JPS59230556A - 患者、障害者用昇降移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特許請求の範囲第１項の序文に記載される型
式の患者または障害者のための昇降移送装置に関Ｊる。

該装置の扶助により、不具者ないし障害者は、着座位置
から立上ったり着座位置へ身体を曲げたりすることが出
来る。該装置の昇降相棒は、障害者の腋窩の下に設置さ
れた後、垂直に上方または下方へ入れ子式管を移動する
作動装置によって上昇または降下される。上昇位置の棒
により、障害者は、上半身の最高の支持を伴い歩行器の
椅子の・様な装置を利用可能である。該昇降相棒は、障
害者が自身を手で棒に支持可能な如く低い高さに降下さ
れてもよい。

好適に形成される昇降用ストラップに関連して、該装置
は、人をベッドから持上げてまたヘッドへ下し、例えば
浴槽または便器へ人を移動するのに使用されてもよい。

上述の型式の昇降移送装置は、スウェーデン国特許広告
第３６５．７１１号に記載される。しかしながら、従来
技術の障害者用昇降移送装置は、昇降相棒が垂直方向で
充分に調節可能でないため、特定の欠点を有している。

例えば上述の従来技術の装置では、椅子への名産位置ま
たは立上った位置へ床から人を持上げまたこの反対を行
うため、床に坐っている人の腋窩の下に棒を設置可能な
如く棒を充分に降下するのが可能ではない。通常の昇降
用ストラップを使用して、恐らくベッドまたは椅子から
落ちて床に横たわる人をベッド−に入れるために水平位
置に持上げることも可能ではない。

昇降相棒が可能なＵ形の装置フレームに対して固定位置
にある従来技術の昇降移送装置では、困難性は、人を椅
子から持上げるため、または人を椅子へ下ろすため、該
装置が椅子に対して設置されるべきときに生じ得る。椅
子の脚は、Ｕ形フレームの近接を阻止可能であり、従っ
て、成る角度に昇降装置を設置することが必要であり、
この場合には、昇降相棒は、椅子に直接の整合状態にな
く、従って、人は、昇降相棒が彼の腋窩の下に設置され
るのを可能にする如く椅子に成る角度で腰掛けるか、ま
たは横に向かなければならない。同様な状態は、人が昇
降相棒に結合される昇降用ストラップを使用して持上げ
られるのを必要とするとぎに生じる。その上、従来技術
の装置の昇降相棒は、一定の距離に離されていて、これ
は、人が自動車の内または外へ持上げられるとき、自動
車のシートの背もたれ、扉の枠の端縁または自動車のハ
ンドルが昇降相棒の１本を妨害可能なため、問題を生じ
得る。

本発明の目的は、上述の欠点が排除される患者／障害者
用昇降移送装置を提供することである。

排除されるこれ等の欠点により、該装置は、非常に広い
用途の領域を有し扶助者ないし石護者の側での過度な肉
体的努力なしに、甚しい障害者の便器へと便器からの持
上げ、ベッドまたは浴槽からの昇降および自動車の内外
への持上げに使用可能である。

この目的は、特許請求の範囲第１項と、従属項とに記載
される特徴により、本発明によって達成される。

本発明は、その好適実施例に関し添付図面を参照する下
記の説明によって明瞭になる。

昇降移送装置は、可動Ｕ形フレーム１から成り、該フレ
ームは、その基部において、は９゛水平で平行な２本の
脚１’ａ、ｌｂと横部材ＩＣとを右づ−る溶接された管
材料の枠組で構成される。脚１ａ、１１）が横部ＩＪ　
Ｉ　Ｇに出会う隅と、該脚の端部とでは、旋回可能で固
定可能な車輪６が装着される。

車輪６に関連して、水平のバンパーホイール９も設けら
れ、該ホイールは、装置が移動される際にＵ形フレーム
１が遭遇し得る壁、扉の開口部等を保護するため、フレ
ーム１の外側端縁を越えて突出る。

固定された垂直柱２と、同心状で垂直方向に入れ子式の
管３とは、Ｕ形フレーム１の横部材ＩＣに装架される。

入れ子式管３は、作動装置３ａによって昇降され、該作
動装置は、Ｕ形フレーム１の横部材１０に装架される電
池Ｊ３よび電動機を備え−でもよい。該電動別は、任意
の公知の型式の昇降機構、例えば、垂直柱２および入れ
予成管３に結合される加圧シリンダに加圧媒体を供給す
る液圧ポンプ、または入れ予成管３を移動する様に垂直
柱２に配置されるねじ軸を操作づ′る。

該昇降機構は、その作動装置３８に特別なコードで結合
される制御パネルによって操作されてもよく、該制御パ
ネルは、随意に、昇降移送装置に対し着脱可能でもよい
。入れ予成管３は、横棒４′を支持し、横棒４′の中心
部分に装着される固着装置４が設（ブられ、該固着装置
４は、入れ予成管３上を垂直方向へ可動であるが、該管
３のまわりに回転不能である。

