JPS5923227Y2 - カ−トリツジ方式テ−プレコ−ダ - Google Patents
カ−トリツジ方式テ−プレコ−ダInfo
- Publication number
- JPS5923227Y2 JPS5923227Y2 JP1977072297U JP7229777U JPS5923227Y2 JP S5923227 Y2 JPS5923227 Y2 JP S5923227Y2 JP 1977072297 U JP1977072297 U JP 1977072297U JP 7229777 U JP7229777 U JP 7229777U JP S5923227 Y2 JPS5923227 Y2 JP S5923227Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- head
- erasing head
- tape recorder
- guide member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカートリッジ方式テープレコーダに関する。
カートリッジ方式テープレコーダ、特にオートリバース
方式やデュアルキャプスタン方式のテープレコーダに使
用される磁気テープカセットは一般に第１図及び第２図
に示されているように大小５個の窓ＩＡ、ＩＢ、２Ａ、
２Ｂ及び３を具えており、うち２つの小窓２Ａ、２Ｂの
いずれか一方または両方が消去ヘッド挿入窓として使用
されるようになっている。
方式やデュアルキャプスタン方式のテープレコーダに使
用される磁気テープカセットは一般に第１図及び第２図
に示されているように大小５個の窓ＩＡ、ＩＢ、２Ａ、
２Ｂ及び３を具えており、うち２つの小窓２Ａ、２Ｂの
いずれか一方または両方が消去ヘッド挿入窓として使用
されるようになっている。
このように消去ヘッドが小さな消去ヘッド挿入窓をひん
ばんに往復するためそれにヘッドが当たり損傷する等の
問題が生じていた。
ばんに往復するためそれにヘッドが当たり損傷する等の
問題が生じていた。
かかる対策として消去ヘッドのギャップ長を小さくする
等のことが考えられるがヘッドの特性上これにも限界が
あるためヘッドの寸法を変えることなしにヘッドの損傷
を防止するためにはヘッド挿入窓とヘッドの相対位置関
係を正確に割り出す以外にない。
等のことが考えられるがヘッドの特性上これにも限界が
あるためヘッドの寸法を変えることなしにヘッドの損傷
を防止するためにはヘッド挿入窓とヘッドの相対位置関
係を正確に割り出す以外にない。
かかる位置関係を正確に出すため従来は磁気テープカセ
ットの長手方向の精度に影響を及ぼす部品精度を上げる
ことによって対処していたがコストアップを免れ得なか
った。
ットの長手方向の精度に影響を及ぼす部品精度を上げる
ことによって対処していたがコストアップを免れ得なか
った。
本考案の目的はかかる不利益を排除するカートノツジ方
式テープレコーダを提供することにある。
式テープレコーダを提供することにある。
以下図面に示す実施例を参照しながら本考案を説明する
。
。
第３図乃至第５図には消去ヘッド１０が磁気テープカセ
ット１に形成された消去ヘッド挿入窓２Ａ若しくは２Ｂ
に挿入された状態が示されている。
ット１に形成された消去ヘッド挿入窓２Ａ若しくは２Ｂ
に挿入された状態が示されている。
位置規制部材１２はシャシ１４とシャシ１４に突設され
た直立ポスト１６とを具えている。
た直立ポスト１６とを具えている。
そして、磁気ヘッドを担持するヘッド台即ち摺動板１８
がシャシ１４上に所定の間隔をおいて設けられており、
これら摺動板１８及びシーヤシ１４間には複数の鋼製の
球２０配置されている。
がシャシ１４上に所定の間隔をおいて設けられており、
これら摺動板１８及びシーヤシ１４間には複数の鋼製の
球２０配置されている。
摺動板１８はその長孔に係合したガイド１９に案内され
、これら球２０の介在によってシャシ１４上を摺動し得
るようになっている。
、これら球２０の介在によってシャシ１４上を摺動し得
るようになっている。
また摺動板１８は直立ポスト１６が挿入される孔２２を
具えており、摺動板１８の摺動方向における孔２２の長
さは直立ポスト１６のそれより充分長くなっている。
具えており、摺動板１８の摺動方向における孔２２の長
さは直立ポスト１６のそれより充分長くなっている。
摺動板１８上には直立ポスト１６に係合する係合部３４
