JPS59227828A - 抗腫瘍性修飾免疫グロブリン及びその製造方法 - Google Patents
抗腫瘍性修飾免疫グロブリン及びその製造方法Info
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- JPS59227828A JPS59227828A JP10180383A JP10180383A JPS59227828A JP S59227828 A JPS59227828 A JP S59227828A JP 10180383 A JP10180383 A JP 10180383A JP 10180383 A JP10180383 A JP 10180383A JP S59227828 A JPS59227828 A JP S59227828A
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- immunoglobulin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な抗腫瘍性修飾免疫グロブリンとその製造
方法に関する。更に詳しくは、抗α−フエトブ[Iティ
ン免疫グロブリンあるいはその抗原結合部位を含むフラ
グメント中のアミノ基妊マイトマイシンC誘導体を結合
せしめて成る新規な抗腫瘍性免疫グロブリンとその製造
方法に関する。
方法に関する。更に詳しくは、抗α−フエトブ[Iティ
ン免疫グロブリンあるいはその抗原結合部位を含むフラ
グメント中のアミノ基妊マイトマイシンC誘導体を結合
せしめて成る新規な抗腫瘍性免疫グロブリンとその製造
方法に関する。
1kii瘍関連抗原については多くの研究があるが、特
に肝ガン細胞によろα−フェトプロティンの産生は詳細
に研究されている(蛋白質・核酸・酵素、第23巻、第
579〜593頁、1978年)。
に肝ガン細胞によろα−フェトプロティンの産生は詳細
に研究されている(蛋白質・核酸・酵素、第23巻、第
579〜593頁、1978年)。
α−フェトプロティンは正常人では胎児期に産生される
が、出生後にはほとんど検出されなくなる。しかるに肝
ガンが発生すると合成が再開され【、その血中濃度は正
常値の1000倍にも達する。α−フェトプロティンは
肝ガン患者の腹水より生化学的および免疫化学的方法に
よって精製されろ。その性状は血清アルブミンに類似し
ており、分子量7010001等電点4.5〜5.0の
タノバク質であるが、その抗原性は血清アルブミンと全
く異なる。従って精製α−フェトプロディンをウマ、ウ
シ、ヤギ、ヒツジ、ザルまたはウサギ等の動物に免疫す
ることによって、α−フェトフロティンとのみ結合しう
る免疫グロブリン(抗α−フェトプロティン免疫グ・J
プリン)を得ることができる。又は、8W製α−フェト
プロティンで免疫したマウスの牌細胞を骨髄肝細胞等と
細胞融合させて得られた融合細胞(・〜イアす1゛−マ
)から選別されたクローンに抗α−フエトブ【1ナイン
免疫グロブリンを産生せしめろこともできる。
が、出生後にはほとんど検出されなくなる。しかるに肝
ガンが発生すると合成が再開され【、その血中濃度は正
常値の1000倍にも達する。α−フェトプロティンは
肝ガン患者の腹水より生化学的および免疫化学的方法に
よって精製されろ。その性状は血清アルブミンに類似し
ており、分子量7010001等電点4.5〜5.0の
タノバク質であるが、その抗原性は血清アルブミンと全
く異なる。従って精製α−フェトプロディンをウマ、ウ
シ、ヤギ、ヒツジ、ザルまたはウサギ等の動物に免疫す
ることによって、α−フェトフロティンとのみ結合しう
る免疫グロブリン(抗α−フェトプロティン免疫グ・J
プリン)を得ることができる。又は、8W製α−フェト
プロティンで免疫したマウスの牌細胞を骨髄肝細胞等と
細胞融合させて得られた融合細胞(・〜イアす1゛−マ
)から選別されたクローンに抗α−フエトブ【1ナイン
免疫グロブリンを産生せしめろこともできる。
