JPS59232634A - 管材、管材の拡管方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は管材、管材の拡管方法および装置に関するもの
である。

管材と管材とを軸線方向に接続する際等に管端を大径に
するが、従来は大径の短い管材を溶接により固着してい
たが、溶接による固着に時間がかかるのみならず溶接熱
により歪を生じて修正加工の必要があった。また、管材
が長尺物であると垂直状での拡管作業はその管材を垂直
状に維持しにくく困難であった。そこで、本発明は上記
の事情に鑑み、管端を一体物とし゛ζ拡管した管材、そ
の管材の拡管方法を提供し、さらに、長尺物でも加工を
可能とずべく管材を水平状に配置し管端を自動的に拡管
する管材の拡管装置をも提供することを目的とする。

以下、本発明を添イ］する図面に示す具体的な実施例に
基づいて詳細に説明する。

第１図は拡管装置の概要側面図で、第２図はその要部の
拡大概要側面図で、基板１上に取付けたブラケット２・
３に油圧シリンダ４を水平状に取（＝Ｊけ、この油圧シ
リンダ４内にはピストン手を摺動自在に設はビス１−ン
５の左側室６と右側室７には油圧ユニソ；−８より配管
９を介してそれぞれ作動油を供給し、ピストン５の中央
部にピストンロッド１０を固着し、ピストンロッド１０
を水平方向で左右に移動可能とする。すなわち、油圧ユ
ニット８より配管９を介して右側室７へ作動油を供給ず
ればビスＩ−ンロソド１０は左方へ移動し、左側室６へ
供給すれば右方へ移動する。このピストンロッドｌＯの
左端部に、外周面が左方に行くに従って大１￥となるテ
ーパ面に形成したテーババー１１を外嵌めし、ビス（・
ンロノド１０の左端に溶接により固着した端板１２に取
付ボルト１３により螺締する。このテーババー１１に拡
管セグメント１４を軸線方向に進退不能で半径方向に摺
動自在として外嵌めする。

この拡管セグメント１４はブラケット２の左面に取イ・
４けた案内台１５に設けている。

第３図には拡管セグメント１４の組立て部の拡大縦断面
図、第４〜６図は拡管セグメント１４、第７〜９図は案
内台１５をそれぞれ示す。

拡管セグメント１４は前記テーババー１１に外嵌め嵌合
できるようにその内面はテーババー１１と同様のテーパ
面に形成し、その外周には右側の基端側に拡径に応じた
拡径段部１６を設ａＪ、基端面には円盤状の基板１７を
溶接により固着する。セグメント１４は拡管するためテ
ーババー１１の左方への移動により拡径できるように円
周方向で１２分割しセグメント片１８とする。各セグメ
ント片１８の基板１７右例の底面には半径方向のキー溝
１９を刻設し、外径側にはセグメント片１８を内外に摺
動させるため押え板を取付Ｃ）る取（；Ｊボルト挿１ｆ
ｆｌ用の切り欠き溝２０を設り、基板１７底面には潤ｌ
ＦＩ用の円周方向の油溝２１を刻設する。

案内台１５は円盤状の案内板２２と基板２３とをそれぞ
れ左側・右側に垂直状に配置しリブ２４で連結してなり
、案内板２２・基板２３の中心部は貫通し基板２３中心
には円筒状の案内筒２５を水平状に溶接により固着しピ
ストンロン１′１０を挿通摺動させる。

この案内台１５を基板２３をブラケット２の左面に当接
させて取付ボルトにて螺締する。案内台１５の中央部を
水平状に挿通したピストンロッド１０の先端にはテーバ
バー１１を固着している。このテーババー１１に前記拡
管セグメント１４を外嵌めすると共に、セグメン目４の
基板１７を案内台Ｉ５の案内板２２に当接させしかもそ
の案内板２２に半径方向に刻設した溝２６に固着したキ
ー２７にそのキー溝１９を嵌合させ、案内板２２の外周
には円筒状のカバー２８を取付ボルト２９にて螺締し、
円板状の押え板３０で基板１７を案内板２２との間に挾
持させ取付ボルト３１を前記切り欠き溝２０を挿通する
ようにして螺締し、押え４反３０はさらにカバー２８に
も取イ寸ポルト３２により螺締する。各セグメント片１
８はその基板１７の切り欠き溝２０両側方に半径方向の
穴３３を穿設し、その穴３３にコイルスプリング３４を
内装しプラグ３５を嵌めカバー２８に螺着した調整ボル
ト３６の先端をプラグ３５に当接させ付勢力の關整を可
能としている。

