JPH0452028Y2 - - Google Patents
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- JPH0452028Y2 JPH0452028Y2 JP9883587U JP9883587U JPH0452028Y2 JP H0452028 Y2 JPH0452028 Y2 JP H0452028Y2 JP 9883587 U JP9883587 U JP 9883587U JP 9883587 U JP9883587 U JP 9883587U JP H0452028 Y2 JPH0452028 Y2 JP H0452028Y2
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- mold
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- dust
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- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 63
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 9
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 5
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はオイルシール用成形型に関し、特に、
ダストリツプを有するオイルシールの成形に際し
ダストリツプが根元で割れることがないオイルシ
ール用成形型に関する。
ダストリツプを有するオイルシールの成形に際し
ダストリツプが根元で割れることがないオイルシ
ール用成形型に関する。
ダストリツプを有するオイルシールは、一般に
成形型のキヤビテイ内に生地ゴム等の充填物質を
射出して得られるものであるが、従来の成形型に
あつては、成形型より成形品を離型する際、突起
部であるダストリツプが根元から割れ易く、成形
加工の歩留りが悪かつた。これに対し、ダストリ
ツプの根元部分を先端部分に比べて太くしたり、
根元部分の丸みを大きくする等の手段によつて、
ダストリツプの割れを防止していたが、未だ強度
が不充分であり抜本的な解決策ではなかつた。
成形型のキヤビテイ内に生地ゴム等の充填物質を
射出して得られるものであるが、従来の成形型に
あつては、成形型より成形品を離型する際、突起
部であるダストリツプが根元から割れ易く、成形
加工の歩留りが悪かつた。これに対し、ダストリ
ツプの根元部分を先端部分に比べて太くしたり、
根元部分の丸みを大きくする等の手段によつて、
ダストリツプの割れを防止していたが、未だ強度
が不充分であり抜本的な解決策ではなかつた。
本考案者等は、上記ダストリツプの割れ易さの
原因を究明するために、成形品の充填物質の配向
を調査した結果、第4図のキヤビテイ内に充填さ
れた充填物質の配向状態図に示す如く、オイルシ
ール成形品のダストリツプの根元に充填物質の配
向が異なる境界層ができていることが判明した。
第5図に従来のオイルシール用成形型を用いたと
きの充填物質の充填状態説明図を示す。すなわ
ち、第5図aにおいては、上型10とダストリツ
プ部用キヤビテイ11を有する下型12とからな
るオイルシール用成形型で環13を内装するキヤ
ビテイ14内に加熱して流動性を付与した生地ゴ
ム等の充填物質15が射出された初期の充填状態
を示し、第5図bにおいては、充填物質15がキ
ヤビテイ14内のダストリツプ部用キヤビテイ1
1に流れ込む状態を示し、第5図cにおいては、
充填物質15がダストリツプ部用キヤビテイ11
に充填され、さらにキヤビテイ14の先端方向に
流れていく状態を示している。従つて、従来のオ
イルシール用成形型にあつては、キヤビテイ14
内に射出された充填物質15は、射出初期の段階
でダストリツプ部用キヤビテイ11に充填され
る。しかし、充填物質15は、ダストリツプ部用
キヤビテイ11への充填が終わつた後も、成形型
キヤビテイ14の先端方向に流れていくため、ダ
ストリツプ部用キヤビテイ11の入口付近では、
