JPS59230300A - X線装置 - Google Patents

X線装置

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Publication number
JPS59230300A
JPS59230300A JP10530083A JP10530083A JPS59230300A JP S59230300 A JPS59230300 A JP S59230300A JP 10530083 A JP10530083 A JP 10530083A JP 10530083 A JP10530083 A JP 10530083A JP S59230300 A JPS59230300 A JP S59230300A
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JP
Japan
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anode
ray
rotation angle
ray tube
tube
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JP10530083A
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Inventor
Masaji Fujii
正司 藤井
Osamu Tsujii
修 辻井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/30Controlling
    • H05G1/36Temperature of anode; Brightness of image power

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は比較的長時間にわたり、/4’ルス的にX線を
曝射させるX線装置に関するものである。
〔発明の技術的背景〕
パルスX線を使用し、被検体断層面のあらゆる方向から
のX線吸収データを収集してこの収集データをもとに上
記断層面の画像再構成を行い、断層面の組成の状態を検
査するCTスキャナやラインセンサを用いるX+1!T
V装置などでは比較的、長時間にわたってノクルス的に
X線を曝射させる必要があシ、従って、陽極の溶融破壊
を防ぐべく、回転陽極式のロータアノードX線管を使用
する。
すなわち、このX線管は第1図に示す如く、ガラス管1
内に円価台形状の重金属による陽極2を配設すると共に
この陽極2は円垂台の平面部側に回転支持軸3の先端を
固定し、この回転支持軸3の他端側に設けた回転軸受部
3aをガラス管1を貫通させて配設した支持軸4に係合
させて回転自在に支持させてあシ、更にガラス管1の回
転支持軸3配設位箇外周にコイル5を設けて構成しであ
る。回転支持軸3の前記コイル5対向部には磁極が形成
されていて、コイル5を付勢することによって回転支持
軸3は回転駆動され、陽極2は回転されるようになって
いる。また、ガラス管1内には前記陽極2の斜面に対向
させて電子ビームを放出させるだめの陰極6が設けられ
ていて、この陰極6よシ陽極20対向斜面に電子ビーム
を放出させることによシ、陽極2の該電子ビーム衝突点
よ、l X@X Rを曝射させるものである。
このようなX線管においては陽fi!i!2と陰極6と
の間に加える高電圧をスイッチングすることによジノ臂
ルスX線を得ている。
そして、陽極2の電子ビーム衝突点(X線焦点)は電子
ビームによシ赤熱されるが、陽極2が回転することによ
ってX線焦点位置は陽極2から見て陽極2上における所
定円軌跡(X線焦点軌道)上を移動されることになシ、
陽極2は加熱位置が分散されて溶融が抑えられる。
しかし、長時間の加熱によって温度は次第に上昇してゆ
くので、X線管は管電圧、管電流、曝射時間の積が所定
の許容値を超えないように使用される。一般的にはこれ
をヒートユニ、トと云う単位で規定し、X線管に応じて
このヒートユニットを定めて、この定めた範囲を超えな
いように使用する。
X線曝射の停止期間では陽極2は自然冷却されるので、
その冷却された分、ヒートユニットは回復される。
