JPS5922896Y2 - 油圧プレス機における上下金型の微小対向間隔設定機構 - Google Patents

油圧プレス機における上下金型の微小対向間隔設定機構

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JPS5922896Y2
JPS5922896Y2 JP12323079U JP12323079U JPS5922896Y2 JP S5922896 Y2 JPS5922896 Y2 JP S5922896Y2 JP 12323079 U JP12323079 U JP 12323079U JP 12323079 U JP12323079 U JP 12323079U JP S5922896 Y2 JPS5922896 Y2 JP S5922896Y2
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JP
Japan
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press ram
spring
press
appropriate
upper mold
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JP12323079U
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JPS5640836U (ja
Inventor
昭男 飯島
Original Assignee
株式会社山田製作所
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Publication date
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  • Control Of Presses (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、特にストロークが極めて短がく、上下両金型
の対向間隔か゛微小に設定された油圧プレス機において
、連続プレス動作を行っても、待機状態にあっては常に
前記対向間隔を正確に設定しうる機構に関する。
一般に、メカニカル式プレス機にあっては、微小ストロ
ークの場合における上下両金型の微小対向間隔を正確に
設定することは可能であるが、油圧プレス機にあっては
困難であり、特に、リミットスイッチを用いてストロー
クを制御する場合には、停止精度に1〜3mm程度のバ
ラツキができるため不可能であった。
しかし、油圧プレス機は、ストローク量の変更が容易で
あるという利点を有するため、半導体モールドパッケー
ジフレームのタイバーカット等のようにストローク量の
多くの変化が要求されるプレス加工においては適してい
るものである。
そして、タイバーカッ1〜等の加工において、前記フレ
ームを下金型内におけるゲートモーションによって送る
送り機構が本出願人によって開発されたことにともない
、正確な微少ストロークを可能にして被プレス品の送り
動作のトラブルをなくすために上金型の上死点を常に一
定として、上下両金型の微小対向間隔を正確に設定しう
る油圧プレス機の必要性が生じてきたものである。
本考案はこの必要性にこたえるべく開発されたものであ
り、リミットスイッチを用いたプレスラムの上死点制御
によっても正確な上金型の上死点を設定して、上下両金
型の微小間隔を正確に設定しうる油圧プレス機を提供す
ることを目的とし、その特徴は、プレスベッドに直接も
しくは間接的に下金型及び位置決め部材を支持し、この
位置決め部材によってその最上昇位置が一定位置に規制
される押動部材をスプリングの弾発力によって常に上昇
方向に付勢し、前記押動部材を介した前記スプリングの
上昇付勢力によって前記押動部材の最上昇位置において
上金型を支持することにより、待機状態における上下両
金型の微小対向間隔を一定と威し、前記上金型にはその
上方に向けて伸びる昇降ガイドを立設し、適宜な油圧駆
動系に連繋されたプレスラムもしくはプレスラムと一体
的に昇降動ずべくこれに連繋された適宜部材を前記昇降
ガイドに案内されて昇降動すべく威し、前記プレスラム
の下降力を前記上金型に伝達すべく前記プレスラムもし
くは前記適宜部材に、はぼ剛体に近い弾発力を有する弾
性体を介して待機状態においては先端が前記上金型の上
面と適宜な間隔を有して位置すべく押圧部材を支持し、
前記上金型と前記プレスラムもしくは前記適宜部材との
間には前記スプリングよりは弾発力の弱いスプリングを
配設して、前記上金型を前記押動部材方向に弾発付勢せ
しめたところにある。
以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて説明
する。
1はプレスベッドであり、これの上面にはダイベース2
が載置固定されている。
3は下金型たるダイであり、前記ダイベース2上に載置
固定されている。
