JPS5924950Y2 - 排水トラップの構造 - Google Patents

排水トラップの構造

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Publication number
JPS5924950Y2
JPS5924950Y2 JP14518280U JP14518280U JPS5924950Y2 JP S5924950 Y2 JPS5924950 Y2 JP S5924950Y2 JP 14518280 U JP14518280 U JP 14518280U JP 14518280 U JP14518280 U JP 14518280U JP S5924950 Y2 JPS5924950 Y2 JP S5924950Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trap
drain pipe
cylindrical body
drain
drainage
Prior art date
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Expired
Application number
JP14518280U
Other languages
English (en)
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JPS5768479U (ja
Inventor
守 須永
Original Assignee
サンデン株式会社
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Publication date
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍あるいは冷蔵用ショーケース等の排水部に
設けられる排水トラップの構造に関する。
従来より、冷凍あるいは冷蔵用ショーケースにおける排
水部はケース底部の最も低い位置に設けられ、ケース内
の排水が自然に排水管に流込むようにされている。
そして、通常、排水部には排水管へのごみの流入を防ぐ
ためフィルタを設け、排水管にはケース内への排水本管
側臭気の逆流を防止する手段が講じられている。
これを第1図を参照して説明すると、ケースの底部パネ
ル1に設けた排水口2には織金網によるフィルタ3をね
じ等で固定し、排水口直下に固定したパイプ4には一端
をねじ込み式の蓋5で閉じたU字部(図示省略)を持つ
排水管6を接続して、このU字部に溜った水で空気の流
通を遮断して臭気の逆流を防止するようにしていた。
ところが、フィルタ3は目づまりのたびにねじを外して
掃除しなければならず、また排水管6のU字部において
もフィルタ3を通過した小さなごみや泥が溜り易く排水
が困難になるため、蓋5をスパナ等で取外して排水管内
の清掃作業を行なわなければならず、特にこの作業は排
水管6の取付位置がショーケースの底部のため非常に困
難であった。
本考案はケース内への排水本管の臭気の逆流防止機能を
有し簡単な構造で分解掃除が容易な排水トラップを提供
しようとするものである。
本考案はまた部品点数が少なく小型化した排水トラップ
を提供しようとするものである。
本考案による排水トラップは、排水口へ外側から装着さ
れるべきトラップ筐体と、排水口へ内側から装着される
べき蓋板とを含み、これらで臭気の逆流防止機構を構成
できるようにしたものである。
以下に本考案の実施例を説明する。
第2図は本考案による排水トラップを平面図で示し、第
3図、第4図は断面図で示している。
図において、排水口2の縁部へ外側から装着されるべき
トラップ筐体7と同じく内側から装着されるべき蓋板8
とを含む。
トラップ筐体7は、上下を開口した筒状体であり、上端
縁部が底部パネル1に形成された排水口2へ嵌合され、
下部開口はねじ込み式のキャップ9で閉じられる。
また筐体7内には、その上端よりやや低い位置で上方に
開口し側壁を通して筐体7外に導出されるL形排水管7
1が一体成形されている。
蓋板8は、トラップ筐体7の径より小さな径の円板の下
面側に断面略小判形の筒状体81を有し、この筒状体8
1の平行な壁部を利用して円板の両側に凹部82.82
が形成されていると共に、凹部82の底部に多数の排水
導入孔83が設けられている。
このような蓋板8もまた一体成形により得られる。
特に筒状体81の径及び長さは、排水口縁部に設けられ
たフランジへ載置した状態において筒状体81の下端が
排水管71上端より外側であってやや下がった位置にあ
るようにされる。
このような構造により、ケース内に生ずる排水はケース
底部の最も低い位置にある蓋板8の凹部82.82に流
れ込み、孔83からトラップ筐体7内に流れ落ちる。
トラップ筐体7内の水位が排水管71の上端に達して排
水管71内に流れ落ちる水はトラップ筐体7外に排出さ
れる。
以後、トラップ筐体7内の水位は排水管71の上端位置
に維持され、筒状体81の下端は水没状態になる。
これによって排水管71の上端と筒状体81の下端との
間は水で仕切られることとなり、しかも排水管71上端
の上部空間は筒状体81で被われているので、ケース内
空間と排水管71内空間とは完全に遮断され、これによ
って主排水管側の臭気が逆流するのを防止することがで
きる。
本考案は、蓋板8について言えば、その凹部82に設け
られた多数の孔83が比較的大きなごみの流れ込みを防
止するフィルタの役目をする他、筒状体81がトラップ
の一部として機能し、しかも筒状体81の平行な壁部の
間隔を排水管71の外径と同しかあるいはわずかに小さ
くして排水管71の上端部を挾み込むようにしているこ
とにより振動等による位置ずれを防止することか゛でき
る。
またトラップ筐体7について言えば、キャップ9を外し
蓋板8を外せば排水管71を除き内部が空になるので非
常に掃除し易い。
しかもキャップ9はねじ込み等によっているので着脱が
容易であり、蓋板8も筒状体81内に排水管71を嵌入
させるように置くだけで良く二つの凹部82.82が手
指等でつまむ際に非常に便利である。
このように本考案による排水トラップは、分解。
掃除が非常に簡単で部品点数が少なくて済み、小型化が
可能である等実用的効果は大である。
勿論、本考案は実施例に限定されるものではなく、例え
ばトラップ筐体7や蓋板8の装着方法は任意であり、そ
の形状も様々な変更が可能である。
特に筒状体81は排水管71の外側であって上端より下
がった位置まで延在していれば良く、シたがって筒状体
81を断面円形にしてこの周囲に排水導入孔を持つ環状
の凹部を設けるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の排水構造の一例の断面図、第2図は本考
案の一実施例の平面図、第3図及び第4図はそれぞれ、
第2図の線A−A、線B−Bによる縦断面図。 図中、1は底部パネル、2は排水口、3はフィルタ、7
はトラップ筐体、8は蓋板、9はキャップ、71は排水
管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■、ケース底部に設けられた排水口縁部にケースの外側
    から装着されるべきトラップ筐体と、前記排水口縁部に
    ケースの内側から装着されるべき蓋板とを含み、前記ト
    ラップ筐体は、その上部開口よりやや下がった位置で開
    口し筐体側壁を通して筐体外に導出されている略り形排
    水管が一体成形されていると共に、下部開口が蓋体にて
    閉じられるようになっており、一方、前記蓋板は、装着
    時前記排水管の外側であってその上端より下がった位置
    まで延在する筒状体を下面に有すると共に、該筒状体よ
    り外側に前記トラップ筐体に連通ずる網目状の排水導入
    部を有することを特徴とした排水トラップの構造。 2、前記蓋板の筒状体の断面形状を、前記トラップ筐体
    内の排水管の上端部を挾み込めるような形状にしたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の排水
    トラップの構造。
JP14518280U 1980-10-14 1980-10-14 排水トラップの構造 Expired JPS5924950Y2 (ja)

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JP14518280U JPS5924950Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14 排水トラップの構造

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JP14518280U JPS5924950Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14 排水トラップの構造

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Publication Number Publication Date
JPS5768479U JPS5768479U (ja) 1982-04-24
JPS5924950Y2 true JPS5924950Y2 (ja) 1984-07-23

Family

ID=29504845

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