ところで、パルスX線の発生タイミングはコントロール
部からのタイミングパルスをトリがとし、制御される。
上述したようにロータアノードX線管は陽極2のX線焦
点位置に集中する熱を陽極2の回転によって分散させる
ことを目的としておシ、タイミングパルスによってその
パルス幅分の電子ビームを受ける陽極2上の加熱区間は
第2図(、)のhの如くとなる。そのため、タイミング
によってはhとh′の如く、X線曝射毎に同じ場所に電
子ビームが当るようになシ、その結果、特定位置が赤熱
されてその部分の溶融や粗れを招く危険がある。これは
、陽極2の熱的保護を目的として回転陽極とし、熱分散
を図る効果が半減されることになシ、X線管の寿命を短
くすることになる。
〔発明の目的〕
本発明は上記の事情に鑑みて成されたもので、X線曝射
のタイミングをX線管の陽極回転角に対応して制御でき
るようにして陽極の加熱が均等に分散されるようにし、
連続してパルスX線5− を曝射する場合に陽極のX線焦点軌道上の特定部分が集
中して加熱されるのを抑え部分的な集中加熱によって生
ずる陽極の溶融や粗れを抑えてX線管の長寿化を図るこ
とのできるようにしたX線装置を提供することを目的と
する。
〔発明の概要〕
すなわち、本発明は上記目的を達成するため、陰極から
の電子ビームを受けてX線に変換する陽極を回転駆動さ
せ、電子ビームによる加熱位置が分散されるようにした
回転陽極式のX線管を用いるX線装置において、前記X
線管における陽極の回転角を複数等配して定めた所定回
転角度毎に検出する回転角検出手段と、この回転角検出
手段の検・出出力を前記等配数よシ小さい所定数得る毎
にX線曝射指令を与える手段を設けて構成し、陽極の回
転角が複数等配して定めた所定回転角に達する毎にこれ
を検出できるようにすると共にこの検出出力が前記等配
数よシ小さい所定数得られる毎にX線曝射指令を発生し
てX線管よりノ臂ルスX線を発生させるように6− することにより、陽極の特定の位置のみ集中して陰極か
らの電子ビームが当るのを防ぎ、電子ビームによる陽極
の加熱が均等に分散されて行われるようにする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例について第3図〜第6図を参照
しながら説明する。
第3図は本発明によるロータアノード方式のX線管の要
部構造を示す部分図で6D、図中1はガラス管、2は円
垂台形状の陽極、3は陽極2の支持用の回転支持軸であ
シ、この部分は第1図で示した従来構造と同じである。
本装置においては第1図構成のものに更に陽極2の回転
位置検出用の回転位置検出器例えば光電検出器31を設
けたものである。光電検出器31はX線管におけるガラ
ス管1の外部の回転支持軸3対応の位置に設けられてお
シ、光を回転支持軸3方向に照射すると共に回転支持軸
3側からの反射光を受けて出力を発生する。
また、回転支持軸3には光電検出器3ノの光軸位置の通
る軌跡上に所定の角度ずつ隔てて光反射体32を設けて
あり、回転支持軸30回転によシ光反射体32が光電検
出器3ノの光軸位置に来る毎に光電検出器3ノの発生し
た光が反射され、光電検出器3ノよシ検出出力が得られ
ることになる。従って、この検出出力によ多回転支持軸
3の回転位置を知ることができる。尚、tlは光電検出
器3ノの照射光、1.は反射光を示している。回転支持
軸3に対する光反射体32は例えば第4図に示す如き、
位置関係(奇数等配)で設けてあり、説明の便宜上、各
光反射体32の位置をS 、T 、U、V、Wで示して
おく。
本発明装置ではこの各光反射体32の反射による光電検
出器3ノからの検出出力をもとにX線曝射が、S−+U
−+W−+T→■→S−+U・・・の位置順に行われる
ようにし、陽極2上のX線焦点を結ぶ位置が所定の順序
で分散され、加熱が平均的に成されるようにするもので
ある。
本発明をX線CTスキャナに適用した例を第5図に示す
第5図において、51は第3図で説明したX線管であシ
、3ノはその光電検出器である。52はX線管5ノの陽
極を回転駆動させる陽極駆動装置、53は被検体である
。54はこの被検体53を透過したX線管5ノからの曝
射X線を検出する放射線検出器である。X線管51から
は所定の扇状の広がりを有する扁平なファンビームX線
が出力され、放射線検出器54はとのファンビームX線
