JPH06199625A - 不溶性アルギン酸塩の溶解剤組成物 - Google Patents

不溶性アルギン酸塩の溶解剤組成物

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JPH06199625A
JPH06199625A JP40A JP7313392A JPH06199625A JP H06199625 A JPH06199625 A JP H06199625A JP 40 A JP40 A JP 40A JP 7313392 A JP7313392 A JP 7313392A JP H06199625 A JPH06199625 A JP H06199625A
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彰一 千原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属キレート能を有する化合物、アルカリ性
炭酸塩及び界面活性剤からなる不溶性アルギン酸塩の溶
解剤の溶解性を高める。 【構成】 分子内にオキシエチレン鎖とオキシプロピレ
ン鎖とを有する混合ポリオキシアルキレン型非イオン界
面活性剤と炭素数10〜20のα- オレフィンスルホン酸塩
をその重量比が 1/4〜4/1 の範囲内で含有し、金属キレ
ート能を有する化合物及びアルカリ性炭酸塩を主成分と
する。 【効果】 従来公知の不溶性アルギン酸塩溶解剤よりも
高濃度の水溶液として使用でき、不溶性アルギン酸塩の
溶解速度が速く、溶解量も多く、歯科印象材用トレーの
洗浄が短時間で能率的に行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水に不溶性のアルギン
酸塩の溶解剤組成物に関し、特に金属キレート能を有す
る化合物、アルカリ性炭酸塩及び界面活性剤を主材とす
る不溶性アルギン酸塩の溶解剤組成物に関するもので、
アルギン酸の金属塩、例えば、カルシウム塩、バリウム
塩、カドミウム塩、鉄塩、アルミニウム塩等を水に溶解
させるための溶解剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルギン酸は、コンブ、アラメ、カジメ
等の褐藻類から抽出して製造される親水性の高分子電解
質の一種であり、主として酸又はソーダ塩の形で、食品
加工、繊維加工、化粧品、製紙薬剤、歯科材料、接着
剤、水処理剤等の幅広い用途に使用される。
【0003】また、アルギン酸は、マグネシウム、水銀
以外の二価以上の金属イオンにより、水に不溶性の塩を
形成して凝固する性質を有し、この性質を利用した用途
として歯科用印象材、外科用繊維(ガーゼ、手術糸)、
硬水軟化剤、肉塊結合剤、廃水用凝集剤等がある。
【0004】これらの不溶性アルギン酸塩が用いられる
用途においては、必要に応じて不溶性アルギン酸塩を分
解して水中に溶解させるため、溶解剤が使用される。
【0005】例えば歯科用印象材においては、虫歯等に
より歯の欠損部分を治療する際に、治療部位の周囲の形
状を印象するための材料として、アルギン酸ソーダと硫
酸カルシウムを主成分とする印象剤組成物が用いられ、
この組成物を水と練り合せ、アルギン酸カルシウムが形
成されつつある状態の時、その適当量を専用の印象材用
トレー(以下、単にトレーと略す。)に付着させて必要
な治療部位を覆い、固化させて陰型を取り、この陰型に
模型材(例えば、石膏など)を注入して治療部位周辺の
同型、同大の模型を作製する。
【0006】使用後のトレーは繰り返し使用するため付
着している模型作製後の印象材を手で剥し取る。このと
き、トレーには固化した印象材(水に不溶性のアルギン
酸カルシウム)の一部が硬く付着して残る。この印象材
の残滓(アルギン酸カルシウム)は、硬くて水に不溶性
であり、容易に除去することができないため、溶解剤と
してトレークリーナーが用いられる。
【0007】トレークリーナーは、アルカリ性炭酸塩と
トリポリ燐酸ソーダなどのキレート剤を主成分とし、こ
れに若干量の界面活性剤等が配合されたものであり、通
常これを 2〜10%程度の濃度の水溶液として用い、使用
後のトレーは、付着した印象材を除去するためには通常
この水溶液中に一昼夜浸漬処理される。
【0008】しかしながら、一昼夜浸漬しておいても、
付着した印象材の残滓は完全には溶解せず未溶解物が残
るので、これを除去するためブラシ等を用いて入念に擦
り落とすという面倒で手間のかかる作業が必要であっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の不溶性アルギン
