスタート
パルス信号5TF=Oを与えると点Q13から点Q14
までの縫製がアドレス3から12までの指令によって遂
行される。
アドレス120指令が遂行されるとアドレスは13゜1
4.15,16,17,18と進められる。
(何故ならレジスタ401の内容は7回目の5TF=0
により(最初)1111の状態から0000−)000
1→0010→0011→0100→0101→011
0となっておりこのコード0110はアドレス13〜1
7の間のどのスキップコードとも一致しないからである
)アドレス18でストップコード1111があると第3
7図でレジスタ401の内容0110とレジスタ34A
−1の設定内容0110が一致しゲート34A−9が成
立し原点復帰動作が行われる。
そして、アブンリュートカウンタ324.325がカウ
ントアウトACOUT=1を出すとミシン針は第33図
の点QOの直上に位置している。
第39図は第38図のメモリよりさらにアドレスを少く
することを目的として、又、ポケット二の形状が第33
図の点線部で対称であることを利用してミラーコードを
用いたものである。
この場合には第39図のアドレス3,4,5,6,7の
制御の種類がスキップコードを表わしており、針落ち位
置即ち点Q1から点Q2までのデータがアドレス8から
アドレス13までにメモリされている。
アドレス14はミラーコードである。第39図のプログ
ラムを実施する場合はアドレス選択スイッチ301をポ
ケット二を縫うとき1とし、次のホ以後は2にセットさ
れる。
又、同プログラムの第38図のそれとの相違はスキップ
コードがオプショナルコード(アドレス2)とデータコ
ード(アドレス8〜アドレス13)との間に設けられて
いることである。
縫い動作は第38図の場合と同じであるので詳細は略す
以上の第33図のポケットパターンの縫製に関しては第
33図において点Q4、点Q7、点Q9、点Q11、点
Q13でその都度スタート押釦を押してスタートパルス
信号5TF=0を与えねばならない。
第40図はこの点を更に改良し、第33図において初回
即ちポケット二を縫うときのスタートのときと、オプシ
ョナルストップスイッチがONで縫いの始点合わせの後
の再スタートのときとの2回だけでよく上記点Q4.Q
?、Q9゜Qll、Q13では連続して布押え板501
が移動し、点Q14に到って原点復帰させようとするも
のである。
そのため第40図においては、第34図、第35図、第
37図に示されるレジスタ401の加算用パルス信号5
TF=Oを用いないで第40図のパルス信号5KDWN
を用いている。
又、レジスタ401には最初、スキップコードの数(例
えば第38図ではアドレス13,14゜15.16,1
7の計5個ある)0101がセットされるようにする。
又第40図においては第37図のゲート 334Aのレジスタ34A−1、比較器34A−2はな
(なり、その代わりレジスタ401からはレジスタ40
10力ウントアウト信号RCOがフリフロ34A−4の
J端子へ入力されている。
このようにレジスタ401は減算されるようになってい
る。
又同信号RCOはインバータ34A’−8を経てゲ−)
34A’−9へ人力されている。
同ゲート34A’−9には他にストップコード信号11
11と多数個取り指定信号MULTiが人力されている
ゲート34A’−9が成立するのは信号MULTi=1
の条件下で、レジスタ401がカウントアラl−してい
なくて(RCO=O)且つストップコード信号1111
=1のときである。
34A’−10はパルス化回路である。
ゲート34A’11には同回路34A’−10からのマ
イナスパルスと第17図の出力パルス信号STFが入力
されている。
このグー)34A’−11の出力3丁T′を第27図の
入力信号STFの代わりに入力させるようにする。
こうすることによってミシン針が点Q4 、Q7 、Q
9 、Ql 1 、Ql 2に位置しているときにスタ
ート押し釦スィッチを与えたと同じようになるわけであ
る。
第40図においてレジスタ401がカウントアウト信号
RCO=1を発するとゲート34Aiは、そのあとにス
トップコード信号1111が与えられると成立しゲート
320.321を原点復帰動作用に切換えるわけである
又第40図におイテ前記レジスタ4010減算パルス5
KDWNはグー)34A’−2から与えられている。
このグー)34A’−2が成立するのはANDゲート3
4A′−3が成立するときである。
同ゲート34A’−3には信号MULTiとフリフロ3
4A’−5の出力Qとフリフロ34 A’ −6の出力
Qが入力されている。
同ゲート34 A′−3が成立するのは、MTJLT
i=1であって、スキップ一致信号5に=1となった後
、はじめて信号N5KIPCODE(この信号はスキッ
プコード以外のコード信号がデコーダ309でデコード
されたとき1となる)が与えられた場合に成立し出力1
となる。
ゲ−134A’−3の出力が0から1になるとゲート3
4A’−2にはマイナスのパルス信号5KDWNが与え
られ、このパルスはフリフロ34A’−5,34A’−
6をクリアあるいはリセットするようになっている。
以上、第40図の詳細を説明したがこれを第38図に示
すプログラムに関して行うには同図のアドレス17(ス
キップコードQ101=5)からアドレス13(スキッ
プコード0001=1)までのスキップコードのみを逆
にすればよい。
すなわち、第38図でアドレス13の制御の種類を示す
コードは0101、アドレス14ば0100、アドレス
15は0011、アドレス16は0010、アドレス1
7は0001の如くすればよい。
第39図の場合も同様にして、アドレス3,4゜5.6
,7の制御の種類のコードのみを逆にすればよい。
以上を要約すると、第33図の如く同一のプロファイル
パターンが1つの布押え板501上に多数個配置されて
いる場合には、同一の各縫製プロファイルパターンの間
の距離であるスキップ量(x、y方向の移動量と回数デ
ータにより定義される)を金繰製の経路に関してスター
