JPS59230472A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPS59230472A
JPS59230472A JP58104124A JP10412483A JPS59230472A JP S59230472 A JPS59230472 A JP S59230472A JP 58104124 A JP58104124 A JP 58104124A JP 10412483 A JP10412483 A JP 10412483A JP S59230472 A JPS59230472 A JP S59230472A
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JP
Japan
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drive device
electrodes
piezoelectric
piezoelectric body
unit
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JP58104124A
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English (en)
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Kenji Mori
健次 森
Toshio Ogiso
敏夫 小木曽
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/0005Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
    • H02N2/001Driving devices, e.g. vibrators
    • H02N2/0045Driving devices, e.g. vibrators using longitudinal or radial modes combined with torsion or shear modes
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/028Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors along multiple or arbitrary translation directions, e.g. XYZ stages
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/20Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators
    • H10N30/202Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators using longitudinal or thickness displacement combined with bending, shear or torsion displacement
    • H10N30/2023Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators using longitudinal or thickness displacement combined with bending, shear or torsion displacement having polygonal or rectangular shape

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕    □ 本発明は被駆動体に駆動カミ与える駆動装置に関し、さ
らに詳しくは圧電効果を示す圧電体を用いて被駆動体に
駆動力を与える駆動装置に関するものである。
〔発明の背景〕
被駆動体に駆動力を与える駆動装置としては、一般的に
電気入力を用いるものと流体入力を用いるものとに大別
できる。前者の駆動装置の代表的なものはモータであり
、また後者の駆動装置の代表的なものは油圧ポンプモー
タ、油圧シリンダ等がある。一方、近年では圧電素子の
開発に伴ない、この圧電素子を用いた駆動装置が種々提
案されている。この圧電素子は電圧をかけると、ひずみ
が生じる現象、新開圧電効果を発揮するもので、古くか
ら知られているものである。この圧電素子を用いた駆動
装置の例としては特開昭53−82286号公報および
特開昭57−78378号公報に記載のものがある。こ
れらの駆動装置は被駆動体に接触による駆動力を与える
ために、一種のみのひずみ形態を有する圧電体を直交方
