JPS5924661Y2 - ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂製壜体 - Google Patents

ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂製壜体

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Publication number
JPS5924661Y2
JPS5924661Y2 JP12211779U JP12211779U JPS5924661Y2 JP S5924661 Y2 JPS5924661 Y2 JP S5924661Y2 JP 12211779 U JP12211779 U JP 12211779U JP 12211779 U JP12211779 U JP 12211779U JP S5924661 Y2 JPS5924661 Y2 JP S5924661Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weir
polyethylene terephthalate
terephthalate resin
leg
cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP12211779U
Other languages
English (en)
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JPS5640927U (ja
Inventor
弥太郎 吉野
Original Assignee
株式会社吉野工業所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社吉野工業所 filed Critical 株式会社吉野工業所
Priority to JP12211779U priority Critical patent/JPS5924661Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、2軸延伸ブロー成形されたポリエチレンテレ
フタレート樹脂製堤体に関するもので、内容液の温度変
化に伴って密封された堰体内に発生する圧力変化を無理
なく吸収し、もって堤体本体の歪発生およびキャップの
開放操作の障害の発生を防止すると共に堰体の起立姿勢
を安定して保持することを目的としたものである。
2軸延伸ブロー戊形されたポリエチレンテレフタレート
樹脂製堤体は、その極めて優れた物性および特性のため
に清涼飲料水等の液体収納容器として広く利用されてい
る。
所で、ジュースとか牛乳等の場合、殺菌のため、約80
(’C)から100〔°C〕まで高温加熱し、この高
温加熱された状態のまま堰体内に注入充填され、ただち
にキャップ等により密封されるのであるが、充填後の液
温は、通常外気温まで1然冷却され、さらに場合によっ
ては、4〔°C〕近くまで強制冷却される。
それゆえ、この内容液の温度変化に伴う体積変化および
堰体内のヘッドスペースにおける蒸気の内容液への溶は
込みによって、密封された堰体内にはかなりの負圧が発
生することになる。
この負圧のため、堰体の形状が歪むとか、局部的にヒビ
割れが生じるとか、さらにはキャップの開放操作が極め
て行ない難くなるとかの不都合が生じるようになってい
る。
また、この堰体内に発生した負圧を堰体の一部、特に胴
体部等の弾性変形により成る程度吸収するようにしたも
のがあるが、このものの場合、堰体の外観が歪んだもの
となるので、商品価値が大幅に低下し、かつ堰体として
の安定性が大幅に失なわれるという欠点をもっている。
本考案は、上記した従来例における欠点および問題点を
解消すべく考案されたもので、堰体内に発生した負圧を
、堰体の外観に影響を与えない堰本体の一部分の弾性変
形により吸収し、かつこの弾性変形部分を覆うと共に堰
本体の安定した起立姿勢を保持する脚体を組付けて構成
したものである。
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
図中1は、2軸延伸ブロー成形されたポリエチレンテレ
フタレート樹脂製の堰本体で、この堰本体1は、周壁2
の下端に形成された組付は部3から蛇腹状となった伸縮
筒部5を連設し、この伸縮筒部5の下端に底板4を一体
設して構成されている。
この肉薄の蛇腹状となった伸縮筒部5は、他の部分、例
えば周壁2部分に比べて、その肉厚が充分に薄く底形さ
れていて、弾性変形がし易いようにされている。
それゆえ、この伸縮筒部5と底板4とから構成される堰
本体1の底部は、その形状が強固に自己保持されるもの
とはなっておらず、容易に弾性変形するものとなってい
るのである。
この堰本体1の底部を覆う形態で周壁2の下端に組付け
られて、堰本体1を起立姿勢に保持する脚体6は、周壁
2とほぼ等しい外径を有し、かつ延び切った伸縮筒部5
よりも大きい高さの筒体7の上端に組付き部8を形成し
、この筒体7の下端から内方に傾斜しながら立ち上がる
脚筒壁10を連設することによって脚部9を形成し、前
記筒体7の上端部に、組付き部8よりも大きい高さで所
望数の割溝11を削設して構成されている。
この脚体6は、下方から、堰本体1の底部を覆う形態で
、周壁2の下端の組付は部3に上端の組付き部8を嵌着
または接着させて堰本体1に組付は固定される。
図示実施例の場合、この堰本体1と脚体6との組付は固
定は、組付は部3を周溝構造とし、これに対する組付き
部8を周突条構造として、この組付き部8を組付は部8
に保合組付けするようにしている。
また、脚体6は有底構造となっているが、これは壜全体
の外観を良くすると共に壜の全重量を支えなければなら
ない脚部9の機械的強度を高めるためである。
さらに、この脚部9の機械的強度を高める目的で、筒体
7の下端内周面と脚筒壁10の外周面との間に所望数の
補強リブ12を財形すると良い。
本考案による堤体は、上記の如き構成となっているので
、堰本体1内に、高温内容液を注入充填すると、この充
填された内容液の重量によって伸縮筒部5は下方に延び