ト位置に近いスキップ量から順に1.2.3.4.5(
例えば1は第33図で点Q3から点Q4への移動量)と
したときに、同各スキップ量に対応するスキップコード
をそれぞれ5(0101)、4 (0100)3(00
11)、2(0010)、1(0001)の如くすれば
よい。
第41図は以上の制御装置の回路構成や動作の説明をよ
り明瞭にすべ(各回路で使用されている主な信号名に対
する役割と参照すべき図番号を一覧表形式で示す。
尚、第40図の場合には各ポケットパターンおよび各ス
キップ量は連続して遂行される(点Q1→Q2→Q3→
Q4→Q5→Q6→Q7→Q8→Q9→Q11→Q12
→Q13→Q14→プログラム原点QO)ので、アドレ
ス選択スイッチ301への最初の設定値(アドレス1)
をオプショナルストップスイッチONからOFFにした
場合に(O8=1からOになる)アドレス2とする操作
を自動化しておく必要があるが、このようにアドレスを
+1する機能をアドレス選択スイッチ301に具備させ
るようなことは容易に可能である。
例えば図示しないが、オプショナルストップスイッチを
ONからOFFにしたときの状態変化を利用してアドレ
ス選択スイッチ301へ最初に設定された値1(アドレ
ス1)に更に1を加算させるようなことは容易に可能で
ある。
以上で本発明実施例の構成と動作についての一通りの説
明を終えたがこれまでの第1図乃至第41図では主に同
各図面の中に示された具体的な技術についてのみ説明が
行われたが以下の部分ではい(つかの具体的技術思想と
しての変形例について記載し、これらの変形例に対して
も本発明の技術思想が該当するものであることを明瞭に
しておくことが必要であると考える。
その第1はクレー勾1)との関係においである。
即ち本実施例では8ビツトのアドレスコードによってF
ROMのメモリデータを読み出すようにし且つ又あるア
ドレスにはD11〜D38の24ビツトの内容が一義的
に対応しているが、クレーム(1)の技術思想において
は例えば回数データ(D31〜D28)を次のアドレス
におけるX、YデータコードDI7〜D28(X、Yの
移動量データとX、Yの移動の向きとからなる)の領域
へ配置するようにしてもよい。
但しこの場合には2つのアドレスを読み出してはじめて
移動に関するデータが揃うことになるのでアップ側とダ
ウン側とのいずれにおいても2つのアドレスを読み出せ
るようにする必要が生じ回路構成上の複雑さを伴う。
その第2は、第21図に示されるカウンタ、シフトレジ
スタ(37−1,37−2など)は4ビツト入出力形式
のものを使用しているため最大で各軸共15パルスまで
を設定するようにしであるがこれは1パルスを0.2m
mとしたとき針落ち間隔が最大3mm(0,2X 15
)まで可能であれば一般の要求に合うからであって、
必要があれば更に最大で31パルスまであるいは63パ
ルスまで可能とするよう各カウンタの入力、出力のビッ
ト数の多いものを使用してもよい。
その第3は第21図のDDAへ最初に与えられるクロッ
ク用パルス信号としてT2・CPlを用いないでカウン
タ37−6が16個の減算パルスFPCを受けたときカ
ウントアウトさせるようにすることである。
又DDAを用いないで第14図のブロックの如<X、Y
のカウンタ311,312とゲート317.318とに
よっても同じ効果かえられる。
第4は本実施例ではX、Yの如く直交座標系をもとにし
て説明したが必ずしもこれに限定されるものでなく例え
ば極座標系で行ってもよい。
又、FROMの中の各軸方向の移動量データは移動量パ
ルスそのものに対応させているが必ずしもこれに限定さ
れるものではなく各座標系の成分として入っていればよ
い。
その第5はFROMをメモリとして使用したが必ずしも
FROMでなくともよく、例えばNC工作機械のNCテ
ープのようなものでもよい。
但しこの場合は各種の指令信号のよみ出し速度が遅いこ
とが欠点であり、そのためバツファンジスタの如き回路
を付加しなげればならない。
その第6は制御の種類を示すコードが本実施例では4ビ
ツトであるが故にミラー・コードは最大で13種類しか
設定できないがPROM303をP ROM(1)、(
2)、(3)、(4)の如く1つ増加するか又は8ビツ
トからなる回数データのビットを1つ制御の種類を示す
コードに含めて5ビツトにすること。
この場合は例えばその1部分をスキップコードとして利
用可能であり回数データは79までになる。
第7は回数データをBCD形成とせず8ビツトの2進数
表示形式にすることである。
こうすると回数データは更に多くまで設定できる。
第8は回数カウンタは必ずしも絶対的に必要なわけでは
ない。
例えばプロファイルがすべて曲線であって、同じ方向に
同じ縫いピッチで縫製するという条件がないようなプロ
ファイルの谷を対象とする場合には移動量データはすべ
て1回だけである。
又プロファイルに直線部分があり各軸方向とも同−縫い
ピッチであっても各縫いピッチ毎にアドレスを対応させ
れば回数データは常時1になるので回数データをメモリ
することは不要である。
この場合はアドレスの数が増大するがそのことのために
ミラーコードを用いるという技術思想の有効性が失われ
ることにはならない。
その第9は、アドレス選択スイッチ301は、1つのF
ROMの中に複数個のプロファイルパターンが含まれて
いる(例えばアドレス0はストップコード、アドレス1
〜13はワイシャツのエリ、アドレス14はストップコ
ード、アドレス15〜アドレス50はポケットなどの如
く)場合、各パターンの先頭アドレスを設定するもので
あるが、FROMに1つのパターンのみメモリされてい
るときにはアドレス選択する余地はなくアドレス選択ス
イッチ301は不要となるが、このことによって本発明
のミラーコードを用いる技術思想の有効性が失われるも
のではない。
その第10は、本発明においては記憶媒体に関し、保存
用の観点およびメモリ手段への記憶作業とメモリされた
前記メモリ手段を利用する縫製作業とのこれら作業の時