を有するガイド部材２４が取付けられている。
を有するガイド部材２４が取付けられている。
係合部３４は摺動板１８の摺動方向に対し左右に開く二
股状になっている。
股状になっている。
この形状は先端に漸次外方に開きが大きくなる導入部３
４ ａ及び３４ ｂを具えた略々Ｕ字状であることが好
ましい。
４ ａ及び３４ ｂを具えた略々Ｕ字状であることが好
ましい。
更にガイド２４はｌ対のねじ孔２６及び２８を具えてお
り、一方のねじ孔２６は保合部３４の二股に分岐する分
岐点を通りかつ磁気テープカセット１の長手方向にほぼ
垂直な直線上か若しくはその近傍に位置している。
り、一方のねじ孔２６は保合部３４の二股に分岐する分
岐点を通りかつ磁気テープカセット１の長手方向にほぼ
垂直な直線上か若しくはその近傍に位置している。
また他方のねじ孔２８は略々楕円状となっており、その
長軸は磁気テープカセット１の長手方向にほぼ一致して
いる。
長軸は磁気テープカセット１の長手方向にほぼ一致して
いる。
従って後述するようにねじをゆるめた場合ガイド２４は
ねし孔２６を中心にして、他方のわじ孔２８に螺合され
るねじの径とねじ孔２８の長軸との差だけ揺動し得る。
ねし孔２６を中心にして、他方のわじ孔２８に螺合され
るねじの径とねじ孔２８の長軸との差だけ揺動し得る。
ガイド２４は夫々のねじ孔２６及び２８に螺合されるね
じ３０及び３２によって摺動板１８に固定される。
じ３０及び３２によって摺動板１８に固定される。
ガイド部材２４上には消去ヘッド１０が堅固に取付けら
れており、消去ヘッド１０に設けられた挿入部３６はカ
セット１の消去ヘッド挿入窓２Ａ若しくは２Ｂ（第３図
及び第４図には２Ａのみが示されている）内に挿入可能
となっている。
れており、消去ヘッド１０に設けられた挿入部３６はカ
セット１の消去ヘッド挿入窓２Ａ若しくは２Ｂ（第３図
及び第４図には２Ａのみが示されている）内に挿入可能
となっている。
カセット１は位置規制孔３８を具えており、磁気テープ
カセット装着時に直立ポスト１６が位置規制孔３８に係
合するようになっている。
カセット装着時に直立ポスト１６が位置規制孔３８に係
合するようになっている。
第４及び第５図示の如く、ガイド部材２４の係合部３４
の分岐点とねじ孔２６の中心点とは摺動板の摺動方向に
おける消去ヘッド１０の挿入部３６の長手方向の中心軸
線上にあることが好ましいが、第６図示の如くガイド２
４の係合部３４の分岐点は前記中心軸線上からずれても
よい。
の分岐点とねじ孔２６の中心点とは摺動板の摺動方向に
おける消去ヘッド１０の挿入部３６の長手方向の中心軸
線上にあることが好ましいが、第６図示の如くガイド２
４の係合部３４の分岐点は前記中心軸線上からずれても
よい。
この場合には摺動板１８の摺動方向における消去ヘッド
挿入窓２Ａの中心軸及び位置規制孔３８の中心間との最
短距離ｌと消去ヘッド１０の挿入部３６の長手方向中心
軸ｍ及びガイド２４の分岐点を通りかつカセット１の長
手方向にほぼ垂直な直線Ｍ間の最短距離りとは相等しく
するとよい。
挿入窓２Ａの中心軸及び位置規制孔３８の中心間との最
短距離ｌと消去ヘッド１０の挿入部３６の長手方向中心
軸ｍ及びガイド２４の分岐点を通りかつカセット１の長
手方向にほぼ垂直な直線Ｍ間の最短距離りとは相等しく
するとよい。
なお、第７図には磁気テープカセット１の消去ヘッド挿
入窓２Ａに消去ヘッド１０が挿入された状態が示されて
おり、４０ ａ及び４０ ｂはキャプスタン、４２ ａ
及び４２ ｂはピンチローラ、４４は録再ヘッド、４６
はピンチローラ保持台に設けられたテープガイドである
。
入窓２Ａに消去ヘッド１０が挿入された状態が示されて
おり、４０ ａ及び４０ ｂはキャプスタン、４２ ａ
及び４２ ｂはピンチローラ、４４は録再ヘッド、４６
はピンチローラ保持台に設けられたテープガイドである
。
前述した構成に基づき以下にその組立工程を述べる。
最初に、シャシ１４に精確に位置出しされた穴にカシメ
等により固定された直立ポール１６にガイド２４のねじ
２６及び２８をゆるめた状態で摺動板１８を摺動前進さ
せる。
等により固定された直立ポール１６にガイド２４のねじ
２６及び２８をゆるめた状態で摺動板１８を摺動前進さ
せる。
このときガイド部材２４の係合部３４の分岐点と消去ヘ
ッド１０の挿入部３６の長手方向の軸とがずれている場
合には保合部３４の先端の導入部３４ａ、３４ｂのいず
れか一方に直立ポスト１６が当接し、この当接によりガ
