JP4954784B2 - 駆動装置 - Google Patents

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本発明は、駆動装置に関するものである。
従来から、各種電気機器等に用いられる、圧電素子(電気機械変換素子)を備えた振動型アクチュエータが知られている(例えば、特許文献1参照)。この圧電素子は、圧電体と電極とを交互に積層してなる。そして、前記振動型アクチュエータでは、電極に電圧を印加することにより圧電素子を振動させ、これにより、可動体を移動させる。
特開平8−237971公報
ところで、振動型アクチュエータでは、高性能化のため、単一の可動体を複数の圧電素子で駆動させることが考えられる。
しかしながら、圧電素子間に製造ばらつきがあると、その特性にばらつきが生じる。
そこで、各圧電素子毎に個別の電源を用意し、その特性が同じになるよう、電圧の周波数や2相の電圧の位相差などを調整すると、その特性のばらつきは小さくなるが、その分、電源の構成や制御が複雑になる。
各圧電素子を並列接続すると、電源の構成は簡単になるが、その特性にばらつきが発生し、圧電素子の個数分のパワーアップを図ることができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、単一の可動体を複数の圧電素子で駆動させる駆動装置において、複数の圧電素子の特性にばらつきがあっても、これらを同一電源で安定して協調動作させることにある。
その課題を解決するために、本発明は、複数の圧電素子を互いに電気的に直列接続している。具体的には、本発明は、複数の圧電素子と、該各圧電素子に設けられた駆動子と、該複数の圧電素子の駆動子に支持された単一の可動体とを有する振動型アクチュエータと、前記各圧電素子に第1電圧と該第1電圧と周波数が同じで位相差が90度の第2電圧を供給することにより、前記各圧電素子を伸縮振動と屈曲振動とが合成された振動をさせ、前記振動により前記各駆動子を略楕円運動させて前記可動体を移動させる制御装置とを備えた駆動装置であって、前記振動型アクチュエータは、前記複数の圧電素子として第1〜第n圧電素子(但し、nは2以上の任意の整数)を有し、前記各圧電素子は、圧電体層と内部電極層とを交互に積層してなり、前記内部電極層は、積層方向に前記圧電体層を介して交互に配されたプラス電極層及びマイナス電極層からなり、前記プラス電極層は、前記第1電圧が供給される第1のプラス電極と、前記第2電圧が供給される第2のプラス電極とを有し、前記マイナス電極層は、前記第1のプラス電極と前記圧電体層を挟んで対向する第1のマイナス電極と、前記第2のプラス電極と前記圧電体層を挟んで対向する、該第1のマイナス電極とは電気的に接続されていない第2のマイナス電極とを有し、第i圧電素子(但し、i=1,…,n−1)の第1のマイナス電極と第(i+1)圧電素子の第1のプラス電極とは互いに電気的に接続され、前記第i圧電素子の第2のマイナス電極と前記第(i+1)圧電素子の第2のプラス電極とは互いに電気的に接続されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、複数の圧電素子の特性にばらつきがあっても、これらを同一電源で安定して協調動作させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
−振動型アクチュエータの構成−
図1及び図2に示すように、振動型アクチュエータは、それぞれ略直方体状の第1及び第2圧電素子12a,12b(例えば、それぞれ長さ6.0mm×幅1.7mm×厚み2.5mmのもの)を備えている。この各圧電素子12は、互いに対向する一対の主面と、この主面と直交して圧電素子12の主面の長手方向に延びる、互いに対向する一対の端面と、これらの主面及び端面の両方と直交して圧電素子12の主面の短手方向に延びる、互いに対向する一対の側面とを有している。主面、端面及び側面が圧電素子12の外面を構成し、端面及び側面が圧電素子12の周囲面を構成している。本実施形態では、主面、端面及び側面のうち主面が最大の面積を有している。
