JPS59230029A - 原着ポリマ−ペレツトの製造法 - Google Patents

原着ポリマ−ペレツトの製造法

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JPS59230029A
JPS59230029A JP10606883A JP10606883A JPS59230029A JP S59230029 A JPS59230029 A JP S59230029A JP 10606883 A JP10606883 A JP 10606883A JP 10606883 A JP10606883 A JP 10606883A JP S59230029 A JPS59230029 A JP S59230029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kneading
colorant
stage
screw
polymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP10606883A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Hirose
和彦 広瀬
Masaharu Takegawa
正治 竹川
Rikuo Funagayama
船ケ山 陸男
Shingo Kawazoe
川添 真吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Ester Co Ltd
Original Assignee
Nippon Ester Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Ester Co Ltd filed Critical Nippon Ester Co Ltd
Priority to JP10606883A priority Critical patent/JPS59230029A/ja
Publication of JPS59230029A publication Critical patent/JPS59230029A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱可塑性ポリマー(以下単にポリマーという
。)に着色剤が均一、かつ微細に分散したポリマーペレ
ットを工業的に簡易に製造する方法に関するものである
ポリマーは、繊維、プラスチック製品等として大量に用
いられているが2着色剤を分散させた原着ペレットとし
て使用されることがしばしばある。
原著ペレットを製造する方法は種々提案されているが、
工業的に製造する場合、ポリマーと着色剤とを直接混練
した後、ペレット化する方法が簡便で奸ましい。
ポリマーと着色剤とを直接混練する方法としては、ニー
ダ−、バンバリーミキサ−等のパンチ式混線機を使用す
る方法とスクリュー型2軸混練押出機のような連続式混
練機を使用する方法とがある。しかし、前者の方法では
2着色剤を20μ以下のような微細に分散させるには長
時間を要したり。
難分散性の着色剤9例えばフタロシアニンブルーやカー
ボンブランク等では長時間混練しても微細に分散しない
といった問題があり、後者の方法では1着色剤の濃度が
10%程度を越えると分散性が悪(なり1着色剤が微細
に分散したペレットが製造し難くなるという問題があっ
た。
本発明は、このような問題を解消した原着ポリマーペレ
ットの製造法を提供するもので、ポリマーと着色剤とを
90:10〜45:55の重量比で、ニーダ−又はバン
バリーミキサ−を用いて第1段混練し1次いでスクリュ
ー型2軸混練押出機を用いて第2段混練し、ペレット化
することを特徴とするものである。
本発明の第1段混練は、ニーダ−又はバンバリーミキサ
−を用いて行われる。着色剤の分散性を良くす易ために
は、高せん断力で比較的長時間混練を行わなければなら
ない。そのためには、バッチ式で混練時間が自由に選べ
、また高ぜん断力をかけても装置的に丈夫な構造をもつ
ニーダー又はバンバリーミキサ−が最適である。着色剤
の分散性を良くするため、ポリマー及び着色剤の混練温
度をポリマーの軟化点以上、軟化点+40℃以下に保つ
とより効果がある。ニーダ−は、加圧タイプと非加圧タ
イプとが市販されているが、加圧タイプの方が効果的で
ある。
第1段混練ではポリマーと着色剤の混合比率は90:1
0〜45:55の重量比とされる。半熔融状態での流動
性が大きく、溶融状態での粘度が小さいと高せん断力に
なりにくい。そのため1着色剤濃度をあげて流動性を小
さくシ、熔融粘度をあげる必要があり2着色剤をIO重
エバ以上混練しなければならない。また1着色剤が55
重量%を越えるようになると、今度は着色剤の表面がポ
リ゛マーで完全に被覆されないため、2次凝集が起こり
2分散性が逆に悪くなるので好ましくない。
本発明の第2段混練は、スクリュー型2軸混練押出機を
用いて行われる。第1段混練に引き続いて着色剤の分散
性を良くするため、高せん断力をもつ2軸タイプの混練
押出機が有利である。スクリュー型2軸混練押出機とし
ては、同方向回転と異方向回転の2タイプがあるが、ど
ちらでもかまわない。■軸タイプの押出機は2着色剤の
分散性を良くすることができず、不適である。
第2段混練は、第1段混練されたものをさらにポリマー
で希釈しながら行ってもよい。第2段混練の役割は、第
1段混練で行った着色剤の分散をさらに向上させること
であり、必要に応じて次工程2例えば紡糸工程、成型工
程等の作業で使いやすい着色剤濃度に調整しながら行う
のである。第1段混練時の着色剤濃度が10〜20重量
%と比較的低い場合には、第2段混練時の希釈は必要な
く。
混練のみを行えばよい。しかし、第1段混練時の着色濃
度が20]iji%を越える場合、とりわけ30重量%
以上と比較的高濃度の場合には第2段混練時に着色剤の
濃度が20重量%前後になるよう希釈することが望まし
い。
本発明の方法は、ポリマー一般に適用されるが。
特にポリエステルに通用すると有効である。ポリエステ
ルとしては、ポリエチレンテレフタレート。
ポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフ
タレート等のポリアルキレンテレフタレートを主たる構
成成分とする線状高重合度ポリエステルがあげられる。
本発明で用いられる着色剤としてはカーボンブランク、
二酸化チタン、酸化鉄、ガドミウムイエロー、銅フタロ
シアニンブルー、銅フタロシアニングリーン、ポリアゾ
系顔料、キナクリドン系顔料、スレン系顔料、ベンジジ
ン系顔料、チオインジゴ系顔料、ペリレン系顔料、ペリ
ノン系顔料。
ジオキサジン系顔料等があげられる。
なお1本発明の効果を害さない程度ならば2着色剤の他
に酸化防止剤、紫外線吸収剤等の各種安定剤や、界面活
性剤等の各種添加剤を加えてもよい。
本発明の原着ポリマーベレットを使用すれば。
着色成形品中における着色剤の分散性がよいので色ムラ
が起こらず、少量の着色剤の添加でも優れた着色成形品
が簡易、かつ安価に得られ、また原着繊維製造に用いた
場合、紡糸時、延伸時の糸切れが起こらないので、その
工業的価値は極めて高い。
以下、具体的な実施例と比較例とにより9本発明をさら
に詳細に説明する。なお、実施例中の部及び%はそれぞ
れ重量部及び風量%を表す。
実施例1 フェノールと四塩化エタンの等重量混合溶媒で測定した
極限粘度〔η)=0.65のポリエチレンテレフタレー
ト(以下PETと記す。)と着色剤としてカーボンブラ
ンクを用い、バンバリーミキサ−で260℃、 20分
間の条件で第1段混練した。混合割合を第1表に示す。
混練後払比したものをクラッシャーにかけ、粉末にした
後、乾燥を行った。
この第1段混練物とPETとをスクリュー型2軸混練押
出機を用いてさらに混練を行い、ポリエステルペレット
を得た。混練機の混練部の温度は270℃とした二2軸
混練押出機での第1段混練物とPETの混練割合、原着
ポリエステルペレットでのカーボンブラックの濃度、カ
ーボンブラックの分散性及び原着ポリエステルペレット
を用いて1着色剤源度が1%になるようにPETと混合
し、紡糸。
延伸して製糸した時の糸切れ評価について第1表に同時
に示した。
なお1着色剤の分散性は、下記の要領で測定し評価した
。すなわち、ポリマー7〜10mgをスライドガラスで
熔融し、カバーガラスでサンドインチにして、顕微鏡で
20部以上の着色剤粒子の個数を測定することにより1
着色剤分散性を評価した。
評価基準は、下記に従った。
Aランク:20ttO上の粒子が 1個/6mg以下B
ランク=        2〜10fll/ 6mgC
ランク:11〜301固/6mg Dランク:31以上個/6mg以上 従来の経験から、A及びBランクは合格である。
第1表 比較例1 実施例1で用いたPETとカーボンブランクを用い、バ
ンバリーミキサ−で260℃の温度で30分間第1段混
練を行った。混合割合を第2表に示す。
混練後、払出したものをクラッシャーにかけ粉末にした
後、乾燥を行った。この後、実施例1と同様に第2段混
練を行った。混線条件及び混練した後の原着ポリエステ
ルペレットの着色剤分散性。
その原着ポリエステルルペレソトを使った時の紡糸・延
伸間予を同時に第2表に示した。
第2表 逼1+11 i 子j □−H 「 実施例2 実施例1で用いたPE760部と着色剤として銅フクロ
シアニンブルー40部を加圧ニーダ−を用い。
255℃の温度で30分間第1段混練を行った。混練後
、払出したものをクラッシャーにかけ、粉末にした後、
乾燥を行った。第1段混練物50部とPET50部を混
合し、スクリュー型2軸混練押出機で第2段混線を行っ
た。混練温度は275℃であった。
このようにして製造した原着ポリエステルペレット中で
の着色剤分散性は、良好で、パランクであった。また、
原着ポリエステルペレットを用い。
着色剤濃度0.5%で紡糸・延伸を行ったが、糸切れに
よるトラブルもなく、均一な原着ポリエステル繊維が得
られた。
特許出願人  日本エステル株式会社 代理人 児玉雄三