イド部材２４はねし孔の一方即ちねじ孔２６に螺合され
るねじ３０を中心として導入部と直立ポスト１６との係
合方向へ揺動する。
ッド１０の挿入部３６の長手方向の軸とがずれている場
合には保合部３４の先端の導入部３４ａ、３４ｂのいず
れか一方に直立ポスト１６が当接し、この当接によりガ
イド部材２４はねし孔の一方即ちねじ孔２６に螺合され
るねじ３０を中心として導入部と直立ポスト１６との係
合方向へ揺動する。
かくしてガイド部材２４ひいては消去ヘッド１０の挿入
部３６の長手方向が修正され、挿入部３６はカセット１
の窓２Ａ内に窓２Ａの側縁と適切な間隔を保って挿入さ
れる位置で、ねじ２６及び２８を緊締して消去ヘッド１
０が取付けられたガイド３４を摺動板１８に固定する。
部３６の長手方向が修正され、挿入部３６はカセット１
の窓２Ａ内に窓２Ａの側縁と適切な間隔を保って挿入さ
れる位置で、ねじ２６及び２８を緊締して消去ヘッド１
０が取付けられたガイド３４を摺動板１８に固定する。
以上のように本考案においては、位置規制部材とガイド
部材とを予め係合させ、この位置規制部材に消去ヘッド
を消去ヘッド挿入窓に導くガイド部材を係合させること
によって消去ヘッドの位置決めをするようになっている
ため、磁気テープカセット長手方向における部品精度を
上げることなしに容易に消去ヘッド挿入窓とヘッドとの
相対位置関係を割り出すことができる。
部材とを予め係合させ、この位置規制部材に消去ヘッド
を消去ヘッド挿入窓に導くガイド部材を係合させること
によって消去ヘッドの位置決めをするようになっている
ため、磁気テープカセット長手方向における部品精度を
上げることなしに容易に消去ヘッド挿入窓とヘッドとの
相対位置関係を割り出すことができる。
このためコスト低減が図れるのみならず、生産性も向上
する等の効果がある。
する等の効果がある。
又、使用上にあってもカセットに消去ヘッドが当接して
損傷するというおそれもなくなる。
損傷するというおそれもなくなる。
第１図は磁気テープが収納された磁気テープカセットの
平面図、第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ線における側面
図、第３図は本考案に係るテープレコーダの消去ヘッド
固定工程後の状態を示す第４図のＩＩＩ−ＩＩＩ線にお
ける断面図、第４図は第３図のＩＶＩＶ線における平面
図、第５図は第３図の■−■線における一部断面図、第
６図はガイドの変形例、第７図は消去ヘッド固定工程後
の概略平面図である。 主要部分の符号の説明、１・・・・・・磁気テープカセ
ット、１０・・・・・・消去ヘッド、１２・・・・・・
位置規制部材、１８・・・・・・摺動板、２４・・・・
・・ガイド部材、３０．３２・・・・・・ねじ孔、３４
・・・・・・係合部、３６・・・・・・挿入部。
平面図、第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ線における側面
図、第３図は本考案に係るテープレコーダの消去ヘッド
固定工程後の状態を示す第４図のＩＩＩ−ＩＩＩ線にお
ける断面図、第４図は第３図のＩＶＩＶ線における平面
図、第５図は第３図の■−■線における一部断面図、第
６図はガイドの変形例、第７図は消去ヘッド固定工程後
の概略平面図である。 主要部分の符号の説明、１・・・・・・磁気テープカセ
ット、１０・・・・・・消去ヘッド、１２・・・・・・
位置規制部材、１８・・・・・・摺動板、２４・・・・
・・ガイド部材、３０．３２・・・・・・ねじ孔、３４
・・・・・・係合部、３６・・・・・・挿入部。
Claims (5)
- （１）装着される磁気テープカセットに係合してこれを
位置決めする位置規制部材と、該磁気テープカセットの
ヘッド窓に各々進入し得るようにヘッド台上に位置決め
される録再ヘッド及び消去ヘッドを含むカートリッジ方
式テープレコーダであって、前記消去ヘッドは少なくと
も前記ヘッド台前進時には前記位置規制部材に係合する
ガイド部材を介して前記ヘッド台に固着されており、前
記ガイド部材は少なくとも２つのねし孔を有しかつその
前記位置規制部材への保合部は二股に形成されており、
前記ねし孔の一方は前記保合部の二股に分岐する分岐点
を通りがつ前記カセットの長平方向にほぼ垂直な直線上
に位置しておりまた前記ねし孔の他方は前記カセットの
長手方向に長軸方向が一致する略々楕円状であり、前記
消去ヘッドが前記カセットの消去ヘッド挿入窓に導かれ