酸塩の溶解剤(例えば、トレークリーナー)は炭酸塩、
ポリ燐酸塩等のアルカリ性無機塩を主材とし、これに若
干量の界面活性剤等が配合されており、使用に際しては
水に溶解して用いられるが、不溶性アルギン酸塩を効率
よく短時間で溶解させ、また溶解量を多くするために
は、溶解剤はできるだけ高濃度の水溶液として用いた方
がよい。
【0010】また、溶解剤溶液の不溶性アルギン酸塩固
化物内部への浸透を促進させるためには、界面活性剤の
配合量は多くした方がよい。
【0011】しかしながら、溶解剤の濃度を上げると溶
液中の無機イオンの濃度が上がるので、界面活性剤が塩
析されて沈澱したり、ゲル化して二層分離したりする。
そのため従来の不溶性アルギン酸塩の溶解剤は高濃度で
は使用できず、また、界面活性剤の配合量にも限界があ
り、不溶性アルギン酸塩の溶解量が少なく、また溶解速
度も遅いという問題があった。
【0012】本発明の目的はこれらの問題点を改良して
不溶性アルギン酸塩の溶解量を増加し、しかも短時間で
溶解できる溶解剤を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、従来のト
レークリーナー等の不溶性アルギン酸塩の溶解剤の問題
点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、金属キレート能
を有する化合物、アルカリ性炭酸塩及び界面活性剤を主
材とする不溶性アルギン酸塩の溶解剤組成物において、
これを高濃度水溶液で使用する場合にも塩析したりゲル
化することがなく、且つ不溶性アルギン酸塩の溶解を促
進させることのできる組成物を見い出して本発明に到達
した。
【0014】すなわち、本発明は、金属キレート能を有
する化合物、アルカリ性炭酸塩及び界面活性剤を主材と
する不溶性アルギン酸塩の溶解剤組成物において、
(a) 1分子中にオキシエチレン鎖とオキシプロピレン
鎖とを有する混合ポリオキシアルキレン型非イオン界面
活性剤 0.1〜10重量%と、(b)炭素数10〜20のα- オ
レフィンスルホン酸塩を 0.1〜10重量%とを含有し、上
記(a)と(b)との重量比が 1/4〜 4/1の範囲内にあ
り、且つ、(c)金属キレート能を有する化合物を 1〜
90重量%及び(d)アルカリ性炭酸塩を 1〜90重量%を
含有することを特徴とする不溶性アルギン酸塩の溶解剤
組成物を提供するものである。
【0015】前記(a)の混合ポリオキシアルキレン型
非イオン界面活性剤は、好ましくは炭素数 8〜18の高級
アルコールの 1モルに対してエチレンオキサイド 6〜30
モルとプロピレンオキサイド 2〜15モルとを付加した混
合ポリオキシアルキレン型非イオン界面活性剤であり、
例えば三菱油化株式会社製のセーサボンDL0206、DL0415
等が使用できる。
【0016】前記(b)は陰イオン界面活性剤であり、
炭素数10〜20のα- オレフィンスルホン酸のソーダ塩、
カリウム塩又はアンモニウム塩等であり、例えばライオ
ン株式会社製のリボラン1400等が使用できる。
【0017】前記(c)の金属キレート能を有する化合
物は、好ましくはポリ燐酸塩(例えば、トリポリ燐酸ソ
ーダ、ピロリン酸カリ等)、エチレンジアミン四酢酸塩
(例えば、EDTA-2ソーダ等)、クエン酸塩、ニトリロ三
酢酸塩の何れか 1種又は 2種以上の混合物である。
【0018】前記(d)のアルカリ性炭酸塩は、好まし
くは炭酸ソーダ、炭酸カリ、重炭酸ソーダ、過炭酸ソー
ダの何れか 1種又は 2種以上の混合物である。
【0019】前記非イオン界面活性剤(a)と陰イオン
界面活性剤(b)の配合量の重量比は 1:4 〜 4:1 の
範囲内であることが必要である。この重量比を外れる
と、該組成物を水と混合して 4重量%以上の濃度の水溶
液を調製した場合、界面活性剤が塩析して沈澱したり、
ゲル化して二層分離を起す場合があり、不溶性アルギン
酸塩を溶解する作用が不十分となる。
【0020】また、前記非イオン界面活性剤(a)及び
陰イオン界面活性剤(b)の配合量は、いずれも10重量
%以下で十分であり、10重量%を超える量を配合しても
不溶性アルギン酸塩を溶解する作用はあまり改善され
ず、組成物としての原料費が増加する。
【0021】本発明の組成物は、使用に当り水に溶解し
て 2〜50重量%の濃度の水溶液として用いる。好適な使
用濃度は、10〜40重量%である。
【0022】この水溶液中に不溶性アルギン酸塩固形物
を浸漬し、室温又は若干加温下(例えば40〜60℃)で、
一般的には数時間静置することにより、不溶性アルギン
酸塩固形物を水溶液中に溶解させることができる。この
間、溶液を攪拌することにより溶解に要する時間を短縮