を所定の空間分解能をもって検出できるようファンビー
ムの広が9方向に所定のピッチで直列的に配された複数
個の放射線検出素子よシ成るものである。
55はこの各放射線検出素子の出力を所定の時間積分す
ると共にその積分値をA/1)変換してディジタルデー
タに変換するデータ収集部である。
56は被検体53を載置すると共に回転させるテーブル
であシ、57はこのテーブル56を回転駆動させるテー
ブル駆動装置である。58はテーブル駆動装置57に連
動してテーブル9− 56の回転角を検出して、所定回転角毎にノ4ルス出力
を発生するエンコーダであシ、59はテーブル駆動装置
57のコントロールを行うコントローラである。
テーブル駆動装置57はコントローラ59より出力され
るドライブパルスによシ規定角度ずつ回転駆動され、従
ってテーブル56はドライブパルス出力毎に規定角度回
転される。60は測定開始指令を発生してコントローラ
59を起動させると共に光電検出器3ノの検出出力を受
ける毎ニコントローラ59にテーブル駆動指令を与え、
このテーブル駆動指令によシコントローラ59にドライ
ブパルスを発生させ、また、エンコーダ58のパルス出
力を受ける毎にデータ収集部55にデータ収集指令を与
え、また、エンコーダ58の/4ルス出力が所定値に達
すると測定終了指令を発生すると共に画像再構成指令を
与えるコンソールである。このコンソール60にはとの
他、X線条件の設定や再構成画像に対する画像処理、デ
ータの格納や読み出しなどの各種指示を与える機能があ
る。61はデータ収集部55で収集されたデータをとシ
込み、コンソール60から与えられる画像再構成指令に
よって被検体53の断層面の画像再構成を行う電子計算
機である。62はこの電子計算機6ノによシ再構成され
た断層面の画像データを受けてこれを像として表示する
表示装置である。
63は前記コンソール60の出力する測定開始指令を受
けて動作しコンソール60から与えられるX線条件(管
電圧、管電流)の設定を行うとともにスタータ64を作
動させ、また、コンソール60より与えられるエンコー
ダ58のパルス出力に同期したX線曝射パルスによ#)
X線曝射出力を発生し、また、コンソール60からの測
定終了指令によシスタータロ4を停止させ、動作を終了
するX線制御器である。前記スタータ64は陽極駆動装
w52の駆動制御を行うものである。
65は高圧制御器であシ、X線制御器63から与えられ
るX線条件で前記X線曝射出力を受11− ける毎に高圧発生器66の制御を行うものである。また
高圧発生器66は前記X線曝射指令毎に前記X線条件の
管電圧、管電流を発生し、X線管51に与えてファンビ
ーム状のパルスX線を発生させるものである。
次に上記構成の本装置の作用について説明する。コンソ
ール60よシ測定開始指令(第6図(a))を発生させ
るとX線制御器63、コントローラ59は動作を開始し
、X線制御器63はただちにスタータ64の作動制御が
成されて、このスタータ64よシ第6図(b)に示す如
く陽極駆動装置52に陽極駆動装置駆動出力が与えられ
る。とれによシ、陽極駆動装置52はX線管5ノの陽極
の回転駆動を開始させる。
陽極が回転するとX線管5ノに設けた光電検出器3ノに
よシ所定の回転角度、陽極が回転する毎に出力が発生す
る。この出力は第6図(d)の如きであシ、コンソール
60に与えられる。従って、との光電検出器出力のノ4
ルス周波数を測定すれば陽極の回転数がわかるので、コ
ンソー12− ル60には陽極の回転数の測定手段を設けておき、陽極
の回転数が規定の回転数に達して安定した段階で測定動
作をはじめるようにし、安定した条件のもとでのデータ
収集を行えるようにする。
陽極回転数が規定回転数に達して安定すると、第6図(
c)に示す如く前記測定手段よシ出力を発生させるよう
にし、この出力発生期間において光電検出器3ノの出力
が発生するとコンソール60はテーブル駆動指令をコン
トローラ59に与えると共にX線曝射指令をX線制御器
63に与える。これによシコントローラ59からは第6
図(、)の如くドライブノ臂ルスが出力され、これによ
ってテーブル駆動装置57はドライブ/4’ルス入力毎
に規定角度ずつテーブル56を回転させる。この回転は
エンコーダ58によって検出され、このエンコーダ58