間的、空間的な分離という点を考慮して好ましいメモリ
手段として、不揮発性のランダムアクセメモリ(PRO
M、ROMなど)を用いているが上記問題点が大して問
題とならなければ揮発性のメモリ手段を用いることは何
ら本発明の主旨に反しない。
(例えばICメモリなどに記憶させて行うことなど) その第11は、本発明においてはプロファイルの経路の
中央点でアドレスの計数状態をそれまでの計数状態と逆
に指令しており、その際PROM中のY方向の「向き−
1を指定するピッ)D24を排他的論理和333を用い
て逆にしてパルスモータ113へ与えている。
このPROM303中にメモリされているX、Yの各移
動量とその移動の向きを示すビットとは本発明において
はその重要性において差があり前記移動量データが重要
で本質的な構成をなしている。
何となれば移動の向きに関しては必ずしもPROM中で
指定されな(ても外部からパルスモータ(第1の113
)に対しプロファイルの中央点でそれまでと逆の方向を
指示すればよいからである。
その第12は、第31図に示すプロファイルの中央点P
13近傍がY軸に平行な直線状になっている点について
である。
本発明実施例の上記第31図の例及びブロック図(第1
4図)に示される点は必ずしもミラーコードに対応する
針落ち位置近傍が直線である必要はなく任意の傾斜をも
つ直線、又は曲線部分であってもよい。
しかし、上記第14図のブロック図及び第21図に示さ
れるところでは単にプロファイルの中央点P13で1つ
の座標軸に対してのみ対称となることであった。
(第31図で示すと点Pi3を通るY軸に対しプロファ
イルが線対称になっているので点P13がら点P 1’
の経路縫製のところでは対称な座標軸即ちYの「向き」
を逆にした。
しかしながら本発明は単にこのような場合のみに限られ
るわけではなく、例えばプロファイルの中央点(点P1
3)で点対称となっているプロファイルを縫製する場合
についても本発明の技術思想は適用されることを主張せ
んとするものである。
(とくにクレーム1により) このような点対称プロファイルの場合は、同プロファイ
ル中央点以後の縫製経路上での必要なデータ(X、Yの
移動量データ及び各X、Yの向き5IGN)はPROM
中の各アドレスのXデータ(Dl 8 、D21 、D
22 、D23)、Xデータ(D25.D26.D27
.D28)X 5IGN(Dl7)、Y 5IGN
(D24)を数学上の原理により各カウンタ31L31
2およびゲート320.321に対してそのま又与えら
れればよく前述したY軸の向きを逆にするための排他的
論理和ケート333は不要である。
その第13は、全縫製対象であるプロファイルがその中
央点でミシンテーブル上ヒの座標軸系において直線Y=
kXすなわち任意の勾配kをもつ直線に対し対称である
場合にも本発明の技術思想は該当する。
この場合は中央点以後の経路の縫製においてPROM中
のアドレスのXデータ、Xデータ、X 5IGN、Y
5IGNは点対称プロファイルの場合とは異なりX
データはY軸カウンタ312へ、XデータはX軸カウン
タ311へ設定される必要があり、又X 5IGN(
Dl7のビット)はその5IGNを逆にしてY軸角パル
スモータ113への符号とする。
又Y 5IGN(D24のビット)はその5IGNを
逆にしたものをX軸角パルスモータ116への符号とす
ればよい。
(但しに−+1のとき)このようなことは(とくにY=
kXの場合)各カウンタ31L312あるいは又D17
゜D24のゲート320.321に対し一定の切換ケー
ト回路を用いることにより容易に構成されることが可能
である。
尚、X−Y座標系において座標(a、b)のY=kXに
対称な点の座標(Xi、Yl)は (k−1のとき、X]、=b、Y1=aとなる)で与え
られるのでこのことを考慮して上記切換ゲートの構成を
考えることが必要である。
以上は対称なプロファイルというカテゴリーの意味を本
発明の技術思想が適用される範囲との関連で明らかにし
たものである。
以上の説明でより一層間らかになったことは結局本発明
においてはX、Yの移動量データがその5IGNよりも
本質的な構成であるということである。
その第14は、多数個取り方式の場合についての実施例
説明図(第33図、第35図、第40図)に関するもの
である。
これらの図ではスキップコードをミラーコードの一定の
部分をスキップコードとみなして用いた例を示したがこ
のスキップコードは本来ミラーコードに関する発明の技
術思想と独立なカテゴリーに属するものであり、そのこ
とは信号ML及びMULTiの導入によって明らかであ
る。
こうした前提において、スキップコードは実施例では2
進数値として0101.0100゜0011.0010
.0001の如く順次引続いた数値を用いているがスキ
ップコードの主旨はこのようなことに限られるものでは
ない。
以上第1〜第14で記載された事項は又、原点復帰指令
動作を与えるアブソリュート計数手段の付加によってそ
れぞれ個別にその技術範囲を拡大されるものである。
次に本発明の効果について列挙する。
本発明においては原点復帰動作を行わしめるためのアブ
ソリュート計数手段を具備した自動ミシンであるので縫
製途上又は縫製終了位置からミシンテーブル上のプログ
ラム原点に向けて早送りで戻される。
このときミシン針は上死点に停止されているのでその送
りは間歇的ではなく連続的に送られる。
又縫製動作において最初にプログラム原点PO(第31
図)に正確にミシン針(従って布押え板)を位置決めで
きな(てもオプショナルストップのときの最初の縫い点
P1の位置合わせ(第6図口)によって点P1に対する
点POの位置関係が決まる。
(位置合わせの際のマニュアル操作時の送りパルスMF
Pはアブソリュートカウンタ324゜325に入力され
ないからである。
第14図のグー1−328,329参照) 又原点復帰指令は第14図のゲート334によってスト
ップコードがきたときは引き続いて又縫製経路の途中で