することができる。
【0023】なお、本発明の組成物には、本発明の効果
を大きく損なわない範囲で、従来公知の不溶性アルギン
酸塩の溶解剤(トレークリーナー等)に使用される化合
物、例えば硫酸ソーダ、珪酸ソーダ、燐酸ソーダ、フッ
化カリ、ゼオライト等を配合することができ、また、必
要に応じて色素、香料、消毒剤、防腐剤、防錆剤、発泡
剤などの添加剤を少量配合することもできる。
【0024】
【実施例】以下に実施例及び応用例を示して本発明を詳
細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
く、特にその応用については歯科用印象材に対する応用
以外に種々利用し得る。
【0025】なお、以下の表中及び文章中において、%
とあるは、すべて重量%であり、表記された配合成分は
それぞれ次の化合物を表す。
【0026】C12(PO)4(EO)15:ラウリルアルコールのプ
ロピレンオキサイド 4モル、エチレンオキサイド15モル
付加体であり、本発明の(a)の非イオン界面活性剤の
一種である。 C14-18 AOS:炭素数14〜18のα- オレフィンスルホン酸
のソーダ塩であり、本発明の(b)の陰イオン界面活性
剤の一種である。 EDTA:エチレンジアミン四酢酸四ソーダ塩であり、本発
明の(c)の金属キレート能を有する化合物の一種であ
る。
【0027】実施例1〜4、比較例1〜4 表1及び表2に示す各配合成分を、全量500gになるよう
に所定量を採取し、ブレンダーで 5分間攪拌混合して組
成物を作成した。
【0028】得られた組成物についてそれぞれ以下の性
能試験を行なった。
【0029】(20%及び40%水溶液の状態)組成物を10
0g採取し、水道水400g中に投入して室温(23℃)で 5分
間攪拌し、その後更に 5分間静置してから溶液(20%水
溶液)の状態を目視で観察した。また、組成物200gを水
道水300g中に投入し、上記と同様の操作を行ない、40%
溶液の状態を目視で観察した。
【0030】(アルギン酸-Ca 固化物の溶解速度及び溶
解量)アルギン酸カリウム24%、硫酸カルシウム24%、
ピロ燐酸ソーダ 3%及び珪藻土49%の混合物10部と水道
水20部とをよく練り合せ、アルギン酸カルシウムが生成
して固化する直前に、直径13mm、高さ20mmの円柱状の型
に入れ、これを23℃で24時間静置して固化させ、試験片
とした。この試験片 1個の乾燥重量(105 ℃で2時間乾
燥した後の重量)は、 1.020±0.007gであった。
【0031】実施例、比較例の各組成物の10%水溶液10
0gをビーカーに採り、これに上記試験片 1個を浸漬し、
室温(23℃)で直径40mmのタービン型攪拌翼で攪拌(30
0rpm)し、1 時間後又は、24時間後に試験片の未溶解物
を取り出してその乾燥重量を測定し、試験前の試験片の
乾燥重量との差を溶解量(g) とした。なお、 1時間後の
溶解量(g) をもって、アルギン酸-Ca の溶解速度(g/hr)
とし、 24 時間後の溶解量(g) をもって、アルギン酸-C
a 溶解量(g/10g) とした。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】表1の結果が示すように、本発明の組成物
(実施例1〜4)は、表2に示す比較例の組成物に比べ
て、水への溶解性が良好で、また、アルギン酸カルシウ
ムの溶解速度が速く、その溶解量も多い。
【0035】応用例 本発明の組成物を歯科用印象材のトレークリーナーとし
て用いた場合の応用例を示す。
【0036】アルギン酸ソーダと硫酸カルシウムとを主
成分とする市販のアルジネート系歯科用印象材(粉末
状)8gと水道水 20gとをラバー製ボールに採り、スパチ
ュラを用いて練和して均質なペースト状にした。
【0037】このペーストを印象材用金属製網トレー
(局部歯用)に盛り付け、モデル歯に押し付けて印象を
採取した。練和開始約 2分20秒後にペーストがゲル化し
始め、アルギン酸カルシウムの生成による固化が認めら
れた。印象採取後 3時間、室温(23℃)で静置してか
ら、固化した印象材の大きな塊をトレーから剥した。ト
レーには網目に入り込んだりして固化した印象材の残滓
が硬く付着して残った。
【0038】新しいトレーを用いてこの作業を繰り返
し、印象材の残滓が付着したトレーを24個作成した。こ
のトレーの個々には 2〜6gの印象材の残滓が付着してい
た。
【0039】本願組成物及び市販の歯科印象材用トレー
クリーナーをそれぞれ水道水で溶解して 4%、20%及び
40%の水溶液とし、この中に上記で得られた印象材が付
着したトレーをそれぞれ 2個ずつ浸漬し、常温で 5時間
