JPS5924405B2 - 真空密着焼付機 - Google Patents

真空密着焼付機

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Publication number
JPS5924405B2
JPS5924405B2 JP54125995A JP12599579A JPS5924405B2 JP S5924405 B2 JPS5924405 B2 JP S5924405B2 JP 54125995 A JP54125995 A JP 54125995A JP 12599579 A JP12599579 A JP 12599579A JP S5924405 B2 JPS5924405 B2 JP S5924405B2
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JP
Japan
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upper frame
plate
pin
sheet
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP54125995A
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English (en)
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JPS5650321A (en
Inventor
英男 佐藤
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KITAMURA SHASHIN SEIHAN YOHIN SEIZO KK
Original Assignee
KITAMURA SHASHIN SEIHAN YOHIN SEIZO KK
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Publication date
Application filed by KITAMURA SHASHIN SEIHAN YOHIN SEIZO KK filed Critical KITAMURA SHASHIN SEIHAN YOHIN SEIZO KK
Priority to JP54125995A priority Critical patent/JPS5924405B2/ja
Publication of JPS5650321A publication Critical patent/JPS5650321A/ja
Publication of JPS5924405B2 publication Critical patent/JPS5924405B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 5 ζの発明は、写真原版の焼き付けに用いられる真空
密着焼付機の改良、特に、原版および感光版をピン方式
によつて位置合わせすることができる真空密着焼付機に
関する。
写真製版分野などにおいて感光版(生フィルムj など
)をカメラ撮影あるいは密着反転する場合、画像の位置
を正確に一致させる手法として、ピン方式が知られてい
る。
このピン方式とはピンをもつて位置出しを行なう方法で
あり、感光版を露光する前にその方形の一辺に同一器具
を用いて複数個の穴をあけておき、撮影に際しては、カ
メラの撮影面にその穴に適合する突出ピンを対応するだ
け取り付けておき、そのピンに前記感光版側の穴をはめ
合わせるという方法である。したがつて、このピン方式
によれば、感光版に対する画像の位置を精度良く、かつ
容易に、たとえぱ暗室内などでも簡単に位置出しするこ
とができるという利点がある。ところで、そのようなピ
ン方式を真空密着焼付機に適用する場合には、真空かつ
密着という条件からいくつかの困難がある。
この点について次に述べるが、その前にここで問題とす
る真空密着焼付機のタイプを明らかにしたい。この真空
密着焼付機は、ガラスなどの透明板をもっ枠と、周囲に
エアシール用パッキンのあるシートをもつ枠とを備えて
おり、(この場合、エアシール用パッキンについては透
明板側に貼着することもある。)光源がこれらの上方に
位置する上部光源タイプと、下方に位置する下部光源タ
イプとの二つに大別できる。両者を比較した場合、上部
光源タイプのものが全体を密閉化することが困難である
反面、下部光源タイプのものは焼付機全体を一つのケー
シング内に納めることができることから、全体を密閉化
し光の漏れをなくすことができるという利点がある。し
かし一方では、下部光源タイプのものは、光源との距離
をとるのに制約があるほか、光源が発する熱により温度
上昇が激しいという問題があるが、その点上部光源タイ
プのものは、光源が上方にあることから自然対流により
熱を逃がすことができ、したがつて熱による温度上昇を
避けることができる。こうした点および明室で使用可能
な明室フィルムが開発されている点を考慮して、ここで
は熱的な面と、光源からの距離を充分とれることで有利
な上部光源タイプの真空密着焼付機を前提として考える
。このような上部光源タイプの真空密着焼付機にあつて
は、通常第1図に示すように、ガラスなどの透明板1a
をもつ上枠1が、周囲にエアシール用パッキン2aがあ
り原版3a,3bおよび感光版4を支持するためのシー
ト2bをもつ下枠2に対し、一辺を中心として開閉する
ように構成されており(なお、図中5はシート2bを支
持するための支持板であり、また図示はしてないが両枠
1,2は蝶番によつて連結されている。
)、焼き付け時には上枠1と下枠2との間の空間部分6
の空気が吸引され、第1図bに示すようにシート2b上
の原版3a,3bおよび感光版4が上枠1側の透明板1
aに密着される。さて、このタイプの真空密着焼付機に
前記ピン方式を適用しようとする場合、シート2bの表
面には空気抜きのための多数の溝が設けられていること
から、そのシート2b上に位置合わせ用のピン7を取り
付けることが困難であり、また、たとえそれができたと
しても(たとえば、ピン7とシート2bとの間に別の板
