JPS5923174Y2 - 換気用小窓のロツク装置 - Google Patents

換気用小窓のロツク装置

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Publication number
JPS5923174Y2
JPS5923174Y2 JP1980154009U JP15400980U JPS5923174Y2 JP S5923174 Y2 JPS5923174 Y2 JP S5923174Y2 JP 1980154009 U JP1980154009 U JP 1980154009U JP 15400980 U JP15400980 U JP 15400980U JP S5923174 Y2 JPS5923174 Y2 JP S5923174Y2
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JP
Japan
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actuating plate
plate
ventilation window
small ventilation
board
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Application number
JP1980154009U
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English (en)
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JPS5791960U (ja
Inventor
則夫 高木
Original Assignee
アルナ工機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は換気用小窓のロック装置に関し、特に小窓の下
框に固定の基板に可動窓ガラスの移動方向と交叉する方
向に回動自在に枢着した作動板の先端部を、可動窓ガラ
スの引勝手側と反対側の端部に係止させて、閉鎖状態に
ある可動窓ガラスの窓開放側への移動を阻止するように
したロッダ゛装置に関するものである。
従来のこの種口ツク装置として例えば実開昭54−34
696号公報に開示されたものがあるが、このロック装
置ではロック位置を調整するための調整手段が必要であ
り、そのため部品点数が多くがつ複雑であり、製造が容
易でなく、さらにワンタッチ操作性にも問題があった。
本考案は前記従来の問題点を一挙に解決したものであっ
て、簡単な構成でカリ簡単な操作で確実にロックまたは
解錠することができるようにしたロック装置を提供しよ
うとするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基いて説明すると、第1
図〜第3図は成るガラス窓の上部に設けられた換気用小
窓を示しており、これらの図において1は閉鎖状態にあ
る可動窓ガラスであって、この可動窓ガラス1は小窓の
下框2に敷設されたレール3上に摺動自在に載設しであ
る。
4は左側框5に取付けた縦枠6と仕切縦枠7との間に固
定的に設けられた固定窓ガラスであって、前記下框2上
に載設されている。
尚、8は上框、9は右側框を示す。
10は可動窓ガラス1を閉鎖状態にてロックする装置で
あって、このロック装置1oは下框2に取付は固定され
る基板11とこの基板11に対し回動及び摺動自在に支
持される作動板12とを含んで構成されている。
作動板12は、該作動板12の先端部13力呵動窓ガラ
ス1の移動路Aに対し進退自在となるように支軸14に
よって基板11上に枢着されると共に、この支軸14上
でその軸方向に摺動自在に支持されている。
そしてこの作動板12と基板11との間には、該作動板
12をロック位置(即ち、作動板先端部13が上記移動
路Aに進入して閉鎖状態にある可動窓ガラス1の窓開放
側への移動を阻止する位置)に付勢せしめると共に作動
板12を支軸14の軸方向の一方向に付勢せしめるため
のコイルばね15が介装されており、また作動板12と
基板11との間には、作動板12の先端部13が上記移
動路Aから退出して可動窓ガラスの移動が可能となった
ロック解除位置において該作動板12が上記軸方向の一
方向に付勢されている状態で互いに掛合してこのロック
解除位置を保持するための手段が介設されている。
第4図に明示するように、基板11は短長の基板本体1
1 aとこの下端に連設された横長の取付部11 bと
でもって逆T字状に構成されており、基板本体11 a
の両側縁部からは軸孔16 a、 16’aを有する耳
片16.16’が該基板本体11 aに対し直角方向に
突設され、また取付部11 bにはビス穴17.17が
穿設しである。
作動板12は上記基板本体11 aより幅広で円弧面状
を呈する作動板本体12 aを有し、この作動板本体1
2 aの両側縁部からは軸孔18a、18’aを備えた
フランジ片18.18’が作動板本体12aに対し直角