充填物質の配向方向が異なる境界層16が形成さ
れることになる。この境界層16における強度が
弱く、特に成形型から成形品を離型する際、ダス
トリツプに負荷がかかると、その根元部、すなわ
ち境界層16に沿つて割れるものである。
原因を究明するために、成形品の充填物質の配向
を調査した結果、第4図のキヤビテイ内に充填さ
れた充填物質の配向状態図に示す如く、オイルシ
ール成形品のダストリツプの根元に充填物質の配
向が異なる境界層ができていることが判明した。
第5図に従来のオイルシール用成形型を用いたと
きの充填物質の充填状態説明図を示す。すなわ
ち、第5図aにおいては、上型10とダストリツ
プ部用キヤビテイ11を有する下型12とからな
るオイルシール用成形型で環13を内装するキヤ
ビテイ14内に加熱して流動性を付与した生地ゴ
ム等の充填物質15が射出された初期の充填状態
を示し、第5図bにおいては、充填物質15がキ
ヤビテイ14内のダストリツプ部用キヤビテイ1
1に流れ込む状態を示し、第5図cにおいては、
充填物質15がダストリツプ部用キヤビテイ11
に充填され、さらにキヤビテイ14の先端方向に
流れていく状態を示している。従つて、従来のオ
イルシール用成形型にあつては、キヤビテイ14
内に射出された充填物質15は、射出初期の段階
でダストリツプ部用キヤビテイ11に充填され
る。しかし、充填物質15は、ダストリツプ部用
キヤビテイ11への充填が終わつた後も、成形型
キヤビテイ14の先端方向に流れていくため、ダ
ストリツプ部用キヤビテイ11の入口付近では、
充填物質の配向方向が異なる境界層16が形成さ
れることになる。この境界層16における強度が
弱く、特に成形型から成形品を離型する際、ダス
トリツプに負荷がかかると、その根元部、すなわ
ち境界層16に沿つて割れるものである。
本考案は、前記の如き従来の成形型のもつ問題
点を解決したものであつて、ダストリツプを有す
るオイルシールの成形に際しダストリツプが根元
で割れることがなく歩留りを向上させることので
きるオイルシール用成形型を提供することを目的
とする。
点を解決したものであつて、ダストリツプを有す
るオイルシールの成形に際しダストリツプが根元
で割れることがなく歩留りを向上させることので
きるオイルシール用成形型を提供することを目的
とする。
上記の問題点を解決するために本考案は、上型
と下型と中型とによりキヤビテイを形成するオイ
ルシール用成形型であつて、前記下型は上型に対
し当接離間し、前記中型は、前記上型と下型との
間に形成される空所内に設けられ、前記下型に対
し当接離間するとともに、当接時にダストリツプ
部用キヤビテイが閉鎖されるキヤビテイを形成
し、離間時に前記下型との間でダストリツプ部用
キヤビテイが開放されるキヤビテイを形成し、充
填物質の第1次充填時には、前記下型は上型に当
接するとともに、前記中型は下型に当接し、充填
物質の第2次充填時には、前記下型は上型に当接
するとともに、前記中型は下型に対し離間する構
成を有している。
と下型と中型とによりキヤビテイを形成するオイ
ルシール用成形型であつて、前記下型は上型に対
し当接離間し、前記中型は、前記上型と下型との
間に形成される空所内に設けられ、前記下型に対
し当接離間するとともに、当接時にダストリツプ
部用キヤビテイが閉鎖されるキヤビテイを形成
し、離間時に前記下型との間でダストリツプ部用
キヤビテイが開放されるキヤビテイを形成し、充
填物質の第1次充填時には、前記下型は上型に当
接するとともに、前記中型は下型に当接し、充填
物質の第2次充填時には、前記下型は上型に当接
するとともに、前記中型は下型に対し離間する構
成を有している。
本考案は、上記の構成を採用したことにより、
ダストリツプの根元に充填物質の配向が異なる境
界層が形成されず、成形品の割れ故障がなく歩留
りが向上する。
ダストリツプの根元に充填物質の配向が異なる境
界層が形成されず、成形品の割れ故障がなく歩留
りが向上する。
以下、図面に示す本考案の実施例について説明
する。
する。
第1図は本考案のオイルシール用成形型の断面
説明図であり、本考案の成形型は、外周縁に垂下
部を有する円板状部材である上型1と、上型1に
対し当接離間し外周縁が前記上型1の垂下部に支
持された断面L字状の環状部材である下型2と、
