JPS5923750A - ワイパア−ム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車、船舶、鉄道車両等においてウィン
ドシールドガラスを払拭づるためのワイパ装置における
ワイパアームの改良に関する。

この種ワイパ装置におけるワイパアームとしては、第１
図および第２図に示、されるように、揺動自在のビボツ
１〜シャフト１に基端２△が取付（プられたアームヘッ
ド２ど、先端側にワイパブレード３を支持するとともに
、基端において前記アームヘッド２の先端に揺動軸４に
より、前記ワイパーブレード３により接触すべきウィン
ドシールドガラス面５と略直角な面内で揺動自在に取付
けられたリテーナ６と、前記アームヘッド２の前記揺動
軸４に対して前記ウィンドシールドガラス面５がら離間
する方向にオフセラ１〜された位置に、前記リテーナ６
と略同−面内で揺動自在に揺動軸７により枢支されたス
プリングガイド８と、このスプリングガイド８と前記リ
テーナ６間に装架され、該リテーナ６の先端側を前記ウ
ィンドシールドガラス面５に押圧する方、向に付勢づ”
る圧縮コイルばｂ９とを有してなるものがある。

前記リテーナ６まっ先の部分は、ワイパブレード３の取
替え時等の便宜のために、アームヘッド２に対して起き
上ることすなわちロックバックできるようにされている
。

上記のような従来の圧縮コイルばね９を利用したワイパ
アームは、圧縮コイルばね９を受けるためのスプリング
ガイド８のばね受部８Ａ、８Ｂを中心１．ｓ　ｌろ外方
に突出させなければならず、特にばね受部８△の第２図
において上方への突出が、ワイパアームの揺動軸４近傍
にお（〕る厚ぎを太き（していた。

また、圧縮コイルばね９によるワイパブレード３のウィ
ンドシールドガラス面５への押圧力を確保するためには
、リテーナ６の揺動軸４に対してスプリングガイド８の
揺動軸７のオフセット量を大きくしなければならず、従
って、これによってもワイパアームの揺動軸４近傍にお
ける厚さが大きくされ、ワイパ作動時におけるドライバ
ーの視界を妨げるという問題点がある。

また、ワイパアームが、非使用時において、フロントフ
ードの後端部とウィンドシールドガラスとの間の隙間に
格納するようにした所謂コンシールドタイプの場合、ワ
イパアーム格納用の狭い隙間に、前記のような厚いワイ
パアームを格納することは困難であるので、従来は、薄
型のロックバンクできない型式のワイパアームを搭載す
ることを余（２）なくされている。

この発明は前記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
って、薄型であって、ワイパブレードのウィンドシール
ドガラス面への押圧力を十分に確保できるようにしたワ
イパアームを提供することを目的とづ−る。

またこの弁明は、薄型であってロックバック（幾重を犠
牲にすることなくコンシールドタイプのワイパに適用す
ることができるようにしたワイパアームを提供すること
を目的とする。

この光明け、揺動自在のピボットシャフトに基端が取付
けられたアームヘッドと、先端側にワイパブレードを支
持するとともに、基端において前記アームヘッドの先端
に揺動軸により、前記ワイパブレードにより払拭すべき
ウィンドシールドガラス面ど略直角な面内で揺動自在に
取イ」けられたリテーナと、前記アームヘッドの前記揺
動軸に対して前記ウィンドシールドガラス面から離間す
る方向にオフセットされた位置に、前記リテーナと略同
−面内で揺動自在に揺動軸により枢支されたスプリング
ガイドと、このスプリングガイドと前記リテーナ間に装
架され、該リテーナの先端側を前記ウィンドシールドガ
ラス面に押圧する方向に付勢する圧縮コイルばねと、を
有するワイパアームにおいて、前記圧縮コイルばねの作
用中心線が前記スプリングガイドの揺動軸よりもウイン
ドシ−ルドノＪラス面側の位置を通るようにするととも
に、前記リテーナに、前記スプリングガイドに当接し、
該スプリングガイドの前記ウィンドシールドガラス面方
向への一定以上の揺動を規制する支持部材を設けること
により上記目的を達成するものである。

またこの発明は、前記スプリングガイドの前記圧縮コイ
ルばねを支持するばね受部の中心軸線を該スプリングガ
イド揺動軸からオフセットすることににり上記目的を達
成するものである。

さらにこの発明は、前記圧縮コイルばねを、自由状態に
おいて湾曲円筒形状とするとともに、略真直円筒形状で
前記スプリングガイドおよびリテーナ間に装架し、これ
により作用する中心線を前記スプリングカイト揺動軸か
らオフセットすることにＪ：り上記目的を達成するもの
である。