下糸が切れた場合などにおいては原点復帰指令用押し釦
を押すと信号0RG=]によって原点復帰動作が開発さ
れるので下糸切れなどの事故が生じない限り各パターン
プロファイルの縫製が終了すると布押え板は自動的にプ
ログラム原点に戻され、次の作業のための布押え板の増
りっげ作業などの態様を準備するようになっている。
本発明においてはプロファイルの中央点で対称なものに
ついてはその半分についてのメモリにより縫製を行うこ
とが可能であるのでメモリ容量を効果的に使用するもの
である。
又本発明においては1つのアドレスに対応して縫製の動
作の各ステップに必要なデータが読み出されるため、P
ROM中のアドレスをアップ側に逐次指定してゆく場合
と、ダウン側に指定してゆく場合との区別をする必要は
何らなく従って回路構成を単純化できた。
又本発明においてはミラーコードを複数個設’t’fる
ことかできるのでワイシャツのエリなどの如くその縫製
経路途中の経路長を種々変えたい場合にはミラーコード
の数を増すだけでよくメモリの容量の節約効果は犬であ
り又それ故、メモリの交換作業などは単にミラーコード
設定部の設定を修正するだけでよいので作業能率も向上
する。
更に又、メモリには回数データを有するのでプロファイ
ルの直線部で同−縫いピッチの場合にはアドレスは1つ
か2つで処理可能でありこれまたメモリ容量の節約効果
大である。
又ミラーコードあるいは又回数データの使用によるメモ
リの節約に伴い1つのFROM(TI社のでは256ア
ドレスまである)内にこれまでより多数の異ったプロフ
ァイルパターンをメモリすることが可能になりそれ酸ア
ドレス選択スイッチを設けることにより各種のプロファ
イルパターンの指定が非常に単純化されることになった
又第33図に示す如(多数個取りを行う場合にはミラー
コードとスキップコードを組み合わせることにより必要
なメモリ容量をさらに少くすることができる。
更に又、本発明の基本的技術思想に基づいてスキップコ
ードを用いる場合を例示したが多数個取りのプロファイ
ル縫製においてはこのスキップコードをミラーコードと
組合せて用いることによりメモリ容量をさらに少くでき
る。
更に又、第1図〜第11図に示されるように索条機構、
布押え板の構造が例示され実際の自動ミシンとしての必
要な機能を果している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例において用いられる索条機構
を使用した自動ミシンの要部斜視図、第2図は第1図の
Y方向裁断面図、第3図はY軸、駆動系の平面図、第4
図はX軸駆動系の平面図、第5図は本発明に用いられる
ワイシャツのエリを縫製するのに用いられろ布押え板の
平面図、第6図イは第5図のA−A線断面拡大図、第6
図岨ま布押え板の縫い始め位置を設定する操作を示す図
、第7図は第5図のZ部詳細拡大図、第8図は第5図の
B−B線断面拡大図、第9図は第5図のC−C線断面拡
大図、第10図イは第5図F−F線断面拡大図、第10
図岨ま第5図G−G線断面拡太図、第11図は第5図で
間隔板本体の長さが零の場合の平面図、第12図はPR
OMの出力信号名の機能を示す図、第13図はFROM
の人出力信号を示す図、第14図は自動ミシンの制御装
置のブロック図、第15図はアドレスカウンタ302の
詳細回路図、第16図はデコーダ309および一致回路
305の詳細回路図、第17図はアドレスケート307
の詳細回路図、第18図はアドレス条件グー1−310
の詳細回路図、第19図はタイミングパルス発生器30
8の詳細回路図、第20図はアップダウン条件ケート3
06の詳細回路図、第21図はテイジタル微分解析器(
DDA’)337の詳細回路図、第22図は回数カウン
タ313の詳細回路図、第23図はゲート320゜32
L334の詳細回路図、第24図はX、 Yアブソリュ
ートカウンタ324.325の詳細回路図、第25図は
ゲート328.329の詳細回路図、第26図はイニシ
アライズ339の詳細回路図、第27図はコントロール
回路314を含むインクフェイス335の詳細回路図、
第28図は第27図の一部を示す図、第29図は各種の
送りパルス信号を発生させる回路図、第30図はタイミ
ングパルス発生器308の中の主な信号に関するタイム
チャート、第31図はワイシャツのエリの縫製パターン
を示す図、第32図は第31図のパターン縫製を行わせ
るためのPROM中のメモリの内容を示す図、第33図
は同一パターンのプロファイルが1つの布押え板上に配
置されていることを示す図、第34図はスキップコード
設定部を説明するブロック図、第35図は第34図のス
キップコード設定レジスタ401、一致回路402切換
回路403の詳細回路図、第36図はデコーダ309の
一部をスキップコードがある場合にも有効にした部分回
路図、第37図は原点復帰指令をスキップコードがある
場合に防止したゲート334Aの詳細回路図、第38図
は第33図のポケットの縫製をスキップコードのみ使用
したときの指令プログラムを示す図、第39図は第33
図のポケットの縫製をミラーコードとスキップコードの
両方を使用したときのプログラムを示ス図である。 第40図は第37図を更に単純化して、スタート押釦を
最初とオプショナルストップを再スタートさせるときの
2回押すだけで多数個取りを可能にするようにした回路
詳細図、第41図は各図中の主な信号名の役割、参照図
面番号を一覧にした表である。 101・・・・・・Yテーブル、102・・・・・・脚
、103・・・・・・摺動子、104・・・・・・Yレ
ール、105・・・・・・Xテーブル、106・・・・
・・ローラ、107・・・・・・プーリ、108・・・
・・・ヘッド、109・・・・・・布、110゜110
′・・・・・・布押え板、111・・・・・・ミシンテ
ーブル、112−・・・・・ミシンヘッド、113・・
・・・・Y軸パルスモータ、114・・・・・・プーリ
、115・・・・・・索条、116・・・・・・X軸パ
ルスモータ、117・・・・・・X軸圧の第1のプーリ