向に組み合わせる構造となっている。また、この直交方
向に組み合わされた圧電体のひずみ形態を、2次元運動
を生起するように合成する柔機構を備える構成となって
いる。
この種の駆動装置は従来の電磁力から回転トルクを得る
モータに比べて小形、軽量であるので、各種の精密機械
、ロボットおよびOA機器などの駆動源に使用すること
が可能である。
しかし、この種の駆動装置には上述した小形軽量を維持
しながら、さらに高効率で駆動力を伝達し得ることが要
求されているが、前述した柔構造のために、駆動力を高
効率で伝達し得ないのが現状である。
〔発明の目的〕
本発明は上述の事柄にもとづいてなされたもので、高効
率で手動幸噂駆動力を伝達することができる駆動装置を
提供することを目的とするtものである。
〔発明の概要〕
本発明は上記の目的を達成するために、被駆動体を駆動
する駆動装置において、圧電体に対の電極を設け、この
対の電極に電源手段からの電圧を印加して、圧電体を縦
効果または横効果とせん断効果との合成によシひすみ変
形させて、その圧電体に周回移動軌跡をもつ移動部全構
成し、この移動部を前記駆動体に対する駆動力伝達部と
したこと全特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図は本発明の駆動装置の一実施例を示
すもので、図において1は本発明の装置によって駆動さ
れる被駆動体を示す。2は直方体形状の圧電体で、この
圧電体は例えばチタン酸ジルコン酸鉛(Pb (Zr、
 Ti)03) (略称PZT)で構成されている。ま
たこの圧電体2は矢印Aで示すように分極処理されてい
る。この分極処理は事前に行なってもよいし、また圧電
体20組付は後に行なうことも可能である。この圧電体
20分極Aと直角な対向表面および分極Aと平行な対向
表面には、それぞれ対の電極3A、3Bおよび4A。
4Bが設けられている。対の電極3A、3Bは電源5に
接続し、また対の電極4A、4Bは電源6に接続してい
る。前述した電極3A、3B、4A。
4Bには例えば電極板、蒸着された電極などが用いられ
る。そして、電極3A、3B、4A、4Bは電極間の絶
縁性を確保するために、圧電体1の各対向表面の全面に
設けるのではなく、隣設する表面の角部から微小距離能
れたところまで設けることが望ましい。上述のように電
極3A、3B。
4A、4Bを備えた圧電体2は電極3Bを介して固定板
7に固定されている。固定板7は例えばアルミナセラミ
ックス等の電気絶縁材料で構成されている。圧電体2の
電極3A部分は被駆動体1に接触し被駆動体1に駆動力
を与える移動部となるので、この部分の摩耗を防ぐため
に耐摩耗部材8が設けられている。この部材8の取付け
は必須のものではない。この耐摩耗部材8は例えばアル
ミナセラミックス等の電気絶縁材料で構成することがよ
い。固定板7および耐摩耗部材8を導電性材料で製作し
た場合には、電極3Bと固定板7との間および電極3A
と耐摩耗部材8との間に、例えば絶縁塗料の塗布などに
よる電気絶縁処理を施すことがよい。前述した電源5,
6は例えば正弦波、矩形波、三角波、台形波等の任意周
波数の任意波形を発生することができる。
次に上述した本発明の装置の一実施例の動作を説明する
いま、電源5によって正弦波の電圧を電極3A。
3Bに印加すると、圧電体1は第3図の2点鎖線で示す
ように分極A方向と同方向(所謂圧電ひずみの縦効果)
の振動モードを生じる。また電源6によって正弦波の電
圧を電極4A、4Bに印加すの振動モードを生じる。こ
のため、電源5,6から等周波数で90度位相ずれをも
った正弦波の電圧をそれぞれ電極3A、3Bおよび電極
4A。
4Bに印加すると、圧電体1の移動部側となる耐摩耗部
材8は圧電ひずみの縦効果とせん断効果との・合成によ
シ第1図および第2図に示すように直交座標系のX、Z
軸の面内で矢印Bで示すだ円の周回軌跡運動を生じる。
そして耐摩耗部材8はだ円運動の上部で被駆動体1に接
触しつつ被駆動体1tl−移動させる。これにより、被
駆動体1はX軸と平行な方向Cに駆動される。このとき
、被駆動体1が直線動可能に支持されている場合には、
直線動し、また回転可能に支持されている場合には回転
動することになる。
上述した圧電体2の移動部における分極入方向に対して
直角な方向Xの変位量および分極入方向Yの変位量を、
参考までに示す。
圧電体2をその横断面における縦および横の長さがそれ
ぞれ2wx、横断面に直角な方向の長さがio、とじて
構成し、この圧電体2の縦効果を示す圧電定数に、を6
00 X 10−” (m/V)、せん断効果を示す圧
電定数に、69ooxto−t”(rn/v)とし、さ
らに電極3A、3Bと電極4A、4Bとに位相差が90
度で周波数がともに10KIIzであ#)1kVの正弦
波電圧を印加した場合、圧電体2の移動部におけるX方
向の最大変位量D8は=0.9(μm〕 と々る。また2方向の最大変位量Dアは=0.6Cμm