かくして得られた抗α−フェトプロティン免疫グロブリ
ンはα−フェトプロティンを産生ずるガン細胞に、結合
するが、この特異的結合は肝ガン細胞に対して微弱な細
胞傷害活性しか示しえない。そこで、本発明者らは、抗
α−7エトプロテイン免疫グロ7′リンに制癌剤である
マイトマイシンCを結合せしめたならば、肝ガン細胞に
特異的かつ強力な細胞傷害活性をもつ新規な抗腫瘍性修
飾免疫グロブリンを得ることができるのではないかとい
う着想をもつに至った。
ンはα−フェトプロティンを産生ずるガン細胞に、結合
するが、この特異的結合は肝ガン細胞に対して微弱な細
胞傷害活性しか示しえない。そこで、本発明者らは、抗
α−7エトプロテイン免疫グロ7′リンに制癌剤である
マイトマイシンCを結合せしめたならば、肝ガン細胞に
特異的かつ強力な細胞傷害活性をもつ新規な抗腫瘍性修
飾免疫グロブリンを得ることができるのではないかとい
う着想をもつに至った。
抗体蛋白質に、水溶性カルボジイミドの存在下、大量の
マイトマイシンCを作用させて抗体のカルボキシル基に
マイトマイシンCを直接結合せしめることは公知である
(特開昭55−92325 )。本公知方法のとと(、
アミ7基とカルボキシル基の間にアミド結合を形成せし
める縮合剤l−エチル−3−(3−2メチルアミノプロ
ピル)−力ルポジイミドを用いる方法においては、抗体
蛋白質分子内の7ミノ基とカルボキシル基の間での分子
内反応や、抗体分子間での同様な反応が起こり、そのた
め、抗体の抗原u識活性を低下せしめたり、治療剤とし
て不適当な高分子アグリグートを形成したりする。
マイトマイシンCを作用させて抗体のカルボキシル基に
マイトマイシンCを直接結合せしめることは公知である
(特開昭55−92325 )。本公知方法のとと(、
アミ7基とカルボキシル基の間にアミド結合を形成せし
める縮合剤l−エチル−3−(3−2メチルアミノプロ
ピル)−力ルポジイミドを用いる方法においては、抗体
蛋白質分子内の7ミノ基とカルボキシル基の間での分子
内反応や、抗体分子間での同様な反応が起こり、そのた
め、抗体の抗原u識活性を低下せしめたり、治療剤とし
て不適当な高分子アグリグートを形成したりする。
その様な不都合を極力さげるためには、上記の方法で用
いるアミノ成分であるマイトマイシンCを、大過剰に反
応させる必要があり、工簗的Kla当な方法とは1い錐
い。
いるアミノ成分であるマイトマイシンCを、大過剰に反
応させる必要があり、工簗的Kla当な方法とは1い錐
い。
抗体蛋白質をシア/ゲン7aマイトで処理し、とも公知
である(特開昭56−135421号)。
である(特開昭56−135421号)。
しかし、本方法によって得られる結合体トチおいては、
抗体蛋白rH分子に結合したマイI・マイシンCは1分
子であり、工業的に適した方法とは言い難い。
抗体蛋白rH分子に結合したマイI・マイシンCは1分
子であり、工業的に適した方法とは言い難い。
本発明者らは、鋭意研究の結果活性エステル基をその構
造中に含むマイトマイシンc H6導体を抗α−フェト
プロティン免疫グロブリンに作用させ、免疫グロブリン
がもつアミ7基に結合させて得られる修飾免疫グロブ1
1ンは、すぐれた選択的殺細胞能を有することおよび工
業的に極めて有利に製造し得る修飾免疫グロブリンであ
ることを知見し、本発明に到達した。
造中に含むマイトマイシンc H6導体を抗α−フェト
プロティン免疫グロブリンに作用させ、免疫グロブリン
がもつアミ7基に結合させて得られる修飾免疫グロブ1
1ンは、すぐれた選択的殺細胞能を有することおよび工
業的に極めて有利に製造し得る修飾免疫グロブリンであ
ることを知見し、本発明に到達した。
即ち、本発明は一般弐rI)
で表わされる抗)■癌性修飾免疫グロブリン、及び一般
式〔II〕 で表わさねるマイトマイシンC誘導体を、抗α−フェト
プロティン免疫グロブリンまたはそのフラグメントと反
応せしめることを特徴とするその製造方法である。
式〔II〕 で表わさねるマイトマイシンC誘導体を、抗α−フェト