、118・・・・・・X軸圧の第2のプーリ、119・
・・・・・X軸圧の第3のプーリ、201・・・・・・
固定板、203・・・・・・フレーム、204・・・・
・・移動板、205・・・・・・サラネジ、206・・
・・・・ガイド部材、207・・・・・・摺動部材、2
08・・・・・・締付板、209・−・−・・サラネジ
、210・・・・・・長穴部、211・・・・・・紙又
は布やすり、212・・・・・・スペーサ、220゜2
21・・・・・・間隔板、222,226,234・・
・・・・間隔板本体、224・・・・・・結合板、22
8.229・・・・・・面フアスナ−,232,233
・・・・・・磁気シート片、235・・・・・・布、2
36・・・・・・針落ち用の溝、237.238・・・
・・・丁番、240・・・・・・小穴、241・・・・
・・結合板、244・・・・・・ピン、245・・・・
・・ミシン針、301・・・・・・アドレス選択スイッ
チ、302・・・・・・アドレスカウンタ、303・・
・・・・PROM、304・・・・・・ミラーコード設
定スイッチ、305・・・・・・一致回路、306・・
・・・・アップダウン条件ゲート、307・・・・・・
アドレスゲート、308・・・・・・タイミングパルス
発生器、309・・・・・・デコーク゛、310・・・
・・・アドレス条件ゲート、311・・・・・・X軸用
カウンタ、312・・・・・・Y軸用カウンタ、313
・・・・・・回数カウンタ、314・・・・・・コント
ロール回路、315・・・・・・アクチュエータ、31
6・・・・・・送りパルス発生部、317・−・・・・
ゲート、319・・・・・・マニュアル操作部、320
.321・・・・・・ゲート、322゜323・・・・
・・ゲート、324.325・・・・・・アブソリュー
トカウンタ、326・・・・−・原点復帰用X軸送りパ
ルス発生部、327・・・・・・原点復帰用Y軸道りパ
ルス発生部、328.329・・・・・・ゲート、33
0゜331・・・・・・パルスモータ駆動回路、332
・・・・・・マニュアル操作送りパルス発生部、333
・・・・−・排他的論理和、334・・・・・・原点復
帰指令用ゲート、335・・・・・・インクフェイス部
、336・・・・・・各積送りパルス発生部、337・
・・・・・ディジタル微分解析器、339・・・・・・
イニシアライズ部、401・・・・・・スキップコード
設定レジスタ、402・・・・・・スキップ−数回路、
501・・・・・・布押え板(ポケット多数個取り用)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縫製用布を挟持した布押え板をミシンテーブル上で
    第1、第2の7駆動軸方向に移動させるための各軸片パ
    ルスモータを含む布押え板駆動手段、1つのアドレスに
    対応させて制御の種類を示す第1のコード領域が形成さ
    れており、さらに同コード領域のほかに縫製に関する動
    作の各ステップにおいて必要なデータ用の第2のコード
    領域を形成した記憶媒体、 前記記憶媒体の前記アドレスを指定するためのアドレス
    計数手段、 前記記憶媒体に記憶されている制御の種類を示すコード
    を解読するデコード手段、 および同デコード手段からのデコード信号を受けて前記
    アドレス計数手段を1アドレス分進めるか否かに関する
    指令用信号をその出力の1つとして与えるゲート手段と
    からなるプロファイル縫製用自動ミシンにおいて、 前記布押え板のプログラム原点から前記各軸方向への移
    動量をその向きをも弁別して計数する計数手段であって
    縫製途上又はその終了位置での同計数手段の計数値が零
    以外の値のとき同計数値が零となるまで各軸片パルスモ
    ータに対し移動指令を与えるようにしたアブソリュート
    計数手段を具備してなることを特徴とする原点復帰機能
    を備えた自動ミシン。 2 縫製用布を挟持した布押え板をミシンテーブル上で
    第1、第2の駆動軸方向に移動させるための各軸片パル
    スモータを含む布押え板駆動手段、1つのアドレスに対
    応させて制御の種類を示す第1のコード領域が形成され
    ており、さらに同コード領域のほかに縫製に関する動作
    の各ステップにおいて必要なデータ用の第2のコード領
    域を形成した記憶媒体、 前記記憶媒体の前記アドレスを指定するためのアドレス
    計数手段、 前記記憶媒体に記憶されている制御の種類を示すコード
    を解読するデコード手段、および同デコード手段からの
    デコード信号を受けて前記アドレス計数手段を1アドレ
    ス分進めるか否かに関する指令用信号をその出力の1つ
    として与えるゲート手段とからなるプロファイル縫製用
    自動ミシンにおいて、 前記布押え板のプログラム原点から前記各軸方向への移
    動量をその向きをも弁別して計数する計数手段であって
    縫製途上又はその終了位置での同計数手段の計数値が零
    以外の値のとき同計数値が零となるまで各軸片パルスモ
    ータに対し移動指令を与えるようにしたアブソリュート
    計数手段と、前記記憶媒体中の1つ又は2つ以上のアド
    レスにおける制御の種類を示す第1のコード領域には前
    記アドレス計数手段の計数状態をそれまでと逆の状態に
    するためのミラーコードが含まれており、同ミラーコー
    ドを設定するためのミラーコード設定手段と、 前記記憶媒体の制御の種類を示すコードと前記ミラーコ
    ード設定手段にて設定されたミラーコードとのコードの
    一致をとる一致手段と、 同−飲手段からの出力により前記ゲート手段の出力の他
    の1つであって前記アドレス計数手段へ与えられるアド
    レス計数用パルス信号を前記アドレス計数手段のアップ
    側からダウン側へ切り換えるためのアップダウン条件ゲ
    ート手段とを具備することを特徴とする原点復帰機能を