〕 となる。さらに、X方向の最大送シ速度■8はV、=0
.9[μm]X10’[:] =9〔闘/S〕 となる。
なお、上述の一実施例は被駆動体1を第1図においてX
方向に移動させる場合を示したが、電源5.6からの電
圧の位相を逆向きでしかも90度位相差を与えれば、圧
電体2の移動部となる耐摩耗部材8fc第1図に示す矢
印Bと逆方向のだ円軌跡運動させることができる。これ
によシ、被駆動体1は上述とは逆方向に移動する。
また、上述の一実施例においては、圧電体2の移動部に
設けられ被駆動体1t−接触駆動する耐摩耗部材8をだ
円軌跡運動させたが、電源5.6から等位相で異なる周
波数の正弦波1ル圧會出力することによシ、第5図に示
すように耐摩耗部材8をリサージュ波形の周回軌跡をも
って運動させるこ    □とができる。この場合には
被駆動体1は図面上左−右一左の繰返しの移動を行なう
。また、電源5゜6から等周波数の矩形波電圧t−90
度位相差をもって出力すると、第6図に示すように耐摩
耗部材8は角形の周回軌跡をもって運動する。この場合
には被駆動体1は図面上左方向に移動する。さらに、電
源5,6から等周波数の三角波電圧に90度位相差をも
って出力すると、第7図に示すように耐摩耗部材8は菱
形の周回軌跡をもって運動する。Jまた、電源5,6か
ら等周波数で90度位相差をもつ台形波電圧を出力する
と、第8図に示すように、耐摩耗部材8は六角形状の周
回軌跡をもって運動する。このように、震源5,6がら
出力する電圧の波形、位相および周波数を種々変えるこ
とによシ、被駆動体1を接触駆動するための耐摩耗部材
8の移動軌跡を任意に選定することができる。
以上述べたように、本発明の一実施例によれば、被駆動
体1への接触駆動力を、圧電体自体の移動によって付与
することができるので、構造をさらに小形にすることが
できると共に、動力を効率良く被駆動体1に伝達するこ
とができる。さらに、この実施例によれば、圧電体2に
その分極方向にも電極4A、4Bを設けて電界をかけて
いるので、圧電体2のせん断効果を起す際に生じやすい
分極劣化を防ぐことができ、また分極劣化が仮に生じた
場合には、分極方向の電極4A、4Bに高電圧をかける
ことによって、分極を強化することができるO 第9図は本発明の駆動装置の他の実施例を示すもので、
この図において第1図および第2図中の符号と同符号の
ものは同一部分を示す。この実施例は第1図に示す実施
例との比較において、圧電体2の分極Aの方向が横向き
となるように圧電体2を固定板7に取付けて構成したも
のである。この構成に伴ない耐摩耗部材8は電極4Aの
部分に設けられている。これ以外の構成は第1図に示す
実施例と同様であるので、その詳細な構成の説明は省略
する。
次にこの本発明の装置の他の実施例の動作を説明する。
圧電体2に設けた電極3A、3Bに電源6によシ交番電
圧を印加すると、圧電体2は第10図の2点鎖線で示す
ように圧電体1のひずみ形態の一種である横効果によっ
て分極Aの方向と直交する方向に縮み変位する。また、
電極3A、3Bに電源5によシミ圧を印加すると、圧電
体2は第11図の2点鎖線で示すようにせん断効果によ
シ分極Aの方向に変位する。このため、電源5.6によ
シ各対の電極3A、3Bおよび4A、4Bに任意の電圧
差、周波数差および位相差をもつ電圧を同時に印加する
ことによって、第1図に示す実施例と同様に耐摩耗部材
8を任意の周回移動軌跡金もって運動させることができ
る。この耐摩耗部材8の被駆動体1への接触移動によっ
て被駆動体1を駆動することができる。
この実施例においては第1図に示す実施例と同様な条件
において被駆動体1 f a (tran/ s )の
速度で移動させることができる。
第12図は本発明の駆動装置のさらに他の実施例を示す
もので、この図において第1図および第゛2図中の符号
と同符号のものは同一部分である。
この実施例は第1図に示す実施例において、圧電体20
分極Aの方向に直角なもう1つの対向表面に対の電極9
A、9Bを設け、この対の電極9A。
913’i電源10に接続して構成したものである。
この実施例によれば、第13図の2点鎖線で示すように
、対の電極3A、3Bによる電圧印加によって生じる圧
電体2の縦効果と、第14図および第15図の2点鎖線
で示すように対の電極4A。
4Bおよび対の電極9A、9Bによる電圧印加によって
それぞれ生じる圧電体202つのせん断効果との3つの
振動モードの組み合わせによって、圧電体2の移動部と
なる耐摩耗部材8t−X軸に対しである角度θ全もつ面
内での周回移動軌跡をもって運動させることができる。
この圧電体2の3次元内での周回移動軌跡運動により、
第1図の実施例に示す被駆動体1のX方向の移動に対し
である角度θをもって被駆動体1を矢印C方向に移動さ
せることができる。
第16図〜第23図は本発明の駆動装置の各他の実施例
