JPS59229427A - ニツケルとコバルトの抽出分離に用いる抽出剤及び該抽出剤を用いる抽出法 - Google Patents
ニツケルとコバルトの抽出分離に用いる抽出剤及び該抽出剤を用いる抽出法Info
- Publication number
- JPS59229427A JPS59229427A JP58101616A JP10161683A JPS59229427A JP S59229427 A JPS59229427 A JP S59229427A JP 58101616 A JP58101616 A JP 58101616A JP 10161683 A JP10161683 A JP 10161683A JP S59229427 A JPS59229427 A JP S59229427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cobalt
- reagent
- extraction
- extracting
- nickel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ニッケルとコバルトの抽出分離に用いる抽出
剤に関するものである。
剤に関するものである。
ニッケルとコバルトを含有する液から高純度のニッケル
とコバルトを抽出分離する抽出剤としては、下記の式か
らなる抽出剤が知られている。
とコバルトを抽出分離する抽出剤としては、下記の式か
らなる抽出剤が知られている。
１
Ｒ１−Ｐ −ＯＲ。
Ｈ
〔式中Ｒ１およびＲ２は、アルキル基を示す。またＲ１
およびＲ３は、炭素数が８個から１０個までなる抽出剤
である。〕 上記抽出剤は、ニッケルとコバルト含有液からコバルト
を抽出する場合１例えば上記の式におけるＲ１およびＲ
２の炭素数が８である場合の抽出剤を用いると、ｐＨ＝
６において上記抽出剤２０優、希釈剤ディスバゾール８
０１１からなる有機溶剤であると、 Ｏｏが有機溶媒中
（抽出剤に希釈剤を加えたものを有機溶媒という。）に
１５ ｆ／を含まれる。この場合溶液の動粘度が５５０
ｃａｔと上昇し、極めて高い粘度となり工業的に実施
する場合円滑な操業がなし得ない。
およびＲ３は、炭素数が８個から１０個までなる抽出剤
である。〕 上記抽出剤は、ニッケルとコバルト含有液からコバルト
を抽出する場合１例えば上記の式におけるＲ１およびＲ
２の炭素数が８である場合の抽出剤を用いると、ｐＨ＝
６において上記抽出剤２０優、希釈剤ディスバゾール８
０１１からなる有機溶剤であると、 Ｏｏが有機溶媒中
（抽出剤に希釈剤を加えたものを有機溶媒という。）に
１５ ｆ／を含まれる。この場合溶液の動粘度が５５０
ｃａｔと上昇し、極めて高い粘度となり工業的に実施
する場合円滑な操業がなし得ない。
例えば、輸送用ポンプは、動粘度が１５０ ｃｓｔ以下
でないと円滑な操業がなし得ない。また上記使用態様で
は、攪拌不良や分相不良のため操業が困難となる。
でないと円滑な操業がなし得ない。また上記使用態様で
は、攪拌不良や分相不良のため操業が困難となる。
従って、 Ｏｏ量を抽出剤の抽出許容量、全量を抽出す
ることが難しい欠点であシ、抽出量を減じて用いなけれ
ばならず、多量の抽出剤を必要としていた。
ることが難しい欠点であシ、抽出量を減じて用いなけれ
ばならず、多量の抽出剤を必要としていた。
また同時に抽出分離係数についても、よシ高いものが望
まれていた。
まれていた。
本発明は、上記問題点を解決する抽出剤に係るものであ
って。
って。
一般式
％式％
〔式中Ｒ，，Ｒ，は、アルキル基を示し、Ｒ１が炭素数
８個を有するアルキル基を表わし、Ｒ２が炭素数４個を
有するアルキル基である。〕からなるものである。
８個を有するアルキル基を表わし、Ｒ２が炭素数４個を
有するアルキル基である。〕からなるものである。
さらに本発明の別の発明は。
一般式
％式％
〔式中Ｒ１＊ Ｒ１は、アルキル基を示し、Ｒユが炭素
数８個を有するアルキル基を表わし、Ｒ２が炭素数４個
を有するアルキル基である。〕からなる抽出剤を用いて
、ニッケルとコバルトを抽出分離することを特徴とする
抽出分離方法である。
数８個を有するアルキル基を表わし、Ｒ２が炭素数４個
を有するアルキル基である。〕からなる抽出剤を用いて
、ニッケルとコバルトを抽出分離することを特徴とする
抽出分離方法である。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明の抽出剤が用いられる対象液は、ニッケルとコバ
ルトの混合溶液である。該混合液は。
ルトの混合溶液である。該混合液は。
ニッケルとコバルトを含有する所謂ミックスサルファイ
ド、スーパーアロイ等のスクラップあるいは含ニッケル
、コバルト廃触媒その個含ニッケル、コバルト滓類等を
酸で溶解し得られるものである。
ド、スーパーアロイ等のスクラップあるいは含ニッケル
、コバルト廃触媒その個含ニッケル、コバルト滓類等を