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11熱可塑性ポリマーと着色剤とを90:10〜45
    :55の重量比で、ニーダ−又はバンバリーミキサ−を
    用いて第1段混練し8次いでスクリュー型2軸混練押出
    機を用いて第2段混練し、ペレット化することを特徴と
    する原着ポリマーペレットの製造法。 (2)第2段混線に際し、熱可塑性ポリマーで希釈する
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP10606883A 1983-06-14 1983-06-14 原着ポリマ−ペレツトの製造法 Pending JPS59230029A (ja)

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JP10606883A JPS59230029A (ja) 1983-06-14 1983-06-14 原着ポリマ−ペレツトの製造法

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ID=14424280

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JP10606883A Pending JPS59230029A (ja) 1983-06-14 1983-06-14 原着ポリマ−ペレツトの製造法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61246236A (ja) * 1985-04-25 1986-11-01 Nippon Ester Co Ltd 原着ポリエステルペレットの製造法
US10668679B2 (en) 2014-12-29 2020-06-02 Pirelli Tyre S.P.A. Process for producing tyres

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61246236A (ja) * 1985-04-25 1986-11-01 Nippon Ester Co Ltd 原着ポリエステルペレットの製造法
JPH0439488B2 (ja) * 1985-04-25 1992-06-29
US10668679B2 (en) 2014-12-29 2020-06-02 Pirelli Tyre S.P.A. Process for producing tyres

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