を示すもので、これらの図において第1図および第9図
と同符号のものは同一部分である。
また、これらの図面および以下の図面には電源手段の接
続は省略しである。
第16図〜第19図に示す本発明の駆動装置の各実施例
は2個の圧電体2を積層して1次元的な配列に構成した
ものである。
第16図に示す実施例は各圧電体2の分(促へ方向が同
一方向に向くように2個の圧電体2を積層している。こ
の場合、隣接する一方の圧電体2の電極3Bと他方の圧
電体2の電極3Aとの間には絶縁体11が介在されてい
る。
第17図に示す実施例は各圧電体20分極八へ向が逆方
向となるように2個の圧電体2を積層している。この場
合、一方の圧電体2と他方の圧電体2との隣接部の電極
は、圧電体のひずみ方向の関係によシ一方の圧電体2の
電極3Bと他方の圧電体2の電極3Bとを1つ共有の電
極12で構成することが可能である。これにより、第1
6図に示す実施例にくらべて電極への配線数を少なくす
ることかできる。
上述した第16図および第17図に示す実施例は2個の
圧電体2の縦効果とせん断効果との合成により、移動部
となる耐摩耗部材8をX、z軸面内で周回移動軌跡Ce
もって運動させることができる。
第18図に示す実施例は各圧電体20分極八へ向が横向
き同方向となるように圧電体2を積層して構成したもの
である。また、第19図に示す実施例は各圧電体20分
極八へ向が横向き逆方向となるように圧電体2を積層し
て構成したものである。これらの実施例は2個の圧電体
の横効果とせん断効果との合成効果によシ、移動部とな
る耐摩耗部材8を、X、Z軸面内で周回移動軌跡C金も
って運動させることができる。
」二連した第16図〜第19図に示す実施例においては
、2個の圧電体2を積層して構成したので、その積層方
向の変位量を大きくすることができる。
圧電体2の移動部と被駆動体1との間の空間が大きい個
所に適用することができる。
第20図〜第23図に示す本発明の駆動装置の各実施例
は、2個の圧電体2を並設して構成したものであシ、第
20図に示す実施例は6圧・進体2の分極A方向が互い
に同方向で平行になるように並設したものである。第2
1図に示す実施例は各圧電体2の分極入方向が互に逆方
向で平行になるように並設した一例を示すものであ口。
また第22図に示す実施例は各圧電体20分極八へ向が
横向きで同方向になるように並設したものである。
さらに第23図に示す実施例は各圧電体20分極八へ向
が横向きで逆方向になるように並設した一例を示すもの
である。第21図および第23図に示す実施例において
は、各圧電体2のひずみ方向の関係から、2個の圧電体
2の瞬接する部分の電極金、1つの共有の電極12にす
ることができる。
これにより第20図および第22図に示す実施例に比べ
て電極への配線数を簡素化することができる。第20図
および第21図に示す実施例は圧電体2の縦効果とせん
断効果との合成により、移動部となる耐摩耗部材8をX
、Z軸面内で周回の移動軌跡Cをもって運動させること
ができる。また、第22図および第23図に示す実施例
は圧電体2の横効果とせん断効果との合成により、上述
と同様に移動部となる耐摩耗部材8をX、 Z411面
内で周回の移動軌跡(1−もって運動させることができ
る。この第20図〜第23図に示す実施例においては2
個の圧電体2の移動部となる2個の耐摩耗部材8が被駆
動体1に接触してこれを駆動するので、第16図〜第1
9図に示す実施例にくらべて被駆動体1への駆動力を倍
加することができる。
第24図〜第27図の各図は不発明の駆動装置のさらに
他の実施例を示すもので、仁れらの図に示す本発明の駆
動装置の実施例は4個の圧電体2を横2行、縦2列に積
層して2次元的な配列に構成したものであり、第16図
〜第23図に示す各実施例の組み合せにより構成可能で
ちる。すなわち、第24図に示す実施例は第16図に示
す実施例の駆動装置を、縦列における分極入方向が逆方
向となるように並設結合したものである。第25図に示
す実施例は第17図に示す実施例およびその変形の結合
によシ隣接する圧電体2の分極A方向が互に逆向きにな
るように構成したものである。
また、第26図に示す実施例は第22図に示す実施例を
横列における分&Aの方向が逆方向となるように引責j
―結合したものである。さらに、第27図に示す実施例
は第23図に示す実施例およびその変形の組合せによυ
隣接する圧電体2の分極入方向が互いに逆向きになるよ
うに構成したものである。第24図および第26図に示
す実施例においては、縦列および横列における各圧電体
20分極八へ向であるため、これらの隣接rる圧電体2
の空間には各電極間を絶鋭する絶縁物材11が設けられ
ている。
上述した第24図およ、び第25図に示す実施例は、各
圧電体2への電圧印加により、各圧布1体2の縦効果と
せん断効果との合成により、すべての圧電体2が同期し