このようにして、拡管セグメン目４はテーババー１１の
外周面にコイルスプリング３４により押圧されていて、
ピストン口・ノド１０が右方に移動すると１広管セグメ
ント１４は軸方向には移動せず、テーノクノ１−１１の
テーパ面により外径方向に摺動し、この際も各セグメン
ト片１８はコイルスプリング３４によりテーババー１１
に押圧されている。

拡管セグメン１へ１４は管材Ｗを外嵌めした際管材Ｗの
管端を保持できるようにするため円筒体を１２分割した
管材押え３７を各セグメント片１８の外周面に取付ボル
ト３８にて螺締する。

この拡管装置で管ＪＡＷの管端を拡管するには、先ず、
第２・３図において２点鎖線で示される左方に移動させ
て拡管セグメン目４をｗＪ経しておき、そこに管材Ｗの
管端をセグメント片１４に外嵌めすると共に押え３７に
保持させる。続いて、管材Ｗの外径に密嵌してその外径
を保持する円筒体の外型３９を管材Ｗに外嵌めする。こ
の外型３９は円筒体の側壁に分離するスリットを設はス
肝）ｌ−両側方Ｇこ締付板を固着しておき締付ボルトに
より両線付板を締めスリット幅を小さくして管材Ｗに固
定する。

次に、ビストンロ・ノド１０を右方実線の状態に移動さ
せると各セグメント片１４は外径方向に摺動して管材Ｗ
は拡管する。ピストンロッド１０を左方の２点鎖線の状
態に移動させると拡管セグメント１４も縮径し拡管した
管材Ｗを拡管装置より取り外せる。

り１型３９も管材Ｗより取り外せる。

本発明は、上述のように、管端を一体物として拡管した
管材で、溶接熱による歪や溶接継目のない管材の折伏が
できる。自動的に拡管して寸法精度を上げたので、管材
の拡管部分と他方の拡管部分とを正硼に塑性的に嵌合で
き挿入接続が容易に行え気密上信頼性の高い管材を得る
ことができる。

このように、経済上ならびに管材接続部の信頼性向上か
らその工業上の効果は著しい。また、本発明の管イ、イ
の拡管方法により管材の管端を自動的に拡管ごきる。さ
らに、本発明の管材の拡管装置によると、水平方向に移
動可能なピストンロッドにテーパバーを固着し、テーパ
バーに、外周に拡径段部を有し円周方向で複数個に分割
し合体した際円筒状の拡管セグメントを軸線方向に進退
不能で半径方向に摺動自在として外嵌めし、管材の管端
を拡管セグメントに外嵌めしピストン口・ノドを水平方
向に移動させて拡管セグメントを外径方向に摺動させて
拡管するようにした拡管装置であり、長尺物の管材でも
水平状に配置し管端を自動的に拡管可能とし、高品質で
且つ安価な拡管した管材の提供が可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の具体的な実施例で、第１図はその全体の
概要を示す側面図、第２図はその要部の拡大概要側面図
、第３図は拡大セグメントの組立て部の拡大縦断面図、
第４〜６図は拡管セグメントを示し、第４図はその縦断
面図、第５図は第４図の左側面図、第６図は第４図の右
側面図、第７〜９図は案内台を示し、第７図はその縦断
面図、第８図は第７図の左側面図、第９図は第７図の右
側面図である。 １０・・・ピストンロッド １１・・・テーパバー １６・・・拡、径段部 １４・・・拡管セグメント

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｉｌｌ　　管端を一体物として拡管した管材であって、
   拡管した部分の直径を±１．０鴎の寸法精度で形成した
   ことを特徴とする管材 （２）管材の管端を、外周に拡径段部を有し円周方向で
   複数個に分割し合体した際円筒状で軸線方向に進退不能
   で半径方向に摺動自在の拡管セグメン１〜に外嵌めし、
   拡管セグメントを外径方向に摺動させて拡管するように
   したことを特徴とする管材の拡管方法 （３）水平方向に移動可能なピストンロンドにテーパバ
   ーを固着し、テーパバーに、外周に拡径段部を有し円周
   方向で複数個に分割し合体した際円筒状に拡管セグメン
   トを軸線方向に進退不能で半径方向に摺動自在として外
   嵌めし、管材の管端を拡管セグメントに外嵌めしピスト
   ンロンドを水平方向に移動させて拡管セグメントを外径
   方向に摺動させて拡管するようにしたことを特徴とする
   管材の拡管装置