4はアジャストリングであり、前記ダイベース2上に載
置されている。
5は前記アジャストリング4を挿通して前記ダイベース
2に螺合されている位置決め部材たる位置決めボルトで
あり、これのボルト頭5aと前記アジャストリング4と
の間にはテ゛イスタントカラ−6が嵌着されている。
このボルト5は、ボルト頭5aの底面の高さ位置が、後
記するストッパー底面の所望の上死点位置と等しくなる
よう位置決めされている。
7は前記ディスタンドカラー6に摺動自在に嵌着された
押動部材たるカラーであり、これと前記アジャストリン
グ4との間に配設されたスプリング8の弾発力によって
常時上方に付勢され、プレス加工作業時でない待機状態
の場合には、前記ボルト頭5aの底面に接合した状態に
ある。
前記スプリング8は後記するストリッパーを一長昇させ
るに充分な弾発力を有している。
26はプレスベッド1に垂直に支持されているガイドポ
ストである。
9は、上記ガイドポスト26にガイドブツシュ26 a
を介して摺動自在に支持され、図示していない油圧駆動
系に連繋されるとともに、その昇降動が図示していない
リミットスイッチで制御されるプレスラムであり、その
底面にはパンチホルダー10が固定されている。
10′は上記パンチホルダー10に固定されているパン
チで゛ある。
11はパンチホルダー10の中空部12内に形成された
雌ねじ部13に螺合された止めねじである。
14は押圧部材たる押動ピンであり、その頭部14aが
前記中空部12内に位置し、前記中空部12と連通すべ
く透設された円孔15を貫通して、先端は前記パンチホ
ルダー10の底面から突出している。
16は極めて弾発力が強く、はぼ剛体に近い弾性体であ
り、前記止めねじ11と前記押動ピン14の頭部14
aとの間に配設され、前記押動ピン14を突出方向に弾
発している。
17は、前記ガイドポスト26にガイドブツシュ26
bを介して摺動自在に支持され、その上面が前記押動ピ
ン14の先端面と所定の間隔をおいて位置する上金型た
るストリッパーであり、これの下面の一部は前記カラー
7に当接することによって、常に所定の高さ位置(上死
点位置)を保っている。
このストリッパー17の所定高さ位置における前記ダイ
3との間隔は、たとえば1〜2mm程度の微小間隔に設
定されている。
18は前記ストリッパー17に形成された、前記ボルト
頭5aに対する逃げ穴である。
また、19は前記逃げ穴と連通すべく形成されたネジ孔
である。
20はストリッパー17の吊りボルトであり、前記ネジ
孔19に螺合することによって前記ストリッパー17に
固定されている。
この吊すボルl−20のボルト頭20 aは、前記パン
チホルダー10に形成された中空部21内に位置してい
る。
22は前記ボルト20に嵌着されたディスタンドカラー
であり、その下端面は前記スト」ツバ−17の上面に当
接し、その上端は前記中空部21に連通すべく透設され
た円孔23を摺動自在に挿通して前記中空部21内に位
置している。
24はカラーであり、前記ボルト頭20 aと前記テ゛
イスタントカラー23の上端面によって挟持固定され、
前記中空部21の底面21 aとは所定間隔をおいて位
置している。
25は前記パンチホルダー10の段差部10 aと前記
ストリッパー17との間に配設されたスプリングであり
、その弾発力は前記スプリング8よりも弱く設定されて
いる。
以上の如く構成した本考案において、図示していない油
圧駆動機構を始動すると、図示の待機状態からプレスラ
ム9が下降し始める。
したがって、スプリング25がたわみ、これによって生
ずる弾発力がストリッパー17にかかるが、前記弾発力
はスプリング8の弾発力よりも弱いため、ストリッパー
17が下降することはない。
プレスラム9が下降を続けて、押動ピン14の先端がス
トリッパー17に当接すると、弾性体16の弾発力の方
がスプリング8の弾発力よりも強いため、スI・リッパ
−17は前記押動ピン14に押動されて下降する。
ストリッパー17の下降により、カラー7はスプリング
8の弾発力に抗しつつ下降し、スl−1,1ツバ−17
下面とダイ3上面との間隙は減少していく。
そして、スl〜リッパ−17が所定位置まで下降してく
ると、ダイ3上に載置されていた適宜な製品(図示せず
)に対してパンチホルダー10に支持されていたパンチ
10’がス1〜リッパ−17の間を下降して製品に対し
て所定の加工を施こすことになる。
なお、過負荷が製品にかかつてくると、弾性体16がた
わむことによりこれを吸収し、機械の損傷をも防止する
続いて、上述の如き加工が施こされたのち、図示状態の
上死点においてスI・リッパ−17を停止させる作用に
ついて説明する。
プレスラム9が上昇して、若干たわんでいた弾性体16
が元状態に復帰すると、押動ピン14の先端がXi〜ミ
ルリッパ7上面から離反し始める。
これによって押動力が解除されたストリッパー17は、
スプリング8の弾発復帰力によって一上昇するカラー
7の上昇力により上昇する。
そしてこの上昇運動は、カラー7がボルト頭5aに当接
するまで行なわれ、ス1ヘリツバ−17は所定の高さ位