    備えた自動ミシン。 3 縫製用布を挟持した布押え板をミシンテーブル上で
    第1、第2の駆動軸方向に移動させるための各軸片パル
    スモータを含む布押え板駆動手段、1つのアドレスに対
    応させて制御の種類を示す第1のコード領域が形成され
    ており、さらに同コード領域のほかに縫製に関する動作
    の各ステップにおいて必要なデータ用の第2のコード領
    域を形成した記憶媒体、 前記記憶媒体の前記アドレスを指定するためのアドレス
    計数手段、 前記記憶媒体に記憶されている制御の種類を示すコード
    を解読するデコード手段、 および同デコード手段からのデコード信号を受けて前記
    アドレス計数手段を1アドレス分進めるか否かに関する
    指令用信号をその出力の1つとして与えるゲート手段と
    からなるプロフィル縫製用自動ミシンにおいて、 前記布押え板のプログラム原点から前記各軸方向への移
    動量をその向きをも弁別して計数する計数手段であって
    縫製途上又はその終了位置での同計数手段の計数値が零
    以外の値のとき同計数値が零となるまで各軸片パルスモ
    ータに対し移動指令を与えるようにしたアブソリュート
    計数手段と、前記記憶媒体の第2のコード領域には1つ
    のアドレスに対応して回数データのメモリされたコード
    領域の部分が形成されており、前記ゲート手段の出力の
    更に他の1つであるデータ設定指令信号が与えられた時
    に前記回数データが記憶媒体から読み出されて設定され
    る回数計数手段とを具備したことを特徴とする原点復帰
    機能を備えた自動ミシン。 4 縫製用布を挟持した布押え板をミシンテーブル上で
    第1、第2の駆動軸方向に移動させるための各軸片パル
    スモータを含む布押え板駆動手段、1つのアドレスに対
    応させて制御の種類を示す第1のコード領域が形成され
    ており、さらに同コード領域のほかに縫製に関する動作
    の各ステップにおいて必要なデータ用の第2のコード領
    域を形成した記憶媒体、 前記記憶媒体の前記アドレスを指定するためのアドレス
    計数手段、 前記記憶媒体に記憶されている制御の種類を示すコード
    を解読するデコード手段、 および同デコード手段からのデコード信号を受けて前記
    アドレス計数手段を1アドレス分進めるか否かに関する
    指令用信号をその出力の1つとして与えるゲート手段と
    からなるプロファイル縫製用自動ミシンにおいて、 前記布押え板のプログラム原点から前記各軸方向への移
    動量をその向きも弁別して計数する計数手段であって縫
    製途上又はその終了位置での同計数手段の計数値が零以
    外の値のとき同計数値が零となるまで各軸片パルスモー
    タに対し移動指令を与えるようにしたアブソリュート計
    数手段と、前記アドレス計数手段のアドレスを任意のア
    ドレスに設定可能なアドレス設定手段とを具備してなる
    ことを特徴とする原点復帰機能を備えた自動ミシン。 5 縫製用布を挟持した布押え板をミシンテーブル上で
    第1、第2の駆動軸方向に移動させるための各軸片パル
    スモータを含む布押え板駆動手段、1つのアドレスに対
    応させて制御の種類を示す第1のコード領域が形成され
    ており、さらに同コード領域のほかに縫製に関する動作
    の各ステップにおいて必要なデータ用の第2のコード領
    域を形成した記憶媒体、 前記記憶媒体の前記アドレスを指定するためのアドレス
    計数手段、 前記記憶媒体に記憶されている制御の種類を示すコード
    を解読するデコード手段、および同デコード手段からの
    デコード信号を受けて前記アドレス計数手段を1アドレ
    ス分進めるか否かに関する指令用信号をその出力の1つ
    として与えるゲート手段とからなるプロファイル縫製用
    自動ミシンにおいて、 前記布押え板のプログラム原点から前記各軸方向への移
    動量をその向きをも弁別して計数する計数手段であって
    縫製途上又はその終了位置での同計数手段の計数値が零
    以外の値のとき同計数値が零となるまで各軸片パルスモ
    ータに対し移動指令を与えるようにしたアブソリュート
    計数手段と、前記記憶媒体中の1つ又は2つ以上のアド
    レスにおける制御の種類を示す第1のコード領域には前
    記アドレス計数手段の計数状態をそれまでと逆の状態に
    するためのミラーコードが含まれており、同ミラーコー
    ドを設定するためのミラーコード設定手段と、 前記記憶媒体の制御の種類を示すコードと前記ミラーコ
    ード設定手段にて設定されたミラーコードとのコードの
    一致をとる一致手段と、 同一致手段からの出力により前記ゲート手段の出力の他
    の1つであって前記アドレス計数手段へ与えられるアド
    レス計数用パルス信号を前記アドレス計数手段のアップ
    側からダウン側へ切り換えるためのアップダウン条件ゲ
    ート手段と、前記記憶媒体の第2のコード領域には1つ
    のアドレスに対応して回数データのメモリされたコード
    領域の部分が形成されており、前記ゲート手段の出力の
    更に他の1つであるデータ設定指令信号が与えられた時
    に前記回数データが記憶媒体から読み出されて設定され
    る回数計数手段とを具備したことを特徴とする原点復帰
    機能を備えた自動ミシン。 6 縫製用布を挟持した布押え板をミシンテーブル上で
    第1、第2の駆動方向に移動させるための各軸片パルス
    モータを含む布押え板駆動手段、1つのアドレスに対応
    させて制御の種類を示す第1のコード領域が形成されて
    おり、さらに同コード領域のほかに縫製に関する動作の
    各ステップにおいて必要なデータ用の第2のコード領域