材を介在させるなどして)、ピン7の高さが障害となり
ピン7の基部の密着が不完全となり、ピン7による高精
度な位置決めは期待できない。なお、ピン7を上枠1側
の透明板1aに取り付けることも考えられるが、その上
枠1側が開閉するのでそのピン7を位置合わせに用いる
ということは操作上不可能であり、また、そうした場合
には透明板1aが破損するおそれもある。この発明は以
上の点を考慮してなされたもので、上部光源タイプの真
空密着焼付機に前記ピン方式を問題なく適用することに
より、高精度にかつ容易に感光版および写真原版の位置
合わせを行なえるよう(こすることを目的とするもので
ある。
以下、添付の第2図〜第5図を参照しながら、この発明
の内容について詳しく説明する。最初に断わつておくが
、ここで用いるピンには、第2図aに示すようなバー付
ピンもあれば、同図bに示すような単独ピンもある。
また、ここでは前記第1図に示した支持板5をなくし、
可撓性シート2bを支持架台2c上に直接取り付けるよ
うにしている(なお、この可撓性シート2bとしては、
たとえば厚さ1m11L程度の金属板の上面に、ゴムあ
るいはスポンジなどの薄板状の緩衝部材を接着したもの
を利用している)。これは、焼き付けに際して上枠1と
下枠2との間の空間部分6の空気を吸引した場合に、可
撓性シート2bが外気圧を直接受け、写真原版3a,3
bおよび感光版4がその中央部から周辺部へと順次上枠
1側の透明板1aへと密着し、したがつて、その密着が
確実に行なえるようにする点を考慮したものである。次
にこの発明の特徴であるが、この発明の真空密着焼付機
にあつては、第3図に示すように、上のような可撓性シ
ート2bに対し複数個の穴8をあけ(当然、この穴8は
可撓性シート2bの周辺近くにあける。)、それら各穴
8に対し原版3a,3bおよび感光版4の位置合わせ用
のピン7を上下動できるように設け、またそれら位置合
わせ用のピン7の下端側は、前記可撓性シート2bの下
面側に配置した弾性板9に取り付け、しかもこの弾性板
9は周辺部のみを可撓性シート2bの下面に取り付ける
ようにした点に特徴がある。この場合、下枠2側の可撓
性シート2bと上枠1側の透明板1aとが(正確には、
それら可撓性シート2bと透明板1a1それにエアシー
ル用パッキン2aとが)なす空間部分6を外部空間に対
して気密にすることが必要であるが、それには、弾性板
9のシート2bに対する取り付け部分を気密にする方法
、あるいはピン7が出入するシート2bの穴8部分を気
密にする方法などが利用できる。たとえば、前者の方法
にあつては、弾性板9の周囲部分をシート2bに対し接
着剤によつて完全に密着固定し、空気漏れがないように
すればよく(気密性をより確実にするためには、弾性板
9の周囲をテープで止めてもよい)、また、後者の方法
にあつては、シート2bの穴8の周縁部分にエアシール
用パッキンを設けるなどすればよい。なお、シート2b
下面側の弾性板9としては、ゴム板あるいは軟質樹脂板
などの弾性変形が可能なもので、それ自体が気密性をも
つものが利用できる。いずれにしても、この発明にあつ
ては、位置合わせ用のピン7を弾性板9上に取り付ける
ことにより(この取り付けにあたつては、ピン7を弾性
板9上に直接接着し固定することもできるが、その位置
固定を確実にするには、ピン7をそれよりは大面積の金
属板7a上に取り付け、その金属板7aを弾性板9上に
取り付けるようにする方がよい。)、ピン7をシート2
bに対し垂直な方向に上下動できるようにした点に大き
な特徴がある。なお、位置合わせ用のピン7については
、第3図aに示す上枠1を開いた状態で、その上端が写
真原版3aの上面より数龍程度出るように高さ設定すれ
ばよい。したがつて、この発明の真空密着焼付機を用い
て焼き付けを行なう場合には、上枠1を閉じ、ついで真
空吸引すると、第3図bおよびCに示すように、位置合
わせ用のピン7の頭が上枠1側の透明板1aによつて押
され、したがつて弾性板9が下方に弾性変形されること
により、ピン7は下方へと移動する。
そのため、第3図Cに示す真空密着の状態でも、ピン7
が上枠1側の透明板1aに作用する力は、弾性板9の変
形による弾性力のみであり、その程度の小さなりでは透
明板1aは何ら損傷を受けることはない。ところで、上
枠1を開いた状態で位置合わせ用のピン7に感光版4お
よび写真原版3b,3aを順次セットするに際しては、
ピン7が固定されている方が作業がしやすい。
そこで、ここではシート2bの下方に、上枠1の開閉に
よる蝶番軸の回動を利用し、上枠1を開くと弾性板9を
介してピン7を上限まで押し上げ、上枠1を閉じるとそ
の押し上げが解除されるような装置10を設けている。
この装置10については第4図が明らかにしており、そ
れに示すように、この装置10は、支点Aを中心として
揺動する揺動部材11と、その揺動部材11を揺動させ
る手段とから構成されるが、その揺動部材11は上枠1
が開いた状態でピン7の下端側を支え、上枠1が閉じた
状態でその支えを解除するようになされている。また、
揺動手段については、支点Bを中心として揺動するアー
ム12と、上枠1の回動軸にヒンジ結合された上下操作
レバー13と、それらアーム12と上下操作レバー13
との間に連結されたワイヤローブ14とから主に構成さ
れている。この場合、ワイヤローブ14の途中には、圧
縮ばね15、ばね受け兼ワイヤローブガイド16および
ワイヤローブ14の長さ調節ねじ17などが設けられて
いる。また、前記揺動部材11およびアーム12などは
ケーシング18内に収納されており、したがつて、位置
合わせ用のピン7を取り換えるような場合には、第5図
に示すように、そのケーシング18を下方に回動させる
ことにより、ピン7の取り換えを容易に行なえるように
配慮されている。以上のように、この発明の真空密着焼
付機にあつては、上部光源タイプのものにおいて、ガラ
スなどの透明板をもつ上枠が、原版および感光版を支持
するためのシートをもつ下枠に対し、一辺を中心として
開閉するように構成され、かつ前記下枠に対し上枠が閉
じられたときこれら上枠、下枠間を密閉するパッキンが
、前記下枠または上枠の周囲に設けられ、前記下枠側の
可撓性を有するシートには、それを貫通した複数個の穴
が設けられ、それら各穴に対して原版および感光版の位
