JPS5924436Y2 - ポ−ルピ−ス固定ねじ締付け工具 - Google Patents
ポ−ルピ−ス固定ねじ締付け工具Info
- Publication number
- JPS5924436Y2 JPS5924436Y2 JP1978062504U JP6250478U JPS5924436Y2 JP S5924436 Y2 JPS5924436 Y2 JP S5924436Y2 JP 1978062504 U JP1978062504 U JP 1978062504U JP 6250478 U JP6250478 U JP 6250478U JP S5924436 Y2 JPS5924436 Y2 JP S5924436Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole piece
- workpiece
- fixing screw
- grinding wheel
- piece fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はベアリングの異なる径の内輪あるいは外輪等を
研削する研削盤において工作物の径に応じて交換される
ポールピースの固定ねじ締付は工具に関するもので、そ
の目的は異なる径の工作物を研削する際、砥石車の位置
調整を忘れて大径の工作物を研削開始するとき砥石車が
早送り速度で工作物に激突することがないようにするこ
とである。
研削する研削盤において工作物の径に応じて交換される
ポールピースの固定ねじ締付は工具に関するもので、そ
の目的は異なる径の工作物を研削する際、砥石車の位置
調整を忘れて大径の工作物を研削開始するとき砥石車が
早送り速度で工作物に激突することがないようにするこ
とである。
ベアリングの内輪あるいは外輪の外周を研削する研削盤
においては、特公昭49−309号公報に詳述され第1
図に部分的に示すように工作物Wを回転する回転駆動軸
10が備えられる。
においては、特公昭49−309号公報に詳述され第1
図に部分的に示すように工作物Wを回転する回転駆動軸
10が備えられる。
この駆動軸10はモータに回転連結されるとともに工作
物吸着の為電磁石によって磁化される。
物吸着の為電磁石によって磁化される。
この回転駆動軸10には磁性材料よりなるポールピース
20が同心的に嵌着され、このポールピース20に頭部
31が係止されポールピース固定ねじ30のねじ部32
は駆動軸10の回転軸線上に刻設された雌ねじ11に螺
入され、これによってポールピース20が駆動軸10の
端面に固定される。
20が同心的に嵌着され、このポールピース20に頭部
31が係止されポールピース固定ねじ30のねじ部32
は駆動軸10の回転軸線上に刻設された雌ねじ11に螺
入され、これによってポールピース20が駆動軸10の
端面に固定される。
ポールピース20の先端には環状の工作物吸着面21が
形成され、前記電磁石によって工作物Wの端面はポール
ピース20の工作物吸着面21に吸着され、また工作物
Wの外周はテーブル上に設置されたシュー装置40によ
って駆動軸10の回転軸線と若干偏心して回転自在に支
持される。
形成され、前記電磁石によって工作物Wの端面はポール
ピース20の工作物吸着面21に吸着され、また工作物
Wの外周はテーブル上に設置されたシュー装置40によ
って駆動軸10の回転軸線と若干偏心して回転自在に支
持される。
従って駆動軸10の回転によって工作物Wはポールピー
ス20の吸着面21と偏心して回転し、工作物Wはシュ
ー装置40に向って押圧力が作用するか゛、これととも
にポールピース20の吸着面21は工作物Wの端面との
間で相対滑りを生じ摩耗する。
ス20の吸着面21と偏心して回転し、工作物Wはシュ
ー装置40に向って押圧力が作用するか゛、これととも
にポールピース20の吸着面21は工作物Wの端面との
間で相対滑りを生じ摩耗する。
かかる摩耗を吸着面21全体に一様に生じさせ精度を維
持するため、環状の吸着面21の外径は工作物Wの外径
より小さく、また内径は工作物Wの内径より大きく形成
される。
持するため、環状の吸着面21の外径は工作物Wの外径
より小さく、また内径は工作物Wの内径より大きく形成
される。
このような理由によりポールピース20はこれに吸着さ
れ研削される工作物Wの直径に応してそれぞれ用意され
、研削される工作物Wの直径の変更によって前記固定ね
じ30を弛めて交換される。
れ研削される工作物Wの直径に応してそれぞれ用意され
、研削される工作物Wの直径の変更によって前記固定ね
じ30を弛めて交換される。
前記のように保持された工作物Wは、閃格の砥石台に回
転軸承されモータによって高速回転される砥石車50に
よって研削される。
転軸承されモータによって高速回転される砥石車50に
よって研削される。
この際、砥石車50および砥石台は工作物Wに対して工
作物Wの半径線方向に早送り速度および研削送り速度で
相対的に前進される。
作物Wの半径線方向に早送り速度および研削送り速度で
相対的に前進される。
すなわち、砥石車50は早送り速度で第1図に示すAの
間を移動され工作物Wの外表面に近接し、さらにBの間
を研削送り速度で前進され工作物Wを所望の半径Rに研
削加工する。
間を移動され工作物Wの外表面に近接し、さらにBの間
を研削送り速度で前進され工作物Wを所望の半径Rに研
削加工する。