て同方向に変位し、その移動部となる耐摩耗部材fl−
X、Z軸面内で周回の移動軌跡Ctもって運動させるこ
とができる。また、第26図およ一り″第27図に示す
実施例は、上述と同様各圧電体2への電圧印加にLシ、
各圧電体2の横効果とせん断効果との合成によりすべて
の圧電体2が同期して同方向に変位し、その移動部とな
る耐摩耗部材8を、周回の移動軌跡(fもって運動させ
ることができる。この圧電体2の移動部の周回運動の一
部の被駆動体1への接触により、被駆動体1を駆動する
ことができる。この第24図〜第27図に示す実施例は
変位量が犬きく被駆動体1への駆動力も大きいものであ
る。
上述した第24図〜第27図に示す各実施例を4組結合
すれば、それぞれ第28図〜第31図に示すように縦列
4個、横列4個合計16個の圧電体の2次元的な配列の
駆動装置を構成するととができる。このように構成すれ
ば、第1図および第12図に示す単一の圧電体2の実施
例にくらべて被駆動体1への駆動力および変位量をそれ
ぞれ4倍に増加させることができる。
また、第28図〜第31図に示す実施例を奥行方向に複
数列設ければ、3次元的な配列に構成することも可能で
あシ、その例として奥行方向に4列に構成したものを第
32図〜第35図にそれぞれ示す。このように構成すれ
ば、第1図および第12図に示す単一の圧電体2にくら
べて変位量を4倍にまた被駆動体1への駆動力を16倍
に増加させることができる。
なお、前述した第16図〜第35図に示す実施例におい
ては、各圧電体2に2対の電極を設けて各圧電体2を縦
効果または横効果とせん断効果との合成により、その移
動部を2次元的に周回運動させるように構成したが、第
12図の実施例に示すように、各圧電体2に3対の電極
を設け、各圧電体2を縦効果または横効果と2つのせん
断効果との3つの効果の合成によシその移動部全3次元
的に周回運動させることができる。
次に本発明の駆動装置の代表的な各適用例を各第36図
〜第38図を用いて説明する。
第36図に示す本発明の駆動装置Tの適用例は、被駆動
体1を直線または平面内で移動させるようにしたもので
ある。すなわち、ベース13上に軸受14によって被駆
動体1を直線または平面内で移動可能に支持し、この被
駆動体1に対向する部分に本発明の駆動装置Tを複数個
並設し、これらの本発明の駆動装置Tに交番電圧を印加
して、その被駆動体側部を交互に2次元もしくは3次元
の移動軌跡をもつ周回運動させる。この駆動装置の被駆
動体側部の周回運動によシ、この駆動装置Tの被駆動体
側部は被駆動体1の表面に接離を繰υ返す。これによυ
被駆動体1は直線動または平面内における一方向および
平面内における一方向に対しである角度をもった平面内
で移動することができる。
第37図に示す本発明の駆動装置の適用例は、被駆動体
を回転動させるようにしたものである。
すなわち、ケーシング15内に軸受16によって被駆動
体となる軸17を回転可能に支持し、この@117の外
周に対向するケーシング15の内面に本発明の駆動装置
Tを複数個周方向に設け、この本発明の駆動装置Tに交
番電圧を印加することによシ、本発明の駆動装置Tは軸
外周に対向する部分の周回運動によシ軸17の外周に接
*1−繰シ返す。これによシ、軸17は回転動すること
ができる。
第38図に示す本発明の駆動装置Tの適用例は、第37
図に示す適用例と同様に被駆動体金回転勤させるもので
あり、この適用例は軸17に設けた円板体18の表面に
対向するように本発明の駆動装置Tを配置したものであ
る。このように構成することにより、上述の適用例と同
様に円板体18の回転を通して軸17を回転動させるこ
とができる。
なお、第37図および第38図に示す適用例は軸17を
回転動させる場合について説明しlこが、軸17を固定
し、ケーシング15を回転可能に支持すれば、ケーシン
グ15を軸17の回υに回転動させることができる。
以上述べたように、本発明の駆動装置は被駆動体を直線
動および回転動可能なアクチュエータを提供することが
できる。
また、上述した各実施例は周回運動する移動部を被駆動
体に接触させて、被駆動体を駆動するように構成されて
いる。このように構成したことにより、従来にくらべて
駆動力を高剛性をもって被駆動体に伝達できるので、効
率が良好であると共に、駆動力伝達の信頼性が高いもの
である。さらに駆動力伝達を良好にするために、本発明
の駆動本発明においては上述したような駆動装置の移動
部と被駆動体との接触駆動以外に、磁気力を用いた反撥
、吸引による非接触駆動も可能である。また、上述した
各実施例において、圧電体2は直方体の形状として説明
したが、この形状に限られるものでない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば、被駆動体に駆動
力を正確に伝達することができ、効率の良い駆動装置を
