JPS5923290B2 - コ−ルドウエ−ブロ−シヨン - Google Patents

コ−ルドウエ−ブロ−シヨン

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JPS5923290B2
JPS5923290B2 JP16308578A JP16308578A JPS5923290B2 JP S5923290 B2 JPS5923290 B2 JP S5923290B2 JP 16308578 A JP16308578 A JP 16308578A JP 16308578 A JP16308578 A JP 16308578A JP S5923290 B2 JPS5923290 B2 JP S5923290B2
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JP
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hair
keratin
cold wave
hydrolyzate
water
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JP16308578A
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一成 吉岡
洋一 上村
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Seiwa Kasei Co Ltd
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Seiwa Kasei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルカリによる毛髪の損傷が少なく、かつ良好
なウェーブ付与効果を有するコールドウェーブローショ
ンに関スる。
一般に毛髪のコールドウェーブは、チオグリコ・−ル酸
やシスティンなどの還元剤を含有し、アルカリでpH約
9〜10に調整されたコールドウェーブローションを毛
髪に塗布して浸透させ、該毛髪を適度にワインドしてロ
フトに固定し、毛髪のケラチン中のジスルフィド結合を
還元剤で切断して毛髪にカールを与え、ついで臭素酸ナ
トリウムや過酸化水素などの酸化剤を含有した溶液を塗
布して、セットされた位置で新たなジスルフィド結合を
形成させ、それによって毛髪に再び弾性を与えるという
方法で行なわれている。
しかしてこの方法においては、毛髪に長幼なウェーブを
付与するには毛髪のケラチン中のジスルフィド結合をチ
オグリコール酸やシスティンなどで効率よく還元切断す
ることが必須の要件とされるが、そのような還元切断が
スムースに進行するためにはアルカリで毛髪を充分に膨
潤させておくことが必要であり、そのためコールドウェ
ーブローションのpHは通常アルカリで9〜10に調整
されている。
したがって、このようなローションでコールドウェーブ
を行なうと、アルカリで毛髪や頭皮を傷めるケースが生
じるが、pHを下げると良好なウェーブが付与されない
ため、アルカリによる傷害が認識されながらも、やむを
えずそのようなローションでコールドウェーブが行なわ
れているのが現状である。
そこで本発明者らは、液性がほぼ中性域でありながらも
良好なウェーブ付与を行ないうるコールドウェーブロー
ションを開発すべく、種々研究を重ねた結果、特定の水
溶性ケラチン加水分解物をチオグリコール酸、チオグリ
コール酸塩、システィンなどと併用するときは前述の目
的が容易に達成されうろことを見出し、本発明を完成す
るにいたった。
すなわち、本発明はチオグリコール酸、チオグリコール
酸塩またはシスティンと、ケラチンをアルカリ域におい
てメルカプタン類または硫化物で還元し、ついで酵素に
より加水分解して得た平均分子量2,000〜20,0
00で1分子中にメルカプト基を2個以上有する水溶性
ケラチン加水分解物とを含有し、pH6〜9に調整され
たことを特徴とするコールドウェーブローションに関す
る。