る弾性変形をし、このため堰本体1の実質的な内容積は
増大する。
この状態から、堰本体1をキャップにより密封して所望
温度まで冷却すると、充填された内容液の体積の減少お
よびヘッドスペース内の蒸気の内容液中の溶解等によっ
て堰本体1内に負圧が発生する。
堰本体1内に負圧が発生すると、この負圧により、下方
に延伸した状態にある伸縮筒部5が上記した負圧値に応
じた量だけ上方に収縮して堰本体1の内容積を減少させ
るので、堰本体1内の負圧はほとんどなくなる。
このように、伸縮筒部5の収縮動作によって、堰本体1
の伸縮筒部5以外の部分が、この負圧によって変形した
リヒビ割れしたりすることなく、さらに堰本体1の開放
操作時に、負圧のために、キャップの開放動作が困難と
なるような不都合の発生することもない。
所で、組付き部8の組付は部3への保合組付きは、組付
き部8がわずかに外方に弾性変形して組付は部3の下方
の縁を乗り越えて遠戚されるのであるが、組付き部8の
形成された筒体7の上端部には割溝11が削設されてい
るので、組付き部8の形成された筒体7の上端部は、上
記した組付は部3への係合組付きの際に、外方への弾性
変形が行なわれ易いものとなり、このため組付き部8の
組付は部3への保合組付けは極めて円滑に遠戚すること
か゛できることになる。
また、図示実施例の如く、脚体6が有底構造となってい
る場合、堰本体1内の負圧によって伸縮筒部5が収縮変
形した際に、この伸縮筒部5の収縮変形によって堰本体
1の底部と脚体6とによって形成される空間の内容積が
増大して、この空間内に負圧を発生させて伸縮筒部5の
収縮動作を阻止する力を作用させることになるが、上記
した堰本体1の底部と脚体6とによって形成される空間
は、割溝11によって外部に開放された状態となってい
るので、この空間内に負圧の発生することは全くなく、
このため伸縮筒部5の収縮動作は、堰本体1内の負圧に
だけ従って円滑に行なわれることになる。
以上の説明から明らかな如く、本考案による堤体は、堰
本体1の底部を形成する伸縮筒部5が伸縮変形自在であ
るので、堰本体1内に大きな負圧を発生させることが全
くなく、このため堰本体1が歪んだリヒビ割れしたり、
さらにはキャップの開放動作が困難となったりする不都
合が全くなく、またこの伸縮自在である伸縮筒部5は脚
体6により完全にかくされているので、この伸縮筒部5
によって堰体の外観が劣化するということもなく、さら
に脚部9は充分な機械的強度をもっていて、壜本体1に
対して円滑に係合組付けすることができる等、特に高温
殺菌処理されて充填収納される内容液の収納用増体とし
て多くの優れた作用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す縦半断面図である。 第2図は、脚体の一実施例を示す一部破断した全体斜視
図である。 符号の説明1;壜本体、2;周壁、3;組付は部、4;
底板、5;伸縮筒部、6;脚体、7;筒体、8;組付き
部、9;脚部、10;脚筒部、11;割溝、12;補強
リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2軸延伸ブロー成形されたポリエチレンテレフタレート
    樹脂壜体であって、周壁2の下端に形成された組付は部
    3から蛇腹状となった伸縮筒部5を連設し、該伸縮筒部
    5の下端に底板4を一体設して構成された堰本体1と、
    前記周壁2とほぼ等しい外径を有しかつ延び切った前記
    伸縮筒部5よりも大きい高さを有する筒体7の上端に組
    付き部8を設け、該筒体7の下端から内方に傾斜しなが
    ら立ち上がる脚筒型10を連設することによって脚部9
    を形成し、前記組付き部8を設けた筒体7の上端部に前
    記組付き部8よりも大きい高さの割溝11を所望個数削
    設して構成した脚体6とを、前記組付き部8を前記組付
    は部3に嵌着または接着により組付は固定して成るポリ
    エチレンテレフタレート樹脂製堤体。
JP12211779U 1979-09-04 1979-09-04 ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂製壜体 Expired JPS5924661Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12211779U JPS5924661Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂製壜体

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JP12211779U JPS5924661Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂製壜体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5640927U JPS5640927U (ja) 1981-04-15
JPS5924661Y2 true JPS5924661Y2 (ja) 1984-07-21

Family

ID=29354212

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12211779U Expired JPS5924661Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂製壜体

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58192232U (ja) * 1982-06-17 1983-12-21 三菱樹脂株式会社 壜用袴体

Also Published As

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JPS5640927U (ja) 1981-04-15

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