かかる砥石車50を早送りおよび研削送り速度で前進せ
しめる機構は例えば実公昭46−13666号公報に記
載されたとおり周知のものであり、研削すべき工作物W
の半径Rの変更に伴って、砥石車5および砥石台の位置
を調整しなければならない。
しめる機構は例えば実公昭46−13666号公報に記
載されたとおり周知のものであり、研削すべき工作物W
の半径Rの変更に伴って、砥石車5および砥石台の位置
を調整しなければならない。
従って、第1図に示す工作物Wの研削から第2図に示す
これよりも大径の工作物W1の研削に移行する際は、ポ
ールピース20の取替、シュー装置40の取替、および
砥石車50の位置調整を行わねばならないが、ポールピ
ース20の取替は新しいポールピース24が工作物W1
と対応する径であること、シュー装置40の取替は工作
物W1と対応する径用のシュー装置41でなければ工作
物W1が取付けられないことによって殆んど取替忘れを
することがないが、砥石車50の位置調整は単なる送り
込みバンドルの操作のみであるため忘れられることか゛
間々ある。
これよりも大径の工作物W1の研削に移行する際は、ポ
ールピース20の取替、シュー装置40の取替、および
砥石車50の位置調整を行わねばならないが、ポールピ
ース20の取替は新しいポールピース24が工作物W1
と対応する径であること、シュー装置40の取替は工作
物W1と対応する径用のシュー装置41でなければ工作
物W1が取付けられないことによって殆んど取替忘れを
することがないが、砥石車50の位置調整は単なる送り
込みバンドルの操作のみであるため忘れられることか゛
間々ある。
このように小径の工作:eW用に位置調整された砥石車
50で大径の工作*wiを研削するための砥石車50を
早速り前進させると早送り行程の途中において砥石車5
0が工作物W1の外周に激突し破損する危険がある。
50で大径の工作*wiを研削するための砥石車50を
早速り前進させると早送り行程の途中において砥石車5
0が工作物W1の外周に激突し破損する危険がある。
本考案はかかる従来の問題に鑑み、砥石車50の位置調
整を予めしないことには新しい工作物W1用のポールピ
ース24が取付けられないようにし、これにより、砥石
車50の位置調整を忘れることのないようにしたもので
ある。
整を予めしないことには新しい工作物W1用のポールピ
ース24が取付けられないようにし、これにより、砥石
車50の位置調整を忘れることのないようにしたもので
ある。
以下その実施例を第3図を参照して説明する。
24は前記回転駆動軸10の端面にポールピース20と
交換して嵌着される工作物W1用のポールピースで、前
記ポールピース固定ねじ30の頭部31はこのポールピ
ース24に係止され、ねじ部32が前記駆動軸10の雌
ねじ11に螺入されることにより駆動軸10端に固定さ
れる。
交換して嵌着される工作物W1用のポールピースで、前
記ポールピース固定ねじ30の頭部31はこのポールピ
ース24に係止され、ねじ部32が前記駆動軸10の雌
ねじ11に螺入されることにより駆動軸10端に固定さ
れる。
かかる固定ねじ30を回転し固定ねじ30を緊締するた
め本考案に係わるポールピース固定ねじ締付は工具60
が使用される。
め本考案に係わるポールピース固定ねじ締付は工具60
が使用される。
すなわち、本体61の右端には回し目として6角レンチ
穴62が穿設され、左端には固定ねじ30に回転力を伝
える係合部として2本の係合ピン62.62が軸線より
偏心して植設され、これらの係合ピン62.62は固定
ねじ30の頭部31に偏心して穿設された係合穴33に
嵌入するようになっている。
穴62が穿設され、左端には固定ねじ30に回転力を伝
える係合部として2本の係合ピン62.62が軸線より
偏心して植設され、これらの係合ピン62.62は固定
ねじ30の頭部31に偏心して穿設された係合穴33に
嵌入するようになっている。
前記本体61の外周には干渉部をなす干渉リング64が
遊転自在に嵌合され、本体61に形成されたフランジ6
5と本体61にピン止めされたカラー66とによって離
脱防止されている。
遊転自在に嵌合され、本体61に形成されたフランジ6
5と本体61にピン止めされたカラー66とによって離
脱防止されている。
そしてこの干渉リング64の外周の半径R2は新しい工
作物W1の半径R1と砥石車の送り量A十Bの和(R1
+ (A+B))と等しいがあるいはこれより若干量大
きくされている。
作物W1の半径R1と砥石車の送り量A十Bの和(R1
+ (A+B))と等しいがあるいはこれより若干量大
きくされている。
本考案のポールピース固定ねじ締付は工具60は上記の
とおり、新たに研削される工作物W1の半径と砥石車5
0の送り量A+Bの和(R1+(A十B))と等しいか
あるいはこれより若干量大きい干渉部64を備えている
ので、砥石車50の位置が第1図に示すような小径の工
作物Wのためのものであれば干渉部64が砥石車50の
外周側縁と当接して固定ねじ30を締付は工具60の係
合部63により回転させることができなくなる。
とおり、新たに研削される工作物W1の半径と砥石車5
0の送り量A+Bの和(R1+(A十B))と等しいか
あるいはこれより若干量大きい干渉部64を備えている
ので、砥石車50の位置が第1図に示すような小径の工
作物Wのためのものであれば干渉部64が砥石車50の
外周側縁と当接して固定ねじ30を締付は工具60の係