本発明のローションがそのようなpH領域であるにもか
かわらず、pH9〜10に調整された従来のコールドウ
ェーブローションと同程度のウェーブ付与効果を有する
のは、その中に含有された特定の水溶性ケラチン加水分
解物が次のような特異な性質を有することに基づく。
すなわち、ケラチンをアルカリ域においてメルカプタン
類または硫化物で還元すると、ケラチン中のジスルフィ
ド結合が切断されてメルカプト基が生成し、ついで酵素
により加水分解を行なうと、ペプチド結合が切断され分
子量が低下するとともに、カルボキシル基とアミン基の
数が増加する。
その際、加水分解の程度を適宜調節して得られる加水分
解物が水溶性を有し、かつ1分子1−1”Kメルカプト
基を2個以上有するようにすると、このケラチン加水分
解物は皮膜形成能を有し、しかも空気中の酸素や酸化剤
によって該加水分解物中のメルカプト基が酸化され、隣
接するケラチン加水分解物の分子間でジスルフィド結食
ヲ形成し、それによって隣接する分子同士が次々と架橋
して高分子化し、ついには水不溶性になるという顕著な
特性を有するのであ・る。
したがって、このケラチン加水分解物を希薄水溶液の状
態で毛髪上に塗布または噴霧し、該毛髪をロフトに巻き
つけて乾燥するかあるいは酸化剤で酸化すると、加水分
解物中のメルカプト基が酸化され、層状に接しているケ
ラチン加水分解物の他の分子のメルカプト基と架橋して
ジスルフィド結合を形成し、毛髪をカールしたままの状
態で毛髪上に水不溶性の高分子皮膜を形成するのである
しかもこのケラチン加水分解物は、その分子中にアミン
基およびカルボキシル基を有するので、それらがそれぞ
れ毛髪中のカルボキシル基およびアミノ基と結合して造
塩するため、毛髪との結合が強固になり、水洗しても水
不溶性であることと相俟って容易には離脱しないのであ
る。
またこのケラチン加水分解物は毛髪に類似した化学構造
を有するので、それを毛髪に施用した際に異和感を感じ
させないし、またペプチド結合を有するので、通気性が
あるため毛髪をむれさせることがないのである。
このように本発明のコールドウェーブローションに含有
される水溶性ケラチン加水分解物は、毛髪上で架橋して
カールされた毛髪上に水不溶性皮膜を形成し、毛髪にか
けられたウェーブを長期間保持しうるので、このような
水溶性ケラチン加水分解物を含有してなる本発明のコー
ルドウェーブローションは、pHを下げたことに基づき
チオグリコール酸やシスティンなどによるウェーブ付与
効果が減少するが、その減少分を水溶性ケラチン加水分
解物が補なうので、全体としてpH9〜10に調整した
従来のコールドウェーブローションと同程度のウェーブ
付与効果を有し、アルカリの使用量の減少に応じて毛髪
および頭皮の損傷が減少するのである。
かユyるケラチン加水分解物を得るに際して、出−発物
質としてのケラチンとしては、羊毛、羽毛、毛髪、角、
つめ、ひずめなどを構成するケラチンがいずれも使用可
能であるが、入手が容易であるという観点から羊毛が特
に好ましい。
また還元剤として使用するメルカプタン類としてイ低′
たとえばチオグリコール酸、システィン、メルカプトエ
タノール、チオグリセリン、チオサルチル酸などがあげ
られ、硫化物としては、たとえば硫化ソーダ、硫化カリ
ウム、硫化アンモニウム、硫化トリエタノールアミン、
硫化ジェタノールアミン、硫化モノエタノールアミンな
どがあげられる。
そして加水分解のために使用する酵素としては、たとえ
ばペプシン、プロククーゼA1プロククーゼBなどの酸
性蛋白質分解酵素、プロメライン、サーモライシン、ト
リプシン、キモトリプシン、パパインなどの中性蛋白質
分解酵素などがあげられる。
該ケラチン加水分解物を得るに際しての具体的手順とし
ては、まずケラチンをアルカリ域に調整した還元剤の水
溶液に入れ、攪拌下に、好ましくは系内のエアーをチッ
素などの不活性ガスで置換し、0〜40℃の温度でケラ
チン中のジスルフィド結合を還元切断してメルカプト基
を形成させる。
なお還元剤として硫化物などのようにアルカリ性のもの
を用いる場合は、反応溶液をアルカリ域に保つためのア
ルカリ性物質の添加は特に要しないが、還元剤がチオグ