前記上型1と下型2との間に形成される空所内に
設けられ、前記下型2に対し当接離間するととも
に当接時にダストリツプ部用キヤビテイ6が閉鎖
されるキヤビテイ4を形成し、離間時に前記下型
2との間でダストリツプ部用キヤビテイ6が開放
されるキヤビテイ4を形成する中型3とからな
る。前記中型3は、前記下型2に対し摺動面7で
上下方向に当接離間し、前記上型1の下面もしく
は中型3の上面に設けられた位置決め用突起8に
より離間位置が決められる。すなわち、前記中型
3が下型2に対し離間位置にあるとき、前記中型
3と下型2との間で、第1図右下方である成形型
中心に向い下方に伸びる切溝部であるダストリツ
プ部用キヤビテイ6が形成される。ダストリツプ
部用キヤビテイ6においては、成形品のダストリ
ツプの下面を形成するために、下型2のテーパ壁
面が下部ダストリツプ面6aとして形成され、ダ
ストリツプの上面を形成するために、中型3のテ
ーパ壁面が上部ダストリツプ面6bとして形成さ
れており、下部ダストリツプ面6aと上部ダスト
リツプ面6bとは互いに平行面をなしている。そ
して、前記下型2に対し中型3が当接位置にある
とき、前記下部ダストリツプ面6aと上部ダスト
リツプ面6bとは接触し、ダストリツプ部用キヤ
ビテイ6が閉鎖される。
説明図であり、本考案の成形型は、外周縁に垂下
部を有する円板状部材である上型1と、上型1に
対し当接離間し外周縁が前記上型1の垂下部に支
持された断面L字状の環状部材である下型2と、
前記上型1と下型2との間に形成される空所内に
設けられ、前記下型2に対し当接離間するととも
に当接時にダストリツプ部用キヤビテイ6が閉鎖
されるキヤビテイ4を形成し、離間時に前記下型
2との間でダストリツプ部用キヤビテイ6が開放
されるキヤビテイ4を形成する中型3とからな
る。前記中型3は、前記下型2に対し摺動面7で
上下方向に当接離間し、前記上型1の下面もしく
は中型3の上面に設けられた位置決め用突起8に
より離間位置が決められる。すなわち、前記中型
3が下型2に対し離間位置にあるとき、前記中型
3と下型2との間で、第1図右下方である成形型
中心に向い下方に伸びる切溝部であるダストリツ
プ部用キヤビテイ6が形成される。ダストリツプ
部用キヤビテイ6においては、成形品のダストリ
ツプの下面を形成するために、下型2のテーパ壁
面が下部ダストリツプ面6aとして形成され、ダ
ストリツプの上面を形成するために、中型3のテ
ーパ壁面が上部ダストリツプ面6bとして形成さ
れており、下部ダストリツプ面6aと上部ダスト
リツプ面6bとは互いに平行面をなしている。そ
して、前記下型2に対し中型3が当接位置にある
とき、前記下部ダストリツプ面6aと上部ダスト
リツプ面6bとは接触し、ダストリツプ部用キヤ
ビテイ6が閉鎖される。
以下、上記本考案成形型の作動について説明す
る。
る。
第2図は本考案成形型の作動説明図であり、同
図において第2図aは、オイルシール本体を補強
する環5を内装し、ダストリツプ部用キヤビテイ
6が閉鎖されているキヤビテイ4内に加熱して流
動性を付与した生地ゴム等の充填物質9を充填す
る第1次充填状態を示す図であり、前記下型2に
対し中型3が当接し、下部ダストリツプ面6aと
上部ダストリツプ面6bとは接触しており、ダス
トリツプ部用キヤビテイ6は形成されていない。
充填物質9がキヤビテイ4の全体に充填されるま
でこの状態が維持される。次いで、下型2に対し
中型3を離間位置に移動する。第2図bは、充填
物質9がダストリツプ部用キヤビテイ6に充填さ
れる第2次充填状態を示す図であり、前記第2図
aでダストリツプ部用キヤビテイ6が閉鎖されて
いるキヤビテイ4内に充填物質9が充填された
後、下型2に対し中型3を離間位置に移動して、
下型2と中型3とで協働して形成するダストリツ
プ部用キヤビテイ6に保圧をかけて充填物質9を
充填する。
図において第2図aは、オイルシール本体を補強
する環5を内装し、ダストリツプ部用キヤビテイ
6が閉鎖されているキヤビテイ4内に加熱して流
動性を付与した生地ゴム等の充填物質9を充填す
る第1次充填状態を示す図であり、前記下型2に
対し中型3が当接し、下部ダストリツプ面6aと
上部ダストリツプ面6bとは接触しており、ダス