さらにまたこの発明は、前記スプリングガイドに、前記
圧縮コイルばねの中心部を長手方向に貫通突出するガイ
ドバーを一体的に形成するとともに、このガイドバーの
突出端部を、前記リテーナ側の支持部材に当接させるこ
とにより上記目的を達成するものである。

またこの発明は、前記支持部材を、前記リテーナにおけ
るコ字形状断面の相対向する２片を連結するとともに、
該２片間の位置で、前記圧縮コイルばねのリテーナ側端
部を直接または間接的に支持するようにして上記目的を
達成するものである。

以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。

この実施例において、前記第１図おＪ：び第２図に示さ
れる従来のワイパアームと同一または相当部分には、第
１図および第２図と同一の符号を付づ−ることにより説
明を省略するものと覆る。

この実施例は、第３図ないし第５図に示されるように、
揺動自在のビボットシャフ１〜１に基端２Ａが取付けら
れたアームヘッド２と、先端側にワイパブレード３を支
持するとともに、基端において前記アームヘッド２の先
端に揺動軸４により、前記ワイパブレード３により払拭
すべきウィンドシールドガラス面５と略直角な面内で揺
動自在に取付けられたリテーナ６と、前記アームヘッド
２の、前記揺動軸４に対して前記ウィンドシールドガラ
ス面５から離間する方向にオフセットされた位置に、前
記リテーナ６と略同−面内で揺動自在に揺動軸７により
枢支されたスプリングガイド８と、このスプリングガイ
ド８と前記リテーナ６間に装架され、該リテーナ６の先
端側を前記ウィンドシールドガラス面５に押圧する方向
に付勢する圧縮コイルばね９とを有するワイパアームに
おいて、前記圧縮コイルばね９の作用中心線９Ａが前記
スプリングガイド８の揺動軸７よりもウィンドシールド
ガラス面５側の位置を通るようにするとともに、前記リ
テーナ６に、前記スプリングガイド８に当接し、該スプ
リングカイト８の前記ウィンドシールドガラス面５方向
への一定以上の揺動を規制する支持部材１０を設けたも
のである。

前記スプリングガイド８は、前記圧縮コイルばね９の中
心部を長手方向に貫通突出するガイドバー１１を一体的
に備えるとともに、このガイドバー１１の揺動軸７と反
対方向への突出端部は、圧縮コイルばね９のスプリング
ガイド８と反対側の端部のばね受（）を構成するストッ
パ１２から更に突出し、その突出端部にＪ３いて前記支
持部材１０に当接されている。

図の符号１３はストッパ１２をリテーナ６に固着するた
めのリベット、１２Δはストッパ１２に形成され、前記
ガイドバー１１の貫通突出を許容するためのスリットを
それぞれ示す。

前記支持部材１０は、前記リテーナ６におけるコ字形状
断面の相対向する２片６Δ、６Ｂ間の位置で、前記圧縮
コイルばね９のリテーナ６側端部を前記ストッパ１２を
介して間接的に支持できるようにされたリベットどされ
ている。

前記ガイドバー１１の中心軸線は、前記スプリングガイ
ド８の揺動軸７に対して、図に示されるにうに、ウィン
ドシールドガラス面５側にオフセットされ、これによっ
て、スプリングガイド８′とストッパ１２間に装架され
た圧縮コイルばね９の作用中心線９△が揺動軸７よりも
ウィンドシールドカラス面５側にオフレットされた位置
を通るようにされている。

また、前記ス１〜ツバ１２も、図に示されるように揺動
軸７を通るリテーナ６の上面と平行な直線に対して傾斜
され、圧縮コイルばね９の作用中心線９Ａがウィンドシ
ールドガラス而５側方向に傾くようにされている。

次に上記実施例の作用を説明する。

ワイパブレード３がウィンドシールドカラス面５に接触
している状態の峙、前記圧縮コイルばね９はその両端が
離間する方向に延びる力を有し、そのノｊは、スプリン
グガイド８とストッパ１２とによって支持される。

前記スプリングガイド８は揺動ＩｐＨ１７によって支持
されているので、圧縮」イルばね９の復元ノｊの一端は
アームヘッド２に、また他端は、ストッパ１２、および
またはリベツ１〜１３を介して、リテーナ６側で受止め
られることになる。

ここで前記スプリングガイド８の揺動軸７はリテーナ６
の揺動軸４に対してオフセットされているので、圧縮コ
イルばね９の力によって、アームヘッド２に対してリテ
ーナ６が第４図において時計方向のモーメントを与えら
れ、このモーメントによってリテーナ６先端のピースア
ーム１４に取付（プられたワイパブレード３をウィンド
シールドガラス面５に押圧するものである。