方向に突設され、また作動板先端13は円弧面状の本体
12 aに対し若干下向き傾斜状を呈している。
これら基板11.作動板12を組み付けるには、基板1
1と作動板12とを夫々の耳片16.16’とフランジ
片18.18’が互いに向き合うよう対向配置すると共
に、基板11の耳片16゜16′の夫々の外側に作動板
12のフランジ片18.18’を嵌合させ、そして軸孔
16a、16’a及び18a。
18′aに支軸14を挿通させると共にこの支軸14に
は耳片16.16’間にコイルばね15を嵌挿し、この
ばね15の一端部19はコイル端より該コイルばね15
の軸方向にして且つ前方(先端部13bに向かう方向)
に折曲延設して19 aその端部を更に外向き半径方向
に折曲して19 bなるもので、上記一端部19を螺旋
方向に沿って前方へ弾性変形させた状態でその折曲部1
9 bを作動板12の一方のフランジ部18内面に係止
させ、且つばね15の他端部20を後方(取付部11
bに向かう方向)に延長させて他方の耳片16′内面に
係止させ、それによって作動板12を常にロック位置に
付勢せしめると同時に、該作動板12を支軸14の軸方
向の一方向に偏寄せしめるようにしている。
ロック解除位置保持手段は作動板12をロック解除位置
に保持するためのものであって、この保持手段は、作動
板12の片方のフランジ片18′の下端周面所要部に切
込みを入れこの切込み部分を内方へ折曲して形成したと
ころの係合部たる内方突出片21と、基板11の対応す
る耳片16′の上端周面所要部に形成した被係合部たる
切欠段部22とからなるもので、第5図イ9口で示すよ
うに作動板12がロック位置にあるとき上記突出片21
の尖端が基板11の耳片16′外面に接当し、この接当
により作動板12はばね15をその付勢力に抗し圧縮せ
しめて前記偏寄位置とは反対の位置に偏寄されており(
第5図口参照)、またこのロック位置にある作動板12
をロック位置が解除される方向に回動させてゆくと、こ
の回動に従って上記突出片21の尖端は耳片16′外面
上を摺動し、そして第6図イ、口で示すようにこの作動
板12が完全にロック解除位置に来るとそれまで耳片1
6′外面上に摺接していた突出片21がこの耳片16′
の切欠段部22に掛合し、それにより作動板12はロッ
ク解除位置に保持されることになる。
そしてこのロック解除位置に保持された状態において作
動板12は第6図口で示すようにばね15により当初の
偏寄位置に復帰するに至る。
そしてまたこのロック解除位置保持の状態から作動板1
2をばね15の付勢力に抗して第6図口の矢印方向に移
動させてやると、作動板12側の突出片21が基板11
側の切欠段部22から脱離して両者の掛合が解かれ、そ
の結果作動板12はばね15の弾発力でロック位置に自
動復帰することになる。
上記作動板12の先端部13には、特に第2図を参照す
ると明らかなように可動窓ガラス1における側端部の室
内側隅角部分23に係合するような保合段部24を有す
る合成樹脂製の締付用キャップ25が嵌着されている。
以上のような構成を有するロック装置10を取付けるに
は、第1図、第2図で示すように基板11の取付部11
bを下框2の室内側側面に配置すると共に、作動板1
2の先端部13に装着したキャップ25の保合段部24
が閉鎖状態にある可動窓ガラス1側端部の室内側隅角部
分23に係合しうるような位置で上記取付部11 bを
下框2にビス26で取付は固定する。
そしてこのロック装置の操作にあたっては、前記保持手
段でロック解除位置に保持されている作動板12を、第
1図で示されるように該作動板12の作動板本体12
a外面に刻設しである矢印27の方向に手動にて押動さ
せると、保持手段による掛合が解除されて作動板12は
ロック位置へと回動し、キャップ25が可動窓ガラス1
の移動路Aに突入してこのキャップ25の保合段部24
が該ガラス1の室内側隅角部分23に押圧係合し、それ
によって可動窓ガラス1は開放側への移動を阻止される
と同時に上記移動路Aを横切る方向の振動、ガタッキを
阻止されて、閉鎖状態に完全に締付は固定されることに
なる。
尚、換気用小窓において可動窓ガラス1のガタッキがな
い場合には締付用キャップ25は必ずしも使用する必要
はなく、その場合には作動板12の先端部13が移動路
Aに完全に突入しうるようにすると共に該先端部13の
側端縁が閉鎖状態にある可動窓ガラス1の対向する側端
面に当接するようにロック装置を取付ければよい。
以上のように本考案によれば、換気用小窓の下框2に取
付けられる基板11の基板本体11 aを挾んでその左
右側に一対の耳片16.16’を直角に対設し、基板本
体11 aより幅広の作動板12の左右側に直角に対設
した一対のフランジ片18.18’を上記一対の耳片1
6.16’の外側に嵌め込んで両者を支軸14で枢着し
、これによって作動板12を基板11に対し回動自在で
、かつ支軸14長さ方向に所定幅間摺動自在とすると共
に、支軸14に回動方向と軸方向への弾発力を有するコ
イルばね15を巻回してその一端部19を作動板12に
、他端部20を基板本体11 aにそれぞれ接当させ、