トリツプ部用キヤビテイ6は形成されていない。
充填物質9がキヤビテイ4の全体に充填されるま
でこの状態が維持される。次いで、下型2に対し
中型3を離間位置に移動する。第2図bは、充填
物質9がダストリツプ部用キヤビテイ6に充填さ
れる第2次充填状態を示す図であり、前記第2図
aでダストリツプ部用キヤビテイ6が閉鎖されて
いるキヤビテイ4内に充填物質9が充填された
後、下型2に対し中型3を離間位置に移動して、
下型2と中型3とで協働して形成するダストリツ
プ部用キヤビテイ6に保圧をかけて充填物質9を
充填する。
第2図cは、第2図bでダストリツプ部用キヤ
ビテイ6に充填物質9が充填された後、所定の加
硫時間を経過した後のオイルシール成形品の成形
状態を示す図であり、成形品はその後、上型1を
上昇させるか、もしくは下型2を下降させて成形
品を離型する。この離型時において、上型1を上
昇させる場合は、成形品のダストリツプの上面に
下方向の負荷がかかり、下型2を下降させる場合
には、ダストリツプの下面に上方向の負荷がかか
る。しかしながら、本考案の成形型で成形した成
形品にあつては、ダストリツプ部用キヤビテイへ
の充填物質9の充填を本体部の充填の後に行うよ
うにしたため、ダストリツプの根元に配向が異な
る境界層が形成されず、ダストリツプの割れ故障
は発生せず、成形品の歩留りが向上する。
ビテイ6に充填物質9が充填された後、所定の加
硫時間を経過した後のオイルシール成形品の成形
状態を示す図であり、成形品はその後、上型1を
上昇させるか、もしくは下型2を下降させて成形
品を離型する。この離型時において、上型1を上
昇させる場合は、成形品のダストリツプの上面に
下方向の負荷がかかり、下型2を下降させる場合
には、ダストリツプの下面に上方向の負荷がかか
る。しかしながら、本考案の成形型で成形した成
形品にあつては、ダストリツプ部用キヤビテイへ
の充填物質9の充填を本体部の充填の後に行うよ
うにしたため、ダストリツプの根元に配向が異な
る境界層が形成されず、ダストリツプの割れ故障
は発生せず、成形品の歩留りが向上する。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、ダ
ストリツプ部用キヤビテイ6が、中型3に予め切
溝加工で形成されており、下型2に対し中型3が
当接位置にある場合、下型2の摺動面7によりダ
ストリツプ部用キヤビテイが閉鎖され、下型2に
対し中型3が離間位置にあるときに、ダストリツ
プ部用キヤビテイ6が所定位置に形成される如く
なつている。上記の構成となる成形型において
も、第2図に示したと同様の作動で成形品を成形
することにより同様の効果を得ることができる。
なお、第3図に示した実施例においては、ダスト
リツプ部用キヤビテイ6の下面と上面は平行面で
ある必要はなく、例えば、根元部が太く先端に向
かつて細くなる等の任意の形状を採用することが
可能となる。
ストリツプ部用キヤビテイ6が、中型3に予め切
溝加工で形成されており、下型2に対し中型3が
当接位置にある場合、下型2の摺動面7によりダ
ストリツプ部用キヤビテイが閉鎖され、下型2に
対し中型3が離間位置にあるときに、ダストリツ
プ部用キヤビテイ6が所定位置に形成される如く
なつている。上記の構成となる成形型において
も、第2図に示したと同様の作動で成形品を成形
することにより同様の効果を得ることができる。
なお、第3図に示した実施例においては、ダスト
リツプ部用キヤビテイ6の下面と上面は平行面で
ある必要はなく、例えば、根元部が太く先端に向
かつて細くなる等の任意の形状を採用することが
可能となる。
本考案は上記のように構成したことにより、ダ
ストリツプ部を有するオイルシール用成形型より
成形品を離型する際にダストリツプが根元から割
れることがなく、成形品の歩留りを大幅に向上さ
せることができるものである。
ストリツプ部を有するオイルシール用成形型より
成形品を離型する際にダストリツプが根元から割
れることがなく、成形品の歩留りを大幅に向上さ
せることができるものである。
第1図は本考案のオイルシール用成形型の断面
説明図、第2図a,bおよびcは第1図成形型の
作動説明図、第3図は本考案の他の成形型の断面
説明図、第4図は従来の成形型で成形した成形品
の配向状態図、第5図a,bおよびcは従来の成