横棒４′の半分の各々には、昇降相棒５ａ、５１１が設
（〕られる。各枠棒ａ　、５ｂの一端には、横棒４′に
取ｆ号けられる固着装置８があり、該固着装置は、横棒
の長手方向へ個々に可動であるが、横棒のまわりに回転
不能である。これ等の固着装置８は、横棒４′の断面に
相当する非円形スリーブを有している。この構成により
、各昇降相棒５ａ　、５ｂは、横棒４′上を前後に個々
に移動可能であり、垂直柱２およびフレーム１に対し非
対称に設置されるのが可能になる。

その上、横棒４′は、入れ予成管３を包囲して、垂直面
で昇降相棒５ａ、５ｂに加えられるレバー作用により入
れ予成管３に固定係合する様にもたらされるそれ自体公
知の自己画定スリーブ状部材４を有する固着装置４によ
り入れ予成管３を垂直に上下に移動されてもよい。

スリーブ状部材４が入れ予成管３を不時に滑り落ち得な
いことを保証するため、該管は、スリーブ状部材４の相
補状固定装置と協動する如く入れ予成管３の長さに沿っ
て等距離に離れて相互に整合して配置される突起または
ノツチ３１）を備えている。スリーブにおける固定装置
は、入れ予成笛３の突起またはノツチ３ｂに係合Ｊるス
リーブ状部材４の下側端縁を構成する。昇降相棒５ａ、
５ｂに平行な方向でのスリーブ状部材４の断面寸法は、
同一方向での入れ予成管３の断面寸法よりも大きく、従
って、昇降相棒５ａ、５ｂを押上げることにより、スリ
ーブ状部材４は、傾【プられて入れ予成管３での固定位
置く突起またはノツチ３ｂとの係合）から解放され、こ
れにより、垂直方向に上方または下方へ移動されてもよ
く、その後、昇降相棒５ａ　、５ｂは、再度降下され、
部材４は、入れ予成管３との固定係合に再度もたらされ
る。

好適実施例では、５個の突起３　ｂが設けられ、従って
、横棒４′と、これによる昇降相棒５ａ、５１）とは、
入れ予成＠３で５つの異なる高さに調節可能である。こ
の高さの調節に加えて、入れ予成管３は、作動装置３ａ
を介し昇降機構にＪ：って昇降されてもよい。

２本の昇降相棒５ａ、５１〕の各々は矩形または楕円形
の断面の細長い管から成る。柔らかい腋窩パッド７は、
各昇降相棒に配置され、該棒上を長手方向へ移動されて
もよく、随意に除去されてもよい。上述の如く、棒５ａ
、５ｂは、フレーム１ａ５よび垂直柱２に対して非対称
に調節可能であり、これにより、椅子の脚または車椅子
の車輪の干渉により椅子または車椅子に対称的に面する
様に動力化Ｕ形フレーム１を方向づ（プるのが不可能な
状態において、困難なしに人を昇降づ−る如く人に直接
に対向して設置されるのが可能なる。

車椅子または成るその伯の家具の物品から便器へ障害者
を持上げるため、昇降相棒５ａ、５ｂは、障害者の腋窩
の下の約１００ＩＩｌの高さに降下され、腋窩の下に挿
入される。次に、昇降相棒５ａ、５１１は、パッド７が
障害者の身体に接近して横たわる如く横棒４′上で横へ
調節される。次に、自己固定バックルを有する広い支持
ストラップ〈図示せず）は、障害者の股の下に挿入され
て昇降相棒５ａ　、５ｂから懸吊されてもよい。該障害
者が甚しい障害を受けていれば、イ」加的な広いストラ
ップないしベルトは、昇降相棒５ａ　、５ｂに対して障
害者の上半身を支持するのに使用されてもよい。障害者
の衣服を整えた後、障害者は、便器の上へ移動され、所
望の高さへ降下される。障害者は昇降装置から解放され
る必要がなく、便器に坐っている際に与えられる支持に
よって利益を受は得る。上述の制御パネルの扶助により
、患者自身は、便利な着座位置に自分の身体を上昇また
は降下可能である。この昇降の方法および装置の使用は
、看護者の側での過度な肉体的努力を防止すると同時に
、操作は、障害者にとって一層簡単かつ容易で快適であ
る。この装置および昇降方法の使用により、便器の使用
後の＠名に対する洗滌および付き添いは、かなり容易に
なる。

上述と同様な態様において、障害者は、ベッドと、総て
の型式の椅子と、浴槽またはシャワーとに対し昇降され
て往復して移送されてもよい。

昇降移送装置は、歩行器の椅子として使用されてもよく
、使用者自身【ま、うつむき位置または着座位置から起
ぎる様に自分を扶助可能である。該装置は、床に倒れた
人をその人の胸のまわりと、腕の下とに置かれる昇降用
ストラップの使用によって持上げるのに使用されてもよ
い。該ストラップは、装置の昇降相棒５ａ、５１＋に懸
吊され、該棒５ａ　、５ｂは、この場合には、入れ予成
管３上を下方へ移動されると共に、入れ予成管３をその
最低位置へ降下することにより、可能な最低位置へ降下
される。次に、該人は、椅子等へ持上げ可能である。