各圧電素子12は、その主面の長手方向(可動体9の移動方向)が互いに一致するように一直線上に1列に並べられている。各圧電素子12の一方の端面には、屈曲振動の腹の部分に駆動子8,8が設けられており、2つの圧電素子12a,12bの駆動子8,8は平板状の単一の可動体9を支持している。駆動子8及び可動体9は、例えばジルコニア、アルミナ、窒化珪素を主成分とするセラミック材料からなるものである。各圧電素子12の他方の端面(駆動子8,8が設けられた端面とは反対側の端面)には予圧が付与され、駆動子8,8が可動体9に押し付けられている。これにより、駆動子8,8の先端部と可動体9との摩擦力が高められ、各圧電素子12の振動が駆動子8,8を介して確実に可動体9に伝搬される。なお、図示省略するが、各圧電素子12は、3つの支持部を介してケースに収容支持されている。
各圧電素子12は、略矩形状の圧電体層1と内部電極層2とを交互に積層してなるものである。この圧電体層1は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする圧電セラミック材料からなる絶縁体層である。
内部電極層2は、例えば銀、パラジウムを主成分とする金属からなる電極層である。内部電極層2は、田の字状に4分割された4つの分割電極3,3,…と、これらの4つの分割電極3,3,…のうち圧電体層1の上側主面のいずれか一方の対角線上に位置する一対の分割電極3,3を互いに接続する接続電極4と、分割電極3を素子端面まで引き出す引出電極5とからなる。この引出電極5により素子端面に引き出された分割電極3は、外部接続電極(外部給電電極)6を介して、異なる内部電極層2上の同電位の分割電極3と接続されている。この外部接続電極6は、例えば銀、パラジウムを主成分とする金属からなる電極である。外部接続電極6は、圧電素子12の両端面にそれぞれ4つずつ形成されており、圧電体層1の厚み以上の間隔を開けて配置するのが望ましい。そして、分割電極3は、外部接続電極6、引出電極5、及び接続電極4を通じて、電力が供給されるようになっている。
内部電極層2は、積層方向(圧電素子12の厚み方向)に圧電体層1を介して交互に配されたプラス電極層(給電電極層)2a及びマイナス電極層(グラウンド電極層)2bからなる。これらのプラス電極層2a及びマイナス電極層2bは互いに絶縁されて導通されていない。プラス電極層2aは、圧電体層1の上側主面に設けられた第1プラス電極層2aaと、上側主面にこの第1プラス電極層2aaが設けられた圧電体層1とは異なる圧電体層1の上側主面に設けられた第2プラス電極層2abとからなる。マイナス電極層2bは、圧電体層1の上側主面に設けられた第1マイナス電極層2baと、上側主面にこの第1マイナス電極層2baが設けられた圧電体層1とは異なる圧電体層1の上側主面に設けられた第2マイナス電極層2bbとからなる。そして、内部電極層2は、積層方向に圧電体層1を介して第1プラス電極層2aa、第1マイナス電極層2ba、第2プラス電極層2ab、第2マイナス電極層2bbがこの順に繰り返し配されてなる。なお、圧電体層1は、プラス電極層2a側からマイナス電極層2b側へと分極されている。
以下、第1プラス電極層2aaについて説明する。第1プラス電極層2aaの4つの分割電極3,3,…は、圧電体層1の上側主面をその長手方向L及び短手方向Sにそれぞれ2等分してなる4つの領域A1〜A4(図3参照)にそれぞれ設けられており、接続電極4は、これらの4つの分割電極3,3,…のうち圧電体層1の上側主面の第1対角線方向(第1対角線の延びる方向)D1に対向する2つの領域A1,A3にそれぞれ設けられた一対の分割電極3,3を導通している。各分割電極3は略矩形状の電極であり、積層方向から見てマイナス電極層(相隣り合う電極層)2bの各分割電極3と重なっている。つまり、第1プラス電極層2aaの各分割電極3とマイナス電極層2bの各分割電極3とは、圧電体層1を挟んで対向している。各分割電極3には、圧電素子12の端面に向かって延びる引出電極5が設けられている。この各引出電極5は、積層方向から見てマイナス電極層2bの各分割電極3と重なっていない。つまり、第1プラス電極層2aaの各引出電極5は、マイナス電極層2bの各分割電極3とは対向していない。このため、圧電体層1の各引出電極5に対向する部分には電界が生じない。つまり、この部分は圧電的に不活性な部分となる。