プロティン免疫グロブリンまたはそのフラグメントと反
応せしめることを特徴とするその製造方法である。
一般式(11および〔■〕において、■(ば2価の有機
基な表わすが、好ましくは炭素数2〜7個のアルキレン
基であり、エチンン基、トリメチレノ基、テトラメチ/
ン基、ペンタメチレン基。
基な表わすが、好ましくは炭素数2〜7個のアルキレン
基であり、エチンン基、トリメチレノ基、テトラメチ/
ン基、ペンタメチレン基。
2−メチル) リメチレン基等を挙げることができる。
特に好ましいのはトリメチレン凋である。
また一般式〔IJ〕において、Xで表わされる活性ニス
デルのアルコール残基としては、サクシンイミンル基、
5−ノルボルネン−2+3−ジカルボキシイミジル基、
ブタルイミジル基、p−二トロフェニル基、z、a−2
ニトロフーLニル基。
デルのアルコール残基としては、サクシンイミンル基、
5−ノルボルネン−2+3−ジカルボキシイミジル基、
ブタルイミジル基、p−二トロフェニル基、z、a−2
ニトロフーLニル基。
2.4.5−ト1)90口フェニル基、ペンタフミロフ
ェニル基等を挙げることができる。
ェニル基等を挙げることができる。
本発明において、抗α−フニトプロテイン免疫グロブリ
ンとは、α−フエトプロテ・インと選択的に結合しうる
免疫グロブリンをいう。かかる免疫グロブリンとしては
、例えば、次の様なものがある。α−フェトプロティン
で免疫されたヒト、ザル、ウマ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、
ウサギ、モルモット、ハムスター、ラット、マウス等の
動物から分離された抗血清より、エタノール分画、硫安
分画、イオン交換あるいは分子節カラムクロマトグラフ
ィー等の公知の手段によってtJ4gされるグロブリン
(抗体)、あるいはα−フェトプロティンで免疫した動
物より採取された抗体産生細胞を発癌性のある物質で癌
化させて得られる細胞の培養液、あるいは抗体産生細胞
を骨髄腫細胞等と細胞融合させて得られた融合細胞(ハ
イブリドーマ)から選別された抗α−フェトプロティン
抗体産生性のクローンの培養液からまたはこれを動物に
接種してその血清または腹腔液からも本発明に使用され
る免疫グロブIIンを得ることができる。免疫グロブリ
ンには、IgG + IgA + IgM + IgD
r IgEの5種類があることが知られているが、そ
のどれでも本発明に用いることができる。
ンとは、α−フエトプロテ・インと選択的に結合しうる
免疫グロブリンをいう。かかる免疫グロブリンとしては
、例えば、次の様なものがある。α−フェトプロティン
で免疫されたヒト、ザル、ウマ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、
ウサギ、モルモット、ハムスター、ラット、マウス等の
動物から分離された抗血清より、エタノール分画、硫安
分画、イオン交換あるいは分子節カラムクロマトグラフ
ィー等の公知の手段によってtJ4gされるグロブリン
(抗体)、あるいはα−フェトプロティンで免疫した動
物より採取された抗体産生細胞を発癌性のある物質で癌
化させて得られる細胞の培養液、あるいは抗体産生細胞
を骨髄腫細胞等と細胞融合させて得られた融合細胞(ハ
イブリドーマ)から選別された抗α−フェトプロティン
抗体産生性のクローンの培養液からまたはこれを動物に
接種してその血清または腹腔液からも本発明に使用され
る免疫グロブIIンを得ることができる。免疫グロブリ
ンには、IgG + IgA + IgM + IgD
r IgEの5種類があることが知られているが、そ
のどれでも本発明に用いることができる。
本発明に於いて抗α−フエトブaティン免疫グロブリン
はそのま〜でも、或いは抗原と結合し得る部分を含む限
りにおいては、そのフラグメント(例えば、Fab +
Fab’ 、 、Fab’の2量体F(ab’)t
)でも用いることができる。
はそのま〜でも、或いは抗原と結合し得る部分を含む限