また、前記圧縮コイルばね９の作用中心線９△は、スプ
リングガイド８の揺動軸７よりもウィンドシールドガラ
ス面５側にずれているために、スプリングガイド８は、
圧縮コイルばね９によって、第４図において時計方向に
モーメン１〜を与えられる。

このスプリングガイド８に与えられたモーメントは、ガ
イドバー１１を介して支持部材１０に与えられ、これに
よって、リテーナ６は、アームヘッド２に対して、時計
方向に（−Ｊ　９”され、ワイパブレード３をウィンド
シールドカラス面５に押付けるのである。

′？ｌなわち、リテーナ６は、揺動軸７の揺動軸４に対
するオフセットに基づくモーメントのみならず、圧縮コ
イルばね９の作用中心線９△が揺動軸７からウィンドシ
ールドカラス而５側にオフセットされていることによる
モーメントが加えられ、これによってワイパブレード３
がウィンドシールドガラス面５に押圧されることになる
。

この実施例では、スプリングガイド８のばね受部８△、
８Ｂが、スプリングガイド８の中心に対して、ウィンド
シールドガラス面側にオフセラ］・されているので、第
２図に示される従来のワイパアームに比較して、ばね受
部８Ａの、図の上方への突出量がほとんどなく、ばね受
部８Ｂのみが下方に突出され、従って、該ばね受部８Δ
、８Ｂ近傍にお（）るワイパアームの厚さを薄くできる
。

また、前記第１図および第２図に示される従来のワイパ
アームと比較して、揺動軸７の揺動軸４に対するオフセ
ット但を小さくしても、充分なワイパブレード押圧力を
確保することができるので、揺動軸４に対する１ｚ動軸
７のオフセラ１〜量を小さくすることによって、ワイパ
アームの揺動軸４近傍における厚さをさらに小さくして
、全体を薄型に構成できることになる。

またこの実施例は、前記支持部材１０が、前記リテーナ
６におけるコ字形状断面の相対向する２片６Ａ、６Ｂを
連結するとともに、該２片６△、６Ｂ間の位置で、前記
圧縮コイルはね９のリテーナ側端部を受持つストッパ１
２を支持し、これによって間接的に圧縮コイルばね９を
支持できる４ｆｉ成であるので、リテーナ６の剛性を高
めることができるとともに、圧縮コイルばね９のばね受
けおよびガイドバー１１の支持を一部材ですることがで
き、しかも簡単な構成であるという利点がある。

また、第２図に示される従来のワイパアームにおいては
、スプリングガイド８におけるガイドバー１１のス１ヘ
ツパ１２に対するワイパ作動中の摺動接触位置が不定で
あるため、因動接触可能部分全体の表面精度をあげて摩
擦を低減させていたが、本実施例の場合は、スプリング
ガイ１−′８に力［目つるモーメン１〜により、ガイド
バー１１が常に支持部材１０に同一方向から接触してい
るので、支持部材１０の一点のみ表面精度をあげればＪ
ｚ＜、従ってロス１〜低減、設定の自由度の増大を図る
ことができる。また、点接触であるため、摺ｆＩＩ音、
摩耗の低減を図ることができる。

尚上記実施例は、スプリングガイド８の揺動軸７に対す
る圧縮コイルばね９の作用中心線９Ａのオフセラ１−を
、ガイドバー１１を揺動軸７からずらずことによって構
成しているが、本発明はこれに限定されるものでなく、
圧縮コイルばね９の作用中心線９　Ａが揺動軸７からウ
ィンドシールドガラス而５側にずれるものであればよい
。

従って、たとえば、スプリングガイド８の圧縮コイルば
ね９の受は面を傾斜させるようにしてもよい。

また、第６図（Ａ＞に示されるように、前記圧縮コイル
ばね９を、自由状態において湾曲円筒形状とするととも
に、第６図（Ｂ）に示されるように、略真直円筒形状で
前記スプリングガイド８おＪ：ひリテーナ６間に装架す
るようにしてもよい。

このようにり゛ると、圧縮コイルばね９の作用中心線９
△は、真直円筒形状のセット状態で、その形状中心から
湾曲外側にずれるので、たとえば、スプリングガイド８
におけるカイトバー１１の中心軸線が揺動軸４を通る位
置にある場合でも、作用中心線９Ａを揺動軸４からオフ
セットできる。