続いて、第2プラス電極層2abについて説明する。第2プラス電極層2abの4つの分割電極3,3,…も、前記4つの領域A1〜A4にそれぞれ設けられており、接続電極4は、これらの4つの分割電極3,3,…のうち圧電体層1の上側主面の第2対角線方向(第2対角線の延びる方向)D2に対向する2つの領域A2,A4にそれぞれ設けられた一対の分割電極3,3を導通している。各分割電極3には、圧電素子12の端面に向かって延びる引出電極5が設けられている。この各引出電極5が引き出される位置は第1プラス電極層2aaの各引出電極5の引出し位置と同じである。そして、外部接続電極6,6を通じて、各第1プラス電極層2aaの領域A1,A3の分割電極3,3と各第2プラス電極層2abの領域A1,A3の分割電極3,3とは導通されており、外部接続電極6,6を通じて、各第1プラス電極層2aaの領域A2,A4の分割電極3,3と各第2プラス電極層2abの領域A2,A4の分割電極3,3とは導通されている。その他の点に関しては、第1プラス電極層2aaとほぼ同様である。
続いて、マイナス電極層2bについて説明する。第1マイナス電極層2baの4つの分割電極3,3,…も、前記4つの領域A1〜A4にそれぞれ形成されており、接続電極4は、第1プラス電極層2aaと同じく、前記第1対角線方向D1に対向する2つの領域A1,A3にそれぞれ配された一対の分割電極3,3を導通している。各分割電極3には、圧電素子12の端面に向かって延びる引出電極5が設けられている。第2マイナス電極層2bbの4つの分割電極3,3,…も、前記4つの領域A1〜A4にそれぞれ形成されており、接続電極4は、第2プラス電極層2abと同じく、前記第2対角線方向D2に対向する2つの領域A2,A4にそれぞれ配された一対の分割電極3,3を導通している。各分割電極3には、圧電素子12の端面に向かって延びる引出電極5が設けられている。この各引出電極5が引き出される位置は第1マイナス電極層2baの各引出電極5の引出し位置と同じである。そして、外部接続電極6,6を通じて、各第1マイナス電極層2baの領域A1,A3の分割電極3,3と各第2マイナス電極層2bbの領域A1,A3の分割電極3,3とは導通されており、外部接続電極6,6を通じて、各第1マイナス電極層2baの領域A2,A4の分割電極3,3と各第2マイナス電極層2bbの領域A2,A4の分割電極3とは導通されている。つまり、各マイナス電極層2bの領域A1,A3の分割電極3,3と各マイナス電極層2bの領域A2,A4の分割電極3,3とは電気的に接続されていない。その他の点に関しては、プラス電極層2aとほぼ同様である。
なお、本発明に係る第1のプラス電極は、プラス電極層2aの領域A1,A3の分割電極3,3に対応し、第2のプラス電極は、プラス電極層2aの領域A2,A4の分割電極3,3に対応し、第1のマイナス電極は、マイナス電極層2bの領域A1,A3の分割電極3,3に対応し、第2のマイナス電極は、マイナス電極層2bの領域A2,A4の分割電極3,3に対応する。