    を形成した記憶媒体、 前記記憶媒体の前記アドレスを指定するためのアドレス
    計数手段、 前記記憶媒体に記憶されている制御の種類を示すコード
    を解読するデコード手段、 および同デコード手段からのテコード信号を受けて前記
    アドレス計数手段を1アドレス分進めるか否かに関する
    指令用信号をその出力の1つとして与えるゲート手段と
    からなるプロファイル縫製用自動ミシンにおいて、 前記布押え板のプログラム原点から前記各軸方向への移
    動量をその向きをも弁別して計数する計数手段であって
    縫製途上又はその終了位置での同計数手段の計数値が零
    以外の値のとき同計数値が零となるまで各軸片パルスモ
    ータに対し移動指令を与えるようにしたアブソリュート
    計数手段と、前記記憶媒体の第2のコード領域には1つ
    のアドレスに対応して回数データのメモリされたコード
    領域の部分が形成されており、前記ゲート手段の出力の
    更に他の1つであるデータ設定指令信号が与えられた時
    に前記回数データが記憶媒体から読み出されて設定され
    る回数計数手段と、前記アドレス計数手段のアドレスを
    任意のアドレスに設定可能なアドレス設定手段とを具備
    してなることを特徴とする原点復帰機能を備えた自動ミ
    シン。 7 縫製用布を挟持した布押え板をミシンテーブル上で
    第1、第2の駆動軸方向に移動させるための各軸片パル
    スモータを含む布押え板駆動手段、1つのアドレスに対
    応させて制御の種類を示す第1のコード領域が形成され
    ており、さらに同コード領域のほかに縫製に関する動作
    の各ステップにおいて必要なデータ用の第2のコード領
    域を形成した記憶媒体、 前記記憶媒体の前記アドレスを指定するためのアドレス
    計数手段、 前記記憶媒体に記憶されている制御の種類を示すコード
    を解読するデコード手段、 および同デコード手段からのテコード信号を受けて前記
    アドレス計数手段を1アドレス分進めるか否かに関する
    指令用信号をその出力の1つとして与えるゲート手段と
    からなるプロファイル縫製用自動ミシンにおいて、 前記布押え板のプログラム原点から前記各軸方向への移
    動量をその向きも弁別して計数する計数手段であって縫
    製途上又はその終了位置での同計数手段の計数値が零以
    外の値のとき同計数値が零となるまで各軸片パルスモー
    タに対し移動指令を与えるようにしたアブソリュート計
    数手段と、前記記憶媒体中の1つ又は2つ以上のアドレ
    スにおける制御の種類を示す第1のコード領域には前記
    アドレス計数手段の計数状態をそれまでと逆の状態にす
    るためのミラーコードが含まれており、同ミラーコード
    を設定するためのミラーコード設定手段と、 前記記憶媒体の制御の種類を示すコードと前記ミラーコ
    ード設定手段にて設定されたミラーコードとのコードの
    一致をとる一致手段と、 同一致手段からの出力により前記ゲート手段の出力の他
    の1つであって前記アドレス計数手段へ与えられるアド
    レス計数用パルス信号を前記アドレス計数手段のアップ
    側からダウン側へ切り換えるためのアップダウン条件ゲ
    ート手段と、前記アドレス計数手段のアドレスを任意の
    アドレスに設定可能なアドレス設定手段とを具備してな
    ることを特徴とする原点復帰機能を備えた自動ミシン。 8 縫製用布を挟持した布押え板をミシンテーブル上で
    第1、第2の駆動軸方向に移動させるための各軸片パル
    スモータを含む布押え板駆動手段、1つのアドレスに対
    応させて制御の種類を示す第1のコード領域が形成され
    ており、さらに同コード領域のほかに縫製に関する動作
    の各ステップにおいて必要なデータ用の第2のコード領
    域を形成した記憶媒体、 前記記憶媒体の前記アドレスを指定するためのアドレス
    計数手段、 前記記憶媒体に記憶されている制御の種類を示すコード
    を解読するデコード手段、および同デコード手段からの
    テコード信号を受けて前記アドレス計数手段を1アドレ
    ス分進めるか否かに関する指令用信号をその出力の1つ
    として与えるゲート手段とからなるプロファイル縫製用
    自動ミシンにおいて、 前記布押え板のプログラム原点から前記各軸方向への移
    動量をその向きをも弁別して計数する計数手段であって
    縫製途上又はその終了位置での同計数手段の計数値が零
    以外の値のとき同計数値が零となるまで各軸片パルスモ
    ータに対し移動指令を与えるようにしたアブソリュート
    計数手段と、前記記憶媒体中の1つ又は2つ以上のアド
    レスにおける制御の種類を示す第1のコード領域には前
    記アドレス計数手段の計数状態をそれまでと逆の状態に
    するためのミラーコードが含まれており、同ミラーコー
    ドを設定するためのミラーコード設定手段と、 前記記憶媒体の制御の種類を示すコードと前記ミラーコ
    ード設定手段にて設定されたミラーコード設定手段にて
    設定されたミラーコードとのコードの一致をとる一致手
    段と、 同一致手段からの出力により前記ゲート手段の出力の他
    の1つであって前記アドレス計数手段へ与えられるアド
    レス計数用パルス信号を前記アドレス計数手段のアップ
    側からダウン側へ切り換えるだめのアップダウン条件ゲ
    ート手段と、前記記憶媒体の第2のコード領域には1つ
    のアドレスに対応して回数データのメモリされたコード
    領域の部分が形成されており、前記ゲート手段の出力の
    更に他の1つであるデータ設定指令信号が与えられた時
    に前記回数データが記憶媒体から読み出されて設定され