リコール酸やメルカプトエタノールなどのように酸性の
ものである場合には苛性ソーダ、苛性カリなどのアルカ
リ剤を添加して反応溶液をアルカリ域に保つように調整
することが望ましい。
そして反応溶液の液性としてはpHが8〜11になるよ
うに調整するのが好ましい。
なお反応溶液に尿素を添加しておくと、尿素がケラチン
を膨潤させて還元剤の作用を容易ならしめるので好まし
い。
還元反応後、反応混合物を減圧濾過して未反応物を濾去
し、濾液をさらに限外濾過にかけて約1/2〜1/4容
にまで濃縮する。
つぎに前記のようにして得られた濃縮液を透析に付し、
残存する還元剤を除去するとともに、つぎの酵素分解に
適するpHになるようにpHを調整する。
透析後、反応生成物に酵素を加え、加水分解を行なう。
酵素分解時のpHとしては、ペプシンなどの酸性酵素の
場合にはpH1〜3の範囲に調整することが好ましく、
またブロメラインなどの中性酵素の場合にはpH5〜8
の範囲に調整することが好ましい。
また反応温度としては30〜45℃が好ましく、反応時
間としては通常3〜24時間が採用される。
酵素の使用量ならびに反応時間と反応温度は加水分解物
の分子量に大きな影響を与える。
そこで酵素をどの程度使用し、反応時間や反応温度をい
かにすべきかは、得られた加水分解物の分子量分布をゲ
ル濾過法によって調べることにより、経験的に目的とす
る加水分解物の分子量にあわせて最適の条件を決定すれ
ばよい。
なお本発明においては、得られる加水分解物の平均分子
量を2,000〜20,000の範囲に調整する。
すなわち一般にケラチン中にはアミノ酸10個に対して
1個の割合でシスチンが含有されており、かつケラチン
中のアミノ酸の平均分子量が約100であることより、
ケラチン加水分解物の平均分子量を2,000以上にす
ると、該加水分解物の1分子中にメルカプト基が2個以
上含有されることになり、また平均分子量が20,00
0を超えると水不溶性となって、取扱いが困難になるか
らである。
そして前記のようにして水溶液状態で得られたケラチン
加水分解物は、必要に応じ、さらに限外濾過、減圧濃縮
に付され適宜濃縮される。
しかして、かかるケラチン加水分解物を用いて本発明の
コールドウェーブローションを作製するには、たとえば
、チオグリコール酸、チオグリコール酸塩またはシステ
ィンを約2〜7.5%(重量%、以下同様)程度含む精
製水に該加水分解物が0.3〜6%程度になるように添
加し、アンモニア水あるいはモノエタノールアミンなど
を適宜添加してpH6〜9に調整すればよい。
また本発明のコールドウェーブローションに、従来のコ
ールドウェーブローションと同様に、浸透剤やキレート
剤、さらには養毛剤、着色剤、香料、毛髪保護剤などを
適宜添加してもよい。
なお本発明において、チオグリコール酸塩としては、チ
オグリコール酸のアンモニウム塩あるいはモノエタノー
ルアミン塩、トリエタノールアミン塩などが使用される
かかる本発明のコールドウェーブローションを用いての
パーマネントウェーブ操作は、従来のコールドウェーブ
ローションを用いる場合と何ら変りがなく、たとえば本
発明のコールドウェーブローションを用いて常法により
毛髪にウェーブを付与し、ついで水洗し、つぎに臭素酸
すトリウムや過酸化水素などの酸化剤の水溶液を該毛髪
にしみこませ、切断された毛髪中のジスルフィド結合を
再生させ、かつ毛髪上の水溶性ケラチン加水分解物を架
橋させて水不溶性皮膜に転化せしめればよい。
つぎに実症例をあげて本発明のコールドウェーブローシ
ョンを説明する。
実症例 1 〔ケラチン加水分解物の製造〕 ■lのビーカーに尿素480gを入れ、蒸留水を加えて
全容を約9007nlとし、攪拌して尿素をほとんど溶
解させたのち、2−メルカプトエタノール20m1!と
EDTAlgを加えた。
つぎに20%カセイソーダ水溶液を加えて溶液をpH8
に調整し、蒸留水を追加してこの溶液の全容を11とし
た。
この溶液に脱脂された羊毛20.i7を加え、攪拌して
発生する泡を除去したのち、容器に上蓋をし、ときどき
攪拌しながら室温で3日間放置した。