第1及び第2圧電素子12a,12bは互いに電気的に直列接続されている。具体的には、図2及び図4に示すように、各圧電素子12における各プラス電極層2aの領域A1,A3の分割電極3,3にそれぞれ接続されている外部接続電極6,6をA+と、各プラス電極層2aの領域A2,A4の分割電極3,3にそれぞれ接続されている外部接続電極6,6をB+と、各マイナス電極層2bの領域A1,A3の分割電極3,3にそれぞれ接続されている外部接続電極6,6をA−と、各マイナス電極層2bの領域A2,A4の分割電極3,3にそれぞれ接続されている外部接続電極6,6をB−とすると、第1圧電素子12aのA−と第2圧電素子12bのA+とは互いに配線を介して電気的に接続され、第1圧電素子12aのB−と第2圧電素子12bのB+とは互いに配線を介して電気的に接続されている。つまり、第1圧電素子12aの各マイナス電極層2bの領域A1,A3の分割電極3,3と第2圧電素子12bの各プラス電極層2aの領域A1,A3の分割電極3,3とは電気接続され、第1圧電素子12aの各マイナス電極層2bの領域A2,A4の分割電極3,3と第2圧電素子12bの各プラス電極層2aの領域A2,A4の分割電極3,3とは電気接続されている。そして、電源→第1圧電素子12aのプラス電極層2aの領域A1,A3の分割電極3,3→第1圧電素子12aのマイナス電極層2bの領域A1,A3の分割電極3,3→第2圧電素子12bのプラス電極層2aの領域A1,A3の分割電極3,3→第1圧電素子12aのマイナス電極層2bの領域A1,A3の分割電極3,3→グラウンドという順に直列され、電源→第1圧電素子12aのプラス電極層2aの領域A2,A4の分割電極3,3→第1圧電素子12aのマイナス電極層2bの領域A2,A4の分割電極3,3→第2圧電素子12bのプラス電極層2aの領域A2,A4の分割電極3,3→第1圧電素子12aのマイナス電極層2bの領域A2,A4の分割電極3,3→グラウンドという順に直列されている。
ところで、圧電素子12の伸縮振動の共振周波数及び屈曲振動の共振周波数は、それぞれ圧電素子12の材料や形状等により決定される。そして、圧電素子12の材料や形状等は、伸縮振動の共振周波数及び屈曲振動の共振周波数が略一致するように決められている。本実施形態では、圧電素子12の材料や形状等は、1次モードの伸縮振動の共振周波数及び2次モードの屈曲振動の共振周波数が略一致するように決定されている。
−振動型アクチュエータの動作−
以下、振動型アクチュエータの動作について説明する。図5は、1次モードの伸縮振動の変位図であり、図6は、2次モードの屈曲振動の変位図であり、図7は、圧電素子12の動作を示す概念図である。なお、図5〜図7においては、圧電素子12の主面はその紙面と平行な位置関係にある。
例えばワイヤー(図示せず)を介して、各圧電素子12のA+とA−との間、つまり、各圧電素子12におけるプラス電極層2aの領域A1,A3の分割電極3,3とマイナス電極層2bの領域A1,A3の分割電極3,3との間に、前記共振周波数近傍の周波数の正弦波の基準交流電圧(例えば、周波数270kHz〜300kHz、電圧5Vrmsのもの。以下、第1電圧という)を印加し、各圧電素子12のB+とB−との間、つまり、各圧電素子12におけるプラス電極層2aの領域A2,A4の分割電極3,3とマイナス電極層2bの領域A2,A4の分割電極3,3との間に、第1電圧とほぼ同じ大きさ・周波数の正弦波の交流電圧(以下、第2電圧という)を印加する。これにより、プラス電極層2aの領域A1,A3の分割電極3,3に同位相の電圧が加わり、プラス電極層2aの領域A2,A4の分割電極3,3に同位相の電圧が加わる。第1電圧と第2電圧との位相差が0度の場合、圧電素子12には図5に示す1次モードの伸縮振動が誘起される。一方、その位相差が180度の場合、圧電素子12には図6に示す2次モードの屈曲振動が誘起される。
また、各圧電素子12のA+とA−との間に共振周波数近傍の周波数の正弦波の第1電圧を印加し、各圧電素子12のB+とB−との間に位相が第1電圧と90度又は−90度だけ異なる、第1電圧とほぼ同じ大きさ・周波数の正弦波の第2電圧を印加すると、圧電素子12には、図5に示す1次モードの伸縮振動と図6に示す2次モードの屈曲振動とが調和的に誘起される。