形型の充填状態説明図である。 1,10……上型、2,12……下型、3……
中型、4,14……キヤビテイ、5,13……
環、6,11……ダストリツプ部用キヤビテイ、
6a……下部ダストリツプ面、6b……上部ダス
トリツプ面、7……摺動面、8……位置決め用突
起、9,15……充填物質、16……境界層。
説明図、第2図a,bおよびcは第1図成形型の
作動説明図、第3図は本考案の他の成形型の断面
説明図、第4図は従来の成形型で成形した成形品
の配向状態図、第5図a,bおよびcは従来の成
形型の充填状態説明図である。 1,10……上型、2,12……下型、3……
中型、4,14……キヤビテイ、5,13……
環、6,11……ダストリツプ部用キヤビテイ、
6a……下部ダストリツプ面、6b……上部ダス
トリツプ面、7……摺動面、8……位置決め用突
起、9,15……充填物質、16……境界層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上型1と下型2と中型3とによりキヤビテイ
4を形成するオイルシール用成形型であつて、
前記下型2は上型1に対し当接離間し、前記中
型3は、前記上型1と下型2との間に形成され
る空所内に設けられ、前記下型2に対し当接離
間するとともに、当接時にダストリツプ部用キ
ヤビテイ6が閉鎖されるキヤビテイ4を形成
し、離間時に前記下型2との間でダストリツプ
部用キヤビテイ6が開放されるキヤビテイ4を
形成し、充填物質9の第1次充填時には、前記
下型2は上型1に当接するとともに、前記中型
3は下型2に当接し、充填物質9の第2次充填
時には、前記下型2は上型1に当接するととも
に、前記中型3は下型2に対し離間することを
特徴とするオイルシール用成形型。 (2) 前記下型2に対し中型3が離間して形成され
るダストリツプ部用キヤビテイ6は、ダストリ
ツプ部用キヤビテイ6下面が前記下型2のテー
パ壁面、ダストリツプ部用キヤビテイ6上面が
前記中型3のテーパ壁面でそれぞれ形成される
ものである実用新案登録請求の範囲第1項のオ
イルシール用成形型。 (3) 前記下型2に対し中型3が離間して形成され
るダストリツプ部用キヤビテイ6は、前記中型
3に予め切溝加工されており、前記下型2に対
し中型3の当接時にはダストリツプ部用キヤビ
テイ6が下型2により閉鎖され、前記下型2に
対し中型3の離間時に露出するものである実用
新案登録請求の範囲第1項のオイルシール用成
形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9883587U JPH0452028Y2 (ja) | 1987-06-27 | 1987-06-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9883587U JPH0452028Y2 (ja) | 1987-06-27 | 1987-06-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS644618U JPS644618U (ja) | 1989-01-12 |
JPH0452028Y2 true JPH0452028Y2 (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=31325449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9883587U Expired JPH0452028Y2 (ja) | 1987-06-27 | 1987-06-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452028Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-27 JP JP9883587U patent/JPH0452028Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS644618U (ja) | 1989-01-12 |
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