酸で溶解し得られるものである。
抽出剤は、その接触表面積を得るための希釈剤により希
釈される。通常１：１０〜１ｏ：１の比率で希釈される
。希釈剤紘、ケロシン、デイパゾール等が使用される。
釈される。通常１：１０〜１ｏ：１の比率で希釈される
。希釈剤紘、ケロシン、デイパゾール等が使用される。
またコバルトとニッケルの混合液は、上記抽出剤を希釈
してなる有機溶媒と１：１０〜１ｏ：１の比率で接触さ
れる。
してなる有機溶媒と１：１０〜１ｏ：１の比率で接触さ
れる。
接触するｐＨは、４〜８であシ、好ましくはｐＨ５〜４
．５である。接触する場合の液の温度は。
．５である。接触する場合の液の温度は。
室温から７０℃前後である。
接触する時間は２〜１０分間位である。
抽出剤としては１例えば■ｎ−オクチル・ホスホニック
・アラシド・モノ・ｎ−ブチル・エステル、■２−エチ
ルヘキシル・ホスホニック・アラシド・モノ・ｎ−ブチ
ル・エステル、■２−エチルヘキシル・ホスホニック・
アラシド・イソブチル・エステルがある。
・アラシド・モノ・ｎ−ブチル・エステル、■２−エチ
ルヘキシル・ホスホニック・アラシド・モノ・ｎ−ブチ
ル・エステル、■２−エチルヘキシル・ホスホニック・
アラシド・イソブチル・エステルがある。
以上のように本発明に係る抽出剤を用いることによシ以
下のような効果が得られる。
下のような効果が得られる。
（１） 有機溶媒中にコバルトを高く保持した場合で
あっても、動粘度の上昇度合が小さく操業を円滑に行な
うことができる。
あっても、動粘度の上昇度合が小さく操業を円滑に行な
うことができる。
（２） ニッケルとコバルトの抽出分離係数が極めて
高い。この結果高純度のニッケルとコバルトメタルが容
易に得られる。
高い。この結果高純度のニッケルとコバルトメタルが容
易に得られる。
（３） 水に対し溶解度も極めて低く、抽出剤のロス
が少ない。
が少ない。
実施例１
抽出剤として、ｎ−オクチル・ホスホニック・アラシド
・モノ・ｎ−ブチル・エステルを用い。
・モノ・ｎ−ブチル・エステルを用い。
ニッケルおよびニッケルおよびコバルトを含む水溶液中
のニッケルとコバルトを抽出分離した。
のニッケルとコバルトを抽出分離した。
抽出剤は、１６％、希釈剤は、８４憾とじた有機溶剤と
、上記水溶液と５分間６０℃で接触させた。
、上記水溶液と５分間６０℃で接触させた。
希釈剤は、ディスバゾールを用いた。
水溶液中のＮｉ ３２ ｆ／ｌ、 Ｃｏ １５ ｆ／ｌ
で研酸酸性溶液であり、接触時のｐＨは５．０〜７．０
とした。
で研酸酸性溶液であり、接触時のｐＨは５．０〜７．０
とした。
ｐＨ緩衝剤として、 （ＮＨ４）！５ｏ４ｓ ｏ ｔ
／ｌを水溶液中に含ましめた。
／ｌを水溶液中に含ましめた。
この結果、ニッケルとコバルトの抽出分離係数は３００
０以上と極めて高く、動粘動は有機溶媒中のＯｏ濃度が
１ｓ ｔ／ｌ 、 ｐＨ−５，０〜ＺＯであるにもかか
わらず１α０〜五ｏｏｓｔ（６０℃）と極めて低い値で
あった。
０以上と極めて高く、動粘動は有機溶媒中のＯｏ濃度が
１ｓ ｔ／ｌ 、 ｐＨ−５，０〜ＺＯであるにもかか
わらず１α０〜五ｏｏｓｔ（６０℃）と極めて低い値で
あった。
実施例２
上記と同様な条件で、２−エチルヘキシル・ホスホニッ
ク・アラシド・モノ・ｎ−ブチル・エステルを抽出剤と
して用いた結果、ニッケルとコバルトの抽出分離係数は
へ５００以上と極めて高い値であった。
ク・アラシド・モノ・ｎ−ブチル・エステルを抽出剤と
して用いた結果、ニッケルとコバルトの抽出分離係数は
へ５００以上と極めて高い値であった。
また、動粘度も有機溶媒中のＯｏ濃度が１５ｆ／１１）
Ｈ＝Ｘ＆ ９〜８．０であるＫもかかわらず１１１０〜
ＫＯｃＳｔ（６０℃）と極めて低い値であった。
Ｈ＝Ｘ＆ ９〜８．０であるＫもかかわらず１１１０〜
ＫＯｃＳｔ（６０℃）と極めて低い値であった。
特許出願人 日本鉱業株式会社
代理人 弁理士（７５６９）並川啓志
Claims (2)
- （１） 一般式 ％式％ 〔式中Ｒ１＋ Ｒ１は、アルキル基を示し、Ｒ１が炭素
数８個を有するアルキル基を表わし＋ Ｒ２が炭素数４
個を有するアルキル基である。〕からなることを特徴と
するニッケルとコバルトの抽出分離に用いる抽出剤。 - （２） 一般式 ％式％ 〔式中Ｒ１＋ Ｒ１は、アルキル基を示し、Ｒ１が炭素
数８個を有するアルキル基を表わし、Ｒ２が炭素数４個
を有するアルキル基である。〕からなる抽出剤を用いて
、ニッケルとコバルトを抽出分離することを特徴とする