提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の駆動装置の一実施例を示す正面図、第
2図はその斜視図、第3図および第4図は第1図に示す
本発明の駆動装置の一実施例の動作を説明する正面図、
第5図〜第8図は第1図に示す本発明の駆動装置を構成
する圧電体の移動部の周回移動軌跡の他の例を示す図、
第9図は本発明の駆動装置の他の実施例を示す斜視図、
第10図および第11図は第9図に示す本発明の駆!i
II+装置の他の実施例の動作を説明する正面図、第1
2図は本発明の駆動装置のさらに他の実施例を示す斜視
図、第13図〜第15図はその動作を説明する正面図、
第16図〜第19図は2個の圧電体全上下方向に1次元
的に配列した本発明の駆動装置の他の実施例を示す斜視
図、第20図〜第23図は2個の圧電体を左右横に1次
元的に配列した本発明の駆動装置の他の実施例を示す斜
視図、第24図〜第27図は4個の圧電体を2次元的に
配列した本発明の駆動装置の他の実施例を示す斜視図、
第28図〜第31図は16個の圧電体を2次元的に配列
した本発明の駆動装置の他の実施例を示す斜視図、第3
2図〜第35図は圧を体を3次元的に配列した本発明の
駆動装置の他の実施例を示す斜視図、第36図は本発明
の駆動装置を直線駆動器に適用した例を示す図、第37
図および第38図はそれぞれ本発明の駆動装置を回転駆
動器に適用した例を示す図である。 1・・・被駆動体、2・・・圧電体、3A、3B、4A
。 4B、9A、9B・・・電極、5,6.10・・・電源
手段、7・・・回転板、8・・・耐摩耗部材、11・・
・絶縁部J°目      第4図 第5 図 第6 口 第 7 図 fI3121 YI 9 口 1″関    茅1.9 第 12 目 輩13図  第14目  ・¥’i 15図第24  
図 第25図 kfJ24図 2 第27図 茅2g図 第29 口 ¥i  Bo 図 /f131  図 舅32図 第 34 図 第356 Y3乙 回 l卆 第 37  図 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被駆動体を駆動する駆動装置において、圧電体に、
    複数対の電極を設け、この対の電極に電源手段からの電
    圧を印加して、圧電体を縦効果または横効果上せん断効
    果との合成によりひずみ変形させて、その圧電体に周回
    移動軌跡をもつ移動部を構成し、この移動部を前記被駆
    動体に対する駆動力伝達部としたことを特徴とする駆動
    装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の駆動装置において、圧
    電体は1個の圧電体であることを特徴とする駆動装置。 3゜特許請求の範囲第1項記載の駆動装置において、圧
    電体は複数個備え、1次元的に配列したことを特徴とす
    る駆動装置。 4、特許請求の範囲第1項記載の駆動装置において、圧
    電体は複数個備え、2次元的に配列したことを特徴とす
    る駆動装置。 5、特許請求の範囲第1項記載の駆動装置において、圧
    電体は複数個備え、3次元的に配列したことを特徴とす
    る駆動装置。 6、特許請求の範囲第3項〜第5項のいずれかに記載の
    駆動装置において、各圧電体の分極方向が同一方向であ
    ることを特徴とする駆動装置。 7、特許請求の範囲第3項〜第5項のいずれかに記載の
    駆動装置において、各圧電体の分極方向が互いに逆向き
    であることを特徴とする駆動装置。 8、特許請求の範囲第2項、第6項および第7項のいず
    れかに記載の駆動装置において、複数対の電極は、圧電
    体に縦効果のひずみを与える一対の電極と、せん断効果
    のひずみを与える一対の電極とを備えることを特徴とす
    る駆動装置。 94  特許請求の範囲第2項、第6項および第7項の
    いずれかに記載の駆動装置において、複数対の電極は、
    圧電体に横効果のひずみを与える一対の電極と、せん断
    効果のひずみを与える一対の電極とを備えることを特徴
    とする駆動装置。 10、%許請求の範囲第8項または第9項記載の駆動装
    置において、複数対の電極は圧電体にもう一方のせん断
    効果のひずみを与える一対の電極を備えることを特@:
    とする駆動装置。 11、特許請求の範囲第8項〜第10項のいずれかに記
    載の駆動装置において、分極方向が逆向きである隣接す
    る圧電体の電極を共有の電極としたことe%徴とする駆
    動装置。 12、特許請求の範囲第1項〜第11項のいずれかに記
    載の駆動装置において、圧電体の移動部に耐摩耗部材を
    設けたことを特徴とする駆動装置。
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