りにおいては、そのフラグメント(例えば、Fab +
Fab’ 、 、Fab’の2量体F(ab’)t
)でも用いることができる。
本発明において用℃・る一般式(II)で表わされるマ
イトマイシンC誘導体は、例えば、次に示す合成ルート
によりマイトマイシンCと二塩基性カルボン酸の酸無水
物を出発原料として合成することができる。好適に用い
得る酸無水物としては、コハク酸無水物、グルタル酸無
水物。
イトマイシンC誘導体は、例えば、次に示す合成ルート
によりマイトマイシンCと二塩基性カルボン酸の酸無水
物を出発原料として合成することができる。好適に用い
得る酸無水物としては、コハク酸無水物、グルタル酸無
水物。
3−メチルグルタル酸無水物等を挙げることができる。
マイトマイシンCテトラヒドロフラン
CH,CN
(n)
活性ニスj″ルのアルコール部に由来する残基とし7て
は、例えば、 す 免疫グし7プリンまたはそのフラグメントは、分子中に
末端アミン基や構成アミノ酸のリジンに由来する1ミノ
基を複数個有しているので、かかるアミン基を利用して
本発明の抗腫瘍性修飾免疫グロブリンが製造される。利
用されるアミノ基の個数は1〜20個が好ましい。即ち
、不発ヴjの一般式(1,)で表わされる抗腫瘍性修飾
免役グロブリンは、一般式〔■〕で表わされるマイトマ
イシンC誘導体を抗α−フェトプロチン免疫クロッリン
またはそのフラグメントと反応せしめることにより製造
される。本反応は、免疫グロブリンまたはそのフラグメ
ントのpH5〜8の緩衝液の浴液(蛋白濃度は好ましく
は0,5〜100 my/mlに調製する)K、0〜4
0℃で攪拌しながら、少量の溶媒、例えば、N、N−ジ
ノチルホルムアミド、メタノール、エク/−ル。
は、例えば、 す 免疫グし7プリンまたはそのフラグメントは、分子中に
末端アミン基や構成アミノ酸のリジンに由来する1ミノ
基を複数個有しているので、かかるアミン基を利用して
本発明の抗腫瘍性修飾免疫グロブリンが製造される。利
用されるアミノ基の個数は1〜20個が好ましい。即ち
、不発ヴjの一般式(1,)で表わされる抗腫瘍性修飾
免役グロブリンは、一般式〔■〕で表わされるマイトマ
イシンC誘導体を抗α−フェトプロチン免疫クロッリン
またはそのフラグメントと反応せしめることにより製造
される。本反応は、免疫グロブリンまたはそのフラグメ
ントのpH5〜8の緩衝液の浴液(蛋白濃度は好ましく
は0,5〜100 my/mlに調製する)K、0〜4
0℃で攪拌しながら、少量の溶媒、例えば、N、N−ジ
ノチルホルムアミド、メタノール、エク/−ル。
7セトン等に溶かした一般式CIl、)で表わされるマ
イトマイシンC誘導体(好ましくは前者1モルに対し1
〜50モル)を添加し、15分〜12時間何われる。そ
の後、反応混合物をグルit’ M@あるいは透析する
ことによって未反応の−lイトマイシンCp 4体と低
分子反応生成物を除き、抗)重湯性修飾免疫グロブリン
を精製することができる。
イトマイシンC誘導体(好ましくは前者1モルに対し1
〜50モル)を添加し、15分〜12時間何われる。そ
の後、反応混合物をグルit’ M@あるいは透析する
ことによって未反応の−lイトマイシンCp 4体と低
分子反応生成物を除き、抗)重湯性修飾免疫グロブリン
を精製することができる。
本発明において得られた抗腫瘍性修飾免疫グロブllン
は、1ル筋細胞に対し特異的増殖抑制活性を有し、優れ
た治療効果を示す。
は、1ル筋細胞に対し特異的増殖抑制活性を有し、優れ
た治療効果を示す。
以−「、参考例、実施1り1により本発明を詳述する。
参考例1 ラットのα−フェトプロティンに特異的な免
疫グロブリンの調製 精製したラットのα−フェトプロティン(以下AFPと
省略する)1ダを、7aインド完全アジユバントとのエ
マルジョンとし、馬に週1回皮下注射して、過免疫とし
た。この馬から採面し7、面消を分離した。血清を硫安
分画し、ラットA lr pを結合したセファロース6