昇降移送装置は、第３図に示す昇降用シートを使用して
人を自動車へと自動車から持上げて移送するのに極めて
好適である。該シート（よ、人の下に置かれ、昇降相棒
５ａ、５ｂは、所望の高さに調節されて、人の横方向へ
方向づけられ、即ち、１つの棒は、人の背の背後で、他
の棒は、人の胸の前にあり、一方、これと同時に、棒５
ａ　、　５ｂは、昇降用シートの隅のループ１０に押通
される。

次に、昇降相棒５ａ　、５ｂを持上げることにより、人
は、椅子から持上げられて自動車内へ移動され所定の位
置に下されるか、またはこの反対でもよい。次に、昇降
相棒５ａ　、５ｂは、シートのループ１０から引抜かれ
、人は、自動車の内部で昇降用シートに着座したま）で
もよく、従って、該シートは、人を自動車から除去する
際に直ちに使用される。

該装置の昇降用装置は、■具を使用けずに分解可能であ
り、入れ予成管ないし伸縮自在な縦棒３と、横棒４′と
、昇降相棒５ａ、、５ｂとは、垂直柱２から下方へ取出
し可能である。この様にして、該装置は、移送および運
搬するのにかなり容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は昇降移送装置の立面図、第２図は該装置の上部
平面図、第３図は自動車に出し入れするために人を昇降
する如く該装置の昇降相棒から懸吊される昇降用シート
を有する昇降相棒の斜視図、第４図は伸縮自在な縦棒３
と横棒４′との連結状態を示す斜視図、第５図は固着装
置を構成するスリーブ状部材４の拡大斜視図。 １・・・・・・Ｕ形フレーム ｌａ、ｌｂ・・・・・・脚 ＩＣ・・・・・・横部材 ２・・・・・・垂直柱 ３・・・・・・入れ予成管（縦棒） ３ａ・・・・・・作動！置 ３ｂ・・・・・・突起（ノツチ） ４・・・・・・スリーブ状部材（固着装置）４′・・・
・・・横棒 ５ａ　、５ｂ・・・・・・昇降相棒 ８・・・・・・昇降相棒の固着装置 代理人　浅　　村　　　皓 図面の浄：′：（内１に変更℃・し） 手続補、正置（自発） 昭和５９年ｆ月ｊｌρ日 特許庁長官殿 １、事件の表示　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　１゜昭和５９年特許願第　４６９６８　　
号事件との関係　特許出願人 ４、代理人 ５、補正命令の日付 ５゜ 昭和　　年　　月　　日 手続補装置（方式） 昭和よ／年７月ｖＥＩ 特許庁長官殿 事件の表示 昭和、！；７年−許願第（Ａ乙／乙Ｆ　号七明の名称 正をする者 事件との関係　特ご１出願人 所 埋入 補正命令の日付 昭和３７年ｔ　月２ｂ日 正の内容　　別紙のとおり

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）　はず水平で平行’ｊ　２木の脚（ｌａ、ｌｂ）
   と、横部材（１ｃ）とを有する可動Ｕ形フレーム（１）
   と１作動装置（３ａ）の扶助によって昇降可能な同心状
   の入れ子式管（３）と共に該横部材（ＩＣ）に装架され
   る垂直柱（２）と、前記フレーム（１）の脚（ｌａ、ｌ
   ｂ）には望平行に同一の方向へ延びる２本の昇降用棒（
   ５ａ　、５ｂ　）を支持し、該管（３）に装架ぎれる横
   棒（４′）とを備える患者、障害者用昇降移送装置にお
   いて。 前記横棒（４′）が、前記入れ子式管（３）上を垂直方
   向へ可動であるが該管のまわりに回転不能な如く構成さ
   れる一固着装置（４）をその中心部分に有し、前記貸降
   用棒（５ａ　、　５ｂ　）が、該横棒（４′　）上を長
   手方向へ可動であるが該横棒のまわりに回転不能な個々
   に調節可能である固着装置（８）をその各々の一端に有
   することを特徴とする昇降移送装置。
2. （２）　前記固着装置（４）が、前記入れ子式管（３）
   を包囲しそれ自体公知の自己固定式スリーブ状部材（４
   ）を構成し、該スリーブ状部材が、垂直面において前記
   昇降用棒（５ａ　、５ｂ　）に加えられるレバー作用に
   より該入れ子式管（３）との固定係合にもたらされるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の昇降移送
   装置。
3. （３）　前記スリーブ状部材（４）の相補状固定部材に
   係合する如く相互に整合して前記入れ子式管（３）に沿
   って等間隔に離れる突起またはノツチ（３ｂ）を備え、
   前記昇降用棒（５ａ、５ｂ）に平行な方向における該ス
   リーブ状部材の断面寸法が、同一方向における該入れ子
   式管（３）の断面寸法よりも大きいことを特徴とする特
   許請求の範囲第２項に記載の昇降移送装置。
4. （４）　前記昇降用棒の固着装置（８）が、相補状の断
   面形状を有する前記横棒（４′　）に装着される非円形
   スリーブ（８）を構成することを特徴とする特許請求の
   範囲第１項に記載の昇降移送装置。