合部63により回転させることができなくなる。
従って作業者は砥石車50の位置をポールピース24の
固定に先立って駆動軸10の回転軸線より少くとも干渉
部64の半径R2すなわち工作*wiの半径R1と砥石
車50の送り量A十Bの和(R1+ (A十B))だけ
後退させねばならず、この調整後、締付は工具60の本
体61を回転させ固定ねじ30を緊締してポールピース
24を固定し、シュー装置41上に工作物W1を支承し
ポールピース24の端面25に吸着した状態で砥石車5
0を早送り前進させても砥石車50は半径R1と研削送
り量Bの和(R1+B)よりも空研化だけ小さな工作物
W1の外周面に当接する以前に研削送り速度に切換えら
れて前進するので、砥石車50が早送り速度で工作物W
1の外周に激突することがなく、安全が確保される効果
がある。
固定に先立って駆動軸10の回転軸線より少くとも干渉
部64の半径R2すなわち工作*wiの半径R1と砥石
車50の送り量A十Bの和(R1+ (A十B))だけ
後退させねばならず、この調整後、締付は工具60の本
体61を回転させ固定ねじ30を緊締してポールピース
24を固定し、シュー装置41上に工作物W1を支承し
ポールピース24の端面25に吸着した状態で砥石車5
0を早送り前進させても砥石車50は半径R1と研削送
り量Bの和(R1+B)よりも空研化だけ小さな工作物
W1の外周面に当接する以前に研削送り速度に切換えら
れて前進するので、砥石車50が早送り速度で工作物W
1の外周に激突することがなく、安全が確保される効果
がある。
第1図は小径の工作物を研削する状態を断面して示す説
明図、第2図は大径の工作物を研削する状態を断面して
示す線明図、第3図は本考案装置の縦断面図である。 10・・・・・・回転駆動軸、20.24・・・・・・
ポールピース、30・・・・・・ポールピース固定わじ
、40.41・・・・・・シュー装置、50・・・・・
・砥石車、60・・・・・・ポールピース固定りじ締付
は工具、61・・・・・・本体、63・・・・・・係合
ピン、64・・・・・・干渉リング。
明図、第2図は大径の工作物を研削する状態を断面して
示す線明図、第3図は本考案装置の縦断面図である。 10・・・・・・回転駆動軸、20.24・・・・・・
ポールピース、30・・・・・・ポールピース固定わじ
、40.41・・・・・・シュー装置、50・・・・・
・砥石車、60・・・・・・ポールピース固定りじ締付
は工具、61・・・・・・本体、63・・・・・・係合
ピン、64・・・・・・干渉リング。
Claims (1)
- 工作物を吸着するポールピースを回転駆動軸に固定する
ポールピース固定ねじを締付けする工具であって、前記
ポールピース固定ねしに回転力を伝達する保合部と、前
記工作物の半径より前記工作物を研削する砥石車の送り
量以上大きな半径を有する干渉部とを有するポールピー
ス固定ねじ締付は工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978062504U JPS5924436Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | ポ−ルピ−ス固定ねじ締付け工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978062504U JPS5924436Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | ポ−ルピ−ス固定ねじ締付け工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54164184U JPS54164184U (ja) | 1979-11-17 |
JPS5924436Y2 true JPS5924436Y2 (ja) | 1984-07-19 |
Family
ID=28964817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978062504U Expired JPS5924436Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | ポ−ルピ−ス固定ねじ締付け工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924436Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102290707B1 (ko) * | 2020-09-02 | 2021-08-18 | (주)원에스티 | 원통 연삭기의 크램핑 장치 |
-
1978
- 1978-05-10 JP JP1978062504U patent/JPS5924436Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102290707B1 (ko) * | 2020-09-02 | 2021-08-18 | (주)원에스티 | 원통 연삭기의 크램핑 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54164184U (ja) | 1979-11-17 |
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