の出力を受けてコンソール60はテーブル56の回転速
度を測定し、規定の回転速度に達したとき、規定回転速
度領域であることを示す信号(第6図(X> )を発生
すると共にこの信号が発生されている期間、光電13− 検出器3ノの検出出力を受ける毎にX線曝射指令を発生
してX線制御器63に与え、また、該期間(第6図(g
)の発生期間)においてエンコーダ58からの出力(第
6図(f))を受ける毎にコンソール60はデータ収集
部55にデータ収集指令を与える。
これによシ、X線制御器63はコンソール60よシ与え
られたX線条件となるように高圧制御器65を設定し、
且つX線曝射指令を受ける毎にX線曝射出力を与える。
これにより高圧制御器65は与えられたX線条件で前記
X線曝射出力が与えられる毎に高圧発生器66を制御し
、これによって高圧発生器66から/fルス的に上記X
線条件の管電圧、管電流値の高圧出力が発生し、X線管
51に与えられる。するとX線管51からはパルス的に
ファンビームX線が曝射され、このX線はテーブル56
上の被検体53を通って放射線検出器54に入射して検
出される。
放射線検出器54は複数の放射線検出素子を14− 直線的に並設して空間分解能(二次元分解能)を持たせ
た構成となっておシ、一方、Xaはファンビーム状で二
次元的な広がシを有しているので、放射線検出器54の
各放射線検出素子からは被検体53のX線投影方向より
見た各X線通路(X線パス)位置のX線吸収に対応した
X線量が検出される。この各X線量は各々データ収集部
55に入力される。
データ収集部55は前記コンソール60から出力される
データ収集指令を受ける毎にデータ収集を行うもので、
X線曝射に同期されている。
従って、データ収集部55は第6図(h)に示す如きX
線曝射毎に各放射線検出素子から出力される検出出力を
各々積分し、キの積分値をい変換して各々ディジタルデ
ータ化し、電子計算機6ノに与える。
X線管51の陽極は陽極駆動装置52によ多回転されて
いるので、光電検出器3ノからは陽極が所定回転角度回
転する毎に検出出力が得られ、コンソール60に入力さ
れる。これによシ、コンソール60はテーブル駆動指令
を発生し、これによシテーブル56が所定角度回転した
時点テエンコーダ58から出力されるパルスにょシコン
ソール60からX線曝射指令とデータ収集指令が出力さ
れて前述のような動作が繰シ返えされる。
とこで、本装置においては光電検出器3ノの出力をコン
ソール60に送り、これを前記テーブル駆動装置57の
駆動制御を行うコントローラ59にテーブル駆動指令と
して与えるが例えば本装置はテーブル56が0.6°回
転する毎にX線曝射を行ってX線吸収データを収集する
ようにし、エンコーダ58からはテーブル56が0.6
°回転するごとに出力を発生させるようにすると共に光
電検出器3ノの出力はコントローラ59に対し、0.3
°テーブル56を回転させるためのパルスとして利用す
るようにする。
従って、光電検出器3ノの出力を1回受ける毎にコンソ
ール60からコントローラ59にテーブル駆動指令が与
えられ、これによシコントローラ59よ多出力されるド
ライブパルスにてテーブル駆動装置57は0.3°テー
ブル56を駆動させることになる。そして、ドライブパ
ルスが2回与えられた時点ではじめて0.6°テーブル
が回転され、この時点でエンコーダ58から出力が発生
される。従って、エンコーダ58の出力を受けたコンソ
ール60はデータ収集指令とX線曝射指令を発生し、X
線の曝射とデータ収集が成される。
X線管5ノにおける陽極2の回転角を検出するための光
反射体32は陽極の回転支持軸3の周囲に奇数個、等配
で配されておシ、光反射体32が第4図に示す如く5個
の構成であるとすれば上述の如く光電検出器3ノの出力
が2回得られる毎にX線曝射を1回行う結果、第4図の
S−+’[J −+ W−4’l’ −+ V →S 
4 U −+−F)順番でX線曝射が成されることにな
る。すなわち、陽極2ノ回転ニヨシ光反射体32がS−
+ T−+ U −+ V −+W−$8−4T−+U
→・・・の順に光電検出器31の位置に来るが、テーブ
ル56は光電検出器3ノの17− 出力が2回で0.6°回転するので、テーブル56が0
.6°回転する毎にエンコーダ58よ多出力が得られる