抽出法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58101616A JPS59229427A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | ニツケルとコバルトの抽出分離に用いる抽出剤及び該抽出剤を用いる抽出法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58101616A JPS59229427A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | ニツケルとコバルトの抽出分離に用いる抽出剤及び該抽出剤を用いる抽出法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59229427A true JPS59229427A (ja) | 1984-12-22 |
Family
ID=14305334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58101616A Pending JPS59229427A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | ニツケルとコバルトの抽出分離に用いる抽出剤及び該抽出剤を用いる抽出法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59229427A (ja) |
-
1983
- 1983-06-09 JP JP58101616A patent/JPS59229427A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6227529A (ja) | ジチオフオスフイン酸を用いて水溶液から金属を選択的に抽出する方法 | |
| JPS61159538A (ja) | 亜鉛回収法 | |
| KR910001610B1 (ko) | 갈륨포함 수용액에서 갈륨회수방법 및 갈륨 착화합물 | |
| US4599153A (en) | Selective extraction of rhenium from aqueous sulfuric acid solutions | |
| JPH0323229A (ja) | モノチオフオスフイン酸による金属の回収方法 | |
| CA2230536A1 (en) | Copper recovery process | |
| DE69711582T2 (de) | Verwendung einer Verbindung zum Extrahieren von Übergangsmetallen und Verfahren zum Extrahieren von Übergangsmetallen | |
| JPWO2009001897A1 (ja) | 白金族金属の分離試薬及びそれを用いた白金族金属の分離回収方法 | |
| JPS63206312A (ja) | 希土類元素の抽出法 | |
| US4563213A (en) | Extraction and stripping cobalt values | |
| JPS59229427A (ja) | ニツケルとコバルトの抽出分離に用いる抽出剤及び該抽出剤を用いる抽出法 | |
| US3718458A (en) | Liquid-liquid separation of cobalt from ammoniacal solutions | |
| JPS60231420A (ja) | コバルトおよびニッケルを含有する水溶液からコバルトを分離する方法 | |
| FR2462481A1 (fr) | Procede d'extraction liquide-liquide de metaux en solution aqueuse au moyen de derives organophosphores | |
| US4939299A (en) | Succinyl dihydroxamic acids | |
| JPH06264156A (ja) | ニッケル及び／又はコバルトの分離回収方法 | |
| JPH0892665A (ja) | ニッケルおよび／またはコバルトの選択的分離回収方法 | |
| GB2025917A (en) | Process for separating cobalt and nickel from a solution containing cobalt and nickel | |
| JPS624458B2 (ja) | ||
| US4943646A (en) | Gallium complexes and solvent extraction of gallium | |
| JPS6112010B2 (ja) | ||
| JP2636940B2 (ja) | 水溶液からの鉄イオンの抽出方法および抽出溶媒からの鉄イオンの逆抽出方法 | |
| JPH0436373A (ja) | 希土類金属の抽出剤及び抽出方法 | |
| JPH0448038A (ja) | インジウムの分離方法およびインジウムとガリウムとの分離方法 | |
| JPH0377859B2 (ja) |