置合わせ用のピンが上下動できるように設けられ、これ
ら位置合わせ用のピンの下端側は、前記シートの下面側
に配置された弾性板に取り付けられており、その弾性板
は周辺部のみが前記シートの下面に取り付けられ、前記
下枠側のシートと弾性板との取り付け部が気密的に取り
付けられるか又は前記シートの複数個の穴にそれぞれ前
記ピンが気密的に上下動可能に設けられ、前記ピンの下
方には、上枠の開閉に連動して揺動する部材の一端が配
置されており、その揺動部材は上枠が開いた状態で前記
ピンの下端側を支え、上枠が閉じた状態でその支えを解
除するように構成され、前記下枠側の可撓性シートと前
記上枠側の透明板とがなす空間部分が外部空間に対して
気密にされるようにしているため、上枠を閉じた状態で
は前記ピンが上下動自在となり、焼き付け作業を問題な
く行なうことができるものでありながら、上枠を開くと
前記ピンが確実に固定され、前記ピンを上枠の開閉に合
わせて上下動させることができ、感光版および写真原版
の位置合わせ作業を高精度にかつ容易に行なうことがで
き、したがつて焼き付け作業を何ら問題なく行なうこと
ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは真空密着焼付機にピン方式を採用す
る場合の問題点を説明するための側断面図、第2図aお
よびbはここで用いるピンを示す斜視図、第3図〜第5
図はこの発明の一実施例を示し、第3図a−cは要部側
断面図、第4図aおよびbはピンの下方に設けた装置の
全体構成を示す図、第5図はピンを取り換える場合を示
す概略構成図である。 1・・・・・・上枠、1a・・・・・・透明板、2・・
・・・・下枠、2a・・・・・・エアシール用パッキン
、2b・・・・・・シート、3a,3b・・・・・・写
真原版、4・・・・・・感光版、7・・・・・・位置合
わせ用のピン、8・・・・・・穴、9・・・・・・弾性
板、10・・・・・・ピン下方の装置、11・・・・・
・揺動部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガラスなどの透明板をもつ上枠が、原版および感光
    版を支持するためのシートをもつ下枠に対し、一辺を中
    心として開閉するように構成されかつ前記下枠に対し上
    枠が閉じられたときこれら上枠、下枠間を密閉するパッ
    キンが、前記下枠または上枠の周囲に設けられた真空密
    着焼付機において、前記下枠側の可撓性を有するシート
    には、それを貫通した複数個の穴が設けられ、それら各
    穴に対して原版および感光版の位置合わせ用のピンが上
    下動できるように設けられ、これら位置合わせ用のピン
    の下端側は、前記シートの下面側に配置された弾性板に
    取り付けられており、その弾性板は周辺部のみが前記シ
    ートの下面に取り付けられ、前記下枠側のシートと弾性
    板との取り付け部が気密的に取りつけられるか又は前記
    シートの複数個の穴にそれぞれ前記ピンが気密的に上下
    動可能に設けられ、前記ピンの下方には、上枠の開閉に
    連動して揺動する部材の一端が配置されており、その揺
    動部材は上枠が開いた状態で前記ピンの下端側を支え、
    上枠が閉じた状態でその支えを解除するように構成され
    、前記下枠側の可撓性シートと前記上枠側の透明板とが
    なす空間部分が外部空間に対して気密にされたことを特
    徴とする真空密着焼付機。
JP54125995A 1979-09-29 1979-09-29 真空密着焼付機 Expired JPS5924405B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54125995A JPS5924405B2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 真空密着焼付機

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JP54125995A JPS5924405B2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 真空密着焼付機

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Publication Number Publication Date
JPS5650321A JPS5650321A (en) 1981-05-07
JPS5924405B2 true JPS5924405B2 (ja) 1984-06-09

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ID=14924106

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JP54125995A Expired JPS5924405B2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 真空密着焼付機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6133938B2 (ja) * 1982-10-16 1986-08-05 Shinichi Tsubakimori
JPH04231519A (ja) * 1990-12-28 1992-08-20 Zenshin Kogyo Kk 路面円形切断機
JPH04231518A (ja) * 1990-12-28 1992-08-20 Zenshin Kogyo Kk マンホール調整工法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4123721Y1 (ja) * 1964-01-17 1966-12-02

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JPS5650321A (en) 1981-05-07

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