ようにしたことによシ光反射体32ひとつおきにX線曝
射が繰シ返えされることになる。
その結果、X線管における陽極2のX線焦点を結ぶ位置
は第2図に示す如く光反射体32の位置に対応した位置
で且つタイミングはS−+U→W −+ ’l” −+
 V −+ S→・・・の順となり、陽極2は加熱され
る位置が均等に分散されるようになる。
従って、X1lI管5ノの陽極は偏って加熱されること
がなくなり、陽極の溶融や粗れな抑えて、長寿命化を図
ることができるようになる。
尚、上述のようにしてX線曝射とデータ収集をテーブル
56を回転させながら、0.6°ずつX線投影方向を変
えて行い、データ収集が終了した後、すなわち、エンコ
ーダ58の出力が所定数得られた後にコンソール60よ
シミ子計算機6ノに画像再構成指令を与えて、収集デー
タをもとに被検体断面の画像再構成処理を実施させ1Q
− る。そして、その再構成した画像のデータを表示装置6
2に与えて画像として表示させることによシ被検体53
の断面の状態を検査できる。
このようにX線管の陽極のX線焦点を結ぶ位置を陽極の
回転角に同期してX線焦点の結ぶことができる陽極面の
X線焦点軌道上で均等に分散させるべく制御するように
したので、陽極の加熱は均等に分布され、従って、陽極
の一部が集中的に加熱されて溶融したシ、粗れたシする
のを抑えることができ、従って、X線管の陽極の損傷を
抑えて長寿命化を図ることができるようになる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定するこ
となく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実
施し得るものであシ、例えば上記実施例ではX線管の回
転支持軸に直接、光反射板を取り付けたが、陽極を回転
駆動するモータが、同期モータである場合、一定のすベ
シを持つ同期速度で回転することから、モータに印加し
ている電源波形の零クロス点を検出するなどすれば、電
源側からその回転位置を検出することができる。
また、テーブル駆動装置はノ4ルスモータヲ用いる方式
の他、同期モータを利用することもでき、同期モータを
利用した場合には前記陽極の駆動用のモータと同一電源
を印加して速度比を機械的に調整するようにすることに
ょシ上述した実施例と同一の効果を得ることができる。
更に上記実施例では陽極の回転角度を光電検出によって
行うようにしたが、陽極を支持する回転支持軸に磁石を
埋め込み、磁気センサにょシミ磁的に検出するようにす
ることもできる。
また、上記実施例では陽極の回転角を奇数等配した所定
回転角度毎に検出するようにしたが、これを偶数等配と
して、各回転角の位置についてほぼ均等に加熱が行われ
るような順序でX線焦点が結ばれるようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように本発明は陰極からの電子ビームを
受けてX線に変換する陽極を回転駆動させ、電子ビーム
による加熱位置が分散されるようにした回転陽極式のX
線管を用いるX線装置において、前記X線管における陽
極の回転角を複数等配して定めた所定回転角度毎に検出
する回転角検出手段と、この回転角検出手段の検出出力
を前記等配数より小さい所定数得る毎にX線曝射指令を
与える手段を設けて構成し、陽極の回転角が複数等配し
て定めた所定回転角に達する毎にこれを検出できるよう
にすると共にこの検出出力が前記等配数より不さい所定
数得られる毎にX線曝射指令を発生してX線管よりa4
ルスX線を発生させるようにしたことによシ、陽極の電
子ビームの当る位置はX線曝射指令を受ける毎にX線焦
点軌道上を所定の順序で変移し、これによって陽極の特
定の位置のみ集中して陰極からの電子ビームが当るのを
防ぐことができ、電子ビームによる陽極の加熱が均等に
分散されて行われるようになシ、従って、陽極の熱によ
る消耗は均等に進むことになシ、これによってX線焦点
軌跡位置の特定位置のみが21− 急激に損傷を受けることがなくなってX線管の長寿命化
を図ることができるようになるなどの特徴を有するX線
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転陽極式のX線管の構造を説明するた
