JPS592465A - ル−プ伝送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、交通施設、特に鉄道施設なζに適したループ
伝送システムに関する。

複数の伝送装置間でのデータ伝送を効率的に行なうシス
テムの一つにループ伝送システムが舎る。

このループ伝送システムはループ状の伝送略記データの
送受信を行なう伝送装置（伝送制御装置）を複数設け、
ループ状の伝送路によってデータ伝送を行なうシステム
であり、従来から集中管理方式と分散管理方式とが知ら
ｎている。

第１図に集中管理ループ伝送方式を示す。この図におい
で、１はループ伝送路、Ｃ８Ｔは集中制御装置、ＳＴ、
〜ＳＴ４はデータ処理ステーションである。この方式は
、伝送路管理用の集中制御装置ＣＡＴにより各ステーシ
ョンＳＴ１〜ＳＴ４に対しポーリング起動をかけて各ス
テーションの伝送要求を集め、その中から優先順位の一
番高いステーションを選択してそのステーションにルー
プ伝送路１の使用権を与え、そのステーションから相手
ステーションに対しデータの伝送を行うものである。

また、分散管理ループ伝送方式は自律分散ループ伝送方
式（ＡＤＩ、伝送方式）とも呼ばれるもので、第２図に
このＡＤＬ伝送方式の一例を示す・この図において、１
はループ伝送路、ＳＴ１〜ＳＴ４はステーションであり
、各ステーションＳＴ１〜は伝送制御装置２及びホスト
３から構成されている。伝送制御装置２は、第３図に示
すように、受信バッファ４と送信バッファ５、それにル
ート切換スイッチ６を備えており、ボスト３で作成した
自己のデータを送信バッファ５がらループ伝送路線１へ
送出するときには他ステーションから送られてくるデー
タを受信バッファ４に一時スドアした状態で自己のデー
タを送出し、これが終了したら、引続き受信バッファ４
にストアされたデータを送出するようにな゛っている。

受信バッファ４にストアされたデータの中にはそのステ
ーションで必要なデータも含まれているから、必要なデ
ータはホスト３に取込まれる。

この方式では、各ステーションがそれぞれ必要な時に必
要なデー戸を送出することかでき、また、１ステーシヨ
ンに障害が発生してもそのス、デージョンをスルーさせ
ることにより、他のステーションはそれに関係なくデー
タ伝送を行えるという利点がある。

ところで、鉄道施設などにおいては、その線路に沿って
多数のデータ処理ステーション、例えば鉄道の駅処理装
置などが設置され、これら相互間、或いはそれらと中央
処理装置との間でのデータ伝送を行鬼うようになってい
る。そこで、このような場合に上記したループ伝送シス
テムを適用した従来例としては第４図に示すようなシス
テムが用いられていた。この図において、１ｏは中央処
理装置、２０は駅処理装置、３０はリピータである。

なお、矢印Ａ、Ｂはそれぞれループ伝送路１上でのデー
タの流れる方向１、ＩＡはループ伝送路１のＡ方向伝送
路を、そしてＩＢは同じくＢ方向伝送路をそれぞれ表わ
し、その他は第１図及び第２図と同じである。

そして、これら複数の駅処理装置２ｏと中央処理装置１
０とはそれぞれの伝送制御装置２を介してループ伝送路
１に結合され、上記した中央管理ループ伝送方式、或い
は分散管理ループ伝送方式に従ってそれぞれの間でのデ
ータ伝送が行われるようになっている。

しかして、この従来のシステムにおいては、ループ伝送
路１のＢ方向伝送路ＩＢ側には多数の伝送制御装置２ｏ
が設置され、これらの伝送制御装置はそこを通過する信
号に対して増幅機能を有するため、このＢ方向伝送路Ｉ
Ｂ側では信号の減衰に対する配慮はほとんど必要ないが
、入方向伝送路ＩＡ側ではそれに対処するためリピータ
３０を設は必要な８／Ｎのもとてのデータ伝送が行なえ
るようにしていた。

従って、この第４図に示した従来のシステムにおいては
、ループ伝送路内に余分なリピータを必要とし、そのた
めコストアップになるという、欠点があった。

本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、ルー
プ伝送路にリピータを設置しなくても充分に信号のレベ
ルを保ってデータ伝送が確、実に行なえるようにしたル
ープ伝送システムを提供するにある。

この目的を達成するため、本発明は、複数の駅処理装置
のそれぞれに対応した伝送制御装置鷺ループ伝送路のＡ
方向伝送路とＢ方向伝送路に対してＩＦ１次交互に結合
だせた点を特徴とする。

以下、本発明によるループ伝送システムの実施例を図面
Ｏこついて説明する。

第５図は本発明の一実施例で、ループ伝送路１、伝送制
御装置２、中央処理装置１０、駅処理装置２０などは第
４図の従来例と同じである。しかして、この第５図の実
施例が第４図の従来例と異なる点は、各駅処理装置２０
の伝送制御装置２がループ伝送路１のＡ方向伝送路ＩＡ
とＢ方向伝送路ＩＢとに順次交互に結合されている点で
ある。

この結果、第５図から明らかなように、この実施例によ
れば、ループ伝送路１のＡ方向伝送路ＩＡに対してもＢ
方向伝送路ＩＢに対しても各伝送制御装置２がほぼ均一
に設置され、それぞれの伝送路における伝送制御装置２
の設置間距離ｔａとｔｂとに大きな差を生じないように
することかでき、従って、この実施例においては、ルー
プ伝送路１にＩＪ　ヒータを設置しなくても、そのいず
れの部分でも信号のレベルを充分な値に保つことができ
る。

なお、このとき、各駅処理装置２０の間の距離は必ずし
も同じではないが、ループ伝送路１上における各駅処理
装置２０の間での減衰量は、それが一定の限度以上にな
らない限り多少のバラツキがあつ゛ても実用上無視でき
るから、各駅処理装置２０間の距離が異なっても特別問
題が生ずる虞れはない。

以上説明したように、本発明によれば、ループ伝送路上
のいずれの部分にも駅処理装置などの伝送装置がほぼ均
一に結合されるから、従来技術の欠点を除き、リピータ
を設置することなくループ伝送路上での信号減衰量を所
定値以下に保つことができるループ伝送システムをロー
コストで提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は集中管理ループ伝送方式の一例を示す模式ブロ
ック図、第２図及び第３図は分散管理ループ伝送方式の
一例を示す模式ブロック図、第４図はループ伝送システ
ムの従来例を示す説明図、第５図は本発明によるループ
伝送システムの一実施例を示す説明図である。 １・・・ループ伝送路、ＩＡ・・・Ａ方向伝送路、ＩＢ
・・・Ｂ方向伝送路、２・・・伝送制御装置、１０・・
・中央第１図　　　　茅２図 第３図 ３へ 第４図 第５図 ／Ａ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、その一部に互に接近して平行させた部分を有するル
   ープ伝送路を備え、この平行させた部分を順次具なった
   場所に配置されている複数の伝送装置に沿って延長させ
   たループ伝送システムにおいて、これら複数の伝送装置
   を上記ループ伝送路の互に接近して平行させた部分の一
   方の伝送路と他方の伝送路に順次交互に結合させてデー
   タ伝送を行なわせるように構成したことを特徴とするル
   ープ伝送システム。