つぎに得られた反応混合物を減圧濾過して、未反応の羊
毛を除去した。
得られた濾液約820m1を限外濾過器(アミコン社製
、402型セル、ダイアフローメンブランUM−10(
分画分子量io、ooo))を使用して限外濾過するこ
とによって、反応生成物の濃度を高くするとともに、尿
素と還元剤を含む溶媒を濾去した。
400m1にまで濃縮し、えられた濃縮液をセロファン
透析チューブに詰め、0.1Nギ酸51で8時間透析し
、さらに0.1Nギ酸51で8時間ずつ透析を2回繰り
返した。
透析後の濃縮液を500m1のビーカーに移し、これに
ペプシン40Tn9を0.IN酢酸4TLlに溶解させ
た溶液を加えた。
湯浴で反応溶液を37℃に保ちながら、電磁式攪拌機に
よって反応溶液を充分に攪拌しつつ、8時間かけてケラ
チンを加水分解した。
反応終了後、容器を氷冷しながら、pHメーターを用い
20%カセイソーダ水溶液で反応溶液をpH7にして、
ペプシンを不活性化させた。
得られた反応溶液を減圧濾過し、濾液に酢酸2mlを加
え、溶液を再び酸性にした。
限外濾過器(アミコン社製、402型セル、ダイアフロ
ーセルUM−2(分画分子量1.ooo))を用い前記
の溶液を限外濾過することにより、脱塩を行ない150
m1まで濃縮し、得られた濃縮液を200TIllの共
栓付ナス型コルベンに移し、ロータリーエバポレーク−
により減圧濃縮し乾燥残分が20%のケラチン加水分解
物をえた。
得られた加水分解物の一部をとり、0.IN酢酸で0.
5%溶液に希釈したのち、ゲル濾過(ファルマシア社製
アガロースゲルG−50)を行ない、各フラクション中
のベプクイド濃度を紫外部分光光度計で波長230 n
mの吸光度を測定することにより求め、さらに標準物質
として食塩およびトリプシンを用いG−50における流
出分画液と分子量の対数値との関係を求め、それに基づ
いてケラチン加水分解物の分子量を求めたところ、約2
.200であることが判明した。
また得られたケラチン加水分解物の一部をとり、結晶ア
ルブミンを標準物質として用いビユレット法により、そ
のペプタイド濃度を測定し、一方、システィン塩酸塩を
標準物質として用いエルマン(Ellman)法により
この試料中のシスティン残基の濃度を求めたところ、分
子量約2,200のベプタイドにおいてこのもの100
gあたり12.6gのシスティンに相当するメルカプト
基が含まれていることが判明し、その結果、分子量2,
200のベグタイド1個に対し平均2.3個のメルカプ
ト基が含まれていることが判明した。
〔コールドウェーブローションの作製およびその使用結果〕
前記のようにして得られたケラチン加水分解物を用いて
次の処方からなり、モノエタノールアミンを加えてpH
7,5に調整されたコールドウェーブローションを作製
した。
ケラチン加水分解物(20%水溶液) 6%システィ
ン 6%ヤシ脂肪酸とコラー
ゲン誘導ポリペブ タイドとの縮合物のカリウム塩 1%EDTA
O,2%精製水
86.8%100% このようにして得られたコールドウエーフ七−ションを
毛髪に塗布して充分に浸透させ、該毛髪をロフトに巻き
つけ、キャップをかぶせて約20分間放置し、コールド
ウェーブローションヲ作用させた。
つぎにキャップをはずして、ロフトをつけたまま毛髪を
よく水洗し、ついで6%ブロム酸ソーダ水溶液を毛髪に
充分しみこませ約15分間放置してフ七ム酸ソーダを作
用させた。
このようにしてかけられたコールドウェーブは、ローシ
ョンのpHが7.5と低いにもかかわらず、pHが9.
5に調整された従来のコールドウェーブローションと何
ら変りがなく、通常の条件下で約2カ月間その状態を保
持できた。
実施例 2 〔ケラチン加水分解物の製造〕 羊毛35gをカセイソーダ乍H10,5に調整された1
Mチオグリコール酸ナトリウム11に加え、発生する泡
を除いたのち、容器内の空気をチッ素で置換し、ときど
き攪拌しながら室温で12時間放置した。
つぎに得られた反応混合物を減圧濾過して未反応物を除
去し、得られた濾液を実施例1と同様に限外濾過して反
応溶液が1/3容になるまで濃縮した。
得られた濃縮液をセロファン透析チューブに詰め、0.