    る回数計数手段と、前記アドレス計数手段のアドレスを
    任意のアドレスに設定可能なアドレス設定手段とを具備
    してなることを特徴とする原点復帰機能を備えた自動ミ
    シン。 9 縫製用布を挟持した布押え板をミシンテーブル上で
    第1、第2の駆動軸方向に移動させるための各軸片パル
    スモータを含む布押え板駆動手段、1つのアドレスに対
    応させて制御の種類を示す第1のコード領域が形成され
    ており、さらに同コード領域のほかに縫製に関する動作
    の各ステップにおいて必要なデータ用の第2のコード領
    域を形成した記憶媒体、 前記記憶媒体の前記アドレスを指定するためのアドレス
    計数手段、 前記記憶媒体に記憶されている制御の種類を示すコード
    を解読するデコード手段、 および同デコード手段からのテコード信号を受けて前記
    アドレス計数手段を1アドレス分進めるか否かに関する
    指令用信号をその出力の1つとして与える第1のゲート
    手段とからなる自動ミシンであって、 前記布押え板のプログラム原点から前記各軸方向への移
    動量をその向きも弁別して計数する計数手段であって縫
    製途上又はその終了位置での同計数手段の計数値が零以
    外の値のとき同計数値が零となるまで各軸片パルスモー
    タに対し移動指令を与えるようにしたアブソリュート計
    数手段を具備する自動ミシンにおいて、 前記制御の種類を示す第1のコード領域にはストップ、
    オプショナルストップ、データおよびミラーの各コード
    以外のコードであって、その1つ又は2つ以上のコード
    にはスキップコードがメモリされており同スキップコー
    ドを設定するスキップコード設定部と、 同設定部に設定されたスキップコードと各アドレスにお
    ける前記制御の種類を示すコードとの一致をとるスキッ
    プコード一致手段と、 同一致手段の出力が入力されており且つ1つの単位パタ
    ーンプロファイルに関する前記ストップ、オプショナル
    ストップ、データ、ミラーおよびスキップの各コードの
    アドレス指定が終了した後、前記スキップコード設定部
    に設定されているスキップコードを次のスキップ量を指
    示する他のスキップコードに修正する信号を与える第2
    のゲート手段と、 データコードのほかに前記スキップコード設定部からの
    スキップ一致信号が与えられたときにも前記第2のコー
    ド領域にメモリされているデータを読み出すべく前記第
    1のゲート手段に指令を与える前記デコード手段とを備
    えてなり、前記単位パターンプロファイルの複数個が前
    記布押え板上で順次縫製されることを特徴とする原点復
    帰機能を備えた自動ミシン。 10 記憶媒体の制御の種類を示す第1のコード領域
    には、ストップ、オプショナルストップ、データおよび
    ミラーの各コード以外のコードであってその1つ又は2
    つ以上のコードにはスキップコードがメモリされており
    同スキップコードを設定するスキップコード設定部と、 同設定部に設定されたスキップコードと各アドレスにお
    ける前記制御の種類を示すコードとの一致をとるスキッ
    プコード一致手段と、 同一致手段の出力が入力されており且つ1つの単位パタ
    ーンプロファイルに関する前記ストップ、オプショナル
    ストップ、データ、ミラーおよびスキップの各コードの
    アドレス指定が終了した後、前記スキップコード設定部
    に設定されているスキップコードを次のスキップ量を指
    示する他のスキップコードに修正する信号を与える第2
    のゲート手段と、 データコードのほかに前記スキップコード設定部からの
    スキップ一致信号が与えられたときにも前記第2のコー
    ド領域にメモリされているデータを読み出すべく前記第
    1のゲート手段に指令を与える前記デコード手段とを備
    えた特許請求の範囲第2項、第3項、第4項、第5項、
    第6項、第7項又は第8項記載の原点復帰機能を備えた
    自動ミシン。
JP52020630A 1977-02-26 1977-02-26 原点復帰機能を備えた自動ミシン Expired JPS592516B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS53106251A JPS53106251A (en) 1978-09-16
JPS592516B2 true JPS592516B2 (ja) 1984-01-19

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ID=12032544

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JP52020630A Expired JPS592516B2 (ja) 1977-02-26 1977-02-26 原点復帰機能を備えた自動ミシン

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529541A (en) * 1975-07-03 1977-01-25 Philips Nv Automatic sewing machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529541A (en) * 1975-07-03 1977-01-25 Philips Nv Automatic sewing machine

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JPS53106251A (en) 1978-09-16

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