JPS5922978Y2 - 密封環成形用金型 - Google Patents

密封環成形用金型

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Publication number
JPS5922978Y2
JPS5922978Y2 JP1974146871U JP14687174U JPS5922978Y2 JP S5922978 Y2 JPS5922978 Y2 JP S5922978Y2 JP 1974146871 U JP1974146871 U JP 1974146871U JP 14687174 U JP14687174 U JP 14687174U JP S5922978 Y2 JPS5922978 Y2 JP S5922978Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
sealing ring
lower mold
molded
annular groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP1974146871U
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English (en)
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JPS5171871U (ja
Inventor
義昭 大野
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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Publication date
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は成形用金型に関するものである。
従来例えば第1図に示す様な形状の、補強環4と弾性材
部14とから成り内周を軸Xの周面に嵌合固定するタイ
プの密封環Sを成形する場合には、第2図に示す様な上
金型1と下金型2よりなる成形型が使用されているが、
この種成形型は上金型1に第1のシールリップ9を形成
するための第1の環状溝3を持ち、又下金型2には金属
補強環4が位置し且つ弾性材部の主体部分が形成される
第2の環状溝5を持っているため、成形後上金型1と下
金型2とを開いた際成形された密封環が上金型1側に付
着するか下金型2側に付着するか定まらずこの結果密封
環の離型作業に多くの時間を要し、且つ離型作業の機械
化を困難なものとしていた。
本考案は上述した従来技術による密封環成形用金型にお
ける問題点を解悄するために、下金型の環状溝の周面上
に密封環の補強環の周面との間に狭間隙を形成する突起
を設けて、密封環の成形時に補強環を同芯に保持すると
ともに、弾性材料が突起の下方において環状溝周面と補
強環周面との間に形成される空所内に流入して厚肉部を
形成するようになして、成形完了後に上下両金型を分離
させる際に、上記した厚肉部が突起に係tトされて密封
環を下金型側に残留させ、更に密封環を下金型から分離
させる際に上記した厚内部の変形により分離が容易に行
なえるようにするものである。
上記した環状溝内の突起は密封環が密封対象部に取付け
られる際に嵌合装着面とならない周面に対応する型層面
上に付され連続する環状突起又は円周上に適宜配列され
た複数個の突起として設けられる。
以下、第3図及び第4図に基づいて本考案による成形用
金型の実施例について説明すると、本考案による成形用
金型は上金型1と下金型2とを有し、上金型1には第1
のシールリップ9を形成するための第1の環状溝3及び
第2のシールリップ10を形成するための段部1]が設
けられており、又、下金型2には上金型1と重なり合っ
て補強環を埋設した密封環Sを成形するための環状空間
を形成する第2の環状溝5が設けられている。
更に、密封環5の密封作用に影響を与えない、密封環S
の嵌合同着面とはならない周面6に対応する下金型2に
設けた第2の環状溝5の型周面8には、密封環Sに埋設
される例えば断面U字形金属補強環4との間に狭間隙を
形成するように環状の突起7が設けられている。
この突起7は連続した環状あるいは不連続の複数個に分
割されたちのいずれであってもよい。
本考案の成形用金型は上述した構成を有し、以ドに述べ
る作用効果を持つ。
即ち、下金型2の第2の環状溝5内に補強環4次いでゴ
ム生地を位置させ、上金型1及び下金型2とによりゴム
生地を加熱加工して成形した場合に、突起7、補強環4
及び下金型2とに囲まれた環状空所12内に突起7と補
強環4との間の狭間隙を通ってゴムが流入し、厚肉部1
3(第3図参照)が形成される。
従って、下金型2と上金型1とを開いた場合に、成形さ
れた密封環Sが上金型1に付着されようとする力を突起
7と厚肉部13との間で受は止め、密封環Sは常に下金
型2側に残ることになる。
又密封環Sを下金型2から分離させる際には、厚肉部1
3の弾性変形により密封環Sが下金型2から容易に分離
される。
この結果密封環Sの離型作業が極めて行いやすく、離型
作業の自動化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の金型により成形した密封環の縦断面部分
図、第2図は従来の成形用金型の断面部分図、第3 [
21は本考案の金型により成形した密封環の縦断面部分
図、及び第4図は本考案に係る金型の断面部分図を示す
。 1・・・・・・上金型、2・・・・・・下金型、3・・
・・・・第1の環状溝、4・・・・・・補強環、5・・
・・・・第2の環状溝、6・・・・・・周面、7・・・
・・・突起、8・・・・・・型周面、9・・・・・・第
1のシールリップ、10・・・・・・第2のシールリッ
プ、11・・・・・・段部、12・・・・・・環状空所
、13・・・・・・厚肉部、14・・・・・・弾性材部
、S・・・・・・密封環、X・・・・・・軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 士、金型1及び下型金型2を有し、前記上金型1は成形
    対象密封環Sのシールリップ9を成形するための第1の
    環状溝3を備え、前記下金型2は前記成形対象密封環S
    の補強環4が配置される第2の環状溝5を備え、前記第
    2の環状溝5の型周面8士、に、前記補強環4の周面と
    の間に狭間隙を形成する突起7を付され、前記成形対象
    密封環Sの成形時に弾性材料が前記突起7の下方におい
    て前記型周面8と前記補強環4の朴方曲面との間に流入
    して厚肉部13を形成して、成形完了後前記−L金型]
    と前記下金型2とが分離された際に、前記成形対象密封
    環Sが強制的に前記下金型2側に残り、かつ前記下金型
    2から容易に分離される如くなされていることを特徴と
    する密封環成形用金型。
JP1974146871U 1974-12-02 1974-12-02 密封環成形用金型 Expired JPS5922978Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5171871U JPS5171871U (ja) 1976-06-07
JPS5922978Y2 true JPS5922978Y2 (ja) 1984-07-09

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ID=28436179

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