静置した後にトレーを取出し、流水ですすいで、付着し
た印象材残滓の除去状況を観察した。
【0040】このテストで比較のために用いた市販のト
レークリーナーは、次のものである。
【0041】市販品 A:陰イオン界面活性剤としてアル
キルベゼンスルホン酸塩が配合されており、その他に硫
酸ソーダ、ゼオライト、トリポリ燐酸ソーダを主成分と
して含む粉末状の組成物。
【0042】市販品 B:非イオン界面活性剤であるノニ
ルフェノールエトキシレートが配合されており、その他
に硫酸ソーダ、炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ、ピロ燐酸塩
を主成分として含む粉末状の組成物。
【0043】(テスト結果) その1. 4%水溶液の場合 実施例1の組成物:溶液から取り出した時点では、印象
材残滓の一部がトレーに付着して残っていたが流水です
すぐことにより完全に除去された。 実施例4の組成物:同上。 市販品 A:約半量が未溶解のままトレーに付着して残っ
ており、流水ですすいでも除去されずブラシで擦り落す
必要があった。 市販品 B:同上。
【0044】その2.20%水溶液の場合 実施例1の組成物:溶液から取り出した時点で、印象材
残滓はほぼ完全に溶解し、トレーから除去されていた。 実施例4の組成物:同上。 市販品 A:印象材残渣の一部がトレーに付着して残って
おり、流水でよくすすいで除去する必要があった。 市販品 B:同上。
【0045】なお、実施例1及び2の組成物の20%水溶
液は透明で均一な溶液であった。これに対し、市販品A
の溶液は、界面活性剤が不溶化して白濁し、液の底部に
は沈殿物が認められ、市販品B の溶液は界面活性剤が液
の表面に油状に分離浮遊していた。
【0046】その3.40%水溶液の場合 実施例1の組成物:印象材残滓はほぼ完全に溶解し、ト
レーから除去されていた。 実施例4の組成物:同上 市販品A :印象材残滓の一部がトレーに付着して残って
いた。 市販品B :同上
【0047】なお、実施例1及び2の組成物の40%水溶
液は均一な溶液であった。これに対し、市販品A の溶液
は白濁し、また、液の底部に多量の沈殿物が認められ、
市販品B の溶液は液の表面に界面活性剤が油状に分離浮
遊していた。
【0048】
【発明の効果】本発明の不溶性アルギン酸塩の溶解剤組
成物は、従来公知の不溶性アルギン酸塩の溶解剤と較べ
て、高濃度の水溶液として使用することができ、また不
溶性アルギン酸塩の溶解量が多く、溶解速度が速い。そ
のため、歯科印象材用トレーの洗浄等に用いた場合に作
業を短時間で能率的に行うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 織田 亨子 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属キレート能を有する化合物、アルカ
    リ性炭酸塩及び界面活性剤を主材とする不溶性アルギン
    酸塩の溶解剤組成物において、(a) 1分子中にオキシ
    エチレン鎖とオキシプロピレン鎖とを有する混合ポリオ
    キシアルキレン型非イオン界面活性剤 0.1〜10重量%
    と、(b)炭素数10〜20のα- オレフィンスルホン酸塩
    を 0.1〜10重量%とを含有し、上記(a)と(b)との
    重量比が 1/4〜4/1 の範囲内にあり、且つ(c)金属キ
    レート能を有する化合物を 1〜90重量%及び(d)アル
    カリ性炭酸塩を 1〜90重量%を含有することを特徴とす
    る不溶性アルギン酸塩の溶解剤組成物。
  2. 【請求項2】 混合ポリオキシアルキレン型非イオン界
    面活性剤が、炭素数8〜18の高級アルコール 1モルに対
    してエチレンオキサイド 6〜30モルとプロピレンオキサ
    イド 2〜15モルとを付加した混合ポリオキシアルキレン
    型非イオン界面活性剤である、請求項1に記載の不溶性
    アルギン酸塩の溶解剤組成物。
  3. 【請求項3】 金属キレート能を有する化合物が、ポリ
    燐酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、クエン酸塩及びニ
    トリロ三酢酸塩のいずれか 1種又は 2種以上の混合物で
    あり、且つアルカリ性炭酸塩が炭酸ソーダ、炭酸カリ、
    重炭酸ソーダ及び過炭酸ソーダのいずれか 1種又は 2種
    以上の混合物である請求項1又は2に記載の不溶性アル
    ギン酸塩の溶解剤組成物。
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