JPS592480B2 - 安定なクリ−ナ−の製造法 - Google Patents

安定なクリ−ナ−の製造法

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JPS592480B2
JPS592480B2 JP10626878A JP10626878A JPS592480B2 JP S592480 B2 JPS592480 B2 JP S592480B2 JP 10626878 A JP10626878 A JP 10626878A JP 10626878 A JP10626878 A JP 10626878A JP S592480 B2 JPS592480 B2 JP S592480B2
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JP
Japan
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parts
weight
cleaner
acid
sulfamic acid
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JP10626878A
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JPS5534225A (en
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正常 重松
義巳 川崎
智 平野
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Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura Juntendo Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は安定なクリーナーの製造法、特に浴槽、タイル
、タイルのメジ、便器、パイプ、各種金属等に付着した
頑固なサビ、汚れの除去を目的とした安定なクリーナー
の製造法に関するものである。
従来、サビの除去を目的としたクリーナーには、主とし
て酸性物質(例えば塩酸、硫酸、硝酸、シユウ酸、リン
酸、クエン酸、リンゴ酸、スルファミン酸、グリコール
酸、酒石酸等)を用いたもの、酸性物質に界面活性剤を
配合したもの、アルコール、グリコール等の溶剤を用い
たもの、無機質研摩剤を用いたもの等がある。しかるに
従来より用いられているこの種のクリーナーは、液体の
場合には、飛散しやすく取り扱いも不便で、安全性の点
にも問題があり、また多くの場合研摩剤を含有していな
いため、物理的洗浄力にとぼしいという欠点がある。
又、粉粒状のク11−ナーは、吸湿あるいは水分との接
触によつて固化しやすく、使用時も水に分散させねばな
らず不便である。さらに、一般に液体クレンザーといわ
れているものは、無機質研摩剤を水に分散させたものが
殆んどであり、固形分の分離沈降をおこしやすく、経時
安定性の点にも問題があり、サビの除去力も充分なもの
ではない。
本発明は、これら従来の升ビの除去を目的としたクリー
ナーの欠点を完全にとりのぞいた安定なクリーナーの製
造法を提供することを目的とするものであつて、本発明
は5.0〜60.0重量部のスルファミン酸、10.0
〜80.0重量部の無機質研摩剤、5.0〜40.0重
量部のポリエチレングリコール、0.1〜10.0重量
部の界面活性剤、及び必要に応じて溶剤、色素、香料な
どの補助材料を、全体が100重量部となるように、必
要な場合には加温のもとに、混合することを特徴とする
、安定なクリーナーの製造法である。
本発明で使用するスルファミン酸は酸性物質のなかでは
安全性も高く、刺激臭もなく金属への腐食性も比較的少
ないため一般にクリーナーを製造する場合の酸性基剤と
して用いられているが、このものは水分を含むと分解し
やすく、熱にも弱い欠点があるので、従来スルファミン
酸は殆んど粉粒状のまま使用されている。
このため吸湿によるスルファミン酸の固化等も起こりや
すかつた。ところが、本発明者は、このスルファミン酸
を無機質研摩剤、ポリエチレングリコール、及び界面活
性剤と混合してクリーナーをつくつた場合には、これを
長期間保存しても、スルファミン酸は、固化、分離、分
解を起こさず、極めて安定な状態で使用することができ
ることを見い出した。これは従来のスルフアミン酸の使
用から見ると全く考えられないことである。そしてスル
フアミン酸は、5.0重量部より少ないと充分な洗浄力
が得られず、60.0重量部より多いと洗浄する材質を
劣化させやすいため、本発明では5.0〜60.0重量
部の範囲で使用する。
次に本発明で使用する無機質研摩剤としては、研摩力を
有する例えば珪砂、珪藻土、セネライト、無水珪酸粉末
、ベントナイト、二酸化チタン、炭酸カルシウム等が挙
げられる。そして無機質研摩剤は、10.0重量部より
少ないと研摩力が弱く、80.0重量部より多いとクリ
ーナーの粘度に悪影響を与え好ましくないので、本発明
では10.0〜80.0重量部の範囲で使用する。次に
ポリエチレングリコールは、5.0重量部より少ないと
クリーナーの流動性が悪くなり、40.0重量部より多
いと洗浄力に悪影響を与えるため、本発明では5.0〜
40.0重量部の範囲で使用する。
なおポリエチレングリコールは平均分子量が約1000
より大きいと、クリーナーの粘度が上りすぎ長期間放置
した場合固化するおそれがあるので、平均分子量が約1
000以下のものが好ましく、平均分子量が約200〜
600のものが最も好ましい。次に本発明で使用する界
面活性剤としては、非イオン系界面活性剤及び両性界面
活性剤が特に好適に用いられる。
そして非イオン系界面活性剤としては、例えばポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフエノールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンプロツクポリマ一、ポリオキシエチレン高