るとき前記他方のねし孔へ螺合されるねじは前記他方の
ねし孔内を摺動し得るようになっていることを特徴とす
るカートリッジ方式テープレコーダ。 - （２）前記位置規制部材は直立ポストを備えており、磁
気テープカセット装着時に前記直立ポストは前記カセッ
トに形成された位置規制孔に係合されることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第１項記載のカートリッジ方
式テープレコーダ。 - （３）前記消去ヘッドの挿入窓の中心軸と前記位置規制
孔のそれとの間の最短距離と前記消去ヘッドの前記消去
ヘッド挿入窓への挿入部の長手方向中心軸と前記ガイド
部材の分岐点を通りかつ前記カセットの長手方向にほぼ
垂直な直線との間のそれとはほぼ相等しいことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第１項及び第２項記載のカ
ートリッジ方式テープレコーダ。 - （４）前記ガイド部材の前記位置規制部材への係合部は
先端に漸次外方に開きが大ぎくなる導入部を備えた略々
Ｕ字状に形成されていることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第１項記載のカートリッジ方式テープレコー
ダ。 - （５）前記消去ヘッドは前記ガイド部材上に取付けられ
ており、前記ガイド部材の分岐点と前記ガイド部材に形
成された前記ねし孔の一方の中心点とは前記摺動板の摺
動方向における前記消去ヘッドの挿入部の長手方向中心
線上にあることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
１項記載のカートリッジ方式テープレコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977072297U JPS5923227Y2 (ja) | 1977-06-03 | 1977-06-03 | カ−トリツジ方式テ−プレコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977072297U JPS5923227Y2 (ja) | 1977-06-03 | 1977-06-03 | カ−トリツジ方式テ−プレコ−ダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54309U JPS54309U (ja) | 1979-01-05 |
| JPS5923227Y2 true JPS5923227Y2 (ja) | 1984-07-11 |
Family
ID=28983851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977072297U Expired JPS5923227Y2 (ja) | 1977-06-03 | 1977-06-03 | カ−トリツジ方式テ−プレコ−ダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923227Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5220219B2 (ja) * | 1973-03-15 | 1977-06-02 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5256812Y2 (ja) * | 1972-11-18 | 1977-12-22 | ||
| JPS571304Y2 (ja) * | 1974-09-05 | 1982-01-09 | ||
| JPS5220219U (ja) * | 1975-07-31 | 1977-02-14 |
-
1977
- 1977-06-03 JP JP1977072297U patent/JPS5923227Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5220219B2 (ja) * | 1973-03-15 | 1977-06-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54309U (ja) | 1979-01-05 |
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