また、湾曲円筒形状の湾曲方向は、前記第５図の場合と
逆方向であってもよい。

また上記実施例において、支持部材１０は、ガイドバー
１１の先端に当接づ”る位置に配置されたリベットどさ
れているが、これは、スプリングガイド８に与えられる
モーメントをリテーナ６に伝達するものであれば他の形
状あるいは位置であってもよい。従ってたとえば、第４
図において二点用Ｍ１０Ａで示されるように、スプリン
グガイド８の揺動軸４近傍位置に配置するようにしても
よい。

本発明は上記のように構成したので、リテーナに、スプ
リングノコイドの揺動軸のオフしツ１〜に基づくモーメ
ン１〜のみならず、圧縮コイルばねの作用中心線のオフ
レットに塞づくモーメンｉ〜を与え、これによってワイ
パブレードをウィンドシールドガラス面に抑圧さけるこ
とができるので、スプリングガイドの揺動軸のオフレッ
ト量を小さくし、これによって、揺動軸近傍にお（ｆる
ワイ１＜アームの厚さを小さくして薄型とすることがで
きるとｔ、Ｎう優れた効果を有する。

また、スプリングガイドのガイドバーをオフセットした
場合は、圧縮コイルはねのばね受部をつ゛　　　インド
シールドガラス面側にずらして、ワイノくアームの該ば
ね受部近傍部分を薄くでき、従って、さらにワイパアー
ムの薄型化を図ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のワイパアームを示す斜視図、第２図は第
１図の■−■綿に沿う１１に大断面図、第３図は本発明
に係るワイパアームの実施例を示す平面図、第４図は同
実施例の正断面図、第５図（ま同実施例の下面図、第６
図は本発明に係るワイパアームに使用される圧縮コイル
ばねの他の実施例を示す略視正面図である。 １・・・ビボットシャフ１−１ ２・・・アームヘッド、　　　２△・・・１３　ＯＮ、
３・・・ワイパブレード、　　４・・・揺動軸、５・・
・ウィンドシールドガラス面、 ６・・・リテーナ、　　　　　６△、６Ｂ・・・２片、
７・・・揺動軸、　　　　　　　８・・・スプリングガ
イド、９・・・圧縮コイルばね、　　９Δ・・・作用中
心線、１０．１０Ａ・・・支持部材、 １１・・・ガイドバー、　　　　１２・・・ストッパ。 代理人　　　松　　山　　圭　　佑 （ばか１名）

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）揺動自在のピボットシャフトに基端が取付けられ
   たアームヘッドと、先端側にワイパブレードを支持する
   とともに、基端において前記アームヘッドの先端に揺動
   軸により、前記ワイパブレードにより払拭すべきウィン
   ドシールドガラス面と略直角な面内で揺動自在に取付け
   られたリテーナと、前記アームヘッドの前記揺動軸に対
   して前記ウィンドシールドカラス面から離間する方向に
   オフセットされた位置に、前記リテーナと略同−面内で
   揺動自在に揺動軸により枢支されたスプリングガイドど
   、このスプリングガイドと前記リテーナ間に装架され、
   該リテーナの先端側を前記ウィンドシールドカラス面に
   押圧する方向に付勢する圧縮コイルばねと、を有するワ
   イパアームにおいて、前記圧縮コイルばねの作用中心線
   が前記スプリングガイドの揺動軸よりもウィンドシール
   ドガラス面側の位置を通るようにするとともに、前記リ
   テーナに、前記スプリングガイドに当接し、該スプリン
   グガイドの前記ウィンドシールドガラス面方向への一定
   以上の揺動を規制する支持部材を設けたことを特徴とす
   るワイパアーム。
2. （２）前記スプリングガイドの前記圧縮コイルばねを支
   持するばね受部の中心軸線を該スプリングガイド揺動軸
   からオフセットしたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載のワイパアーム。
3. （３）前記圧縮コイルばねを、自由状態において湾曲円
   筒形状とするとともに、略真直円筒形状で前記スプリン
   グガイドおよびリテーナ間に装架し、これにより作用中
   心線を前記スプリングカイト揺動軸からオフセットした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記
   載のワイパアーム。
4. （４）前記スプリングガイドに、前記圧縮コイルばねの
   中心部を長手方向に貫通突出するガイドバーを一体的に
   形成するとともに、このガイドバーの突出端部を、前記
   リテーナ側の支持部材に当接させたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項、第２項または第３項記載のワイパ
   アーム。
5. （５）前記支持部材は、前記リテーナにおけるコテ形状
   断面の相対向する２片を連結するとともに、該２片間の
   位置で、前記圧縮コイルばねのリテーナ側端部を直接ま
   たは間接的に支持することを特徴とする特許請求の範囲
   第１項ないし第４項のうちいずれかに記載のワイパアー
   ム。