級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンゾルビタン脂肪酸エス
テル等が用いられる。また両性界面活性剤としては、例
えばアルキルグリシン型両性界面活性剤(例えばアルキ
ルジアミノエチルグリシン)、ベタイン型両性界面活性
剤(例えばアルキルジメチルベタイン)、イミダゾリン
型両性界面活性剤(例えば環状イミジニウム系両性界面
活性剤)等が用いられる。上記の界面活性剤の他、アル
キルベンゼンスルホン酸塩などの陰イオン系界面活性剤
、及ひテトラアルキルアンモニウム塩などの陽イオン系
界面活性剤も、もちろん使用することができる。
そして界面活性剤は、0.1重量部より少ないと洗浄力
が弱く、10.0重量部より多いと泡が立ちやすく使用
上不便であるため、本発明では0.1〜10.0重量部
の範囲で使用する。さらに本発明では、クリーナーの製
造にあたり、必要に応じクリーナーの製造に用いられる
溶剤、色素、香料などの補助材料を使用することができ
る。
本発明にしたがつて安定なクリーナーを得るには、上記
した一定の範囲のスルフアミン酸、無機質研摩剤、ポリ
エチレングリコール、界面活性剤、及び必要に応じ溶剤
、色素、香料などの補助材料を、全体が100重量部に
なるように、必要な場合には加温(例えば30〜40℃
)のもとに、混合して均一にする。
その混合順序の好適な具体例を示すと、次の如くである
。スルフアミン酸、無機質研摩剤を混合撹拌して均一と
したものに、あらかじめ約30〜40℃に加温し溶解し
たポリエチレングリコール及び界面活性剤を加えて混合
し均一にした後、必要に応じてこれに溶剤、色素、香料
等を添加し、混合して均一なクリーナーを得る。本発明
で得られたクリーナーは、スルフアミン酸による酸洗浄
力、無機質研摩剤による研摩力、界面活性剤による可溶
化力を有しているため、浴槽、タイル、タイルのメジ、
便器、パイプ、各種金属等に付着した頑固なサビ、汚れ
に対して極めてすぐれた洗浄力を発揮し、しかも長期間
保存しても分離や分解を起こさず、経時安定性にもすぐ
れ、安全性の点でもすぐれたクリーナーである。
次に実施例を示して本発明をさらに詳しく説明するか、
本発明はこれら実施例によつて制限されるものではない
。なお実施例中、部は重量部である。実施例 1 スルフアミン酸10.0部、珪砂70.0部を撹拌混合
して均一としたものに、ポリエチレングリコール(平均
分子量約200)18.0部及びミラノールC2M−S
FCOnc.(米国ミラノール社製、環状イミジニウム
系両性界面活性剤)2,0部を加え、撹拌混合して均一
なペースト状のクリーナーを得た。
実施例 2 スルフアミン酸30,0部、ゼオライト15.0部、ベ
ントナイト40.0部を順次加え撹拌混合して均一とし
たものに、ポリエチレングリコール(平均分子量約40
0)10.0部及びあらかじめ約40℃に加温して溶解
したポリオキシエチレンノニルフエノールエーテル(E
.O.l2モル)5.0部を加え撹拌混合して均一なペ
ースト状のクリーナーを得た。
実施例 3 スルフアミン酸57.0部、珪藻土20.0部を撹拌混
合して均一としたものに、ポリエチレングリコール(″
平均分子量約600)15.0部、ポリオキシエ千レン
ラウリルエーテル(E.O.5モル)6.0部、アルキ
ルジアミノエチルグリシン2.0部を順次加え、撹拌混
合して均一なペースト状のクリーナーを得た。
実施例 4 スルフマミン酸40.0部、珪砂22.0部、無水珪酸
粉末3.0部を順次加え、撹拌混合して均一としたもの
に、あらかじめ約35〜40゜Cに加温して溶解したポ
リエチレングリコール(平均分子量約900)26.0
部及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレンプロツ
クポリマ一2,0部、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル3.5部、ドデシルベンゼンスルホン酸塩2.
5部、色素0.5部、香料0.5部を順次加え攪拌混合
して均一なペースト状のクリーナーを得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 5.0〜60.0重量部のスルファミン酸、10.
    0〜80.0重量部の無機質研摩剤、5.0〜40.0
    重量部のポリエチレングリコール、0.1〜10.0重
    量部の界面活性剤、及び必要に応じて溶剤、色素、香料
    などの補助材料を、全体が100重量部となるように、
    必要な場合には加温のもとに、混合することを特徴とす
    る、安定なクリーナーの製造法。
JP10626878A 1978-09-01 1978-09-01 安定なクリ−ナ−の製造法 Expired JPS592480B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5534225A JPS5534225A (en) 1980-03-10
JPS592480B2 true JPS592480B2 (ja) 1984-01-18

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ID=14429328

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JPS62197494A (ja) * 1986-02-25 1987-09-01 高砂香料工業株式会社 水洗トイレ用洗浄剤

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JPS5534225A (en) 1980-03-10

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