そして、各圧電素子12の形状が、図7(a)〜(d)に示すような順で変化する。その結果、各圧電素子12に設けられた駆動子8,8が、図7の紙面を貫く方向から見て略楕円運動する。つまり、各圧電素子12の伸縮振動及び屈曲振動の合成振動により駆動子8,8が楕円運動する。この楕円運動により駆動子8,8に支持された可動体9が各圧電素子12との間で相対運動して、図1に示す矢印A又は矢印Bの方向に移動する。
ここで、伸縮振動の伸縮方向は、各圧電素子12の主面の長手方向、つまり、可動体9の移動方向であり、屈曲振動の振動方向は、駆動子8,8が可動体9を支持する方向である。各圧電素子12の積層方向は、伸縮振動の伸縮方向及び屈曲振動の振動方向の両方と垂直な方向である。
−振動型アクチュエータの制御−
以下、振動型アクチュエータの制御について説明する。前記図4は、振動型アクチュエータの制御装置のブロック図である。周波数発生部21から発生した所定周波数の正弦波電圧が、ドライバー22を通じて直列接続された第1及び第2圧電素子12a,12bに第1電圧として印加される。周波数発生部21から発生した電圧は、位相差発生部23により位相がずらされ、ドライバー24を通じて第1及び第2圧電素子12a,12bに第1電圧と周波数が同じで位相が異なる第2電圧として印加される。第1圧電素子12aのA−と第2圧電素子12bのA+との間の電流及び電圧、並びに第1圧電素子12aのB+と第2圧電素子12bのB−との間の電流及び電圧を電流電圧検出部25によりそれぞれ検出し、その電流電圧情報が制御部26に伝達される。制御部26は、電流電圧検出部25からの電流電圧情報などに基づいて、第1及び第2電圧の周波数、並びに第1電圧と第2電圧との位相差を決定し、その周波数情報を周波数発生部21に伝達し、その位相差情報を位相差発生部23に伝達する。
図8は、圧電素子の周波数特性を示す。可動体の移動速度の周波数特性は、共振周波数を中心として山状の形状となっている。また、圧電素子のインピーダンスの周波数特性は、可動体の最高移動速度近傍で最も低く、周波数が高くなるに従って高くなっている。そして、効率の観点から、共振周波数よりも高い周波数帯域で周波数を変化させることにより、可動体の移動速度を制御するようになっている。図9は、圧電素子の電圧特性を示す図である。この図は、2相の電源電圧の周波数を270kHz、位相差を90度とした場合における可動体の移動速度の周波数依存性を示す。電源電圧がある値以下の場合、可動体は移動せず、ある値を超えると、可動体は移動し、その移動速度は電源電圧に対し単調増加する。つまり、圧電素子にかかる電圧が高いほど、可動体は高速で移動する。ただし、圧電素子にあまりに大きな電圧をかけると、圧電素子の変位が大きくなり過ぎ、破壊限界を超えてしまったり圧電素子に流れる電流が多くなり過ぎたりして、圧電素子が異常発熱して破損するおそれがある。以上のように、個々の圧電素子は、図8及び図9に示す特性を示す。
ところで、圧電素子の共振周波数の絶対値は、その外形寸法に大きく依存する。例えば、長さ寸法が6.0mmの圧電素子を製作しようとして、製造上の不良により、これと長さ寸法が0.10mm違うものが出来てしまうと、その絶対値は、長さ寸法が6.0mmのものから4.4kHzずれてしまう。
ここで、単一の可動体を2つの圧電素子で駆動させる場合、これらの圧電素子が該圧電素子間の製造ばらつきを原因として共振周波数が相違しても、それらを協調動作させる必要がある。
図10は、共振周波数が異なる2つの圧電素子A,Bの、可動体の移動速度の周波数特性を示す。両者の共振周波数が違うため、移動速度がピークになる周波数はずれており、2つの圧電素子A,Bを同一周波数で個別に動かすと、圧電素子Aと圧電素子Bで移動速度が異なり、2つの圧電素子A,Bの協調動作を効率よく行うことができない。この2つの圧電素子A,Bの、インピーダンスの周波数特性を図11に示す。2つの圧電素子A,Bを同一周波数で個別に駆動させると、圧電素子Bによる移動速度が圧電素子Aによる移動速度よりも高くなり、同一の可動体を2つの圧電素子A,Bで動かすと、圧電素子Aが圧電素子Bの負荷となってしまう。しかし、2つの圧電素子A,Bを直列接続すると、圧電素子Aのインピーダンスが圧電素子Bのインピーダンスよりも高いので、圧電素子Bよりも圧電素子Aに多くの電圧が印加され、圧電素子Aによる移動速度と圧電素子Bによる移動速度がほぼ等しくなる。