これによって作動板12に換気用小窓側への回動力と軸
方向摺動力をそれぞれ付勢し、作動板12の反摺動力付
勢側フランジ片18′とこれに対設する基板本体11a
の耳片16′に作動板12を前記回動力に抗して換気用
小窓から離間した位置に保持するための係合部21とこ
れが係合する被保合部22をそれぞれ設けてなるため、
作動板12を前記コイルばね15の摺動方向への弾発力
に抗して軸方向に押圧するだけで該コイルばね15の回
動方向への弾発力によって作動板12を換気用小窓側に
傾動させて該小窓をロックすることができ、さらにこの
状態がら作動板12を前記コイルばね15の回動方向へ
の弾発力に抗して反間動方向に回転させることによって
作動板12は該コイルばね15の軸方向の弾発力に付勢
されて作動板12の被係合部22は基板本体11 aの
係合部21に自動的に係合され、作動板12を換気用小
窓から離間した位置たる解除状態に保持することができ
、このように作動板12を直接軸方向または周方向に押
圧するだけでロックまたは解錠することができ、その操
作が非常に簡単である。
しかも作動板12はコイルばね15の回動方向の弾発力
によって換気用小窓側へ付勢されロックすることになる
から、コイルばね15の弾発力限界内であれば常にロッ
ク状態を維持することができ、従来のようにロック時に
おける作動板の換気用小窓側への傾動位置を調整する必
要がない。
さらにまた本考案によれば、上述のように基板とコイル
ばねと作動板とを主たる構成部品とするから部品点数が
非常に少なく廉価に製造できる利点が゛ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は室内側
から見た換気用小窓の正面図、第2図は同上の水平横断
面図、第3図は垂直縦断面図、第4図はロック装置の分
解斜視図、第5図イ1口はロック位置にあるロック装置
の側面図及び背面図、第6図イ1口はロック解除位置に
あるロック装置の側面図及び背面図である。 1・・・・・・可動窓ガラス、2・・・・・・下框、4
・・・・・・固定窓ガラス、10・・・・・・ロック装
置、11・・・・・・基板、12・・・・・・作動板、
13・・・・・・作動板の先端部、14・・・・・・支
軸、15・・・・・・コイルばね、25・・・・・・締
付用キャップ、A・・・・・・可動窓ガラスの移動路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 換気用小窓の下框2に取付けられる基板11の基板
    本体11 aを挾んでその左右側に一対の耳片16.1
    6’を直角に対設し、基板本体11 aより幅広の作動
    板12の左右側に直角に対設した一対のフランジ片18
    .18’を上記一対の耳片16゜16′の外側に嵌め込
    んで両者を支軸14で枢着し、これによって作動板12
    を基板11に対し回動自在で、かつ支軸14長さ方向に
    所定幅間摺動自在とすると共に、支軸14に回動方向と
    軸方向への弾発力を有するコイルばね15を巻回してそ
    の一端部19を作動板12に、他端部2oを基板本体1
    1 aにそれぞれ接当させ、これによって作動板12に
    換気用小窓側への回動力と軸方向摺動力をそれぞれ付勢
    し、作動板12の反摺動カ付勢側フランジ片18′とこ
    れに対設する基板本体11 aの耳片16′に作動板1
    2を前記回動力を抗して換気用小窓がら離間した位置に
    保持するための保合部21とこれが係合する被保合部2
    2をそれぞれ設けてなる換気用小窓のロック装置。 2 前記作動板12の先端部に、可動窓ガラス側端部の
    室内側隅角部分に保合可能な係合段部24を有する合成
    樹脂製の締付用キャップ25を装着してなる実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の換気用小窓のロック装置。
JP1980154009U 1980-10-27 1980-10-27 換気用小窓のロツク装置 Expired JPS5923174Y2 (ja)

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JPS5791960U JPS5791960U (ja) 1982-06-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5740564B2 (ja) * 1974-12-27 1982-08-28

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JPS5740564U (ja) * 1980-08-15 1982-03-04

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JPS5740564B2 (ja) * 1974-12-27 1982-08-28

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