Bカラムを使用するアフイニテイクaマドグラフィー、
およびセファテックスG−200を使用するゲル濾過等
により精製し、純粋な抗うツ)AFP馬免疫グロブリン
を得た。
疫グロブリンの調製 精製したラットのα−フェトプロティン(以下AFPと
省略する)1ダを、7aインド完全アジユバントとのエ
マルジョンとし、馬に週1回皮下注射して、過免疫とし
た。この馬から採面し7、面消を分離した。血清を硫安
分画し、ラットA lr pを結合したセファロース6
Bカラムを使用するアフイニテイクaマドグラフィー、
およびセファテックスG−200を使用するゲル濾過等
により精製し、純粋な抗うツ)AFP馬免疫グロブリン
を得た。
参考例21a−(4−(N−ザクシンイミジルオキシカ
ルボニル)ブチリル:l−7−ア3ノー9a−メトキシ
マイトザクの製造。
ルボニル)ブチリル:l−7−ア3ノー9a−メトキシ
マイトザクの製造。
1a−(4−カルボキシブチリル)−7−7ミノー9a
−メトキシマイトザク250■を乾燥したアセトニトリ
ル15meに溶解し、これにN−ヒドロギシザクシンイ
ミ ドロア、4m19を加え、さらに水冷下ジシクロへ
キシルカルボ2イミド(縮合剤) 603 m9を加え
、4℃で2日間攪拌した。反応液に氷水5μを加え、6
分間攪拌した。生じた沈澱を濾別し、濾液に水50m1
を加えりooホルムで抽出した。抽出1夜を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥lまた後、溶媒を減圧留去してイ4)
た残渣をn−ヘギザンと酢酸エチルの混液で処理して、
目的物である] a −(4−(N−ザクシンイミジル
オキシカルボニル)ブチリル〕=7−7ミノー9a−メ
トキシマイトサン175即を得たく収率56.3係)。
−メトキシマイトザク250■を乾燥したアセトニトリ
ル15meに溶解し、これにN−ヒドロギシザクシンイ
ミ ドロア、4m19を加え、さらに水冷下ジシクロへ
キシルカルボ2イミド(縮合剤) 603 m9を加え
、4℃で2日間攪拌した。反応液に氷水5μを加え、6
分間攪拌した。生じた沈澱を濾別し、濾液に水50m1
を加えりooホルムで抽出した。抽出1夜を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥lまた後、溶媒を減圧留去してイ4)
た残渣をn−ヘギザンと酢酸エチルの混液で処理して、
目的物である] a −(4−(N−ザクシンイミジル
オキシカルボニル)ブチリル〕=7−7ミノー9a−メ
トキシマイトサン175即を得たく収率56.3係)。
物理性状
m、p、 194.0−1 ’+ 5.0IR(KBr
) 3490(sl、3330(s)、2950(m)、1
8]6(i。
) 3490(sl、3330(s)、2950(m)、1
8]6(i。
1785h+、+722(s)、16.00(S)、1
545(S)。
545(S)。
t34(1(m)、+215(m)、 1067(+
n1cm 。
n1cm 。
NMR(1)MSOd6中TMSよりのδ値、咽)。
+、72(3H,s) C6位−CH,)2.86(
4H,3) Cサクシンイミジル基〕3、zo(3H
+s) (9a位−0CR3)6.53 (211,
brs) (10位−〇C0NII、 )7.00(
21!+brs) (7位−NH,:]実施例1 l−1) 抗+y+I瘍性修飾免疫グロブリンの製造抗
うットAFP馬1gGiOOmpを溶解した。、+Mリ
ン酸緩衝液10 ml (pi47.0 )に1a−(
4−(N−サクシンイミンルオキシカルボニル)ブチリ
ル〕−7−アミノー9a−メトキシマイトサン(以下M
MCと称す) s、x 7m90) D M F溶液2
00 all ヲ加え、4℃に1夜放置して反応させた
。遠心してわずかの固体(沈澱)を除き(104咽×2
0分、4℃)、セファデックスG−25]α×40αC
O,01M 177酸緩衝液−0,14M NaC/
、 (pH7,0) )を通して低分子物質を除き、目