以上から分かるように、可動体9の移動速度とインピーダンスの周波数特性により、第1及び第2圧電素子12a,12bの周波数特性にばらつきがあっても、これらを直列接続することで、両者を同一周波数で駆動させても、第1圧電素子12aによる可動体9の移動速度と第2圧電素子12bによる可動体9の移動速度がおよそ同じになる。このように、本実施形態によれば、第1及び第2圧電素子12a,12bを同一電源で安定して協調動作させることができる。
第1及び第2圧電素子12a,12bを直列接続すると、電圧は、各圧電素子12に電圧を個別に印加する場合と比較して、2倍の大きさとなる。これは、平均インピーダンスが2倍になるためである。しかし、電流は、各圧電素子12に個別に印加する場合と比較して、1/2の大きさとなるので、電力は等しくなる。このように、第1及び第2圧電素子12a,12bを直列接続すると、2倍の電圧をかける必要があるため、各圧電素子12を、非常に大きな電圧が必要な単板構成ではなく、積層構成にしている。
本実施形態では、第2圧電素子12bをグラウンドに接続しているが、フルブリッジ構成を採用すれば、2倍の電圧を実質的に印加できる。
本実施形態の効果を顕著に発揮できるのは、第1及び第2電圧の周波数を、各圧電素子12の共振周波数(インピーダンスが最も低い周波数)のうち高い方の共振周波数(最も高い共振周波数)よりも高く、かつ、各圧電素子12の反共振周波数(インピーダンスが最も高い周波数)のうち低い方の反共振周波数(最も低い反共振周波数)よりも低い所定周波数帯域(図11参照)の周波数にする場合である。この所定周波数帯域では、周波数が大きくなるに従って、移動速度は単調減少し、インピーダンスは単調増加するからである。そして、所定周波数帯域は、各圧電素子12の周波数特性を予め検出することで見出されている。なお、第1及び第2電圧の周波数を、単に各圧電素子12の共振周波数のうち高い方の共振周波数よりも高くしてもよく、あるいは、ただ各圧電素子12の反共振周波数のうち低い方の反共振周波数よりも低くしてもよい。また、反共振周波数よりも高い周波数に制御する場合、インピーダンスと移動速度の周波数特性の相対関係が変化する。
さらに、第1及び第2圧電素子12a,12bの共振周波数が大きく異なる場合、これらの圧電素子12a,12bのうち一方のインピーダンスが非常に低い状態で、2つの圧電素子12a,12bを駆動させてしまうときがある。そこで、第1及び第2圧電素子12a,12bの間の電流及び電圧を電流電圧検出部25によりモニターし、その検出値が異常値であるとき(例えば、その電圧値が電源電圧近傍、又はグラウンド近傍のとき)は、第1及び第2電圧の周波数を変更するようになっている。なお、第1及び第2圧電素子12a,12bの間の電流又は電圧をモニターし、その検出値が異常値であるときは、第1及び第2電圧の周波数を変更するようにしてもよい。
(その他の実施形態)
前記実施形態では、可動体9を第1及び第2圧電素子12a,12bの駆動子8,8で支持し、これらの圧電素子12a,12bを直列接続することについて説明したが、可動体9を3つ以上の圧電素子12,…の駆動子8,8で支持し、これらの圧電素子12,…を直列接続しても、前記実施形態と同様の効果が得られる。