置にまで復帰する。
なおもプレスラム9が上昇を続けたとしても、プレスラ
ム9はこれに対して昇降動方向にはフリー状態にある吊
りボルト20に沿って上昇するので、この上昇力はス)
ヘリツバ−17には伝達されない。
したがって、前記プレスラム9の上昇が、これとともに
上昇するパンチホルダー10の中空部21の底面21
aとカラー24とが当接しない状態下において、リミツ
I・スイッチによって停止されれば、前記スl−’Jツ
バー17はその所定の上死点停止位置を確保しうるちの
である。
なお、ストリッパー17を連続的に昇降動させた場合で
あっても、スプリング25がその昇降動にともなう振動
等を吸収し、常にストリッパー17をカラー 7へ当接
すべく作用するため、ストリッパー17の上死点位置が
変化する恐れはない。
このようにして本考案によれば、簡単な構造で微小スI
・ローフの油圧プレス機における上金型の上死点を常に
一定に保つことにより、待機状態時における上下両金型
の所定の微小対向間隔を正確に設定することができるほ
か、過負荷による機械の損傷をも防LLシ、さらには連
続動作を行っても常に安定した作用を奏しうるという多
くの実用約諾効果を挙げることができる。
以上、本考案の好適な実施例について種々説明してきた
が、本考案が上述の実施例に限定されるもので゛ないこ
とはいうまで′もなく、たとえば゛、吊りボルトとテ゛
イスタントカラーにかえて単なる段付状のポルl〜を用
いるなど、考案の精神を逸脱しない範囲内で数多くの変
更を施こしうるちのであることはもちろんのことである
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好適な実施例を示す部分断面図であり、
中央左側はパンチ位置での縦断面、中央右側はガイドボ
ス1〜位置での縦断面を示す。 1・・・・・・プレスベッド、2・・・・・・ダイベー
ス、3・・・・・・ダイ、4・・・・・・アジャストリ
ング、5・・・・・・位置決めポル1〜.5a・・・・
・・ポルI・頭、6・・・・・・テ゛イスタントカラー
、7・・・・・・カラー、8・・・・・・スプリング、
9・・・・・・プレスラム、10・・・・・・パンチホ
ルタ−110′・・・・・・パンチ、10 a・・・・
・・段差部、11・・・・・・止めhじ、12・・・・
・・中空部、13・・・・・・雌ねじ部、14・・・・
・・押動ピン、14a・・・・・・頭部、15・・・・
・・円孔、16・・・・・・弾性体、17・・・・・・
ス) IJツバ−118・・・・・・逃げ穴、]9・・
・・・・ネジ孔、20・・・・・・吊りボルト、20
a・・・・・・ボルト頭、21・・・・・・中空部、2
1a・・・・・・底面、22・・・・・・テ゛イスタン
1〜カラー、23・・・・・・円孔、24・・・・・・
カラー、25・・・・・・スプリング、26・・・・・
・ガイドポスl−126a、26b・・・・・・力゛イ
ドブツシュ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレスベッドに直接もしくは間接的に下金型および位置
    決め部材を支持し、この位置決め部材によって最上昇位
    置が一定位置に規制される押動部材をスプリングの弾発
    力によって常に上昇方向に付勢し、前記押動部材を介し
    た前記スプリングの」1昇付勢力によって前記押動部材
    の最上昇位置において上金型を支持することにより、待
    機状態における上下両金型の微小対向間隔を一定と威し
    、前記上金型にはその上方に向けて伸びる昇降ガイドを
    立設し、適宜な油圧駆動系に連繋されたプレスラムもし
    くはプレスラムと一体的に昇降動すべくこれに連繋され
    た適宜部材を前記昇降ガイドに案内されて昇降動すべく
    威し、前記プレスラムの下降力を前記上金型に伝達すべ
    く前記プレスラムもしくは前記適宜部材に、はぼ剛体に
    近い弾発力を有する弾性体を介して待機状態においては
    先端が前記上金型の上面と適宜な間隔を有して位置すべ
    く押圧部材を支持し、前記上金型と前記プレスラムもし
    くは前記適宜部材との間には前記スプリングよりは弾発
    力の弱いスプリングを配設して、前記上金型を前記押動
    部材方向を弾発付勢せしめたことを特徴とする油圧プレ
    ス機における上下金型の微小対向間隔設定機構。
JP12323079U 1979-09-06 1979-09-06 油圧プレス機における上下金型の微小対向間隔設定機構 Expired JPS5922896Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5640836U JPS5640836U (ja) 1981-04-15
JPS5922896Y2 true JPS5922896Y2 (ja) 1984-07-09

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