的物であるMMCを結合した抗体の溶液21.5mlを
得た。
4H,3) Cサクシンイミジル基〕3、zo(3H
+s) (9a位−0CR3)6.53 (211,
brs) (10位−〇C0NII、 )7.00(
21!+brs) (7位−NH,:]実施例1 l−1) 抗+y+I瘍性修飾免疫グロブリンの製造抗
うットAFP馬1gGiOOmpを溶解した。、+Mリ
ン酸緩衝液10 ml (pi47.0 )に1a−(
4−(N−サクシンイミンルオキシカルボニル)ブチリ
ル〕−7−アミノー9a−メトキシマイトサン(以下M
MCと称す) s、x 7m90) D M F溶液2
00 all ヲ加え、4℃に1夜放置して反応させた
。遠心してわずかの固体(沈澱)を除き(104咽×2
0分、4℃)、セファデックスG−25]α×40αC
O,01M 177酸緩衝液−0,14M NaC/
、 (pH7,0) )を通して低分子物質を除き、目
的物であるMMCを結合した抗体の溶液21.5mlを
得た。
M M C精舎抗体は、279 nmと363 nmに
それぞれタンパク質とマイトマイシンCのクロモホアに
由来する吸収極大を示したが、2つの波長の吸光度より
、タンパク?f iとマイトマ・1771片を定量した
。ただしマイトマイシンの分子吸光係数を23000と
し、279nmに−けるマイトマイシンCの吸光度は、
363 nrnでの極太値の4.0係としてタンパク質
の吸光度を補正した。その結果、タンパク質とマイ]・
マイノンCの濃度はそれぞれ、3.95 wr9/ml
、 70.1 lid/mlであり、rgcl、0モ
ルに結合したMMCは8.0モルであった。IgGの回
収量は85m?であったっ1−2) 修飾免疫グロブリ
ンのラット肝癌AH66細胞に対−4−る増殖阻止宿生
上記+−+)のごとく【2て得られた修ft:p免疫グ
ロ7リンの、標的細胞AH66に対する細胞毒性を倹S
すした。5X103個のAH66細胞を含む、lo%馬
血清を添加したイーグルMEM培tljl (pH7,
4)に被検サンプルを加えて全敏を1.0mlとし、3
7℃で48時間焙羞後、トリバンプルー染色法により生
細胞数を測定した。培養は3系列行ない、値はその平均
イーで示し、た。結果を第1表に示した。
それぞれタンパク質とマイトマイシンCのクロモホアに
由来する吸収極大を示したが、2つの波長の吸光度より
、タンパク?f iとマイトマ・1771片を定量した
。ただしマイトマイシンの分子吸光係数を23000と
し、279nmに−けるマイトマイシンCの吸光度は、
363 nrnでの極太値の4.0係としてタンパク質
の吸光度を補正した。その結果、タンパク質とマイ]・
マイノンCの濃度はそれぞれ、3.95 wr9/ml
、 70.1 lid/mlであり、rgcl、0モ
ルに結合したMMCは8.0モルであった。IgGの回
収量は85m?であったっ1−2) 修飾免疫グロブリ
ンのラット肝癌AH66細胞に対−4−る増殖阻止宿生
上記+−+)のごとく【2て得られた修ft:p免疫グ
ロ7リンの、標的細胞AH66に対する細胞毒性を倹S
すした。5X103個のAH66細胞を含む、lo%馬
血清を添加したイーグルMEM培tljl (pH7,
4)に被検サンプルを加えて全敏を1.0mlとし、3
7℃で48時間焙羞後、トリバンプルー染色法により生
細胞数を測定した。培養は3系列行ない、値はその平均
イーで示し、た。結果を第1表に示した。
第1表
第1表(つづぎ)
第1表から、本発明の修飾免疫グロフリン(47)は、
ラント肝癌AH66細胞に対し著しいn!1胞毒性を示
して(・ろことがわかる。
ラント肝癌AH66細胞に対し著しいn!1胞毒性を示
して(・ろことがわかる。
1−3) 修飾免疫グロブリンのラット肝癌AH66移
植ラットに対する治療効果 Donryurat (2001/ 、 3= 5
)の腹腔内にlXl0’個のAH66細胞を移植し、3
,5゜7.9.11日月に被験薬剤(免疫グロブリン及
びマイトマイシンC++tでそれぞれ2■及び3 !l