1Nギ酸31で6時間ずつ透析を3回繰り返した。
透析後の濃縮液を500m1ビーカーに移し、これにペ
プシン20m1を0.IN酢酸21rLlに溶解させた
溶液を加え、湯浴で反応溶液を37℃に保ちながら攪拌
して3時間加水分解した。
さらに反応溶液を45℃の湯浴上でロータリーエバポレ
ーターを用いて減圧濃縮し、はぼ蒸発乾固させた。
つぎに蒸留水50m1を加え、反応生成物を溶解させて
から減圧濾過し、えられた濾液にカセイソーダ水溶液を
加えpH5に調整してペプシンを不活性化させ、ついで
蒸留水を追加して乾燥残分が20%のケラチン加水分解
物を得た。
得られたケラチン加水分解物を実姉例1と同様にゲル濾
過することにより平均分子量が約4,000であること
を確認し、また実姉例1と同様にしてエルマン(El
1man)法によってシスティン残基の濃度を求めたと
ころ、分子量約4,000のベプタイドにおいてこのも
の100gあたりio、Hのシスティンに相当するメル
カプト基が含まれていることが判明し、その結果、分子
量4,000のづブタイド1個に対し平均3.5個のメ
ルカプト基が含まれていることが判明した。
〔コールドウェーブローションの作製およびその使用結果〕
前記のようにして得られたケラチン加水分解物を用いて
次の処方からなり、アンモニア水を加えテpH7,8に
調整されたコールドウェーブローションを作製した。
ケラチン加水分解物(20%水溶液) 6%チオグリ
コール酸アンモン 6%コラーゲ゛ン誘導ポ
リペブタイド 3%ポリオキシエチレンソルビク
ン モノオレエート 1%EDTA
O,2%精製水
83.8%100% このようにして得られたコールドウェーブローションを
毛髪に塗布して充分に浸透させ、該毛髪をロフトに巻き
つけ、キャップをかぶせて約20分間放置し、コールド
ウェーブローションを作用させた。
つぎにキャップをはずして、ロフトをつけたまま毛髪を
よく水洗し、ついで6%ブロム酸ソーダ水溶液を毛髪に
充分しみこませ約15分間放置してブロム酸ソーダを作
用させた。
このようにしてかけられたコニルドウエーブは、ローシ
ョンのpHが7.8と低いにもかかわらず、pHが9.
6に調整された従来のコールドウェーブローションと何
ら変りがなく、通常の条件下で約2カ月間その状態を保
持できた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 チオグリコール酸、チオグリコール酸塩またはシス
    ティンと、ケラチンをアルカリ域においてメルカプタン
    類または硫化物で還元し、ついで酵素により加水分解し
    て得た平均分子量2,000〜20.000で1分子中
    にメルカプト基を2個以上有する水溶性ケラチン加水分
    解物とを含有し、pH6〜9に調整されたことを特徴と
    するコールドウェーブローション。
JP16308578A 1978-10-09 1978-12-29 コ−ルドウエ−ブロ−シヨン Expired JPS5923290B2 (ja)

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US06/078,850 US4279996A (en) 1978-10-09 1979-09-25 Keratin hydrolyzate useful as hair fixatives
DE2940220A DE2940220A1 (de) 1978-10-09 1979-10-04 Wasserloesliches keratinhydrolysat, verfahren zu seiner herstellung und es enthaltende waessrige kosmetische zubereitung
FR7925110A FR2438662A1 (fr) 1978-10-09 1979-10-09 Hydrolysat hydrosoluble de keratine utile comme produit cosmetique capillaire et son procede de preparation
US06/222,381 US4390525A (en) 1978-10-09 1981-01-06 Keratin hydrolyzate useful as hair fixatives

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