JP2523837B2 - 水洗トイレ用清浄剤組成物 - Google Patents
水洗トイレ用清浄剤組成物Info
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- JP2523837B2 JP2523837B2 JP63297926A JP29792688A JP2523837B2 JP 2523837 B2 JP2523837 B2 JP 2523837B2 JP 63297926 A JP63297926 A JP 63297926A JP 29792688 A JP29792688 A JP 29792688A JP 2523837 B2 JP2523837 B2 JP 2523837B2
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- Japan
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- detergent composition
- flush toilet
- present
- surfactant
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は汚染防止効果の優れた水洗トイレ用清浄剤組
成物に関する。
成物に関する。
水洗便器を長期間継続使用すると、便器の内面と溜水
面、特に水封部に着色した汚れの堆積が生ずるが、この
汚れは主として、リン酸カルシウム、鉄酸化物等の無機
物、粗蛋白や胆汁分解物等の有機排泄物、微生物或いは
その代謝産物などからなる。
面、特に水封部に着色した汚れの堆積が生ずるが、この
汚れは主として、リン酸カルシウム、鉄酸化物等の無機
物、粗蛋白や胆汁分解物等の有機排泄物、微生物或いは
その代謝産物などからなる。
この汚れは非常に頑固であり、強酸、強アルカリ、漂
白剤などの反応性の高い物質を用いても除去することは
容易でない。
白剤などの反応性の高い物質を用いても除去することは
容易でない。
近年、水洗便器の貯水タンク内もしくはタンク上に設
置された水洗オートクリーナー(トイレボールオートク
リーナー)から水洗水中に放出させることにより持続的
に便器の汚れの堆積を防止し、洗浄を行い、清潔な状態
を保たせる清浄剤組成物が使用されるようになった。こ
の清浄剤組成物には液体タイプのものと固形タイプのと
があるが、これらは通常、界面活性剤、香料、色素を基
本成分とし、必要に応じて固形化剤、殺菌剤、防臭剤等
を配合したものである。
置された水洗オートクリーナー(トイレボールオートク
リーナー)から水洗水中に放出させることにより持続的
に便器の汚れの堆積を防止し、洗浄を行い、清潔な状態
を保たせる清浄剤組成物が使用されるようになった。こ
の清浄剤組成物には液体タイプのものと固形タイプのと
があるが、これらは通常、界面活性剤、香料、色素を基
本成分とし、必要に応じて固形化剤、殺菌剤、防臭剤等
を配合したものである。
界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキル又
はアルキルフェニルエーテル、ポリエチレングリコー
ル、などの非イオン活性剤が主に使われている。しか
し,これらの活性剤の防汚効果は充分でなく、そしてそ
の結果、従来の水洗オートクリーナーを使用するトイレ
であっても便器の内面に黄ばみが見られたり、水封部に
汚れのリングが生成したりするのが現状であった。
はアルキルフェニルエーテル、ポリエチレングリコー
ル、などの非イオン活性剤が主に使われている。しか
し,これらの活性剤の防汚効果は充分でなく、そしてそ
の結果、従来の水洗オートクリーナーを使用するトイレ
であっても便器の内面に黄ばみが見られたり、水封部に
汚れのリングが生成したりするのが現状であった。
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究の結
果、特定構造の両性界面活性剤を使用すれば防汚性に優
れ、かつ洗浄効果の高い清浄剤が得られることを見出し
本発明を完成した。
果、特定構造の両性界面活性剤を使用すれば防汚性に優
れ、かつ洗浄効果の高い清浄剤が得られることを見出し
本発明を完成した。
即ち、本発明は一般式 (式中、R1は炭素数10〜22のアルキル基又はアルケニル
基を、R2,R3は炭素数1又は2のアルキル基を示し、X
は水酸基又は水素原子を示す。) で表されるスルホベタインを含有することを特徴とする
水洗トイレ用清浄剤組成物を提供する。
基を、R2,R3は炭素数1又は2のアルキル基を示し、X
は水酸基又は水素原子を示す。) で表されるスルホベタインを含有することを特徴とする
水洗トイレ用清浄剤組成物を提供する。
上記スルホベタイン両性界面活性剤の好ましいものと
しては、N,N,N−ステアリルジメチル−N−3−スルホ
プロピルアンモニウムベタイン、N,N,N−ラウリルジメ
チル−N−2−ヒドロキシ−3−スルホプロピルアンモ
ニウムベタイン、N,N,N−ステアリルジメチル−N−2
ヒドロキシ−3−スルホプロピルアンモニウムベタイ
ン、N,N,N−ベヘニルジメチル−N−2−ヒドロキシ−
3−スルホプロピルアンモニウムベタイン等が挙げられ
る。
しては、N,N,N−ステアリルジメチル−N−3−スルホ
プロピルアンモニウムベタイン、N,N,N−ラウリルジメ
チル−N−2−ヒドロキシ−3−スルホプロピルアンモ
ニウムベタイン、N,N,N−ステアリルジメチル−N−2
ヒドロキシ−3−スルホプロピルアンモニウムベタイ
ン、N,N,N−ベヘニルジメチル−N−2−ヒドロキシ−
3−スルホプロピルアンモニウムベタイン等が挙げられ
る。
上記スルホベタインは、使用水中に0.5〜100ppm、好
ましくは1〜50ppm、特に1〜10ppm濃度となるよう本発
明組成物に添加するのが適当である。
ましくは1〜50ppm、特に1〜10ppm濃度となるよう本発
明組成物に添加するのが適当である。
本発明の清浄剤組成物には、上記必須成分の他硫酸、
炭酸、塩酸、ホウ酸、ケイ酸、リン酸などのアルカリ金
属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩又は無水ケ
イ酸等の賦形剤、ポリアクリル酸、ヒドロキシカルボン
酸などのキレート剤、香料、殺菌剤、防腐剤、固形化
剤、増粘剤、離型剤、溶剤、消泡剤、本発明以外の界面
活性剤を配合することが出来る。
炭酸、塩酸、ホウ酸、ケイ酸、リン酸などのアルカリ金