71g)を腹腔内投与した。ラットの平均生存【)数
、延命率を第2表に示す。
植ラットに対する治療効果 Donryurat (2001/ 、 3= 5
)の腹腔内にlXl0’個のAH66細胞を移植し、3
,5゜7.9.11日月に被験薬剤(免疫グロブリン及
びマイトマイシンC++tでそれぞれ2■及び3 !l
71g)を腹腔内投与した。ラットの平均生存【)数
、延命率を第2表に示す。
第2表から、本発明の修飾免疫グロブリン(/1gB)
は、ラット肝癌A H667Jl胞移植う゛ントに対し
て著しい治療効果を示していること力2わかる。
は、ラット肝癌A H667Jl胞移植う゛ントに対し
て著しい治療効果を示していること力2わかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1一般式(II で表わされる抗腫瘍性修飾免疫グロブリン。 2 式(1〕において、Rが炭素数2〜7のフルキンン
基を表わす特許請求の範囲第1項記載の抗1111i瘍
性修飾免疫グロブリン。 3 式(I)において、Rがトリメチレン基を表わす、
特許請求の範囲第1項または第2項記載の抗腫瘍性修飾
免疫グロブリン。 4一般式(IT) で表わされるマイトマイシンC誘導体を、免疫グロブリ
ンまたはそのフラグメントと反応せしめることを特徴と
する、一般式CI)ll−20の整数を表わす。
1で表わされる抗腫瘍性修飾免疫グロブリンの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180383A JPS59227828A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | 抗腫瘍性修飾免疫グロブリン及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10180383A JPS59227828A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | 抗腫瘍性修飾免疫グロブリン及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59227828A true JPS59227828A (ja) | 1984-12-21 |
Family
ID=14310294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10180383A Pending JPS59227828A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | 抗腫瘍性修飾免疫グロブリン及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59227828A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6067434A (ja) * | 1983-09-24 | 1985-04-17 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 抗腫瘍剤 |
-
1983
- 1983-06-09 JP JP10180383A patent/JPS59227828A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6067434A (ja) * | 1983-09-24 | 1985-04-17 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 抗腫瘍剤 |
JPH0585532B2 (ja) * | 1983-09-24 | 1993-12-07 | Mitsubishi Chem Ind |
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