つまり、第1〜第n圧電素子12(但し、nは3以上の任意の整数)を用意し、第1圧電素子12のマイナス電極層2bの領域A1,A3の分割電極3,3及び第2圧電素子12のプラス電極層2aの領域A1,A3の分割電極3,3、第2圧電素子12のマイナス電極層2bの領域A1,A3の分割電極3,3及び第3圧電素子12のプラス電極層2aの領域A1,A3の分割電極3,3、…、並びに第n−1圧電素子12のマイナス電極層2bの領域A1,A3の分割電極3,3及び第n圧電素子12のプラス電極層2aの領域A1,A3の分割電極3,3を、それぞれ互いに電気的に接続し、第1圧電素子12のマイナス電極層2bの領域A2,A4の分割電極3,3及び第2圧電素子12のプラス電極層2aの領域A2,A4の分割電極3,3、第2圧電素子12のマイナス電極層2bの領域A2,A4の分割電極3,3及び第3圧電素子12のプラス電極層2aの領域A2,A4の分割電極3,3、…、並びに第n−1圧電素子12のマイナス電極層2bの領域A2,A4の分割電極3,3及び第n圧電素子12のプラス電極層2aの領域A2,A4の分割電極3,3を、それぞれ互いに電気的に接続してもよい。
また、前記実施形態では、プラス電極層2aの領域A1,A3の分割電極3,3が第1のプラス電極を、プラス電極層2aの領域A2,A4の分割電極3,3が第2のプラス電極を、マイナス電極層2bの領域A1,A3の分割電極3,3が第1のマイナス電極を、マイナス電極層2bの領域A2,A4の分割電極3,3が第2のマイナス電極を構成しているが、第1のプラス電極が第1電圧が供給されるものであり、第2のプラス電極が第2電圧が供給されるものであり、第1のマイナス電極が第1のプラス電極と圧電体層1を挟んで対向するものであり、第2のマイナス電極が第2のプラス電極と圧電体層1を挟んで対向する、第1のマイナス電極とは電気的に接続されていないものである限り、第1のプラス電極、第2のプラス電極、第1のマイナス電極は、及び第2のマイナス電極の構成はこれに限らない。
また、前記実施形態では、内部電極層2は、積層方向に圧電体層1を介して第1プラス電極層2aa、第1マイナス電極層2ba、第2プラス電極層2ab、第2マイナス電極層2bbがこの順に配されてなるが、これに限らない。第1プラス電極層2aa又は第2プラス電極層2abを積層方向に何層か連続して配してもよく、第1マイナス電極層2ba又は第2マイナス電極層2bbを積層方向に何層か連続して配してもよい。あるいは、第1プラス電極層2aa及び第2プラス電極層2abをランダムに配してもよく、第1マイナス電極層2ba及び第2マイナス電極層2bbをランダムに配してもよい。
また、前記実施形態では、分割電極3を略矩形状の電極としたが、これに限らず、例えば、これらを振動による応力の分布に応じた形状のものとしてもよい。
また、前記各実施形態では、ワイヤーによる給電などについて説明したが、フレキシブル基板による給電や、コンタクトピンによる給電など、他の給電方法を用いてもよい。これらにより、前記各実施形態と同様の効果が得られる。
また、前記実施形態では、振動型アクチュエータの駆動力が付与されて駆動される可動体9は平板状であるが、これに限られるものではなく、可動体9の構成としては任意の構成を採用できる。例えば、図12に示すように、可動体は所定の軸X回りに回動可能な円板体9であり、振動型アクチュエータ(1つのみ図示)の駆動子8,8が円板体9の側周面9aに当接するように構成されていてもよい。かかる構成の場合、振動型アクチュエータを駆動すると、駆動子8,8の略楕円運動によって、円板体9が所定の軸X回りに回動させられる。
また、前記実施形態では、駆動子8,8を各圧電素子12の一方の端面に設けた構成について説明したが、各圧電素子12の一方の側面に形成してもよい。この場合、1次モードの伸縮振動の伸縮方向は、駆動子8,8が可動体9を支持する方向となり、2次モードの屈曲振動の振動方向は、可動体9の移動方向となる。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施できる。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明にかかる駆動装置は、複数の圧電素子の特性にばらつきがあっても、これらを同一電源で安定して協調動作させる用途等に適用できる。