めの図、第2図(、)はこのX線管におけるパルスX線
曝射毎の陽極上でのX線焦点位置の変位の一例を説明す
るだめの図、′第2図(b)は本発明におけるX線管の
パルスX線曝射毎の陽極上でのX線焦点位置の変位を説
明するだめの図、第3図は本発明によるXa!管の要部
構成を示す部分図、第4図はその回転角検出系の構成例
を説明するための図、第5図は本発明をCTスキャナに
適用した場合のプロ、り構成図、第6図はその動作を説
明するためのタイムチャートである。 2・・・陽極、3・・・回転支持軸、4・・・支持軸、
5・・・コイル、3ノ・・・光電検出器、32・・・光
反射体、51・・・X線管、52・・・陽極駆動装置、
53・・・被検体、54・・・放射線検出器、55・・
・データ収集部、56・・・テーブル、57・・・テー
ブル駆動装置、58・・・エンコーダ、59・・・コン
トローラ、6゜・・・コンソール、61・・・電子計算
機、62・・・表示装置、63・・・X線制御器、64
・・・スタータ、65・・・高圧制御器、66・・・高
圧発生器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)陰極からの電子ビームを受けてX線に変換する陽
    極を回転駆動させ、電子ビームによる加熱位置が分散さ
    れるようにした回転陽極式のX線管を用いるX線装置に
    おいて、前記X線管における陽極の回転角を複数等配し
    て定めた所定回転角毎に検出する回転角検出手段と、こ
    の回転角検出手段の検出出力を前記咎配数よシ小さい所
    定数置る毎にX線曝射指令を与える手段を設けて構成し
    たことを特徴とするX線装置。
  2. (2)回転角検出手段はX線管の陽極を支持して陽極と
    ともに回転する回転支持軸に設けた光反射体と、X線管
    の外部にこの光反射体を光電検出する光電検出器とよ多
    構成することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    X線装置。
  3. (3)回転角検出手段はXMI管の陽極を支持して陽極
    とともに回転する回転支持軸に設けた磁石と、この磁石
    からの磁力を検知する磁気センサとよ多構成することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のX線装置。
  4. (4)陽極の回転駆動を同期モータで行うとともにこの
    同期モータの電源波形の零クロス点を検出してこの検出
    点と同期モータのすベシよυ陽極の回転角を検出する回
    転角検出手段を用いるようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のX線装置。
JP10530083A 1983-06-13 1983-06-13 X線装置 Pending JPS59230300A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017502447A (ja) * 2013-10-21 2017-01-19 エクスロン インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングYxlon International Gmbh X線管用のターゲット及び/又はフィラメント、x線管、ターゲット及び/又はフィラメントの識別方法並びにターゲット及び/又はフィラメントの特性設定方法

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JP2017502447A (ja) * 2013-10-21 2017-01-19 エクスロン インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングYxlon International Gmbh X線管用のターゲット及び/又はフィラメント、x線管、ターゲット及び/又はフィラメントの識別方法並びにターゲット及び/又はフィラメントの特性設定方法

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