属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩又は無水ケ
イ酸等の賦形剤、ポリアクリル酸、ヒドロキシカルボン
酸などのキレート剤、香料、殺菌剤、防腐剤、固形化
剤、増粘剤、離型剤、溶剤、消泡剤、本発明以外の界面
活性剤を配合することが出来る。
次に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例に限定されるものではない。
れら実施例に限定されるものではない。
実施例1 表−1に示す様に、本発明品及び比較品の各界面活性
剤について、以下の試験法により防汚性を評価した。
剤について、以下の試験法により防汚性を評価した。
この時の結果を表−1に示す。
試験法 白色陶器片(2.5cm×7.5cm)を水平に置き、各界面活
性剤の100ppm水溶液を30滴落し、陶器片の上に均一にな
るように拡げ、24時間静置し、自然乾燥させる。
性剤の100ppm水溶液を30滴落し、陶器片の上に均一にな
るように拡げ、24時間静置し、自然乾燥させる。
この試験片に人尿を1ml滴下し、48時間静置し自然乾
燥させる。試験片を60゜傾けて、上から300mlのビュレ
ットに入れたイオン交換水を流し、汚れが完全に離脱す
るまでに消費された水量によって防汚性を評価する。
燥させる。試験片を60゜傾けて、上から300mlのビュレ
ットに入れたイオン交換水を流し、汚れが完全に離脱す
るまでに消費された水量によって防汚性を評価する。
実施例2 一般家庭の水洗便器貯水タンク(17l)に、フラッシ
ュ1回毎に、表−2に示す本発明品及び比較品の各界面
活性剤0.51%を含む水溶液を10ml(水中の界面活性剤濃
度3ppm)投入した。それぞれ2週間づつ使用し、汚れの
状態を以下の評価基準によって評価した。
ュ1回毎に、表−2に示す本発明品及び比較品の各界面
活性剤0.51%を含む水溶液を10ml(水中の界面活性剤濃
度3ppm)投入した。それぞれ2週間づつ使用し、汚れの
状態を以下の評価基準によって評価した。
この時の結果を表−2に示す。
評価基準 吃水部 ○:吃水部に汚れがなく吃水線がない。
△:吃水部に黄色い汚れがついている。
×:吃水部に黒っぽい汚れがついている。
水封部 ○:汚れがほとんどない。
△:全体が少し黄ばんでいる。
×:全体が黄ばんでいる。
〔発明の効果〕 本発明によれば、特定の両性界面活性剤を含有させる
ことにより、防汚性に優れ、かつ、洗浄効果の高い水洗
トイレ用清浄剤組成物が提供される。
ことにより、防汚性に優れ、かつ、洗浄効果の高い水洗
トイレ用清浄剤組成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 妻鳥 正樹 栃木県宇都宮市泉が丘2―4―12 泉ケ 丘ハイツ307
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 (式中、R1は炭素数10〜22のアルキル基又はアルケニル
基を、R2,R3は炭素数1又は2のアルキル基を示し、X
は水酸基又は水素原子を示す。) で表されるスルホベタインを含有することを特徴とする
水洗トイレ用清浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63297926A JP2523837B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 水洗トイレ用清浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63297926A JP2523837B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 水洗トイレ用清浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02145697A JPH02145697A (ja) | 1990-06-05 |
JP2523837B2 true JP2523837B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=17852879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63297926A Expired - Fee Related JP2523837B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 水洗トイレ用清浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523837B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5336445A (en) * | 1990-03-27 | 1994-08-09 | The Procter & Gamble Company | Liquid hard surface detergent compositions containing beta-aminoalkanols |
US5536451A (en) * | 1992-10-26 | 1996-07-16 | The Procter & Gamble Company | Liquid hard surface detergent compositions containing short chain amphocarboxylate detergent surfactant |
JP2002060786A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-02-26 | Kao Corp | 硬質表面用殺菌防汚剤 |
FR2851572B1 (fr) * | 2003-02-20 | 2007-04-06 | Rhodia Chimie Sa | Composition nettoyante ou rincante pour surfaces dures |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP63297926A patent/JP2523837B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02145697A (ja) | 1990-06-05 |
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