振動型アクチュエータの概略斜視図である。 (a)は、圧電素子の斜視図であり、(b)は、上側主面に電極層が設けられた圧電体層の平面図である。 圧電体層の上側主面を示す図である。 振動型アクチュエータの制御装置のブロック図である。 1次モードの伸縮振動の変位図である。 2次モードの屈曲振動の変位図である。 圧電素子の動作を示す概念図である。 圧電素子の周波数特性を示す図である。 圧電素子の電圧特性を示す図である。 共振周波数が異なる2つの圧電素子の、可動体の移動速度の周波数特性を示す図である。 共振周波数が異なる2つの圧電素子の、インピーダンスの周波数特性を示す図である。 振動型アクチュエータの変形例の斜視図である。
符号の説明
8 駆動子
9 可動体
12 圧電素子
12a 第1圧電素子
12b 第2圧電素子
21 周波数発生部(制御装置)
22,24 ドライバー(制御装置)
23 位相差発生部(制御装置)
25 電流電圧検出部(制御装置)
26 制御部(制御装置)

Claims (4)

  1. 複数の圧電素子と、該各圧電素子に設けられた駆動子と、該複数の圧電素子の駆動子に支持された単一の可動体とを有する振動型アクチュエータと、
    前記各圧電素子に第1電圧と該第1電圧と周波数が同じで位相差が90度の第2電圧を供給することにより、前記各圧電素子を伸縮振動と屈曲振動とが合成された振動をさせ、前記振動により前記各駆動子を略楕円運動させて前記可動体を移動させる制御装置とを備えた駆動装置であって、
    前記振動型アクチュエータは、前記複数の圧電素子として第1〜第n圧電素子(但し、nは2以上の任意の整数)を有し、
    前記各圧電素子は、圧電体層と内部電極層とを交互に積層してなり、
    前記内部電極層は、積層方向に前記圧電体層を介して交互に配されたプラス電極層及びマイナス電極層からなり、
    前記プラス電極層は、前記第1電圧が供給される第1のプラス電極と、前記第2電圧が供給される第2のプラス電極とを有し、
    前記マイナス電極層は、前記第1のプラス電極と前記圧電体層を挟んで対向する第1のマイナス電極と、前記第2のプラス電極と前記圧電体層を挟んで対向する、該第1のマイナス電極とは電気的に接続されていない第2のマイナス電極とを有し、
    第i圧電素子(但し、i=1,…,n−1)の第1のマイナス電極と第(i+1)圧電素子の第1のプラス電極とは互いに電気的に接続され、
    前記第i圧電素子の第2のマイナス電極と前記第(i+1)圧電素子の第2のプラス電極とは互いに電気的に接続されていることを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1記載の駆動装置において、
    前記制御装置は、前記第1及び第2電圧の周波数を、前記各圧電素子の共振周波数のうち最も高い共振周波数よりも高くするように構成されていることを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項1又は2記載の駆動装置において、
    前記制御装置は、前記第1及び第2電圧の周波数を、前記各圧電素子の反共振周波数のうち最も低い反共振周波数よりも低くするように構成されていることを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の駆動装置において、
    前記制御装置は、前記第i圧電素子の第1のマイナス電極と前記第(i+1)圧電素子の第1のプラス電極との間の電流及び電圧のうち少なくとも一方、並びに前記第i圧電素子の第2のマイナス電極と前記第(i+1)圧電素子の第2のプラス電極との間の電流及び電圧のうち少なくとも一方をそれぞれ検出し、該検出値に基づいて、前記第1及び第2電圧の周波数を変更するように構成されていることを特徴とする駆動装置。
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